Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2011年06月の日記

インディビジュアル・エンパワーメント (2011.06.30)


午前中、某広告代理店にて打ち合わせ。
午後より企画業務。
夕方、廿日市にて新規案件の打ち合わせ。カメラマンA氏にもロケハンを兼ねて帯同してもらった。

昨年は、俺の事業展開の方向性として「PRコンサル」があり、それに則した案件をかなりの数こなした。現在「PRコンサル」を内包するベクトルを模索中。今回の震災&原発事故で、現在の国家というシステムがいかに古臭く愚鈍で時代にフィットしていないばかりか、国民を見殺しにする有害なものであることがありありと見て取れた。枝葉の部分である政治家の無能・無策をなじったところで意味はない。「個」が溌剌と力を発揮すべきだ。トフラーのいう「インディビジュアル・エンパワーメント」。ここはひとつ、陽気に闘おうじゃないの。

祝・昇級 (2011.06.29)


午前中、道場にてJさん指導。
午後より企画業務。
夕方、道場にてSさん指導。
彼女は先月、直轄道場で開催された昇級審査に初チャレンジし、7級(青オビ)をゲット。で、本日は賞状とオビの授与式。これで、直轄道場から移籍してきたJさん(黄オビ)と合わせ、色オビが2人となった。

ところで、少し前から、日に2、3度「ヤギ」の鳴き声が聴こえるのだよ。沖縄で本物の「メェェェェェ」っつー、冴えない声を間近で何度も耳にしたので間違いない。半径30メートル圏内のどこかだ。こんな街なかでヤギを飼っている酔狂者たぁ一体誰なら?

その先に在るもの、、、乱読モード、、、 (2011.06.28)


午前中、歯科。詰め物破損箇所の修復完了。

昼イチ、某広告代理店担当氏が来宅。次の案件の構成を話し合う。

夕方、道場にてS本さん指導。前回の稽古からの一週間、相当な自主練を積んできたことが、動きを見るだけでわかる。教えられることは限度がある。「その先に在るもの」をつかみ取れるのは自身の努力、工夫でしかなく、半端なスタンスでは絶対に無理。この元自衛官、相当な武術家に成りそうな気配が充分で、思わずニヤケてしまう私(笑)。

今年に入ってから、4、5冊の新刊を併行して乱読中。こんなことをすれば以前はたちまち頭がショート炎上していたろうが、混同することなくスムーズに吸収できるし、まだ読み足りない気分。今はそういう時期なのだろう。

*写真:セガレが数日前から始めた「きょうのかんじ」シリーズ。こういうことを俺が小学一年の頃は思いつかなかったので感心す。ちなみに「見る」の左には「こうせいくんにあいたい(遠くに引っ越しした親友で夏休みに再会予定)」、右には「ちなみにこれは目です」とある(笑)。

しなやかな覚悟 (2011.06.27)


午前中、道場にてIさん指導。20代後半の彼女もまったくの初心者から1年が経ち、すでに切れ味バツグン。マンツーマン指導の利点を実感する一方、相手を変えながらの組手稽古ができないというデメリットも見えてきた。今後工夫を凝らしたい。

午後、某広告代理店さんで打ち合わせ。
夕方、新規案件のオファーがあり、その説明のためクライアントさん来宅。

某レギュラー案件に関し、制作スタッフの再編が行われることになった。プロフェッショナルの世界において「ふるいわけ」は、当たり前の光景である。フリーランスになってから「これで最後。次はない」という覚悟を決めて退路を断ち、一件一件、頭&体をフル回転させて挑んできたことがハッキリ成果をあげてきている。同業者(あるいは同業社)が次々と廃業へと追い込まれているなか、生き残れていることに感謝しつつ、新しい地平を拓くためさらに邁進する所存。最近思うのだ、武術、ヨガ、気功などは、身体鍛錬を通じて「脳」を開発することためのメソッドであると。

*写真:植物公園フォトその2「スイレン」。

雨の家族ドライブ (2011.06.26)


終日、家族と宮島〜五日市あたりをクルマでぶらぶら。
まず、大野のシーカヤックショップ「パドルパーク」に久しぶりに寄り、MARSYAS製のナローブレード(通常のパドルよりプレード面が細長く、水のキャッチが軽いのでロングツーロング向き)を一本購入。
シーカヤックで海峡横断などの長い距離を漕ぐのに必要なものはなにか。まずは絶対的に「体力」だ。それを抜きに使用するギアのブランドやスペックばかりこだわるのは危険です。最近「山ガール」ブームで、トレッキングを楽しむ若い女性が増えているが、ファッション優先で体力やテクが未熟だと間違いなくエライ目に遭う。二重三重の備えの中に、体力もぜひ加えてもらいたい。

続いて五日市の植物公園へ。ここが開園した年に開催された広島市役所前〜植物公園を走る市民サイクリング「ツール・ド・植物公園(俺が勝手に命名)」に中学生のとき出場して以来だから30ウン年ぶりか。ちなみに、2号線から右折して上り坂に差し掛かったところでレースになり俺はオトナ達をごぼう抜きにしてトップに躍り出るも、ゴールを間違えて(駐車場側へ行ってしまった)痛恨の2位。
さて、目当ての巨大温室に一歩踏み込むと、亜熱帯植物の放つ濃密な精気にスッポリ包まれア〜コリャコリャ。脳内で高木美佳さんの「マンドラゴラ」が鳴り響く。スイレン、サボテン、ハナショウブも堪能。
その後、入院中の親族をアイスクリーム持参で見舞ったり、ホームセンターにも寄ったりと、絵に描いたような模範的家族ってか?(笑)。

*写真:本日のベストカット「ハナショウブ」。セガレは根本にいたトノサマガエルのほうが気になっていたようだが(笑)。

兄弟子50歳 (2011.06.25)


終日、まったり過ごす。

夕方、市内某居酒屋にて、廣原先生以下、心体育道の古参黒帯が集まって兄弟子S氏の50歳の誕生日会(笑)。広島直轄道場においては廣原先生はじめ兄弟子の半数が1961年生まれ。先月、Yさんが先陣を切り、今月がSさん、来月は廣原先生、8月はOさんが50を迎えるのだが、齢を重ねてなお進化し続けているのは、端から見ると驚異であろうね。正しい術理と、日頃のたゆみない鍛錬。平然とこなしているところがスゴイのだ、皆さん。
ところで、先月、ウチの門下生第一号の女子大生が直轄道場にて初の昇級審査を受けた。審査に立ち会ったSさん、海田道場師範のMさんいわく
「彼女、素晴らしくキレがよかった。ホンマに驚いた」と。指導方法にも手応えあり。

*写真:児島の高級ブランドジーンズ「桃太郎ジーンズ」取材の際に購入したケイタイ用の「桃太郎ストラップ」。1年前に紛失して再購入したのだが、先日、クルマのドアポケットの中に落ちているのを発見。

アルカナシカ、最高! (2011.06.24)


午前中、雑務。
午後より、道場にてSさん指導。

息抜きに寄った本屋で、田口ランディさんの新刊「アルカナシカ」を発見。来月、俺も参加することになっている東京・六本木での新刊出版記念トークイベント時に、もう一冊の新刊「マアジナル」とセットで「お土産」としてもらえることになっているのだが、パラパラと拾い読みしただけでも面白過ぎて、迷わず購入。今日中に大半を読み終えましたとさ。レビューはまた後日。
夜、TVでキアヌさん主演の「マトリックス」をやっていた。あらためて見直すと、これがSFの虚構妄想世界の出来ごとではなく、俺が「今」生きている社会も似たような「洗脳度」に思えるのだ、大げさでなく。そのことに気付かせてくれた苫米地英人さんもトークイベントに出ることになっている。あ、「アルカナシカ」にも彼とのやりとりが書いてあります。ランディさんの視点&ツッコミ、笑えます。

脱・洗脳 (2011.06.23)


午前中、道場にてJさん指導。
午後より、再び道場にてIさん指導。
昨日と本日だけで、武術指導が合計4コマ(各2時間ずつだから二日で8時間)。明日も1コマあるのだが、心体育道の正規空手着が2着しかないので洗濯が追いつかず、アディダスの独り稽古用空手着を引っ張り出さねばならんかも。
梅雨時期恒例の古傷の疼きと付き合いながら、これだけやれている俺はちょっとエライと思う。50歳を目前に、躯が衰えるどころか、動きが良くなっているのにも驚く。競輪選手として58まで現役を続けたオヤジの存在があったことも大きい。良い術理を身につければ、世間一般の常識なんぞ軽く突破できる。逆に年齢のせいにしたとたん、人は自分自身をダメな方向に「洗脳」してしまうのだ。

*写真:階下の住人の月下美人、本日は6つが開花。

そろそろスマートフォン (2011.06.22)


午前中、道場にてS本さん指導。
午後より某webサイトのための執筆業務。
夕方、再び道場にてYくん指導。

そうそう思い出した。昨夜遅く、久しぶりにクマ氏の店「スティービーズ」へ行ったのだった。3月に、クマ氏の出す1st Re-mixアルバムのためのレコーディングにおけるコーラスパートのサポートをしたのだが、そのアルバムが出来たということで受け取りついでに、ふと思いつき、彼のスマートフォンを使ってユーストリーム「駅前ブラック寿司(ネーミングも私)」をオンエア。俺以外の客がいないのをいいことに、二人で酔眼トークを1時間も展開。いや、おもろかった!要するにスマートフォンが一個あれば、他の機材は一切無しに好きな時間&好きな場所から生TV番組を放送できるのだ。よっしゃ決めたでよ。4年を超えた俺のケイタイを近々アンドロイドのスマートフォンに機種変更する。バカ話だけでなく、マジなレポートもやってみたい。

*写真:階下の住人(平たく言えば両親)の月下美人が咲きました。中心部の下に延びている、白いクモのように見えるのは雌しべである。香りも濃厚でなんともエロティック。今日は一輪だけだが、明日は6、7つくらい開花しそう。

「馴染み」は消え往く (2011.06.21)


午前中、広島駅前の某眼科へ。
年数回、ここで視力測定や角膜検査等を済ませてから適合するコンタクトレンズを処方してもらうようになってから約20年。と、受付でカネを払う際、受付の脇に「8月**日で閉院いたします」との手書きの張り紙に気付いた。奥にいた先生に、
「ここ閉めてどうするんスか?」と訊くと
「晴れて自由の身になるのです」との返答(笑)。ここは駅前再開発地区でもあるので、いずれは立ち退かなくてはならなかったのだろうが「馴染み」が消えていくのはやはり淋しいもんである。

午後は某webサイトのための執筆業務。今日明日と、たっぷり二日間かけてやるつもりだったが、タイトルキャッチを打ったとたん、スラスラ進み、2時間でフィニッシュ。

はてさて、親愛なる読者諸兄のなかで、先日のジュークでのライブにて我々の演奏シーンをデジカメで撮られた方はいらっしゃいませぬか?良いカットがあれば、いただきたいんスよ。お手数ですがメールでお知らせくだされば嬉しいです。

*写真:作品タイトル「花とオジサン」(笑)。南側ベランダのハイビスカスも絶好調でござい。

ジョソウあれこれ (2011.06.20)


午前中、親戚の経営するK歯科へ。2本同時に治療。次回で終了か?

午後より通常業務。すでに次のアクションへ向けての助走というか序奏というか。頭こんがらがって鉢植えの除草をやり、収集付かず女装へと、、、、ンなことは決して無いのである。

*写真:装幀とタイトルにひかれて買った「海辺へ行く道・夏/三好 銀」。事件らしいものはほとんどない、淡々としたストーリーながら、たまに「有り得ぬ」シーンがさりげなく置かれ、息を飲んだり笑ったり。その唐突さのタイミング、現実感の希薄さにゴダールの「気狂いピエロ」を思い起こしましたとさ。この秋編もあるらしい。読んでみましょう。

この2カ月間 (2011.06.19)


今年2回目?くらいな完全休養日とし、ひたすらボ〜〜〜〜〜〜〜〜ッと過ごす。

4月末から中国5県取材行脚が始まり(遠くは隠岐まで)、5月中旬からは取材と併行して怒濤の執筆地獄。道場生が一人増えたことでマンツーマン稽古が週5回となったり、それにユーストリーム番組のスタート、親族の入院、ミニアルバム「P.S」のレコーディング、ソロ&ユニットで計4回のライブじゃげな。もちろん日課のヨガ、秘伝功、ボイトレなども欠かしてないと。
やつれるどころか「なんか最近またゴツくなったね」と言われること多し。丹田あたりからパワーの奔流が頻繁にわき起こり、力んでないのに持ち味がフルに発揮でき、ギュウ詰めのスケジュールにアタマも混乱することなく集中力と透徹感を保てた。
そんな2カ月を振り返りつつ、企画業務。っつーか、いつのまにか仕事しよるじゃん?!

*写真:セガレが種を植えたミニヒマワリが開花。ハイビスカスとの揃い咲きで夏気分アップ。

2つのバースデー (2011.06.18)


セガレの7回目の誕生日。たいていの親がそうであるように、成長の早さに、ただただ唖然(笑)。少々アホでも元気が一番!と思っていたが、この頃の俺より体力知力とも遥かに上回っている。

夜は「ジューク」でFarEastLoungeライブ。構造的に音響面でPA泣かせであることは、ここでの過去2回のライブで痛感(ホントに痛かったのだ)していたので、今回は俺らの音を知り尽くした男、ヨータ(パーカッションのツン氏のセガレ)を抜擢。で、リハの段階から「今夜は翔べる」と確信す。

本日のセットリスト
第一部
「ハナレイムーン(ハワイ語バージョンは初披露)」>「カプチーノもう一杯」>「テビチ記念日」>「ぴぴららOneLove」>「星の波間に」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「その男ヨシオ」

第二部
「大文字」>「38度線」>「春は流れて」>「Be Free」>「横を向いて歩こう」>「The Lebel Plain(アイリッシュ民謡)」>「向日葵」>「ひかりのうた」

アンコール
「地球のうた」>「夫婦蛸」

終わって、「今までのFarEastLoungeで一番よかった」と全メンバーで認めあう。いろんな要素が複雑に絡み合って昇華した結果だろうが、どこにも「無理」がなかったのが秀逸。ステージに立つ者の欠かさざる心得として日々の修練や創意工夫はあって当然ながら、PAにヨータを召喚したことも大きい。
打ち上げの席で
「ワシら、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブみたいにジジババになってもスゴイと言われるバンドを目指そうや」
との梶山の提案にハゲシク共感。「目標」が生まれたということで、FaEastにとっても今夜はバースデーだ。こうして最高のメンバー、友人とすごせることに感謝。あ、もちろん今夜聴きに来てくれた人たちにもLOVEを。

準備いろいろ (2011.06.17)


午前中雑務。
昼前オタマと都心部へ。明日誕生日を迎えるセガレへのプレゼントとして子供用腕時計(千円ちょい)を買いにいく。

午後は道場にてSさん指導。その後、ライブに向け独りリハ。選曲もほぼ決まる。明日は、最近やっていない曲をいくつか。この一カ月、何故か脳内で鳴りっぱなしなのだ。2年続けて春に亡くなった盟友2人への鎮魂の思いを込めた曲も。

*写真:先月うっかりネットで購入してしまったルミノックスのナイトホークF-117。定価82000円を2万ちょいで。でかくて重くてかさばるが、電波時計のように正確だし、視認性の良さ抜群でシニア向き(笑)。セガレに買ったヤツも見た目これとよく似ている。こうして腕時計好きのDNAは継承されていくのである。あ〜こりゃこりゃ。

傍目でもわかる (2011.06.16)


午前中、道場でJさん指導。
午後より、今週土曜日に迫った「ジューク」でのライブの準備、その他の雑務など。

この一週間、道場での早朝ヨガを続けているオタマ。彼女の中で、滞っていた神経系統や血液が日に日に純化され息を吹き返しつつあるのを、傍目にもかなりリアルに把握できる。自転車を漕ぎ出すとき少々力が必要なように、やり始めの頃はシンドイ部分もあるはずだが、そのうち急にスムーズになる。最近俺は、自分の身体状態だけでなく、他人のそれもある程度読み取れるようになった。

*写真:梅雨時期によく聴くTodd Rundgren「WITH A TWIST」。除湿効果が期待できる?いやいや、その真逆で、すっぽりと水中に没するかのような揺らぎのサウンドが心地よい。周囲に抗わず、同化するべし。

仕事は格闘技 (2011.06.15)


午前中、デンワでプロダクションのデザイナーとレイアウトに関するディスカッション。
昼イチ、道場でIさん指導。
それから日付が変わるあたりまで、デザイナーへ幾度となく修正指示。原稿を渡せば終わり、ではなく、ここからが肝心。レイアウトにも安易な妥協は許されません。伝える努力を惜しんでどうするよ。自然と手に力が入るのか、トータル数時間に渡り受話器を押し付け続けた左耳が、空手の試合でハイキックをくらった時と同じような「打ち身」を起こして内出血す。ほとんど格闘技ってか?クリエイター業にとっても、最後にものをいうのは体力(身体操作)と諦めない心である。

*写真:デスク脇のモンステラから、先月の植え替え後初めてとなる新しい葉が出たのだが、今までのより2回り近くデカく、切れ込みの数もいっきに増えた。ひょっとして「キング・オブ・モンステラ」と呼ばれる最大種「デリシオーサ」なのかね?

暗闇に跳べ (2011.06.14)


終日、怒濤の執筆業務。
4月半ばから続いた中国5県取材行脚&執筆の珍道中も、予定では今週でフィニッシュ。通例以上にすったもんだはありはしたが、今後はますます、俺は仕事のグレードをあげることのみ集中していこうと思う。「余人を持っては変え難い」地平を目指す。他人や社会に対し批判したり嘆いてみてもあまり意味はない。時間の無駄だ。先が見えず夢を持ちにくい暗闇の中だからこそ、ニコヤカかつダイナミックに跳んでみようではないか。気持ちさえあれば、人は日々新しくいられる。

アニメキャラ、、、オリーブ受粉、、、 (2011.06.13)


午前中、親戚の経営する歯科にて、隔月のメンテナンス。2カ所の詰め物が欠損しかけていると。かなり前に治療したところなので経年劣化だろう。
ところで本日の歯科衛生士の女子はAKBナントカにいそうなアイドル系美人で声もアニメキャラっぽい。「イスをあげます」「おくちをあけてください」「ラクにしてください」「おくちをゆすいで、、、」などとすべてのコメントのあとに「♡」マークが付いているような(笑)。聴いてうちに力が抜け、2、3度眠りかけましたとさ。

午後から夕方まで、道場でS本さん指導。稽古終了後は、しばし時事放談。さすが元空挺団、国内外のミリタリーバランスにも詳しい。

*写真:なにげにベランダのオリーブを見て驚いた。
実がなっとる!!
数軒先の庭に巨大なオリーブが1本立っているから、昆虫によって自然に交配できたのかも。まだ小さいが今後が楽しみ。

「そら屋」本放送開始 (2011.06.12)


午後2時過ぎより、当アジトにてクリエイタユニット「倍α(バイアルファ)」制作のネットTV「ゲストハウス・そら屋」本放送開始。初回ゲストは古い友人でフリーランスのナレーターである君崎 滋さん。雨天のため、ビアテラスではなく、俺の仕事場を使用。ハナシがはずみ40分程度のつもりが結局1時間40分(笑)。あとで録画をチェックすると、俺自身の反省点は多々在るが、3つのカメラも上手く作動し違うアングルが楽しめて飽きなかった。月2回程度オンエア予定。
http://www.ustream.tv/recorded/15330171

アルカナシカ=在るか、無しか (2011.06.11)


さすがに昨夜は飲み過ぎた。吐き気はないが断続的頭痛と闘いつつ終日執筆。日付が変わる1時間前に2ページ分の原稿1本アップ。これで明日は少しラクになる。

7月9日に東京で行くことが決まった。
友人の田口ランディさんの新刊「マアジナル」「アルカナシカ」同時出版を記念して六本木のライブハウス「音楽実験室 新世界」で開かれるトークイベントを見物するのである。この2冊、日常と非日常の曖昧さをフィクションとノンフィクションで描き分けたということであるが、執筆にあたり、アドバイザーとして関わったとされる4人がトークのゲスト。
僧籍を持つ脳機能学者にしてハードロックギタリストの苫米地英人さん(8日の日報参照)、占星術研究家で翻訳家の鏡リュウジさん、明治大学准教授で絵描き(?)の蛭川 立さん(彼の著作「彼岸の時間」は傑作)、TVでもお馴染みの超能力研究家の秋山眞人さんという、まさに百鬼夜行「アルカナシカ」な怪し過ぎる布陣。「布陣」と言ったのにはちゃんと理由がある。どう考えても見解が真っ向対峙しそうな方が少なからずいらっしゃいます。個人的には、京極夏彦「京極堂シリーズ」の主要人物「中禅寺明彦」とダブる苫米地さんに、「この世には不思議なことなどなにもない」的な「憑き物落とし」を期待してはいるが。っつーか、一筋縄では行きそうもないその道のパイオニアを召喚してみせた我らがランディ姐さんが一番スゴイのだ。
で、今朝、姐さんからメール。「来るならついでに歌いなさい。ライブハウスだから音いいよ」と。風雲急を告げる。さらにエライことになりそうな気配。

さて、日付が変わって40分経ったが、外ではいまだにカラスの群れが騒がしい。おっと、こんどは「キョッ、キョキョキョキョッ」とホトトギスだ。集会?
筋トレ指導、、、祖父「ヨシオ」が結ぶご縁、、、 (2011.06.10)


終日、さらに激しく執筆業務。また勢い余ってキーボードのreturnキーを何度も叩き壊しそうになる。

合間、息抜きにオタマに筋トレ指導。女子供用の2.5キロのダンベルを使い、あれこれやらしてみるが、これほどまでに見ていて力の抜ける呑気なトレーニングは初めてだ。万事スローモーション。「もうちょい気合い入れんかい!」と檄を飛ばすも効果無し。

夜は天満町の「のら屋」にて、Mさん、三次で牛を飼っている住職Nさんと飲む。4月末、ここのプレオープンパーティで、俺がウクレレ一丁で歌った「その男ヨシオ」を気に入ってくれたMさんから、来年(!)8月6日に広島で開催予定の某平和イベントに歌のメインゲストとして出演要請があり、その事前打ち合わせ(ちなみに今年8月6日の同イベントのメインゲストは「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さん)。
なんとも気の長い話ではあるが、プレオープン日に「ヨシオ」に衝撃を受けた人は、広島では有名な産婦人科女医Kさんはじめ、相当いたそうだ。毎度のことながらこの曲を支持してくれる人は、入れ込みようが半端ではない(笑)。「『その男ヨシオ』を広島市の公式ソングに」と、草の根活動で呼びかけを続けてくれているラジオパーソナリティやサッカー解説者を知っているし、小説家の田口ランディさん、音楽評論家の花房浩一さんら、著名人にもファンが多い。こういうとき「歌の力」をリアルに感じる。有り難いことである。慢心せず、さらに精進したいと思います。

*写真:手前がオタマの2.5kgのダンベル、奥のは俺が普段使っている30kg。俺も以前はウエイトトレーニングマニアで120キロ以上のバーベルを軽々あげていたが、心体育道をやり始めた10数年前からヤメた。今は唯一残ったこの30kg程度のダンベルを時たま使うのみ。長年の使用で鉄製シャフト(握る部分)がすり減ってます。

東京へは何年も行ってない (2011.06.09)


道場生Jさんが風邪で午前中の稽古欠席のため、朝っぱらから怒濤の執筆モード。
昼までに1本書き上げ、午後からは残る2本に着手。明々後日の日曜日まで最大の山場が続く模様。

ところで来月、ひょっとすると久しぶりに東京へ行くことになるかもしれん(これ読んでる何人かの東京人、一緒に飲まんですか。宿の手配もたのむ。っつーか泊めてくれ)。
友人の小説家Rさんが新刊発売を記念して六本木の某バーにて開催予定のトークライブに招集されるゲスト5名。これがいずれもブッチギリに怪し過ぎる傑物ばかりで、大いに興味をそそられた次第。今朝Rさんからメールで案内が来て、すぐ予約を申し込んだのだが定員がたった50名なのでビミョーである。ゲストの一人T氏は、この一年、注目し続けてきた御仁。Rさんとは古い付き合いらしい。昨年Tさんがウチへ遊びに来た際も「今、あなたのファン(俺のこと)が横に居るよ」とかなんとかメールしてたし。今回の新刊執筆にあたり、専門家の立場からいろいろとRさんにアドバイスしたようであるが、本の内容も気になるなぁ。ちなみにTさんは、昨日の日報で紹介した本の著者である。
仕上がり状態 (2011.06.08)


午前中、道場にて女子大生Sさん指導。
午後イチ、某企業を訪ね、取材業務。
帰ってから執筆業務。
夕方、再び道場にて小学4年生Yクン指導。

はてさて、我がホームユニットFarEastLoungeの今年2度目のソロライブが来週末18日(土)に迫って来た(場所や時間等、詳細は当HP「LIVE36.5」を参照ください)。たぶん、聴いてる側はほとんどわからないかもしれないが、俺の声はこの数ヶ月で変わった。自分的には、生涯で一番良い状態。結果的に朝の日課である「ウ、オ、ア、エ、イ」の順で母音を20分連続で発するヨガの奥義「倍音声明」の副産物か、あるいはボイストレーニング(シンプルきわまりない教則本を参考に独自のメソッドを開発)の成果か、ようわからん。わからんが、とにかくイイ感じ(ますます不明)。ライブはスゴイことになるだろう(おいおいダイジョーブか自分)。ともかく、例によってニッパヤシを葺いた南国のビーチバーでビールかカクテルを飲みながら、甘い潮風に微睡むくらいのリラックスムードはお楽しめいただけますとも。親愛なる読者諸兄、ぜひっ!

*写真:今月の春駒的・新刊ランキング1位「日本の盲点/苫米地英人」。今回の震災・原発事故についても触れ、ブレのない(つまり矛盾のない)シンプルな論調を展開。映画「マトリックス」で描かれていた洗脳による虚構の管理社会に、今、まさに我々もおかれていることがわかる。ほんと、似たようなもんだって。事実は小説や映画よりSFっぽい。

納期延長で実現したナレ録り、、、嬉しいメッセージ、、、 (2011.06.07)


午前中、西区の某映像プロダクションにて、ナレーション録り。ある企業の社員意識啓蒙を目的とした映像で、俺のパートはトータルで約2分程度。各コンテンツとも1〜3テイクで終了。本当なら、この収録は先週に行われなければならなかった。俺の都合がつかなくて一度はキャンセルさせてもらったのだが、それでも「ぜひ春駒サンに」とのプロダクションさんの強い要望。結局、クライアントを説き伏せて納品期日の延長にこぎ着けたのだと。有り難いハナシです。
その帰り、観音の某病院に入院中の親族を見舞う。日に日に血色が良くなっている。約一年間続いた痛みや痺れから開放された喜びか、自然に笑顔も出るようになった。

午後からは、通常業務。
夕方、道場にてIさん指導。
夜は、明日の取材のためのレジメのチェックなど。

さて、敬愛してやまない広島在住のヒーリング・アーティスト、高木一行・美佳さんご夫妻から先日嬉しいメッセージをいただいた。ご主人の一行さんに関しては彼が上梓された著作を20年ほど前に読んでからの大ファンであるし、ミュージシャンである美佳さんが紡ぎ出す、ピュアな微粒子の奇跡のように美しい明滅や揺らぎ(視覚的な旋律なのだ)にも思い切り魅せられている。未知なる次元を果敢に斬り拓くお二人の奔放多彩な活動については、今後、折りをみて紹介していけたらと思うのです。

*写真:某映像プロダクションそばの看板。なんとも縁起の良さげな不動産屋ではないか。

バランスの妙 (2011.06.06)


午前中、プロダクションから来た文章修正要請に対応。このテの類いも、瞬時に解答策が見えるので、メールで送るのがなんだかわずらわく、電話での口頭指示。はは、横着してすんません!
午後、道場にてS本さん指導。
終了後は再び通常業務。

その合間、ふと思い立ちオタマに「デジタル料理はかり」を借り、所持している腕時計の重量測定大会(笑)。このような一見、幼稚で無意味な戯れこそが、頭を柔らかくし、冴えたアイデアを誘発する呼び水となる(ホンマかいな)。

以下、測定結果(カッコ内はケース、バンドの材質)

1位:オメガ・シーマスター/123g(オールステンレス)
2位:ルミノックス・F-117ナイトホーク/116g(ステンレス、ラバー)
3位:シチズン・プロマスター/94g(オールチタン)
4位:セイコー・ランドマスター/79g(チタン、ラバー)
5位:オメガ・スピードマスター/59g(ステンレス、革)
6位:カシオ・GショックGW5500/55g(樹脂、ラバー)

上位2つは意外な結果だった。見た目で一番スマートなシーマスターは手に持つとズシリと重いが、腕にはめてしばらくすると、装着感がなくなる。一方、ナイトホークは無骨&頑健でいかにも軍用。ラバーベルトがシリコンであっても、付け心地は相当に重い。要は「バランス」なのだ。実質的な重さではない。人体や楽器にも同じことが言えるのではないか。「数値」にとらわれるな、ということスね。

*写真:左よりシーマスター、ナイトホーク。

繋がりを思う (2011.06.05)


今日こそ休日(笑)。
昼前、バイオリンの生徒さんの結婚式に参列するオタマを駅前の某ホテルに送ってから、あとはひたすら、お掃除モード。水槽なりベランダなり、なにかをキレイにすることに没入するのも瞑想=メディテーションである。禅寺でのそれは、釈迦が実践し推奨したものとは大きな違いがあるような気がする。
よく、「今日で地球が最後の日だったらなにをする?」っつー設問を投げかけられるが、最後の最後までどうなるかわからない、と考えるので(つまり決まりきったことなどなにもないと思うのだ)、俺はいつも通りの愉しいことをするだろう。今日みたいに水槽の掃除も素敵じゃん。

コンビニで買った月刊誌「一個人」7月号に、金子みすゞの詩が紹介されていた。この一遍は知らなかったな。宇宙は遥か頭上の空間ではなく、日常のそこかしこと繋がっている。見えぬけれどもあるんだよ。見えぬものでもあるんだよ。

「蜂と神様」
蜂はお花の中に、
お花はお庭の中に、
お庭は土塀の中に、
町は日本の中に、
日本は世界の中に、
世界は神様の中に。

さうして、さうして、神様は、
小ちやな(ちっちゃな)蜂のなかに。

タイタンビカス、、、祭りの本質、、、 (2011.06.04)


完全休養日。昨夜寝る前から決めていたこと。「今日は絶対仕事しませんから」と、プロダクションさんにも通告済み。
この1、2週間の激闘ぶりたるや、処理能力および体力が増していなかったら、とうにぶっ倒れていただろう。「ギリギリでセーフ」と思う一方で、そのような習熟度に合わせて宇宙がその都度、適切なハードルを用意してくれているような気も。
さて、タイミングよく、<ハイビスカスゆみちゃん>から、新種の宿根性ハイビスカス「タイタンビカス」の苗木が送られてきて、園芸魂が燃え上がる。「宿根(しゅっこん)」とは、冬の間、地上部分が枯れた状態で越冬するタイプの植物(通常のハイビスカスは樹木)。暑さにめっぽう強く、日当りが良ければ、高さ2メートル、花の直径20センチに達するとか。雰囲気的にはタチアオイのようなフォルムに近い?楽しみっすね〜。などとニヤケつつ、大きな鉢への移植完了。

と、ふと気付けば、なにやら執筆業務に取りかかっている私(笑)。趣味と仕事の境界線のない男が「今日は仕事せん」なんつーても意味ないのでした。はい。1時間で一本書きあげ、メールでプロダクションへ(あとで担当デザイナー氏から涙ながらの感謝メールが)。

夜は家族と「とうかさん」。広島に長く住んでいる俺が、今まで見たことがないほどの凄まじい人の波。長引いた自粛ムードの憂さ晴らしか、過度の露出や威嚇などハメ外し過ぎのような御仁も多く見受けられるが、本来「祭り」とは古来より、エロスとバイオレンスが混沌となって民衆のフラストレーションを発散昇華させるシステム。管理されまくっているフラワーフェスティバルよりはるかに健全。

この道の上 (2011.06.03)


午前中一杯かけて、本日2カ所で展開される対象者5名のための取材の準備。

午後より、まず東広島市の某自動車関連企業を訪問。予定通り4時にフィニッシュ。
5時に広島市内の某企業へ。こちらもリミット10分前の6時20分に無事着地。
誌面構成立案、取材、執筆にくわえ、アートディレクション、工程管理までやらねばならん雰囲気になっているので大変ス。不安材料と優雅にワルツを躍ってみせるのが、俺がこの道で20年近く拠り所としてきた信条である。結果的に、クライアント、取材を快く引き受けてくださった対象者に喜んでもらえば、それでオーケー。
格闘技漫画「範馬刃牙」の登場人物に、烈 海王(れつかいおう)なる片足の天才中国武術家がいる。いついかなる状況化であっても戦いを挑まれれば平然と「私は、かまわん」と言ってのけるしなやかな覚悟が、俺は好きです。
っつーか、今日はさすがに疲れましたかね(笑)。

プリンと空手着 (2011.06.02)


午前中、道場にてJさん指導。
昼食後、明日の取材の資料やレジメをチェック。
2時より夕方まで、S本さん指導。
終了後、空手着のまま本日中締め切りとなっている原稿のタイトルをなにげに打ち込んだ途端、メシ食ってから徹夜覚悟で書く予定だった本文が「見え」たので、忘れぬうちに勢いで約600字をイッキに叩き出す。ほとんど自動筆記に近い感じ。高校時代に読んだ気功の本の中に、気功を習得するとある日突然「速読」ができるようになる、との記述があった。書こうとする「全文が見える」感覚は10年以上前からあるものだが、最近はその頻度が高まっている。速読ではなく「速筆」じゃの。
しかし、空手着姿のムキムキ武道師範が、倉敷にある「人気プリン店」の原稿を書いているのは、かなり笑える図ではないでせうか?

*写真:で、通常仕事着がコレだ。どっちもどっちか。

ナガバオモダカ日和 (2011.06.01)


午前中、道場にて、Sさん指導。

午後は、某企業に出向き、取材業務。担当者さん含めクライアントの好意的かつ旺盛なサービス精神のおかげで濃い情報をゲトる。

終了後、家族で観音の病院に入院している親族を見舞う。昨夜は手術後の痛みでほとんど眠れなかったらしいが、血色も良いし、ようしゃべる(笑)。明日からは歩行訓練を開始するのだと。しかし、医学の進歩もめざましいですのう。

*写真:メダカ衆の新しいお宿。真ん中の水草はナガバオモダカ。これを見たオヤジ、許せぬことに糸を垂らして釣ろうとしよった!

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