Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2003年11月の日記

(2003.11.30)

東京の人間世界遺産であるチクワブマスター小野寺から電話。東京ライブツアーに出ているチューピー梶山と焼き鳥屋で楽しくやっているとのこと。くっそ〜、来年は待っとれよ東京!京都も福岡も沖縄も俺の歌でメロメロにしちゃる。替えのパンツ用意しときたまえ。
パルコの「ユナイテッドアローズ」で、前から目をつけていたLEEのレザータイプのGジャンにツバつける。ゴツイ革使ってるから大事に着れば20年は大丈夫だろう。最後に買ったレザージャケットは十数年前、東京ライブツアーの時、アメ横で。一度修理に出したけど、まだまだ着れる。安モンをちょこちょこ大量に買うより、少々値が張っても長く着れるやつを1枚買う方が結局トクと思う。おっと、うっかり20年とか言ってしまったが、そんときゃ俺も60じゃん(笑)。
NHK杯の国際フィギアスケートが今日で終わったけど、優勝した村主章枝さん、竹久夢二の描く美人画にすんごく似ていると思うのは俺だけだろうか?(笑)。切ない表情で華麗に銀盤を舞う彼女、男心くすぐられるぜええええええ!

夜はナカハラヒサロオ氏のジャイブでの「星屑ツアーファイナル」を見に行く。「継続は力なり」それを教えてくれた素晴らしいライブ。
(2003.11.29)

散髪にいく。俺は10年以上、同じ散髪屋である。来年になったらいっちょう大胆なヘアスタイルにでも挑戦してみるか。というのも、散髪屋の大将から「お客さんによう似合う髪型があるんスよ。やってみません?」「どんなヤツ?」「モヒカンっぽいカンジで、よくバーテンなんかがやってるヤツっスよ」「、、、、、、ヤメとくわ」てな具合に、魅力的なお誘いを毎回断り続けて来たわけよ。だって俺もお堅いクライアントを相手に打ち合わせすることもあるわけで、あんまり妙なカッコしてると、マジで出入り禁止を言い渡されたりするんじゃもん。だが、しか〜し、来年2月いっぱいで、もうそんな心配はせんでもエエのだな。これから俺は俺のように生きるのだ。ついでに鼻ピや眉ピもやり、タトゥも入れて、髪もモヒカンにしてセキセイインコみたいに緑色にでも染めたるんじゃぁ?!うそうそ、俺の場合は素がいいからあんまりイジらんほうがよろしかろ、うふっ。
(2003.11.28)

現所属オフィスの会長と話し合いの結果、来年2月いっぱい限りで退社することが正式に決定。ただし、WEBTVや某TV局のWEBマガジンは今まで通り引き継ぐ。ラジオはもともと個人で受けていた仕事だから問題なし。

フリーになったらもっと取り組みたいことの中に、「環境問題」がある。10年以上、環境保護運動(保護なんてあんまり好きな言葉じゃないけど便宜上使わせてもらう)に積極的に関わってきたが、おかげで遅々として広がりを見せない運動自体に対する大きな問題点が見えてきた。ズバリ言おう、広島における環境問題にたずさわっているグループはすべて例外なく「伝える方法論」に対してあまりにも無頓着である。
これは某環境月刊誌のコラムにも以前書いたことで蒸し返しになるが、たとえば原発反対行動。中国電力本社前でシュプレヒコールをあげる原発反対派。ノボリやプラカードを持った「私服姿」の彼等が正面入り口で「制服姿」の警備ともみ合いになる。その脇を我関せず、とばかりにすり抜けて本社に駆け込む「スーツ姿」の中電社員。つまり反対派=私服(着の身着のまま)、警備員=制服、大企業=スーツ、という図式記号が成り立つ。これでは、この報道をTVニュースで見ている一般ピープルには「なるほどね、ゴクローサン」ぐらいの微弱なインパクトしか与えられないのだ。その中に「新しい要素」が存在しないからだ。残念ながら興味のない人には「百姓一揆」程度にしかうつらない。
これを反対派の側に立って広告デザイン屋の発想でアレンジし直すとすればどうなるか。まず俺なら、反対派のデモ行進曲は「ヒップホップ」だ。これで若い連中へのアピ−ル度は10倍以上に跳ね上がる。デモ行進参加者のファッションも意表を突こう。これまでの「ジーンズ」「作務衣」「漁業組合の合羽」はNGとし、スタイリストの指示のもと、ミラノのフッションショーばりにコテコテギンギンにキメてもらう。セクシーなサクラの女性を何人か雇い入れてもいい。ダサイプラカードもダメ。デザイン事務所に頼んで統一感のあるカッチョイイやつを作ってもらう。これで行進してみろ、老若男女、街往く人みんな振り返るぜ!ここまでしてやっと、この集団が何を訴えようとしているのか、興味を示してくれるのだ。赤信号はススメ、青は止まれ、つまり見なれた記号を変換することによって、はじめて「オヤ?」と興味を惹き付けることが可能となる。フザケているだと?じゃぁ、旧態依然、眉間にシワよせて吠えたところでどうにかなるんかい?何人共感してくれるんかい?もう、環境問題は「わかってくれる人だけあつまってくれりゃいい」みたいな悠長なことをつぶやいてる場合じゃない。一刻の有余もないでしょうに。なんとか注目してもらわにゃならんのじゃ。
ところで俺が、まず第一弾としてナニやらかすかであるが来年1月、現在広島県とその周辺で個別に細々と活動している環境グループの活動が一覧できるWEBサイトを自費で立ち上げたいと思う。題して「環瀬戸内海INNERNET MAGAZINE『zora』(INTERNETじゃなくINNERNETである。『zora』は青空、星空のゾラだ)」。俺が関わっているだけでも数グループあるから比較的ラクな作業だ。そうやって点を線に繋げていけば互いの共通項が見え、共同アクションが起こせるチャンスも増えるだろう。地域ごとの問題が、実は細切れの単体ではなくグローバルな「面」として解決されなければならないことも理解できるはずだ。
サイトはめちゃくちゃにオシャレで見やすいものにする。読んで楽しいコラムもどっさり載せる。少々不謹慎なくらいでちょうどいい。シーカヤック、スノーシューなんかのエコレジャーに関しても県内で活躍しているその道のエキスパートに寄稿してもらう。県内および近県のグリーンコンシューマー情報もピックアップ。シンポジウムも企画する。大学教授の講演ばかりじゃタメにはなっても眠くてしょうがないから、ミュージシャンや映像アーティスト、コメディアン、マジシャン、ダンサー等を登場させる。ワインや中国茶芸、手作りパンなどの試飲試食会、ファッションショーを組み合わせても面白い。こうした努力が「ああ、きょうは楽しかった。また次回はほかの人にも声をかけて誘ってみよう」になるのだ。それからさらに、、、、、、うへへへへ、なんだかノボせてきたのでこの続きはまたいつか(笑)。人も自然もハッピーにさせる、こんな深くてデカイ「快楽」ほかにねぇじゃん。興味ある人、おいでやす!
(2003.11.27)

長野のターザン田中がハタチの女子大生にフラれたらしい(笑)。彼はつい一年前までは沖縄カヤックセンターでシーカヤックガイドをやっていたのだが、なにを思ったのか琉球大学を数年前に卒業しているにもかかわらず、医療福祉関係の勉学に励むべく信州大学某学科に再入学するという、なかなかにキテレツな男である。入学当初は「小林さ〜ん、学生は70%ぐらいがウブな女子で、もうウハウハ!よりどりみどり!」みたいなメールを送ってくれていた。「コラコラ、なにしに大学入ったんじゃぁ?!でもまぁせっかくだから俺も長野へ遊びに行くことにしよっと。じゃけぇ、女子の紹介ヨ・ロ・シ・ク!」てな具合で大いに盛り上がったものだ。が、現実は玉砕続きでそんなに甘くないみたい。長野で初めての冬を迎えるんだろ?昨日なんかマイナス4度でコタツから出られなかったんだろ?そのまんまじゃ「マッチ売りの少女」になっちまうぞ(笑)健闘を祈る。

いつぞやの放送でイコマユカから「女性はワキ毛を剃る、のではなく、毛抜きで引っこ抜いて処理する」という衝撃的な事実を知らされた(俺らどんな放送しよるんや?!)。だってそんな、、、、痛いじゃないか!そんなことを風呂上がりに自分のわずかにはえているチチ毛を見ているうちに、なぜか思い出してしまったのだ。で、ムラムラとトライしてみたい気分が沸き起こり、毛抜きを握ってためしに一本「オリャッ!」と気合い一閃、アレレレ?全然痛くないじゃん。念のためもう一本、、、、とかやってたら左乳首の毛があっちゅうまに無くなったので、お次は右を。今度は抜くスピードを速くしたり遅くしたり、、、、やっぱし痛くない。そして気がつけば、あーーーついに全部抜いちまった、ピッカピカの乳首だゼおっかさん。ちくしょー、なんかほかに抜くものないかのう、視線はおのずと下の方へ。お、まだいっぱいあるじゃん(笑)。こうゆうことにムキになって熱中する俺、オタマにいわれるまでもなく限りなく小学生に近い。早くパンツはきなさいっつーの!
(2003.11.26)

ゴク楽TVロケで某百貨店地下の食品売り場へ。この一角にある電化キッチンブースでイコマユカと簡単クッキングのデモンストレーション(といっても俺は横で茶化すだけなのだが)。予想に反し、かなりの集客。ロケ終了後、イコマと近くのコーヒー屋で反省会をしていると、ヤツが急に慌てふためく。視線の先を追うと俺らの背後で矢野顕子さんがお茶してる(笑)。そりゃ彼女だってコーヒーぐらい飲むわいな、これじゃけイナカモンは困るよのぅ。

某民放局が生放送でやっている人気番組のHP用番組ダイジェスト原稿を俺が書いていることは前にも言ったと思うけど、この番組のコメンテイター神足祐司さんが先週の放送ですごくイイことをおっしゃっていた。「法律や権力に縛られることなく、非常にうまく国がまとまっている社会形態が19世紀には存在していた。最近、オレオレ詐欺やピッキングや、ホントわけわかんない事件が頻発しているけど、そうゆうことをやらかす人って、自分が住んでいる社会を好きじゃないから平気でできるんだ。逆に言えば、みんながいきいきと心地よく暮らせる愛すべきコミュニティが出来上がれば、そのような事件を起こす人も必然的に減ると思う。芸術や芸能を中心に置けば不可能なことではないウンヌン」まったく同感。なんで日本はこんな見栄っ張りで窮屈で思いやりのない社会になってしまったのか。まずは「勝ち組」「負け組」の呪縛から抜け出そう。そんなものは幻想に過ぎん。核シェルターを自宅に作って、その瞬間だけは生き延びることができても、コミュニティが壊滅すればどっちみち長くはないのと同じで、ひとり勝ちなど絶対にありえないのだ。そんな役立たずなモノを設置するより、まず隣近所で互いに挨拶しあうことを習慣づけるのが先決だ。なにしろ安上がりじゃし(笑)。
(2003.11.25)

午後3:35、オフィス8Fベランダから南方向に幾重にも重なる巨大な断層雲とこの時間にしては珍しいことに早くもオレンジっぽい赤化現象。美しいけどかなり不気味な景観。巨大地震の予兆でなければいいけど。

コンビニからオフィスに戻る途中、見覚えのある某医療検査センターのマークをつけた軽自動車が俺の行く手をスーッと塞ぐ。運転しているのはかつての同僚、イデモッつぁん(日本人です)ではないかいな!ほぼ10年ぶりと言うのにほとんど顔がかわっていないので思わず吹き出す。いや、当時かなりのフケ顔だったので、今は年相応になったというべきか。血清分離室という部署で白衣を着用して(笑)ともに働いていたのだが、彼はこの2月からクルマで個人病院を廻る検体集配業務に配属になったとのこと。元気で何より。
この某医療検査機関をヤメたのは29才あたり。信じられんかもしれんが、俺がヤメる際、何人もの上司から引き止められたのだ「人望のあるキミにヤメられるのは痛い(ホントなんだってばよぅ)。正社員に推挙するから考え直してくれ」と(笑)。当時、俺は音楽活動中心の生活を送っていたので、ライブツアーなどで割と休みが取りやすい臨時職員として働いていたのだ。正社員になると臨時職員の2.3倍は稼げたように思うけど、この時は(今もだが)、カネより「熱くなれる対象」を求めていたし、完全なるルーティンワークにも嫌気がさしていたので未練はまったくナシ。
そして今、またしても会社組織からドロップアウトする意志を固めておる(今回は誰も引き止めてくれん?!)。学歴、実績、技術、ネットワークなど、気持ちイイくらいに持ち合わせていなかった12年前に比べ、ワクワク感は相当なものだ。このところ朝だって6時にゃパッチリ目が覚めるし(笑)。人生はやったもん勝ち、楽しんだもん勝ちだ。こっちからハッピーなバイブレーションをおこし続けていれば、それだけの成果は得られるというのが、この10年でよぉくわかった。あーこりゃこりゃ。

本日のラジオゲスト、旧知のジャズボーカリスト千波チャン、黒幕こと生駒氏&ルフトハンザの山浦さん、オムティフォンの新田谷、三味線奏者タカトラ氏、キーボーディスト野村アッキー、そしてロケン屋のナカラハ御大。先週、トラブった某コーナーのスポンサー両名とは放送前にじっくりミーティングさせてもらい、こちらの要望を単刀直入に提言。言うべきことは言う。ただし、いくら相手に非があったとしても言い負かせるのを目的にしては問題は解決しない。相手にも言い分があればちゃんと聞く。ともに尊重し理解し合うために、口調は極めてソフトに。アメリカ帝国主義的な横暴なことをやっていたんでは遺恨を残すだけだ。で、すご〜くうまくやれた。なごやかなうちに終了。

オタマ星にタッチダウンしたコタマ、元気のよいハートビートで「来年初夏に会おうね」とメッセージをくれる。
(2003.11.24)

雑穀<つぶつぶ>食のオーソリティである大谷ゆりこさんの著作を2冊買って読んだら、すっかりハマってしまい本日、雑穀パック「黒豆、大豆、小豆、黒米、緑米」を購入。これをすでに10年間食い続けている玄米といっしょに混ぜて炊くのである。雑穀、と聞くと、ジュウシマツのエサぐらいにしか思っていない人が多いようだが、これが、実にウマイのだよ。去年の5月、久保直樹と那覇〜久高島60kmシーカヤックツーリングをやった時のこと、神奈川県から沖縄に移り住んだ久保の友人夫妻から、出発時に餞別として19種類もの雑穀のオリジナルブレンドをいただいた。目的地である沖縄最大の聖地、久高島は、穀物が最初にもたらされたとの言い伝えがある場所だから、そこの浜辺で食べるように、ということだったように記憶している。で、3日目の夜、予定通り久高島にたどり着いた俺達はこの19穀に、俺の持参した玄米を加えて必殺の「20穀」とし、浜辺で炊き、満月の下で道中の無事をニライカナイの神々に感謝しつつ、うやうやしくいただいたのである。炊きあがった雑穀達は、月光を受けて色とりどりに輝き、まるで宝石。味?それはもう味覚を越えたスピリチュアルな味わい、命をまるごと頬張っているみたいだぜ。ジェット機で大枚はたいて空輸させたキャビアもそれはそれで美味ではあるが、なんでこんなに身近でウマイものを日本人は食うのをヤメたのだ?前出の大谷ゆみこさんも東京の自然食レストランで雑穀ゴハンに出会うまでは、海外にまで脚を運ぶ程のグルメ狂だったとか。栄養バランスがベストで、害虫に強く痩せた土地でもよく育つ雑穀は、食糧危機問題さえ解決する可能性を秘めている。
さてさて、夕食は早速、玄米ベースの6穀米じゃ。ちょっと赤飯っぽい色合い。う、うまいど〜(@^o^@)/
みなさんも是非!雑穀は世界を救う、かもよ。
(2003.11.23)

夕方、市内中心部某居酒屋にて心体育道広島直轄道場廣原先生&高弟数名の宴会。国内では第5弾となる演武ビデオ収録は順調に進んでいるのである。んでもって、定期的にこのようなねぎらいパーティーも盛んなのである。例によっていち早く酔いつぶれてテーブルに突っ伏している兄弟子S氏、頭頂部に広がりつつある不毛エリアに、油性マジックで「へのへのもへじ」などを落書きされたりして気の毒だ。それをケイタイで撮影しまくるのはやはり俺の担当だったりする(笑)。このはしゃぎぶり、ほとんんど小学生程度。端からみたらとても武道の練達者には見えないに違いない。

ところで気がつけば、、、、、満一周年か。あっちゅう間であった。俺が「それ」を決心して、友人達に電話連絡した時、ヤツらはほぼ全員「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、すまん、もう一回ゆうてくれるか」などと、最低でも5秒、沈黙があったものだ。なんじゃい、俺が所帯持ちになるのがそんなにアンビリーバブルなんかい、ええ?などと吠えながら、一番信じられなかったのは当の本人だったりして(笑)。
というわけで、ちょっと体調を崩して横になっているオタマの枕元でマラカス振りながら江頭ばりに「喜びの舞」を披露している酔っぱらいの俺。当然パンツ一丁である。オタマいわく「はいはい面白かったけぇ早く寝させて!」あいすみませぬ、ごもっとも。
(2003.11.22)

昼過ぎ、南区の県立産業会館展示室にて、「HIROSHIMA CUSTOM KNIFE SHOW 9th」を見物。友人のG氏が今回も自作のナイフを数本出展。その中の新作である木製のペーパーナイフを一本購入。考えてみりゃ、第一回目からほとんど欠かさず来場している俺。ナイフと聞くとなんとなくブッソウなイメージを抱く人がいるけど、そんな人こそ見て欲しい。ナイフは牙や鋭いツメを持たない人間にとって、もっともシンプルな代替機能として進化を重ねてきた。だから息を飲む程に美しい。
夕方道場。明日、心体育道の新しい国内用ビデオの何度目かの撮影をすることになっており、もっぱらそのためのリハーサル練習。心体育道が始めてビデオを出したのは、かれこれ5年くらい前になるだろうか。それから比べると、さらに術理が洗練され、進化しているのが俺の目にもはっきりわかる。美しいナイフといっしょで触れただけでスパッと切れそうじゃわい。出来上がりをお楽しみに。あ、今回俺はスケジュールがあわず、演武出演ではなく、声、つまり、ナレーションを担当させてもらっております。
(2003.11.21)

再び歯の話。火曜日、詰めていた銀歯(というより銀の詰め物)がポロリ、そいつをテッシュにくるんで1年ぶりに行きつけの歯科へ。強力な接着剤でくっつけてもらった。それはいいけど女医さん「オヤシラズ、そろそろ抜いたほうがいいですねぇ」ときた。ギクッ。先日、やはりオヤシラズを抜いてヒサンな目にあったチューピー梶山のハナシを聞いたばかり。30分ぐらいで簡単に済むらしいのだが、どないしまひょ(笑)。友人の体験談、彼がオヤシラズのあまりの痛さに歯科にかけこんだところ、そこの老医師「せっかく一生懸命はえてきたんじゃけぇ、このままはやしちゃれぇや」と言ったげな(笑)。障害を「病気」と見るか、「個性」と見るかで、人生観も大きく変わるもんよ。

ところで、俺も来年春からFA宣言。今のオフィスに入社して10年、これまでだってさまざまな特例を認めてもらってきたけど、やはりどうにも「会社」という枠の中では収まらなくなってきた。WEBTVなどいくつかのレギュラーは契約業務として引き続き担当しつつ、これからは、ド〜ンといくぜド〜ンと!(つまり具体的にはなにも決まってないのだ。わはははは)ただ、ほんとうに世の中の役に立てることをやってみたい。執筆活動は続けるし、ライブツアーも10年ぶりに再開したいし、レコーディングにもとりかかりたいし、「広島」というエリアにもこだわっていない。タッグを組んでナニかやらかしたいと思われる方、ご連絡を。いや、マジで。
(2003.11.20)

ゴク楽TVロケで市内中区の某中国茶房を訪問。今回もこちらのスタッフに無償のサポートをいただき感謝。ところで中国茶と言えば、俺が最初に体験したのはかれこれ10年以上も前のことになる。当時、武道太極拳(いわゆる健康体操とは似て否なるもの)を習っており、その師匠であるK師が中国茶を輸入販売されていた関係で、俺も彼のお手前で何度かいただいたことがある。K師匠、今思い起こしても素晴らしい武術家。お手前も清流のごとく艶やか、優雅であった(顔はコワかった。笑)。中国茶、と聞けば必ずその光景が今も目に浮かぶ。元気にしていらっしゃるであろうか。
振り返れば、非常に幸運なことに、俺は良師に恵まれてきた。武道では、K師、そして現在の心体育道廣原 誠先生。デザインは前事務所の社長であったYカメラマン、現事務所のM会長。音楽では豊田勇造さん他多数。ナレーションはRCCの故 室井せいじアナウンサー。そのほか、実にさまざまな人に導かれてここにいる。そして、どんなささやかな出会いにも(たとえ一瞬であっても)ちゃんと意味やメッセージがあるのだ。しかし、心構えとしては「教えてもらう、与えてもらう」じゃダメなのだ。自ら積極的につかみ取るどん欲さがなければね。
病床の友よりハガキ。また入院していることを知らなかった。今回、音楽ジャーナリストの花房氏がFar East LoungeのCDを高く評価してくれたことを自分のことのように喜んでくれている。ハガキの筆跡に強いエネルギーを感じる。ありがとう。これからもよろしく。
(2003.11.19)

歯の次は耳の話。俺は耳かきが苦手である。耳の穴が小さいのか敏感過ぎるのか、市販されている耳かきでは痛くて少ししか挿入できん。数日前のこと、それでもガマンして左耳を自分でコチョコチョやっていたら、取れかけていた耳クソがさらに奥の方へ転がり込んでしまってさぁタイヘン。アタマを左右に振ると耳の奥で「ガボッ!ゴボボッ!」と大音響。耳クソが鼓膜にあたっているようだ。大いに焦り、さらに身をよじりながら耳かきを突っ込みまくってみたがダメ、取れん。しばらくして音がしなくなったので安心し放っておいたところ、なにかの拍子に、たとえば寝返りを打ったときなどに再び「ガボボボッ!」とデカイ音がしやがる。昨日の夜などはその音に驚いて「ぬおっ、ついに地震か?!」と跳ね起きてしまったではないか。
ちくしょう、こうなりゃもう十数年ぶりに「あそこ」に行くしかあるまい。「あそこ」とは、もちろん耳鼻科であるがタダの耳鼻科ではない。そこのセンセイ、以前一度行った時はたしか鼻炎の治療だったのだが、俺が症状を説明しているのをフンフンと聞きながら、頼んでもいないのにイキナリ耳クソをほじり始めるのである。耳じゃなく、鼻だっつーの。これだけでも充分ビックリするが、さらに驚くことにセンセイ、ほじり取った耳クソをナント、患者の手になすりつけるではないか!なすりつけられた<戦利品>の多さに一瞬キモをつぶしたものの、一方で「ああ、こんなに出たのかぁ。すこぶるラクになったわい」と深〜いスッキリ感をおぼえたものだ。ちなみに鼻もちゃんと治療してもらいました。

で、再びそのカンドーを味わいたく本日、記憶を頼りにそこ<H耳鼻科>へ行ってみると、おおっ、まだちゃんと営業しておる。センセイもお年を召されたとは言え御健在のようだ。ほどなく、俺の診察番がめぐり来た。今回は耳アカの除去そのものが使命であるからして、センセイは「ウン」と一言こたえただけで、早速耳をホジホジ。これが、、、、、実に気持ちE〜!最近耳鼻科の主流であるらしい電動吸引式耳アカ取りマシーンは使用せず、なにやら細長い棒を突っ込まれ、センセイの目視と手作業にて施術が行われるのであるが、まさにゴッドハンド。たとえるなら、南米オオアリクイの舌でレロレロされているようなのだ。そして待ちに待ったあのセレモニーの瞬間が到来。センセイ、おもむろに俺の右手を取ると神父よろしく「汝、コレヲ見ヨ」とばかりに、取れたてのドでかい耳クソをひと〜つ、ふた〜つとお並べ遊ばされた!ハレルヤ!俺は突き上げる笑いを押し殺すのに必死である。そして今度は右耳を、、、、。
診察終了後、金1000円也を支払い、病院を一歩出た途端、街のノイズが一斉に襲い掛かって来た。おいおいメチャメチャよう聞こえるじゃんよ!ううむ、こりゃクセになりそうじゃわい。オススメしますゼ、出汐町の半田耳鼻科。あ、名前言っちゃった。
(2003.11.18)

昨夜、ライブ終了後、タクシーで帰ったときの高齢の運ちゃんとの会話。
「『えべっさん』がはじまるんじゃが、お客さんは若いじゃろうけぇ知っとってないじゃろうがぁ、えべっさんの頃いやぁ昔はものすごう寒かったもんですよ」と彼。
「あはは、僕も見た目は若いかも知れませんがもう41なんで、おっしゃることようわかりますよ。たしかに僕が子供の頃、えびす購の季節はもう両手両足にシモヤケができとったですけぇね。たしかに30年くらい前の今頃は猛烈に寒かったですね」
そうなのよ。ホンマにあの頃は寒かった。なんだか「鍋とカエル」のハナシを思い出さずにはいられない。熱い湯の入った鍋にカエルを入れると、当然熱いからカエルは飛び出る。ところが水の入った鍋にカエルを入れ、あとで下から少しづつ加熱すると、カエルは温度変化に気づかずにやがて煮え死ぬ、というやつだ。このトリックに人間もハメられているのは間違いない。異常気象も続けば「恒常」になってしまうのか。じわじわ慣らされていくことの恐さ。「景気回復」より、人間の「五感回復」のほうが最重要課題と思う。カエルとちがうところを見せねば。

本日のラジオ、ゲストにカギ屋の千田<ライオン丸>忠彦氏、可部線復興推進グループのくりんさんと山根氏。千田氏から興味深いハナシが聞けた。なんでも、自宅のカギを付け替えたい若い夫婦はかなり高い確立で不仲である、と。その理由、、、面白すぎるのでまたあらためて時間枠を設け、オンエアしたい(笑)。くりんさんと山根さんは、可部線存続に向け、地道に活動を繰り広げておられる。11月30日、つまり今月いっぱいでJRの撤退(可部〜三段峡)が決まっており、もっぱら話題にのぼるのは、その線路跡地の利用法に関することばかり。しかし実は、第三の選択肢が残されているのだ。俺の番組が続く限り、そして彼等が諦めない限り、俺はこの問題を追跡取材したい。あ、この件に関する基金の詳細も後日お知らせしたい。
とまぁ、ゲストは素晴らしかったのだが、最近新しく出来たスポンサー付きのレギュラーコーナーでトラブル発生。詳しいことはまだここに書けないが、正常な放送業務を脅かす某氏の振る舞いに相方イコマもパニック寸前。しかも2週続けてである。ほかの局ならイッパツで出入り禁止だろう。放送終了後、局スタッフに事後報告。すみやかな対処を求める。
ハラがたったので帰りにDUCKに寄り、チカチャンのスイカップを肴に(ウソ)ビールをグビグビ。しかし家に戻って寝る前に糸ヨウジでシコシコやっているとまた思い出してつい力が入り、銀歯がポロリ。泣きっ面にハチ。
(2003.11.17)

著明な音楽評論・編集者でありフォトグラファーでもある花房浩一さん(彼との出会いは9月6日屈折日報参照)からメール。彼自身が運営するミュージックサイト「samshingmag.com」にFar East LoungeのCDの記事をちょこっとだけ掲載しました、とのこと。早速見てみると、全然「ちょこっと」じゃない。たっぷり誌面を使って熱烈におホメいただいているではないの!しかも、かの「メタリカ」や「スカパラ」よりも上、トップニュース扱いか?!レビュー原稿量も「やたら長い」と定評のあるストロング小比塚の手によるCDライナーノーツとほぼ同じかそれ以上。「その男ヨシオ」評に至っては、「正直言って(マーヴィン・ゲイの)ホワッツ・ゴーイン・オンに匹敵する」とあるし、俺がミュージシャン歴20年以上ということにふれて「20年もこのシンガーの存在を知らずに生きてきたことが悔やまれる」などと、俺はもうこれ読んでオフィス8FベランダでハダカYOSAKOIでもやったろうかと思ったぐらい嬉しかった。俺のことをわかってくれる人がきっとどこかにいてくれる、というようなみみっちい了見は持ち合わせていない。できるだけ多くの人の耳にさらしたいのだ。けど、昨日の「沼田ふるさと祭り」でCD買ってくれた皆さんや、今回の花房さんのように力強いエールを送ってもらったりしたとき、ハッキリわかるのだ、結局は「一対一」であると。「大量に売れること」イコール「イイモノ」では決してない。これを忘れちゃダメなんだ。たとえ観客がひとりであろうと、歌う気持ちに手抜き一切ナシ。20年以上も前、ストリートシンガーをやっていた頃、そこらへん充分思い知らされたことだけど、今、また初心に還ることができた。花房さん、ほんとうにありがとうございマッスル!

花房浩一さんのミュージックWEBマガジン
http://smashingmag.com/

で、夜、流川の「ジャイブ」にてFar East Loungeワンマンライブ。くどいようだが約5年ぶりのワンマン。月曜日ということもあって客の入りが心配だったが、なんとか席が埋まるほど来てもらって感謝。1ステージ目が20:40〜21:50、2ステージ目が22:10〜23:20という、予定を大幅にオーバーする合計約2時間半、すごくイイカンジでやらせてもらえた。余力を残すつもりはなかったけど、終わってみればあと2.3時間はいけそうなほど気力&体力充実。新曲3曲もイメージ以上の出来。これでますます弾みがつきそうですのう。
(2003.11.16)

広島市内北西部、「沼田まつり」にFar East Loungeで出演。会場は沼田公民館横のグランド特設野外ステージで、聴衆は少年少女、ジイチャンバァチャンetc。ライブハウスではまずお目にかかれない布陣である(笑)。俺らは三番手。ステージにあがった途端、会場の向こうに拡がる雲一つない見事な青空に思考能力がキレイに吹き飛ばされ、梶山やツンチャンにことわりもなく、いきなり予定外の古い曲を歌い出す俺(笑)。案の定、途中で歌詞が思い出せずにフガフガと誤魔化すハメに。でも、妙なことにこれでペースがつかめたのだ。曲が進むにつれ、客の表情がイイぐあいに弛んでいくのがウレシイ。約40分間の演奏終了後、「きょうはCD持って来てますんで欲しい人は声かけてください」とコメントしたところ、主催者スタッフがすぐさま物販用のテーブルを用意してくれるではないか。焦っていると、さらにヤバイことに、テーブルの前に人の列が出来上がってしまい、急きょ、CD販売&青空サイン会(笑)を実施。いやぁ、うれしかったねぇ。会場にいる人のほとんどが俺らのことを知らないわけで、しかも、失礼ながらいわゆる音楽フリークでもないであろう彼等が興味を示してくれるなんて、ミュージシャン冥利につきます。CD買ってくれた人の中にはダウン症や脳性麻痺で車椅子の青年もいた。彼等が「あなたの歌で元気が出ました」と言ってくれて、なんだか、こっちがパワーもらった気分ですよ、ホントに。スタッフのみなさんもめちゃくちゃにハートフル。子供からお年寄りまで、共同体全体がまるごと盛り上がるイベントって、街なかで見かけることはなくなっただけにすごく新鮮。沼田、いい町です。機会があれば、また呼んでもらいたいです。ありがとう。

てな気分のまま、自宅に戻ったところ、たちまち1曲出来上がってしまう。「ひかりのうた(別名、沼田の歌。笑)」。本日の観客、スタッフ、ミュージシャン仲間への感謝の気持ちを込めてみた。明日のジャイブで早速やってみたい。例によってコードが2つしかないのでブッつけでも大丈夫!ということにしておこう。
(2003.11.15)

明日からの二連チャンライブを控えて、ギターやシールド、ハーモニカ他、機材のチェック。何人かのシンガーソングライターから「なんでオベイション(米国のギターメーカー名)使ってるの?ギブソンのイメージだけど」と言われるけど、そこらへんの道具学へのこだわりを語るコンテンツ「道楽mono(仮称)」も今、熱烈執筆中なのでもう少しお待ちを。しかしまぁ、書いてるうちにどんどん長くなっとりますんで読むのにも体力が必要です。覚悟しといてくだされ(笑)。
(2003.11.14)

オフィスに出勤途中、鶴見橋から見上げた南の空一面、ナイキのロゴマークみたいなブーメラン状の雲が重なりあうように覆っている。「神」の手によるアクションペインティング。あまりの美しさにしばしウットリ。

オフィシャルHPの新しいコンテンツ「マカロニ写真館(仮称)」のための写真整理をしている。俺のアホらしくもエネルギッシュな半生を、写真とコラムで綴ってみようという魂胆である。実家の押入をまさぐっていると出るわ出るわ、日記やら手紙やらチャラけた写真が。20代前半の日記なんかとてもお見せできるものではない。やたら「俺はスゴすぎる」「アジア最強」「誰の挑戦でも受ける」などと威勢のいいコメントが並ぶだけで、その日にナニがあったのかまるで書かれていない(爆笑)。
写真も、まともなものがほとんどない。予想はしていたがここまでとは思わなかった。自分のレベルの低さを披瀝してどうするよ。ってゆうか、見ているうちに妙な気分になってきた。コレ、ホントに俺なんだろうか(笑)。たかだか40年生きただけであるが、このバリエーションの多彩さはひとりの人間の仕業とはとうてい信じがたい。随分いろんなフィールドを旅してきたもんよ。一見、道草、遠回りに思える負けっぱなしの日々があったからこそ、今、ウソを言わないで生きていられるのだな。
10代、20代の粋がった俺が写真の中から問いかける「ところでアンタは成功者なのか?」。いや、成功はしていない。けど、かなりハッピー。イイカンジ。
(2003.11.13)

本屋に行くと、たまに「オトナのための絵本」みたいなコーナーを見かける。ほとんどが「癒し」と「歪んだ幼児性」を履き違えたブキミなシロモノで、こんなのが流行っていること事態を危惧してしまう(笑)。その点、サン=テグジュペリの「星の王子さま」はエライ。俺はこの本、小学生の頃図書室で読んでみたが、そん時ゃチンプンカンプンだった。当然だ。この本、サン=テグジュペリが友人レオン・ウェルト(もちろんオトナ)を励ますために書き送った寓話だったのだ。約30年ぶりに読み直してみた。いろんなツライ目や苦しい思いをして、それでもまっすぐな心を持ち続けようとするのが「純真」であること。グチをこぼさず、ヒクツにならず、今目の前にあることに穏やかな気持ち(時に、静かな闘志)でむきあうこと。自分の声に常に耳を傾けること。もちろん他人の意見にも耳を傾けること。そんなあれやこれやを気づかせてもらった。新曲「星になったパイロット」は、この本とサン=テグジュペリへのオマージュとして作った。6分40秒の大作(?)。来週月曜、初披露します。
(2003.11.12)

昨日ちょっと寒かったかと思いや、今日のこの陽気はナニ?!とは言っても、Tシャツか、その上に1枚羽織るかぐらいのバリエーションしかない俺にはあまり影響はないが(笑)。それよりT地震予知研究会の予報、ズバリ当たりましたな!本日17時半あたり、紀伊半島沖390kmの大深度震源M6.5が発生、大阪から北海道まで震度1〜4(福島県周辺)。でもこのくらいの震度にゃ、もう慣れっこになってしまった?

NHK他、さまざまなメディアが古武術研究家K氏を取りあげはじめた。彼を一躍印象づけたのは、不調に喘いでいたジャイアンツの某投手を、彼が研究していた古武術の合理的身体操作法伝授によって甦らせてからだろう。K氏の理論には数年前から興味があったので数冊の著作、ビデオまで持っている(笑)。なるほど、西洋スポーツのそれとまったく逆をいく発想に、俺も最初はかなり抵抗があった。ところが心体育道の稽古を続けるうちに、これまでの筋力の緊張やタメに頼ったものではない、脱力(抜き)で発する突きなり体捌きなりが実在することが体感でき、K氏の理論を帰納法的に理解するに至った。しかしまぁ、明治の開闢から100年、「日本武道」という稀少な文化遺産の大半を失ってしまったことは、なんとも勿体無いではないか。恐らく、体格や豪華さ、武器の破壊力で西洋人&文化・技術に劣等感を抱いたのが、それまでの日本を否定することに繋がったのだろう。でも、と思う。これからは、特に若い連中が、古き良き伝統文化へ傾倒していくような気がする。いや、どう考えたって、和のテイストはムダがなく洗練されていてかっこいい。たしかに漢字や宗教(仏教)、芸能などたいていは大陸から渡って来たものだが、それをアレンジし昇華させる能力に関して、日本人(日本に住んでいる人)は他国の追随を許さない。「キルビル」のタランティーノや「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟もそこらへん敏感にわかってるんだろうし、「ジャパニメーション」として世界で支持されている日本アニメの根底にも、繊細さ、艶やかさといった浮世絵の血統を垣間見る。ああ、リクツっぽくなってきたのでここらへんでおしまいフンガフンガッ!
(2003.11.11)

京都在住の敬愛するシンガーソングライター豊田勇造アニキ(人間世界遺産参照)からハガキが届いた。プレゼントした俺のCD「歌、詩、演奏、アレンジ、レコーディングレベル、なにもかもプロフェッショナル!自分のことのように嬉しいゾ」とお褒めにあずかる。17才の頃、NHKFM「サウンドストリート」から流れてきた勇造さんの「ジェフベックが来なかった雨の円山音楽堂」を聴いた時の衝撃は今も生々しく記憶している。ギター一本でこんなにも激しく、赤裸々に、熱く、豊かに表現できるものなのか?!俺が今まで聴いてきた曲、歌ってきた曲は一体なんだったのだ?!流行っているパンクなんざ、彼に比べりゃダダをこねているガキの戯言にすぎん。全然リアルじゃないじゃんか。
そして19才、広島YMCAホール最前列で彼の歌を実際に聴いて、俺は、、、、歌ヤメようかと思った。ケンカ売りに行ったつもりなのに、気が付くと俺はすでに2曲目からノリノリで手拍子していたのだった(笑)。完敗だ。
ライブ終了後、どうゆうかわけか主催スタッフのひとりが声をかけてくれ、打ち上げに参加させてもらうことができ、その席で勇造さんは俺がシンガーであることを知ると、自分のギブソンJ50(45だったかも)を俺に握らせ「一曲歌ってくれへん?」と言ったのだ。緊張してナニ歌ったのか覚えてないけど、聴き終わった勇造さん「エエとも悪いとも思わへんけど、どうやろ、次回俺が広島来た時、前座で歌ってみぃひんか?」。エエとも悪いとも思ってないのに、歌ってみろとな?しかも辛口の勇造ファン(失礼)の前で?これは少しぐらいは可能性を見い出してもらえたのかもしれん、と勝手に解釈し、それから約20年。実際には一緒にやらせてもらいだして2年目ぐらいから「小林君、良うなってきたでぇ〜」と言ってもらえるようにはなっていたのだが、こうしてオリジナル1stCDを手渡すこと出来たのも、勇造アニキの存在あってのことなのだ。ちなみにこのハガキもツアー先である仙台から送られて来た。今もギター担いで風のように全国を歌い歩いているアニキ、あいかわらずカッコイイぜ!

本日、遠い宇宙の彼方から「青いイルカ」が泳ぎ着き、オタマに微笑みかけたことが判明した。
(2003.11.10)

冷え込んだ朝。裏の比治山では「ギーー、ギーー」と耳障りな声でムクドリ君。少しは11月らしくなってきたか。ここに越して来て1年、山が西側にあるせいか四季を通じて快適。

久保直樹からメール。試行錯誤の末、沖縄・那覇の「パンダ餃子」に匹敵する絶品「クボッチ餃子(仮称)」が出来上がったらしい。早速試食パーティーを開きたいと言う。久保とはシーカヤックだけでもこの2年間でトータル200km以上のエクスペディションをこなしてきたが、道中の食事はすべて彼が作ってくれた(ちなみに俺はもっぱら薪拾いと食器洗い専門)。それも毎回手が込んでいてウマイのだ。なかでも、クジラの巨大化石が名物の糸満沖に浮かぶ無人島「岡波島」で食ったヤシガニ汁は生涯忘れられんだろう。だからすんごく期待してE〜んです。

先日リニューアルした某百貨店地下の食品売り場にて、自称手抜き料理研究家のI嬢とWEBTVのカメラテストを実施。この百科店の担当者、柔軟なアタマの持ち主のようで、こちらのコンセプトを即座に理解し、全面的に協力していただけることとなった。I嬢の粘り強い交渉にも感謝(面と向かって褒めるのがシャクなのでイニシャルにしてやった。ケケケ)。
カメラテスト終了後、ひとりでシャレオをブラついてみる。真ん中の広場で広島物産展みたいなのをやっていたが、そこで懐かしくも恥ずかしいポスターに出会って衝撃のあまり屁をもらしそうになる。だって、俺がゴエモン風呂に浸かってる特大ポスターなんじゃもん(笑)。このポスター、作ったのは6.7年前になるだろうか。可部に本社を置く某鋳物メーカーがアウトドア用のゴエモン風呂を開発(信じられるか?アウトドア用のゴエモン風呂ど!)、大手広告代理店を通じてその商品のネーミングと、ポスター、チラシ、パンフレットなどの制作オファーがあったのだが、俺がキャッチコピー&スペックライティング、ネーミング、アートディレクションだけでなく、ポスター用のモデル(ちなみにチラシバージョンのモデルには近所のラーメン屋のオッサンを起用)までやっているのである。背中を向けているため言われるまで俺とはわからないだろうけど、こんな人目に付くオシャレな場所で、それもゴエモン風呂に浸かっている絵ヅラはサイコーにマヌケでいただけない。そそくさとその場を立ち去ったのは言うまでもない。たのむ、今日限りで終わってくれ(ToT)。
(2003.11.09)

投票だのなんだの、いろいろ所用を済ませたあと、昼過ぎから実家の「喫茶こばやしスタジオ」にて、2時間ガンガンに歌い込み。自分の声のあまりのデカさに頭痛(笑)。俺はアナウンススクール以外ではいわゆる発声練習らしきことをやった覚えはない。トラやライオン、オオカミやマントヒヒが吠えるのに、ボーカル教室に通ったというハナシは聞かない。俺はオリジナルをやっているのであるからして、野獣さながら誰にも媚びずただ吠えるのみだ。
飛鳥新社から出ている李 友情著「マンガ・金 正日」を買う。韓国の人々に希代の独裁者である金 正日の悪行を知らしめるべく、全328Pを一気呵成に描きあげたものの、運悪く98年に太陽政策を掲げる金 大中政権が誕生した時期と重なり、出版直後にあえなく絶版。そして拾う神が出現する。関西大学助教授、李 英和氏の協力・監修によってこの度、日本での刊行と相成ったのだ。北朝鮮問題には随分前から興味があり、数年前にはアン・ミョンチョル著「北朝鮮絶望収容所」を読んで「38度線」という曲を作った。というより、曲の構想は10数年前からあったのだが、テーマがテーマだけに攻めあぐんでいたところ、政治的思想ウンヌンではなく、「ただ自由が欲しかった」というシンプルな動機で北朝鮮を脱出した普通の青年の手記「北朝鮮〜」にたいへんな共感をおぼえ、あっちゅうまに完成。この曲を聞いた在日の人が何度か俺をキョンポ(同胞)と勘違いしたぐらいだからリアルに仕上がってるんだろう。「へぇ、日本人なんですか。それにしちゃあアナタの歌い方は激しすぎる。必要以上にムキになりますよね」。だから、どの曲もそうなんだって(笑)。
でもまあ、俺の何十世代前は大陸から渡来してきた可能性はある。だいたい純粋な日本人っているわけない。まぎれもなく多民族国家だ。
(2003.11.08)

この10月に始まった土曜19:00からの某バラエティ番組「バクうんぬん」内に「人間遺産」なるコーナーがあるんじゃげな。どのようなことやっておるのか知らんが、俺んちの「人間世界遺産」とは、グレードが違うグレードが。差ぁ見せつけたるために「世界」やめて「宇宙」にしてもええど。

突然であるが、俺はブリーフ派である。トランクスはナニがブラブラして落ち着かんからパス。男はビシッとグイッと締めねばいかんぜよ!ほいで、フジにパンツ買いに(俺の着ている服の8割はフジかサティで済ましている)行ったのだが、最近はトランクスなのにピタッとフィットする「ボクサーブリーフ」ちゅうのが出ておる。グンゼの「フィットボクサーシリーズ」はこのジャンルで最先端いってるらしく、なんと、立体成型仕立てで微細単繊維タクテルマルチソフトとかいう柔らかくて強靱な特殊繊維を使用とのこと。たかがパンツで大袈裟な。でも渋いオレンジ色が気にいったので、ひとつひやかしに買い、家で早速履いてみたところ、ぬぉおおおおおおお〜!ぬぁんじゃああ、このフィット感は!とってもス・テ・キ、トレビア〜ン!我が如意棒もキントトも思わず第九を合唱しそう也。パンツ一丁で鏡の前に立ってみる。うむ!このままバーリトゥードのリングに上がれそうでカッコイイ。よぉし、今月17日に迫ったFar East Loungeのワンマンライブステージ衣装はコレだけでいこう。ちゅーぴー梶山、ツンチャンにも買ってあげよっと。みんな来てねっ?!
(2003.11.07)

一昨日の夜、妙な座り姿勢のままで2時間、DVDの「マトリックス2」に見入ったせいで、少々腰を痛めてしまったらしい。ギックリ腰ほどじゃないが、なんとなく不快。ところでこの第2話、前半のキアヌが予言者を訪ねて行くシーンで、応対に出た白いカンフージャケットを来た短髪の東洋人と何故か和風料理屋でバトルするが、オタマと見ていて思わず吹き出した。この男、正面から見るとそうでも無いのだが、横やナナメから見ると俺にソックリ(笑)。てゆうか、完全に俺である。以前、ある有名な香港映画(名前忘れた)で蒋介石の役をやったヤツがやはり俺に似ていると仲間内で盛り上がったことがある。俺ってけっこう役者顔なのか?武術も歌もダンスもイケるから誰か使うてくれ。昨日、全世界同時封切になったマトリックス最新作にも、俺モドキ氏が出ていることを強く希望します(笑)。
オフィスが入っているビル1Fのランジェリーショップ、商魂逞しく、このクソ暑いのに早くも店頭にでかいクリスマスツリーを出している。11月の異常温暖化、全国で頻発している地震、コイヘルペスによるコイの大量死、短絡的殺人・親殺し・子殺し事件の増大、太陽風。まさに人類の大ピンチ、こうなりゃ俺がキアヌに替わって救世主にならにゃいけんのう、フオッ、フオッ、フオッ!あ、うっかりバルタン星人になってしもうた、、、、
(2003.11.06)

一年近くも前に某大企業に提案して見送りとなっていた企画が、息を吹き返しそうだと代理店担当者から連絡が入る。しかし、この業界において一年の遅れは相当痛い。あの時すぐやっておけば相当の注目度があったろうが、この数ヶ月間で他社が似たような雑誌をすでに発刊し始めているのだ。クオリティにおいて負ける気はしないものの、これから出したところで、どうしても二番煎じの感は否めない。やるなら当初の企画に手直しが必要。それにしても何故、今頃になってこのプランがゾンビのごとく蘇生したのか?詳しいことはまだ聞いていない。案外「よそがやりはじめたから」という理由だったりして(苦笑)。

山本弘「神は沈黙せず」を読み終えた瞬間、かつて経験ないほどの慈愛に満ちた暴風(ヘンな表現?!)が胸の中を吹き抜けて行った。UFO、怪獣ネッシー、新興宗教、ネット犯罪、援助交際、ポルターガイスト、血の涙を流すマリア、進化論、スプーン曲げ、サイバーゲーム、幽霊、、、、近代の怪しい系有象無象を水先案内人とし、主人公は徐々に、見えざる神の存在に肉迫していく。そしてエンディングは、まったく予想しなかったことであるけれど、俺の今の『決心』を見透かしているようだった。世界を平和に導くための小さいけれど唯一、確実な一歩。励まされた。勇気づけられた。もちろん作者は俺の知人のはずも無いが、俺は何かの聖なる存在が『小説』というスタイルを借りて個人的にメッセージをくれたものと信じている。ホントに。先日見た「青いイルカの夢」の意味するものもすでに勘付いている(夢分析をしてくれたはなみさんには、時期が来たらお話しせねば)。ま、この小説で述べられている「神の実像」を真に受けているわけじゃないけど、最高級のエンターテインメントであることは保証しまっせ。読んでブックリ!
(2003.11.05)

午前中、自宅にて某TV番組のHP用放送ダイジェスト原稿を執筆。グズついた天候の日、家で仕事できるというのはなかなかありがたいものである。番組の内容は、先頃広島市内で開かれた、西日本最大級のITエキスポ潜入レポート。国内外の93ものIT関連企業・団体が、技術の粋を投入した最先端システムでしのぎを削ったわけであるが、番組を見た限りでは数年前から予測されていたものがほとんどで、それほど目新しいものはないように思える。
昼過ぎ、某家電量販店のサービススタッフが先日購入したキャノンのプリンター設置のため来宅。担当者が高級コロンの爽やかに香るキャリアウーマン然とした女性だったので驚いた。ブロードバンド関連の普及により、いわゆる「電器屋のオッサン」風の、首に汗臭いタオルを巻き付けたようなスタッフは駆逐されつつあるのか。さっきのTV番組じゃないけど、ケイタイでTVが見れるとか遠隔セキュリティシステムとかより、こういう変化にこそ、時代が大きな転換期を迎えていることを垣間見る。「ネアンデジタール人VSアナログサクソン人」の結末やいかに。俺?俺はアウストラロピテクスの突然変異である。フロ上がりにパンツ一丁でストレッチしながら器用に歯を磨いている俺を見て、オタマはいつも「歯磨きの上手な賢いチンパンジーちゃん」と言う。

沖縄のマキスケ改めマキムンから電話。今日の沖縄は三十度を超えたらしく、冷房ガンガンとのこと。
相変わらず、1日2回以上は開かずにいられないT地震予知研究会の最新情報。9月にこのサイトを知ってから、もっともオーバーな表現。これから数日、最大級の警戒が必要らしく、防災グッズの再点検を呼びかけている。
(2003.11.04)

自宅裏の比治山のナナカマドの赤が一段と鮮やかさを増してきたが、なんじゃろうこの暑さは。20度は軽く超えていると思われる。昨夜など風呂上がりにパンツ一丁のままベランダで涼んだゾ。きょうもオフィスからちょこっと買い物出るのにTシャツで充分。
長野は信州大学に再入学したターザン田中(彼は数年前に琉球大学をちゃんと卒業している)からメール。最近はトレッキングがてらスコップ持って山奥に分け入り、温泉の源泉を掘り当てる遊びに興じているようだ。ターザンは今年春まで沖縄におり、かの「沖縄カヤックセンター」の専属アウトフィッターをやっていた。学生時代はバイクのモトクロスに熱中した挙げ句、米軍軍事演習エリアに不法侵入してブイブイやってて逮捕された前科(?)もある、筋金入りの道楽者。広島の暴走族にもこれくらいの根性を見せてもらいたいもんである。ターザンには今度WEBTVの信州レポーターをやってもらうつもり。題して「ターザン田中の温泉行き当たり掘ったり!!」。少々マニアックであっても全然かまわん。最終的に勝利するのは他者がマネできない強靱なオリジナリティと信じる。
ラジオのゲスト、美貌のシンガーソングライターMさんと、そのバックダンサーギャル。
(2003.11.03)

2カ月くらい前、腕のストレッチとウォーミングアップのため片方10kgのダンベル(重量が調節出来ない固定式)を購入。TVのCFの間に振り回したりしていたが、あまりに軽く感じるため、実家トレーニングルームから15kgのヤツを持ってくる。思えばウェイトトレーニングをガンガンやってた20代〜30代半ばあたりまでは、故障の連続であった。心体育道やり始めてからはほとんどやってないけど、身体はしなやかになったし、トータルバランスやパワーも格段に向上したと感じる。ダンベルもこれ以上重くするのはヤメましょう(誰に言うとるんじゃ?)。
山本弘著、角川書店「神は沈黙せず」を買う。1300枚の近未来小説。オビに「UFOも、怪奇現象も、超能力も、すべて『神』からのメッセージだった!」なるキャッチコピー。夜から読み出したら、ヤバイ、止まらなくなった。事実は小説よりも奇なり、というけど最近は少々のイマジネーションでは頻発するアンビリーバブルな事件を凌駕するなど到底不可能。その意味では、このフィクションの持つブラックホールのような吸引力はただ事では無い。
(2003.11.02)

朝10時半、宇品の心体育道道場に直轄道場の黒帯(廣原先生含む計7名)集合、湯来の上岡道場生の方々のお迎えの車にそれぞれ分乗し、一路、湯来ふるさとまつり会場へ。現地会場(湯来町民センター?)に到着してたまげる。なんじゃ、この賑わいは!!!特設舞台を包囲するように、ブルーシートを敷き詰めて陣取った人、人、人。その数推定2千人以上。年齢層はシルバー世代が圧倒的に多い。おそらくはみなさん某演歌歌手目当てと思われる。心体育道の出演は1時前から20分間。前日の雨を吸った舞台の布張りがスベり、用心しながらの演武。観客の何人が興味をもってくれたかさっぱりわからないが、こうして心体育道の代表としてデモンストレーションできることを誇りに思う。
演武終了後は近くの集会所にて上岡道場生のみなさんと打ち上げ宴会。俺はこれまで、数々の酒豪を見てきたが、飲む量、飲む時間、賑々しさにおいて、心体育道はダントツの3冠である(うちの道場恒例の江波山花見会など、いかに常軌を逸しているかそのうちじっくり語る日がくるであろう。笑)。この日も午後2時から始まって御開きが夜10時あたり。途中、酔いつぶれた兄弟子の菅原さんの鼻の穴に、やはり兄弟子の里さんがワサビをねじ込むという暴挙があり、俺はその決定的瞬間を何枚か撮影したが、菅原さんはそれでも起きなかった。っていうか、菅原さんの膝が小刻みに痙攣していたので、一応は苦しかったのかも(笑)。このあとうっかり座ったままウツラウツラしていた俺の鼻孔にも里さんによってワサビが盛られたが、すぐさま「ズキュ〜ン!」と凄まじいのが来て、一発で覚醒。俺はまだまだ修行が足りんようだ(笑)。帰りはジャンボタクシーに乗る。車中、隣り合わせた里さんと怪談話で盛り上がる。このテの話が苦手な先生の奥方は、クライマックスになると「わーーーーーっ」と叫びつつバッグから鈴を取り出して激しく振る(悪魔払い?)。ほとんど修学旅行状態。ところで先生から聞いたのだが、某カープ球団のK捕手がオフを利用して心体育道の健康・整体法を学ぶことになっているらしい。そのうちK捕手にも俺らの宴会に参加していただきたいものだ(笑)。

(2003.11.01)

午前中、実家トレーニングルームの掃除をしたところ、立ち上るホコリでクシャミ連発、鼻水ダーラダラ。
午後2時、平和公園の原爆の子の像前へ。GOD BREATHのメンバーやその支援者らとおちあい、シュプレヒコールをあげたあと、G.Bのストリートライブ。はじめて彼らの演奏を聞いたが、ポップでありながら、伝えるべきメッセージもしっかり持っていることに感心する。彼らは12月23日、俺の番組に出演してくれることになった。是非、彼らの歌を聞いてみて欲しい。
そのあと、某家電メーカーのバーゲンで、キャノンのプリンターを購入。グレードも価格も高いのか低いのか不明。ま、こういうヤツはどうせまた次々と新製品が出て来るのだろう。
夕方、道場。明日の廿日市のお祭りにて、心体育道の演武を披露するのでその練習。今日から11月か。汗をかいても苦しくない季節になってきたのだな。
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