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2009年03月の日記

地方の底ぢから (2009.03.31)

滋賀遠征から帰ったばかりというのに、本日は岡山県井原市に取材出張。
訪ねた某企業は、侮るなかれ、某エレクトロニクスの分野において世界一のグレードを誇る知る人ぞ知るTR(トップランナー)なり。なにしろ、あの****の心臓部もここで作られているのだ(秘匿義務があるゆえ公表出来ませぬが、驚くぜマジで)。
こういう企業の存在を知ると、ホンマ「地方力」の確かさを再認識させられる。別に、大都市である必要はないぜ、ビジネスもクリエイティブも。っつーか、これからどんどん、地方の重要度が増していくと、俺は断言する。もちろんそれは、いい兆候に決まっているダスよ。地方人よ、胸を張れ!と、一地方人、いや、「痴ほう人」は思うのである。サノヨイヨイ!
伊吹おろしに心洗われ、、、「正確無比」のはずが、、、 (2009.03.30)

夕方、オタマ&セガレ、オタマのオフクロさんと新幹線で広島に帰還す。先週土曜日から琵琶湖畔の古都「米原」を拠点に、2泊3日の行程で実施されたセレモニーは、オタマの親族のきわめてプライベートなものゆえ、ここに記す事はヤメておく。ただ、先様の最大級のホスピタリティに心より感謝申しあげたい。ほんと、ここまで最初から最後までお世話ンなりっぱなしというのは、初めての体験かも。マジで頭が上がりませぬ。琵琶湖をド〜ンとダイナミックに吹き抜ける男っぽい「伊吹おろし」にも魂が洗われたです。まだまだニッポン広いよの。

さて、今回の旅の相棒として選んだ腕時計は所有する6コのうち唯一の電波ソーラー「シチズン・プロマスター」であるが、電池も必要ないうえ、一日2回、自動的に時刻を修正するタフネス&正確無比であるはずのこの時計の狂いに気付いたのは先週のラジオ生放送時のこと。局の電波時計と比べて、ピッタリ3秒の遅れがあったのだ。ちなみに、電波の受信レベルをチェックするボタンを押してみると、正規のレベルチェックポイントよりも外れた位置で秒針がストップ。これが、見事に3秒分。つまり、秒針自体が3秒ズレているわけだ。そこで夕方、これを買ったデオデオにデンワしてみたところ、
「そういうトラブルは、ごくたまに発生します。もちろん無料で修理させていただきます」
とのこと。強い電磁波や衝撃を受けると、こうなることがあるそうな。それにしても「ごくたまに」のトラブルが、俺はかなり多すぎるような気が(笑)。
滋賀県といえば (2009.03.27)

午前中、ラジオ。

午後より某季刊誌の取材交渉。フントーの甲斐あって、夕方には今企画ほとんどの取材準備が終了。これで週明けからイッキに取材へ没入するための突撃体勢が整った。来月前半ですべての原稿をアップする予定。

さて、明日から月曜までの三日間、滋賀県へプチ旅行。「米原」なる場所を拠点に、この度めでたく籍を入れることになった某親族の案内で琵琶湖周辺を巡るのだとか。他人事のように言ってるのは、自ら企画したものではないからだが、これはこれで楽しみである。滋賀県なんて約30年前に高校の修学旅行で「かすった」程度。いまだに「ビワコオオナマズ」「ひこにゃん」くらいしか思い浮かばないんだから(笑)。
っつーことで、旅の間のアレヤコレヤはまた後日、当日報にアップします。
花冷えスチャラカ、、、オーロラ、、、7年目の結婚指輪、、、 (2009.03.26)

午前中、各方面からデンワで立て続けにやっかいな知らせがもたらされる。
たとえば「スーツ」をオーダーメイドで請け負ったとする。製品のクオリティ、サイズ、金額ともに問題がないものを期日ピッタシに納品する。しかし、料金が支払われないとしたら?
、、、、というような、めったにあり得んことが3件発生、それも同時にだ。だがこれもまた、次に進むべき道への暗示であり胎動と考えている。今までの経験上、自信を持って言える。ズバリ、なにかが始まろうとしている吉兆なのだよ。

花冷えに、震えるなかれ、スチャラカホイ
by春駒

明日の生ラジオの俺の独断コーナー「アニキの袋とじ」で紹介したい「松本紀生・アラスカ写真展」が今週土曜日(28日)午後6時より八丁堀のYMCAホールで開催されるので、その詳細を聴いておこうと、夕方、松山に住んでいる本人にデンワ。
「通常の写真展と違って、パワーポイントを使ってスクリーンに画像を投射しながら、僕自身で解説するんですよ。音楽もかぶせたりもしますし、ほかにも10本程度の短めのビデオも差し込みます」
と彼。彼のHPを見てもらえばわかるが、極寒の地でテントを張って狙った「オーロラ」の写真は圧巻。「神の筆さばき」さながらの超絶美。まったく残念なことに当日俺は所用で滋賀に出かけるので見ることはできん。誰かかわりに行って(笑)。入場料は1000円で、先着280人です。

夜、13歳の甥っ子NをPICOへ連れて行き、ツン氏(というかこの場合は<ツン師>ですな)の手ほどきでジャンベの体験レッスンを受けさせる。俺はその間、本通にある某高級ジュエリーショップを訪ね、ここで7年前に購入した結婚指輪をサイズ交換に出す。結婚当時、俺は人生でもっとも痩せていた頃で(仕事や結婚の準備でメシ食うヒマもないほど忙しかった)、そのため指輪のサイズは19。やがて体調&体重が元に戻ると途端にキツくなった。購入した際、こちらの店長さんから「体重が戻ってサイズが合わなくなっても心配ご無用です。このスイスのメーカーでは、お使いになって何年か経ったあとでも無料でサイズ交換いたします」と言われたのを想い出しての訪店なれど、今ではそのシステムはないそうな(笑)。
「ですが、当時、ウチの店の者がお客様にそのように申したのであれば、喜んで無料交換させていただきます」
いやぁ、そうこなくっちゃ。てなわけで、数週間後、新しい指輪を用意してくれるとさ。めでたしめでたし。おっと、今のサイズは20。俺の指は身長からするとやっぱ相当太いらしい。
「癒し」は不要 (2009.03.25)

午前中、水曜日恒例の新居プロジェクトミーティング。
本日はエアコンの各部屋の配置決め。それとフローリングの材質とカラーのチョイス。これが決まれば、天井や壁クロスもだいたい絞られてくるらしい。その後、現場へ行ってサッシの取り付け作業を見学。あと2カ月ちょいで引っ越し?! まだピンとこんが、ここへ拠点を移したら、すべてのゾーンがいきなりフル稼働することになるだろう。いや、そうじゃないと意味がない。ビアテラスなんぞを設けたのも、結局はアイデアの発電所、もしくは友人をもてなす場所にするためであって自分自身を「癒す」などという腑抜けた発想からではない。ゆっくりノンビリするのはくたばってからでよろしい。

やっかいな問題を抱えている某知人を本格的にサポートし始めて約一週間で、本日奇跡的な成果が出た。しかし、まだ余談は許さぬ状況。二歩進んでイッキに三歩下がることもある。それでも本人が歩みの意志をわずかでも残していれば、ウンヌンカンヌンである(意味不明)。
嗚呼、小市民 (2009.03.24)

朝からWBCのTV中継にかじり付く。嗚呼、所詮は俺も小市民(笑)。が、仕事にならんので、TVを消して途中棄権。しかしそれでも気になって付けて、また消して、やっぱり付けてをくり返しながら結局、延長10回で勝負あり!を見届けて勝利の舞い。イチローは6の4で、サスガの千両役者ぶり。DHの栗原も、ヒットは出なかったが大きな刺激になったろう。
それにしても原監督である。「つなぐ野球」戦略も斬新ながら(イチローが最初から打っていれば、この戦略は過激なまでに機能したはず)、常に相手国に対する尊敬の念を口にし続けた彼のジェントルな姿勢に感動した。勝った途端、マウンドに自国の国旗を立てる無粋な某隣国チームとはえらい違いよのう(笑)。しかし、韓国が強かったからこそ、日本もさらなるポテンシャルが引き出されたのだから感謝もせにゃ。げに恐るべしコリアンパワー。また、3年後が楽しみ、といきたいところだが、開催国アメリカのシラケ具合を見ると、これでヤメになるかもな。
響きが変わる (2009.03.23)

WBCで原ジャパン、アメリカに完勝。これで決勝はまたまた韓国ということだが、この世界的スポーツイベントの対戦カードの組み方に異議あり。同じ国と5回も当たるなんて、偏り過ぎ。まるで<日韓野球戦>じゃん。

企画業務の息抜きにティンホイッスルをピィヒャララ。昨夜、椎名さんとのユニット「流川ユナイテッド」で、ティンホイッスラーとしてのライブデビューを成し遂げたせいか、今日はまた一段と音色に艶が増したような(笑)。いや、不思議なもんで、人前で演奏したあとでは奏者も楽器も響きがより際立ってくる。やっぱミュージシャンはライブをやってなんぼ。実戦で磨かれていくのでありんす。
流川ユナイテッド初陣 (2009.03.22)

夜、PICOでの「ござしき投げ銭の会」に椎名さんとのユニット「流川ユナイテッド」で出演。

セットリスト
「サリー・ガーデンズ(アイリッシュ・トラッド)」>「早起き鳥(春駒オリジナル)」>「シルエットロマンス(来生たかお)」>「ワインレッドの心(安全地帯)」>「赤いスィートピー(松田聖子)」

結論から言えば、歌謡曲をカバーした後半3曲はコケた(笑)。敗因は、「スィートピー」以外のキーが低過ぎたのと、気分がノッてくるとガットギターを慣れ親しんだスチール弦ギターのように弾いてしまい音が濁った。椎名さんのアコーディオンは実に雰囲気よかっただけにもったいなかったね。
一方、ティンホイッスルの合奏は評判グッド。特に、ティンホイッスルのために作ったオリジナル「早起き鳥」は、数人から「アンタは天才」と賞賛された(笑)。ティンのレパートリーをもっと増やしましょう、ああそうしましょう。
しかし、コケても清々しいぞ。俺と椎名さんのアイデアを手加減なくブツけることができた。またそれを、受け止めてくれる価値あるこのイベントの存在を心より感謝したい。
ストーミー・マーチ (2009.03.21)

オーケストラ仕事に出かけたオタマに替わり、終日セガレの子守り。
それにしてもこの一カ月、なんたる激烈なスケジュールか。通常業務にくわえ、数件のプレゼン、アニメ声優初挑戦、新居プロジェクト、一周忌法要ジョイントライブ、オタマに代わっての子守り(オーケストラ仕事がトータルで2週間続いている)のほか、某親族に関わるあれやこれやの波状攻撃。そして明日は「ござしき投げ銭」、今月末は滋賀と岡山に計4日間の出張もある。しかして、精神状態は意外と平穏。なにをもって「成果」とするのかは、今の段階で明解ではないが、良い方向には進んでいるように思う。
新居へ上がってみる、、、カルロスのPAチェック、、、浄瑠璃キャンセル、、、 (2009.03.20)

午前中、ラジオ。

午後、新居プロジェクトの進捗状況を見にいったついでに、現場監督さんの案内で各階を見学させてもらう。前にも書いたように2階から屋上までド真ん中を貫く吹き抜けが、このプロジェクトの要なのだが、初めて間近で見る現物は、想定外の迫力。家の中から4×4.5mの方形に切り取られた青空をゆっくりと流れ往く雲にみとれることしばし。っつーか、完成したら毎日見れるのである。こんな場所で仕事できるんかい?!
さらにタマゲタのが屋上。上がってみると、ここらへんは建築基準法により10mを超える建物が周囲にほとんどなく、360度が随分遠くまで見渡せるのである。そうそう、広島湾に浮かぶ鉄輪島の大部分が見えるということは、オヤジの言う通り、その向かい側の1万トンバースで開催される花火大会も眺めるのかもしれん。どっちみち、これで俺はビアガーデンに行く必要が完全に無くなったということだ。

夜、スタジオDUCKぼライブスペースにて、Myガットギター(カルロスと命名)がラインでどんな音が出るかをチェック。ついでに明後日の日曜日、PICOで開催される投げ銭ライブで披露予定の「ムード歌謡」を歌ってみる。
「うわっ、ずっと聴いていたいカンジですね!」
と、オペレーターの藤丸クン。けけけ。大いに吟じます(笑)。

それからひとつ訂正が。このイベントに出る予定だった某浄瑠璃の三味線奏者だが、一身上の都合で出演が突然キャンセルとなった。楽しみにしていた方、申し訳ない(間に立って粘り強く交渉してくれたT女史には感謝しております)。ま、その分、俺ら「流川ユナイテッド」ほか、百鬼夜行のごとくユニークパフォーマーがゾロゾロでますよって、損はさせませんぜ。
声のサンプルvol.3、、、二度ある事は三度ある、、、 (2009.03.19)

午前中、春休みに入ったセガレの子守り。

午後、市内某カフェにてナレーターズネット広島のミーティング。先月、「イマジン」で収録した、出来立てホヤホヤの「声のサンプルvol.3」も受け取る。

さて、告知し忘れていたライブが一本、今度の日曜に迫ってきた。「ヌンチャク・パフォーマンス」「朗読・蜘蛛の糸レゲエバージョン」に続く3回目のエントリー(俺って一体何者よ?)となる「なげせんござしきの会」では、椎名<ドロンジョ>まさ子様と、「流川ユナイテッド」なる新ユニットを結成し、「ティンホイッスルの合奏」をやらかすつもりでいたが、これだけでは間がもたん、と判断(笑)。急きょ、「昭和ムード歌謡」にも挑戦することと相成った。アイルランド楽器とムード歌謡の接点などあるわけもなく、良識あるオーディエンスはさぞかし混乱することであろう。まぁとにかく、難しいことは抜きにして、我々の天才っぷりをとくとご笑覧くださいませい!
「前のめり」にブレなし (2009.03.18)

午前中、某親族にまつわる問題処理のため、しかるべき機関を訪ね、担当氏と話し合う。魂の羅針盤が指し示すまま、後先考えず突き進んで来た俺である。とても人に勧められたもんじゃないが、小さな奇跡をいくつもおこしたのは事実。窮地に立っている人物の進路に、多少なりとも役立つのであれば、いくらでもサポートするし、その覚悟はとうにできている。

しかし、さすがに疲れた。午後より、気分転換を兼ねて部屋の掃除&模様替え。体を動かしながら、新しいアイデアが次々と降りてくる。と、某クライアントから相談事のデンワ。その内容は、これまでも、そしてこれからも俺が広告業に関わり続ける間、避けては通れぬデリケートな課題。クライアントに迷惑をかけるようなことがあってはならんので、すぐに替わりの案を出したが、腑に落ちない部分、多々あり。今後の課題として、じっくり検討したい。

一般人なら、今日のような日を「サイテーだった」とグチるのかもしれん。だが、俺は言わせてもらう。これしきの障害、「喜んで!」だぜ。けけけ。
現代バティック (2009.03.17)

午前中、紙屋町ウエストプラザにて今日まで開催されている3人の染織家による企画展を見に行く。目当ては、20年来の友人である出岡由行クンのバティックであったが、マレーシアで学んだ伝統的手法を踏襲しながらも、多分に現代アートのテイストを取り入れた自由奔放さたるや、彼と知り合いでなくても魅了されていたであろう。色合いが鮮やかなだけでなく、そこに匂いや光、空気の揺らぎまで表現できるアーティストなんて、実はそんなにいるもんじゃない。アッパレなり。彼がこの道に踏み込んで10年くらいだろうが、人ってどこで化けるかわからんねぇ(笑)。いや、嬉しい誤算だった。

午後は市内某所の会議室にて、某季刊誌次号の企画提案。インタビューのページで、「出岡クンを取り上げたい」と早速提案(笑)。実はほかに予定していた人物があるのだが(まだ未交渉なので問題なし)、彼のほうが旬に思えたからだ。思いついたら即実行。
ネギを絶やすまじ、、、屋上で花火見物?、、、 (2009.03.16)

白状しよう、実は数日前から風邪をひいている(笑)。それが、当日報でも「効能あり!」とさんざんPRしてきたネギをきらした途端にヤラれてしまったのだ。っつーことで、ネギへの信奉はますます強固に。
熱はないが、鼻水が止まらないし喉もいがらっぽいので、朝イチで近くのI耳鼻咽喉科へ。去年、風邪をこじらせて一カ月以上も咳が続いた時も、この病院ですぐに治った。診断の結果、右の副鼻腔が少し炎症をおこしている事もわかった。これがひどくなると蓄膿症になるらしい。

午後から企画業務。病院で処方された数種類の薬のせいだろう、強烈な睡魔と体のダルさと闘いながら、なんとか夕方にはフィニッシュ。

さて、新居の進捗状況。本日、現場監督の案内で屋上まで登ったオヤジのハナシによると「宇品の1万トンバースのモニュメントがばっちり見える。こりゃあ港祭りの花火も拝めるで」とのこと。ほんとかねぇ。たかだか3階建てのウチよりも高い建物はいくらでもあるでしょうに(笑)。途中で絶対に視界を遮られていると思うんスが?!
オタマと夫婦蛸 (2009.03.15)

夕方まで、セガレの子守り。

夜、スタジオDUCKにて、盟友Boogie Taizo氏とジョイントライブ(昨年秋以来で計5回目)。いつものように先発は俺で、予告通りオタマとのユニットで登場。

セットリスト
「アカバナー(ソロ)」>「はてのうるまの祈りうた(ソロ)」>「桜吹雪」>「つかのまの天気雨(Newバージョン)」>「Telephone」>「夫婦蛸」>「春は流れて」

最初の2曲はウクレレで、BGMに座間味の波音CDを使用。会場が沖縄離島の浜辺にいっきにワープし、俺も気持ちよ〜くやれた。今後このスタイルは、俺がソロでやる時のスタンダードとなるだろう。
「桜吹雪」からエレクトリック・バイオリンで入ったオタマ、最初は少々キンチョーしていたようであるが、「Telephone」では狙い以上の浮遊感が出せたし、「夫婦蛸」になると完全に開き直ったのか、あたかも「ツィゴイネルワイゼン」でも弾いているかのような情熱的フレーズを奏でよる(笑)。終了後、何人かのお客さんから「このユニットでも、かなりイケるんじゃないの」とのオホメのコトバ。げに、バイオリンのポテンシャルは底知れぬ。

さて、Taizo氏、いつにも増してエッジの利いた演奏で、お客さんも大いに沸く。なにしろ歌旅を続けているミュージシャンしか持ち得ない独特のシズル感がある。いや、エカッタねぇ。またやりましょう。

そして、今回も忙しい中、会場にかけつけてくれた皆さん。この場を借りて、心より感謝申し上げます。今後ともよろしゅうに。
一周忌、、、ピックアップトラブルの原因判明、、、 (2009.03.14)

午前中より、吉浦にあるオタマの実家にて、義父「オサムくん」の一周忌法要。あれからもう一年も経つんか、と思ってしまうということは、これから先の一年もあっちゅーまなのだろう。俺はまだまだ経験も学びも足らんわい。

夜、スタジオDUCKでボイトレしたあと、ステージスペースで愛器テイラー「八丁念仏」のピックアップのテスト。1月末のシェルター69でのライブで、音が断続的に途切れるトラブルが発生。PA氏は「シールドかジャックの接触不良では?」と言っていたが、あれから徹底的に調べたところ、最近になって2系列あるピックアップのボリュームが原因と判断。ストローク時、サウンドホールの上部に付けられたリア側のボリューム(これがまた異様にちっちゃいのだよ)に、ピックがあたり、知らず知らずのうちにレベルが最大になっていた(笑)。このままDIに差し込むと、その機種によってはブレイカーが働く場合があるのだ。で、本日、2系列のレベルを「真ん中」にした状態でのテストではどんな激しいストロークをしても問題なし。アクティブタイプのピックアップはデリケートゆえ、今後も要注意。
ムード歌謡の朝、、、家族セッション、、、 (2009.03.13)

午前中ラジオ。
俺のレギュラーコーナー「アニキの袋とじ」では、当番組初の試みとして、ガットギター弾き語り。題して「金曜の妻たちに贈る、ヨロメキ昭和歌謡」。選んだ曲はオリジナルではなく、来生たかお作「シルエットロマンス」。ところがtoco嬢、俺の情感を込め過ぎた歌い出しから笑いのツボに入りまくったようで、イスから転げ落ちよる。俺も耐えきれず歌いながら何度が吹き出してしまい、やや不完全燃焼ながら、手応えはあった(笑)。
次回は「ワインレッドの心」を北島三郎の物まねでトライしたい。アホかっ!
っつーか、ガットギターを人前で弾いたのも初めてだ。買ってから一年くらい経つが、ようやっとこのタイプの音色の良さを引き出せるようになった。ガット弦ギターと、慣れ親しんだスチール弦ギター。これはもう似て非なる楽器なり。

夜、俺=ギター&歌、オタマ=バイオリン、セガレ=パーカッションのユニットで自宅セッション。セガレのは、菓子の空き箱やら牛乳パックの寄せ合わせみたいなオリジナル打楽器であるが、どう聴いてもリズムが完璧なのである。必須のバイオリンに加え、パーカッションも習わせてみるかの?
ロの字型 (2009.03.12)

午前中はボサーッと過ごし、午後より通常執筆業務。
夕方、新居の進捗具合を見に行く。2階から屋上までのド真ん中を4.3m四方で突っ切る吹き抜けが圧巻。棟梁は広島ビッグアーチの設計・施工も手がけたベテランだが「こんなの見たことないよ」と驚いている。別にカッコウだけでこうしたのではなく、採光と通風を意識してのことで、実際、2・3階はどの部屋も昼間はまったく電灯を付ける必要がないし、冷房費も大幅に節約できるはず。ただ、開口部がやたら多いのでペアガラスでも冬は多少冷えるかも。それから上から見て「ロ」の字型の建物は中国の客家(はっか)の人々が住む「土楼」同様、風水的にもいいらしい。風水と言うのは、もとは自然科学から派生したものなので、たまに頷ける見立てがある。
南国のBar仕様 (2009.03.11)

午前中、水曜日恒例の新居プロジェクトミーティング。
今日は外壁の材質・デザイン・カラーを決定。ついでに俺のワークスペース天井にシーリングファンを取りつけるためのローゼット設置を依頼。仕切りはないけどワークスペースとしての差別化をしたいので、ここのみ床は白黒チェック柄を予定しているほか、壁には「マイアミ・パームビーチ」のネオン管を取りつけるつもり。っつーか、ワークスペースというよりは、ほとんど<南国のBar>である。もうここまできたら世間から完全に浮きまくってやる所存なり。だがこれでも俺の父方の祖父「マサオ」には負ける。彼は、とんでもねぇ遊び人資質を持っていたようで、戦前、ビリヤードにハマったのがきっかけでビリヤード場を作ったり、ヌードカメラマンの真似事をしたり、自分のセガレ(俺のオヤジ)にタップダンスを習わせたり、とにかくハイカラな<浮き具合>を徹底的に追い求めた筋金入りの道楽者であった。マサオじいさんが生きていたら新居を見て喜ぶ? いや、「手ぬるい。もっと!」と言われたりして(笑)。

夜は市内某所で飲み会。参加者ははっちゃん、ボヤッキー梶山、パイグー。のほほんと、春の前夜祭。
千両役社 (2009.03.10)

午前中、スタジオDUCKでボイトレ。いつもは1時間だが、ヤケに興が乗ったもんで、もう一時間延長。喫茶こばやしスタジオでやってた頃は3時間ぶっ通しなんちゅうのはザラであった。新居兼、春駒オフィス「千両役社(たった今、命名)」には防音スタジオも付いているので、また心置きなく声や音が出せるだろう。

午後より執筆業務。合間の気晴らしにティンホイッスルを吹きまくる。のめり込むのはいいが、そろそろ近所迷惑も考えた方がよかろうて。なはは。
アニメ声優記念日 (2009.03.09)

午後より、西区の某映像プロダクションのスタジオにて、某教育用アニメビデオのナレ録り。そうとも、これで俺もアニメ声優の仲間入りである。と、約束の2時にスタジオ入りしたものの、他の声優が担当するパートの収録が押しまくってるようで「申し訳ないが4時頃に出直してもらえないか」とのこと。あと2時間もあるじゃん。とっさに閃いたのが、ここより徒歩5分の距離にある<ドロンジョまさ子様>の邸宅を訪問するという妙案。デンワしてみると、ドロンジョ様は寝乱れ姿、もとい、パジャマ姿のまま、お寛ぎあそばれていたようである。
「なんの、苦しゅうないぞ春駒。すぐに着替えますのでおいでなされよ」
そのお言葉に甘え、お伺いさせていただくついでに、21日に迫ったPICOでの「流川ユナイテッド(椎名さんとのティンホイッスルユニット)」の打ち合わせ(笑)。ティンホイッスルだけでなく、アレもやってみますか?みたいなハナシも出たが、詳細は当日までのお楽しみ!
さて、4時を待たずにディレクター氏から「すぐに戻ってきて」と連絡が入り、約1時間でアニメキャラ一人3役を無事やり遂げる。いやぁ、オモロかった。俺ってこのジャンルにも向いてるかも?!サノヨイヨイ!
公園サッカー (2009.03.08)

昨日につづき、オーケストラ仕事に出かけたオタマに代わって終日セガレの子守り。
午後より、近所の公園でサッカー。っつーか、一緒にコレやるのも初めてじゃのう。感無量なり。俺は小学校で3年間ほどサッカー部に所属していたが、俺をモデルにした田口ランディさんの小説「似島めぐり(角川文庫『ソウルズ』に収録)」に書いてあるように、ロクでもない暴力監督S氏のおかげでトラウマが生じ(風のウワサでは、その後、複数の生徒の母親に手を出してクビになったげな)、かなり長いことサッカーが大嫌いだった。ホンマに指導者というのは人生を左右する。そのおかげで個人技の極み=格闘技に傾倒していくことになるわけだから、今ではS氏にも感謝しとるけどね。さて、セガレはこれからどんなトキメキに出会うのだろうか。
アイデア発信源 (2009.03.07)

オーケストラ仕事で出かけたオタマに替わり、午前中から夜遅くまでセガレの子守り。一緒に遊んでいると、彼の視点を通し、実に多くの発見がもたらされ、世界が別物のごとく新鮮に見えてくる。おかげでこっちも斬新なアイデアが次々去来。新居に設ける俺の仕事場にドアどころか仕切りさえもないのはそんな理由からだ。「近くに子供がチョロチョロしてると集中出来ない」と考える人には驚きだろうが、風通しの良い空間こそが脳を活性化すると、俺は自信を持って言える。
南国美女、、、昭和歌謡、、、 (2009.03.06)

午前中、ラジオ。
グアム観光キャンペーンのPRで、ミス・グアムの二人の美女がゲスト。いや、マジで久方ぶりに見る超ド級のベッピンであったとさ。プロフィールを見ると、ただ美しいだけでなく、かなりのインテリジェンスを備えおり、将来は社会的貢献に繋がるような仕事に従事したいようである。力の限り支持します(笑)。

午後からは企画業務。
息抜きにガットギターでポロポロやってると、コイツで昭和ムード歌謡をカバーするライブをやらかしたくなってきた。カラオケの類いは一切やらない俺であるが、70〜80年代の歌謡曲を歌わすと実はかなり上手かったりして。特に来生たかお作品は自信がある。「シルエットロマンス」とか「スローモーション」もいいね(笑)。よっしゃあ!(ナニが?)
さらにグレードアップ、、、嗚呼、おっちゃん、、、 (2009.03.05)

午前中、スタジオDUCKでボイトレ。
午後より、黙々と企画業務。と、某アイリッシュ楽器専門店から、ネットで注文していたティンホイッスル(アイリッシュホイッスルの正式名)が届く。3本目となるコイツはプロも多く使用しているモデルなれど、それでも一万円はしない。吹いてみるとなんともブラボーな音色じゃ〜ん! 2カ月前に購入したクラークより数千円高いだけなのに、素人が聴いてもその差は歴然であろう。夢中になってピイヒャラやってるとあっちゅうーまに1時間経ってやがる。別にアイリッシュ音楽をやるつもりはないけど、この楽器は面白いス。

こっからは昨日mixiの日記にも書いたハナシ。
ポプラで「あしたのジョー」刊行40周年記念フィギア付きコミックを売っていたので、「丹下段平」が付いた第2巻をチョイス。ジョーや力石もいいが、俺は「おっちゃん」こと、この段平が昔から断然好きである。彼は父親あるいは指導者としての欠くべからず最高の理想像であり、なにより崇高な<無償の愛>がある。見返りを求めず与え、励まし、そして時には厳しく接し、いかなるときも一番の理解者として味方に徹する姿勢は、子を持つ身になってますます素敵に思えてきた。おっちゃんよ、魂の父よ、ヘタレでお調子モンの俺を温かい目で見てやってね。
テナント募集詳細 (2009.03.04)

午前中、建築業者さんと水曜恒例の新居ミーティング。本日は外壁の材質・カラーの最終決定と、各フロアーのドアのチョイス。<オフィス春駒>が占有する3Fのドアは、「真っ黄色」「燃えるようなオレンジ」など、浮きに浮いたパープー路線でいきたかったが、建築基準法により無骨な防火タイプにしなければならないとかでカラーバリエーションも少なく、落ち着きのある色で我慢す。
で、午後3時には上棟式を執り行う。たった4日ですべての躯体が組み上がってしまったことになる。残すところ3カ月半なんて、あっちゅーまなんだろうね。
ところで、すでに問い合せの多い1F30坪のテナントスペース(飲食系はお断りしています)だが、駐車場を4台分確保し、隣に処方箋の薬局があるので病院ならベストと思う。また、南区役所や社会福祉センターも徒歩2分の距離なので経理や司法書士などの事務所にもいいのかも。コンビニも近所に2つもありセブンイレブンまで徒歩10秒、ファミマ(ローソンだっかな?)まで徒歩15秒。ゆめタウンまではチャリで1分30秒という好立地。読者諸兄、心当たりがあれば、よろしゅうおたのみいたします。

例の公設第一秘書逮捕の件、俺はやはり、アメリカ側が小沢潰しに仕掛けたトラップに間違いないという思いを強くしている。小沢がシロかクロかは問題ではなく、ロッキード事件から、アメリカから見て可愛げのない政治家は例外無く闇に葬られるというシステムが存在することを危惧するのである。連中は、それがいつでも行使できるよう、ほとんどの有力政治家の「つけ込めそうなネタ」をたっぷり握ってやがるのだ。やれやれ。
夏恋し、、、背中記念日、、、予想的中、、、 (2009.03.03)

終日雑務に没頭。
黒々と陰鬱な曇天から舞い落ちる湿った雪、、、、、今日のようなシーンに出会う度、否応無く気分が滅入る。っつーか、どう考えても北国には住めん男ですわワタクシ。青い海、晴れ渡った空、潮風にそよぐ涼やかな葉ずれに耳を傾けながらパンツ一丁で缶ビールをグビリ!やっぱコレですわ。

仕事に出たオタマに代わり(今週一杯はオーケストラ仕事)、夕方からセガレの子守り。二人で手をつないで近所のラーメン屋へ行ったり、コンビニへ寄ったり。ささやかな、けど、なにものにも代え難い至福のひととき。帰って風呂に入ったとき
「トト、背中こすってあげようか」
かくして、俺は初めて、セガレに背中を流してもらった。くすぐったいったらありゃしない。この日を俺は生涯忘れることはない。

先日、信用できる某人から、例の中川(元)大臣レロレロ酔眼事件に関し「あれはトラップ(罠)の可能性が高い」との情報がもたらされた。戦後ニッポンの政治家でアメリカに楯突いた人物は、田中角栄から鈴木宗男まで、すべて見せしめのごとくCIAなどの裏工作によりハデに失脚させられている。そうとも「見せしめ」ることが重要なのだ。おとなしくしないとオマエもこうなるぞ、と。
「とくれば次は、先日ヒラリーに面と向かって『(アメリカと日本が)同盟国というのであれば対等でなれけばならない。従属するのとは違う』と言い放った小沢がアブナイかもな」と思った矢先、本日の公設第一秘書逮捕である。実はこのことを昨日の日報に載せるつもりでいたのだが、俺は政治評論家ではないし、と思ってヤメにし、オタマにだけ話したのだった。民主党は早速、陰謀説を唱えているけど、これはあながち妄言ではない。アメリカの使いっ走りである小泉や竹中の政策を公然と批判し、それに足るだけの情報を発表しようとしていた植草一秀が、これまたタイミングよく<ミラーマン>として逮捕された一件も、俺には偶然とは思えんのだ(ちなみに小沢は数年前の雑誌対談で植草を高く評価していた)。事実は小説よりはるかにエグいのである。アメリカの魔手をかわすため15年間にわたり主要ポストに就くことを避けて来た流浪の帝王、小沢。この絶体絶命の窮地を抜け出すことができれば、ひょっとすると傑物なのかもしれん。
パンパン、ギラギラ、ダ〜ッ! (2009.03.02)

朝、仕事前に久々の比治山ラン。山というよりはほとんど「丘」のようなもんだが、起伏に富んだコースが四方八方に入り組んでおり、これほどアスレチックトレーニング向きの、しかも「無料」施設は稀少である。かの「侍ハードラー」為末大選手も、皆実高校陸上部時代は、ここでみっちり汗を流しているのだ。約20分走り込んだだけで脚はパンパン。

それから終日企画業務。某季刊誌のための新コンテンツの仕込みで、梶山シュウを取り上げようと半年前から画策している(本人了承済み)。カンプ作成に使用するのにいい写真はないかと、ヤツのオフィシャルHP内「写真館」を覗いてみたところ、ヤツはこの数年で着々と「歌旅」のライブ網を全国津々浦々に広めつつあることを知り、しばし感じ入る。うむ、見事なり。軌道に乗せるまでにはたいへんな苦労があったろう。飛ばねぇブタがタダのブタであるのと同様に、ライブをやらんミュージシャンもまた言うに及ばずである。昨年、俺がこなしたライブは約20本か。今年は質はもちろんのこと、本数、移動距離にもこだわってみたい(笑)。ハァ〜、ギラギラギラリン!(目が光る音)

日没前、新居の進捗具合を見に行く。躯体組み立て工事完了まで明日一杯かかるそうだが、3Fまでの「階段」がすでに取りつけてあり、大いにうろたえる(笑)。夕闇にそびえるクロガネのシルエットはマジンガーZ!ではなく、「天国への階段」ってか。もちろん、俺の場合、天国は「あの世」ではなく今生に在る。迷わずいけよ、行けばワカルさ。ダ〜ッ!
是と非 (2009.03.01)

午前中、溜まりに溜まった二カ月分の某業界新聞(週3回発行)にザッと目を通し、めぼしい記事を切り抜いてファイル。世間一般では不況風一色のごとくこの国を危惧しているようであるが、元気な連中はいくらでもいる。そんでもってアートでもファッションでも工業技術でも、斬新なアイデアをどんどんカタチに移している。

午後からは広告業務の一環である市場調査で、南区宇品界わいの気になるショップをいくつか視察。一生かかっても聴き切れないCD、読み切れない本、売れ残れば焼却処分される食べ物や衣服etc。このような旧態依然の飽食型経済スタイルが<持続可能>なわけはない。そういう店からして「地球にやさしい」をスローガンに掲げているのだから恐れ入る。やれやれじゃわい、まったく。
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