Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2010年04月の日記

番組で得たもの (2010.04.30)

午前中ラジオ。
2007年の10月からスタートした「口八丁手八丁」の金曜担当サブパーソナリティ業務も本日を持って終了。正直、1年くらいでお役御免になることを予想していたが、TOCOちゃんはじめスタッフに請われるままアドリブでいろいろやってるうちに人気が上昇。麻生太郎、プロ野球解説の安仁屋宗八、山下清(芦屋雁之助バージョン)、大谷秀治、永六輔、渡辺篤、下條アトムなどのモノマネ芸の他、「ムツリスケベエ」なるナゾのじいさん声も好評。っつーか、「へぇ、俺ってこんなこともできるのね」と自分でも驚いた次第。すべては「アニキ、一緒にやろうやぁ」と声をかけてくれたTOCOちゃんのおかげなのである。この「ちょうど良い抜き加減」は「口八丁」でマスターした技術であり、開局時の2000年から5年半ほどメインで担当した「そるそるチューズディ」の時は到底無理な芸当だった。なにゆえ力みすぎる性分でして。さて、すっかり魂友となったTOCOちゃんとのユニットは一旦解散。来月からは別々の番組を担当することになるが、またいずれチャンスはくるであろう。そんな気がするのだ。

午後からは睡魔と戦いながら通常業務。このところ少々寝不足っす。
夕方、宇品のデオデオでLED式の電気スタンドを購入。週あけから超過酷な原稿週間が始まるので、目の負担を軽減すべく机上はさらに明るくすることにした。

*写真:昇ったばかりの朝日を受け、ブラインドにギターとモンステラのシルエット。

たくらみ (2010.04.29)

終日惚ける。
日没後になって、ようやく通常業務に取りかかる。この調子では、今週の膨大な取材分原稿を連休のどこかで仕上げねば間にあわない気配。よかろう。世間一般が休日ならば、仕事関連の電話もかかってこず、集中して対峙できるというものだ。っつーか、天気良ければ屋上のビアガーデン用に買ったテーブルで仕事するというパラダイスなテもありうる。原稿が完成すればそのままビールで一人打ち上げだ。

広島高速、、、アコースティックトレイン、、、 (2010.04.28)

午前中、東広島市の某スーパーを取材。メンバーはカメラマンA氏、広告代理店O氏のすっかりお馴染みとなったメンバー。往路復路ともに開通したばかりの広島高速2号&3号を利用したのだが、我が家からクルマで5分とかからぬ宇品ICから上がり、いつのまにか山陽道に乗っかっているという感覚は超新鮮。おかげで予定より30分以上も前に現着(笑)。高速3号が全線開通すれば、さらに凄いことになりそうだ。

夜、銀山町のシェルター69で「アコースティックトレイン」。ケイラーみゆきちゃん、海月光ちゃん、永沢竜二くん、俺の順でそれぞれ約45分のステージ。みゆきちゃんはカントリーナンバーを中心とした弾き語りストとして自分のスタイルをすでに確立していた。エエ雰囲気じゃ〜。初めて聴いた光ちゃんは、その歌詞、歌唱力、ピアノの表現力に圧倒され、ファンになりました。マジですげえコがいるもんである。俺の中では高松のちとっちゃん(せとちとせ)と並ぶ若手シンガーソングライターの2大巨頭だわい。竜二くんとは付き合いが長いが彼の歌をこうやってマジマジと聞き入ったのは初めて。体調が悪かったらしいが、昭和歌謡アウトロー的なカッコ良さは唯一無比。サスガ。

俺のセットリスト
「Dreamin'」>「月の下ジントヨー」>「その男ヨシオ」>「雨のラブホテル」>「大文字」>「Get closer(withみゆきちゃん)」>「夫婦蛸(withナカハラにゃんこ先生)」>「Do The Rock(リゾネーター使用)」
アンコール:「カプチーノもう一杯」

かなり遅い時間にもかかわらず、ほとんどのお客さんが最後まで残って聴いてくれた。岡山の総社市からはKさんまでかけつけてくれて感謝感激。皆さんありがとうございましたぁ!

*写真:くどいようだが、カンドーしたぜ広島高速。宇品ICから乗ってスグこの標識じゃけぇ。生活変わるなぁ。

シネマ・イタリアーノ (2010.04.27)

終日、取材のための下調べ。
夕方、当道場にてSさん指導。

午前中、アマゾンに注文していた映画「NINE」のサントラが届いたので延々かけっぱなし。主人公を演じるダニエル・デイ・ルイスはじめ、ペネロペ・クルス、ファーギー、ニコール・キッドマンらが自らが歌い上げるナンバーはどれもがゴージャス&艶美。なかでも一番のお気に入りはケイト・ハドソンの「シネマ・イタリアーノ」。とびっきり粋な世界にトリップさせてくれます。それと、女はやっぱり「ガーターストッキング」だな!(意味わからん人は映画を見てね納得するから)。

*写真:つい買ってしまったミニモンステラ。帰ってネットで調べてみたら、小ぶりでもどんどん繁るらしい。

ツイてる、、、30年ぶりの声、、、 (2010.04.26)

某季刊誌の取材で、米子にある某菓子メーカーさんを訪問。この仕事をしていると中国地方のそこかしこ、とりわけ山陰エリアの経済の深刻な低迷ぶりがよくわかるのだが、こちらは地方のハンデをむしろ個性として商品開発へ積極的に反映させ大きな成果をあげており、全国から注目を集めている。直に話をうかがうことができ、大変刺激になった。一事が万事。冴えている業者にブレは微塵もなく常にポジティブ。企業スローガンだって「ツイてる」だよ(笑)。素晴らしい。

夜、高校時代、同じクラスだったOから突然の電話。っつーか30年ぶりである。
「もうワシらの同級の中には、ぽろぽろ死によるヤツもおる。生きとるうちに、いっぺんクラス会でも開こうやゆうことになってのう。で、連休のスケジュールはどんな?」
はは。おもろいじゃん。もちろん参加させてもらう。不思議なもんで、これまでほとんど忘れかけていたクラスの連中の顔や名前、ニックネームまで次々と思い出した。今のところ7、8名が参加するらしい。

*写真:「伯耆富士」こと大山。山はでかいだけでも感動するが、大山は姿も色っぽい。

日曜日の妄想 (2010.04.25)

終日雑務&明日から第二ラウンドが始まる取材ツアーの下調べ。
しかし、なんなのだろうこの閉塞感は。昨日も、某里山地区のマスコットキャラクターに俺が考案した河童のゆるキャラが採用されることがほぼ決まりそうとの連絡があったり、このところ「プチ快挙」を連発しているのにだ。ひょっとすると、閉ざされたカンジがあるのは、すでに次のステージの扉の真ん前に立っているからなのかもしれん。そうそう、きっとそれだ(急に元気が出てきたりして)。

*写真:am6時、ブラインド越しに朝日がモンステラにあたってビュ〜ティフル!

ボブからのメッセージ (2010.04.24)

午前中、通常業務。
午後より雑務&子守り。

昨夜「ゆめタウン」のヴィレッジヴァンガードで発見したボブ・マーリィのDVD。960円という破格値からしてあまり期待してなかったのだが、これまで見た彼のライブ映像の中で一番グッときた。今だからそう思える部分が多いのかもしれん。小賢しい音楽理論や機材等いらん。シンプルでいけ。他者の表現を批判すな。どんどん手放せ。笑え。そして、ただただ歌え。
っつーことで、来週水曜日、シェルター69でのライブ、楽しみにして欲しい。詳細はライブ情報コンテンツ「LIVE 36.5°」にアップしているので見てね。

番組改編 (2010.04.23)

午前中ラジオ。
「FMちゅーピー」は今年で開局10周年。それを記念して来月より番組の大改編が行われ、当「口八丁手八丁」も今月限り。ということで来週フィナーレだ。これを持って俺もお役御免、、、かと思いきや、同じ時間帯のまま月曜日に移動し、今度は俺がメインパーソナリティで「マッスル・ハッスル」なる生スポーツ番組をまかされることに相成った。

*ネットで注文していたミニサイズ(12cm)の「ビリケン」が届いたので玄関下駄箱上の祭壇スペースに「ガネーシャ」「マリア像」と並べて設置。某スピリチュアルカウンセラーが「宗教の違う神々を一緒くたに飾ると良くない」とコメントしていたが、そんなもん100%ウソだね。神サンともあろうビッグな存在が、そんなに度量が狭くてどうするよ。さまざまな名で呼ばれる神(だから八百万なのだ)を人間的な尺度で語ってはいかん。みんな仲良しなのである。

鍛錬デー (2010.04.22)

午前中、予定していた業務がキャンセルとなったので、道場にこもって黙々と独り稽古。
午後、ちょっと仕事をして3時より門下生Jさん指導。そのあとまたちょびっと仕事して身体鍛錬。こういう「武術三昧」の日も悪くない。

*写真:所有している黒帯のうち、一番古いヤツ。ほかの2本と交互に使っているので痛み具合はこれでも軽いほうだろう。

最新カーナビvs天然ナビ (2010.04.21)

午後より、廿日市大野の某企業を訪問取材。昨日とはうって変わり、陽光が燦々と照りつけ初夏を思わせる暑さ。

今回の取材ツアーでは、カメラマンA氏の車に搭載された新しいカーナビがよく働いてくれている。昨日の宇部の往路では、A氏の入力ミスで俺の「野獣式天然ナビ」の勝利に終わったが(笑)、やはり初めて訪れる場所ではカーナビは頼りになる。週明けは米子。鳥取は大阪や福岡より遠い感覚がある。
最強の低気圧 (2010.04.20)

某季刊誌の取材で、宇部のIT関連企業を訪問。そう、遂に2誌同時進行の中国地方阿鼻叫喚取材行脚が始まってしまったのだ。帯同する広告代理店O氏は、俺の知る限り史上最強の雨男。なんぼ俺とカメラマンA氏のコンビが「太陽を呼ぶ常夏ハワイアンズ」であろうとも、彼の率いる低気圧軍団には劣勢を強いられるのが常。はたして本日も我々タッグは「アロハ〜」の「ア」の字も言い終わらぬうちに早々とTKO負け。ただ、社屋の外観撮影時のみ、雨は一瞬上がってくれましたとさ。明日もこのトリオで廿日市へ。さぁ、今度こそリベンジだ?! つづく。

*写真:取材車「デリンジャー2世号」の上で仁王立ちにて社屋外観撮影を試みるカメラマンA氏。

並列思考 (2010.04.19)

終日、トライアスロン!とでも言いたくなるようなありえんほど多種多彩な業務をこなす。数年前ならとっくにパニくっていただろうが、最近は「並列思考」をマスターしつつある。処理スピードも増した。

午後、当道場にてSさん指導。心体育道を学びつつ自分でアレンジしてネーミングした蹴り「スカッシュキック」と体捌き「クランクステップ」を初披露。非力な女性がより使いやすい技は何か。それを考えるうちにこの2つを思い出した。厳密に言えば、2つとも心体育道「捌きの型」の中にエッセンスが含まれている。考案した廣原先生は、つくづく凄いと思うのだ。
当道場の門下生3人のうち2人が女性なわけで、彼女らのおかげで心体育道のポテンシャルの高さも知ることができた。
音楽の魔法 (2010.04.18)

仕事に出たオタマに代わり、終日子守り。
ゆめタウンのいつものそば屋で昼食後、オモチャ屋により、前々から目をつけていたらしい郵便局のミニカーを握って離さぬセガレ(笑)。親の経済事情を知っているのか、まず高価なモノはねだらないので買ってやる。
しかしまぁ、どのフロアもたいへんな人の数だ。二人で押し流されるようにして某アジアン雑貨の店の前を通ったとき、店頭の安物のラジカセからバリ風の気持ちよいメロディ。店員に訊いてみると、これはスタッフが自宅から持ち込んだCDで売り物ではないとのこと。ふと予感がし、タイトルだけ教えてもらって数件先のアジアンインテリアショップを覗いてみると、あるではないか、そのCD「BALI/RELAXATION LOUNGE」が。もちろん買ったが、帰って聴くと、これもよくあることで魔法が消えるようにたいしたことはない(笑)。同じ音源でもTPOで様々に聴こえる。不思議なもんだ。

連日のサヨナラ、、、ツチヤサーキット、、、10年ぶりの再会、、、 (2010.04.17)

先日購入したテイラー314ceとウクレレ「aNoeNoe」をキサダ楽器で調整してもらったり、オフィスを掃除したり、あれこれと雑務処理。
午後はTV&ラジオでカープvs中日戦。一時、1-7と大差をつけられ「怒髪天を突く」カンジで家の中をイライラ歩き回るも、ジワジワと挽回し、結果的には昨日に続くサヨナラ勝利。はぁ、カープファンは辞められんわい。

夜はクレメンタインで盟友ツッチーのカントリー&ブルーグラスユニット「ツチヤサーキット」のライブ。ツッチーの歌&ギターも気持ちエカッタし、1月末の高松遠征の際お宅(不動産屋)にお邪魔させてもらった淀谷サンのマンドリンも秀逸。ボーカル&フィドルのJUNJUNさんの希少なハイトーンボイスとの絡み具合がまたナイスで、大いに堪能したス。20年くらい前に行った阿蘇カントリーゴールドでアメリカの本場ミュージシャンたちの演奏に酔いしれたあのときの気分を思い出したよ。

その後、中本タク君の新しい店「オフ・ザ・スクエア」を覗く。10年ぶりに会った彼は、なるほど年相応(37歳)の顔にはなっていたが髪型(っつーかボウズ)や雰囲気もほぼ変わらず。注文したとき「はいよ〜」と応える口調も同じなので「イギリスでもそれでやっとったん?」と聞くと
「日本に帰って半年ほど居酒屋でバイトしてるとき元に戻ったんですよ」
とのこと(笑)。10数年前に彼が広島で「ジャミン」をやっていた当時、俺が在籍していたプロダクションは超忙しく、毎晩2、3時まで仕事していた。そのまま帰るのがなんとなく癪で、ジャミンに寄るのが日課になっていた。またこうしてカウンターを挟んで笑い合えるなんてねぇ。いや、人生おもろいわ。

*写真:昨日までの寒波は去り、我が家のビアテラスはすでに真夏の様相?!

FMちゅーピーとの10年 (2010.04.16)

午前中ラジオ。
この番組も、、、あとは言うまい(笑)。5月に入ればいろんなことが発表されることになるだろう。
昨夜、古い友人N君から突然の電話。2000年にイギリスに渡り、かの地でバーを経営していたが、昨年妻子を連れ広島に帰り、中区某所にて小さなバーを開いたとのこと。今度の店は「終日禁煙」なのだとか。彼がイギリスへ行く少し前、当時俺がメインパーソナリティをやっていた番組(もちろんFMちゅーピー)にゲストで出てもらったことがあるが、あれから10年か。その間、俺は結婚し、会社を辞めてフリーランスになり、子供が生まれ、家を建て、マイ道場を開いた。2000年5月に開局したFMちゅーピーとは期せずしてほとんど歩調を合わせてきた訳で、「アレがあったのは、あの番組やってた頃だな」などとセットで述懐することができてしまう。俺は「ラジオ」という媒体が好きだ。なんだかんだと大変な事件もあったが、俺を使い続けてくれたFMちゅーピーには、そしてそこで出会った連中には心より感謝している。

夜、マイカルワーナーで「NINE」を見る。生涯ベスト10にランクイン。エンディングが泣ける。

*写真:来月あたり、仕事場の壁を飾ることになるであろう、ネオン管(まだ買ってませんが)。これが加われば、オフィスの「リゾート化プロジェクト」は完了する(っつーか、仕事する気あるんスか?)。

また少し前進 (2010.04.15)

冬に逆戻りしたような一日。東北や北海道では雪。地球温暖化説はやっぱり怪しい気がする。

夜、すべての業務を終えてから道場にこもって黙々と独り稽古。指導する側になってみて気付かされることが多々あり、術理に対する理解度も深まった。半年前の俺とは違う場所へ、少しだけ歩を進められたように感じている。

*写真:先日アップした新しいウクレレ「アヌエヌエ(ハワイ語で<虹>)」をもっとしっかり見せろとのリクエストにお応えしました。ボディがソプラノより一回りでかいので音量もある。

取材交渉開始 (2010.04.14)

朝っぱらから、某季刊誌(2誌分!)のための取材交渉開始。今月末から再び取材ツアーが始まるのである。GW前には大半を終わらせておかねば、取材対象者や関係クリエイターにも迷惑をかけてしまう。緻密にスケジュールを調整したい。
そんでもって今年は俺も珍しく、世間並みに休暇を取ろうと。「月イチで瀬戸内の孤島を巡るプロジェクト(仮称)」もやってみたい。まずは原発問題で揺れる「祝島」からだ。

*写真:今年度最初のハイビスカス開花(もちろん屋外です)。さすがにやや小振りである。

今の方がいい感じ (2010.04.13)

朝イチで、近所のH皮膚科へ。毎年この季節、上半身数カ所に湿疹が出没。通常は放っておくと治るのだが、多忙な生活ゆえのストレスが影響しているのか、今回は範囲が広いので早めに処置しておこうと。H皮膚科は俺が幼稚園時代からお世話になっている(皮膚が過敏だったもので)。小さい頃、大男に見えた先生も、今ではすっかり縮んだおじいちゃん。でもこの人に触れられると、それだけでなんだか安心するのだ。

午後より通常業務。
夕方、西区の映像プロダクションで某プロレス団体のCMナレ録り。2テイクでOK。時間にして1分弱。コピーライターだけでなく、こうしてナレーターとしてもそこそこの仕事、、、、いや、こういう言い方はバチがあたる。一地方のフリーランスの声優ではかなり忙しい部類に入っているのだ。これを「まぐれ」と思われない&思わないよう大事にいきたい。
帰りの車の中で、ラジオから「ブルーハーツ」の古い曲。25、26だったか、「サウスサイド」という名のロックバンドで東京でライブをやった日の夜、打ち上げで同席した某音楽プロダクションの社長氏が俺にこう言った。
「キミらやるねぇ!相当に魅力を感じる演奏で正直シビレた。だけど、ウチはもう1つのバンドで冒険(売れるか売れないかワカランという意味)しちゃってるからなぁ。そんなわけでファンでいさせてもらうよ。さっそくだけど音源ちょうだい」
彼の言う「冒険しているバンド」とはブルーハーツのことだった。あのとき、デビューしていたらどうなっていたか。「たら」などと考えるのは意味が無い。俺が今、実にいいカンジで音楽をやれているから、いい音楽仲間に囲まれているから、気持ちよく言い切れるのです。

*写真:一晩雨に打たせてホコリを洗い流したクワズイモ(奥はシュロチク)。半年ぶりの屋外だが、あっちゅーまに濃い緑に復活。植物はすごいねぇ。

つぶやきvs間にある不透明な存在 (2010.04.12)

通常業務に加え、雑務を処理するべくクルマで3度の外出。
夕方、当道場にてSさん指導。
その後再び企画業務、合間に読書。

「ツイッター」に関する専門書も読む。
「お客様のニーズをいち早くとらえウンヌン」とは、どこの企業も喧伝している常套句である。しかし、どの程度実践しているのか、あるいは単なる社交辞令なのか、それを量るスケールとしての役割も「ツイッター」は持っている。今後、企業の動向はリアルタイムの「つぶやき」によって衆人監視されることになった。もちろん、うまく使えば企業にとってきわめて有用なツールにもなり得る。テレビ・ラジオ局、新聞、広告代理店にとっては大驚異になるのも間違いない。すでにソフトバンクの孫正義氏などは、ツイッターでこれらを跨ぎ、消費者に直に繋がっている。ほかの企業も追随するかたちで「間に在るよくわからないもの」を切り捨てて行くことになるはずだ。

*写真:あんまり雨がよく降りやがるので、先日の花見の写真。場所は中央公園。高校時代、チャリでこの横を通って通学していたのですごく懐かしい風景。

カープふがいなし、、、トップ10、、、 (2010.04.11)

オケの仕事で出かけたオタマに代わり、昨日同様、終日子守り。
外は雨だし、ラジオでカープvs横浜を聴いたりしながら延々とウクレレやギターを弾く。昨日は天谷がホーム上でのクロスプレーで右肩を脱臼して登録抹消(利き腕でないのが不幸中の幸い)。本日先発の長谷川いいとこなし。クリーンナップも湿りまくりでフツーにやれば勝てる試合を安易に落としよる。俺が今年始めに自分のラジオのカープコーナーで提言したように、今の栗原に4番は荷が重過ぎる。マジメが度を超している男ゆえ、不調に陥ったら最後、二度と立ち直れない性分なのだ。5、6番あたりでリラックスさせ、4番には調子良さそうな嶋でどうでしょうか。

mixiに「女性のフェチ心ランキングTOP10」なるアンケート結果が紹介されていた。女性がグッとくる男性の部位はどこか、という実に無意味な調査だ(つい見てしまう哀しさよ)。
くだらんと思いつつトップ10は以下の通り。

1位:低い声
2位:匂い
3位:割れた腹筋
4位:厚い胸板
5位:男らしい大きな手
6位:広い肩幅
同票6位:浮き出た腕の血管
8位:鎖骨
9位:引き締まった尻
10位:のど仏

っつーことだが、この中の9つに俺は思いっ切り該当する。自信が無いのは「匂い」だけだ。だが、いくら多くランクインしていようと俺が多くの女性に熱い視線を送られている、というような事実は神に誓ってないのである、その気配すら!
よって、このアンケートは悪意に満ちたガセだ。
純情な中年をからかいおって(泣)。

*写真:玄関先の牡丹も満開。春の雨に濡れている感じがなんとも艶かしい。

うっかりセット買い (2010.04.10)

午前中、セガレを連れてキサダ楽器店へ。テイラー314ceのみゲトるつもりでいたが、先日試し弾きして気に入っていたコンサートサイズのピックアップ付きウクレレを「オマケ価格でどう?」とO店長に持ちかけられる。いや、マジでここに書けんくらいの超破格値だったのだ。結局彼の策略にまんまとハメられ、セットでお持ち帰り(笑)。車の中で「トト、ギター買い過ぎ!いっぱいあるじゃないの!」とセガレに叱られちゃいましたとさ。っつーか、オマエはオフクロか?

少し前、セガレのためにも「食事の時はテレビを消す」を実施して以来、俺がテレビを見る時間も激減。雑音やくだらな過ぎるギャグにかき乱されることも無く気分もすっきり。今後テレビ離れはますます進みそうだ。

*写真:ついでに買わされてしまったコンサートサイズ(通常のソプラノサイズより一回りデカい)のピックアップ付きウクレレ。アンプからの出音、すこぶるよろしい。希少なコア材使用で作りも丁寧。

朝のサプライズ (2010.04.09)

午前中、ラジオ。
俺のテーマフリーのコーナー「アニキの袋とじ」では、「しーなとシュウ」の新しいアルバム「夢であいませう(なんで、すんなり『あいましょう』にせんのですか?笑)」を紹介することは昨日から決めていたのだが、放送中にふと思い立ち、ドロンジョ椎名女帝にいきなり電話をかけ、それをそのままオンエアするという暴挙に出る。これが生放送のオモロいところである。っつーか、フツーはせんわいな。ありがとね椎名さん。

午後、西区井口の某居酒屋の店主さんを取材。その後、「さくらぴあ」でオケの仕事を終えたオタマを拾って帰宅。道すがら、道路沿いのそこかしこに満開の桜が雨に濡れ艶かしく発光していた。もう夏だな(違うだろ!)。

夕方、某広告代理店氏と電話で打ち合わせ。その中には原発に関することも。俺が電力会社各社にお願いしたいのは、「原発事故が起きた場合、最悪どのような惨状が予想されるか」というシミュレーションを一般民衆に広く見て知ってもらう努力をしてほしいということ。人間は必ず失敗を起こす生き物なのである。島根の既存原発や、今度予定されている上関などでチェルノブイリ級の事故がひとたび発生すると、当然、この広島にも人が住めなくなる。死者の数もたいへんなものだろう。そういう事実をハッキリ公開してから「電力会社はこれらの事故を起こさないよう常日頃からウンヌン」を語るのならわかる。車の安全性を証明し、信頼を得るにはダミーを使ったシビアな衝突実験を見せるほかないのである。「都合の悪いことは言わない」そんな姿勢は現代ではまったく通用しません。良し悪しをジャッジをする以前の問題と思うのですが。

*写真:先日のDUCKでのライブで、リゾネーターを「弾こうかな」としている俺。撮影はチョッケンさん。

俺にはやっぱりテイラーか (2010.04.08)

朝9時より、某広告代理店で打ち合わせ。

打ち合わせ終了後、パルコの島村楽器へ寄り、店員に頼んで以前から目をつけていたヤイリ(機種不明だがローランドの最新プリアンプAP-1内蔵)と、キサダ楽器店で同じく気に入っていたテイラー314ceを交互に弾き比べさせてもらう。314はキサダで確認していたが、アンプからの出音、生音、弾きやすさもヤイリより圧倒的に上。っつーか、俺向きである。一方30年ぶりのヤイリ(17〜20歳までの愛器はコレだった)は相当に弾き辛く感じた。時の流れとは無情だわい。そんなわけで、今週中にキサダにツバつけに行きます。

掛け時計 (2010.04.07)

朝からひっきりなしに新規オファーが舞い込んでくる。この不況時になんとも有り難いことだ。が、声をかけていただいたからにはお応えしたいのはやまやまなれど、なかにはどうしても条件が合わず、お断りさせてもらう場面も。申し訳ないです。

結婚祝いにと、近所の電気屋のオッサンから8年前に(もうそんなになるのか)もらった安物の掛け時計が壊れたので、SATYで物色(目には目を、安物には安物を。っつーか、安物はSATYに限る!)。したら、予想を遥かに上回る(いや、この場合は「下回る」か?)789円のカシオ製を発見(写真)。1980円の電波時計もあったが、こちらのほうはフェイスが大きめで、仕事場に掛けるには威圧感が在る。だって「正確な時」に監視されてる気がしないスか? で、気弱な私はカシオを購入しましたとさ。

正しい気功 (2010.04.06)

午前中、某企業の会議室にて企画プレゼン。
午後イチ、当道場にてIさん指導。

夕方、ゆめタウンの紀伊国屋書店で、「ぷるぷる気功」の考案者であり、現代最高の気功師との呼び声高い、張永祥さん著「気功の真髄」購入。帰って早速読みまくり、腑に落ちるところ多数あり。っつーか、俺が昔、K師にならった気功鍛錬法でどうにも納得のいかなかったものに関し、彼はハッキリ「間違った道である」と言い切っている。そう、当時29歳の俺はK師に「極力、精液を外に出さないことが肝要」と言われたのだ。張サンによるとこれは「保精」という方法だそうで、精液を体外に出さないで脳へと上げて頭脳の働きを高めるのだと。これをやっていくとやがて「馬陰蔵相」といって男性器が身体の中に入り込んで、性行為には使えなくなるげな!おそろしや!
だいたい当時の俺が(今もか)そんな禁欲的な生活を送れるはずもなく、結局、1年も経たずに辞めることになるのだが、子孫を残せないことになりかねない方法が、正しい気功であるわけがないという張さんの主張には大いに納得できる(安心した)。
では「正しい気功」とはなにか。それは自分自身や他人の健康のために行うもので、決して特別な存在になるために行うものではないと。なんてシンプルなのだろう。張さんからして、超人に近い存在なのに、思いっきり謙虚である。俺の知りうる限り、本物とはあっけないほどにフツーのスタンスで気負いがゼロなのだ。

縁もまた才能 (2010.04.05)

昨夜、音楽&旅仲間と飲んだのであるが、ふと、これからはもっと自由に、気持ちよく、健康的に生きようと今までになく強く思った。
すべてが音楽を中心に動いていた20代。「好きに生きる」その象徴としての音楽であったはずなのに、実際のところ、俺は自爆寸前まで追いつめられたのだ。約10年間の沈黙を経て、2000年から始まった「沖縄詣で」により、かの地における音楽の何たるか、つまり生活の一部に昇華した音楽の理想的な在り方を知って徐々に元気を取り戻し、今こうして最高の連中と音を奏でられることの幸せ。ラッキー?それとも必然? よくはわからんが、この得難い環境と俺の才能(あると仮定して。笑)を活かさないのは罪である。

*写真:午前中、宇品のデオデオにプリンターのインクを買いに行ったついでにスポーツオーソリティに寄り、折りたたみテーブル&チェアセット(4人掛け)を衝動買い。帰って早速屋上にセットしてみれば、「ビアガーデン春駒」の開店である(笑)。

商談中 (2010.04.04)

「いい出物がある」との緊急情報を受け、急ぎ馴染みの某楽器店へ。定価約40万のT社のギター。購入した人がどういうわけか数日で返品。よって中古とはいえ新品同様。弾いてみると生音もアンプを通してもかなりのグレード。カッタウェイで見栄えも良く、価格も20万をきっている。次に買うなら生涯補償付きのヤイリと決めていたが、心が揺れる(笑)。現在所有しているテイラー610は、後付けピックアップで演奏中、急に音が出なくなるトラブルがまったく改善されない。っつーか、専門家に診てもらっても理由がわからんのだ。最初から装着されているモノならこういう不安もなかろう。その他にもピックアップ付きのコンサートサイズのウクレレがあり、これもルックス、音質の良さに加え、価格も3万円台と魅力的です。
帰る前にもう一度そのギターを振り返ってみると、「商談中」の札が貼ってありましたとさ(笑)。礼を言っていいのやら悪いのやら。
不眠など存在しない、、、音に歴史あり、、、 (2010.04.03)

年に一、二度、熟睡できぬ日がある。昨夜がちょうどそうだった。別にたいした意味は無い。昔、カウンセラーを育成する学校に一年ほど通った。その際の講義で「不眠」を訴える人のほとんどが、実はかなり熟睡している事実があることを聴いて、なるほどと思った。人間は生き物である。疲れたら眠るようにできている。どこかでちゃんと辻褄をあわせているから心配無用。睡眠は時間の長さではなく「深さ」で決まるのだ。

午前中、徒歩数分の南区民文化センターにてオタマのバイオリンの生徒さんたちの発表会があり、セガレを連れて聴きに行く。オタマをヨメにして7年間。それ以来毎年、日頃の練習の成果をこのようなカタチで年1回ペースで目にしてきた人が大半。なもんで、皆さんの進化具合というか、この世でもっとも難しい楽器と向き合うそれぞれの姿勢に「歴史」を感じてジンとくる。ムラなくそつなくこなすプロファッショナルにはない妙味があり、俺自身も新鮮な気持ちになれる。っつーか、かなり腕を上げている人もおりました。イーネッ!(横山ケンさん風に)
K氏の遺言 (2010.04.02)

午前中ラジオ。
放送終わって家に帰ると、オヤジの古い友人K氏が訪ねてくる。カメラが趣味で、俺が産まれた時から、現在セガレの成長過程まで、文字通り半世紀近く「我が家の歴史」を撮り続けてくれている、生き証人のような存在。
「ワシももう永うない。そこでのう、頼みがあるんよ。死んだらニイチャン(俺のこと)ワシのカメラ、引き取ってくれんか?デジタルカメラの時代じゃけぇ、アナログの出番はなかろうが、どっかに飾ってくれるだけでええんよ。わしはそれで安心する」
身寄りのない彼が、一番大事な形見の引受人に俺を選んだその理由に思いを巡らす前に、ここは「わかりました」と即答するのが正しい。ほんとに。

午後より某プロダクションで打ち合わせ。この屈折日報でも幾度となく吐露したが、広告業界は地盤沈下を起こし始めている。その「事の重大さ」に気付いていない者がいる。聞く耳を持たない場合は淘汰されるのが必然だ。今、俺に何が出来るか、それだけを見つめて行こう。
雨につき車中花見 (2010.04.01)

雨の朝。予報では広島地方は今日が桜の満開だとか。こげに寒いのにや?
だんだんハラたってきたので、納戸の衣装ケースからアロハシャツを取り出す。ま、気分だけでも。

午前中、某映像プロダクションでTVCM(アニソンのライブ関連)のナレ録り。
午後より執筆。っつーか、脳内がゴムが伸び切ったパンツ状態で完全弛緩。3月もほぼ無休で仕事したから無理もねぇス。「休め」のサインと判断し、本日の業務、早々と店じまい。たまにはいいでしょう。
夕方、横川のスタジオへオタマを送った帰り、セガレと比治山に上り、自販機でジュースを買って車中花見。明日は晴れてくれんかな。
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