Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

 HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
 人間世界遺産PROFILEMAIL 
2009年07月の日記

心の封印 (2009.07.31)

午前中ラジオ。
カープコーナー「コイの手ほどき」では、電話でゲスト出演するカープ記者さんが不在だったので、俺がついついのめり込んで辛辣トークをかまし、ただの「熱烈カープファンおやじのグチ」と化す(笑)。
そのほかも、スタジオ内で本番中に折り紙ヒコーキ飛ばすなど、やりたい放題。

夜、フライングキッズにてAKIRAさん&noriちゃんのライブ。俺もOPで3曲歌わせてもらう。なんとなく不発(笑)。3曲、という枠組みの中で、あれやこれや考えて、結局表現しきれんまま着地点を見失って終わったカンジ。欲張ってはいかん。もっと絞り込むべきだった。
AKIRAさんの歌を聴いていると子供の頃どうだったとか、思い出したくない失敗とか、今の俺が向いている方向とか、心の封印が解け、イメージが際限なく広がっていく。彼のスタイルはオペラに限りなく近く、それをnoriちゃんのピアノが絶妙にサポートしている。まばたきすることすら忘れて見入ったせいで、後半はドライアイ状態(笑)。
いい夜だった。
緊急ライブ (2009.07.30)

朝からスカッと晴れて気分も良し。やっぱ夏はこうじゃねぇと。
ヨガやって、仕事して。合間にウクレレやギター弾いたり。そんでもって、日が暮れりゃオープンテラスでビールじゃわいの。はっ、いかんいかん、ゆるみ過ぎかも。っつーことで急遽ライブ決定。明日金曜、「フライングキッズ」でのAKIRAさんライブに前座で出ます。時間がある人はぜひ。
折り紙ヒコーキの引力 (2009.07.29)

昨夜もまた、安佐南区民センターで開催したアートワークショップ&ライブから帰ってきたAKIRAさんとオープンビアテラスでいろいろ話し込んだ。やっぱ、この人のイマジネーションや情報は凄いわ。まさにワン&オンリー。同じ時代に生まれてよかったよ。

さて、本日も終日執筆業務。夕方前、某デザインプロダクションのYデザイナーに来てもらってレイアウトの打ち合わせ。我が家がくだけた雰囲気なので、お客さんもかなりリラックスモード。お互い面白いアイデアが出まくる。次はさらに踏み込んでビールでも(笑)。っつーか、最近、仕事の合間の息抜きに、つい手が出るのはビール、ではなく折り紙ヒコーキ!先日、折り紙ヒコーキ滞空時間ギネス記録を持つT氏にインタビューして以来、氏の著作に紹介してあったオリジナル機を折るのが日課となった(笑)。たしかにハマります。ヤバイかも。
甘美な響き (2009.07.28)

昨夜、全国ツアー中のAKIRAさんとサポーターのnoriちゃんが無事、我が家へタッチダウン。AKIRAさんが今年に入って旅したジャマイカやキューバの話がメチャ面白く、オープンビアテラスで遅くまで飲み明かした。で、彼ら本日は安佐南区でネアリカワークショップ&ライブをして夜はまた我が家へ一泊し、明日明後日は呉・尾道でライブ。金曜日に再びこちらへ戻って一泊する予定。

さて、俺は終日執筆業務。今週、季刊誌の全原稿をアップすれば少しはヒマになるのかしら? それにしても「ヒマ」とは、なんという甘美な響きであろうか!その昔、かの名曲「イマジン」がピアノで弾けていた頃、出だしで「ヒマジン〜」と歌って笑いを取っていたアホな私。あの頃は、その「ヒマジン」がここまで遠い存在になろうとは思いもしなかった。ヒマジン、カムバック!
入道雲の力こぶ (2009.07.27)

久々の晴天。本日室内で予定していた、某季刊誌の企画の折り紙ヒコーキ撮影を見晴らしの良い川土手に急遽変更。紙ヒコーキを持つ「手タレ」は俺担当(笑)。秋号なので入道雲は避け、澄み切った青空をバックにポーズをとっていると、ふいに、はるか彼方を飛ぶジェット機発見!! そのジェットの飛行機雲と真っ白い折り紙ヒコーキとの2ショットという奇跡的なラッキー画像をモノにできましたとさ。ま、カメラマンのA氏共々、日頃の行いが良いということで(笑)。

さて、撮影の合間、デンワで2つのオファー。その一つは、8月6日、某FMラジオのスタジオで新曲「向日葵」を生演奏してほしい、というこれまた願ったり叶ったりなハナシ。一人でやろうかと思ったが、せっかくなのでオタマにもバイオリンを弾いてもらうことにした。世の中には、このように俺をミュージシャンとして高く評価してくれている有り難い御仁がいらっしゃるのである。
降り続く雨に世界が沈みゆく (2009.07.26)

昨夜、花火のコーフンさめやらず、オタマと延々明け方近くまで飲み語ったもんで、かなりの二日酔い。
昼過ぎにようやくシラフに戻ったところで通常業務。今週はトータル3日間ほど、全国ライブツアー中の魂友AKIRAさん他1名が我が家に逗留することになっているので、業務を前倒しで片付けておきたい。
それにしても、雨止みませんなぁ。降り続く雨に世界が沈みゆく、しりあがり寿の傑作「方舟」を思い出す。我が家の開口部にはヒサシのない部分が多く、ガラス窓に付いた無数の雨粒が銀色のラメのごとく輝いて、それを眺めながらカノンの弦楽四重奏バージョンなんぞ聴くとたまらんのだが、やはり夏は強い日射しを浴びないと調子が出ん。
花火見物特設ステージ (2009.07.25)

終日雑務。
夜、ご近所さん、椎名さんファミリー、オタマの知り合いなど友人知人20人近くが我が家の4F屋上に集まり、宇品の花火見物。3キロも離れているので実際に花火が打ち上がるまで確信なかったのだがね、8時ジャストに一発目がドド〜ンと想定以上のでかさで炸裂したのを見て「ブラボー!」と叫んでしまったぜ。ココってマジ特等席じゃん。っつーか、間近で見るより、夜景との対比で数倍美しく感じたのは意外な発見であった。夏の楽しみが増えたわいの。
ブレない自分でいられたら (2009.07.24)

午前中ラジオ。
放送終了後、toco嬢から、つい最近、外資系企業をリストラされた男友達の話を聞く。なるほど、そりゃ理不尽に思う面も多々あるだろう。けど、俺やtoco嬢みたいなフリーランサーはいつ干されるかわからない日々を生きている。大企業の社員だから突然の解雇に慌てふためくのだろうが、それってやっぱり精神的油断ではないのか。相手チームによってコロコロとオーダーを変え、結局当初の「カープらしさ」を完全に見失ってしまったブラウン監督同様、どんな環境に身を置いていようが、独立自尊の主体性がなくてはハナシにならん。その組織なり環境なりで、常に自分がナニをしたいのか、はっきりと打ち出すのが大事ではなろうか。

帰ってからはひたすら執筆。夕方までに季刊誌最新号の半分をアップ。

夜、大崎下島を舞台にしたNHKドラマ「火の魚」を見る。主演の原田芳雄と尾野真千子、世間一般的な尺度で言えば、崖っぷちに追いつめられているはずの二人だが、見終わった後に俺の中にはあたたかな希望が潮のように満ちてきた。それに島の食料品店のオバサン役の高田聖子の抑えた存在感も抜群によかった。たぶん再放送をやるだろうから、見逃した人は是非。
クライアント (2009.07.23)

午後、昨日購入した新しいカラープリンターが無事到着。最低でも5年は頑張ってくれたまえよ。
その後、某広告代理店担当O氏が突然来宅。彼と組んでやった仕事が、クライアントにすこぶる評判良いと、わざわざ報告に来られたのであった。敬愛する建築家、安藤忠雄サンは、ときにはクライアントの意向を無視して突っ走ることがあると、自著の中で白状していた。いずれ時が経てばクライアントも理解してくれるからなのだそうだが、俺は早い段階で喜んでもらうことに留意している。この業界は、とにかく気が短いのだ。今回の高い評価は、俺の狙いがズレていない確たる証拠。ますます気合い入れて猛進することをO氏に約束す。
皆既日食の日、T男爵きたる (2009.07.22)

近所の某デオデオにて、新しいカラープリンターを物色。6年前、先代を買った時はたしか4、5万円したと思う。それが今は同じキャノンでも1万円前後でスキャナ、コピー機能付きなんてのは当たり前になっているのであった。で、俺のような文筆業者はモノクロ出力が多いということで、インクカートリッジがカラーとモノクロで分離使用できるタイプをチョイス。

午後より、旧友T男爵が訪問。彼と会うのも2年ぶりくらいか。20代前半のアタマ悪いくせにプライドだけは人一倍であったヤヤコシイ時代を、供に飲み、働いた仲である。あれから25年。反省するどころか、一層世の中をナメていることが一目で理解できる俺の新居を見て、彼は心から喜んでくれた(笑)。っつーか、「建具屋の目から見て、一カ所ぐらいケチつけたろうかと思ってきたけど、間取りも仕様もまったくモンクなし。これはものすごく良くできとる!」と大絶賛。俺が記憶するに、彼はなにかにつけけなしまくるのが常で、褒めるのは10年に一度くらいのものである。次に褒めるのは26年後だろう(皆既日食かい)。
老犬ラドちゃん (2009.07.21)

終日、執筆したり、紙ヒコーキ折ったり(撮影で使うヒコーキなんです仕事なんです)。
呉の吉浦で一人暮らしをしている義母が、昨日から我が家のゲストルームに逗留。豪雨災害を警戒しての緊急対処だが、一緒にやってきたマルチーズの老犬がオモロイ。犬って、見知らぬ家だと、ちゃんと探検するんだね。各部屋を一つ一つ丁寧に見て回り、腑に落ちぬのか時々首を傾げよる(笑)。犬の目にも奇異に映る住まいだったりして。
しかし、ええ加減、梅雨あけてくれんかな。そうせにゃ青空に舞う紙ヒコーキの撮影ができんのです。
世界一の美技 (2009.07.20)

「水中か?」と思うような怒濤の豪雨を突いて、カメラマンA氏と一路、福山へ。本日の取材対象者は、折り紙ヒコーキ室内滞空時間のギネス記録保持者(今年の4月に世界新27秒9を樹立)、T氏。いやはや、氏の飛行機工房ときたら、リアルワンダーランド。彼の考案したオリジナル折り紙機が所狭しと並べられ、子供ならずも、俺みたいな子供と同等の資質を備えたオトナであれば、魅了されぬわけがない。で、俺もハイテンションでインタビューし、普通のライターではまず踏み込まないであろう領域へダイブ。貴重なカットをいくつかモノにできた。意外だったのは、折り紙ヒコーキの滞空時間を競う競技において、投てきの際には腕、肩、腰に相当な負荷がかかるということ。T氏が見せてくれたフォームは、漫画「覚悟のススメ」で現人鬼・散(はらら)が使う超絶滅技「ラララ螺旋」を思い起こさせる(知らん人ゴメン)凄みと美しさであった。

訃報がひとつ。5年間ほぼ無休で頑張ってくれたプリンター、Canon PIXUS 900PDが昇天。はぁ、出費が続きます。っつーか、カメラマンやデザイナーに比べ、コピーライターはまだカネはかからないほうか。PC、プリンター、FAXのみで事足りるし。
屋上でヨガる、、、夏の焼き肉、、、 (2009.07.19)

朝、屋上にて半パン一丁でヨガ。気持ちエエなんてもんじゃない。空から降ってくるコスモエナジーを丸ごと吸収できるかのような強烈なエクスタシー。引っ越し数ヶ月前からの超過密スケジュールで心身ともにかなりヘバっていたのだが、ようやく調子が戻ってきた。っつーか、その間も調子が悪いからといって仕事その他に影響を出さなかった。好不調にかかわらず、きっちり結果を出すのがプロではないかと、親愛なるカープのレギュラー陣に申し上げたいのです(笑)。昨夜の頑張りこそ実力と思いたい。

夕方、家族と、元カープの選手が経営している徒歩30秒の焼き肉屋へ。牛タンをウマイウマイと頬張るセガレ。俺とオタマは冷えたビールをグビグビ。嗚呼、シアワセなり。
イッキ原稿 (2009.07.18)

結婚式の参列やレッスンなど、多忙なオタマに代わり、終日子守り。とはいえ、緊急の原稿が一本あり、なだめすかして子供部屋で一人遊びさせてるうちにド集中かましてイッキに書き上げる。このような芸当も、部屋数の多い新居だからこそ可能なのでありましょう。旧宅はありとあらゆるものが良くも悪くも渾然一体=オールインだったもんで。
声バレ (2009.07.17)

午前中ラジオ。
一昨日、異業種交流会の帰りにスタジオDUCKに寄って、酔いを醒ますつもりがついまたビールに手が出て、エエ調子でスタッフの藤丸クン相手にしゃべくってると、隣に座っていた面識のない男性が
「失礼ですが、あなたのその声、ラジオで聴いた気がするんですが、、、」
と、話しかけてきた。聞けば、その男性Aさんは、毎週金曜日、社用車を運転しながら、朝にふさわしいとはとても思えない俺の不謹慎な番組を楽しみにして聴いてくれとるんじゃと。なんと物好きな、いや、ありがたいことか。そのスチャラカパーソナリティが、目の前に現れたのでさぞかし驚かれたようだ。っつーか、番組を面白がっている人が実在することを知り、俺もタマゲたです(笑)。
そんなわけで、次回の放送、つまり本日だが、番組放送中に「Aさん、今日も聴いてくれてますかぁ?」と呼びかけることをその場で約束し、忘れずに実行。でも、よく考えると、俺のラジオトークって、たぶん酔っぱらってるときと同じテンションなのね。だから「あなたのその声、、、」というふうに気付かれてしまうのじゃろうて。Aさん、どうぞこれからも聴いてやってね。

帰ってからは通常の執筆業務。このときの物静かな俺とラジオの俺が同一人物であることは、さすがに見抜けまい(誰に言うとるんスか?)。
省エネ住宅の証明 (2009.07.16)

終日、まったりと執筆業務。
今月最終週、広島県内各地でライブやワークショップを実施するAKIRAさんが、トータル3日ほど我が家へ逗留することになっているが、それに先駆けてCDや本など段ボール一杯分の物販用グッズを郵送してきた。これだけあっても数日で売り切れてしまうらしい。いわゆる音楽的なレベルだけでは、彼のパフォーマンスを語ることはできない。この時代に、彼の表現を絶対的に必要としている人が全国にいるのである。凄いことだよ。

さて、引っ越し後、初となる電気使用料金明細が来た。丸々一ヶ月ではないけど、拍子抜けするほどの安さ、っつーか、はるかに狭かった旧宅よりも使っていない計算になる。省エネを意識して描いた俺の基本設計がちゃんと機能しているのだ。しかし、冬は?まだ安心はできん。
異業種懇親会 (2009.07.15)

午前中、親戚のK歯科にて歯のクリーニング。けっこう気持ちよくてウツラウツラ。
午後より執筆業務。週明けに残す一本の取材を済ませれば、あとはひたすらキーを打つべし!打つべし!のエブリデイ。

夜は「中ちゃん」にてY氏、U氏と異業種懇親会。即使えそうなアイデアが勝手に口をついて出る。「押せば命の泉わく」ってか。ふっる〜!
それはいいのだが、中ちゃん、随分トシとったなぁ。っつーか、それだけ俺も、ということになるのだね。
萬来軒、、、再生力、、、 (2009.07.14)

季刊誌の取材で因島の某造船所を訪問。強烈な日差しは、すでに真夏のレベル。取材直前に寄った、因北小学校前にある「萬来軒(ばんらいけん)」のラーメンは、噂通り、いわゆる「尾道系」の中では抜群の美味さであった。カメラマンのA氏も「これだけでも来た甲斐があった」と納得の笑み。

夕方帰って、取材で得た素材の整理。BGMで最近聴いていなかったCDを次々かけまくる。っつーのがねぇ、オーディオ環境をグレードアップしてからというもの、CDラジカセでは拾えなかった相当量の音が再生されましてですね、ただただ驚いてしまいまして(笑)。まるで別モノでございますです、はい。
シーリングファン、、、譜面、、、 (2009.07.13)

今週からスタートする某季刊誌の中国地方取材行脚に備えて、インタビューのレジメ作り。午後から風がピタリと止み、さすがに通風性抜群の新居もやや蒸したが、仕事場頭上のシーリングファンを回すと実に快適。この夏はどこまで冷房を使わずに済むか、記録更新が楽しみである。

先日のPICO3周年祭で新曲「向日葵」を初披露したあと、とある人物から「ゴツい体してるのに、どうやればあんなメロディアスな曲が作れるのか」と尋ねられた。「ゴツい体」は余計だが(笑)作ろうとして作ったのは確かで、メロディにしてもギターのコード進行にしても勝手に口や指が動くのにまかせている。だから、そのコードの名称がなんなのか訊かれてもワカラン、ということになるのだ。ウクレレで作った「星の波間に」なんぞは、自信を持って言えるのは最初のFだけである(笑)。でも、譜面が書けたり読めたらさぞかしいいだろうなと。俺なんかチャリこいでてメロディが浮かんだら、家に帰り着いてICレコーダーに録るまでず〜っと口ずさんでないと忘れますから(笑)。
生産的でない日曜日 (2009.07.12)

朝8時過ぎにモヤモヤ〜ッと起床し、午前中は、パンツ一丁でギターを弾いて過ごす。
午後になっても惚けた状態。これはいかんと、夕方より1Fトレーニングルーム(倉庫ともいう)にて、激しい筋トレ。結果、ボディビルダーのように体がパンプアップ。アホか俺は。だれがそこまでやれ言うた。
グレードジャーニーの帰還、、、PICO3周年祭、、、 (2009.07.11)

午前中、シーカヤックショップ「パドルパーク」のボス、マーシー久保田が俺の愛艇「グレートジャーニー」をランドクルーザーに積んで新居まで持ってきてくれる。シーカヤックとしては世界最大級の全長7.5m(船首から1.5mのところで二分割できる)。購入してからはずっと大野町のパドルパークの艇庫に預けるほかなかったが、この度、新居に保管スペースを設けたので念願かなって自宅保管が実現。これで海がぐっと近くなった気がする。

夜はPICOの3周年記念パーティーにオタマ&セガレと参加。FarEastLoungeがライブのオープニング。このユニットとしては約2カ月ぶりの演奏なれど、なんつーか、美味し過ぎるグルーブで何度も自然に笑いがこみ上げてくる。いや、マジで贅沢なメンバーじゃわいの。そのあと、オタマのバイオリンと俺の二人だけで新曲「向日葵」を初披露。評判かなり良く、ひと安心。続いてオタマと椎名さんで「愛の挨拶」をやったところで本日誕生日を迎えたオタマのサプライズ企画。有志があらかじめ用意しておいてくれたローソクの灯ったケーキを持って俺が登場したのはいいが、オタマより前にエアコンの強風で吹き消されちまった(笑)。急いで着け直して「ハピバスデーディアオタマ」を唱和す。みなさんのお心遣い、心より感謝です。良い音楽仲間、友人に恵まれていることがなによりも最大の財産である。
それからも延々ライブは続き、よくもまぁこんな連中が、と嬉しくなるような個性的ユニットが場をもりあげる。俺ももうちょいライブ本数を増やさにゃ、っつーか、いつまで言うとるんスか?

『向日葵』

たしかに名前 呼ぶ声がしたの
後ろ振り向いて そこで目が覚めた

気配の先は 庭の向日葵
背筋を伸ばして 午後の陽射しに揺れている

私をおいて逝った あなたが迎えに来たのでしょ
8月のあの日から
歌はずっと 途絶えたまま 聴こえない

命閉じれば 庭に埋めて欲しい
あなたと同じ 花に生まれ変わりたい

私が花を見つめる時は 花も私を見つめてる
忘れていた歌 想い出したら
そっと抱き寄せ 私にだけ 囁いて

命閉じれば 庭に埋めて欲しい
あなたと同じ 花に生まれ変わりたい

変わらぬ想い 微笑みにかえて
あなたと同じ 花に生まれ変わりたい
しゃべり得 (2009.07.10)

午前中ラジオ。
午後より、先日オタマ&セガレと接触事故を起こした某タクシー会社の事故処理担当者と専任の保険屋が来宅。「物損」のみの扱いで問題ないかを確認したかったようだ。

午後よりデンワでの取材業務。あちらこちらにかけまくりトータルで3時間近くしゃべくったのではなかろうか。「あなたはハナシがわかりやすくて楽しいね」とよく言われるが、ラジオで10年もパーソナリティをやっていることの副産物であろう(笑)。
カブトムシ (2009.07.09)

引っ越しから約3週間。新居への過度な遠慮も終息し、冷静な目で今後どこをどうすべきかが少しずつ見えてきた。嬉しいのは、俺の妄想のアレコレが、実際に機能していることだ。「ありありとイメージする」これは狩猟家的ライフを志向する送る者にとって、もっとも大切な作業である。っつーか、脳内キャンバスに3D映像のごとく細部までリアルに描ききれたら、それはかなり高い確率で実現する。くどいようだが、「金持ちになる」イメージだけはどうもうまくいかん(笑)。

セガレが幼稚園から4泊5日の約束で、数匹のカブトムシをケースごと預かってきた。どうやらクラスの中ではセガレ以外のほとんどの男の子がカブトムシを自宅で飼っているらしく、それを幼稚園側が不憫に思っての特例措置なのか?(笑)。よし、梅雨が明けたら、クワガタやらカエルやらサカナやらを捕りにいきましょうかね。
ホッケー少女 (2009.07.08)

終日通常業務。
目の前にある公園で、ちょっと前から小学4、5年生くらいの二人の女の子が、スティックを持ってホッケーのパス練習を頻繁にやっている。今日も雨の中、濡れるのもかまわず1時間ほど黙々とやってた。広島には女性の社会人ホッケー部「コカコーラウエスト・レッドスパークス」がいて、彼女らに憧れてのことかもしれないが、この二人の女の子がメジャースポーツではないホッケーを選んだというのがなんともカッコいい。っつーか、ホッケーのスティックを持っている姿が実に絵になるのだ。ちょっと話しかけてみたいけど「不審なオジサン」に思われるんだろうな(笑)。
接触事故、、、夢を夢で終わらせないひとびと、、、 (2009.07.07)

朝、セガレを自転車に乗せて幼稚園に向かっていたオタマが銀山町で後方不注意のタクシーと接触事故を起こしたとの連絡があり、大急ぎでかけつける。自転車はドアにブツかったのと転倒の衝撃で前カゴと後部チャイルドシートが大きく変形。二人とも無傷なのが不思議なほど。警察による現場検証が終わった後、タクシー会社の手際の悪い対応に俺がキレ、どういうわけか事故後2時間も経過してから救急車が呼ばれ、脳外科にて、軽く頭を打ったセガレ(ヘルメットを被っていた)の精密検査。「念のため」ということであるが、こういうことは一番にやれっつーの。検査の結果は問題なく、「幼稚園に行きたい」とセガレが言うのでクルマで送る。これぐらいで済んで良かったと思うべきなのかもしれんね。

午後より市内にて今年6月にオープンしたばかりの某オフィスを取材。ここの代表者であるG女史を以前から知っており、彼女からこのオフィスの構想は3年前に聴いていた。それが今、俺の予想を上回る規模とカッコよさで目の前にある。まったくスゲェはなしである。アッパレじゃのう、ゴライさん(あ、名前言っちゃった。てへへ)。
屋上でヨガる中年 (2009.07.06)

「どっどど、どどうど、どどうど、どどう!」と合いの手を入れたくなるほど激しい週明け。これから約2週間、某季刊誌の取材やらなんやらが続くのである。

引っ越し直前に腰をいわしてもうて、約3週間。ほかにも蓄積しまくってた疲労もようやっと回復のきざし。よって本日よりトレーニングも通常メニュー。まだ試してはいないが、天気の良い朝は、屋上でヨガをやってみようかと。周囲に高い建物がないので、ハダカに近いムキムキ中年男がややこしいポーズをとっていても怪しむ視線はなかろう。いや、夜でも良い。月や星の下であれば、宇宙とのより強い一体感が得られたりして。ついでにUFOでも迎えにきて宇宙旅行へでも連れってくれんかいの。業務に差し支えん程度に(笑)。
ジャングル計画 (2009.07.05)

引っ越しに関連するこの一ヶ月間のドタバタの蓄積疲労がついにピークを迎えたようで昨日から調子悪し。なので、今日はゆっくりするつもりでいたが、午後より家族と生活雑貨や観葉植物を買いにクルマで出発。植物は「ゆめタウン」のフラワーショップで前々から目を付けていたマダガスカル原産のヤシ科の「アレカシア」と、これまた定番「クワイズモ」を購入。値段もそれぞれ1800円、400円と激安特価。これで、我が家にはトータル大小7種の観葉植物が涼を添えてくれることとなった。あと、もう数個、安いの見つけて買い足し、いっそのことジャングルみたいにしたろうかと(笑)。
残すは、1Fテナントスペース裏にある倉庫の「トレーニングルーム化」である。当初、屋上に設置する予定だったのが、資金難で頓挫(笑)。やむなくここを使用することになったが、倉庫のストイックな雰囲気が、逆にいい感じ。今週前半には使えるようにしたい。
バリの音 (2009.07.04)

終日怒濤の執筆業務&子守り(なんやそれ)。
午後、一瞬抜け、セガレと「ゆめタウン」内の某アジアン雑貨ショップへ。ここの店員で、友人でもあるユキちゃんに「バリのなごみ系オススメCDを」と所望したところ、それならコレ!と出された「Massage Spa」。帰って聴いてみると、まさに心とアタマをモミモミしてくれる音のスパであり、とてもスパラシかったス。バリの音階が俺の第二の故郷、沖縄のそれと実によく似ておるせいもあるだろうけど、やはり俺の血は南国サウンドに異常なほど呼応するのだなぁ。嗚呼、バリにも行ってみとうなったわい。
さて、新居に移ってから、日中、冷房も照明も必要なし。四方八方の窓を開け放すと、沖縄のうりずんを思わせる涼風が心地よく抜けていく。仕事中、前のマンションでは考えられなかったほどのたっぷり目の音量でCD聴けるのもありがたい。時間が空いたときにスタジオにすぐ入れるのもうれしいス。ただ、昼間からビールに手が伸びそうになるのだけは、かろうじてガマンしておりますゆえ(笑)。
枯山水 (2009.07.03)

午前中ラジオ。
午後より、通常業務。当オフィス階下の親世帯の坪庭にて、作庭業者さんによる工事が始まったので、時々上から見物(オープンビアガーデンから見下ろせます)。2階のため植樹はできず、枯山水となったが、これがなかなか良い。っつーか、俺が一番最初に描いた基本図面では、すでにこのイメージだったはずなのである。今回は熊野町の協和株式会社という素晴らしくグレードの高いハウジングメーカーさんのおかげで、俺の無謀とも思えた妄想すちゃらかプランが、こうしてソフトランディングを迎えることができた。ある人物から「建築プランナーもやれるんじゃないの?」と言われたけど、とんでもないス。こりゃもうたいへんな仕事っスよ。シロウトが生半な気持ちで首を突っ込んではいけないのです。今回はあくまで「まぐれ」なのです。
脳内トラップ (2009.07.02)

午前中、某プロダクションにて打ち合わせ。
午後より通常業務。

マッテオ・モッテルリーニ「世界は感情で動く」が面白い。「行動経済学からみる脳のトラップ」と副題にある通り、直感=思い込みの危険性を豊富なエピソードをもとに検証し、脳が仕掛ける巧妙なトラップ(罠)の回避法まで紹介してある。これ読むと、人間はかなりの部分「思い通りにしか生きていない」ことを気付かされしまって唖然とさせられる。結局俺もあなたも、自分の都合の良いように世の中を感じているのである。文句ばっかり言ってる人間が、本人が知ってか知らずか、「文句のネタ」ばかりを探しまわっているように。わかっているようでわかってなく、見えているようで見えていない。昔、腕のいいバイク乗りからライディングのコツを教えてもらったとき、こんなことを言われた。
「カーブで曲がりきれそうになくても最後まであきらめるな。ぶつかるであろう場所を見ていると、ほんとにそこに吸い込まれてしまうぞ。無理矢理にでも出口の方向に顔を向けろ。それが緊急時における最も重要な心得だ」。
同じ時間、同じ場所に住んでいようと、宇宙は一様ではない。そこにどんなイメージを思い描くかは個々にゆだねられている。
ちっちゃいクルマ (2009.07.01)

昨夜、BSで「シェーン」を観ながら糸ヨウジでホジホジしてたら、映画史に残る名ラストシーン「シェーン、カムバァーーーック!」のところで、左下歯の詰め物がポロッ。
なもんで、朝イチ、馴染みのK歯科へ。どうやら詰め物の下側が虫歯になりかけ、モロくなっていたようである。こういう決まった部位のトラブルって、不思議と続くものである。

午後より、某季刊誌の取材交渉。くどいようだが、執筆、企画、取材交渉etc、なにをやるにせよ、心置きなく気持ちよく没頭できる。仕事場ってありがたいねぇ。
ありがたいといえば、もうひとつ。結婚してからの約7年、車はチャリで3分の実家駐車場に預けていたのだが、引っ越ししてからは当然真下が駐車スペース。雨の日など、雨に濡れることなくすぐ乗り込めるので、これまたラクでござんす。今日も朝から激しい雨ゆえ、幼稚園送迎バス停留所までセガレを乗っけて行ったス。この幼稚園、親御さんのほとんどが高級外車に乗っていらっしゃる。俺のような国産軽ワンボックス(俺のオフクロは「軽トラ」と呼んでいる)などあってはならん世界なのである。はたして、マイ軽トラから降りたセガレ、あろうことか、居合わせた数人の美人ママさん達にでっかい声で
「ねぇ、みんな見て!あのちっちゃいクルマがクーチャンのトト(俺のこと)のクルマだよ!あのちっちゃいクルマだよ!」
コラ、「ちっちゃい」を連呼するでない(笑)。
バックナンバー
build by HL-imgdiary Ver.1.24

HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
人間世界遺産PROFILEMAIL


Copyright?2003 HARUKOMANIA All rights reserved