↑収録風景。こりゃどう見ても応接間!でしょ?
↑ヘンな顔(笑)。デザイナーいわく「プレデダーみたい」…なるほど。
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■ドラマーは誰だ?
今回のレコ−ディング終了後、あちこちで試聴会を開催したのであるが、その中の何人かが、「なかなか良いドラマーじゃないか。一体どこのどいつだ?次は俺も頼みたい」みたいなコメントをした。上手く騙せたようだ(笑)。これは限りなく手打ちに近いサウンドが出せるドラムマシーンを使用したもので、打込みを担当した沖井君は「ここまでのフィーリングに達するまでに10年もかかったんスよ!」と言っている。でも、ウソかもしれない(笑)。
■ライブと全然違うじゃないか!
俺はライブとレコーディングは全く別モノと考えている。だから思いっきり遊ばせてもらった。沖井君には、「俺がビビるぐらいポップにアレンジしてくれ」と注文した。今回のコンセプトをひとことで表現するなら「NHKみんなのうた」である。難解なポリシーやヒクツさがまったくない、家族みんなで楽しめるサウンドづくりに主眼をおいた。家で寝転がっても聴けるし、踊ってくれてもいいし、ドライブのお供にも最適なもの。そこらへんの狙いは今回達せられたと自負する。ライブでは、今後もアコースティックなスタイルが主流となるだろうが、その「差」こそがミュージシャンに巾や奥行き、広がりを与えてくれるのではないのか。だいたい、俺はもう「スタイル」や「ジャンル」など、どーでもイイのだ。聴いてくれる人が判断すればそれでよし。ロックンローラーでも、ポップシンガーでも、演歌歌手でも、好きなように呼んでくれ。コトバできまるもんじゃない。
■ジャケットデザインが2種類?
当初は、「ぴぴららOne Love」「テビチ記念日」「星の波間に」の、いわゆる沖縄三部作のみを収録したものを西日本のみで発売する予定だった。それが、最近ライブで人気の新作「その男ヨシオ」の収録を望む声が日増しに高まり、悩んだ挙げ句「ヨシオ」も急きょ収録して4曲入りとし、ジャケットデザインだけ全国をターゲットにするものと、沖縄や南国で発売するものを別々にデザインしてリリースする方向でケリをつけさせてもらった。インスタントラーメンが、地域によってパッケージやネーミングを変更するのと同じ発想である。従って、中身は一緒なのであるがジャケットが違うだけで曲の印象もビミョーに変化するから不思議だ。デザインを担当してくれたのは、全国通常バージョンが見正伸也クン、沖縄のテビチ豚イラストバージョンが坪井樹クン。某有名(?)デザイン事務所の売れっ子デザイナーである。ファンには是非、2種類買って欲しい。プレミアつくかも?
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