Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

 HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
 人間世界遺産PROFILEMAIL 
2009年09月の日記

植物の潜在力 (2009.09.30)

終日企画業務。
雑務が山積みで、優先順位がわからず、久々にパニくりそうになる。こういうときの打開策は3つ。まず第一。とりあえず任意で選んだ一つのことのみに集中し、いわゆる「一点突破」を試みる。
第二。まったく関係ない、つまり今やる必要のまったくないことをあえてやりながら頭を冷やし、ニュートラルに持って行く。
そして第三が、なにもやらないと宣言してフテ寝する。
で、今回は第二案を選択し、週3回届くマーケティング業界紙「日経MJ新聞」の本日号を片っ端から音読(笑)。
と、気になる特集記事「植物工場」に遭遇。安全・安心な農作物に対する需要の高まりなどを背景に、屋内で野菜や花などを栽培する「植物工場」が注目を集めているという。生育に必要な光や温度、二酸化炭素、水分、養分を人工的に完全制御し、1年を通じて植物を計画的に生産する施設じゃげな。これでいくと、害虫や病気の発生・流入を抑制できるので、無農薬・減農薬栽培が可能になったり、ひょっとするとまったく洗わずに食える野菜を作ることも夢ではない。植物は面白いもので、生長を阻害している要因=ストレスを取り除けば、自然界で目にしている姿とは別の劇的な生長を遂げる可能性を秘めている。
映画「地球交響曲・第一章」で見た水耕栽培トマトもそうだった。「トマトの生長の阻害要因はひょっとして<土>ではないのか」と仮定した野沢ナントカさんが、土どころか特殊な肥料も一切使わず、水のみで1本のトマトを育てたところ、ナント、9カ月で幹の直径10センチ、枝葉の広がり直径8メートルのモンスター級に生長。しかも実が1万5千個もブラさがってる映像は、感動を通り越してコワイほどだった。
「地球温暖化」と呼ばれるているものが人間活動の限界突破に起因するのか、ホントのところは判断しかねるけど、環境が大きく変動し始めているのは間違いない。今後「野菜工場」が、人間と植物の新しい関わりを無限に生み出す可能性は高いと思う。イグアナやシーラカンスは例外として、生き物は進化しないと滅ぶのだ。

*写真:オタマの友人Yチャンからいただいたニンジンガジュマル。このシェイプがたまらなくカッコイイ。Yチャン、ありがとう。大切に育てます。

血を超えて愛し合えたら、、、ただただ感謝の3周年、、、 (2009.09.29)

起床時から、右肩とか過去の古傷が少し痛む。秋雨前線の影響なのだが、昔はもっと症状がヒドくて、「この調子なら明日は雨!」などと天気予報より的確に言い当てていたもんです。

終日、通常業務。BGMは我が師、豊田勇造の3rdアルバム「血を超えて愛し合えたら」。1980年、ジャマイカでのレコーディング時、勇造サンは30歳だったはずだが、なんとも歌詞がジジくさい(笑)。いや、この歳ですでに円熟の域に達していたのだと思う。今、46の俺が彼の言葉の描く風景に自然と気持ちが重なるのだ。そしてそれは、20代30代では見えなかったものも少なくない。オトナ過ぎる歌詞とは逆に、声には若者の瑞々しさが漲っているし、ジャマイカの凄腕ミュージシャンに呑まれまいとする「気負い」も随所に感じる。そこらへんのリアリティも含め、今後も俺の「生涯ベストアルバムべスト5」にランイクンし続けるのだ。

夕方、並木通り近くの居酒屋Oにて、クライアント、代理店担当者さん、プロダクション、カメラマンA氏らと某季刊誌の打ち上げ。発刊3周年の記念である。コンペでゲトったこの仕事、初期企画段階において「手に取って読みたくなる内容」に留意。結果、通常の企業季刊誌では見られないエンターテイメント色の強いコンテンツになったが、それを採用してくれたクライアントさんがスゲェんです。俺はそれに乗っかっただけである。

カラスの勝手は困ります (2009.09.28)

午前中、企画業務。この提案が通れば、10月は相当な過密スケジュールになることが予想されるが、出張があるとしても一番遠くて岡山まで。いや、油断は出来んス。
午後、当道場にて心体育道個人レッスン。Sさん相手に1、2時間などあっという間の熱中タイム。

さて、このところ町内をほぼ一日中ハシブトガラスどもが我が物顔でカァカァと飛び交い、ウルサイったらありゃしない。目当ては週2回出される家庭の生ゴミ。段原に居た頃は、どこの家庭でも生ゴミには猫やカラス防止のネットをかけるのが当たり前だったが、我が家以外、ほとんどがそのまんま。収集車が現れるまで食い放題状態なのだ。不思議なもので人間に不利益をもたらす生き物は、カラス、ネズミ、ゴキブリ、オニヒトデまで、見た目だけで受け付けないという人が多い。本能の囁きか。っつーか、町内の皆さんにも生ゴミネットを用意してもらうよう、区役所が言うてくれんかな。

炸裂形態 (2009.09.27)

日中はボサ〜ッと過ごす。っつーか、そうせざるを得ず、頭も体も激しく軋む感じ。それはネガティブなものではなく、新陳代謝のようでもある。

夜、流川「PICO」にて「ござしき投げ銭の会」に出演。今回は最多の総勢17組が出演とあって、1組平均2曲程度にしぼられる。毎度のことながら、通常のライブイベントではまず目に耳にすることはないと思われる風変わりなパフォーマーのオンパレード。椎名サンとカワちゃんの三線+アコーディオンのユニットや、梶山がループマシンを駆使してのボイスアンサンブルは特にアイデアが面白かった。
さて、俺はこの間に挟まって、梶山と出演。我が師、豊田勇造カバーで「大文字」「サラ金ブルーズ」を熱唱す。このテの炸裂形態モノは久しぶりであったが、およそ音楽的なテクというものをほとんど備えていない俺は、並みいる奇人どもと渡り合うには結局<気合い>で挑むしかないのだ。客の反応も相当良くひと安心。「めちゃかっこえかった」などと、めったに頂けない賛辞も多々あり。

*写真:ヨーコちゃん、紅葉(もみじ)クン、梶山のアフリカンセッションと座敷の客(笑)。演奏後、ヒョウタンを二つに割ったドンブリ鉢が客席に回され、気に入れば自分の思う金額をいれる仕組み。こうしてあらためて見ると、やはり奇異なイベントである(笑)。

定番の底力 (2009.09.26)


午前中、通常業務。
午後より、季刊誌の仕事で某ボードゲーム同好会主催の懇親会を取材。場所は市内西区某所。俺はトランプは「ババ抜き」しか出来ないし、将棋、マージャン、パチンコ、TVゲームもわからぬ筋金入りのゲーム音痴。っつーか、さっぱり興味がわいてこなかった。なにしろ俺の生き方そのまんま刺激の強い「ギャンブル」なもんで(笑)。
今回のボードゲームはプレイヤーの人口が世界一で、日本選手権、世界選手権も行われている。取材しつつ、ゲームを背後から眺めていたが、これはなかなかに面白そうであった。経済感覚、判断力、経験、運、交渉力、これらをバランス良く有していなくては勝ち抜けない。しかして、やっている皆さんは始終歓声を上げ、ときには対戦者同士アドバイスし合うなど、なんとも和やか。つまり高得点を稼ぐには互いに支え合う精神も要求されるのだ。ゲームだろうがファッションだろうが「定番」が生き残っているのには、それなりの理由があるということだろう。

*写真:ビアテラスのモンステラ。縮めて「ビアステラ」。
ジイサン声、、、新業務効果、、、 (2009.09.25)


午前中ラジオ。俺がモノマネで合いの手を入れる「占いコーナー」の評判が、相変わらず良いようである。毎回ラストでやる「おじいさん」の笑い声が特にウケており、これを着信用に録音しFMちゅーピーのリスナープレゼントしてはどうかという案まで出よった。

午後イチ、某企業に出向き取材を一本。
帰って電話やメールであちこちに取材交渉。
それからオタマに春駒ブートキャンプ(すでに体脂肪率が減ってきたらしい)。
夕方からは当道場にて女子大生のSさんに心体育道マンツーマン指導。
座りっぱなしのデスクワークはかえって疲れる。「心体育道」が業務に加わって、毎日に張りがでてきた。っつーか、もの凄い次元に向かっている気がする。
個々のクオリティ、、、新曲、、、 (2009.09.24)


午前中、通常執筆業務。
午後イチ、中区の映像プロダクションにて某プロレス団体TVCMのナレ録り。この一週間で2本目。

ということで、この二日間で「コピーライター」「ナレーター」「武道師範」と3種の業務をこなしたことになる。今年俺は大マジメに「脱・器用貧乏」を掲げている。額に汗して知恵を出し、イメージし、火ィ吹くような努力を押し進め、個々のクオリティをあげたいところです。20代前半の頃「もし俺がジイサンなってゲートボールやっとるのを見たら、叩っ殺してくれてかまわんで」とよく口にしていたものだが、その所信表明は現在も有効なのである。あ、他人様がゲートボールおやりになるのは、もちろん文句ありませんのでご心配なく。

夕方、例によって突然新曲が降りてきた。今度の日曜に迫った「ござしきなげせんの会」に間に合うかもしれん(詳しくは当日報「LIVE36.5」を参照)。たぶん、詩も曲も今までに作ったことのないタイプ。
大人げない理由、、、無料体験レッスン、、、続・ブートキャンプ、、、 (2009.09.23)


昨夜のポロシャツヒロシのライブはブッチギリに素晴らしかった。が、そのあとの打ち上げの席ではライブの余韻にひたれることなくポロシャツを筆頭に常連の数人から執拗な「くすぐり攻撃」を受けるのが、ここ数年の恒例セレモニーになっており、まったくリラックス出来ん。毎度、翌朝の目覚めが悪いのもそのせいかも。それをオタマにグチると「もう来年から参加しんちゃんな」とな。あいわかりしまた。なんとも大人げない理由だが、ライブが終わったらとっとと帰ることにします(笑)。

午後、当道場にて、心体育道の無料体験レッスン。本日は高陽町から来られた女性と2人の息子さん。やればやるほどに面白いこの純武道の魅力を短い時間でどう伝えるかは、これからの課題。俺は入門して10年以上経つけど、いまだ新しい発見があるし、この歳で技術も進化している。優れた武術は一度体に「インストール」してしまうと、加齢による体力の衰えや体調にもあまり影響を受けることもない。そんな「武道とスポーツ格闘技の違い」も強調したいところだ。

夕方はオタマのリクエストにこたえて春駒ブートキャンプ二日目。今朝、起きたときに足腰がはっきりと軽く感じたらしい。こういうふうに効果を体感できたらハマる。しかし、今日の心体育道体験レッスンもそうだが、指導するのも結構楽しかったりする。師匠の廣原先生は、芦原空手LA支部長時代、1日で最高10クラス連続で指導されたこともあるとか。そこまでは無理としても時間が取れれば1日2、3クラスまでなら充分いけそうな気もする。っつーことで体験レッスン熱烈歓迎いたしやす。
ブートキャンプ、、、山口洋ライブ、、、 (2009.09.22)

午前中、当武道場において15分ほどオタマとセガレと春駒ブートキャンプ。本家ビリーさんがテレビでやってた代表的なメソッドに、ハタヨガ、クンダリーニヨガ「火の呼吸」なども組み合わせてヒーヒー言わせてやりました(笑)。毎日続ければ数週間で効果は見えはじめ、半年で別人。4、5キロ減量なんざ簡単だろう。ま、オタマ次第だが。

夜は十日市のヲルガン座で山口洋ソロライブ。この男を知って何年経つのか知らんけど、一番良かった。まぁ本人がこれ見てる可能性がなくもないので、ここまでにしときます。打ち上げ2次会の鷹野橋スリムチャンスからは歩いて帰りましたとさ。
easy Q、、、春駒ブートキャンプ、、、 (2009.09.21)

終日、そろそろ立ち上げたいネットラジオ局「ミミクル(ドメインはすでに取得済み)」のプログラム案を練る。
環境問題を取り扱う「フィールドボイス/easy-Q(イージーキュウ)」は、環境問題に楽しく取り組んでいる人物のフィールドにこちらから出向き、野外収録ならではのライブ感たっぷりのトークを展開する。収録は数年前に手に入れた3Dサウンドシステム専用マイクを使用。これで録ると、通常の2スピーカーでも、3次元の臨場感ある立体サウンドが聴けるのである。うまくいけばいいのだが(笑)。ちなみに「Q」とは、そのフィールドが抱えている問題点=questionであり、地球の「球」でもある。いずれにしても難しく考えず、まずは気楽(イージー)に一緒にやりませんか、と呼びかけるスタイルのものにしたい。企業であれ個人であれ、批判は原則的にNG。
ネットラジオでは公的に著作権が取得されている楽曲のオンエアが禁止されているので、著作権協会に属さない音源をミュージシャンの許可を得て利用。オンエアした曲は、ミュージシャンとタイトルがわかるよう、ネットラジオのHPで詳しく紹介し、楽曲提供ミュージシャンのメリットを確保する。
もうひとつ、是非ともやりたいプログラムが「無人島時間」。これは以前にも当日報に書いた気がするので割愛。あとは本チャンをお楽しみに。

さて、スポーツの秋である(いきなりなんだ?)。オタマダイエット計画の第一弾として、「春駒ビートキャンプ」を半強制的にやらせることとなった。ちょっと前ブレイクした本家ビリーさんの動きを見ていて、これが空手をアレンジしていることはすぐわかった。このなかの代表的ないくつかのエクササイズと心体育道の健康術を平行してやれば短期間で確実にスリムになる。まぁオタマのヤル気次第なのだが(笑)。
凡夫の一日 (2009.09.20)

終日、雑事、雑事、雑事。「打つべし!打つべし!」みたいな。
しかし、こういう見落としがちな他愛もないことこそ片付けておかんと、あとでじわじわボディブローのように効いてくるんだス。
おかげで夕方には仕事場も道場も頭ん中も掃除&整頓が行き届きスッキリちゃん。気に入らんかったのはカープが阪神に屈辱的な大敗を喫したこと。昨日、一昨日は勝つには勝ったが、ブラウン采配には納得のいかないことが多過ぎ、ストレスが溜まってしまう。「マクレーンを我慢して使う」だと?なに悠長なこと言うとんスか。
「他人にハラたてるヒマがありゃ、自己鍛錬」の信条に従い、その後相当激しい筋トレをやり、クールダウンのため、パンツ一丁のままビアテラスで夜風に吹かれつつアイスコーヒーをグイグイやってたら、体が冷えすぎたようで1時間後に下痢(笑)。ほんまアホでございます。
初めてのコロなし自転車 (2009.09.19)

オタマが「クーちゃんがオジイチャンとコロを取り外してもらった自転車で公園に行ったよ。うまく乗れるんかね」というので、窓から眺めていると(当3Fリビングから公園を見下ろせるのだよ)、オヤジが後ろからちょっと助走を付けてやっただけでスーッと一発で乗りこなしよった。しかも公園の立木をスラロームでかわしているではないか。俺も初めてコロなし自転車に乗った日の感動を覚えているが、こんなに簡単にはいかなかった。感動とともに敗北感(笑)。まぁいい、父親なんぞ軽々と超えて行ってほしい。

今週プレゼンした2つの案件の反応がすこぶるよろしい。あるクライアントは、俺がこれ以上忙しくなると手が回らなくなって仕事のクオリティが下がるのではないかと心配してくれたが、そんなことはまったく心配無用なのである。というか、個々の案件同士がせめぎ合い、その相乗効果でさらなる領域へジャンプアップできることを経験上知っている。前に書いたかもしれんが、格闘技漫画「バキ」を描いてる板垣某も駆け出しの頃、有名な漫画家から「1つだけで手一杯なら、なおさらもう1本描きなさい。そしてその2つを競わせなさい」と言われたことがあるそうな。自分で思っている限界なんて、案外たいしたことはない。子供がコロなし自転車に乗るのと一緒。転ぶことより、乗りこなすことで行動範囲が広がることのほうの楽しさを優先しているのである。
安仁屋さん (2009.09.18)

午前中ラジオ。
毎日更新される中国新聞朝刊の「今日の運勢」に、俺が各界の著名人のモノマネで寸評を述べる「占いコーナー」。これまで麻生元総理、えなりかずき、渡辺篤、永六輔、田村正和、山下清、アントニ猪木などを披瀝してきたが、本日は全編、RCCラジオのカープ野球解説でお馴染みの安仁屋宗八さんで押し通す。安仁屋さんのモノマネなんぞやっている男は、地球上で俺ぐらいのものであろう。沖縄訛りのイントネーションと「いやほんとですね」の口癖(1ゲームで二百回は言ってるはずだ)が大好きだし、昨日の中日戦では、サードのマクレーンを「牛みたい」と一人で大笑いするなど、随所の天然過ぎるお茶目っぷりも聞き逃せない。そのうち当ラジオにゲストで来てもらえんだろうか。二人で「いやほんとですね」のエンドレスな掛け合いをやってみたい。っつーか、やってどうするよ?!

午後より、通常業務&雑誌の取材交渉(念願だった現在日本王者の某プロボクサー&ジムの会長サンが取材を快諾してくれた)。しかし、朝5時台に起きる金曜は昼飯食ってからずっと強烈な睡魔に襲われるんだわ。プレゼンも2つ片付いたことだし、堂々と昼寝したれ。サノヨイヨイ!
人生が変わる (2009.09.17)

ほぼ終日、あちこちでプレゼン行脚。おおむねどのクライアントさんからも好評が得られ、安堵す。しかし、これがすべて決まれば、連休明けからスケジュール調整がエライことになるかも(笑)。まぁいつものようになんとかなるだろう。

昨日夕方、某本屋を物色していて、自己啓発コーナーに「これを読めば人生が変わる!」とのオビを纏った一冊が目に留まった。別に興味はないので手には取らない。俺もつい「シーカヤックで沖縄の海峡横断をしてみろ。絶対人生変わるで」というようなことを口にする時があるが、厳密に言えば「人生が変わる」よりは「人生の価値観が変わる」が正しい。「人生が変わる」だけなら、日々のなにげないすべての行動、事象によっても人生は確かに変わっている。歩いていて、なんだか気になる人物とすれ違う。思わず立ち止まって振り返る。そして何秒後かにまた歩き出す、、、、これだけで「立ち止まらなかった人生」とはまったく違う人生になっているはずなのだ。今の俺の人生も、そんな「偶然の産物」の集積? いや、最近は「偶然」ではなく「必然だろ!」と吠えたくなるような意味ある出会いのほうが圧倒的に多い。その出会いにも、意識は確かに介在している。
データ送信、、、嗚呼、無情、、、 (2009.09.16)

本日も終日企画業務。結局丸3日かかったが、午前に一本、午後に別の一本の企画シートと手描きのラフデザイン(いつものように色鉛筆使用)を仕上げ、メールで各プロダクションに送信。ここに引っ越してすぐプリンターが壊れ、スキャナー、コピー機能のついたモノに買い替えたおかげで、手描きのラフもスキャンしてPDFで送るという芸当が出来るようになり、ラクチンじゃわいの。それまで「春駒チャリ便」で自ら走りよったですから。っつーか、今時「手描きのラフ」ってのもスゴいけど。

夕方、プリント用紙が無くなったので、近所にある小さな文房具屋へ。奥から出てきたオバチャンを見てビックリ。オバチャン、いや、オバアチャンになっとる! 俺が小学生の頃オバチャンだったんだから無理もないか。時の流れとは無慈悲なものであるなぁ。かくいう俺も思いっきりオッサンだってばよ。
時間ならざる時間 (2009.09.15)

昨日の日報にて「複数の案件を同時平行して進めるのはかえって能率がいい。ひとつの案件でややのぼせ上がり気味になったアタマを適度にクールダウンできるのだ」などとノンキにのたもうたばかりであるが、本日午前中の企画業務では、凄まじいアイデアの奔流にあやうく溺れかけるところだった。
この状態を俺は勝手に「時間ならざる時間」と言っているのだが、時々脳内電波のいたずらなのか、厳密かつ精緻な時の刻みに反して、説明つかない<ひずみ>が生じることがある。1秒くらいのわずかな時間内で、もの凄い量の情報と向き合いながら、その一つ一つに思いを巡らしている、というような。この不思議な感覚は、8月末の「スタジオDUCK」でのソロ、そして先週土曜日の安芸高田市でのFarEastLoungeのライブの最中にもあった。正確にリズムをカッティングしているはずなのに、突如すべてがスロウダウンし、「おいおいいったいぜんたいどうなっちまったんじゃいおれはきをうしなったんじゃなかろうなそれよりつぎのうたいだしのかしはどうだったかなああそうかそうかだいじょうぶおもいだしたいまのじぶんをしんじろそしてすべてをゆだねろ」
てなことをたぶん0コンマ何秒にも満たない間にグルグル考えたりするんだよ。で、そういう時は、実に良い演奏になる。
そんなこんなで、今朝の企画中の場合は、アイデアを文字打ちする手が全然間に合わんのだ。おかげで午前中一杯で疲れちゃまいしたとさ。たぶん、集中力がレッドゾーンに達した時に現出する次元なのだろう。
天衣無縫へ至る道 (2009.09.14)

終日、猛然と企画業務。
複数の案件を同時平行して進めるのはかえって能率がいい。ひとつの案件でややのぼせ上がり気味になったアタマを適度にクールダウンできるのだ。

午後、「ダスキン」の担当者氏が、俺のデザインした我が家のオリジナル玄関マットのラフの最終チェックに訪れる。少し前、「どうせなら世界に一つだけのマットを作りませんか」と言われ、10分くらいで色鉛筆でチャチャッと描きなぐって手渡した。オタマをイメージさせるオタマジャクシ(そのまんまじゃん?!)に「四分音符」のテイストを絡めた春駒オリジナルキャラ「おたまちゃん」が「いらっしゃいませ」とニコヤカに出迎えるというもの。これを元に東京にあるダスキン本社のデザイン部が描き起こしたラフは、狙い通り、ウマヘタ風メルヘンチックな仕上がりで、こちらのデザイナーたちも「かわいすぎるっ!」とキャーキャー騒いでくれたらしい。なんなら、ダスキンで正式に商品化してくれませんかね?(笑)
こんな具合に、これまでも企業や個人からのオファーで、大胆にもけっこうな数のデザインを手がけてきた。厳密にいえば俺は「デザイナー」ではないのかもしれん。だが、規格外でも我流でもいっこうにかまわん。見て、ビビッ!と感じてもらえたら、それでえかろ?っつーか、それこそがクリエイターの仕事であり本分と思う。技巧のあとが見えず、自然であって、完璧な美を備えていることを「天衣無縫」という。人がその境地へ到達するには、パラドックスになるが、並外れた修練が必要であるのもまた事実なのだ。間をおかず、歩むしかあるまいて。
そしてまた新しい朝 (2009.09.13)

昨夜のライブ会場から徒歩10分のビジネスホテルでモッサリ起床。部屋でTV見ながらゴロゴロしていると、隣室の久保(マネージャーとして帯同)からメール。なんと、椎名サン、梶山、PAのヨータ、ハナチャン、女子マネージャーのミミチャンまで、とっくに帰ったらしい。がはは。ここらへんの「散れっ」みたいな見事なバラけ具合がカッコイイではないか。
っつーことで久保を乗せて広島駅まで送り、12時過ぎに帰宅。くどいようだが昨夜は本当にいいライブをやらせていただきました。おかげでまた頑張れそうです。

午後、デンワで心体育道小林道場の無料体験レッスン2人分の申し込みがある。面識のない方からの問い合わせは初めて。俺もますます稽古に励み、この類い稀なる武の真価を少しでも多くの人と分かち合いたいと、気持ちを新たにしたです。
安芸高田市でのハッピーアワー (2009.09.12)

安芸高田市の吉田文化創造センターで、FarEastLoungeライブ。昨年8月末にもやらせていただいたが、今回もスタッフの皆さんに至れり尽くせりのおもてなしをいただき、なんだか申し訳ないほど。
さて、ライブの前半は梶山、椎名サン、ツンちゃんと一人ずつ増えて行くのは前回と同じなれど、本日はゲストボーカルのハナちゃんも加わり、「しいなとシュウ」のキテレツかつ上質なポップセンスと相まって、一層華やかなステージとなる。いや、これだけでもお客さんは充分満足されたのではなかろうか。
10分の休憩を挟んでFarEastLoungeフルメンバーで登場。

セットリスト
「カプチーノもう一杯」>「テビチ記念日」>「ヨーデル潮干狩り」>「星の波間に」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「その男ヨシオ」>「向日葵」>「サリーガーデンズ」>「早起き鳥」>「夫婦蛸」>「黒いストッキング」>「地球のうた」>「ひかりのうた」

アンコール
「ぴぴららOneLove」>「Dreamin'」

全16曲が、あっという間に感じた。インストの「サリーガーデンズ」「早起き鳥」そしてFarEastでは初めてとなる「向日葵」もメンバーのサポートが超絶的レベル。いや、身内びいきの世辞では決してないのだ。おかげで聞き入ってしまい、またしても歌詞が飛びそうになった(笑)。満員のお客さんにも喜んでいただけたという手応えあり。
ライブ終了後は会場でそのまま打ち上げ。本日は近くのビジネスホテルに宿泊できるとあって、飲みまくる(笑)。スタッフの皆さんやファンの方ともじっくり話し込めた。FarEastLounge、支えられています。ありがとう。
初秋 (2009.09.11)

午前中ラジオ。局までチャリで行くのにTシャツでは寒いくらいだった。ここ数年、残暑がえらい長く、秋をすっ飛ばしてイキナリ冬!っつー無粋なシーズン続きだったが、今年は秋らしさが堪能できるのかも。そうそう、俺も来月は47になるんじゃった。

午後より、企画業務。今回の案件の、コアとなりそうなパーツが見えたと思ったら、他の部分もイモヅル式にドドッと降りてきて、おぼろげながら全体像が。

夕方、明日の安芸高田市でのライブのための機材一式を念入りにチェック。この「儀式」がけっこう好きである。気持ちの圧力が増してくる。
没入すべし (2009.09.10)

終日、企画業務。
最近、代理店さんから「春駒さんはあまりに引き出しがたくさんある過ぎて全容がつかめない。なにか一覧できるようなもの作ってよ」とリクエストが多いので、現在リスト作成も同時進行中。この数年だけでも印象深い仕事がかなりあり、思わず自分で「ようやるわ!」と叫んでしまったぜ。ただ、気がかりなのはこれを目にした人が「ハッタリにきまっとる」とか「多彩なだけで、どれもが中途ハンパに違いない」などと思いやしないかと。
たしかに、「広く浅く」であっては内容は期待できない。だが、「一事が万事」「一芸に秀でるもの多芸に通ずる」とも言うではないか。いやいや、俺は一度にこれが出来るようになったわけではなく、ここにくるまでマジで気が遠くなるような時間の集積があったのだ。一つのことを始めたら最低3年は、それにだけ打ち込む「三昧(サンスクリット語でサマーディ)」が必要と思う。もちろん文科系と体育系ならば、経験上、両立は可能。中学時代は読書とサイクリング、高校時代は音楽と空手、20代は音楽ばっかり。29歳で広告業界に入ってから35歳あたりまでは仕事のみに没入し睡眠時間が3、4時間の毎日。その後、36でやっとこさ、シーカヤック、沖縄詣で、音楽ユニット結成(FarEastLounge)、空手復帰(心体育道)なのだから、器用なのではなく、ただ「しつこさ」だけなのよ。っつーか、好きだからしつこいのだね。
生涯、床屋 (2009.09.09)

午前中、企画業務。

午後イチ、約2カ月ぶりに馴染みの散髪へ。店内の入り口から3分の2がオリジナルブランドのみを扱うブティックとなっている、まず床屋には絶対見えないこの不思議スポットは、知る人ぞ知るという感じで芸能関係者のファンも多い。クレイジーケンバンドのメンバー全員が2002年の全国ツアーで着用したステージ衣装もここで作ったということをケンさん本人から教えてもらった。それをデザインしたのが、俺の頭を17年間もチョキチョキやってくれているK店長。
「服だけでやっていこうとは思わなかったんですか?」
「いや、ボクは生涯、床屋でいくつもりスから」
実際、彼の散髪テクはかなりのレベルで、リーゼントのほか、バリカンの扱いでは並ぶ者はないと言われているのだ。俺もがんばろっと。
嗚呼、小市民、、、言葉が描く旋律、、、 (2009.09.08)

元ホストで、レストランやバイクディーラーをいくつも経営し(しかも汚い手口で)、フェラーリを乗り回している成り上がり実業家と真っ向対決する夢を見る。あまりに長編で、プロットも複雑だし、どんな場面でどのようなやり取りをしたかセリフもほとんど覚えており、リアル過ぎて目覚めた時点で疲労困憊。ラストの方で、ヤツを論破して追いつめるのだが、急に「春駒さんて、ほんまにオモロイね。どうです、ボクと一緒に組んで一儲けしない?」と言われて大いに狼狽えるあたり、俺も所詮は小市民かと(笑)。

この夏、仕事しながらよく聴いたのは、クレイジーケンバンドのちょっと前の2枚「Soul 電波」「Soul Punch」と、最近知った柴草 玲さんのミニアルバム「うつせみソナタ」。ケンさんは、通常なら思いついたとしても決してメロディには乗せないであろう言霊たちを果敢に(あるいは面白がって?)引っ張ってくるところにパワーを感じる。柴草さんは美しい旋律の中に、ケンさんとはタッチが違うけれど、やはりギョギョッとさせられるフックを含ませている。喉ごしのいいスーパードライがケンさんで、口当たりが良いのでつい飲み過ぎ、あとでひどい目に遭うブルゴーニュワインが柴草さんか。

リーゼントの山本さん
愛車は人気のヨタハチじゃん
通船乗ってる船乗り
ちゃっかりズル休み
パチンコ 麻雀 競馬 奥さんが嘆いてるぞ

ところでチームメイトの望月さんは何処行った?
ベレット1600GT
お盆も明けたが店をずっと閉めたきり
新聞も溜まるばかり
今じゃ消息不明

〜クレイジーケンバンド/「路面電車」より〜


彼女はファインダーを覗く
片目でファインダーを覗く
見知らぬ人がまだ愛してる人に見えてピントがぼける

もういちどファインダーを覗く
今度はあの女がいる
ネガを引き抜く 引きちぎる 少し立ち尽くす

〜柴草 玲/「微粒子」より〜

この2曲が特に気に入っている。 「歌」という表現はときに、たかだか3〜5分程度の中に、リアルな人の息づかいを感じさせてくれるのだ。以前、インストゥルメントばかりやってる某弦楽器奏者が「言葉はイマジネーションの妨げになる。邪魔なだけ」てなことを言うておった。それはそれで表現のコンセプトだから否定はせんけどな、世界に一つしかない声や言葉が描く旋律ってもんがちゃんとあるんだよ。
商売の神、、、手探り、、、 (2009.09.07)

先日、ちゅーぴー梶山が新築祝いにガネーシャの人形をくれたのであるが、象の顔と4本の腕を持つこのヒンドゥーの御神体は商売の神サンであるらしい。「ハラをさするとエエことがあるよ」と梶山が言うので、玄関横の棚に置き、今朝さすってみたらば、午後になって早速新規案件が舞い込んできよった(笑)。この調子でどんどん頼みまっせ〜。

本日より、新しいジャンルにトライ。これがカタチをなすか、モノになるか、まったく不明。こういう「手探り」という状況は決して嫌いではない。ふいに何かを掴んだ時のトキメキがあるものですから。

先月中旬に1F倉庫改の武道稽古スペースを確保してから、コンスタントに内容のある鍛錬できるようになった。当初は屋上にもうけるはずだったが、たぶん見晴らしの良いそっちよりも、1Fの離れ的な場所の方が結果的に集中できる気がするし、踏み込みの際のズンッという地響きも気兼ねなし。弟子を持ったという緊張と責任も刺激になっている。
ツギハギライダー、、、河川敷ライブ、、、 (2009.09.06)

セガレとの付き合いで、毎週日曜の朝は「サムライ戦隊シンケンジャー」「仮面ライダー」を続けて見るのが習慣となっている。で、仮面ライダーは「ディケイド」が終わり、本日より「仮面ライダーW」がスタート。このライダー、シリーズとしては初の「2人で1人」の合体モノで、左右の色が「キカイダー」のようなツートンカラー。しかして設定のほうもツギハギで、映画「マトリックス」、松田優作「探偵物語」、永瀬正敏「私立探偵 濱マイク」、福山雅治「ガリレオ(これはちょろっとしか見たことないが)」そしてなぜか「レインボーマン」などを彷彿させるシーン目白押し。「引用」と見るか、「パクリ」と見るかは人それぞれでしょうが、CGを駆使した戦闘シーンは「子供向けでここまでやるか」と感心させられる。仮面ライダー1号の本郷猛(藤岡弘)のストイックな格好良さが俺の中でダントツであることは、微塵も揺るぎませんけども。

昼過ぎ、やや体調を崩しバテ気味のオタマを残し、セガレと基町の河川敷で開催されている某野外ライブへ。梶山、ツンちゃん、椎名さんをサポート陣に従えてちょうどトミさんが歌い始めたところだったが、9月とはいえ、遮るもののない炎天下のステージは、ミュージシャン、楽器ともに相当過酷だったのが見ていてわかった。アコースティック、とくにギブソンのオールドあたりなら20分を超える直射日光は<致死量>に相当する。ミュージシャンも熱中症や日射病にも警戒せねばならん。女性にはさらにUVという天敵が(笑)。野外ライブの難しいところである。いや、この企画自体は、その他カヤック体験会、ペットボトル水圧ロケット工作など、ほかのプログラムと相まって、手作り感が伝わってくる素晴らしいもんでした。
トミさんライブ (2009.09.05)

午後、トミ<ゴッドママ>藤山さんがリョーコちゃんのお母さん運転のクルマで来宅。しばしリビング・ダイニングにて小一時間ほど歓談す。

夜、土橋町カポネでトミ藤山さんライブ。今回のサポートは梶山、ツンちゃん、椎名さん、そしてワンポイントで美由記ちゃん、シンさん、愛弟子リョーコちゃん、俺(控えめにハーモニカ吹きました。笑)。前回広島でのライブでは、もっと多くの地元サポーターがひっきりなしにステージに上がったが、やはり観客の立場からすれば、これくらい絞り込まれた&腕のいいミュージシャンのほうが安心してショーを楽しめる。それにしてもトミさんホンマに来年70歳??? はは、こりゃ100まで歌えるわ。盤石!
鶴は千年、トミは万年 (2009.09.04)

午前中ラジオ。
午後より企画業務。
とりとめもなくアレコレ夢想するには、当オフィスのワークスペースは最適である。目の前の幅3メートルの開口部から望むダイナミックビュー(半分以上は空じゃし)は、「まぁ好きなようにやりんさい」とでもいいたげに、ものうげに移ろうのであった。っつーか、ここよりスゴイのが、屋上だ。来月にはキャンプ用のアウトドアテーブル(真ん中にパラソルを差し込む穴があるヤツです)を設置し、さらなるダイナミックに心行くまで我が脳髄を浸らせてみたい。たぶん、仕事なんかどうでもよくなるだろう(クライアントの皆々様、ほんのジョーダンでございますとも、ええ、心よりオファーお待ち申し上げておりますござ候いとをかし)。

夜は、東京より襲来の極東カントリー界のゴッドママ、あるいは歌う電気如来ことトミ藤山さんに呼び出され、市内某所へ。トミさんは当日報でも何度も取り上げている(たとえば04年3月21日付)ので詳細は省くが、御歳70目前にしてその歌声は衰えるどころか一層艶やかに、キャラのお茶目さに至っては往年の植木等をも凌駕するノリである。不用意に触れようものなら、彼女のハッスル、いや、発する名古屋産キシメン風味超高圧電流にて、銀河の果てまで吹き飛ばされることを覚悟せねばならない? はたして、1年ぶりの再会は、こうして彼女と楽しい酒が飲めることのラッキーさを八百万の神々に感謝するのみであった。同席の梶山、椎名さん、リョーコちゃんもたぶん同意見だろう。というわけで、明日5日土曜日(コレ読んでいる人には「本日」だが)、土橋町カポネにて夜8時よりスタートのトミ藤山ライブ、絶対に見るべし。鶴は千年、トミは万年。これからも末永く歌ってまんねん?!
指導稽古初日 (2009.09.03)

午後より、心体育道小林道場立ち上げの指導稽古初日。入門者第一号は知人の娘さんで県立広島大学の2年生。心体育道のメソッドは理路整然としているので、間をおかず集中して修練を積めば、案外上達も早い。心体育道直轄道場以外の他の道場生もそうだ。「大丈夫かな」と思うような、まったく未経験の中高年が入門してきても、何カ月かして会うと、見違えるほどホレボレする動きになっていたりする。それには心体育道の中に、いわゆるスポーツ格闘技的な派手なワザがないことも関係しているのは間違いない。派手、無理、無駄を徹底してそぎ落とした「理にかなった動き」はそれだけで絵になる。もちろん武道であるからして、理不尽な暴力を仕掛けられるなどの有事の際には「威力」も充分発揮することを経験上から言えるのです。
水彩画とメダカ (2009.09.02)

俺のラジオの古くからのリスナーでもあり、弟、雄二の中学時代のクラスメイトでもあるN君より、水彩の風景画をもらった。「新築祝いです」ということなのだが、なにやらフランスではわりと有名な作者らしいし、複製ではなく本物のようだし、高価なモノでないことを祈るのみだ(笑)。こじんまりした町から海(or湖)に突き出した桟橋、遠くに低い山、上半分が空、というシンプルな構図で、色も落ち着いたナチュラルトーン。ありがとうN君。

貰い物、もうひとつ。お向かいの奥さんから「クーチャンに」と一ヶ月前にいただいたメダカの稚魚5匹が、随分と大きくなったので、金魚鉢から浄化ポンプの着いた水槽に全員引っ越しさせる。ギンギラギンの近藤マッチも相当な「メダカ狂い」らしく、以前「カーレースとメダカ、どっちかひとつと問われたら?」と究極の選択を迫られマジで1週間悩んだと聞く。たしかに、見ていて飽きん。30分くらいあっという間だ。っつーか、仕事しろっての。
ハレルヤ電気菩薩 (2009.09.01)

朝、フト閃き、破れて使用不可となったキャンピングコット(米軍タイプの野戦ベッド)を自宅ゴミ置き場から引っ張り出し、シートの布部分を全部剥ぎ取って骨組みだけにしたならば、ありゃま、これはひょっとしてシーカヤックのラックになるのではないかいな? 早速こいつを昨日完成したばかりの艇庫中央にセットし、シーカヤックを乗っけてみると、まるであつらえたかのようなフィットぶり!ハレルヤ!
これにて、1F倉庫改の心体育道マイ道場、北側通路改の屋根&スタンド付きシーカヤック艇庫が相次いで完成し、オフィス春駒プロジェクト第2ステージも無事終了。広告&企画執筆業デスク、音楽スタジオ、武道場、シーカヤック艇庫、ビアホール等、当アジトにすべてのライフワーク機能が整ったわけだ。ほとんどサンダーバード基地である。
しかし、新居の図面も一年前の6月、夢の中で閃いたそのまんまだし、今朝のアイデアもうまくいったし、俺の脳内中枢にも故・勝新太郎言うところの「電気菩薩」様が鎮座ましましてあられるのでせうか? 師よ、今度はぜひ、金儲けのアイデアを?! 
バックナンバー
build by HL-imgdiary Ver.1.24

HOME仕事のご依頼LIVE36.5°DISCOGRAPHY屈折日報
人間世界遺産PROFILEMAIL


Copyright?2003 HARUKOMANIA All rights reserved