Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2012年02月の日記

心地よい余韻 (2012.02.29)


午前中、道場にてS本さん指導。
午後より執筆業務。
夕方、道場にてYくん指導。

昨夜のライブの余韻が、体内で心地よく響いている。中盤、MCで「これからはミュージシャンとしての活動を増やしたい」と語った。あれは本心です。
珍しく聴きに来てくれたオタマに感想を訊ねると
「体格が一層格闘家らしくなっていた」
とのこと。そうかそうか、、、、え??

*写真:昨夜、ライブ終了後、ングングとビールをお召し上がりになる、ドロンジョまさ子さま。

綺羅と響く (2012.02.28)


夜、市内中区中町の「Live Juke」にて三代目春駒feat.椎名まさ子のミニアルバム「p.s」レコ発記念ライブ。平日の、しかも氷雨が降りしきる夜、どれだけお客さんに来てもらえるのかと少し不安もあったが、まずまず善戦。皆さん、ありがとうございました。

本日のセットリスト
<第一部>
「テビチ記念日」>「月の下ジントヨー」>「はてのうるまの祈りうた」>「恋のパパイヤ」>「つかのまの天気雨」>「ドウジャイ」>「38度線」

<第二部>
「桜吹雪」>「向日葵」>「テレフォン」>「雨のラブホテル」>「夫婦蛸」>「横を向いて歩こう」>「ひかりのうた」
アンコール:「その男ヨシオ」>「星の波間に」

結局、新曲は披露しなかったし、予定していたいくつかの曲もカットした。セットリストだけを見るとこれまでやってきた曲が多いように思われるだろうが、アコーディオンやピアノで大幅に「椎名アレンジ」が施された楽曲の旨味が余す所無く出しきれた。というか、曲を作った当初にイメージしていたアレンジ以上の煌めきに、演奏中何度も「聴き入って」しまい、歌が飛びそうになりヤバかった。いやぁ、椎名さんスゲエですわ。ヌーヴェルヴァーグを彷彿させる哀愁感たっぷりの「雨のラブホテル」、アイルランド調の「38度線」、ラグタイムっぽい「恋のパパイヤ」、ドJAZZな「テレフォン」etc、、、いずれも、未体験ゾーン。
今回は、「海まで1マイル」映像担当のYくんにも来てもらい「You Tube」アップのライブ映像を録ってもらったが、状態が良ければプロモーションにも使用したい。今年は、音楽活動もちゃんとやる。片手間とは言わせたくないのです。

*写真:地上19階からの雨に煙る夜景をバックに「テレフォン」「雨のラブホテル」を歌うのはサイコーでおました(笑)。

再開発地区 (2012.02.27)


昼イチ、広島駅前の「純喫茶パール」(開店から半世紀以上経っていそうな老舗)にて、岡山から広島に出張で来ていたデザイナーK氏と俺の名刺の件で打ち合わせ。彼と会うのは1年ぶりくらいか。岡山市内2カ所で経営している韓国料理店も順調のようである。8年前、俺のウルトラど派手な名刺をデザインしてくれたのは彼だ。最初、デザイン案を見せてもらったとき、俺でさえ「これはちょっと、、、」と大いに怯んだことが懐かしい。
「一匹狼でやっていこうと思う人間が、これくらいのインパクトを恐れてどうするんです!」
と一喝されなければ、その後、この名刺の絶大なる効果を知ることもなかった。名刺とは「名を刺す」武器なり。今後、再び彼の手により裏面リニューアルされた名刺が、どんな地平を切り開き、縁を繋いでくれるか期待してヨシ!

打ち合わせ後、「パール」の裏手にある、かつては商店街だったエリアを一人散策。ここは駅前再開発地域で、すでに9割方シャッターが下り、廃墟の様相。高校時代に通ったアメカジショップや刺繍屋、入口に防犯カメラをブラさげていたヤクザ事務所もどこかへ消えている。ディランの「Times they are a-changin」が聴こえてきそうだった。
http://www.youtube.com/watch?v=vCWdCKPtnYE

*写真:昨日の「凛の部」の出演者。っつーか皆さん「七福神」みたい(笑)。

第2回「凛の部」 (2012.02.26)


昼前、道場にてIさん指導。

午後は、オタマのバイオリンの生徒でもあるIさんとセガレを車に乗せ、「凛の部」のコンサートを聴きに安芸区民文化センターへ。「凛の部」は、オタマと、その音大時代の音楽仲間である大中雅也さん(ピアノ)、柳井智子さん(ピアノ)、部谷智美さん(チェロ)の4人が出演するイベントで、昨年に続き2回目。お客さんに迷惑がかからないよう細心の注意を払いつつ、手に入れたばかりのNEX-3cで撮りまくる。魚眼コンバータ装着時には、まったくズームが使えず、ギリギリまで対象に接近せねばならんところが遠射が効かないショットガンに似ていて面白い。下の写真、ピクチャーエフェクト「パートカラー」機能で赤色のみ残したモノクロモードで撮影。クリックで拡大できます。

肩書き明記 (2012.02.25)


終日、雑務。

「世界一印象に残る」と自負している名刺が残り少なくなった(最近減りが異様に早い)ので、いつものように岡山在住のKデザイナーに追加発注。ついでに今回から裏面に「肩書き」を入れてもらうことにする。
フリーランスになってから8年。これからは肩書き(4種類)をしっかり入れることで活動内容に興味を持ってもらいましょうと。春から立ち上げるクリエイターチーム「西瀬戸メディアラボ」の名前も浸透させたい。俺はここの「CEO」と書きたいところだが
「おい、そこのC=ちょっと、E=エロい、O=オッサン!」
と言われかねないので、ただの「代表」にします。

藍と紫 (2012.02.24)


朝、日課の「倍音声明」をやっていると「エ」の発音時、突如、目蓋の裏に濃いブルーのチャクラが出現。「グリーンに縁取られたピンク」のチャクラは何度も見たことがあるがブルーは初。興奮を抑えつつ、順番通り、鐘の音(倍音声明CDではこれを合図に約2分間隔で発声を変える)で、ハイトーンの「n」にシフトすると、今度は紫色のチャクラ。これも初。
あとで調べると、6番目のチャクラを刺激する母音「エ」で見えた濃いブルーは、まさしく6番目のチャクラ「アジーナ」の色、7番目(頭頂部)のチャクラを刺激する「n」で見えた紫も、ズバリ、7番目のチャクラ「サハスラーラ」の色であることを確認。どうやらビンゴのようである。
ちなみに濃いブルーの「アジーナ」は、額の真ん中当たり「第三の目」といわれる部分にあり、知性・精神の成熟をうながす。頭頂部にある紫の「サハスラーラ」は、宇宙意識の覚醒をつかさどるんじゃげな。まぁ、色の認識は個人差があるらしいが。
はじめから7つのチャクラそれぞれが放つ色を知っていた場合、思い込みの激しい人は自己暗示で「見え」ているような錯覚に陥ることがあるらしい。それゆえ、あえて意識せず身に任せていたわけだ。張式気功をやり始めて半年後に「小周天」が発現した時も、それまで気の回転する方向等は「出て来た時にわかるだろう」と知らずにおいたもんだから、驚きもひとしお(2010.6.23屈折日報「それは突然やってきた」参照)。
しかし、張式気功も3年目に突入。倍音声明は昨年4月スタートだから10カ月か。ここらへんのシツコサは我ながらサスガである。

*写真:魚眼コンバータを装着したNEX-3cで撮影した、俺の仕事場。幅3メートル10センチあるはずのデスクが180°の対角線画角に丸ごと収まってしまう。すげぇ。っつーか、きたねぇ(笑)。掃除しろ!

裡なる声、遥かなり (2012.02.23)


午前中、道場にてJ氏指導。早速、昨夜の心体育道直轄道場で得た新しい「捌き」を一緒にやってみる。武術にしても音楽にしても、良い師、仲間に恵まれていると思う。これから10年はひたすらに突っ走ってみますわ。
某ロケン屋(ロックンローラー)のブログにも同じことが書いてあったが、ソフトバンクの孫正義さんの半生を追った佐野眞一著「あんぽん」を読んで、俺もオケツを思いっきり蹴飛ばされた。っつーか、孫さんのお父さんの「突破力」はスゲエです。強烈なスイング感に、胸が熱くなりました。

さて、「論語」なんてもんがありましたな。

子(し)曰(いわく)く
十五にして学を志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(したが)う
七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)をこえず

、、、なに言うとるですか。人の生き様を勝手に決めつけなさんな。
俺はこれからも惑い、耳を疑い、けれど、裡なる声には従い、そのまま歌い、
口笛吹きながら矩を悠々と跨ぎ超えていく所存なり。

*写真:昨日買ったミラーレス一眼「SONY αNEX-3c」。

デジタルガジェットに一生モノは存在せず (2012.02.22)


今月より、新しい日課スケジュールを何パターンか試している。ルーティンを組むのが難しい業態ではあるが、なにしろ効率が悪過ぎる。ある程度「決めて」かからねば、集中力がもたん。
で、今日のスケジュールは午前中の段階でうまくやれそうな雰囲気あった。他人からすれば「朝っぱらからそんなことすんの?」と驚かれることでしょうね。

そんなわけで、早速確保できた午前中枠を使い、オタマを誘ってベイシティ宇品のデオデオへ。結局、ミラーレス一眼は福岡在住の某氏が使っているSONYのαNEX-3cを購入。標準レンズと、それに装着できるフィッシュアイコンバータも。あれこれ見ているうちにオタマも血迷ったか、店頭展示品のOLYMPUSの激安コンデジを衝動買い(笑)。
今月は、5年前に購入し今年7月で使用期限切れを迎えるauケイタイも機種変する予定。Gショックのケイタイバージョンでタフさがウリの「CASIO G'sOne」を考えている。
しかし、ケイタイ、PC、デジカメといったデジタル・ガジェットの薄命さはなんとかならんのか。道具として愛着がわき出した頃には時代から完全にずれてしまっているか、壊れるか。こうしてみると、ギター、ウクレレ、時計、ハンティングジャケット、革ジャン、ナイフなど「一生モノ」と呼べそうな俺の愛用品がすべて「アナログ」っつーは当然なのだ。
おっと、進化しても普遍的なデザインスピリットを色濃く感じさせるApple製品は好きだ。Macとも20年の付き合いになるのだな。

夜は宇品の心体育道直轄道場へ。雨のせいか、本日は廣原先生含め、4人。少人数ゆえ相当中身の濃い稽古になる。最低でも月イチは本部に通い、最新の心体育道をダウンロードする、という今年からの試み、続きそうです。
縁起 (2012.02.21)


終日、雑務。
午後より道場にてS本さん指導。

ブワンブワンと新しいアイデアが降りて来て、窒息しかけてます。徐々に、しかし急ぎつつカタチにしていきたい。人は何のために生まれ落ちるのか。それは進化の可能性を探り、拓くためだと思う。生命とはそういうものだろう。誰かが偉いわけでなく、劣っているわけでもない。
数年前、クリエイターとしての俺を2ページで特集したいという奇特な雑誌の取材を受けた。インタビューの中で、人生のテーマは?と訊かれ「今生きている時間の中で、世界との関わりを発見していくこと」と語った。それが釈迦が説いた「縁起」だったのだと気付いたのは最近の話。
地球丸ごと、マズイ方向へ進んでいるのは間違いなかろう。が、その分、チャンスがナンボでもある気がするのです。

エオリアン・ハープを聴きながら (2012.02.20)


午前中、道場にてIさん指導。
午後より、原稿修正指示に対応。

呉の吉浦に住む義母(巨乳)の所属する「短歌会」の同人誌に、彼女の作が15編、載っていた。
笑ったのはこれ。「くれは」とはセガレの名前。漢字では「紅葉」です。

  “くれは”とするプロレスごっこに邪魔をするわれの乳房 ひるむ手がある

ほかには、こんなのも。「エオリアン・ハープ」はショパンでしたっけ。

  寡黙なる海が答を返すなり呉線車中の四十分
 
  過ぎゆきはまやかしならむ始めから独り身だったやうな日日

 「エオリアン・ハープ」聴くうちに捨てねばならぬものがわかった

  気位の高さうな猫に睨まれてお辞儀しながら入る友の家

発表会、、、相性悪し、、、 (2012.02.19)


午前中、セガレの小学校体育館にて全校生徒参加の文化祭「しののめ発表会」を鑑賞。セガレたち1年生は合唱で3曲披露。こちらが気圧されるほど裂帛の熱唱。昨年春、入学式での在校生たちの歓迎のセレモニー(当日報2011.4.11参照)も「軍隊か?!」と見まごう一糸乱れる統制&ド迫力で「こんな学校に入ってついていけるんかい?」と落ちこぼれ街道を驀進した親として大いに怯んだものだが、一年後、ウチのボウズも見事に校風を受け継いでいるとは。っつーか、一人、まん丸のデカ顔をリズムにあわせて左右に振りつつ歌うパフォーマンスは誰よりも強力に目立っておりましたとさ(笑)。

午後、K楽器店へ。以前、ウクレレ用に購入したサムソンのワイヤレスシステム「エアライン」の点検。28日のライブに使うかどうか思案中。自由に動ける分、出音が細る感あり。俺はこういう電気機器との相性が昔から悪く、ライブ前にどんなに入念にチェックしても本番に機能しないということが度々起こっている。うちの家電製品の故障頻度もすごい。ある人に言わせると、俺の強過ぎる想念が電子部品に干渉するというのだが。テイラー610「八丁念仏」に大枚はたいて装着した複雑なピックアップシステムも、使用した全ステージの3分の1の割合というありえない率でトラブりやがった。修理に出しても毎度「異常無し」。結局、シンプルな構造の「サンライズ」に戻してからはそのテのトラブルはゼロ。「エアライン」も2年前だったか、高松でのライブでまったく音が出なくなり、本番では通常のラインでやったのであった。やっぱり安全策で行く? う〜ん、悩ましい。
ハルコマサコ(笑) (2012.02.18)


午前中、雑務。
午後より、ドロ様(椎名まさ子どの)宅にて、28日の我々「ハルコマサコ」のライブに備えてのリハ。FarEastLoungeは、結成から十数年経つのに、ただの一度も「集まって練習」したことがないことで知られているが、俺個人としては練習は嫌いなわけではない。20代の頃組んでいたsouthside avenue bandは逆に「練習の鬼」と言われたくらいだ。
で、本日のリハも互いの紡ぎ出す音で深〜いコミュニケーションができ、楽しい時間となった。親愛なる読者諸兄、28日は期待し過ぎてもらってけっこうです。歌、ピアノ、アコーディオン、ティンホイッスル、沖縄指笛、ウクレレ、ギター、リゾネーターetcが響き合う、熱く静かで美しい夜になることでしょう。マジで。
外務大臣になる (2012.02.17)


午前中、近所にある某映像プロダクションにて、とある映像作品のナレーション録り。例の「ライダ〜、キーック!」の男優さん担当パートの収録は昨日済んだそうで、やや残念(笑)。
肝心の映像は、かなり気合い入れて作り込んである本格的なレベル。その空気感にシンクロするがごとく声を重ねる。最近はこういう芸当ができるようになった。クライアントさんも喜んでいただいてひと安心。ちなみに俺の役どころは、明治時代の歴史的な講話条約締結に関わった某外務大臣(笑)。

午後より、緊急の原稿修正&追加依頼に粛々と対応。っつーか、我慢比べの様相(笑)。季節柄なのか、断続的に襲い来る睡魔も手ごわい。
合間、息抜きにデオデオに行き、ミラーレスデジタル一眼を物色。最終確認なり。

いろいろと考えさせられた一週間。アレがソレなら、こういうことなのだろう(意味不明)。業務に対する思いの深度を増してゆく毎に既存システムとの乖離も大きくなっている。だが、僕はもうこのまま進むことにします。この時代「盆休みには月に行く」くらいの得体の知れぬチャーミングさを持っていたい。
レイアウト続々、、、夢のコラボ実現?、、、 (2012.02.16)


午前中、道場にてJ氏指導。
午後より、次々と上がってくる某季刊誌2種のレイアウトチェック。デザイナーF氏が担当する方は、レイアウト指示せずとも、俺のイメージなんぞ軽々と超えた毎度素晴らしい出来映えで、カンドーしきり。俺の書いたコピーもしっかり読み込んでくれているようで、コトバとリンクした心憎いばかりのナイスな演出も多々あり。やっぱ、こうでなくっちゃ。ライター、カメラマン、デザイナーの中に1人でもヘタレがいては誌面は成り立たないのだ。おっと、広告代理店O氏の取材前の入念なセットアップにも感謝。

午後、散髪。いつものような「ヤザワ風」に(笑)。
家に戻ると、某映像プロダクションから明日市内で予定されているナレ録りの脚本がメールで届いていた。配役を見て驚いた。日本人なら誰でも知っている、あの有名俳優との共演ではないか。もちろん収録は別録りですが。まさに気分は「ライダ〜、キーック!」なり。

*写真:一カ月続いた某季刊誌ロケの合間の1コマ。笑ってますが、風が強くハンパでない寒さでした。

ロスタイム (2012.02.15)


午前中、道場にてIさん指導。
午後より、追加オファーのあった原稿執筆。
「全ミッション終了」と宣言したばかりだが、レイアウトが始まると、なんやかや問題が噴出し、サッカーで言う「ロスタイム」突入。ま、俺の不手際では全然ないので心静かに粛々と応じる。さらに緊急対応に備え、夕方より自宅待機。入稿まで、もうしばらく続きそう。

昨日の日報で「一日を終えてなお、どういうわけか、やり残した感がある」と書いた件。「一日を」の前に「盛りだくさんな」が抜けていた。で、「やり残した感あり」の理由が少し見えて来たので、今夜から修正を試みる。次々とハードルが目の前に現れる状況は、悪いことではない。

*写真:西白島の城北通り沿いに、以前から気になっている喫茶店がある。なにしろ店名が「苔」である。午前中というのにドア越しに赤い照明が見えるし「乗馬クラブ」の看板もかかっており、ますますわからん。

やり残した感 (2012.02.14)


終日、ヨガ、気功、筋トレ、武術。
時々、プロダクションからの修正依頼に対応。
夕方、道場にてYクン指導。
夜、両親の結婚52周年を祝って、某レストランで食事。

一日を終えてなお、どういうわけか、やり残した感がある。じっくり探ってみたい。

*写真:バレンタインデーということでオタマにチョコをもらって喜ぶセガレ。

ミッション終了 (2012.02.13)


終日執筆。
夕方、道場にてS本さん指導。

メシくって執筆を再開し、午後8時、最後の原稿アップ。年明けから始まった季刊誌2種同時多発的取材&執筆、これにて全ミッション終了。
仕事から帰って来たオタマにそれを伝えると「今回は穏やかだった」と。前回の昨年秋頃のデンワで何度も凄まじい抗議をする(相手はプロダクションや代理店だろうか?)ようなシーンは見られなかったげな。っつーか、そういうのはレイアウト作業が始まるこれからだったりして(笑)。

*写真:昨日の日報に書いた、俺がライバル視している男というのはこんに(「こんに」とは広島弁でこの人、の意)である。現在の俺も、こんにのように満身創痍なり。

構図できまる (2012.02.12)


午前10時過ぎまで爆睡。

終日、読書。ときどき雑務。
「007カジノ・ロワイヤル」以来、俺が常にライバル視しているダニエル・クレイグ主演の「ドラゴンタトゥーの女」を見に行こうかと思ったが、暗そうなのでやめる。

春立ち上げ予定の西瀬戸webサイト「海まで1マイル」に使う自分用デジカメを現在物色中。俺が心よりリスペクトする某老舗ロックバンドのベーシスト兼デザイナーのW氏が、自身のブログに掲載している写真が毎回やたらカッコ良い。機種と使用レンズを本人に訊いてみたら、俺が目をつけていたのと同じメーカーのモノだったので、それに決めようかと。
ハナシは飛ぶが、名作中の名作「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」などの監督で知られるスタンリー・キューブリックは、スチールカメラで構図を徹底的に研究しまくり、動画の新しい撮り方を開拓したらしい。俺は「サロンシネマ」の映写技師時代の3年間、「名画と呼ばれる作品が何故名画に成り得たか」が知りたくて、朝から晩まで映写室の小窓からスクリーンに見入ったものだ(当時のサロンシネマが上映していたのはリバイバル作品がメインだった)。創意工夫の末に完成された「構図」は、時代を超えて美しい。っつーか、俵屋宗達や尾形光琳らの代表作のそれも、今見ても絶妙。全然古くない。構図ですべてがキマる。絵画、写真、映画などの視覚表現だけでなく「音楽」にも構図は重要と思うのだ。
ほの湯一周年 (2012.02.11)


午前中、道場にてIさん指導。

午後より雑務。
夕方、セガレを連れ、五日市にある温泉施設「ほの湯・楽々園」へ。ほの湯では一周年記念イベントが開催中で、昼と夕方の2回、3人ユニットの1人としてバイオリン演奏をするオタマを見るついでに温泉にも入ろうという趣向。
なれど、西広島バイパスを降りた途端のコイン通りの大渋滞、「ほの湯」に到着しても200台もある駐車場が満車、ようやっと番が回って来て車を入れ、ヤレヤレようやっと風呂に入れるわいと大浴場のドアを開けたら、まさに「芋の子を洗う」ような混雑ぶりだったりで、思いっきり疲弊す(笑)。
「ほの湯」は昨年、某季刊誌の取材で訪問したことがある関係で、風呂上がりに顔見知りの店長を見つけ話しかけると「普段は全然こんなことないんですよ〜!」とのこと。俺も再訪問を約束す。
音の辻斬り志願 (2012.02.10)


読者諸兄もすっかり飽きたでしょうが、本日も目一杯、執筆業務。

最近、仕事の息抜きのオモチャはティンホイッスル、トーキングドラム、フトュヤラなど。たまには歌無しの、こういう楽器のみでライブやりたい気持ちは昔からある。もう少し暖かくなれば、ティンかフトュヤラ持って、夜の本通のどこかで突然1曲だけやってサッと逃げる、ということをやってみようかと。2、3曲やるとボロが出る(笑)。

*写真:掃除機の延長パイプをくわえているようにしか見えない倍音楽器「フトュヤラ」。ドイツを拠点に世界で活躍する某前衛アーティストのハンドメイドであるが、1曲だけの対決なら、考案者の彼に勝てる!、、、、のか?

よろしいカンジ (2012.02.09)


昨日は精神的にけっこうヤバイ状態だったが(笑)、本日はやや持ち直し、快調に執筆。

昼過ぎ、webデザイナーのKクン来宅。春の立ち上げに向け準備を進めているwebサイト「西瀬戸スタイル/海まで1マイル」の構成やコンテンツなどを協議。こりゃ当たる。なぜなら、時間を忘れて打ち込めているから。

その後、再び執筆に戻り、夕方原稿アップ。これで残すは2ページ分のみ。よろしいカンジじゃないでしょうか。
ピークポイント(笑) (2012.02.08)


こんにちわ〜、こんにちわ〜、せかいの〜、くにからぁ〜。
というわけでお世話ンなります、春駒です。
終日、怒濤の執筆業務、がんばっとります。
まさに胸突き八丁でございます。「限界を超えると顔面の神経がピクピクしだす」っつーのがひとつのバロメーターであるが、今日も来ちゃいましたですよぉ(笑)。ひでぶっ!

春と嘯く? (2012.02.07)


終日、執筆業務。夕方までに2種類ある季刊誌の片方の原稿をすべてアップ。マジですごいモンができよる気配。乞うご期待。で、今週一杯がヤマ場。残すは金曜日までにもう一方の、1、2、、、5ページもあるでないの(泣)。

それにしても、2、3日前から、睡魔の波状攻撃でアクビばかり。
おそらく、すでに春なのだ。30代前半、散弾銃を手にイノシシ狩りをやっていた頃、やはり2月のシーズン終わり(本州での猟期は11月15日〜2月15日)に近づくと、凍えるような雪山のただ中でさえ、春の到来を嗅ぎとったものだ。それはたいてい土のニオイがした。土を覆う地衣類や土中の微生物が発情しているような。
イノシシ猟は、日本では一般的に複数人で行うグループ猟が主流。俺はイノシシの居る山の反対側の獣道の一本を割り当てられ、イノシシがイヌを使った勢子(せこ)に追われて出て来たところを狙い撃つ役。だから、たった1人で時には数時間もジッと息を殺して待ち続けることもあった。そんなとき、ふいに「山」と同化出来る瞬間があるのだ。正直言うと、ハンティングよりこっちのほうが面白かったかも(笑)。南方熊楠の本や、漆原友紀「蟲師」を読むと、そのときの感覚を思い出す。
俺は「霊」「生まれ変わり」は信じないが、自然界の精霊的なものの気配は感じる。そういうものを扱った文学が好きだ。そういや、体型とかボ〜ッとしているところとか、オタマは「座敷わらし」に似ているな。

理会 (2012.02.06)


昨日の日報に書いたように、どこのどなたかは存じませぬが「2月からはコレでいけ」っつーメッセージをいただいたもんで、指示通り6時半に起床(笑)。間髪入れずアレしてソレしてレレレのレ?ほ〜、確かにこの時間割であれば今までよりうまくいくかも。
勢いづいて、2日費やすつもりでいた某案件の原稿が夕方までにほぼ片付く。
まぁ結局は潜在意識下の働きかけなのだ。当アジトの基本設計が夢の中で完璧に見えた(屈折日報2008.6.8&6.26参照)のも同じ理屈だろう。最近は、寝ている間に脳が勝手に問題解決の糸口を見つけてくれることがやたら多い。こういう現象を昔の人は「コビトのしわざ」と呼んだのではなかろうか。

夕方、道場にてS本さん指導。
稽古終了後、彼いわく「先生(俺のこと)から薦めていただいた苫米地英人さんの『超瞑想法』買って読みました。でかい本屋の宗教コーナーの、幅何メートルかの棚にあるすべての本を足しても、この一冊にはとうていかなわないですね。」
補足すると、これは仏教をベースとした最強の思考技術開発メソッドと俺は思う。たぶん、誰でも読めば理解できるという代物ではない。だいたい、日本で一般的に言うところの「仏教」とも相当かけ離れている。日本のそれは、中国を経由した際に道教化・儒教化された「経典」で、本来釈迦が説いた哲学・量子力学としての仏教とは性格がまったく異なる。かくいう俺も、2年前にこれ読んでも、さほど感銘受けなかったろう。「苫米地英人、宇宙を語る/角川春樹事務所刊」から出会って2年と1カ月。彼の本を40冊くらい読みあさったせいかのか、それとも他の理由があるのかわからんが、今では言わんとしていることが身体感覚に近いレベルで解る。敬愛するヒーリングアーティストの高木一行さんが度々使われる「理会(りかい)する」という現象は、こんなフィーリングを表しているのかもしれない。
自動筆記 (2012.02.05)


終日、惚ける。
明日からイッキに原稿を書く、と、割り切って、徹底的にダレることにした。

惚けていると、これまたどうしたわけか、浮き足立つようなヒラメキがいくつも去来。ノートに書きなぐっているうちに、バラバラに思えたものが少しずつ整合性を持ち始め、1時間後には明確な方向性のある企画シートの体を成していた。「2月からはコレでいけ」とでも言いたげな。
タッチダウン (2012.02.04)


昼過ぎ、広島帰着。
取材業務というのは、帰って文字に起こすことによって完結する。よって来週一杯かけて残り数本の原稿を書かねばならんのだが、約一カ月の取材行脚を無事やり終えた安堵感からか、デスクの椅子に腰を降ろすと完全に腰砕け。もう動けん。つくづく「狩猟」である。すべてが一発勝負で、しかも必ず仕留めてこなければ、次はない。この緊張感がたまらんかったりする。

*写真:宿泊したビジネスホテル7Fから臨む、朝霧に覆われた湯田の街。

湯田温泉の高級旅館、、、フグづくし、、、 (2012.02.03)


午前5時前に起床。すぐ、ネットで高速道路情報をチェック。山陽自動車道の広島〜防府は雪による通行止めや事故による規制もナシ。
で、予定変更無く7時にカメラマンA氏、広告代理店O氏とともにデリンジャー2世号に乗り込み出発。湯田温泉には9時半着。
定刻より少し前の10時20分より、某高級旅館の取材開始。イメージ以上に凝った設計。ホスピタリティのグレードも高い。昼前フィニッシュ。

本日を持って、季刊誌2種の同時多発的取材行脚が完遂したこともあり、取材クルー3人は広島に帰らず、このまま湯田温泉にて「お疲れさん会」をやることが事前から決まっていた。広告代理店業界の「闇グルメ王」の異名を取るO氏のセッティングで、夕食は今夜の宿(ビジネスホテル)から徒歩5分のフグ料理屋T。今回もO氏の嗅覚すばらしく、垂涎のフグづくしを堪能。っつーか、食い過ぎで動けぬ程に。
しばしの休憩後、2次会はO氏の同僚(山口支社Mさん、ありがとうございました)のエスコートで某格安スタンドへ。
腹一杯のヘロヘロ状態で、日付の変わる前に宿に戻る。

*写真:取材した高級旅館の一番高い部屋はなんと屋外プール付き。水温は33度に保たれてあり、冬でも泳げるとか。他にも、連泊されるお客さんが多いのが頷ける、心地よさを演出するしかけが盛りだくさん。ちなみに我々が宿泊した宿は、ここの料金の10分の1(笑)。

千秋楽へ向けて (2012.02.02)


午前中、季刊誌の取材で市内西区の某企業を訪問。
午後より、執筆業務。夕方までに1本アップ。

その後、明日の山口県は湯田の某旅館取材(一泊予定)のためのインタビューシート準備と資料の読み込み。
気になるのは午後から降り出した雪。広告代理店担当O氏、カメラマンA氏と連絡を取りながら、午前10時半からの取材に間に合わせるためのアクセスに関しさまざまなシミュレーションを検討。我々取材クルーはなにがなんでもミッションを遂行せねばならん。
で、明日を持って、年明けから続いた季刊誌2誌の同時多発的取材は完了だ。
続・筋トレ (2012.02.01)


午前中、道場にてJさん指導。

午後より執筆業務。夕方までに1本アップ。

夜、岡山の全寮制高校から一時帰省中の甥っ子Nのリクエストで2日続けての筋トレ指導。本日はダンベル(片方10kg)を使い、ベンチに仰向けになってのプッシュアップ。いわゆる「ダンベルフライ」。身長は180センチ近く、運動神経抜群過ぎる筋骨逞しい16才も、今年50の俺の身体能力に比べれば、ハナクソも同然(笑)。
かつては100kgオーバーのバーベルをエッサホイサと上げ下げしていた俺ではあるが、過度のウエイトトレーニングは武術的身体操作を探求する上で弊害となることに気付き、10数年前からは肩をほぐす程度に軽めのダンベル(片方22〜25kg)を週1、2回さわるのみ。筋肉の状態は20代30代より良くなった感じがある。ウエイトトレーニングを激烈にやってた頃は、腰、肩、首と故障が実に多かった。ま、若い連中はいろいろやってみたらいいのだ。まずは体験が大事。Nは12回3セット目で早々とギブアップしたので、明日は相当な筋肉痛だろうて。ケケケ。

*写真:先週の尾道の染色工房取材関連その4。
これはポータブル式の綿紡ぎ機「チャルカ」。俺には一瞬、楽器に見えた。考案者はあのマハトマ・ガンジーなのだとか。チャルカを手に「自分が着るものは自分で作ろう」とインドの民衆に呼びかけて歩いたと言う。なんと温かな、素敵な話。そんな独立自尊の精神の崇高さを、この工房にも強く感じた。3・11以来、俺は気持ちの上では日本国民であることを辞めた。「一人一国家」くらいの根性がなければ、この国を無意味に覆う閉塞感を打ち破ることは出来ない。俺の使命は、子供たちに「おまえら、シンパイすんな」と、夢の持てる未来を手渡すことにある、と言えばカッコつけすぎか。友よ、自らの脚で立とう。裡なる声を訊こう。

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