午後、某企業にて季刊誌の次号企画プレゼン。好感触。俺のサプライズ提案を「素晴らしい!画期的だぁ〜!」と担当者さんは喜んでくれる。実際、クライアントからOKが出たとして作業に取りかかれば、それなりに大変であることは重々承知しているのだけれど、今日のために徹底的に考え抜いて準備した(なんと今回はデモンストレーション用の小道具まで持参してのプレゼンですぜ)あれこれが評価されて素直に嬉しい。さのよいよい。
さて、昨日の日報で 「こういうデタラメがまかり通るのも奴隷国家ならでは、、、、だったが、これからは、そうは問屋が卸しませんって。民衆がかつてない規模で同時多発的に覚醒しつつある気配。」 と書いたばかり。早速今夜、そんな確信を証明するかのような記念日的アクションが起こった。首相官邸前の大飯原発再稼働決定抗議デモである。フリージャーナリスト、岩上安身さんがUstreamで中継した映像を見ていたのだが、人、人、人。一体、どのくらいの人が集まったか、正確な数はわからないものの主催者の概算では「16万人」という声もある。これだけの動員をはたして「大マスコミ」の連中がどう報道するのかしないのか注目したい。っつーか、そんなもんどうでもエエくらい感動したスよ。「暴動」ではなく、節度を保ったきわめて紳士的な意思表示だったのもえらいと思う(時間通り解散)。 家や生活を奪われたゲンパツ難民の方々を尻目に勝手に「フクシマ終息宣言」をし、なにひとつ責任をとらぬまま、「なし崩し的に原発再稼働したってこの国の従順な子羊どもはそのうち忘れるだろうよ」くらいに思っている政府、電力会社、霞ヶ関の官僚、その他利権に絡んだ連中には思い切り予想外の出来事に違いない。 いいぞ。民衆が自分の頭で考え行動した、価値ある一歩だ。
*写真:Ustreamで放映された、大飯原発再稼働決定抗議デモの空撮。すまん、本当に感動してね、手が震えて写真がブレてしまいました。 ちなみに左上のロゴ「IWJ」とは、Independent Web Journalの略。岩上安身さん責任編集のインディペンデントメディアで本日は十数万人が視聴。メディアでも音楽でも食べ物でも、これからは自主運営が光る時代。
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