Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2012年05月の日記

惚ける (2012.05.31)


午前中、道場にてJ氏指導、、、のはず。しかし、時間になっても現れない。もしかして?と思ってカレンダーで確認したら、彼の稽古は来週木曜日でした(笑)。せっかくだから、勘違いついでにみっちり独り稽古。なんとも贅沢な時間。

午後は、1時間だけ仕事(笑)。あとはボサ〜ッと過ごす。緊張と弛緩、二つ我あり。

*写真:当アジトの仕事場からビアテラスを写した平凡なカット、とお思いでしょうが、実は「網戸越し」なんですよ。昨日の掃除でこんなにキレイになってしまったという。

うっかり忘れる (2012.05.30)


朝イチ、郵便局にて、請求書送りついでに小銭で一杯になった貯金箱の両替をお願いしたら8千円ほどあった。ラッキー♡。
昼前、K楽器店にピックアップ装着&ネック調整の終わったカオルギターを受け取りに行き、その帰りに宇品のアメリカン雑貨の店「バドショップ」へ。偶然居合わせたマギー女史としばしダベり、オタマに「貯金箱資金」を使ってハイビスカスを模したシルバーのネックレスを買うちゃる(笑)。

午後はハヤの水槽の水の入れ替えやら網戸の掃除やら不要品の解体処分やら。で、いつのまにか夕方。こういうのが健康的でよろしいばい。オッサンの正しい休日ばい。っつーか、誰が仕事休め言うた。うっかり忘れとったばってん(笑)。

*写真:Fishman/Black stackのピックアップ装着で、生まれ変わったカオルちゃん。ビビリは完全に解消されてはいないが、それはご愛嬌ということで。俺の好きな電源不要のマグネット・ハムバッキング。音色はナチュラルでパワフル。サンライズより低音がズ太い感じ。シビレます。

余韻 (2012.05.29)


一夜明けて、ふたたび執筆業務の激戦区へ。
俺の信条「嵐の中にこそ慰安あり」は決してやせ我慢、強がりにあらず。

終日、妙に心中が修まった感じ。ジ〜ンとあたたかい余韻のような。ふと、昨夜、出し抜けに始まったFarEastLoungeのミニライブだと思い当たる。そうだ、間違いない。あまりにも素晴らしいメンバーたちとのセッション。嗚呼(笑)。

*写真:植え替え後、たった一日で見違えるほどの生気を漲らせるシュロチク氏。植物はわかりやすい。下には保水のための水苔を敷き、これまで通り合掌するカエルの石像も設置。

植木屋への道、、、壮行会、、、 (2012.05.28)


何カ月ぶりかに休日とす。
昨日の当門下生の昇級審査が終了すれば一息入れるつもりでおりました故。
で、終日、シュロチク、クワズイモ、モンステラの植え替えと南側ベランダの掃除(笑)。シュロチクは何年も植え替えしてなかったのだろう(親族からもらった)、米軍払い下げの折りたたみシャベルが入るすき間も無く、やむなく鉢を粉砕したところ、凄まじい根詰まり状態(下の写真)。花を咲かせて脱出を試みようとうする気持ちがわかります。カチンコチンの固まりをゴムハンマーで叩いてほぐしては古い根を切り取るという作業を何度か繰り返してから、新しい土を敷いた12号鉢へ無事に移植。
クワズイモは小さい株を切り分けて3つの鉢に。2つのあるモンステラの小さい方も、鉢を大きくしたから、葉の巨大化が楽しみ。っつーか、以前にも当日報に書いた気がするが、昔、植木屋でバイトしていた頃、親方から「オマエは植木屋の才能がある、、、ような気がする」とのビミョーな評価をいただいた。今なら言える「間違いなくある」と(笑)。

夜、市内の某沖縄料理店にて、盟友Kの沖縄移住壮行会。FarEastLouneのメンバーとそのファミリーが参加。皆で買ったプレゼントの他、俺ら家族は思い出の写真を貼付けた絵手紙風の「辞令」を手渡す。KをFarEastLoungeの「沖縄那覇営業所所長に任命します」という趣向(笑)。二次会のショットバーでは、楽器とPA設備一式がセッティングされていたので、「飲んだら人前では絶対に歌わない」という禁をやぶり、Kのためのパーソナルライブをいきなりやらかす。そもそも、11年前、Kと沖縄に行く事が無かったら、今俺が歌っているオリジナルの大半は生まれてはいない。良い縁に感謝するのみ。
おっと、FarEastLoungeでは丸一年ぶり(!)となるライブを、7月8日(日)、ツンチャンの店「流川PICO」にて開催する事が決定。詳細はまたアナウンスいたします。

渾身 (2012.05.27)



午前中、セガレの小学校の運動会。昨年も感じたのだが、この某国立大附属小学校の名物になっている「応援合戦」っつーのがすごい。俺が小学校の頃は、反体制的体質の子供が必ずクラスに1人や2人いて(俺ですよ)なかなか団体演技がキマらないものだが、ここは違う。赤、白、緑、青に別れた個々のチーム全員が空を吹き飛ばすかのごとく裂帛の気合いで歌い、旗を振り、踊りまくるのだ。運動神経の良さそうな子ばかりではない。メガネの秀才風、肥満児、チビ、痩せっぽち、養護学級の子、1人残らず。先生に「従わされている」感じは見れない。そのまんまで、間違ってもいいから、力の限りでっかい声を出してみろ。心の限り叫んでみろ。まずは、そこからでしょ?、、、、と、小さな体全体でメッセージを発していた。

夕方は、心体育道直轄道場にて、昇級試験の審査員の1人として参加。当道場からはJ氏(6級)、S本さん(白帯)、Iさん(白帯)の3人がエントリー。総勢20名弱。少年部はさておき、一般成人はどういうわけか今まで見た事が無いほど緊張している。昇級審査は、自分の「未熟ぶり」を確認する場でもある。女性2名のうちの1人のIさんもあとで「吐きそうになった」と言っていたが、武術の世界ではそれがフツーだ。一度ギンギンに緊張することで「脱力」の意味するところも少しずつ見えてくる。生命の危機が脅かされる極限状態を想定しての最高の動的メディテーションなり。いきなり「雑念を捨てよ」「無になれ」などできるわけがない。
運動会と昇級審査、どちらもまず「渾身」が大事であることを、あらためて教えてもらった気分。ありがとう。

(2012.05.26)


午前中、セガレを東雲のスイミングスクールへ送り、泳がせている間に大手町K楽器に寄ってカオルギターのピックアップテスト。このギター、俺の手元に来てからの約10年、詳細をここに書くのも面倒なほど紆余曲折スッタモンダがあり、アナタ、いまだ一度もステージで使用したことございませんのよ(いきなりマダムかい)。
ピックアップ(ピエゾ)ひとつとっても、複数のクラフトマンによって「この付け方ダメじゃん」と数回直されているし(改善されず)、弦のビビリも、、、、まぁいい。みんな誠心誠意やってくれたのだ。
で、今日は、O店長のススメで、とあるマグネット式ピックアップ(バッテリー不要)を試してみたら、非常にパワフルかつ繊細で一発で気に入った。O店長のありえん値下げ提示もあり、不幸なカオルにもこれなら日の目を見せてやれるかもと、装着を決心。ついでにビビリも直してくれるそうな。カオル初デビューは高松か。
もうひとつ、ちょっとした秘密兵器をゲトる。結局「ループマシン」にまったく馴染めなかった(使いこなせなかった)俺も、これなら「ひとりハモ(コーラス)」が簡単にできてしまうのだ。

被災者の前で「上を向いて歩こう」なんて歌うのは冒涜である、と永六輔は言った (2012.05.25)


ちぃちぃぱっぱ、ちぃぱっぱ、、、
さすがにくたびれてきた(笑)。取材ビューン、原稿ズドーンと「弾(たま)」がでかいほうが圧倒的に戦いやすい。この数日は小さな原稿修正指示がほとんど。重箱の隅を爪楊枝でつつき合うような攻防は神経がやられます。

夜、たまたまつけたTVの某音楽番組に、永六輔さんが出ていた。彼は言ったのだ、
「震災後、僕の作った『上を向いて歩こう』を多くのミュージシャンが被災地に向けて歌った。だけどこれは、悲しみをこらえようと自分自身に言い聞かせる歌だ。被災者の前で『上を向け』なんて歌うのは冒涜でしかない」と。
驚いた。
俺が昨年「上を向いて歩こう」を「横を向いて歩こう」と歌詞を替えて歌い始めたのは(当日報2011/6/18参照)、まったく同じ思いからだった。シンガーソングライターとして、文筆家として、「言葉」の選び方にはこだわりがある。何を意味するか、それが相手に対しどんなメッセージになるか、無関心ではいられない。だから、多くの有名無名のアーティストが「上を〜」を歌ったとき、すごく違和感があった。で、わかったのだ。現在のアーティストは歌のコトバに対してあまりにも鈍感で、上っ面のイメージのみで歌っていると。
だからといって俺が、永六輔さんと中村八大さんが作った歌を原型をとどめぬ程に勝手に替えて歌うという行為も、充分「冒涜」かもしれず。
やや複雑な思いがあった1年だが、今夜、パーキンソン病を患い、かつてのように軽妙に喋れない永さんが、TV画面を通じて俺に「歌え」と言っているようで胸が熱くなったのだ。っつーか、本人が聴いたら、「誰が替え歌にしろといった」と叱られるかもしれませんが(笑)。

『横を向いて歩こう』
横を向いて ご覧なさいよ
素敵な 仲間が いるじゃないの
心配すんな 大丈夫さ ひとりぼっちじゃないよ

横を向いて 歩こう
涙が こぼれたっていいんだ
泣きたいときは 泣きましょう
ひとりぼっちにしないよ

 幸せは命あること 今ここにあなたがいること

横を向いて 歩こう
素敵な 仲間が いるじゃないの
心配すんな 大丈夫さ 頑張らなくていいから

 幸せは命あること 今ここにあなたがいること

横を向いて 歩こう 楽しい仲間と 肩組んで
心配すんな 大丈夫さ
ひとりぼっちじゃないよ
ひとりぼっちにしないよ
根を張っているからといって動けぬわけではない (2012.05.24)


午前中、道場にてJ氏指導。

午後より修正指示、追加原稿依頼に粛々と対応。

数日前、ビアテラスのシュロチクが、花のつぼみをたくさん付けているを発見。シュロチクが花を咲かせるなど聞いた事が無かったのでネットで調べると、危機的状況らしい(笑)。鉢が窮屈になったので、場所を移動したくて種を飛ばす準備をしているのだとか。根を張っているからといって、動けぬわけではないのだ。観葉植物と日々向き合うことの面白さの一つが、彼らのこういった「生存のためのシステム」の観察にある。ようできとるのう!と、感心している場合じゃない。シュロチク救済プロジェクトを始めねば。

早めに業務を切り上げ、夜はスタジオに籠ってウクレレ、ギターを取っ替え引っ替えして熱唱。〆にフトゥヤラも吹きまくる。
はぁ〜。
ヒョッと思いついてパッと行ってサッとやってピュッと帰る、そんなライブをやりたい。昔はギャラだのなんだの言わずに、思うがままにやれたのにから。つまらん。

*写真:アイデアが停滞したら楽器にさわる。そのうち、新しいフレーズが浮かぶ。仕事忘れる(笑)。

武術修練が生活の一部 (2012.05.23)


午前中、道場にて、この時間帯には珍しく1人稽古。

午後より通常業務。
夕方、道場にてS本さん指導。

夜は久しぶりに宇品御幸にある心体育道直轄道場へ。2カ月に及ぶ激闘による蓄積疲労で、どのくらい動けるのか、というような不安は全然なかった。以前より良くなった部分さえある。これは当小林道場の門下生に感謝。どんなに忙しくとも週3、4日は彼らを指導する時間を確保する必要があり、一緒に学ぶうち、自然と新たな気付きが得られるのだ。くわえて、俺が自分のために勝手にやっている張式気功や倍音声明も、脳を含む身体能力開発に役立っている。
そんな当門下生のうち3人が、この日曜日に直轄道場で行われる昇級審査会に挑戦する。俺は審査員の1人として立ち会う予定。なんだかもの凄く楽しみなんスけど。っつーか、俺がワクワクしてどうする。

*写真:セガレが盛りつけした「冷しゃぶ」。キミは料理人になりなさーい(笑)。

足で集める、、、心の中に島を持て、、、 (2012.05.22)


午前中、某季刊誌の特集記事に関する追加コンテンツ要請の件で瀬戸内海島嶼部の役場等、あちこちデンワし、情報収集。よく同業者から「ゴルゴ13並みの情報収集力ですね」と驚嘆されるが、めんどくさがらず地道に調査しているだけのこと。何ごとにおいても、好奇心に裏打ちされた「茶目っ気」と「ドロ臭さ」が必要。刑事ドラマでベテランが若手に「情報は足で集めろ!」と檄をとばすのと一緒(笑)。不思議なもんで、それが習慣になると、どこに有用な情報があるかが嗅覚やカンでわかるようになるというのも経験値から言えること。

午後も夜10時あたりまで、デンワやメールでの修正指示やら相談やらの波状攻撃。いや、「攻撃」は不適切でした。相手が必要としてくれているからアプローチがあるわけで、有り難い限り。

ミクロネシアにはコンパスやGPSなどなかった古代から連綿と今に伝わる「スターコンパス」という伝統航海術がある。「星の位置」から方角を読むのだ。日本人で唯一この航海術を学んだ冒険家にして写真家でもある石川直樹さんは、師匠のマウ(本名はピウス・ピアイルグ)から、広大な海の真っただ中で迷ってしまっても大丈夫なように「心の中に島を持て」と教わったらしい。見渡す限りの水平線がつづき、肉眼ではなにも見えなくとも、心の中の島さえあれば、いつか必ず到達すると。おぼろげながら、俺も今、島をとらえている。

*写真:などとカッコよさげなこと言いながら、午後は上半身ハダカで仕事してましたとさ。うひょひょひょひょ〜。「東京スカイツリー」がそんなにメデてぇか!島はどこならー!(笑)
注:顔はやや赤く、目もイッてますが、ちゃんと業務を終了してからの飲酒です。

蝕(しょく) (2012.05.21)


昨夜、就寝前に村田久「底なし淵」、梶井基次郎「温泉 抄」、泉鏡花「高野聖」などの幻想小説を立て続けに読んだ影響か(ゆっくり本なんか読んだのも久しぶり)、負けず劣らずの複雑怪奇な夢を見る。しかし、なんだかほのぼのとした朝。というのも、妻子のはしゃぐ声で目覚めたから。そうか、「金環日蝕」だった。一般的には「日食」と「食べる」という字で表すようだが、天体の全部あるいは一部を他の天体が覆い隠す「蝕(むしばむ)」が相応しい気がしません? 
たった一文字が実にさまざまなイマジネーションを想起させてくれる漢字の国の住人でよかった。

午前中、道場にてIさん指導。

午後より通常業務。とある特集記事に関し、画像借用願いを山口、広島の計3つの役所へ打診。まだ、気ぃ抜いてはなりませぬ、嗚呼、いけませぬ。

*写真:来月17日は、3回目となる高松でのソロライブ。例によってウクレレとギターの2丁差しでいくが、どのギター持って行くか悩ましい。「テイラー」は2本とも専用ケースが頑丈さ優先で「石?」と思うほどハンパなく重く、今回のような公共交通機関利用の旅には絶対不向き。一方、ギターが小ぶりでケースも軽い「カオル(写真手前)」にはピックアップが付いておらん。っつーか、音楽活動の「ノマド化」は今年の主要テーマの一つであるのだから、二者択一ではなく、根本的な解決が必要となろう。つまりテイラー用に軽いケースを用意するか、カオルにピックアップ装着か。

ヤマ越えて、、、iPhoneか、、、 (2012.05.20)


午前中、某季刊誌担当デザイナーI氏の要請に応え、追加キャプション執筆。レイアウトがメールで送られてきた時間を見ると、本日午前4時前だったりする。

しかし俺も、けっこうな虚脱感。ヤマを越えた安堵からか。その昔、作家の夢枕 獏さんが、エッセイ集「倒れて本望」の中で、執筆による過労で倒れた経緯を詳細に綴っていたが、この2カ月間のことを振り返れば、どう考えても量的、質的(取材等の濃度的な部分)にも俺のほうがよっぽど激烈で、広島弁でいうところの「エラかった」わけだ。倒れなかったのは、単純に鍛え方が違うからだろう。っつーか、どっかで休まんと。

俺のauのケイタイは購入からすでに5年。この7月で使えなくなるらしく、auから再三あれこれ新機種のDMが送られて来る。俺はその中のラインナップにないカシオGショックのケイタイ版「G'zOne」と決めていたのだが、昼過ぎデオデオに行って店員に訊いてみらたら新機種が出て1年経たぬうちに生産中止になり、入手不可とのこと。しょうがないのでiPhone 4Sにするか。auのいいところは、いまだ、圧倒的につながるのである、どんな僻地でも。「現場」の人間にau愛用者が多いのはそのため。

*写真:当アジト屋上からの夕陽。

白昼の犯行 (2012.05.19)


午前中、雑務。
昼前、東雲にあるスイミングスクールに通っているセガレをプールに迎えに行った帰り、某ファミレスへ。案内された禁煙席の窓から、市立工業高校体育館の裏手が垣根越しに見える。なんとなく眺めていると裏口から高校生カップルが現れた。この二人、周囲をキョロキョロと見渡し、人けのないのを確認してから、なんと、キスしよるではないか!
こらーっ!
窓が開いていれば厳しく注意したでありましょう。若いとは、かくもスキだらけなのである。いや「キスだらけ」というべきか。
ファミレスの「ビーフハンバーグ&駿河湾産・桜海老グラタン」のノボリの陰から、エッジの効いた中年男が覗いているのも知らずに(笑)。

午後より執筆。
夜、今後こそ王手。「期日以内に仕上げる」というのでは、ただの「イーブン」である。意味が無いのだ、追い越さないと。よって、明日からまったくの別件に着手する。世間一般人と同様に休みを取っていたんではなにも変えられず、シニカルな運命論者になるだけだ。自分でやれる事はまだあるはず。新しい地平を見たい。気持ちよくハミ出すべし。

*写真:白昼堂々「校内でキス」というけしからん犯行が行われた現場(笑)。

プチ王手 (2012.05.18)


読者諸兄もすっかり聞き飽きたでございましょうが、本日も朝から晩まで執筆でございましたよ〜。
で、夕方1本アップし、原稿完遂まであと1ページ。っつーか、宇宙戦艦ヤマトかい?!
ふんぞり返って「王手っ!」と吠えたい気分なれど、残す1ページは全部で7つのジャンルに別れており、それぞれ2、3ページ分の資料がありんす。もちろん未読。また、そのうち一件は、いまだ資料が届けられていなかったりする。まぁ、いつものようになんとかします。

*写真:愛しのモンスと2ショット。こんなにでっかくなっちゃいました。

ゴールが見えた日 (2012.05.17)


午前中、道場にてJ氏指導。この3日で4人に稽古をつけている。

午後より、執筆。昨日に増して多方面から「ご相談」だらけ。瞬時に判断し、次なる一手を指示。いや、エラそげに聴こえるかもしれんがね、約20あるコンテンツのすべてにおいて、一番多くの情報を俺が持っているのだから、致し方ない。っつーか、いかにこっちが大変か、誰かわかって(笑)。
すごいのはデザイナーだ。F氏から送られてくるレイアウトなど、スペース容量を遥かに超えてしまっている俺の文章のあれこれを名医ブラック・ジャックのごとく繊細かつ大胆に切り分けて縫合。神業的手腕でまとめていただいてます。
でもって、本日も日付が変わる少し前、2本の原稿をアップ。残すところ2ページ。今週中に、ひとまず決着か?

*写真:キッチンカウンターのヒメモンステラの先端がついに天井を這い始めた。これ、寄せ植えではなく、一本が勝手に枝分かれしたもの。ここまで繁茂するのは、たぶん相当珍しいケース。

まるで銃撃戦 (2012.05.16)


午前中、道場にてIさん指導。彼女も入門から1年半。時にホレボレするような動きを見せる。思うに、男より力むことが少ない女性の方が、術理を身につけやすく武術向きではないかと。この歳まで武術を続けてきた俺ではあるが、ウチの門下生にも結婚しようがヨボヨボになろうがライフワークとしてずっとやってもらえたら、そしてそのきっかけづくりの手伝いができるなら、こんな嬉しい事は無いのです。

午後より猛然と執筆。メールで間断なく送られてくるレイアウトも並行してチェック。さらには追加コピー要請。その合間にデンワインタビュー数件。もうほとんど「銃撃戦」のような慌ただしさ(笑)。

*写真:小学2年にして親の手を一切借りず「ポテトサラダ」を作ってしまうセガレ。俺が「料理」と「釣り」に手を出さないのは、徹底的にのめり込むことが容易に想像できるからである。だから、オマエにまかせたぞ(笑)。

クラウド化が意味するもの (2012.05.15)


昨日は、今年「クラウド」を導入した某大手企業のシステム担当者さんに、導入の背景とメリットをインタビューしたのであるが、今後クラウドの考え方は情報システムに限定されずいろんなジャンルで展開されていくとになるだろうと俺は予測する。「西瀬戸メディアラボ」もクリエイターのクラウド化なのである。高額のテナント料を払い機器を揃えてオフィスを構えるのではなく、好き勝手にてんでバラバラに活動しているフリーランスを「西瀬戸メディアラボ」という「やたら目立つクラウド」を設定して自在かつ軽快に展開しましょうと。つまり西瀬戸メディアラボのクラウド=雲は、孫悟空の乗る「觔斗雲(きんとうん)」という、よりアクティブな位置づけ。

某氏のブログに興味深い画像が載せられていたので勝手に拝借する。1980年代、俺は確かに上の写真のような機器に囲まれて生活していた。現在、それらの機器全部が下のiPhone一個に集約されるのである。TV局、新聞社、大手広告代理店、家電メーカー、その他諸々の大資本しかり。クラウドの登場で「サーバ」という機器が一瞬にして不要になったように、旧態然としたビジネスモデルで構築された「巨体」が維持できるはずはないのだ。
好むと好まざるとに関わらず、時代なんつーのはスパッと変わる。そして個々人にこそ、ビッグチャンスが来ているのだ。

ひとまず取材行脚終了 (2012.05.14)


午前中、中区鶴見町にある某大企業のオフィスを訪問し、インタビュー。先月中旬に火ぶたを切った2種類の季刊誌同時多発的取材行脚、これにて完遂。いや、追加撮影のみ1本だけ入る予定なのだが、今回もカメラマンA氏とのタッグで中国5県をいったいどれくらい走り回っただろうか。事故無く終えた事に、まずA氏に最大級の感謝を申し上げたい。おっと、撮影車「デリンジャー2世号」にもお疲れさんでした。

午後より執筆業務。取材が終わっても原稿はまだまだなのである。と、某プロダクションから、本日メールで納品したばかりの原稿が企画自体ボツになったという。全体を俯瞰しつつ情報を把握し、冷静に見極める人の不在を再認識。俺の日曜日の労力がすべて霧散し、正直ハラたつが、これが意味する事を考えると、自分の役割が際立ってきた部分にも気付く。モンクを言ってる場合ではない。まだやれることがあるはずなのだ。さらなるプロ意識を持ち、自分の能力を磨くことに集中すればいいだけのこと。

ということで、俺も頭を冷やさねばと、夜はセガレのリクエストに応じ、宿題の「本読み」「計算カード」、さらにはバイオリンの練習に付き合う。すべて武術指導方式とし、延々反復練習させましたとさ(笑)。

*写真:南側ベランダの春駒庭園。右からタイタンビカス、サマーチョコレート(アカバネムノキ)、メダカの池を挟んでオリーブ(俺の背丈を超えた)、その手前にハイビスカスとコーヒーの木。

山中のいかしたパン工房、、、初のリード、、、 (2012.05.13)


午前中、妻子を連れ、車で沼田の山中にある手作りパン工房「cadona(カドナ)」へ。某季刊誌でここを紹介することになっており、情報はすでに入手し、原稿も大半書き終わっているのだが、どんなパンを作り、またそこまでの距離が資料にあったように「西風新都から車で30分」なのか、体感しておきたかったのと、まぁその、なんというか、「母の日」ということもあり(笑)。
実際には、西風新都から15分だったこと以外は、資料通り。っつーか、「よくもこんな田舎に」というようなロケーションに南欧プロヴァンス然としたお洒落な工房の外観に驚いた。3台分ある駐車場は一杯。駐車待ちの車もいる。中に足を踏み入れると、「リアル・ジャムおじさん(ヒゲはないけど)」が、焼き上がったパンをせわしなくカウンターの上に並べながらニコヤカに出迎えてくれた。午前中というのに棚にはほとんど商品が無い。焼き上がった端から売れているのだ。
資料にあった一番人気らしい「天然酵母のカンパーニュ」と、まさに出来立てほやほやの食パンを購入。そうそう、レジをやっているオーナーの細君は資料以上に美人であった(笑)。
客もひっきりなしにやって来ては、焼き上がりを買って行く。おそらく西風新都の住人が多いのだろうが、広島市内中心部からでも40分程度。時々寄らせてもらいましょう。

午後から執筆と明日の取材のレジメづくり。日付が変わる1時間前に原稿1本フィニッシュ。これで予定より1日早いペース。2カ月に及ぶ激闘で、今日、初のリードを奪ったのであった。あーこりゃこりゃ。

フントーはつづく (2012.05.12)


午前中一杯かけ、とっくに修理の終わっていた旧プリンターを某デオデオに取りに行ったり、ウクレレを楽器店で調整してもらったり、その他あれやこれや溜まりまくっていた雑務をイッキに片付ける。

午後より、執筆業務。
日付が変わる前、本日中アップを目指していた文量をすべてクリア。これで明日ラクになるのかといえば、さにあらず。予定通り進んだだけの話。書く量は本日と同じかそれ以上だから気ィ抜いてはいけませぬ、ああ、なりませぬ。

お知らせ:
昨年末、元「柳ジョージとレイニーウッド」のキーボー奏者であり、現在も精力的に音楽活動を展開していらっしゃる上綱克彦さんのUSTREAMプログラムに出演。トークの合間に2曲歌ったが(「その男ヨシオ」と「月の下ジントヨー」)、その時の模様がつい最近YouTubeにアップされたようだ。時間がある方はぜひ。おそろしく一般的でない会話です(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=kALEm2-hlpY&feature=related

*写真:当アジトの前では、なぜか各政党の方々の路上演説が頻繁に行われるのである。「まず、春駒に聴いてもらわにゃ」ということなのだろう(笑)。

「状態」ではなく、「行為」ということ (2012.05.11)


午前中、道場にてJ氏指導。
午後より、執筆。GWでの頑張りが、成果となって現れつつある。あと2週間。忍の一字。

昨夜、コピーライターの弟子Kより、今月一杯で所属プロダクションを退社しますとのメール。少し気になってデンワ。なにかトラブルがあってのことではないようで安心す。まぁ、モメ事があってもなくても、人はもっと自由に生きていい。この国に住む人の大半は「奴隷」である。奴隷だけでなく、支配している側にも自覚がないという点以外、映画「マトリクス」と酷似している。というか双方自覚が無い分、余計にたちが悪い。まるでゴーストだ。
まずは覚醒しよう。すべては「勝手な思い込み」であると知ろう。そして、自らの声に耳を澄ませ、「好きだ」と感じることをやろう。

 楽しい人生というのは<状態>ではない。
 楽しいことをしているから楽しい人生になるのだ。
 つまり、
 楽しい人生とは<行為>なのである。
                  by 苫米地英人

*写真:タイトルは「謀反を企てる5本のバナナ」。BGMは、k.d.ラングの「Summerfling」。

萌えよヤシ園 (2012.05.10)


季刊誌の取材で、東広島市の某大手企業を訪問。詳細はまだ明かせぬが、ある機器に関し、世界のトップメーカーであるこちらの企業、2代目経営者はヤシ研究の第一人者として知られており、本社ビルにはなんと、彼が収集した希少なコレクションが植栽されたヤシ園が併設されていたりする。広報の方に案内され、一歩足を踏み入れると、オ〜ッ!まさしく熱帯のジャングルじゃあございませんか。規模は小さいながら五日市の植物公園の「大温室」より「らしい」のである。南国観葉植物愛好家の俺、えも言われぬ安堵感に包まれ、「棲みたい」と思ってしまいましたとさ(笑)。

*写真:ヤシ園内にて、激写するAカメラマンを激写す。

液状化あるいは粒子化 (2012.05.09)


午前中、道場にてIさん指導。
体調が悪いわけではないのだが、どうにも体に力が入らないとIさん。それはいい。心体育道の術理は、すべて「脱力」によって行われるのである。力の入らない状態を保ったまま、打撃系はユルユル〜と動いて、当てる瞬間にのみ急ブレーキをかけるように打ち込んでみるべし。と、あら不思議、通常よりシャープで正確な突きや蹴りが打ち込めるでっしゃろ?
日課の張式気功をやったあと、瞑目すると肉体の液状化(あるいは粒子化)状態が知覚できる。そのまま意識を向け続けるうち肉体という「器」が消え、魂が自在に拡張していく感覚も味わえる(このとき「もしかして俺は消えてるんでは?」と気になって目を開けてしまうこともある)。これがわかりはじめた3年くらい前から打撃に対する意識がまったく変わった。筋力などほとんど必要ないどころか、ときに邪魔ですらある。まだ途上なれど、俺は俺の術理をいつか掴んでみたい。

午後より、明日から来週月曜まで続く取材に備えヒアリングシートづくり。
夕方、ヘバる。完全にガス欠。ここらで丸一日、ひたすら惚けたいところだが、最終週あたりまで無理でしょうな(泣)。

*写真:今週ズビズバッと出たばかりのモンステラの一番新しい葉には、これまでの最高となる12本のスリットと6つの穴が(今まではスリットのみ11本が最高だった)。これでモンステラの最大種「デリシオーサ」であると断定。本気で成長すると葉がタタミ半畳ほどの大きさになるらしいが、それだけはご遠慮いただきたい(笑)。

海道サイクリング (2012.05.08)


某季刊誌のための「海道サイクリング」特集の取材で「しまなみ海道」へ。しまなみサイクリングインストラクターのMさんのエスコートで、尾道から生口島までのおすすめポイントを巡る。
Mさんの事前の入念なリサーチにより、ロケーションはどこも抜群なれど、おそろしく視界が悪い。黄砂か?と思ったが、あとで「煙霧」と呼ばれる現象と知る。目に見えないほどの乾いた個体の微粒子が舞い上がって起こるらしい。
GWあけの平日にもかかわらず、撮影の合間にもけっこうな数のサイクリストと出会った。60才くらいのママチャリ(レンタル)に乗ったオジサンに声をかけると、しまなみを自転車で走りたくて埼玉からやって来たとのこと。夕方までに今治を目指すのだと。ああ、俺も近いうち必ず走りに来よう。楽しみが増えた。

*写真:レモンの産地で有名な瀬戸田(生口島)の路上販売のオバチャン。日焼け完全武装(笑)。甘夏1コ、ネーブルに似たサンフルーツ2コ購入。全部で250円。

GW効果 (2012.05.07)


午前中、明日から来週月曜まで4カ所で実施予定の取材の段取りなど。GWに頑張ったおかげで「間に合った」感あり。

午後より、市内の某大企業会議室にてヒアリング業務。しかも3コンテンツ分。手応えあり。全身センサー状態で、小さないくつものサインも見逃さなかった。そのかわり、1時間半に及んだヒアリングが終わってオフィスに戻ると、疲労困憊で一時的に動けなくなる。まさに狩猟。俺の「原始思考法」が稼働するフィールドは獣が棲む原野とは限らない。むしろ市井の中で活かしてこそ、と思うのだ。
で、一時間後にはすっかり回復し、道場にてS本さん指導。

*写真:冬眠から覚めたタイタンビカス、すでに40センチオーバー。しかも、早くも昨年の切り株に迫るほど茎がズ太い。こわっ(笑)。

人の数だけある宇宙 (2012.05.06)


朝、家族で西区スポーツセンターへ。友人Mの主宰するアーティスト養成スクール少年部の運動会に、セガレは特別招待枠、オタマはサポート、俺は開会式の国旗掲揚ならぬ「Tシャツ掲揚」時に、カエルのパペットを使ってプチパフォーマンスを演ずるというそれぞれの任を請けての参加。
子供約40名、サポート10数名、それと子供たちの親御さんらで総勢90名程度か。
開会式の聖火ランナー&聖火点灯、選手宣誓など、コミカルな趣向を凝らした演出に感心していると、もう俺の出番じゃん。で、そのレポートは省きます(笑)。もともと、歌を歌う事を要請されたのに、そしてそれをすんなりやったら誰もモンク言わなかったろうに、あえてカエルのパペットを使って「ニセ腹話術」を展開するという「初モノ」に挑んだ心意気に60点。あとはどうでしょう?俺的にはスリルあって楽しんだのだが、主役である子供たちのみぞ知る(笑)。

それにしても、だ。俺以外にも楽器の講師数名、音響や舞台のプロ、フツーの友人らが、裏方として無報酬で黙々と動いている姿を見て「ああ、この人らは愛するべき最高の連中だ」と言い切れることの心地良さよ。

ふと夢想する。
例えば新幹線に乗っているときなど、車窓にほんの一瞬だけ、名も知らぬ町のどこかの体育館やらコンビニやら民家やら、川やら、庭に繋がれている犬やら、駐車場待ちのクルマやら、学校の運動場で体操している学生やらが現れてはすっ飛んで消えて行きますね。
そんなとき思うのだ、俺の見ているのは「本当にある事なのか」と。車窓をよぎるつかのまの光景が、実はすべて幻影ということはないのかと。それは目に映る個々の暮らしが、新幹線から眺めている以上、決して想像を超える事が無いから。今日、西区スポーツセンターで100人に満たぬ人々の熱狂を、脳内で俯瞰するとこの建物外観が見え、さらに前を通る車道や橋が見え、さらにはここから何キロか離れて走っている新幹線に到達。その車内から、遠く西区スポーツセンターが見えたらいいなと思った。名も知れぬ、もの凄い数の宇宙が、人の数だけ存在する。それは幻かもしれない。けど、今、俺はここに居れてよかった。車窓からこの西区スポーツセンターを目の端にとめた人が居たら伝えたいと思った。

さて、運動会が始まって、セガレの最初の種目を見届けてからオフィスに戻って執筆再開。ということで、世間一般で言うところの10日に及んだGW期間中、無休で完走。誰かホメて(笑)。

*写真:GW中、某レジャー施設にてゴーカートで激走するセガレ(オタマ撮影)。この角度からだと、俺ソックリと思いません?

巫女ぢから、、、パペットの練習、、、 (2012.05.05)


終日、執筆。
夕方、駅前福屋6Fで友人のシンガーソングライター、玉城ちはるの無料ミニライブ。2年前、横川カジルで初めて彼女の生歌を聴いたとき、彼女を中心とした半径20mくらいに、エネルギーの渦が上昇していくのを感じたのだが、その霊力的な力を呼び寄せるボイスは健在だった。やはり、こういう人は実在するのである。「巫女」みたいなもんだろう。

夜、30分ほど、明日のイベントに備えてリハーサル。ライブではない。某団体主催の子供運動会のオープニングでカエルのパペットを使ってプチミュージカルをやるのである。誰が?俺だよ。

繋がり感 (2012.05.04)


午前中、我が家に一泊したAKIRAさんと相方ハルナさんをクルマで市内中心部のライブ会場まで送り届け、午後より執筆業務。
あ、ミュージシャンである前に小説家でもあるAKIRAさんの新しい小説が夏あたりに発刊になるそうなので、詳細がわかり次第またアナウンスします。AKIRAさんはNHKが主催した「私が選ぶ100冊」に「cotton100%」が選ばれるほどの実力の持ち主。俺が20年くらい前、彼の初めて存在を知ったのもこの本(今売られているのは復刻版)。彼がNYに滞在していた頃のヤバ過ぎる生活をモチーフにした限りなく事実に近い大傑作小説。オススメです。
http://www.amazon.co.jp/Cotton100%25-AKIRA/dp/4774506443/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1336185891&sr=1-3

夕方、友人K、Mちゃんと3人でオリエンタルホテルへ。アコースティックユニット「ショーロクラブ」がボーカリスト7人をfeatして武満徹の名曲をカバーしたアルバム「武満徹ソングブック」のレコ発ライブ。ボーカリストのうち某女史は南米あたりに旅行し連絡が取れなかったらしく不参加(笑)。しかし、沢知恵、おおはた雄一、アン・サリー(以上3人は友人である山口洋つながりのようだ)、おおたか静という敬愛するシンガーらが一堂に聴けるのは、なんとも贅沢。ウクレレ弾き語りのtamamixは、歌詞を途中で忘れ、歌詞カードを手に最初からやり直すというハプニングがあったにもかかわらず、心の琴線に触れてくる素晴らしい歌い手。ショーロのコントラバス奏者、沢田穣治さんは、2年前の8月、横川カジルのイベントで共演してますますファンに。あの時はシンガーソングライター玉城ちはる、ジャズギタリスト杉山篤彦さんとのユニットだったが、今回のショーロの彼も圧倒的にサスガなり。武満徹にもブラボー。

ライブ終了後は居酒屋へ。その後、Kのリクエストでナカハラさんに電話し、彼が店に居るのを確認して「シェルター69」へ顔を出すと、なんと、シンガーソングライターTがいてびっくり。ナカハラさんが「紹介するよ、こちらがさっき話したミュージシャンの小林くんで、、、」と言いかけたのを遮って「ずーっと前から知っとるわい。小林というからわからんかった。最初から春駒と言わんかい!がはは、久しぶりー!」とかなり酒が入ってテンション高め(笑)。
もうすぐ彼女のニューアルバムとエッセイ集が発売予定になっているのだが、ニューアルバムには先日ライブに行ったばかりの村田和人さんがコーラス参加しているのを彼女から聞かされ、またまた驚く。なんだか「繋がっている」感、強し。

*写真(AKIRAさんのブログから勝手に引用):昨夜、我が家でAKIRAさん(右)に瞑想法の奥義「倍音声明」をレクチャーし、盛り上がる私たち。しかし、午前2時に怪し過ぎるオッサン2人がなにやってんでしょうね(笑)。

さすがの沖縄 (2012.05.03)


終日、執筆。
昼前、所用で市の中心部に出た際、本日よりスタートする広島フラワーフェスティバルの郷土ブースの「沖縄コーナー」を覗きに行く。と、背後でドン!という鈍い音がし、振り返ると商用バンの前に中年の大柄な男性が尻餅をついて転がっているではないか。はねられたのだ。中年男性、やおら立ち上がり(安心した)、降りて来たバンの運転手につかみ掛かろうとしたので、すかさす「まぁまぁ」と間に割って入る。で、ここで素早く仲裁に加わったのが、さすが、沖縄ブースのオッサン2名(笑)。「謝っているんだからゆるしてあげて」と見事なフォローで場を納めてくれた。「イチャリバチョーデー(会えば友だち)」の「和」を重んじる精神は、広島に移住しても健在なのだ。

夜、盟友AKIRAさんがパートナーのハルナさんを連れて、宿泊のため来宅。中国地方を巡るプチライブツアーの途中。積もる話に夜は更ける。
一年間のボイトレ効果 (2012.05.02)


午前中、K歯科にて月一メンテ。

午後より粛々と執筆。
なんとか、本日〆切の原稿アップ。
しかし、顔が突っ張るというか強ばるというか。完全に気負い過ぎとる。通常なら取材と執筆が交互に展開されるのだが、今回はまず取材が固まりとなって押し寄せ、で、その後はひたすらデスクに向かうという。作家のいわゆる「缶詰」という状態に近いのだろう。

夜遅く、スタジオに籠る。試しに、村田和人さんの「一本の音楽」をオリジナルキーで弾き語ってみると、なんと、らくらく声が出るではないか。これが流行った28年前は、キーが高過ぎて太刀打ちできなかった。昨年の春、「p.s」のレコーディングが始まって、ボーカリストとしての力不足に気付いて即開始した、独自のボイトレの効果と思う。すごく得した気分(笑)。

*写真:SEIKOランドマスターのバンドを、夏仕様のダイビング用に戻す。

まずは3鉢 (2012.05.01)


本日も怒濤の執筆業務。
昼前、1本アップ(またしても大作です)したのでレイアウトラフ案(スキャンしてpdf化)と一緒にメールで送り、その後は再び執筆。実に快調なれど、集中し過ぎのため6時間を超えるあたりから朦朧としてくる。

写真:息抜きのためのその1。第一期工事として、タイタンビカス、ハイビスカス、ウンベラータをそれぞれ大きめの鉢に植え替えす。ウンベラータにいたっては、これまでの鉢(手前の黒)より7、8倍デカイやつにチェンジ。植物の種類によるが、基本的に器と葉の大きさは正比例することがわかってきた。人間も同じ。自分の器をでかくすりゃ、気持ちよ〜く世界が広がる。閉塞感を打ち破る唯一の確かな方法。他人や世間をアテにしても時間の無駄なのである。あと、風を受け流すしなやかさとか、冬の過ごし方とか、植物はいろんなことを教えてくれる。

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