Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2010年06月の日記

地球と丸ごと響き合いたい (2010.06.30)

昨夜、W杯サッカーのTV観戦中、凄まじいピッチでビールと焼酎ロックを交互に飲みあげたもんで、午前中は二日酔いにてボ〜ッと惚ける。
よし、今日は休日!と一人宣言するも、代理店、プロダクションなどからひっきりなしにデンワがかかり、気がつきゃどっぷり仕事してました。はは。これもよし。

さて、仕事の合間に毎日やっている、気功の修練。本日は站椿功の最中、脳内に突然「オマエノ、ノゾミハナンダ?」なる問いかけが響いた。声の主は「誰か」じゃない。たぶん俺自身の裡なるものだ。思いつくまま、いくつか挙げてみたが、一番気に入ったのは「地球と丸ごと、響き合いたい」だった。解き放たれている、という思いが日ごとリアルに実感出来る。

*写真:リモコンの潜水艦。こんなにちっちゃっくても、ちゃんと潜航するのがスゴイ。

需要と供給の関係があればいいのだ (2010.06.29)

朝イチ、某企業の会議室にてプレゼン。終了後の雑談で、居合わせた皆さんに今度の参院選に立候補している某友人をさりげなくPRす(笑)。

午後イチ、映像プロダクションで、某老舗ロックバンドのTVCMのナレ録り。この業務も、今年上半期だけでも過去最高を上回るペースでオファーをいただいている。声をかけてくれるプロダクションのほとんどは、俺がナレーター業のみで食っていると思っているのが面白い。ちょっと前まではこの道一本のプロに対し、引け目のようなものを感じていたのは事実だが、需要と供給がちゃんと成立しているので気にすることはないのです。ホンマ、肩書きなんてどーでもエエんじゃ。特技やなにか表現したいことがあって、人がそれをのぞんでいるなら全力かつニコヤカにやらせてもらうのみ。この一点において、微塵の矛盾もなし。サノヨイヨイ!

ランディさん (2010.06.28)

午前中、ラジオ。番組スタートからもう二カ月。いろいろと改善したい部分が見えてきた。どこかに手抜きがあったり、気が乗らないコーナーは聴いてる人にはっきりバレるものだ。

昼、原爆資料館に行っていた田口ランディさんをクルマで迎えに行き、市内某所で一緒につけ麺を食す。食後のコーヒーをすすりながら互いの近況報告。今年になってけっこう読みあさっていた某作家は、なんと、彼女の友人であった。
それからウチのスタジオで8月の長崎ライブのリハ。「せっかくだからユニット名を」ということでランディさんの発案で「ヨシオ・バッド・カンパニー」となる。ネーミングの由来はライブの当日発表(笑)。さて、彼女の作詞に俺がメロディをつけるというプラン。過激なまでに前向きな歌詞ゆえ、久々にロックっぽくいくことにした。っつーか、15分でできちゃいました。
メダカ日和 (2010.06.27)

午前中、虫眼鏡を手に、メダカの水槽の仕分け。10日ほど前、5匹の親メダカのいる水槽に産みつけられていたタマゴのみを慎重に別の水槽に移したところ、昨日あたりから次々とふ化し、現在体長3ミリほどの新生児10匹がピリピリと頼りなげに泳いでおる。で、今日、なにげに親メダカの水槽を眺めていたら、また10個程度新たに産みつけられているのを発見。新生児水槽に入れると、ふ化した時はその前に生まれて大きくなった連中に食われる可能性があるため、3つめの水槽を新たに用意した次第。たのむ、もう打ち止めにしてくれ。うちゃ、メダカの養殖業者じゃないんだから(笑)。
しかし、地味でちっちゃいサナカながら、妙な魅力がある。見ていて飽きんのだ。かのマッチ氏(近藤真彦さん)などはメダカ狂いで有名であるが、「趣味のカーレースとメダカ、どっちかひとつ選べと言われたら?」と究極の選択を投げかけられ、三日三晩悩んだという。俺もヤバかったりして。ギンギラギンにさりげなくイクしかねぇな(意味不明)。

しばらくトラウマだったのだ (2010.06.26)

終日、仕事場の3F窓から沛然と降りしきる雨を眺めながら企画業務。このところの連日のサッカーW杯観戦ですっかりリズムが崩れちまいました(笑)。
俺がサッカーを見れるようになったのはここ数年のこと。それまでは小学校における4年間のサッカー部在籍でのヒドい経験がトラウマになり、この素晴らしいはずの世界的スポーツに憎悪すら感じていた。詳しいいきさつは田口ランディさんの短編集「ソウルズ/角川文庫」の中に収められている俺がモデルの「似島めぐり」を読んでください。このまんまですから。あんときのS監督、今だったら120%訴えられているだろう。っつーか、成人してからもたまに彼のことを思い出すたびブン殴りたくなってたくらいだから(笑)。
今はどうかって?心より感謝している。あれはあれで、俺のその後の人生の方向を決めるには絶対に欠かせない存在だったと思えるのです。怒りは、時には己を支える礎となるのだ。そればっかりじゃいけんけど。
そうそう、今夜広島に到着するランディさんと、明後日あたり、我が家でリハをすることになっている。長崎ライブに向けての準備だけど、ユニット名考えましょうかね?(笑)

魂の3ゴール (2010.06.25)

昨夜、懇親会終了後、けっこうヘベレケの足(飲み放題でした)でNクンのやってる店に寄ってさらに2本ビールを飲み、家に帰ったのは1時半頃。
風呂に入って、さてこれからどうしましょう。3時半開始のサッカーWカップの日本vsデンマークまで起きているか、少し寝るか。パンツ一丁でソファーに横になって考え込んでいるうちに眠ってしまい、目が覚めたのは4時あたり。あわててTVつけると、おおっ、日本2-0でリードしとるじゃん!いっぺんでシャキッとし、ビール片手に声援をおくりましたとも。パンツのまんまで。結局3-1で格上のデンマークを撃破。この強さはホンモノだ。

っつーわけで、午前中はさすがに朦朧状態で仕事にならず。
午後から通常企画業務しつつ、7、8月の予定等も夢想す。そうそう、今現在確認がとれているライブスケジュールも、当HPの「LIVE 36.5°」にアップしましたので見てやっておくんなさい。夏以降、旅やライブが盛りだくさんになりそうです。あなたの街にもウクレレ持っておうかがいしたいッスねぇ。バックパッカー用の分解可能なエレアコを買うことも考えているので(安いです)今後はますますフットワークが広がるかも。

*写真:日本サッカーの3ゴールを祝ってか、ウチのハイビーも3連発!

やさしく叱って (2010.06.24)

午前中、企画業務。
午後より当道場にて、Jさん指導。
夕方は、流川の某居酒屋にて、クライアントさん、代理店さん、プロダクションさん、カメラマンA氏らとお疲れさん会。思い返せばこの某季刊誌の仕事を始めたのが2006年の冬。年4回発行で今週最新の15号が出来上がったばかりだ。幸運なことに、通算150ページの撮影とレイアウトを除く企画、取材、執筆をたった一人でやり通せた(別のもう一冊の季刊誌を加えると200ページになる)。でも、別にどうってことはないのです。ホントに。
過去の成功実績やら「この道ウン年」などとキャリアを語りだしたら俺も終わりだ。すべての表現の判断は「受け手」に委ねている。「俺だけ特別」みたいな不幸せな思い上がりは蹴っ飛ばし、どんどん抽象度を上げ、ピカピカの気持ちで新たなる地平を目指すのみ。っつーことで、俺がエラそうなこと言ってたら、やさしく叱ってね(笑)。

*写真:数年前、古着屋の店じまいセールでまとめ買いした後染めカラーのリーバイス501(たしか1本500円だったような)。めったに履かないピンク色のヤツを、本日馴染みのジーンズショップで7分丈にカットしてやった。っつーことで全6色すべて夏仕様になりましたとさ(笑)。

それは突然やってきた (2010.06.23)

昼過ぎまで、家族と市内中心部をブラブラ。

午後より通常業務。

夕方、日課となっているプルプル気功を10分やってから、仕上げに「站椿功(たんとうこう・両膝を少し曲げ、大木を抱きかかえるイメージで立つ)」に移った瞬間、それは出し抜けにやってきた。
「ま、回っとる!!」
目には見えぬが、環状に構えた腕の内部を時計方向にグルグルと熱を持ったテニスボールほどの球体が回っているのが、ハッキリわかるだ。約1.5秒で一周する速度。左右の指先は10センチほど離しているのだが、その空間をジャンプしながら移動しているということは、筋肉や血流等の異常による知覚ではない。これが「小周天(しょうしゅうてん)」というヤツなのだろうか?気の球を自らの意志で「回す」ものと思っていたが、勝手に回っているカンジ。当屈折日報を読み返すと、この気功術のトレーニングを開始したのは1月22日。一日5分から始めて現在は10〜15分程度。ほぼ一日も欠かさなかったけど「努力した」などというほどのことでもない。っつーことは、やれば誰でもできることなのだ。
面白くなってきたので、明日からは「プルプル」と「站椿功」あわせて20分コースへバージョンアップしたい。そして次に目指すステップは「練功(れんこう)」だ。しかし、このようないわゆる「養生功」と呼ばれるもので、自分の健康が守れるだけでなく、身体感覚が研ぎすまされてゆくのなら、なんと安いハナシではないか。50歳の某知人に教えたところ、実践してたった数日で20年ぶりに「朝立ち」が復活したと喜んでいたし(笑)。開発者の張永祥老師によると、精神衰弱、ウツほか、脳機能の回復にも効果が期待出来るらしい。この数ヶ月、今まで経験が無いほどの凄まじい仕事量を案外ラクにこなすことができたのは、コレをやっていたことと無縁ではない気がするのだ。

*写真:セクシーな水着美女をはべらせてバケーションを満喫中のゲッゲーロ閣下。

お遍路ガール、、、プレゼント、、、 (2010.06.22)

午前中、シンガーでWEBデザイナーでもあるR子ちゃんが遊びにくる。東京を一時離れ、つい先日まで「お遍路さん」していたらしい。夏期は少し休養を取り、秋から再び四国へ渡り、後半部分を走破するのだとか。屈託の無い27歳の彼女と話していると、なんだか妙に懐かしい気分。そうだ、小学生のころ、俺らはみんなこんなふうにキラキラ語り合っていたのだった。これからも、互いに良い旅を、だね。

午後から当道場でSさんを指導し、その後は企画業務再開。稽古したあとは、魂が気持ちよく吹き上がる。

一昨日、とある女性ミュージシャン(広島在住)のサイトから彼女のCDを注文した。そしたら返信メールが来て、なんと「貴ウェブサイトを見つけました。いろいろご活躍されているようで素晴らしいことと思います。CDは献呈いたします」とのこと。恐縮である。彼女のサイトで音源を視聴したとき、命の脈動が織り込まれているかのような音色の肌触りになんとも良い気分になり、購入を決めたのだが。大事に聴かせていただきます。

有言実行、、、すべからく重要である、、、 (2010.06.21)

午前中ラジオ。
午後より企画業務。某季刊誌の次号の件で、広告代理店担当者O氏より嬉しい連絡。俺がちょっと前から口頭でしつこく提案していた、日本海沖に浮かぶ、とある離島の取材が実現しそうとのこと。がはは。言うてみるもんじゃわい。

仕事の息抜きに、脳機能学者で天台宗ハワイ別院国際部長でもある苫米地英人さんが出演したUstreamを見る。仏教や釈迦をテーマに約2時間喋りっぱなし。「般若心経は欠陥だらけ」っつーハナシは圧倒的に面白く、俺がこの経文に抱いていたいくつかの疑問がすべて払拭された。もうひとつ、腑に落ちたこと。お釈迦さんが「抽象度」を極限まで高めることでストコーマを脱し、森羅万象のすべてが「すべからく重要である」と悟ったことの凄さ。レベルの次元が違う。

*写真:セガレの誕生日プレゼントをトイザラスに買いに行った際、このダチョウくんと目が合い、尋常ならざる親近感をおぼえてゲットしたとです。10年以上前、宮崎のフェニックス動物園で、オスのダチョウに「求婚のダンス」をされたことがあるとです。飼育係のニーチャンが「こんなのはじめてだ!お客さん一体何者?!」と驚いていたが、こっちが訊きたいわ。でもそのダチョウ、間違いなくゲイです(笑)。

武術家への途上 (2010.06.20)

昨日、DVDの撮影用の組手で兄弟子Sさんにカウンターをくらった両側の内股が腫れ、歩くたびに鈍痛(笑)。
それでも午後は、当道場にてIさん指導。不思議なもんで黒帯を締めると痛みがひく。この世界最高の武術と出会え、その術理のエッセンスを手渡す立場にいるというのはなんという誉れでせうか。何年か先、堂々と武術家を名乗れるよう、一層稽古に励みたい。

*写真:昨日の黒帯研究会の1コマ。捌きワザの段取りを考え中の廣原先生(左から2人目)の背後で、それを模倣しようとしている私(右端)。すぐれた師を徹底的にマネるのも、大事な稽古。ミュージシャンなら、たとえばスティービー・ワンダーとかボブ・ディランに直接アドバイスを貰えるっつーのは夢のようなハナシだろ?廣原先生は、世界の武術・格闘技シーンではそれくらいのスーパースター的存在にある人なのだ。(撮影みっちゃん)

アラフィフは強し (2010.06.19)

予定より企画業務が快調に進んでいるので、本日はオフ。
某プロ野球投手からいただいたカブトムシのつがいのサナギが、今朝、仲良く脱皮して成虫になっていたので、ホームセンターにオガクズその他を買いに行く。現在我が家ではメダカもふ化しつつありあるし、十数鉢の観葉植物も芽吹きまくっている。そのうちジャングルになったりして。

夕方、宇品の心体育道直轄道場で、恒例の黒帯研究会。今回は、現在制作中のDVD「心体育道・杖(じょう)術」特典映像用の「捌き」の撮影を兼ねており、「踵蹴り」を組み込んだ12種類の新しい型を実演。組手では部分的に緊急停止(寸止め)の難しい箇所がいくつかあって、かなり痛い思いをしました(笑)。4人の外国人見学者がいたけど、スポーツ格闘技とはまるで次元の違う、黒帯師範クラスの凄まじい攻防に息をのんでいたようだ。本日、組手の相手は兄弟子S氏。芦原空手創始者で「ケンカ十段」で知られる芦原秀幸先生の秘書をやっていたこともある。現在50歳だが、「俺は今が一番強いよ」と言う。他の兄弟子も同じ意見だ。年齢を重ねるごとにレベルが上がっていく心体育道の術理の確かさを、俺ら「アラフィフ」の師範クラスは体で知っているのだよ。

*写真:打ち上げの席で、本日の稽古を見学していたドイツ人カップルと。彼らは半年かけてアジアを旅しているらしい。

バットマンのごとく、、、セガレ6才、、、 (2010.06.18)

3、4時間の睡眠が約一カ月続いて疲れてた?なんと9時間も爆睡。

盟友の娘さんがバイクにはねられたことを知り、ショックを受ける。っつーか、足が震えた。どうか、ひどくないように。

終日、黙々と企画業務。
予報では、これから一週間、雨が続くらしい。

ここんとこ、ライブ依頼がもんのすご〜く多いんスわ。しかも、あっちこっちカブりまくって嬉しい悲鳴。だどもオラ、数多あるミュージシャンの中から、よくもこんなフザけた中年を選んでくれたうえ「ゼヒに」という物好きとしか言い様のない声にはできるだけ応えたいと思うんだべさ。夜空に「バットサイン」が映し出されたら瞬時に駆け付けるバットマンのごとく、俺の歌を聴きたい人のすぐそばにヒョイッと行ってあげられることこそ本望なんじゃし。っつーか、収入源は別に持ち、無償なのに命懸けで悪と戦うバットマンは理想の在り方かもしれぬ。「潤沢なカネがあるところからはふんだくり、ないところはボランティアも辞さない覚悟で誠心誠意サポートする(笑)」というのは、俺が20代前半、映写技師として働かせてもらった某映画館のS支配人から教わったことでもある。そんなわけで、今後のライブ活動について、新しい2つのユニット始動&レコーディングも含め、近々インフォメーションする予定。しばしお待ちを。

本日、セガレの6回目の誕生日。まず、その成長の早さに驚愕するとともに、子の存在が俺をここまで変化させる(もちろん良い意味で)とは想像だにしなかった。さらには、200万年続いてきた人類の連鎖の先端でなく、その背後を俺がサポートできているという凄さというか壮大なファンタジーというか。オヤジにしてくれてありがとう。

万芸の基礎、、、自ずから然り、、、 (2010.06.17)

春駒さんが好きな本は?と訊かれて常にベスト3以内に挙げている本がある。27歳あたりだったか、本屋で勝手に手が伸びて買った(そうやって入手した本は俺のライフスタイルに色濃く影響を与える)、とある東洋健康術のメソッド本なれど、その文体、文脈、言葉の選びが絶品で、同じくベスト3にある梶井基次郎のいくつかの短編「桜の樹の下には」「温泉・抄」などにも匹敵する「読んで気持ちがイーネッ!(横山剣風に)」な、本なのだ。
最近、その本の著者(奇遇にも広島在住で1コ年上)が、当時の執筆状況を述懐して書いたレポートを偶然目にした。なんと彼は、本格的な文を書くための専門的訓練を一度も受けたことがなく、ましてや著述の専門家でもなかったそうな。彼の言う「万芸の基礎=某東洋メソッド」が備わっていると、魂の裡に美しい波紋を広げる言葉が自然に紡ぎだされてゆくものなのか。身の程知らずかもしれぬが、俺も音楽や執筆、体術などすべての表現でそのレベルを目指したい。どうせなら。

どうやらまた、新しい地平が目の前に拓かれようとしている気がする。振り返ってみれば、これまでもいくつかの大きな節目があった。昨年の今頃、新居に越してきたこともそのうちの一つに入るだろう。当日報でも何度かふれた通り、この家の間取りは、俺が夢の中で見たビジョン寸分違わず「そのまんま」のものである(2008/6/8と6/26の日報参照)。このようなことは、俺には頻発して起こる。だからといって特別な能力が備わっていると言いたいのではない。霊感もあるわけない。もっと自然な、つまり「自ずから然り」の状態で、万人にもたらされるのではないか、というのが今の考えです。
今、眼前に横たわるビジョンには、視界が遮られるほど沛然と雨が降りしきっている。雨が上がったとき、我が網膜にどんな地平が映ずるのか。できるなら、そこに裸の美女もいてくれると有り難い(結局そっちかい)。

*写真:夕陽に向かい、一撃必生の大ワザ「因果」をブチ決めんとする、強化外骨格「零(ゼロ)」。マニアックなハナシですんません。

お困り案件歓迎します (2010.06.16)

午前中、某企業の会議室にて打ち合わせ。
午後は、某代理店さんで新規案件のブリーフィングを受ける。
夕方まで通常執筆。

新規案件に関して。
代理店担当者さんによると「きわめて難しいご相談」ということであったが、話を伺っているうちに、アイデアが次々と去来。それを「自動口述」のごとくしゃべりまくってるうち、担当者さんもニコヤカに。そうとも、お困りごとこそウェルカムでございます。不肖春駒が何の問題もなくミッションを遂行してごらんにいれましょう。しかもチャーミングにやるところが、私がゴルゴ13よりエライといわれる所以なのです(ホンマかい)。音楽だけだ、気分でやってるのは?!

*梅雨入りしても、今日みたいに一日おきに晴れてくれりゃ気持ちヨシ。っつーことでハイビスカス「ミセスユミ」も絶好調。

プロスポーツ王国広島 (2010.06.15)

午前中から昼過ぎまで、通常業務。
午後2時間ほど、当道場にてSさん指導。稽古の合間に、俺が秘伝功の「太極球」を作ってみせると、その中に手を差し入れ「あ、確かに熱感があるー!」と驚くSさん。ふふふ。第三者でさえ、知覚できるレベルに到達したようだ。

5月からFMちゅーピーでスポーツ専門番組「マッスル・ハッスル」をやるようになってから、大好きなプロ野球以外にも、サンフレッチェや女子ホッケーチーム「コカコーラWRS」など、さほど興味が無かった(すみません)広島のプロスポーツの勉強をするようにしている。こういうところ、俺はマジメだと思う(自分で言うか)。
それにしてもホッケーもルールやメンバー特性がわかってくると、なかなかに面白そうなのだ。WRSのキャプテン、小野真由美さんなんかベラボーに美人だし、我が家から100mしか離れていない進徳女子校出身の山本志野さんもいたり、こりゃいっぺん安佐北区のホームスタジアムに観戦に行かねばと(笑)。

*写真:セガレが叔母(オタマの姉)に、ちょっと早めの誕生日プレゼントとして、名古屋から送ってもらったのは、Wカップ日本代表ユニフォームを模したポロのTシャツ。しかも昨日ゴールを決めた本田の背番号「18」じゃん(笑)。

太極球 (2010.06.14)

午前中ラジオ。
午後より当道場にてIさん指導。
その後、通常業務。

ぷるぷる気功(秘伝功)を十数分間やってから、気を球体に練り上げる「太極球」へシフトするようになって3週間。大木を抱きかかえるように向かい合わせた掌の間に、かつてないほどデカイ気がビリビリと張りつめ磁界を形成している感覚がハッキリわかるようになった。コレだったのか、と。他にもあちこちに新たな身体的変化が出てきたけど、あまり書くと奇異な目で見られる可能性があるので寸止め。しかし、人体とは、なんとオモロイのでせう。

肝心なことを忘れておりました。俺が構成とナビゲーター、ヤマサワ教授がオペレーターをつとめるポッドキャスティングラジオ「ミミクル」のアウトドアライフプログラム「ハックルベリーの庭」が配信を開始しました。一回目のゲストはフリージャーナリストで「山口型放牧」のオーソリティでもある吉田光宏さん。是非、聴いてやっておくんなさいませ。
http://www.voiceblog.jp/mimikuru/

梅雨入り (2010.06.13)

遅ればせながら、中国地方も梅雨入りした模様。
昼、セガレの幼稚園のバザーへ。毎年参加しているが、早いもんでこれで3度目。っつーことは来年は小学校スか? なんとまぁ。

夕方まで通常業務(ホンマ、休日仕事が好きになりましたですのう)。

夜、某所にて、某著名な演出家J氏を囲んでの打ち合わせというか懇親会というか。J氏には少し前、「際限なく好き勝手にイジってください」とだけ注文をつけて、俺が某ミュージカル用に書いた原作を渡しており、その脚本が見せてもらえるのかと思って行ったのだが、「これから手をつける」とのこと。なのに、年末の公演日に向けてのスケジュールのことなどが列席者内で検討されはじめ、かなり面食らう。前回「台本見てから、どう関わるのか関わらないのかを考えさせてもらいたい」とハッキリ伝えたはずで、それが完全に無視されていたりして?(笑)。どうなりますやら。

*写真:3Fまで迷い込んできたヤモリのコドモを捕獲。しばし観察したあと、逃がしてやりましたとさ。

田植えごっこ (2010.06.12)

午前中、雑務。

午後「ベランダ田植え」に挑戦す。コーナンで買ってきたコンテナボックスに水生植物用の土10リットル分を投入して水を張り、セガレと「こんなカンジかな?」みたいなテキトーさで、約10分で終了。はは。秋の収穫が楽しみだ!ということにしておこう。

リアルファンタジー (2010.06.11)

午前中、某デザイナー女史のオフィスで打ち合わせ。
午後イチ、当道場にてIさん指導。
夕方、雑務処理。

夜、南区民センターホール(チャリで1分かかりません)にて、壤晴彦さん率いる演劇倶楽部「座(ざ)」の詠み芝居「夜行巡査・高野聖」を観る。小説の「地の文」つまり、原文を語り手が、「登場人物」を俳優が演じるというト書き付きの芝居であるが、「朗読劇」とはまったくの別物だった。泉鏡花の名作小説そのまま、言葉の持つ心地よいリズム感と幻想世界に、生身の俳優が放つ息づかいが相まって、古典であるのに新しく、リアルで、ファンタジーでもあるという(意味わかりませんよね?)。素晴らしかったです。

*写真:沖縄〜座間味の海峡横断をやってから3カ月後の2001年11月、再び座間味・渡嘉敷島を訪れた際の相棒は「オメガ・シーマスター」。文字盤の中の瑠璃色の波模様は、陽光に煌めく沖縄の海をそのまま写し取ったかのようでありましたとさ。

おイネ様 (2010.06.10)

午前中、雑務処理&筋トレ。

近所の某魚屋さんにイネの苗をわけていただいた。そんなもんもらってどうすんのかって? もちろん植えて米を実らせて脱穀して食うのさね。「ベランダ」でな。観葉植物はすでに18鉢もあり、大抵のものなら育てる自信はあるのだが、イネはお初である。だいたい土をどうすればいいのかもわからんス。まぁ、行けばわかるさ。ダーッ!(昨日の日報のシメも同じだった気が??)

*写真:8月の沖縄・八重山方面への遠征を前に、2001年に久保直樹とやった那覇〜座間味60kmシーカヤック横断時に付けていたGショックの電池を交換。石垣島のタイドグラフ(潮の干満)データを入力すれば準備完了。バックライトをオンにすると、マンタのシルエットが浮かび上がってくる2001年限定モデルで雰囲気ヨイヨイ!

雑務アゲイン (2010.06.09)

午前中、クリーニング出し、銀行、住所変更手続き(まだ一部残ってました)、その他アレコレと雑務処理。

午後から執筆業務。夕方は当道場にてJ氏指導。

この数日、少し仕事が落ち着いてきたので溜まっていた雑務を粛々とこなしているが、やればやるほどキリがない(笑)。しかし、このような小事が積み重なって、新しい地平を目指す大きな舵取りとなる。イッキに変革などありえんでしょ? 迷わず行けよ、行けばわかるさ。ダーッ!

*写真:97年に購入したセイコー・ランドマスターの「大場満郎・北極海単独徒歩横断成功記念モデル」。文字盤には北極周辺の海域が描いてあり、ちょうど真ん中が北極点になっている。北極では磁力の関係か通常のコンパスが役立たないらしく、腕時計の24時間指針と太陽の方向で方角を割り出す方法が信頼出来るとして、このような羅針盤デザインの回転ベゼルが採用されたようだ。ま、今はGPSが普及しているので必要ないか。

「地球団らん化」アゲイン、、、実用の美、、、 (2010.06.08)

午前中、2種類の某季刊誌の校正。
そのうち1誌の広告代理店担当者氏からは、すでに次号の取材候補に関する問い合わせ。故ジョン・レノンはインタビューで「これまでで一番自信のあるアルバムは?」と訊かれるたび「Next one」とこたえていたらしい。俺は毎号、次のことなど考えず「これで最後」のココロで前作を1ミリでも超えたろうとフントーしているが、不思議なもんで校正段階に入ると勝手にアイデアが飛来するようになる。「面白いもの」を提供する。音楽でも執筆でもラジオでも、ここはまったく変わらない。FarEastLoungeのメンバーでもある椎名さんの小学生の娘スーチャンが発案した<地球団らん化>(本人は「地球温暖化」と言うつもりだったらしいが)をあらためて支持するのである(笑)。俺にとっても不変の所信表明だよ。

昼過ぎ、当道場にてSさん指導。「実用の美」というのか、武術的(=超実戦的)な身体操作が相当出来るようになった。俺の指導方針は「ガチンコNG」つまり、決して打ち合わないことを一番の旨としている。ムキムキの大男であっても、目やノド、キンタマまでは鍛えられない。ましてや刃物に対し「刺され強い」なんてことはありえない。よって、相手の攻撃を当てさせず、シンプルかつ華麗に無力化あるいは制圧する。心体育道なら可能だが、廣原先生が常日頃言うておられるように、目指しているのは「戦わず、仲良くなる」ことなのだ。

校正、、、梅雨対策、、、 (2010.06.07)

午前中ラジオ。
午後、某広告代理店で打ち合わせ。
その後オフィスに戻り、ひたすら校正&修正。季刊誌2種類分の入稿が終わるまで、波状攻撃が続く見込み。たしかに欠くべからず重要な作業であるが、取材や、その後の執筆に比べるとなんとも味気が無い(笑)。

夕方から雨。ようやく梅雨シーズン到来か? 好きな季節ではないが、今年こそ有効な湿気対策を編み出し、快適に過ごせんもんかと。人間同様、一つ二つ良いところが見つかれば好きになりますけぇ。誰かエエ案ないスか?
祝(ほうり)の島、、、カメムシと正面衝突、、、 (2010.06.06)

午後、横川シネマで、上関の祝島の1年間を綴ったドキュメンタリー「祝(ほうり)の島」の先行上映会&トークショー。5月の初めに、たった半日だけ滞在した祝島(詳細は5/3付けの日報参照)であるが、スクリーンには例の「棚田の平さん」や「えべすや」の大将、祝島出身の友人アッコチャン、さらには27年前にお世話になった(周防大島の家に泊めてもらった)報道カメラマン&ノンフィクション作家の福島菊次郎さんなど、見知った顔や風景が次々と映し出され、親近感を通り越して懐かしさすら感じた。俺のような離島フリークはもちろん「だって原子力発電がないと電力困るじゃん」程度の認識しか持っていない人には是非見ていただきたい。一度行くとホレられずにはいられない奇跡の島が、理不尽で危険きわまりないシステムを押し付けられようとしているその事実を、そこから数十キロしか離れていない広島市民はもっと関心を持つべきなのだ。広島では、今月19日から横川シネマでロードショーです。

その帰り。寺町の川土手をチャリで軽快に疾走中、小さいカメムシが右の頬骨にかなりの勢いで当たる。腐ってもタイ、小さくてもカメムシである。ここで一句ひねる余裕でも見せると「春駒サンてやっぱ男前!」となるのだろうが、クサイものはクサイ!ひでぶっ!

*写真:「ビアテラス春駒」連日オープン。そこの美女、ご一緒にいかが?(笑)。

夏の入口 (2010.06.05)

午前中、当道場にてみっちり独り稽古。今年最初の大発汗。心体育道を基軸に、肥田式強健術、西式、ヨガ、秘伝功などの相乗効果で疲れるどころか気分爽快。放った糸をたぐり寄せるがごとく、我が中心に収まってくるものを知覚する。まだまだ未熟とは思うが、かなりの段階に来ていることも確か。
午後は、この2カ月間放置していた雑務を黙々と処理。

夕方、家族と両親と、街の中心部の某中華料理屋で食事会。その後、「とうかさん」でごった返す中央通を彷徨。っつーか、身動き取れぬほどの凄まじい賑わい。俺も長いこと広島に住んでいるが、ここまでの人出を目にしたことはないで。

多様性の中のピュア (2010.06.04)

終日、執筆&打ち合わせ。
今月8日に別のグループが新しく立ち上がるポッドキャスティングラジオ(こちらはUstreamで映像も配信予定とか)の発起人、S氏が来宅。オープニングに俺の曲「テビチ記念日」を使わせて欲しいと。もちろん、喜んで。
夜、当スタジオにてヤマサワ教授と俺らのポッドキャスティングラジオ「ミミクル/ハックルベリーの庭」のオープニング&エンディングトークの収録。これで音源の方は編集前段階の素材がすべて揃ったし、デザイナーHさんに頼んでいたロゴも完成しつつある。配信開始は今月中旬か。

深夜TVで1997年に公開されたカナダ映画「キューブ」を見る。ナゾの立方体に閉じ込められた6人の男女の脱出劇。命を脅かされる閉鎖空間で、それぞれのキャラがむき出しになって行き、結局最後に生き残るのが自閉症の青年という展開に後味の悪さを感じた人も多いようだが、俺は希望を見た。この6人(警察官、精神科の女医、数学専攻の女子大生、脱獄囚、無気力な独身男、自閉症青年)は「バラバラの存在」ではなく、一人の人間の内部に潜んでいる多様性だと思う。正義感、母性、勇気、猜疑心、ひくつさ、ずるさ、暴力、慈愛、そして“個”であること自体が才能というロジックではなかろうかと。自閉症の青年のみがまばゆい光の出口へ消えゆくラストは「ただピュアに在ること」を肯定したメッセージと俺は受け取った。あるいは「困難に向き合った時こそ、ピュアであることが肝要である」と言いたかったのかも。
間にあう男、、、パラダイムシフト、、、 (2010.06.03)

午前中はデスク上の「アリ塚」と化していた書類や資料を整理。一年前の今頃は、まだ、段原のマンションの小さな「食卓」が仕事場だった。6月末に引っ越してから2倍以上に増えた現在の仕事量を思うと、ギリギリ間にあったというわけだ。
午後より当道場にてJ氏指導。

今回の鳩山サン&小沢サンの辞任劇。いろいろ苦言を呈したい人も多いだろうが、民主政権によって封印が解かれようとした部分は少なくない。自民と官僚の癒着ぶり。国家を牛耳っているかのような検察の横暴。アメリカとの理不尽なバランス。それらを報道するTV局のダメっぷりも。その構図が見えてきただけでも民主党政権を高く評価する。
まぁいい。龍馬が生きた時代など比べものにならないほどの、世界を巻き込んでの超弩級パラダイムシフトが起ころうとしちょるきに。ワクワクするぜよ。
超執筆&超気功 (2010.06.02)

午前中、執筆。
午後イチで某企業を訪問し、インタビュー業務。
帰ってスグ、インタビュー原稿に取りかかり、1時間でアップしデザイン事務所へメールで送る。新聞記者かい、と自分でツッコミたくなるほど、このところ書くスピードがまた速くなった。「ウマイ」「速い」「適正価格(笑)」をウリにしてきたけど、それぞれのアタマに「超」を付けたろうか。

中国気功史上最高の奥義「ぷるぷる気功(正式には秘伝功)」を始めて、半年になろうとしている。毎朝10分の日課が続いてるのは効果がはっきり体感できるからだ。基本的なやり方は誰でも30秒ほどで習得できる。あまりにもラクで簡単ゆえ、最初は皆、半信半疑らしい。
俺も過信、過大評価はしないよう気をつけてはいるが、これを開発した気功師は「うつ」「不治の病」「不妊」にもそれなりの効果が期待できると言っている。知り合いの50歳の男性に教えたところ、わずか数日で「十数年ぶりに<朝立ち>がきた!これはスゴイ!」と喜んでいたから、あっちが元気になるのは間違いない(笑)。興味ある人は張永祥サンの一番新しい本「すごい気が出るDVDブック(マキノ出版)」をオススメします。
待たされっぱなし&助けられっぱなし (2010.06.01)

午前中、執筆業務。途中、久保直樹からケイタイにメールが届き、8月の八重山ツアーの宿の確保がすべて完了とのこと。

午後イチで、某施設に出向き打ち合わせ。約束の時間通り到着したが1時間待たされる。
夕方、某映像プロダクションで塾の夏期講習のTVCMナレ録り。ここでも約束通り4時入りしたものの、映像編集に手間取ったようで1時間半も待ちぼうけ。今日は待たされっぱなしですね(笑)。

ところで、朝からPCにメールが1件も入っていないことに昼前辺りに気付く。送信は大丈夫でインターネットも問題無し。受信だけがダメなのだ。専門家やネットやPCに詳しい同業者に片っ端からあたって相談するも「よくわからない」とのこと。夜、久保直樹に電話し宿の手配のお礼を言いついでに訊いてみると、「ちょっと考えてみる」と。はたして小一時間後に電話がかかり、彼の指示通りにメールの環境設定を操作したらば、ありゃま、簡単に復旧しちゃいましたとさ。Macユーザーの方、同様のトラブルに見舞われたら「メールの環境設定」>「アカウント」>「詳細」を開き「メッセージ受診後にメッセージのコピーをサーバから取り除く」を「受信トレイから移動した時」に設定(俺は「1週間後」にしていた)してみてください。しかし、久保には助けられっぱなしだな(笑)。ありがとう。
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