Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2008年05月の日記

いよいよマズイ (2008.05.31)

目覚めると。腰の状態はさらに悪化。なにかを掴まらないと歩けん。仰向けで超スローのストレッチを30分やって少し痛みがやわらぐ。そのまま外へ出て、近所をウォーキング。最初の10分は激痛との闘い。その後、調子が出てきたので比治山に登ってみる。これを、最初の痛みが出た先週金曜日の段階でやっていたなら、絶対にここまでヒドくなってはいなかっただろう。しょっちゅう腰を痛めているわけではないので、喉元過ぎればなんとやら、毎度教訓が生かされておりませんな。

とはいえ明日は、障がい者施設「きつつき作業所」のイベントにFarEastLoungeで出演が決まっている。持ち時間の30分、できる限りのことはやらにゃいかん。で、夕方、ひぃひぃ言いながらチャリで喫茶こばやしへ出向き、ひとりリハ。結果、今日の状態でもスタンディング(文字通り直立不動「東海林太郎」スタイルではあるが)で10曲程度はいつもと遜色なく歌えることがわかりちょっと安心。。
リハ終了後、オフクロが病院で処方されたらしい腰や膝の痛みに効くという飲み薬を分けてくれる。これを飲み、今日は早く寝て、明日ライブ会場入りの前に、1時間程度ウォーキングをやってみるべし。
さらに悪化 (2008.05.30)

午前中ラジオ。
いつものことであるが、1時間45分の生番組なんて、あっと言う間。しかし、まねかざるアクシデントは番組終了と同時にやってきた。固いイスが災いしてか、腰が完全にイッたようなのだ。TOCO嬢やメグちゃんに気付かれると恥ずかしいので、懸命に大丈夫なフリをしてスタジオから退却。っつーか、歩けるぐらいだから最悪の「レベル5」ではないな、などと自分を励ましながらチャリを漕ぎ、そのまんま我が家向かいの整骨院へ。
「ありゃ〜、『くの字』になっちゃいましたねぇ」
と、先生。本日は電気治療、マッサージのあとに背骨に縦に添ってテープングもしてもらう。「くの字」になるのは、骨がどうにかなったわけではなく、腰の痛みを和らげようとする筋力信号の誤作動によるものらしい。
「昨日、ウチに来られたあとに、無理をなさったんじゃないですか?」
図星でございます。我慢できんかったとです。今日はもう絶対に大人しくします。
そして整骨院 (2008.05.29)

午前中、向かいの整骨院へ。
「さほどヒドい状態じゃないですね。前回は、体が『くの字』に曲がってましたもん」
と先生。普段どんなに鍛えていようが、不自然姿勢を長時間強いられる執筆業を続けるかぎり、突発的な腰痛とは縁が切れないのだろう。上手にお付き合いするしかない。

午後より通常執筆業務。
途中、「メチャクチャに体動かしたい!」という強い欲求が幾度となく沸き上がるが、なんとかなだめすかす。あと2、3日で腰は完治するはず。
腰の経過、、、超ユニット、、、 (2008.05.28)

先週末に痛めた腰の具合がパッとせぬ。ギックリまでいってないのがせめてもの救いか。明日も同じようなら、向かいの整骨院へ行ってみませう、そうしませう。

午後イチ、某映像プロダクションにてCMナレ録り。格闘家でもあり毎日15kmのランを欠かさないオペレーターのH氏から「腰が調子悪いのは走り込みが足らんけぇですよ」と指摘される。ごもっとも。どんなに筋トレや呼吸器系強化メソッドが充実していようとも、走ったり歩いたりは、人間の基本。おろそかにしちゃあいけんのです。はい、明日から走ることにしませう、そうしませう。

夜、ちゅーぴー梶山にデンワしたついでに気になっていた事を訊く。
「おい、今度のライブじゃけど、そこは屋根があるところか?」
「知らん」
「どういうカンジでやりゃエエんかの?」
「さぁて」
「スタート時間とかは?」
「聞いとらん」
このやりとりを誰かが横で聞いていても、数日後に自分達の出演するライブのことを語っているバンドメンバー同士とはとうてい信じないであろう(笑)。
というわけで、どうやら俺たちFarEastLoungeは、今度の日曜日、市内のどこかで開かれるイベントに出演するらしい。っつーか、大丈夫かい。わはははは。
イチから出直し (2008.05.27)

午前中、実家にて、D建築家と二世帯新居プロジェクトの打ち合わせ。先々週に見積もりが出て、それがウチが提示していた予算を非常識にオーバーしていたことは日報に書いた通りだが、結局、D氏から再提出された本日の修正案も、その差額(ハッキリ言うけどね上限額を4000万円オーバーしてるんだよ。これだけでもう一軒建つじゃんよ)をほとんど解消できておらず、このプラン自体をどうイジったところで意味がないことだけが鮮明となった。
物価の高騰はある程度理解できる。が、基本プランがあがってから丸一年(07年5月12日の日報参照)も経ってるんだし、両親に至っては引っ越しの準備も大半済ませ、最後の最後でこれである。せめて途中で数字がどうなってんのか、少しでもわかれば軌道補正できたのではなかろうか。「はい残念でしたハズレです」と言われたような気分。どっちにしろ、我が一族は一億ウン千万の豪邸なんぞ望んでもいないしカネもない。というわけでイチから出直しですな。早速対応策を検討したい。俺の下半期の業務展開も大幅な見直しを迫られるだろう。っつーか、そんなことより一年間、いつものように俺を全面的に信用し、ニコニコとまかせてくれた両親に申し訳ない気持ちで一杯。俺の一年と、年寄りである彼らの一年は、その重みがまるで違うのだからね。
治療経過、、、マンネリとワンパターン、、、 (2008.05.26)

午前中、近所のI耳鼻咽喉科へ。この一週間、こちらのセンセが予測した通りの治療経過となり、本日ほぼ終息。抗生物質など5種類の投薬も2つに減る。しかし、クスリっつーのは胸焼けとか体のダルさとか、副作用も大きいね。腰の不調も無関係ではないかも。やれやれじゃわいの。

午後より、通常の執筆業務。今日、手がければいいレギュラー案件はこの一つだけで、文章量も多くはないが、いつものように深度たっぷりに潜行。俺としてはマンネリが一番イヤだ。「ワンパターン」はまだいい。それはスタイルだと思うから。一方のマンネリは不感症への入口。感じなくなったらアウトでせう。
ひもすがら腰砕け (2008.05.25)

このところ比較的調子良かったのだが、昨日朝から腰がどうにもいかん。やはり低気圧の影響をモロに受けるようである。セガレの幼稚園横の教会で開催された父兄参加の初ミサをキャンセルし、道場にも行けず、悶々と家で過ごして一夜明け、雨雲が去った本日もさほど変化なし。アマゾンから届いたばかりのCD「いなかっぺ大将/大ちゃん数え歌」を聴いても歌っても気分は冴えませぬ。

夕方、だんだんとハラがたってきて、文字通り「重い腰」をあげ、気晴らしに映画でもと、長時間座っても疲れないゴージャスシートが自慢のシネツインで「靖国」を見る。懸念された右翼団体による映画館前の抗議行動はなく、高齢者を中心に満員御礼。で、内容はといえば俺には新しい情報などほとんど含まれていないドキュメンタリーだった。というか、1人の在日外国人監督の側から<靖国>に向けられるさまざまな視点の一部を垣間見せただけだ。これはこれで意味があるかもしれんけど、まったくフツーで拍子抜け。腰が痛ぇと、コメントも辛口になるよな。これより「チベット・チベット」を広島で見てみたい。っつーか、はよ帰ってビールでも飲んで寝るわ、ゴメン(笑)。
続・「農」と言える日本 (2008.05.24)

近い将来、俺は「農」を基準にした自給自足に近いライフスタイルを夢想している。世界的にも環境問題への関心がかつてないほどの高まりを見せているが、温暖化をくい止める有効な手だては、どう考えても無い。もう完全に手遅れだ。かといって悲観するのではなく、加速する温暖化に適合した新しい暮らし方を前向きに検討すべき段階と思う。ITやインターネットなどのハイテクと、化石燃料に頼らない動力や製造、そして高い生産性を重視しないマイペースで安全な農を融合させる。また、激しい気候変動や予測できない災害に対応すべく、住居はトレーラーハウスのような可動式がいい。某季刊誌の企画編集執筆に携わっているうち、取材や情報収集の過程で、これまでにない農のあり方を模索している人々の何人かと知り合いになれた。彼らが水先案内人になってくれる可能性もあるかも。
秘密のスープ、、、次なる啓示、、、 (2008.05.23)

消化器ガンの権威である島村善行医師の推奨する特製野菜スープをオタマがレシピ本を見ながら作ってくれた。「味はほとんどないよ」ということで、たしかに限りなく白湯に近い感じだが、不思議なことにこれまで人生で口にしたどんなスープよりサイコ〜〜〜〜〜〜に美味なり。実はこのスープは末期癌を宣告された義父が闘病中に飲みはじめたもので、「もって数ヶ月」が2年半も延命できたことにも関与している気がする。
もともと「マクロビオティック」と呼ばれる食事療法の一部として考案されたものらしいが、高血圧、アトピー、ぜんそく、胃炎などにも効果が期待できるようである(治る、とは明言していないので念のため)。っつーかズバリ言えば、メタボ対策で注目されているようで、ようやっとダイエットする気になったオタマが自分が飲むついでに作ってくれただけなのだが(笑)。でも、気に入ったので俺も続けることにしよう。飲んだ瞬間から体の全器官が喜んでいるのがマジでわかるのだ。

本日夜、この2カ月間、粉骨砕身で没入してきた一つの案件が入稿までこぎ着けた。クライアントが望んだ以上のレベルには充分到達していると思うし、取材時ではリスクをおかして矢面に立つシーンもあったが、1カ月後にはこれを超えようとフントーするのだろう。一回一回、出し惜しみはしない。すべてを出し切ってカラにしてしまわねば、次なる啓示を呼び込めないのだ。ゆだねてみるさ、どこまでも。ア〜コリャコリャ。
隣のプロ野球選手、、、横綱の風格、、、 (2008.05.22)

昼過ぎ、幼稚園バスのお迎えに行って来たオタマがコーフンして言うには、なんと、セガレの同じ組にいる男の子Kクンのオトーサンが、カープの某投手なんじゃげな。しかも自宅はウチから徒歩1分。プライバシーに関わるので詳しくは書かないが、いい意味で異色の経歴を持つ人で、3年間サラリーマン生活をしてカープにテスト入団した往年の名投手、大野豊さん(出雲信用組合の出身じゃけぇ。笑)にも通じる部分がある。ちょっと前、俺が幼稚園バスを迎えに行った時、一度軽く挨拶しているが「やけにでかいオトーサン(185cm)がおるのう」と思っただけで、まさかカープのピッチャーとは。これは応援せずにはおれんな(笑)。FMちゅーピーで担当しているカープコーナー「コイの手ほどき」でも別格で扱うこととする。

大相撲もいよいよ大詰め。琴欧洲の今場所の強さはホンモノ。白鵬のサイドにあっさり回り込んでからは怒濤の攻めで、天晴の12連勝。カド番だったのが嘘のよう。
それにしても、横綱や大関が下位の者に対して張り差しなんか姑息な手を使うんじゃねぇっつーの。朝青龍は今場所ほとんど張り差しばっかだろうが。少々ヒールであっても強さの魅力は損なわれんが、こうも陰湿な取り口ではシラケるね。じゃけぇ今日も負けたのよ。自業自得よーの。と、久々のちょっと辛口コメント。
周南取材 (2008.05.21)

昨日のI耳鼻咽喉科の処置が早くも効いたようで、空咳が5分の1程度に収まってきた。
というわけで、山口は周南にある某企業の支店取材にTデザイナーと元気よく出発。しかし、毎度思うのだが、西日本各地に拠点を持つこの企業の受付嬢はどちらも美女ぞろい。本日もまた類いにもれず。どうも、ありがとう(誰に言うとんじゃ?)。
予言医者 (2008.05.20)

20代半ば頃から、毎年春先と秋口は、ケホケホと空咳が一カ月以上続くことがある。しかし、今年のヤツはしつこいうえ、オタマやセガレにも同様の症状が出た。折しも「百日咳」が広島で蔓延しているということもあり、昨日二人が検診にいったところ、シロ。ただの風邪でした。俺もさすがにしんどくなって近所のI耳鼻咽喉科へ。やはり百日咳じゃなく、鼻の奥が炎症を起こしており、その影響で咳が出ているとのこと。ここの先生が信用できるのは、何日後に症状がこう変わるからその時点で次はこのような処置をします、というふうに具体的に予言し、たいていそのように治るからだ。

午後、実家にD建築家を招いて、新居プロジェクトのミーティング。数日後、ひとつの大きな決断をせねばならんようだ。
奏法の工夫 (2008.05.19)

粛々と執筆業務。
その合間にハイビスカスの手入れや、新曲の手直し。

夜、喫茶こばやしスタジオにて歌い込み&独り稽古。
歌い込みでは、最近、ウクレレを100Wのアコースティックギター用アンプで出している。マイク取りならフツーに弾いても問題ないが、俺のウクレレ「コベイション」はライブの場合、ライン以外考えられん。ならば繋いだ状態で常日頃からタッチの加減などエレクトリック・ウクレレの特性を生かす奏法を工夫しておくべきと思い至った次第。その成果はすぐにあり、ストローク、アルペジオともに改良を加えた。これで表現のレンジが広がること間違いなし! っつーか、気付くのが遅いっての。
ウエイトアップ、、、柳のスゴさ、、、 (2008.05.18)

軽いダンベルを使う以外のウエイトトレーニングを排し、ヨガ式の筋トレに切り替えて数年。最近また肩や腕がムッチリと厚みを増してきたなと思って昨夜、久しぶりに体重を計ってみると66.8kg。これまでの最高が15年くらい前の65kgで、通常は63〜64kgあたりだが、体は不思議と軽く感じるし、腹回りは30年サイズに変化なし。

昼前、セガレを連れ、現代美術館で開催されている柳宗理の特別展を見に行く。柳といえば、いまだにベストセラーである「バタフライ・スツール」で有名。っつーか、俺も食器や家具くらいしか知らなかったけど、高速道路の料金所や防音壁、トンネル入口なんかもデザインしているんだね。見た目の面白さを狙いながら、実用性から離れていないところがスゴイ。

夜は某クライアントと飲み会。新しく就任した部長さんのハナシがかなり面白く、聞き役に徹して泡盛をグイグイやってると、酔いが回り、家に帰り着いてからの記憶がミッシング。はは。
落差甚大 (2008.05.17)

建築業数社が出してきた見積もりをD建築家が持ってきた。数字を見てあやうく卒倒しかける。どちらさまも物価高騰の影響をモロにくらってらっしゃるようで、予想していた金額との落差甚大。これはもう、プラン自体を大幅に再検討する必要あり。必然的に工期もズレるので、業務の新プロジェクトも変更を余儀なくされるわいの。

うまくいかんときは重なるもんで仕事でもトラブル発生。俺のエラーではないけれど、傷口が広がらんように落ち着いていかねば。っつーか、お祓いでもしますかね(笑)。
寝坊の恐怖 (2008.05.16)

午前中ラジオ。
木曜日にtoco嬢の相方をしている岡Tは、なんと昨日のオンエアに寝坊して遅刻したらしい。がはは!っつーか、俺も笑っている場合じゃなく、何度かアブナいことがあった。曜日の感覚が欠落しているから今後も油断ならんです。

午後より、通常業務。ヤマを越えたので、のんびりペース。デンワの打ち合わせでもギャグを飛ばす余裕が戻って来た(笑)。
リアルさ、、、報道のこわさ、、、 (2008.05.15)

通常の執筆業務の合間に、某環境月刊誌の表紙イラスト描き。このシリーズを開始するにあたり、そもそも生き物を鉛筆で描くとはどういうことなのかよくわからず、そのテの専門書を2冊ほど購入。とはいえ、描き方の手順やコツが紹介してあるわけではなく、完成したイラストが延々と掲載したあるだけ。たしかに鉛筆の運びはそれでいくらか勉強にはなったけど、ほとんど手探り状態のまま描き始めて早3年。正直言って、その時買った専門書のイラストより、今の俺の方が上手いと思う(笑)。実際のフィールドで、それや野生動物や昆虫と向き合って来た経験が、リアルな表現に結びついている気がする。っつーか、俺の場合、音楽も「リアルさ」だけでしか勝負できないのかも。テクニックとか、哀しいほどにないよねぇホンマ(笑)。

昨日の夜のNHKローカルニュースで、17年来の知人が薬事法の疑いで逮捕されたのを知った。今日、いろいろと調べてみたのだが、彼を訴えた神奈川在住の某女性との一悶着の詳細はわからぬまでも、基本的にシロではないかと思う。というか、そうあって欲しい。マスコミというのは、げにおそろしいわい。気に入らんのは、彼がこのビジネスを立ち上げてからの5年間、事業がすべてイカサマで不正に利益を上げていたかのような報道をしていることだ。警察発表をそのまま公表しただけのことかもしれんが、これは完全に事実と反する。状況如何では、彼のために証言に立つ必要を感じている。商品そのものに問題があるわけでなくセールストークが薬事法に抵触していたというが、誰に対しても謙虚で、いつも慎重な言い回しをする彼が、そんなこと(どんなことかはここにはまだ書けない)を軽々しく口にするとはとうてい思えんのだ。
小さな命 (2008.05.14)

終日、通常執筆。
昼、近所の馴染みのラーメン屋に行ったところ、店の向かいの街路樹の下に、しゃがみ込んで地面を見つめている1人の若い女性。視線の先には、モスグリーンの体毛に包まれた野鳥のヒナがちょこんと座り込んでいる。色からしてウグイスか? 街路樹の巣から落ちたのだろうが、たぶん5メートル以上はあるから、普通の梯子だと巣に戻す事も出来ん。それに体が軽いヒナでも下が固い舗装路では、衝撃で骨折か内臓破裂を起こしている可能性が高い。
俺は子供の頃から、傷ついた野鳥を拾って看病したことが何度もある。そしてその半分を死なせ、あとの半分を無事、空に戻してやった。もちろん今日もそうしようかと一瞬思ったが、出しゃばらず彼女に任せてみることにし、そのまま黙ってラーメン屋に。もし、店を出て、ヒナがそのまま放置してあったらその時は俺の出番だと。
結局、ヒナは彼女に保護されたようである。おそらく、ヒナは助からないだろうが、なにか大切なものを彼女の心に灯してくれると思う。
田園ではしゃぐ中年2人 (2008.05.13)

午前中、とある建造物の撮影取材の立ち会いで倉橋島方面へ出かける予定だったが、AM9時の時点で雨が激しく降っていたので中止を決断しクライアントにも連絡。と、雨が小降りになったかなと思ったらたちまち晴れ間が広がり、カメラマンA氏と予定より1時間遅れで出発。とはいえ、またすぐ天気が崩れそうな気配ゆえ片道1時間以上かかる倉橋はヤメにして、同種の建造物が数多く散在する近場の馬木方面へ。目指す場所へ到着し、田んぼの中をあっちこっちとロケハンをしていると農道脇の果樹園から「ゲゲーン!」という聞き覚えのあるスルドい鳴き声。
「Aさん、すぐそばにキジが居ますよ!」
「ええっ、今の声がキジ?!」
とっさに身を屈め、声の方向を見やると、10m先の草むらに今までお目にかかったことのないほど丸々と肥え太ったオスキジ発見。狩猟免許&猟銃所持許可証を持っていた3年前なら、躊躇することなく撃っていただろう(笑)。いや、狩猟区でも狩猟期でもないけれど、この距離なら絶対はずさない自信がある。不思議なもんで、カモもキジも、自分が銃をぶっ放されるキケンのない場所や期間を心得ている。猟期が始まった途端、それまでたくさん居た池から一羽残らず姿を消すこともある。彼らはかなり頭がいい。そんなわけで今日のキジくんも俺を見ても「ふん!」とシカトし、余裕モードで日向ぼっこ。ちくしょう、ホンマに美味そうなやっちゃのう(笑)。
おっと、水を張られ「田植えカモン!」状態の田んぼにはユラユラ気持ちよさげに泳ぐいくつもの黒い物体が。
「Aさん、あそこにイモリが」
「あ、ほんとだ」
本来の目的を忘れ、キジやらイモリに夢中でシャッター切りまくるAカメラマン(笑)。俺も我慢できず、田んぼに手を突っ込んでイモリをキャッチ。あたたかい田んぼの水と泥のヌルッとした感触。手の平の上で体をくねらすイモリくん。ああ、童心に還れるぞよ。やはり初夏の田園はイイ! 
次回はアミとカゴを持ってきましょう。
っつーか、ボクたちナニしてんでちょね?
闘いの日々 (2008.05.12)

終日、粛々と業務。デンワやメールでもあっちやこっちと打ち合わせ。
「はい、次の問題です、、、*****の答えはなんでしょう」
「ええと、、、%$#*!」
「残念でした〜、ハズレです」
というようなカンジの、なんだか容量の得ない探り合い多し。なんとかこの難局を乗り切り、クライアントに期待以上のものを納品したいと思う。

息抜きに、ハイビスカスその他の鉢植えにつくアブラムシの駆除。といっても、殺虫剤の類いは使用せず、虫眼鏡を片手に、葉っぱを一枚ずつチェックし、見つけたら人間用の歯間ブラシでからめとるという手間のかかる方法をチョイス。けっこう達成感があり、ハマってます(笑)。多い時は日に2、3回やるのだが、数時間で新参者が現れるので気が抜けぬ。っつーか、俺はナニと闘っているんでせうね?
迫り来るもの (2008.05.11)

3月にコンタクトレンズの度数を上げてからというもの、新聞とか文庫本などの文字は大丈夫なのだが、鉛筆でイラストを描くとき、微細なラインが見えなくなった。先日、レギュラーで担当している某環境環境月刊誌の表紙イラスト以外にもオファーがあったので、遂に、ハンドフリーのヘッドバンド式ルーペを購入す。4200円なり。こうやって人は少しずつトシをくっていくのである。あーこりゃこりゃ。
ヨガ第二段階 (2008.05.10)

オンとオフのメリハリがあれば適度に気分転換も出来るのかもしれんが、のべつスイッチ入りまくりの約二カ月。さすがに疲れてサノヨイヨイ。それでも、読者諸兄には話半分として聞いていただきたいことがある。心体育道の身体強化メソッドに含まれているハタヨガがきっかけでヨガの深淵を覗き込んで約10年。独自に取り入れたクンダリーニヨガの一角である「火の呼吸」などあれこれ研究しているうちに、「これは効く」と思えるポーズとその組み合わせがちょっとわかってきた。なかでも、脳の活動を飛躍的に高めるものに関しては、2カ月間、毎日朝晩実践し、効果歴然と断言できる。これのおかげで執筆の能率があがり、パニくるのを最小限に抑えられたと思うし、ここんとこ、今まで感じたことのない妙なセンサーが作動しつつあるかもしれんのだ。俺のことだから、多分に勘違いのセンも否めないけど、今後を見守りたい(っつーか、誰に言うとうんスか?)。

午後、仕事に出たオタマに代わってセガレの子守り。うまいこと寝てくれたので、部屋の掃除。モノはできるだけ買わんようにしているのにゴミばっかどんどん増えていくのが毎度不思議っすね。
順応 (2008.05.09)

午前中ラジオ。カープのコーナー「コイの手ほどき」には、中国新聞のカープ番記者が日替わりでデンワ出演してくれるのだが、本日はH記者がスタジオに遊びに来てくれた。やはり顔を見ながらだと、ツッコミやすい(笑)。
放送終了後、近くの某企業をカメラマンA氏とともに訪問取材。某季刊誌の仕事、あと2Pで一応フィニッシュ。終わり良ければすべてヨシ、っつーことで来週半ばあたりまでもう一踏ん張り。

昼前にオフィス(自分ちだよ)に帰り、メシ食ったら強烈な睡魔。10分ほど仮眠するつもりでマイ野戦ベッドに横になったら、1時間半も爆睡してしまった。3月あたりからロクに寝てない日が続いていたのもあるが、こんな爽やかな陽気の中で寝るのはサイコーにエエ気持ちでちゅね。
その後、執筆業務や、デンワで打ち合わせ&資料の手配あれやこれや。夕方には新規のオファーも。有り難いことに、そう簡単にはヒマにはならぬ。

夜は喫茶こばやしスタジオにて歌い込み&独り稽古。新曲「はてのうるまの子守唄」、3日間トータル100回近い歌い込みで、ようやっと熟れてきた。執筆業務においても時間が許すかぎり俺は何度も推敲する。歌はさらにナマモノに近く、「できた」と思っても何年かして書き直したり、その時の気分で歌詞もメロディも勝手に変えてしまう。永遠に完成しないのが俺の音楽だ。
独り稽古は、またしても普段着で。こっちも3日目にして慣れてきた。足元がウォーターモカシンでは相変わらず滑るが、足裏のグリップ力に頼らずとも、中心線を意識したとたん、スッと重心が落ち着き格段に動きが良くなったではないか。やっぱり心体育道はようできとる。これがほかの格闘技ならここまで順応できないだろう。っつーか、ウォーターモカシンが強い踏み込みのせいで裂けちまったぜい。さすがスポーツオーソリティーで999円で買っただけのことはある。
早朝評価、、、普段着稽古2、、、 (2008.05.08)

起床してすぐ、昨日作ったばかりの新曲をICレコーダーで聴き直してみる。意識が曖昧模糊としているこの時間帯なら自分の作品にも客観的評価が下せるのだ。で、今年一番の傑作と思った(笑)。しかし、喜ぶのは早い。ライブにかけてみんと。っつーか、ええかげんライブやらにゃ。

夜、喫茶こばやしスタジオにて歌い込み&独り稽古。
稽古はふたたび普段着で。いやぁ、勉強になるわ。今回は履いていたスニーカー(シーカヤックでも使えるウォーターモカシン)が、埃の浮いた樹脂製の床ではすべりまくり、一つひとつのワザがきまらない。某伝統派空手の総帥N氏は格闘技雑誌のインタビューを受けた際、記者からいきなり試し割りリクエストを受け、スリッパを履いたまんま、手刀で太いタル木をまっぷたつにしたという。どのような状況でも瞬時に力を出し切れるようになれにゃ。というか、この稽古は面白い。
はてのうるま (2008.05.07)

予想通り、GW明けはトラブル続出。それをいちいち書き連ねると、「ワシラのことかい!」と立腹される方もいらっしゃると思うので、秘す(笑)。いや、誰が悪いというようなことでは全然ないのじゃが、さすがに俺もキレそうになり、気を鎮めるためにウクレレを弾いてるとたちまち一曲降りてきた。
モチーフとなったのは、日本最南端の有人島「波照間島」。最果てある珊瑚礁に囲まれた島、という意味の「果てのウルマ」が「はてるま」になったそうなのだが、音楽をはじめとする芸能が盛んなほか、南十字星が好条件で観測できることでも有名。できれば年内に訪ねてみたいと思っている。っつーことで、新曲のタイトルは「はてのうるまの祈り歌」。近日発表、なのか?!
生ラムジィ、、、普段着稽古、、、 (2008.05.06)

本日より業務復帰、のはずだったが、オタマとセガレにせがまれて、マリーナホップへ。経営状態が悪いとは聞いていたけど、なるほど4分の1程度も空き店舗がある。今日のように休日は賑わっても、平日がシンドイのだろう。
3時間ほどそこで過ごし、帰りにカーラジオを付けると、音楽の友であるラムジィの声。世界でも珍しいチャップマン・スティックの奏者としてHFMの某番組に生出演中であった。さて、十数分後、HFMの前を通ると、今度は楽器を背負った生ラムジィがチャリで歩道を走っているではないか。
「おーい、ラムジィ! さっきまでアンタのラジオ聴きよったんでぇ!」
俺の声に気付き「だはは!」と手を振るラムジィ。
ホンマ、つくづく広島狭いのう(笑)。

夜は喫茶こばやしスタジオで歌い込み&独り稽古。ノドのコンディションは良くなかったが、徐々に回復。俺の場合、絶叫すればひとまず調子が戻るようだ。
独り稽古では、道着は着ず、あえて普段着+スニーカーのままで1時間半やってみる。ものすごい違和感あり動きがギクシャク。でも廣原先生のおっしゃるように、これこそ実戦を想定した稽古だと思う。いや、得るもの大きいス。
それぞれの理由 (2008.05.05)

風邪、ほぼ回復。昼からは陽も射したりして、これならシーカヤックに出かけられたのにのう。昨日早々と中止決定したのが悔やまれる。

「アルコールを口にしたら、絶対歌わない」という俺が長年遵守してきたレギュレーションに関し、最近数人から意義申し立てがあった(笑)。それを言う人間からして、かなり酔っている場合が多いので、やんわり受け流すことにしているが、「気取りやがって」と思われたかもしれん。俺の場合、飲むと極端に声が出にくくなるし、コントロールも効かなくなる。シンガーの端くれとして、これは恥ずべき状態だし、いかに気心知れた仲間の前であっても、そのレベルに慣れるのはよくない。だいたいチューニングの狂った楽器を誰が喜ぶと思う? 全然ハッピーじゃありませんからね。
もちろん他人が飲んでやる分には別に構わん。ちょっと前、「OTIS!」で見てカンドーした新良幸人など、沖縄のミュージシャンがたいていそうであるように彼も最初から飲みっぱなしだったが、飲むほどに酔うほどに歌声はしっとりと艶を増し、ほれぼれと聴き入ったものだ。
毎日1時間以上の歌い込みや、その他の日課であるヨガやら筋トレも半分は「少しでもまともな声を出す」ために自ら実践していること。そんなわけで俺の体質を考え、今後も飲んで歌うことはしない。野外イベントなどでも自分の出番が終了するまでビールを我慢するのも、これはこれで相当な忍耐を要するのだ。そういうわけだから皆の衆、しつこく絡むのはこらえてくれよん(笑)。
わからん家族、、、ガレージパーティー、、、 (2008.05.04)

午前中、家族にオヤジ、オフクロ、K氏も交え、ぞろぞろとフラワーフェスティバル(通称FF)へ。オヤジの古い友人でカメラが趣味のK氏が撮ったセガレの写真が、花車に貼られているということで観に行った次第。このイベントの意味がまったく見出せぬまま三十ウン年。広島という街はつくづくわからんところがあるが、人が楽しんでいるものをこきおろすのはヤボである。っつーことでオヤジの提案に従い、某新聞社が出しているブースで「家族写真をそのままウチワに」なるサービスを利用(笑)。過剰に飾られた花をバックにハイ、ポーズ。はたして10分後に出来上がったブツは南米か東南アジアに住んでいそうな国籍不明の「わからん家族」であった。

夕方近く、久保直樹からデンワで呼び出され、東雲で自動車修理工場を経営しているアザー氏(日本人です)宅のパーティーに参加。食欲がないので、ビールをチビチビやっているうちに一人減り二人減り、結局お開きまで居座る。まぁこういう休日も悪くない。
アンカー (2008.05.03)

久しぶりに8時間、たっぷり熟睡。が、目覚めたら、声がガラガラ。セガレ>オタマ>俺という、風邪のバトン、いよいよアンカーで登場と相成った。唾を飲み込む度に鈍痛。扁桃腺が腫れているようだ。GWに風邪引いたのは生涯初。というわけで終日どんより過ごす。
FMちゅーピー、、、PDF、、、 (2008.05.02)

午前中ラジオ。昨日5月1日をもって我らが「FM Pステーション」は「FMちゅーピー」に名称変更。これがイイか悪いかはリスナーに判断をゆだねましょう。ひひひ。

放送終了後、すぐ近くの某デザインプロダクションに寄って打ち合わせ。これで一応、GW前納品の案件は無事落着。あとはGW明けにいくつか原稿を渡せばよろしい。問題は、それにいつ手をつけるかだ(笑)。

それでもなんとか一日はシーカヤックで海に出たい。しかも先月中学校にあがったばかりの甥っ子、直樹を連れて。というわけでヤツ用のPFD(パーソナル・フローティング・ディバイスの略で簡単にいえばライフジャケット)を買いに大野にある馴染みのカヤックショップ「パドルパーク」へ。6千円と意外に安かったので、俺も10年ぶりに新調す。
祝・難関突破 (2008.05.01)

朝っぱらからカイチョーに執筆業務。遂に一歩も家を出ることなく、カープの巨人戦終了とともに本日締め切り分の原稿を無事アップ。マジで右腕がシビレた。さぁこれで最大の山場をクリアしたど。連休中もちょこっとだけ頑張れば、あとはかなりヒマになるかも(笑)。

旅するブルーズマン、ブギータイゾウ君より素敵なポストカードが届いた。今彼はイタリアはベネツィアにいるようだ。ほんま、風のようなやっちゃのう(笑)。次に会ったとき、どんな歌を聴かせてくれるか楽しみ。
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