終日、惚ける。 夕方、セガレを馴染みの散髪屋へ。今回は、「アメリカ西海岸の子供」風に(笑)。
夜、年明けから開始する自分自身への部門別投資先を検討。保留にしたままのいくつかの案件についても残り二日じっくり考えて結論を出す。ものによっては縮小ではなく撤退もありうる。中途半端になっていは意味が無い。今年は「追われている」感が強かった。体は一つしか無いのだ。時間の使い方も工夫しよう。 また「出る杭は打たれる」なのか、夏以降、仕事の契約交渉時に理不尽な圧力をかけられたことも数回。広告代理店やデザインプロダクションなど雇い主からすれば、僕らクリエイターサイドはパートナーではなく容易く挿げ替えが可能なパーツなのだと思い知らされた。一番上のクライアントからは費用対効果もはっきり出ていると高く評価されているのにだ。ホンマに悔しい話だよ。 で、来年は、ますます僕にしか出来ない仕事や表現の領域を目指して大きく舵を切って行くつもりでいます。決して意固地になっているのではない。W.E.ヒルの有名なだまし絵「嫁と老婆」のように、不利と感じる事象には必ず別の良い面が対となって存在していると考える。今は見えていないだけ。反転攻勢はいきなり訪れる。
*写真:セガレのアタマ。きれいにセットしてもらい「タンタンの冒険」みたいになっちまいましたとさ。
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