Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2012年10月の日記

地元のためあらば (2012.10.31)


午前中、雑務。
午後より執筆。

某区役所某課より、来年春に予定されている地域環境イベントのMCを引き受ける気はあるかとの問い合わせあり。どうやら、今月14日の「環っはっはin吉島」でのMCが好評で、ウワサを聞きつけてのデンワのようである。地元のためになりそうなイベントであれば、極力お手伝いするのが春駒スタイルである(エラそうに)。詳細は明日区役所に出向き、聞くことになった。

*写真:セガレの育てている秋キュウリ。明日から11月というのに、なんともけなげ。

平常運転 (2012.10.30)


午前中、雑務。その後、昼メシまで道場で独り稽古。先週土曜日の、廣原先生の凄まじい演武が脳裏から離れず、いてもたってもいられません(笑)。

午後より執筆。やはりこの流れがいい。スケジュールが立て込んでくると、焦るあまり「終日執筆」となりがちだが、長時間パソコンに向かっていると集中力がもたずダレてくるのだ。

*写真:その「脳裏から離れない」のがコレ、邇保姫神社大祭での心体育道と太鼓打ち雷男のコラボ演武のショートバージョン。下記アドレスのYouTubeにアップされているので是非ご覧ください。演武をしているのは創始者で師匠である廣原誠先生。「リアル・スサノオ」が誇張でない事がわかってもらえると思います。先生以下、兄弟子のほとんどが50代。それでもなお、速く、パワフルに日々進化しているのが、術理の正しさの確かな証拠。それは、一般的なスポーツ理論とは一線を画すものでもある。
http://www.youtube.com/watch?v=1i8_OhHySwo&feature=plcp

ムグラノリ (2012.10.29)


午前中、季刊誌の仕事で、江波山そばにある某老人養護施設を訪問取材。
午後より、雑務。

先日「過去と未来は地続きであることがわかってきた」と書いたけど、「人」や「事象」に対しても同じ。繋がり感がある。
その感覚はマンガ「蟲師」の第2巻の「やまねむる」に出てくる「ムグラノリ」に近い。
主人公ギンコが、「ムグラ」という山の神経叢とアクセスし、行方不明者の居場所を突き止めるというヤツ。
僕はこの能力を10代からさまざまな事象に対して使えるのだが、「人」に関しての的中率は100%。有名無名に関わらず、自分が会いたいと思った人には時間はかかっても必ず会えることになっている。最近では脳機能学者の苫米地英人さんだ。
というか、現在お付き合いいただいている人すべて、会うべくして会った方ばかりと思うのです。この日報を読んでいるあなたとも、目には見えないが地中深く闇の経絡で繋がっている。インターネットではなく、さしずめ「インナーネット」といったところか。

ひとまず安堵 (2012.10.28)


午前中、明日予定されている取材業務の資料やインタビューレジメの再チェック。
午後より雑務。

10月に入ってからの様々なミッションを無事終えた安堵感からか、やや放心状態(笑)。いくつかの新しい試みにも果敢に挑み、想定以上のレベルに到達できたものもある。
要するに、傍観者から脱し、自分の人生の主役に立候補してこそ、地平は拓かれるのだよ。気をつけねば成らんのは「思い込み」だ。他人に対する評価も含め、「知っている」と思い込んでいる頭では、古い思考様式から抜け出せず発見も進化もない。
たとえば、現在プロ野球においては「3割打者」はリーグでベスト5を狙える好成績。だが、何かの方法を使い「ある国のプロ球界では4割はフツーで首位打者となると5割台」というウソを選手に強力に信じ込ませる事ができれば、4割の選手は実際に複数出てくる可能性は高いと見ている。人は誰しもがとんでもない潜在能力を秘めている。つまらぬ先入観、固定観念に縛られていると、その能力開発の妨げになる。いわゆる「プロ」と呼ばれる人々に、意外とこの傾向が強かったりするのだ。

*写真:夕方まで当アジト屋上で読書。気持ちえかったす。

DNA、、、雷神とスサノオ、、、 (2012.10.27)


午前中、セガレの小学校へ。「東雲発表会」なる文化祭的な催し。ヤツの教室を覗くと、壇上にあがり「コント」をやっている最中だった。エサをついばむニワトリとロボコップを足したようなエキセントリックな動きで結構笑いを取っている。っつーか、この動作は誰もができるものではない。俺とオヤジとセガレしかできない、まさしくDNAの為せるワザなり。

夜、西本浦町にある邇保姫神社にて、太鼓打ち雷男×心体育道の奉納コラボ演武。
先日、神田神社でやった時より出演者は少ないが、本殿正面の特設ステージ前は、小雨の中にもかかわらず観衆で溢れかえっている。そのほとんどが、我々の演目の前後に披露される「神楽」目当てだったと思われるが、雷男がステージに上がり、スコールのような乱れ打ちを始めた瞬間から空気が一変。ここで早くも今夜の大成功を確信す(笑)。
彼らのソロに続いて、我々心体育道が舞台へ。雷男の「夏音(なつおと)」に乗せ、オープニングで廣原先生が演じた凄まじい無極(フリー動作)は、荒ぶる神「スサノオ」の舞いを彷彿させ、背後に控えていた門下一同も息をのむ。スサノオを降臨させた雷男はさしずめ「雷神」といったところか。その後、心体育道高弟による組手が続き(もちろん俺も出演)、ラストの鍛錬法で〆ると、満場の喝采。
これはもう、まったく新しいリアルアートといっていいのではないか。雷男によって心体育道は表現の翼を得た。近所の中華料理屋での打ち上げでは、雷男サンから来年の某ビッグイベントへのコラボ参加要請があったりして、この熱狂はまだまだ続きそうである。

*写真:打ち上げ会場にて、雷男のリーダー、榊原さんと。

心、向くまま (2012.10.26)


予定通り、完全オフ日。心おきなく惚ける。
明日は黄金山ふもとの邇保姫(にほひめ)神社の夜神楽に、心体育道×太鼓打ち雷男のコラボ演武ユニットでの出演が決まっている。

夜、気がつけばスタジオに籠り、歌い込み。驚いた。俺はライブの翌日はまず楽器に触ることはないのだ。昨夜、ライブ終了後に、「次はいつ?」と多くの人から訊かれた。だからというわけではなく、気持ちが自然に音楽に向きかけているのか。

*写真:昨夜の生誕50年謝恩ライブのカットから、歌のゲストのセガレと「向日葵」を歌うの図。(写真提供:松本さん)

ソウルメイトたちとの謝恩ライブ (2012.10.25)


午前中、道場にてJ氏指導。
午後より雑務。

夜、富士見町スタジオDUCKにて、三代目春駒生誕50年記念謝恩ライブ。
DUCKとは30年近い付き合いがあり、ライブも3ケタくらいやらせてもらっているが、ソロのライブでここまでの満員御礼は記憶が無い。安芸太田市や、遠くは高松(ちとっちゃんサンキュー!)から駆け付けてくれた人もあり、ひたすら恐縮しつつ1ステージ目を敢行。っつーか、最初はソロでやり、徐々にゲストに入ってもらうつもりだったのが、ツンチャンが「はよ帰らにゃならん」ということもあり、結局1曲目から梶山、椎名さんも加えたFarEastLoungeフルセットとなる(笑)。
セガレ(ボーカル)とオタマ(バイオリン)を交えた「向日葵」や、2部の最初のリゾネーターによるブルース、梶山の即興演奏と合わせての朗読「蜘蛛の糸」、FMパーソナリティ時代の相棒トコチャン(飯村徳穂)との人気ラジオコーナーの再現など、本日のためだけの特別プログラムも楽しんでもらえた気配。なにしろ今回は自分で演奏した楽器だけでも、ギター、ウクレレ、リゾネーター、ティンシャー、ブルースハープ、シンギングボウル、マラカス、沖縄指笛、フトゥヤラ、口琴の計10種という気合いの入れよう。さすがに集中力が持たず、幾度となくミスタッチもやらかした。はい、欲張ってはいけませんね、もっと練習します(笑)。
そんなわけで、聴きに来ていただいた皆さん、梶山シュウ、ドロ様(椎名まさ子)、ツンチャン、トコちゃん、我が妻子のプレイヤー陣。特大のケーキを皆に振るまってくれた老舗フランス菓子店パティシエのフトッチャンこと木暮太志氏、スタジオDUCKのスタッフにも最大の感謝とLOVEを。

*写真:フトッチャン入魂のケーキ。スゲエです。ほんまにありがとね。(写真提供:中見氏)

脈絡を欠く (2012.10.24)



午前中、道場にてIさん指導。
午後、某企業会議室にてインタビュー業務。今回も広告代理店やプロダクション同席の手前、「差し出がましい」レベルを超えないよう配慮しながら、踏み込んだ質疑を展開す。クライアントも身を乗り出して応えてくれ、レアな情報をゲットできた。

夜、明日に迫った俺の生誕50年記念謝恩ライブの構成を考える。ライブ活動30余年の集大成的なものにしよう、と思っていたがヤメ。振り返る必要もなし。過去と未来が「地続き」であるとわかってきたので。結局、思いつくままに曲を書き出して並べると、完全に脈絡を欠いたセットリストと相成りました。50年の節目が「節操がない」とは、、、、いとをかし(笑)。

波はそこまで来ている (2012.10.23)


終日、雑務。明日の取材のインタビューシートづくり、明後日のライブに使うリゾネーターの弦の張り替え、プリンターのインク購入など。

夕方、ゆめタウンの紀伊国屋に行き、あるプロジェクトのための参考資料を物色。あらためて注視すると、その件に関するコーナーがすでに設置されていたりして驚く。
っつーか、足が少し震えたのだ、ここまできていたのかと。
おそらく「コレ」を使ったビジネスシステムが普及すれば、TV、ラジオ、新聞、雑誌等マスコミとその関連企業は全滅しないまでも大半が姿を消すことになるだろう。webデザイン会社も、よっぽどのアイデアが無い限り、生き残るのは難しい。台頭するのは「形のない商品orサービス」を売る個人やアーティストと思う。
随分前にも書いたが、今から20年前、俺が広告デザイン業界に入った頃、「Mac」が登場した。これで「データ入稿」ができるとわかった途端、当時お付き合いのあった3軒の「写植屋さん」は半年〜1年以内にすべて倒産した。しばらくして「デジタルカメラ」が出てきた。最初はオモチャ程度にしか感じなかったが、現在、広島市内の広告カメラマンはほぼ100%デジタル。フィルムにこだわったカメラマンは淘汰された。このような変革をリアルタイムで目撃してきた感覚で見ると、今度の波は世界的レベルで既存ビジネスモデルを根底からかっさらって行くほどの破壊力がある。
「食うために仕事せねば」という呪縛から解かれ、自分の好きと思う事を徹底的に突き詰めよう。それで食うことを可能にする、しかも資本金ゼロのツールが出てきたのだ。使い方次第だが。

*写真:夏の間、繁茂しまくってたモンステラ・デリシオーサの葉を数枚落とし、支柱を加えて「昇り龍」っぽく仕立て直す。鉢を入れると高さ170センチ。

常に先ゆく男 (2012.10.22)


昨日の予想通り、筋肉痛(笑)。和太鼓の血湧き肉踊るビートと観衆の熱視線に煽られ、相当力んでいたのだな。いや、実に楽しかった。
10月に入って取材遠征、執筆、イベントMC、そして昨日の演武会とてんこ盛り。今週も、明後日は某企業取材、その翌日には生誕謝恩ライブが控えているので、休養のため完全オフ!とするつもりが、矢継ぎ早に緊急対応案件が入り、結局執筆。

ちょっと前の当日報(2012.10.07)で、春駒流「書店活用術」を紹介した。興味の無いジャンルの書籍が並んでいるエリアにあえて足を踏み入れ無意識に選び出した本を立ち読みする。こうすれば、意識の盲点を解除でき視野が開けるという、オリジナルの脳開発メソッド、、、
と思っていたのだが、先日、機能脳学者、ベッチ(ドクター苫米地)のトーク映像(本を買った人のみ閲覧できる特典画像)を見て驚いた。なんと、彼も「書店に行き、店頭に並んでいる本を無作為に買って読め」と、似たようなことを言うとるではないか。「現在、史上最高位の頭脳」と仰ぐベッチに一歩近づけたか(笑)。っつーか、「抽象度を上げ、事象を俯瞰する」ための基本的な術理は身に付き、応用の段階にシフトしている感、あり。

リアル戦闘神楽「ザ・雷武」 (2012.10.21)


10月の第三日曜日の恒例行事、心体育道の神田神社奉納演武。
今回は新しい試みとして、若手太鼓グループ「太鼓叩き・雷男(かみなりおとこ)」とのコラボ演武。彼らが心体育道用に作ってくれた3拍子の曲に乗せ、無極(即興的ソロ演武)、組手、杖(じょう)術、投げ、鍛錬法などを途切れなく披露するというもの。神の御前に「武の物語」を献上するのが神楽の一部流派の主眼であるのだから、護身が必要とされる様々なシチュエーションを体現し展開する心体育道演武が、パワフルにして雅な「雷男」の旋律と融合すれば、これはもう原初的神楽そのものと言っていいのであるまいか。
はたして、午後1時半からの本番では、雲一つない秋晴れの下、例年の約3倍の観衆を集め、想定以上のリアル戦闘絵巻を演じ切り、この催しではかつて体験したことがないほどの拍手喝采を頂戴することと相成った。まさしく「ザ・雷武(らいぶ)」のまんまの盛り上がり。
その模様の画像など、詳細は後日アップ。っつーか、明日はかなりの筋肉痛を覚悟している。出演した門下生も同じと予測します(笑)。

*写真:打ち上げ1時間は、道場近くのお好み焼き屋「もくもく」。俺も含め、みなさんコーフンさめやらぬ様子。しかし、自分で言うのもなんですが、逞しい腕ですな(笑)。

森羅万象、すべては地続きである (2012.10.20)


終日、雑務。ときどき執筆。

瞑想が習慣になって、日々発見がある。たとえば職業だ。読者諸兄はとっくにご存知のように、これまで収入面でコピーライター&アートディレクター業を中心にしつつ、ナレーター、心体育道小林道場師範、ミュージシャンなど同時進行で展開してきた。この自身の「多様性」に関し、矛盾はまったく感じなくなった。というか、己のみならず世の中のすべての人、そしてそのひとの生業とするものと「すべて地続きである」という事実がおそろしくリアルに知覚できるのである。
すべてはつながっていると、口で言ったりイメージするのは簡単。だが、その繋がり感に、神経レベルでアクセスできるのはもの凄いコーフンを伴うものなのである。すみません、この感覚、文章表現不能です。

それと忘備録。昨夜見た「アウトレイジ・ビヨンド」。本日ふと、北野たけしさんが、表現においてなにを基軸にしたか突然わかった。あれは完全に「古典落語」をベースにしていると。悪人どもがひたすらなじり合い&殺し合いの堂々巡りをつづけ、ラストで唐突なオチ。そのあとで彼は「おあとがよろしいようで」と言いたかったのではないか。このことは北野さんがすでに雑誌のインタビューなんかで語っているのかどうか知らんが、たぶん間違いない。そう考えると結構楽しい作品かも(笑)。

「西瀬戸メディアラボ」出航 (2012.10.19)


年明けに構想がまとまり、6月から活動を開始する予定だった「西瀬戸メディアラボ」。その間、この話をあちこちで吹聴し、さまざまなジャンルに身を置く方から忌憚なき意見をうかがい、俺の知り得ぬ情報もゲット。似たようなコンセプトで、しかも尖りまくりのスタイルですでにやっているオフィスが湘南にひとつあったんスよ。数ヶ月間、彼(彼ら)の活動をFacebookにアップされているブログで逐次チェックし、西瀬戸メディアラボの方向性と照らし合わせると「イケてない」箇所をいくつか発見。で、頭の微調整がついたので、本日「西瀬戸メディアラボ/Facebook版」をアップ。まずは軽く宣戦布告。っつーか、少々不備があろうが内容が薄かろうが、立ち上げてナンボ。動きながら考えればいいのである。
思えば俺の半生「満を持して」みたいな感じでやったことは、たいてい空振りに終わっている(笑)。力むとロクなことにはならん。ゆるやかに出航です。
Facebookにエントリーしていなくても見れるかどうかわからないが、一応アドレスをアップしときます。
http://www.facebook.com/nishiseto

夜、マイカルワーナーで「アウトレイジ/ビヨンド」を観る。終始「なんだこのヤロウ!」の応酬。故・大滝秀治さん風に「つまらん!」と言い返したい。同じギャング路線の作品でも低予算のため出演者が私服で登場したタランティーノ「レゼボア・ドッグス」が放つ緊張感の足元にもおよばない。「ソナチネ」の頃のような美しく切ない狂気が懐かしい。

*写真:我が家のオリーブ、3年目にして初収穫。40粒弱。

翼ある者 (2012.10.18)


午前中、道場でJさん指導。
午後より執筆。夜、明日〆切分をアップ。これで2本続けて前日納品。

その後、ゆめタウンの紀伊国屋へ。チャリで3分の距離に中規模の本屋が遅くまで開いているのはありがたい。
と、与沢 翼の「スーパーフリーエージェントスタイル〜21世紀型ビジネスの成功条件〜」なる本を見つけ購入。先日、友人のシンガーソングライター「玉城ちはる」のライブに行った際、たまたま隣に座った30代の男性Fさんに話しかけられ、ライブの前後にいろいろと雑談。彼は長い留学経験があり、現在はトレーダーとして年収1億あるという。互いに未来予測を話す中で、ふと彼が「春駒さんは、ヨザワさんの言ってる事とまったく同じですね。彼をご存知ですか?」と訊いてきた。俺の未来予測とは、当日報で再三述べているようなこと。
はじめて聞く名前だったので帰ってから検索してみると、この与沢 翼氏が「アフィリエイト」と呼ばれるインターネットビジネスで月1億円を稼ぎ、「ネオヒルズ族」と呼ばれている人物と知った。
で、本日買った本の帯には、高級スーツに身を包んだポッチャリ体型の「いかにも成金」っぽい著者写真が載っけてあり「インチキくさっ!」と笑ったが、読んでみると、この若干29歳の男が歩んで来た凄まじい人生に息を飲み、たちまち引き込まれた。
なるほど、俺が20代半ばに目撃した、当時、街に溢れかえっていたアホづらのバブル長者とはまるで違う、富豪に成るべくして成った叩き上げの男ではないか。確かに本の出だしあたりに書いてある、彼の「経済の未来はこうなる」的な部分は、F氏の指摘通り俺の持論と完全に一致する。どうやら読みは間違っていないらしい。ただ、「カネの稼ぎ方」を知らんだけだと思い知る(笑)。
これから彼「翼」が、さらに飛翔して高度を上げて行くのか、それともイカロスのように太陽に近づき過ぎて燃え落ちるのかわからないが、実に面白い男だ、注目したい。ダイエーを立ち上げ日本経済躍進の起爆剤となった中内㓛並み(彼がいなければスーパーもユニクロもできなかったと言われている)かもしれん。
この本はカネ儲けに限らず(これはこれで尊い夢)、自己実現の実践的手引書になるだろう。「それをできない理由」を口にする人は、「できない自分」のほうが実は居心地がいいのだ。分不相応であろうと無かろうと、決して諦めず、常に「できるかもしれない」「やるにはどうすればよいか」を考え続けましょう。
生きていること、それだけでもう「夢のステージ」に立っている。主役はあなたであり俺である。

*写真:ベランダのオリーブがいよいよ収穫できそう。っつーか、30粒程度ですけど。

あたたかな希望 (2012.10.17)


終日執筆。
明日午後〆切の原稿だったが、波を捕まえ、イッキに書き上げる。

夜、PICOにて、梶山シュウ47歳バースデイライブ。今回の誕生日企画は、自分では楽器(ベース)を持たず、ギター=バサク氏、ベース=パイグー、ドラム=石井サトシ氏(甥っ子Nの師匠でもある)、キーボード=ドロンジョ(椎名)まさ子さま、という布陣を背後にしたがえて、ひたすらオリジナル曲を歌いまくるというもの。
いつも通りの服装ゆえ、最初はなんだかベースを忘れてきちゃいました的な印象が強く、どうにも落ち着かなかったが、曲が進むにつれ、こやつが作品で何を描こうとしていたのか今まで気付かなかった部分すら見えてくるようで面白かった。
人生は、バックキャスティング方式が良い。今はこうするしか道はない、ではなく、なにがあろうと未来へ向け「ありたい自分」を遠慮なく思い描き、今この一瞬を楽しんで味わい、奏で、愛し、共にシェアしながら生きる。そんな、あたたかな希望の予感に満ちた良いライブだった。

*写真:ライブ終了後、しんみりと焼うどんを食す、劇画風シュウ(笑)。

日々なる発見 (2012.10.16)


午前中、道場にてSさん指導。
午後、雑務。
夕方、再び道場にてYくん指導。
高校入学時より空手(松濤館、極真会芦原道場の2流派同時入門)、29で気功太極拳、36で心体育道(心体育道の基本養生法にヨガも組み込まれている)、6年前にクンダリーニヨガ「火の呼吸」、3年前から張式秘伝功、1年前からは倍音声明も取り入れて現在に至る。が、いまだ日々発見があるということは、何かが常に新しく開発されている証拠だろう。ここまできたら、脳も含む身体能力開発メソッドのエキスパートを目指しましょう、ああ、そうしましょう。

文字を鋳込む (2012.10.15)


午前中、道場でIさん指導。
午後より、執筆。そのうち必ずや人間国宝になるであろうと思われる人物のインタビュー記事。アスリート、声優、起業家、建築家、画家、、、、取材対象者が活躍するステージはほとんどかぶる事が無いほど多彩である。しかし僕がそこへ、「観光客」のようなスタンスで接することは強く禁じている。対象者と響き合い、シンクロするほどでなければ、生きた言葉は引き出せない。そのため徹底的に事前調査を行い、体ごとダイブする覚悟で毎回臨んでいる。今回のSさんが身を置く伝統芸術の世界は500年以上の昔まで遡る必要があった。インタビューメモと山のような資料を読み込み、一字一字、鋳込むがごとく、慎重に文章を打ち込む。で、夜10時近くフィニッシュ。土曜日午後から取りかかり、合計15時間もかかってしまったが、終始緊張感ありつつ楽しめた。

*写真:昨日の「環っはっはin吉島」会場にて、消防隊員よりAEDの講習を受けているセガレ。

4度目の環っはっは、、、魔女が降たりて歌い踊る、、、 (2012.10.14)


吉島の恒例環境イベント「第9回 環っはっはin吉島」にMC(司会と言うよりナビゲーター)として参加。俺も数えて4回目。年に一度の開催とはいえ、ブースを出している常連ともすっかり顔なじみ。歌のゲストである2つのバンドのうちのひとつアコースティックデュオ「ライムライト」のKは、まさしくあのKに間違いなかった。
「おう、久しぶりじゃのう!」
「、、、、ああっ!」
「まぁそうイヤそうな顔しなさんな」と俺(笑)。なんつーても、30年ぶりである。お互い元気で歌えているのがなによりである。
来場者数は、例年並みで盛況。何度か雲行きが怪しくなりかけたが降ることもなく、午後3時、ソフトランディング。「消化器・AED・煙発生装置による避難体験」「似顔絵」「リアル岩手弁による昔話」など、入場が思わしくないという情報が入れば、MC席より、これらのプログラムがどのように楽しいものであるか熱弁を振るったところ、たちまち行列ができる様は見ていて面白かった。スタッフも大喜び。通常通り、各ブース代表者をMC席に招いての見どころや商品のウリなどのインタビュー、落とし物の案内も随時こなす。また、今回ははじめて俺のライブコーナーも設けていただいてウクレレで「その男ヨシオ」「月の下ジントヨー」を歌う。
幾度となく雲行きが怪しくなりかけたものの、降られることもなく、午後3時、無事フィニュッシュ。帰る前、会場を回り、お世話になったスタッフやブースの友人たちを探して挨拶をし、駐車場に戻ると、俺の車に野菜や果物などが一杯に詰められた袋が立て掛けられており、少々胸が熱くなった。っつーか、俺は「かさこじぞう」か(笑)。

夕方、「ライブ・ジューク」で、玉城ちはると大石由梨香のライブ。まったくとんでもねぇ連中だった(最上級のホメ言葉)。っつーか、以前ちはると飲んだとき、ライブの雰囲気とまったく別であることに心底驚き「このままの<素>をステージで出したら、もっと面白くなるんじゃないか」と思ったのだが、それが10倍くらいの濃度で「お出まし」になったような。そう、まさに「お出まし」、パンドラの箱の御開帳!のごとし。はじめて聴いた大石さんも完全なる魔女なり。また、サポート連中もくせ者ぞろいで堪能す。

懐かしい名前 (2012.10.13)


終日、原稿執筆。7割ほどで止めた。イッキに書き上げたくないのだ。文章の構築、語彙のチョイスが面白過ぎて。

合間、明日に迫った吉島での環境イベントの進行表チェック&出演者のプロフィール確認。俺がこの年に一度の催しのナビゲーターをやるのは今年で4回目とな。と、出演アマチュアバンド2つのうち、フォークデュオグループのメンバーに懐かしい名前を発見。明日会うとなると30年ぶりくらいじゃなかろうか。まだ音楽やっとるとはお互いしつこいのう(笑)。進行表には本名でなく、10年前、初代に許可無く勝手に襲名した「春駒」で記載してあるので、たぶんヤツは現時点で気付いておらんだろう。楽しみが増えたわい。

小型デジタルガジェットの台頭が意味するもの (2012.10.12)


午後より、市内某スーパーでの撮影にアートディレクターとして帯同。昨日の自主ロケハンが功を奏し、あっちゅうまに終了。うまくいくとき「たまたま」は存在しない。ここまでやるか、まで踏み込んでこそ地平は拓けるのである。

やること多過ぎて夏前に購入してからほとんど向き合えていなかったiPhone4sを、本日ようやっと、2時間ほどイジってみた。
ほう、ここをこうすれば、、、なるほどね!などとブツブツ言いつつ、アプリも3つほど入れてみる。なかでも気に入ったのは「星座表」だ。起動させ、空にかざすと、その方向にある星座がイラストと名前入りで画面表示される。GPSを応用した簡単なしくみだが、夜、実際に屋上で使ってみて心底感動す(笑)。
と、同時に、現在ある企業のほとんどが、乱暴な言い方かもしれないが「役立たず」になっていることを強烈に再認識するのである。この、無料もしくは何十円かでダウンロードできるアプリケーション開発・賞味期限切れのスピードに完全について行けてない。というか、旧来からの業務の大半は、スマホをはじめとする小型デジタルガジェットの台頭により、とっくに淘汰されているのである。今は「大丈夫なふり」をしているか、民衆が気付いていない、あるいは気付きたくないだけなのかもしれず。
昨年、萩市の凄腕ガラス工芸職人を取材した際、彼いわく「ここでもシャッター通りになってしまった商店街を活性化させるだの色々話があるが、とんでもないことよ。放っておきなさいって」。
時代がすっかり変わったのだと。動物も植物も、環境変動に対応できなかったものが消えて行ったのと同じである、つまり「自然な流れ」なのだと。
村上龍氏の最新刊のコンセプトは、読んだ人の話では「あらゆる世代へ向けての挑発」らしいが、そんなことを作家に言われたくらいで目覚める者がどこに居る。人は、時代の大波の直撃を受け、必要に迫られて自ら泳ぐことによってはじめて覚醒するチャンスを得ると僕は思う。とにかく工夫と実践を繰り返すしかない。それはたいてい「楽しい」行為となる。傍観者ではだめだ。
先日取材させてもらった国宝級の某画家が語った「日本の宝は、時代から忘れ去られた<蔵>の中にいくらでも眠っている」とは、企業ではなく「個」つまり、職人の時代の再興を予言しているようにも思う。

*写真:無料アプリのひとつ、写真を劇画タッチで加工できる「漫画カメラ」。

横着せずに、現地へ出向け (2012.10.11)


午前中、道場でJさん指導。
午後イチ、千田町にある馴染みの散髪屋へ。新顔のイケメンがいる。店長の息子さんで見習い中とか。なんだか、こういう絵にはやたらとグッときてしまう。いいなぁ。っつーか、俺らもトシとるわなぁ(笑)。
その帰り、近所の某スーパーを視察。明日、ここで撮影&取材をやることになっているので店内ロケハンをしておこうという算段。と、買物に来た知人(某カフェ経営)とばったり。彼女の住まいのそばには別の大きなスーパーがあったはず。なぜ、わざわざここを利用するのかとの問いに「一週間、曜日毎に安売り商品がはっきり決まっているので献立を組みやすくて便利」との返答。こういう貴重なネタが拾えるから、「横着せず現地へ足を運べ」となるのだ。この情報は、早速明日の取材で使える。

*写真:涼しくなって来たので、ばっさりいかず、揃えてもらう程度のカット。

黒子 (2012.10.10)



午前中、道場でIさん指導。
午後より執筆業務。

夜、夏物の大半を冬物と入れ替え。っつーか、いわゆる秋物をほとんど持ってないのが笑える。冬物をケースから出しつつ「なんでこんなん買ったスか?」とハラたつほどダサイもんがあり、即処分。昨日、当日報で書いた「直観」と違い、その時の「気分」ほどあてにならないものはないね(笑)。
それにしても、10年以上着ているものも目立つ。アウターはほとんど黒かグレーのモノトーンに淘汰された。
今年はライブも基本的に同様カラーのTシャツで通している。歌っている本人でなく「歌を立てたい」と思うようになった。人形浄瑠璃の黒子みたいに。気配を消し、周囲と同化(シンクロ)したいというのもある。

超人との邂逅 (2012.10.09)


終日、尾道で取材。
詳細はまだ明かせぬが、某季刊誌の仕事で、ある著名な画家Sさんをインタビュー。
Sさんの存在を知ったのは8月末。中国新聞にインタビューが載っており、それを読んで「ぜひお会いしたい。いや、絶対に会えるはずだ」と。俺の場合、そのような直観は当たる。最近では機能脳学者の苫米地英人さんもそうだった。彼の著作を読んだのが3年前。その際、オタマに「苫米地さんには2、3年以内に会えると思う」と俺は宣言しているのである。もちろん根拠などあるわけがない。
それからしばらくしてウチに遊びに来た友人の小説家、田口ランディさんが苫米地さんと懇意にしているという事実を知る。で、去年、彼女が夏に新刊発表記念レセプションを東京で開いたとき、同じく招待されていた苫米地さんと会って話をし、ついでに俺の「その男ヨシオ」「雨のラブホテル」を生演奏で聴いてもらったりもしている(笑)。
話が飛んだ。Sさんだ。想定以上、国宝級のホンモノでした。彼の絵は、スリリングで、おおらかで、慈愛がある。見る者の想像力を喚起する。インタビュー終了後にはなんと、毛筆サイン入り(俺の名前も書いてあります)画集をプレゼントしてくださいました。時間がゆるせば、もっとお話がしたかった。29から数年間、「禅」関連の書籍を読みあさった俺であるが、禅を語る上で欠かせない表現形態である「道釈画」の、それも「雪舟を超えている」とまで高く評されている方と邂逅できるとは。いや、コーフンしたです。

と、ここまで書いて、私、どっからが仕事か趣味なのか、もはや境界線が曖昧(笑)。だが、この取材を良い誌面にする自信がある。遠くない将来、「ま、こんくらいでいっか」みたいなヌルい仕事をヨシとする連中は淘汰される一方、これから、探究心と好奇心を持って自らハードルを上げられる職人、本物の芸術家たちの時代が復活する。これもまた、俺の直観なのである。

*写真:Sさんは、なんと両手で絵を描かれる。しかも左右に3本ずつ、口に1本の計7本を持たれることもあるそうな。超人の域。

あちらとこちら (2012.10.08)


終日、執筆&インタビューのレジメ作成。
昼過ぎ、ちょうと抜け出して、旧日本銀行広島支店で開催中の「Peace Pieces」を見に行く。これは、写真家、ハービー・山口さんが呼びかけて実現したプロとアマ合同のモノクロ写真。写真ファンとしてはもちろんだが、撮る側として技術的な部分を良い写真から学び取りたい気持ちもあった。
さすがと思わせる写真も何点かあり、勉強になった。お、友人の名も発見。
っつーか、ここに作品を展示しているのが「写真家」であるなら、俺との境界線はどこにあるのだろうと。俺も作品を展示すればいいじゃん。俺の中に「あちら側」「こちら側」があってはいけないのである。
そんなわけで、来年は、どっかで勝手にプチ写真展をやらかすべ!などと静かにコーフンしつつ、仕事に戻るのであった。つづく。

書店活用術 (2012.10.07)


終日、執筆。
夕方、チャリで3分の「ゆめタウン」にて資料整理用のA4茶封筒を20枚購入。例によって紀伊国屋書店も見回る(笑)。中規模以上の本屋では、あえて自分がまったく興味の無いジャンルの本が置いてあるコーナーへ行ってみる。「興味が無い」とはイコール「見えてない世界」。そこを意識して見ることでスコトーマ(盲点)がはずれること多し。本日足が向いたのは「中学生参考書コーナー」。「中学生の数学」というタイトルの本を手に取りてきとうにページを開く。「中学生の数学」とあるが、たとえば我が武術「心体育道」に中学生用、大人用というようなランク分けは存在しない。数学も同様。中学生で黒帯がいるように大学・大学院で学ぶ程度の学力を有した中学生がもっといていいはずだ、みたいな考えが浮かぶ。学問とは、武術も含め、そういうもんです。
俺は年間50人前後の、その道のプロにインタビューをし、原稿を書いている。その都度、取材前には、取材対象者が身を置く世界がどのようなもので、なにをもってプロたらしめているか(or秀でているか)を徹底的に事前調査をする。また、某有名IT企業のコンピュータソフトのパンフ製作等、おそろしく専門性の高い案件を請けた場合、これまたハンパなく短時間でイチから勉強する(仕事が終われば忘れますが。笑)。
で、中学生の参考書を見ながら「さっぱりわからんな」と思いつつ、1週間あればなんとかマスターする自信があった。3科目くらいに絞ってくれれば、1年で東大くらいは合格できるレベルに達するだろう。いや、マジで。
「ふと」立ち寄った中学生参考書コーナーではあったが、最近、超瞑想で空間を臨場感タップリにイメージする際「物理数学」が飛躍の滑走路になる気がしている。たいていの事象は記述可能である。

ソナーvsコオロギ、、、心体育道vs雷男、、、 (2012.10.06)


終日、あがって来た膨大な撮影画像データとにらめっこしながら某季刊誌のレイアウトラフ描き。本来はデザイナーの仕事であるはずなんだが、踏み込んだ取材をすればするほど、「原稿渡してハイ終わり」にはならんのである。シンドイけど嫌いではない。

6月にiPhone4sに機種変(まったく使いこなせておりません)、着信音は「ソナー」にしてある。軍艦が潜水艦等を探す時に使う「ピコーン、ピコーン」っつーヤツ。なにしろ、俺は業界人の中では、デンワがかかってくる回数が異様に少ない男。2、3日、1本もかからないことも。仕事のやり取りにおいて伝達情報量が多いのでメールの方が確実なのだ。知人、友人もたいていメール。
で、たまに鳴るとギョッとします(笑)。「ソナー」にしたのは、鳴り始めのアタックが弱いし、海底深く潜航しているかのごとく孤独な作業に没頭する俺を「探して」くれているみたいでしっくりくる。
ちなみに家族からの着信音は「コオロギの鳴き声」。この夏、ショッピングセンターなんかで鳴ると、「売場の効果音」と勘違いしてフツーに聴き入ったこと数知れず。ふははは。

夜、宇品の心体育道直轄道場にて、21日に迫った心体育道と和太鼓グループ「雷男」のコラボによる神田神社奉納演武の打ち合わせ稽古。かなり見応えありそうな気配。
本日の練習に先駆け、先月末、廣原先生と「雷男」の稽古場に出向きて初合わせ際のテスト映像がYouTubeにアップされているので、見てくださいませ。「雷男」のオリジナル曲「夏音(なつおと)」にのせて演武しているのが先生、奥で出番を待っているのが僕です。これに型、杖(じょう)術、投げ、組手が入ると、さながら「リアル実戦神楽」。かつてなかった表現形態といえるのではなかろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=VMYUwmpVVVU&feature=relmfu

晴れ晴れと1ミリでも進む努力 (2012.10.05)


午前中、S広告代理店の鉄腕担当O氏来宅され、次号季刊誌の打ち合わせ。
刷り上がったばかりの今号も見せてもらった。詳細は明かせないが、表紙のデザインも含め「快挙」がちらほら。クレイアント企業の厳しいレギュレーションを知っている広告業界人なら「ありえない」と驚嘆するだろう。代理店O氏の粘り、デザイナーF氏の冴え、カメラマンA氏の集中力、ライターである俺のヘイヘイホー(意味不明)といった「職人のプライド」を結集した成果。
差し障りの無い表現に終始するなら、また、それを強いられるなら俺はクリエイター業から身を引く。より良いモノを発信するためには時には慣例をブチ破り1ミリでも歩を進める勇気、勝負が必要でしょう。しかも晴れ晴れと。
一方で、このご時世でよくクビにならないなと思うような「伝書鳩」以下の仕事しかせず、しかも高級外車に乗ってたりする「ギャラ泥棒」が、まだけっこういるのだから、よくわからんよ、この業界(笑)。

優先したいこと (2012.10.04)


終日、ひたすら執筆。夜、原稿1本アップ。
ナレーション業務のオファーがあったが、「まだ正式決定ではない。3候補のうちの一人」とのことで今回はお断りさせてもらった。執筆、武術(週数回の指導の他、21日の神田神社奉納イベントで太鼓グループとの共演の準備もある)、歌い込みなど、決まっていることを優先する。生意気かもしれんが、金額ウンヌンより、「ぜひあなたに」でないとピンとこない。もちろん請けた場合は「余人をもって代え難い」レベルを目指すのみである。

*写真:オタマが新しく買った絵本「おこだでませんように(おこられませんように)」の表紙の少年の頭がセガレとソックリ(笑)。

低速前進 (2012.10.03)


先週木曜日から3日連続取材。その後の2日は執筆。つづいて昨日は山口遠征と、気を張り通しだったので、本日は意識的にペースを落として終日過ごす。

昨日、当日報でアナウンスした、「春駒生誕50年謝恩ライブ」の詳細をライブ情報コンテンツ「LIVE 36.5°」にアップしました。といっても、昨日の告知情報とほとんど同じ(笑)。あ、そこには書いていないけど、どうやらゲストがありそうです。また、通常のライブではめったにやらない、即興音楽をバックにした(自分でも演奏します)「朗読」も久々にやってみます。お楽しみに。

人生初の謝恩ライブ (2012.10.02)


山口県は防府の某企業を取材。情報収集にぎりぎりまでねばり、本番は実にスムーズにいく。

さて、昨日の夜、スタジオで歌い込みをしているとき、ふと気付いたこと。俺がこの年まで気持ちよくライブ活動を続けてこられたのは、聴いてくれる人がいたからだと。そこで、生誕50年を感謝し、皆さんに祝っていただくのではなく、こちらから「ありがとう」の気持ちを米、いや、込めて、謝恩ライブをやってはどうだろうかと。これまで自分の誕生日にライブをやるなんざ、意図してやったことはただの一度も無い。それは「お祝いしてね」と強要しているようにとられるとイヤだからだ(あくまで個人的な主義として)。また、俺の母親からは幼少時から「誕生日には自分のほうからお礼を言いなさい」と言われてきたことだし。
そんな「感謝100%」であるから「チャージ無料」ということも考えたのだが、それでは場所を提供してくれるスタジオDUCKもメリットが無く困るだろうと、「50才」にからめてチャージ500円(要1ドリンクオーダー)で、どうでっしゃろ。
ぜひ、皆さん、おいでください。心からのサンキューを音楽でお伝えしたいのです。
たぶん、このテのイベントは最初で最後です。100まで生きれば考えますが(笑)。

緊急特別企画
三代目春駒 生誕50年謝恩ライブ「アレがソレでもコレでいく」
日時/2012年10月25日(木) 午後7時30分開場、8時開演
場所/スタジオDUCK 広島市中区富士見町1-1地下1F


*写真:ちょっと早く防府に付いたので、オタマと結婚直後に行った防府天満宮へ寄ってみた。あれから10年かぁ。遠い昔にも思えるし、ついこのあいだのようでもある。

資料スカスカあ〜こりゃこりゃ (2012.10.01)


午前中、取材のレジメづくり。
午後より執筆。再びレジメ。
明日の山口遠征取材に関しては、先週から再三要請したものの、取材先の情報を満足に提供してもらえずじまいで日が暮れた。ふはははは!まぁしょうがない。「座頭市」のごとく、全身をセンサーにしてクールに斬り抜けてみせましょう。

っつーか、いよいよ10月じゃにゃいの。50才が近づいてきましたですな。

*写真:夜、ディジィリボーンを調子こいてブオブオと吹いて、ふと鏡を見て大笑い。唇の回りに丸い跡が。誰がそこまで力入れて吹けゆうた?

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