Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2009年11月の日記

アウトドアクッキング (2009.11.30)

モニターツアー二日目。
本日は伐り出した竹で椀、ハシ、コップなどの食器を作り、火を起こして飯を炊き、自分の手でシメたヤマメを串刺しにして焼くという、野趣あふれるプログラム。10時から作業に取りかかり、それらをようやく口にできたのが3時半。一般人よりサバイバル技術は数段上と心得ていたけど、竹筒を飯ごう替わりに使用したのは初めての体験だった。直径が10センチを超える孟宗竹なんぞ、自分で勝手に伐ったりできんからね(笑)。いや、竹がここまで変幻自在に使えるとは、勉強になりました。昨日と同じく、詳細はこれ以上書けませぬ。

*写真:俺の作ったハシと取っ手付きコップ。コップの下の突起は、地面に突き刺すための工夫で、削り残しではありません(笑)。

モニターツアー、、、内藤vs亀田戦 (2009.11.29)

広島市中心部から車で1時間の距離にある某里山に一泊するモニターツアーに参加。午前中のプログラムで、1000m級の山に登る。覆面取材的な側面もあるゆえ、ここで詳細を書くことはできませぬ。
夜、旅館の一人部屋で内藤vs亀田戦を見る。結果は予想通りだったが、亀田は精神面、技術面ともに進化めざましく驚かされた。これまでの試合でも乱暴な口ぶりとは真逆に、なかなか緻密で用心深いボクシングを見せていたけど、真価が問われるのは防衛戦に持ち越しだ。内藤はすでに終わっていた気がする。

ウコンの力、、、カスタムナイフ展、、、 (2009.11.28)

昨夜、シェルター69から帰ったのは午前2時半あたり。マスターのナカハラ氏から進呈されたワインがことのほか効いたようで、起床時もほろ酔い状態。オタマに「ウコンの力」を買いに行かせて飲んだら30分ほどで回復。こりゃ使えますね。

夕方、チャリで1分もかからん県立産業会館西館展示場へ。俺的にすっかり風物詩となった広島カスタムナイフ展。毎年出展している友人G氏の作品ほか、全国から集まったクラフトマンの力作・珍作を観賞。毎回思うのだが人の手の作り出す物は温かみがある。

西野やすしグループ (2009.11.27)

午前中ラジオ。
午後より、明後日、湯来で行われる1泊2日のモニター登山に備えて装備の再チェック。1000m級の低山とはいえ、この時期に何を用意しておくかは実に難しい。雨具なしで雨に30分以上でも降られたら、ハイサポーミア(低体温症)にかかる危険性もある。やや過剰に備えるのが得策。

夜、シェルター69で、はっちゃんがキーボードでサポートしている西野やすしさんとTHE KANSAIの合体ユニットによるライブ。KANSAIのベーシストは、奇遇にも我が師匠、豊田勇造さんのバンド「勇造バンド」のメンバーでもある山田晴三氏であった。やはりリズム隊が加わると、起爆力が違う。ええカンジで酔わしてもらいました。

二人目の門下生、、、出張プレゼン、、、 (2009.11.26)

先日、当道場にて体験レッスンした某女子の入門がほぼ決定。門下生が二人とも女性というのはまったく予想していなかったが、技術の習得に要する年月には男女差はない。むしろ、男より肉体構造上「脱力」しやすい女性の方が、心体育道の術理を身につけやすいのでは、という気すらする。二人が一年でどのくらいのレベルに到達できるか、すごく楽しみだし、大いに期待もできる。

午後より、湯来にてプレゼン。俺が帯同することは昨日決まったばかりというか、広告代理店担当者氏に自ら申し出たのだ。結局行ってよかったス。明確に成果があったス。やっぱり動かにゃダメよのう。現場でこそ、鍛えられるのである。

発話旋律だった (2009.11.25)

終日企画業務。
昨日BSのクラシック番組でヤナーチェクの特集をやっていた。彼は自国のチェコ語のリズムやイントネーションを研究し、それを応用した「発話旋律(と日本語に訳されている)」なる独自の方法論でオペラや管弦楽曲、室内楽曲を作ったそうな。ふむふむ、と見ていてハッとなった。俺の作る曲も話し言葉そのまんまメロディへと変換した「発話旋律」ではないか?!
「テビチ記念日」「その男ヨシオ」「月の下ジントヨー」など、歌詞をただ朗読するだけでモロ雰囲気出るじゃん。ふはははは。なんとカンタンな。

*写真:書類ケースから出てきた8年ほど前の夏のスナップ。あの頃キミは細かった、、、、(笑)。

先のことはわからない (2009.11.24)

午前中、経理に関する雑務の処理。
午後より通常業務。
3時半から当道場にて個人指導。一番弟子のS嬢、9月から始めたばかりというのに、上達著しく、技のキレがいい。本日教えた投げ技でキレイに俺を吹っ飛ばしなさる(笑)。
夕方、某企業にて打ち合わせ。その帰りのバスの中、取り留めもなくインスピレーションが脳裏に去来。しかし、寒いな。明日は晴れて暖かくなるというウワサも耳にしたが、一部の学者が「地球は温暖化どころか、冷えている」と騒ぎだしたとも。俺がハッキリ言えるのは「ハッキリした未来予測など人間ごときにわかるはずもない」ということだ(なんじゃそれ)。200万年の歴史の中で、人類は数え切れないほどの気候大変動を経験している。寒かったらそれなりに体を温める衣服を着るだけのこと。状況に対し、的確に反応し、的確に処理する。これ、心体育道の教育理念でもある。シンプルにいきましょう。

*写真:キリン復刻ラガー、気に入ってます。嫌いなモノを挙げ連ねるより、好きなモノをニコヤカに語る。そんな男に私はなりたい。

結婚記念日のサプライズプレゼント (2009.11.23)

7回目の結婚記念日。だからというわけでもないのだが、有り難いことに懇意にしていただいている某投手とその奥方の手配で幸運にもカープファン感謝デーの整理券をゲトることができ、午後より家族でズームズームスタジアムへ。
ラジオ番組でカープコーナー「コイの手ほどき」なるものをエラそげにやっているくせに、すんません、本日が新球場デビューでございました。「どっから見てもそれなりに楽しめる、12球団でサイコーの球場!」というのがくまなく見て歩いた正直な感想。はてさて1時間後、またまた某投手の配慮により、ありえんエリアに場所を移してのプログラム見物と相成った。ここから先は書くわけにはいかんなぁ。たぶん生涯忘れることの無いハッピーアワーなれど、ことの重大さをセガレはわかっておらんようだ(笑)。

*写真:1塁側2Fのスカイシート席。高所恐怖症の人はちょっとつらいかも。このあと、ここから望遠鏡で眺めていた、あり得んシートへお招きいただきましたとさ。

身体との対話 (2009.11.22)

来週の日曜、とある体験プログラムのモニター(1泊2日)として1000m級の山に登ることになったので、久しぶりにそのテのウエアやクツなどを引っぱり出してチェック。シーカヤックもそうだが、アウトドア関連の装備をいじるのは楽しいもんだ。これから俺はますます人力度を高める方向に進むだろう。併せて、我が身体との対話も深度を深めたい。ささやかな決意として、2、3年のうちに「ヨガ」と「肥田式強健術」を融合させたものを自分が掲げるレベルにまで引き上げる、っつーのがある。「そこ」からの風景をどうしても見てみたいのだ。

大天才たち、、、15年の間の進化、、、 (2009.11.21)

セガレの幼稚園で開催されている園児の工作展示発表会へ。
年少から年長組まで3学年の木工、粘土、版画が体育館にずらり。その発想や色使いの奔放さには、マジで圧倒された。こいつらみんな大、大、大天才だぜ。しかし、小、中学校と義務教育が進むにつれ、彼らの大半が眩しいほどの輝きを失うのは、つまらぬ偏差値教育、無味乾燥なマークシート試験等に大いに原因があるからではなかろうか。親も教育者も仕事の雇い主も横着し過ぎだ。管理する側の都合のみで「教育」を語りんさんな。それは「虚育」である。

先日、ネットで注文したアルファ社M-65フィールドジャケット<黒>が届く。無くしたヤツは記憶をさかのぼってよく考えると15年以上は着ていた計算になるが、新品を見るとその間にマイナーチェンジが施されていたようで、ジッパー付きの内ポケットが2つも増えとる。常々「あれば名刺なんかが入れられて便利なのに」と思っていたものがちゃんと追加されていることに感激。1965年に開発された定番モノなれど、こういう進化は良しとしたい。
誰かから聞いたところによると、数年前に封切りされた割と有名な俳優が出ているアメリカ映画の主人公は、この黒いM-65を心から愛する男、という役どころだったらしい。気持ちわかります。次回は是非、私にオファーを。

加湿器 (2009.11.20)

午前中ラジオ。
放送終了後はそのままスタジオで某ラジオCMのナレ録り。この時点で今年のナレ録りはTVCMも含め自己最高本数を突破。ありがたいこってす。

午後、風邪対策として宇品の某デオデオにて加湿器を購入。くどいようだが、俺の認識では新旧関係なくインフルエンザはただの風邪。新型にかかっても、いつもの「春駒アプローチ」でフツーに接する。実はこの一カ月半の間に数回、悪寒を感じた夜があった。結局、大量の水分摂取&葛根湯で発熱までには至っていない。過信はしないが過剰に警戒もしない。

*写真:デオデオついでにトイザラスに寄ったなら、オタマいわく俺に「ソックリ」なカエルと遭遇。腹話術で使えるように中に手が突っ込め、口をパクパク操作できる。いつか朗読ライブで使いたい感じ(笑)。

見つけました (2009.11.19)

企画業務の合間、ヨガ、筋トレ、ストレッチなど。トータルで2時間ちょい。ほんとは毎日これくらいやりたいところだ。体調良いと、執筆などもはかどるのだ。

前の日報にも書いたけど、6月末の引っ越しのどさくさにまぎれてうっかり処分してしまったらしいアルファ社のM-65フィールドジャケットのブラック。馴染みのジーンズショップのオバチャンに訊いてみると、「黒は生産中止。きっぱり諦めんさい」と言われたのだが「はいそうですか」とならないのが俺であって、しつこく検索して探してみたところ福岡に1社だけネット販売しているのを遂に発見し、本日注文。これでしばらくはアウターのことは心配ない。と、その福岡のショップのサイトを見ていると、エエのがいろいろあるやんけ、困るでしかし(横山やすし風に)。

微笑中年 (2009.11.18)

午前中、免許センターにて5年ぶりに免許更新。毎回更新時に今度こそはと思いつつ、ついやり忘れてしまう「あること」を本日めでたく達成。毎度、免許証やパスポートなど、俺の証明写真はどういうわけか「指名手配犯」のように人相悪く写ってしまう。で、今日は、少し微笑んだ状態でシャッターに収まってやったのだ。ははは。その甲斐あって出来上がりは、いつになく好中年(笑)。

それにしてもだ。9月末から始まった耐久レース的な超過密スケジュールの一応の着地点を、この<免許更新>と決めていた私。中国5県をくまなく巡る取材ロードと、その原稿執筆。環境イベントの司会。心体育道の神田神社奉納演武。セガレの運動会&父親参観。数本のプレゼン。数本のライブ。兄弟子の結婚式。さらには通常業務としての執筆、心体育道マンツーマン指導、ラジオパーソナリティなどもある。スタート地点では超えるべきハードルの多さ&長さに目眩を起こしそうになったものだが、とりあえずゴールを決めておけば持ちこたえられそうな気がし、9月25日から11月25日までの免許更新期間の終わりの方、つまり今週をひとつの目安として設定して、ひたすらフントーを続けてきたわけス。出口が見えないと苦しいからね。いや、案外と平常心でやれたし、まだ余力がある。ただ、真新しい免許証を手にした瞬間、
「ゴオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜るっ!」
と叫びそうになりましたとさ。

*写真:数多の戦場をともに駆け抜けてくれたオメガスピードマスターくん。この2カ月でまた傷が増えたかも。

ブラインド効果 (2009.11.17)

午前中、運転手。っつーか、雨が降っていたのでセガレを幼稚園送迎バスのバス停まで、オタマを横川の某ミュージックスクールまで乗せて行っただけなのだが、通常ならそれぞれ往復20分、30分程度のはずがあちこちで渋滞や事故に遭遇し、結局トータルで1時間半! やれやれでございます。

抜群の通風で、夏は冷房いらずで快適に過ごせた我が家であるが、この季節、天候悪いとさすがに冷える。ペアガラスとはいえ、開口部から冷気がゾワゾワ這い降りてくる。そこで中庭を囲む全12枚のブラインドをすべて閉め切ると、これが意外にも相当な効果。キッチン、リビング・ダイニング、ワークスペース含む3面の廊下がエアコン1コでOK。明日は日中も試してみよう。

匠の手腕 (2009.11.16)

午前中、企画業務。
午後より某広告代理店さんで打ち合わせ。
夕方、オフィスに戻ってメールをチェックしてビックリ。某季刊誌の仕事、先週末原稿を送ったばかりというのに、全ページのレイアウトがデザインプロダクションのF氏(大のプロレスファン)より早くも送られてきているではないか。それがまた「ドエーッ!」と絶叫するほど冴えまくった美しいデザイン。苦労が報われた。この仕事の醍醐味よのう。取材対象者も喜んでくれることだろう。

ミニスカあるいはホットパンツ (2009.11.15)

午後イチ、心体育道の体験レッスン。
夕方、セガレのリクエストでマリーナホップへ。相変わらずテナントの半分以上が空いており、季節柄もあってか、北風吹く中、寂しさひとしお。「あなた変わりはないですか、日ごと寒さがつのります」と歌いかけたところで、来場者の若い女子の多くが超ミニスカかホットパンツというパワフルな事実に気付く。「景気が悪いと女性ファッションは肌の露出度が高まる」というのは的を得ていると思う。女性は本能的に身の危険を感じると、種の保存の法則に従ってよりよりオスをゲトるべく、挑発行動に出るのではないか。そんな演出にあっけなく吸い寄せられるのも男の悲しいサガではある。このような攻防があって、人類は200万年も生きながらえている。バカにしてはなりませぬ、サノヨイヨイ!

「らしくない」が面白い (2009.11.14)

9月末より続いた、一時も気を抜くことが許されない、いや許してヘマしたらハイそれまでよ的ミッションがひとまず峠を越え、デスク回りの資料整理やその他雑務に終日没頭す。頭ン中も相当なてんやわんやぶりを来しており、整理のため、思いつくままに懸案事項をノートに書きなぐってみる。よくよく考えれば深刻なものなのに、たいして気にしてないことに感心してみたり、逆に卑小な出来事が意識にしがみついていたり、げに自分という存在は不思議なり。
親愛なる読書諸兄は、どこへ向かおうとしてなさるですか?人生になにを求めておられますか?
天の邪鬼な私は、例によって「らしくない」方向がどうにも気になるのです。テメェで選べる人生なんてたかが知れているのだとするならば、たぶん選ばないであろう方向にあえて視点を移すと、案外魅力的な地平が見える場合だってあるのです。自分をカテゴライズするほど愚かな話はない。他人が見て「ますますワカラン!」と言われるぐらいで丁度よろし。

*写真:夜、家族と平和大通りで開催中のドリミネーションへ。これ目当てに来ている人で大賑わい。

インタビュアーの服装 (2009.11.13)

午前中ラジオ。
「アニキの袋とじ」のオープニングでは「夫婦蛸」のメタルバージョン・カラオケにあわせて1コーラスのみ熱唱し、つづくカープコーナー「コイの手ほどき」ではスペシャルゲストの新藤邦憲氏(カープ私設応援団会長)と爆弾トーク合戦。こんなやりたい放題で大丈夫なんでしょうか私たち。

昼メシ後、家族で「ゆめタウン」をブラブラ。何軒かのブティックでインタビュー業務に使えそうなジャケットをオタマに意見を聞きながら物色す。
10年前なら、たとえば大企業の取締役クラスを取材する場合など、インタビュアーも「正装」で、というのが暗黙の了解であった。しかし、最近はそれが必ずしも無難なセンではなくなってきているのだ。あまりにも地味なサラリーマン然とした格好では「つまんなさそうなヤツだな」と思われ、最初の段階で対象者の興味をそそることにつまづく。これまでラジオのゲストも含め千人以上をインタビューした経験では、やや尖ったルックスのほうが互いの話が弾むものだ。結果、通常では聞き出せないエピソードなども引き出せる。それを文章に起こして内容が良ければ「春駒め、やりおるわい!」と評価もズキュンと高くなるわけだ。確かに難しいさじ加減ではあるが、結局「人は見た目」に負うところが大きい。いや、センスも含め内面が「外見」に現れるのダス。
さて、あれこれ試着の結果、イタリア製ので(ゆめタウンにもこんなのがあるんだよ)、実に俺向きのヤツがあった。

*写真:スタジオ内で新藤のオヤッサンと。

たぶん間違いなく撤回するでしょうが (2009.11.12)

サカナの小骨が引っかかりやすい体質(いや、この場合は喉質というべきか)というものは絶対ある。それが俺だ。引っかかり率は7〜8割くらいになる。小さい頃から変わりません。で、今日もヤラレた。ほんと不快なので、ホネがそのようなことになる可能性のある魚料理は今後一切口にしないことをここに宣言したい。決してサカナが嫌いなのではない。ホネさえないならなんぼでも食う。

足し算で積み上げるしかないのだ (2009.11.11)

午前中、とあるクリエイターの方から、先日の俺のプレゼンが採用されたとの連絡。ここに越してきてからの半年間、新規案件が増え、プレゼンの連勝記録も更新中。俺よりカッコいいコピーやデザインを手がけるヤツは他にもいっぱいいるだろうが「ちゃんと届く表現」に関しては、少しばかり図抜けていると言わせてくださいまし。クライアントさんが何年も続けてリピーターになってくれてる案件が少なくないのが証拠だぜ。
フリーになってから5年。掛け算はなく、あくまで地味な足し算で着実に仕事してきたのがようやく認められつつあるとすれば嬉しいことよ。大手広告代理店の某2大巨頭が苦戦を強いられている件。あれは、従来のドンブリ的マス広告が機能しなくなったことにクライアントが気付き「いらない」と言い始めたからであって、景気ウンヌンはさほど関係ない。効果があると思えば、ちゃんとカネは出してくれるはずだ。

道の途上 (2009.11.10)

香川県は高松在住の盟友ツッチーの計らいで、かの地における1年半ぶり2度目のソロライブを1月17日(日)にやらせてもらうこととなった。今回は快男児ベニーさんとこではなく、「Bar RUFFHOUSE」という店。通常は11万曲をストックするミュージック・バーだそうだが、山口さんちの洋クンをはじめ、リクオ、三宅伸治など俺の耳には馴染みのあるミュージシャンもステージに上がっている。そんな場所から声をかけてもらえるなんて光栄です。
20代後半、音楽で「自家中毒症」を起こしかけていた俺が今の俺を見たら、「なにボヤボヤしとんじゃい!どんどんいかんかい!」とヨダレたらして悔しがるだろう(笑)。求めすぎたあの頃はカラ回りばかり。逆に分かち合おうとしている今は、音楽が自然と内から溢れ出て、それなりに耳を傾けている人も増えてきた。結局のところ、俺は一時も音楽から離れてはいなかったわけだ。今生まれている歌は、まぎれもなくあの頃からの延長線上にある。焦らず一瞬一瞬、大事にいくぜ、あの頃の俺よ。

狩猟家の時間 (2009.11.09)

終日快調に執筆。
あと数日もすれば当日報の読者諸兄を不感症にしてきた「終日執筆」っつー書き出しをしばらくストップできる、、、かいの? いや、ホント飽き飽きされたことでしょうね、申し訳ないス。

それにしても、取材を要する執筆業というのはつくづく<狩猟>である。取材対象者=獲物を選定した時点から、どうすれば接近できるか情報を集めて策を練り、取材の了承が得られれば、今度はその本質にどこまでダイブするか、相手の習性などに関し徹底した調査を行う。そして無事に取材が済めば、住処に素材を持ち帰って解体作業。その中から使える、もしくは使いたい部分のみを選びとって調理となる。鮮度が命だからできるだけ手早く、そして無駄な味付けをしないしないことに留意。獲物はまず同じということはあり得ないから、次の狩りには、再びこの煩雑なルーティンに従わねばならん。つまり、「肉=報酬」を口にしようと思ってから、実際にそれができるまで、おそろしく時間はかかるし頭も体力も五感もフル動員。一時も気を抜いたらだめだ。確かに大変だが、実に満たされるのだよ。

注:取材対象者の方でこれをお読みになった方、「獲物」という表現はあくまで比喩ですので、どうかお許しを!

妊婦 (2009.11.08)

終日執筆。煮詰まってきたらスタジオでギター、ウクレレ、ティンホイッスルなど取っ替え引っ替えして遊び、また執筆。水曜日までに2つの季刊誌の全原稿アップが目標。

午後、オタマのエリザベト音大の同級生で現在も一緒にカルテットをやっているバイオリニストのノリ嬢が訪問。新婚の彼女ではあるが、お腹には来年春に出産予定の男の子が。この世で一番美しいもののひとつが「妊婦の顔」だと思う。神々しく崇高なオーラが漂っており俺はただ「参りました!」と言うほかない。自分の嫁でなくとも、妊婦を気遣い、いたわろうとするのは男の本能的なものだろう。女にゃ勝てませんね。

混じり合うから面白い (2009.11.07)

心体育道の兄弟子である、デイビッド・矢田広志くんの結婚式に、廣原先生と兄弟子の計7人で出席。場所は世界平和記念聖堂。両サイドにオタマや椎名サン、マー坊の母校であるエリザベト音大と、セガレの通っている聖母幼稚園があり、これまでなんとなく近寄りがたい雰囲気のあったこの教会にも親近感が持てるようになった(笑)。
「披露宴まで時間があるけぇ、余興でやる演武の練習しとこうや」との先生の提案で八丁堀の某公園に移動。スーツ姿のまんま、遊具の裏で強面のゴツイ男たちが組手や突きや蹴り等の鍛錬法を始めたとたん、まわりで寛いでいた一般ピープルが一人二人と姿を消す(笑)。
午後より、アンデルセンで催された披露宴には両家ご親族や、新郎新婦の知人友人が集まり和やかな雰囲気。奥方の久美子さんは書道の先生であり、来賓も清楚な感じの方が多い。一方の矢田くん関係は、我が心体育道門下をはじめ、ハジけてるというか砕けてるというか(笑)。おお、そうだ、7年前の俺の結婚式もこれとほぼ同じであった。オタマのクラシック音楽関係者vs俺の心体育道&フリージャンルミュージシャンの連合軍。矢田くんもペルーと日本のハーフだけど、純粋培養より、こんあ具合にいろんな血が混ざり合った方が絶対面白い気がする。

さて、宴もたけなわ、後半になってようやっと心体育道演武の出番が回ってきた頃には、私たちもビール、ワインの赤・白など、こちらのもほうも注がれるままごちゃ混ぜに飲みまくっており、酒気帯びにての登場なれど、純白の道着に身を包んだ7人のオジサン侍がスポットライトに照らされると、来賓の女性たちから「キャー、かっこいい!!」と声援が。5分の演武、喜んでもらえたようでひと安心。
俺は仕事が残っており、二次会は辞退させてもらった。すぐにタクシーに乗る気にならず、ドリミネーションで賑わう平和大通りをしばし歩きつつ、俺もこの23日で結婚7周年だなぁ、メチャ濃い人生送ってるなぁ、などと述懐。かなりええカンジでキテます。

人生のリスト (2009.11.06)

午前中ラジオ。
この番組に対する好評をあちこちで耳にするようになった。ウワサを「聞き回っている」のではなく、勝手に「耳に入ってくる」状態なので、実数はもっと多いのかもしれん。階下の新聞記者さんらもけっこう楽しみにしてくれているようだ。一番人気は、「今日の運勢」に俺が勝手なコメントをする「占いコーナー」じゃげな。これからも手は抜けませんね(笑)。

午後より某企業で取材をし、夕方は当道場で個人指導。今月中旬あたり、知人女性の体験入門がある。
昨日の日報でロバート・ハリスさんのことをちょっと書いた。彼の著作に「人生の100のリスト」という奇書があるが、俺も16歳の頃、「死ぬまでにやりたい10のリスト」を作った。

*ミュージシャン
*空手の指導員
*ラジオのDJ
*執筆家
*無人島に人力で渡る

、、、、そのほかにもあったはずだが、思い出せん。しかし、この5項目に関しては現在進行形で実現しているっつーのが我ながらスゴイと思うのだ。俺はこれからも夢想家でいかしてもらうわい。

*写真:先日の千田わっしょい祭でのFarEastLounge。椎名サンが欠場し、パーカッションにヨーコちゃん。撮影してくれたチョッケンさん、ありやとやんした!

いろいろ不詳、、、となりのウルトラマン、、、 (2009.11.05)

午前中、通常業務。
午後、とある企業を訪問。担当の方から
「あのう、春駒サンてハーフですか? 作家のロバート・ハリスにムードが似てますね」
と言われる(笑)。ハリスさんの父君は「百万人の英語」でお馴染みのJ・B・ハリス氏。彼が日英のハーフだから、ハリスさんはクォーター。俺には8分の1ポリネシアンの血が流れている可能性があるが、敬愛するハリスさん同様、無国籍な雰囲気がルックスに出ているなら悪くない。っつーか、2年前に髪染めるのをヤメ、白髪丸出しにするようになって年齢や職業だけでなく国籍も不詳になったらしい。
その帰り、本通界隈のセレクト系やらアメカジ系をハシゴするも、ほとんど物欲湧かず。11月にしては異様に生暖かい風と人ごみの中を抜けつつ、惚けた脳内にいくつかの前向きなメッセージが明滅。なんにせよ、良い流れに乗りたい。

*写真:執筆に没頭中、ふと横を見るとセガレがこんなお面つけて黙って立ってたりして、マジ驚きます。「ウルトラマン・ゼロ」らしい。

珍道中ひとまず終了 (2009.11.04)

カメラマンA氏と某広告代理店O氏の3人で山口市の某学園を取材。帰りにすぐ近くの瑠璃光寺に寄り写真撮ったりソバを食ったり。これにて約1カ月に及んだ中国5県総ナメ取材珍道中も事故なくフィニッシュ。A氏はじめ取材クルーのエブリバディ、お疲れ&ありやとやんした。今夜は取材を通じて出会った人々を思い出しながら祝杯をあげさせてもらいます。で、明後日の市内でのプチ取材を終えると、あとはひたすらヒンズースクワット、じゃなかった、執筆ダルマとなりませう。

30年ぶりのヤイリちゃん (2009.11.03)

大量のヒルにたかられる夢にうなされて起床(笑)。私、相当追いつめられているのでせうか?

悪夢を振り切るがごとく祝日返上、執筆業務。
日曜や祝日に仕事するのは、デンワがかかってこないので集中できる。音楽仲間のプロデュースするミュージカルを見にも行きたかったのだが、切り上げるポイントが見つからず断念。フントーした甲斐あって夜までに予定以上の原稿をアップ。これで明日、最後の山口出張取材がかなりラクになるだろう。

新しいギターが欲しくなってきた。買ってから17年くらい経つテイラーの610、数年前からあちこちのバランスが極端に悪くなったうえ、後付けしたピックアップも3回に1度の割合でトラブル。だから今年1月にシャルター69でやったFarEastLoungeソロライブ以降はライブで使用していない。オベイション<銀次郎>は超頑健な反面、音色に色気がない。テイラーを預けるに値するリペアマンも近くにおらず、いっそのこと、永久保証を宣言しているヤイリを30年ぶりに一本購入しようかと。高い機種でなくて良い。来年あたり、考えましょうかね。

新居の冬期のパフォーマンスやいかに。オールペアガラスとはいえ、開口部は平均的な住宅の3〜4倍もある。本日も陽がたっぷり差し込む午前中はかなり暖かかったが、問題は天気の悪い日や夜じゃの。モンステラもベランダから室内へ移動す。

行方知れず (2009.11.02)

昨日の激しい筋トレですっかり息を吹き返しての通常業務。
午前中は取材のレジメ作りとデンワ&メールでの取材交渉。
午後イチは某企業にカメラマンA氏と出向き、2時間ほど取材。
帰って執筆。

さて、急に寒くなってきたので、アウターを収納ケースから引っ張りだして整理してみたところ、もっとも使用頻度の高いM-65フィールドジャケットの黒が見当たらない。どうやら、引っ越しのドタバタにまぎれて大量の不要品とともに捨ててしまった可能性大。購入してから12年、取材、打ち合わせ、ライブ、アウトドアと、TPOを選ばない、いわゆる「ツブシの利く」アウターであった。こういうのはまた新しく買っても損はないのである。っつーか、すごいショック。

*自宅真向かいの公園の雨水排水タンク埋設工事が終了し、1年半ぶりにもとの公園に(手前の半分。地面の色が濃いところ)。面白いもんで、近所の子供たちは向こうの半分スペースで遊ぶのに慣れてしまったのか、柵が取り払われても立ち入る気配なし(笑)。

逆療法 (2009.11.01)

ダメ。すっかりあきまへん。一カ月以上休んでないのは確かなので、今日は仕事は一切しま宣言。ここまで気が萎えると、免疫力も落としかねん。
で、家族で宇品のデオデオ&トイザラスをうろついたならば、さらに疲弊(笑)。こうなりゃ、逆療法で火を噴くような激しい筋トレでもやるしかあるまい、サノヨイヨイ!

、、、、、っつーことで、やりましたとも。そんで、クソ元気になっちゃいました。嗚呼、なんという単純さか。

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