午前中、市内の某楽器店にて、持参したウクレレでローランドAC60をテスト。うん、やっぱりAC100に慣れているせいもあるだろう、フィッシュマンよりしっくりくる。店員のニイチャンもACが好きらしい。ジャックなど接続部分もローランドが圧倒的にタフで故障が少ないのは俺も経験値からわかっている。決まりだね。
夕方、かつての職場であったサロンシネマで本日封切りの「メランコリア」を見る。ビョークが主演した、嫌がらせか!と怒りたくなるようなまったく救いの無い映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を撮ったラース・フォン・トリアー監督の最新作。2007年から2年間、鬱を患っていた彼が、当時通っていたセラピーセッションからアイデアを得て作ったらしいが、なるほど、グロなシーンがまるでないというのに、精神的に問題を抱えていたり、体調がよろしくない方には勧められない、サイコーに美しく居心地の悪い一本だった。っつーか、映画を超えた「臨死シミュレーション」のようでもある。オープニングとエンディングは、間違いなく映画史に残るであろう。妄想の極み。映画はこうでなくっちゃ。シャルロット・ゲンズブールにも賞をやってくれよ。俺の生涯ベスト15(10におさまらない)にランク入りです。
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