Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2004年01月の日記

馬刺の会 (2004.01.31)

フクザツな夢をいくつも見る。目を覚ます直前のはかなりエグかった。「殺人鬼」がクルマに乗り込んで次々と人を轢き殺している。あ、こっちへ来る!俺はオタマと共に街路樹の影に身を隠すが、それに気付いたヤツはクルマから降りると、ニタニタ笑いながら包丁を持って襲い掛かってくる。逃げまわるのがメンドーになった俺は反撃開始。心体育道の捌きが気持ちエエぐらいあっさりキマり、ヤツをねじ伏せるも、まだ薄ら笑いを浮かべて卑猥な悪態をつきやがる。ブチ切れる俺。ヤツの頭をひっつかんで、、、、、ああ、気色悪う!

フレット打替えの終わったテイラーをリペアショップに取りにいくが、3弦の1〜4フレットのビビリがひどいのでそのまま再入院。ついでに中古で売りに出ていた6弦バンジョーを試し弾き。1万5千円でハ−ドケ−ス付。もうちょいで買いそうになる。

夜は実家である「喫茶こばやし」にて毎年恒例の<馬刺の会>。親戚、友人、約20名が集結。AM3:00まで騒ぐ。基本的に菜食主義だけど、馬刺だけは別。大いにハジケまくり、轟沈する者多数(笑)。
変わること、変わらないこと、、、 (2004.01.30)

午前中一杯、西区ファミレスにて、例の食料品メーカー担当者と打ち合わせ。こういうふうにクライアントと直にディスカッションできるのは、より細かいニーズが聞き出せてとてもいい。俺らの第一回の提案も好感触。
それにしても、どういうわけか本日は立て続けに「大巨乳」を目撃。いずれもDUCKのチカチャン級。別に俺はチュ−ピ−梶山のような巨乳フェチではないが、なにかご利益でもあればうれしい。

夜、実家のトレーニングルームでゴソゴソやってると、ラジオから日本の某ロックバンドの新譜が流れてくる。数回のメンバーチェンジ、活動休止を経て、かたくななまでに「ロック」にこだわる姿勢そのままに復活した老舗バンド。なるほど、相変わらずだ。ふと、曲を聞きながら「ところでキミはどうなのだ?」と問いかけられた気がした。俺はいいカンジで変わり続けていると思うけど、変わらないことがイイのか、変わることがイイのか、本人が納得してやっているんだったらどっちでもイイ。
西式健康法やりなはれ (2004.01.29)

愛器テイラーのフレット打替えを頼んでいたリペアショップから作業終了の連絡。傷みの激しい1〜10フレットまでを打替えてくれたみたいで料金も格安。

オーストラリア・シドニーのN氏からメール。「<屈折日報>読みましたが、僕は教授じゃなく、ヒラですよ」とのこと。西洋人の論理的フレームワークとの軋轢も綴られている。いつか彼と直にじっくり語り明かしたい。う〜、だれかシドニーまでの飛行機代をくれ!

昨日アップした今回のWEBTV「ゴク楽生活委員会(俺の「プロフィール」からアクセスしてくだされ)」では、俺が心体育道で習い覚えた「西式健康法」を実演している。拍子抜けするほどカンタンなので、体調に不安を持っている人はぜひトライを。ちょっと前、カープの若手有望株木村某選手が心体育道広島直轄道場を訪れ、廣原先生が直々に、西式健康法を伝授されたそうだ。
仰向けに寝て四肢をブルブル震動させて血液循環を促す<毛管運動>は、筋肉疲労時に効果絶大。信用出来ない人は自分で実験するべし。まずスクワットを100回目標にやる。一般人はたいてい途中でギブアップする。で、その後2.3日は脚部に相当な疲労痛が残るはずだ。痛みがひいた時点で再度スクワット。限界までやったあと、この<毛管運動>を1.2分。するとどうだろう、アラ不思議、翌日もその次もウソのように疲労痛ナシ。プロ野球選手のようにサーキットなんかで連日肉体を酷使する場合、これをやるのとやらないのとでは雲泥の差が出るだろう。
他にも背骨の歪みを矯正する<金魚運動>、自律神経、筋肉・骨格のバランスを整える<合掌合蹠(がっしょうがっせき)>など、いずれも時間も場所もとらない簡易にしてスゴ〜ク効くエクササイズ也。カープ選手の間で浸透すれば、カネにものを言わせて戦力補強することしかアタマにないGアンツやH神をブチのめすこともユメではない?!
時代に風穴を、、、 (2004.01.28)

寒波小休止。午前中自宅にて恒例のTVダイジェスト原稿執筆。しかしまぁ、この番組のおかげで、広島の経済シーンに相当詳しくなった気がする。「製造業はかなり景気が上向きだが、サービス業はまたまだ苦戦中」って、これまた受け売りなのでわかったふうな事を口にすべきではないな俺は。

それより刮目すべきは、希代の投資家ジム・ロジャーズ。一昨日購入した例の旅行記「ジム・ロジャーズ世界大発見/日本経済新聞社」、三分の一ほど読み進んだだけだが、俺がこれまで読んだ数百冊の紀行文のどれにも似てない。彼は老練なハンターのごとく、誰もが見落としてしまうような微細なサインから、瞬時にその国の現在の経済状態、未来の展望をみるみる解きあかしていく。いや、「解きあばく」と言いたいほどそれは肉体的で時に残酷な分析なのだ。今回の世界旅行では当然日本も旅しており、6ページに渡って極めて簡潔にこの国の評価、問題点、未来展望が述べられているけど、俺は読んでいてアブラ汗タ〜ラタラのガマガエルと化した。マジ、恐かったで。賢明なる屈折日報読者諸兄よ、今スグ本屋に走ってこの本を手に入れて欲しい(ガメたらダメよ、1800円+税よ)。すべてに賛同できずとも、こういう視点があったんだと驚かされるぜ。俺は「見抜いている」つもりだったが、実は見えていなかった。心体育道は、相手が攻撃出来ない体勢にしておいて、突きや蹴り、投げに移行する場合が多い。これをやられたら、一体ナニをされたのかわからず転がされてしまう。ロジャーズの冴えた分析はその恐怖感にそっくりだ。

夕方、フリーのデザイナーK氏と某ホテルのカフェにてブレインストーミング。議論は白熱し、4時間にも及んだ。俺らも発想を根本的にひっくり返す必要がある。せっかくこの世に生まれてきたんだ、時代に一発風穴を空けてみたい。
座りションベン??? (2004.01.27)

出勤前たまたま朝ワイドを見ていると「洋式便座に座ってオシッコする男性急増中」との特集。洋式便器に男が立ってシッコする際、ホースの狙いが定まらずシッコが散って床が汚れる場合がある。そこでカミサンから「立たずに座ってするように」しつけられた若いダンナ連中がけっこういるらしい。くだらねぇ。そういうことを強要する女房にもハラがたつが、従うダンナにゃ一層ムカつくゼ。俺?俺はトーゼン立ちション派であるが、ちょっと変則スタイル。ずばり、空手の<騎馬立ち>でシッコするんじゃ!相撲でいう四股立ちである。こうすればホースと便器の距離がググッと短くなるので、狙いをハズしたりハネたりする心配一切無用、なにしろ足腰の鍛練になるではないかいな。行住坐臥、これすべて修行也。コシヌケの「座りションベン派」諸君、日本男児の復権を賭けて、たった今から<騎馬立ちション>に改めよ!喝〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!

本日のラジオ、久々のゲストてんこもり。先週、スカパンクバンドKEMURIのライブCDの特集をするつもりだったのが、うかつにもそのCDを自宅に置き忘れるという失態、そのリベンジも。ヘッドフォンマイクは相変わらず絶不調であったが、今回は接触の悪い右のヘッドフォンを耳からずらす作戦でうまく乗り切る。口もアタマもコミュニケーションも滑らか〜。この調子でプリプリいきまひょ〜。
魂の冒険者たち (2004.01.26)

午前中、某食料品メーカーの広告展開の件で打ち合わせ。その帰り、F書店にて、世界でもっとも偉大な投資家として知られているジム・ロジャーズの「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」を買う。この男、1990年あたりだったか「世界の動きを肌で感じる」ために大型バイクにキャンプ道具を積み、2年間で世界一周を成し遂げたことでも有名である。ちなみに彼は本国アメリカに帰りついた際、大勢の支援者の前で「これからは農業の時代が来る!」と喝破している。そんな、自分の目で見たことしか信じない行動力に満ちあふれたキテレツオヤジが、RV仕様に大改造が施されたベンツの黄色い2シータースポーツカー(しかもトレーラーを牽引している)に愛人(!)と一緒に乗込んで116カ国・24万キロの旅に出たというのだから興味津々。何故ベンツ?しかも黄色?その問いにジムは
「メルセデスのサービスは世界中、発展途上国でさえ受けられる。(中略)どこへ行っても大勢の人がこの色に引かれて寄ってきて、たくさんの友だちができ、そのおかげで命を救われたこともしばしばだった。(中略)この派手な色をした改造オフロード車に人々は面くらい、気が抜けてしまう。その隙にその場を逃げ出すのだ。誰かが『おい、強盗するのを忘れていたよ』とか、『おれたち、あいつらを誘拐するんじゃなかったのか?』と言い出す前にだ」
と、至極明解。ただの成り上がりリッチマンの道楽旅行ではない。世の中、まだまだ面白い男はいるものだ。

しばらく音信のなかったオーストラリア在住の盟友N氏(日本人)から突然のメール。俺の名前で検索していたらこのHPに辿り着いたとのこと。まだシドニー大学の教授をやっているようだ。不思議なもので、俺はほんの2.3日前、彼の事を「元気でやりよってかのう」などと思い出していたのだ。随分前にも、彼がオーストラリアで制作した音のパンクアート「逆さ竜巻」のテープを家で聴いていたちょうどその時、彼から国際電話がかかってきてタマげたことがあった。
知り合ったのはもう20年近くも前になるのか。当時広島大学院生だったN氏、あまりにも頭脳明晰だったことから、かえって大学側から煙たがられており、そのいら立ちを静かにユーモアを交えて話してくれた。出る釘は打たれるのだ。で、彼は推測するに「出過ぎた釘は打ちようがあるまい、ええい、日本なんか脱出したるわい」みたいなカンジで、オーストラリア行きを決意。名古屋のトヨタ工場で昼夜を徹して働きまくって半年後、貯めた300万円を持ってひとり渡豪。難関を突破してシドニー大大学院に合格。10年ぐらい前には向こうで知り合った日本人女性(バレリーナ!)と結婚(郷里福岡での式には参列させてもらいました)。今は3人も娘がいるんだと。ジム・ロジャーズ同様に独立自尊、道なき道を切り開く魂の冒険者である。見事也。
ナレーションリハ、ネーミング、朝青龍圧勝 (2004.01.25)

今日もけっこうな冷え込み。山間部は大雪。この調子だと、スノーシューハイキングはウハウハで楽しめそう。ちょうど一年前、シーカヤックショップ「パドルパーク」主催の日帰りツアーで芸北は聖湖へ出かけたが、100センチ近く降り積もった無人の雪原を西洋式カンジキ「スノーシュー」を履いて軽快にトレッキングする気分の良さは格別。来月早々にでも出かけてみたい。詳細が知りたい人あるいは参加希望者は、当HP「人間遺産」内の「マーシー久保田」から「パドルパーク」へジャンプしてくれたまえ。

3月の完成をメド(先生がそうおっしゃっている?!)に、心体育道の新作プロモーションビデオの制作も大詰め。映像の方は編集作業も終わり、あとは挿入サウンドトラックを沖井クン、ナレーションを俺が入れてしまえば済んでしまう。俺もナレーション原稿のリハを連日練習しているが、けっこうな量があるためすんなりいかない。なんとかあと一週間でカッコウをつけておきたいのだが。

明日打ち合わせとなっている某食料品メーカーのための広告展開プランを考える。商品自体に強い魅力があれば、あとは見せ方で決まる。ネーミングも重要だ。「通勤快足」という靴下のヒット商品があるけど、これは当初、実に平凡なネーミングで登場し、さっぱり売れなかった。それが「通勤快足」にしたとたん爆発的に売れ始めたのだ。俺はこれまでかなりの数のネーミングを請け負い、いくつかを全国ブランドに押し上げた実績がある(ホントなんだってばよぉ!)。これからは大資本ではなく出来るだけ無名のメーカーの商品の力になりたい。

朝青龍、全勝優勝。今場所の彼の取り組みは一番一番素晴らしいものだった。見ていて気持ちがいい。中心線が全くブレない。百数十キロのウエイトをまるで感じさせない「リニアモーターカー」ようのな見事な摺り足。素行が悪い、横綱の自覚が無いだのなんだのと言われているが、稽古に関しては恐ろしく地味な基本稽古に相当の時間を費やしているに違いない。活きた「型」をきちんとマスターすれば、実戦でパワーや体格に頼らない理に適った効率的な動きができることを証明してくれた。
マンパワー全開 (2004.01.24)

昨日に続き、WEBTVのロケで某百貨店地下食料品売場のキッチンブースへ。本日はイコマユカのゴク楽クッキング。Pステーションの収録も兼ねているためスタッフの数もいつもの2倍以上。ギャラリーも前回よりさらに増えトータルで約80名。イコマも今日は余裕があり、力まず気取らず、ごく自然体にて1時間を軽やかに乗り切ってみせた。たまたま通りかかった人を、それも食料品売場の通路で1時間もとどめおくのは並み大抵の事ではない。献身的なスタッフやスポンサーの皆さんのサポートも大きい。「テクノロジー」より「人のチカラ」を感じることが極めて稀な現代、とても暖かみのあるいい収録だったように思う。

夕方道場へ。二人一組となり、捌き、攻撃を交互に稽古をしていた時、S氏の強烈なカッティングキックを食らって思わず呻き声が出そうになる。まあ、たまに痛いのはしょうがないのよん。
シグルイ、寅年 (2004.01.23)

ちょっと寝坊し、AM11:00より、宇品にあるO宅にてWEBTV.vil34の収録。今回は冬の運動不足を自宅で簡単に解消!というコンセプトで、俺が心体育道場で習い覚えた「西式健康法」を自ら実演。このO宅、メソッドをレクチャーするにお誂え向きの何もモノが置かれていないリビングがある。何故か撮影照明機材も充実していたりして不思議。ふだんから何か作ってる?!**ビデオとか(笑)。

待ちに待った、南條範夫原作、山口貴由漫画の「シグルイ」第一巻を入手。昨日出たばかり。本の帯に、深作欣二の息子であり「バトルロワイヤル2」の監督もやった深作健太郎が熱烈な推薦文を書いていて山口ファンとして俺もうれしくなる。いわく「この作家の描く人間はナマモノだ。(中略)シグルイは『死狂い』ではない。真摯な人間達が死にもの狂いで『生き狂う』真剣勝負、流血の賛歌なのだ!」これが大袈裟な評価ではないのは読んでみたらわかるだろう。アジア最高の漫画を超えた異能の漫画家、山口貴由。これからの連載が楽しみじゃ。

深夜0時前、同業者にして同級生のGと安佐南区の毘沙門天へ。なんでも、この毘沙門さんは俺らの干支「寅」の神様らしく、旧正月明けの本日の0時と4時の2回、年に一度の御本尊御開帳があるとのことで、Gによれば「広島中から寅年生まれが大集結する」というのだが、、、、確かに物凄いにぎわいであるけど、全員が寅年には見えんぜ(笑)。長い石段を昇りちょうど10分前に本殿に到着。参拝客にもみくちゃになって俺もなんとか手を合わせる。オタマの安産祈願、友人知人親兄弟の無病息災etc。参拝後、Gと鐘突き堂に上がり、俺が一発「ゴゥウウウウ〜〜〜〜ン」と突いてみるとすかさず鐘の中にもぐり込むG「おおっ、中はあんまりうるさくないでぇ、オマエもやってみい」アンタは小学生か!で、俺も試す(笑)。なるほど、思ったより頭に響きませんな。しかし、今年42才になろうという男二人が夜中の山中でナニやってんでしょうね。
寒さにもマケズ、、、、 (2004.01.22)

目覚めの朝は、うっすら雪景色。強烈な冷え込み。

夕方オフィスを抜け、一度家に帰り、ギター、ウクレレ、機材の入ったバッグを背負ってチャリ(!)で流川「ジャイブ」へ。今回のライブはジミ片山氏率いるアジア最高のジミヘントリビュートバンド「ジプシー・グルーブ」とのジョイントである。先行で彼らにやってもらうことになっていたが、ライブ開始の20:30になっても客はまばら。俺のケイタイにも「ゴメン、今夜は路面凍結がコワイのでリタイアさせてもらうウンヌン」的なメールがひっきりなしに入る。驚いたのは常連ファンのT氏。なんと今朝の雪で出勤中に車がスリップして事故ったとのこと。幸いケガはなかったようだが、車の修理に45万円!なかなかにイタイ話である。
寒波以外にも、クアトロの「チャー」、南区民ホールの「ARB」にも客を持っていかれてしまって散々。だいたい、流川に人通りがない。まるでゴーストタウン。
22:00、「よっしゃあ、それでも来てくれた人にゃぁ、なにがなんでもエエモンみせねば」と気合いを入れてステージへ。始まった途端、バラバラと客の入る気配があり、少しホッとする。
本日のセットリスト/もう一晩おまえと>黒いストッキング>38度線>ルフラン>梶山ソロコーナー>演歌・夫婦蛸>ヒップ・ホップ・ニシキタクシー(新曲)>UMIKAJI〜海風〜>その男ヨシオ>星の波間に>テビチ記念日>ひかりのうた>カプチーノもう一杯>(MAC氏からのリクエスト)海の向こうで戦争が始まる
終了は23:20。「夫婦蛸」には演歌に欠かせない「カァァァァァァッ」っちゅう打楽器(名前を失念)をツンチャンに入れてもらったら、もうおかしゅうておかしゅうて!リハでは我慢出来ずにしゃがみ込んで笑ってしまったぐらいだ。初のラップ曲「ヒップ・ホップ・ニシキタクシー」もまずまず。しかし自分で言うのもなんだが、スリーピースのユニットでよくもここまでやるもんよ。
Far East Loungeファンの皆様、ライブには無理をしなくていいですから来れる時にまたおいでください。てなわけで、次回は2月25日(水)再び「ジャイブ」でやるど。

打ち上げは時々Saxで入ってくれるミス・ウーノのスタンドバーへ。貸し切り状態にして飲む。帰宅はなんとAM3:30。
ハイ喜んで?!ヒップ・ホップ・ニシキタクシー (2004.01.21)

いつものように某TV番組のダイジェスト原稿を昼頃に打ち終わった後、ついうっかりNHKの国会答弁を見てしまった。見るんじゃなかったと言いたいぐらい、小泉君以下、自民党議員はマジで気色悪かった。特に、民主党管代表と小泉首相の不毛なやりとりが終わって、議場がざわついたまま壇上に上がった某自民党議員、ヤジをとばす野党議員を黙らせるつもりで放ったのであろう初っぱなのコメント「わたくしはぁ、国民の大多数が選んだ、自民党の議員です!」ってナニがおっしゃりたいわけ?水戸黄門みたく「ひかえおろう!」の心境か。民主主義とは、単純に多数決で善し悪しをジャッジするのがすべてであると思っているのだとしたら、それだけで国民の代表を語る資格ゼロ。少数意見にでも注意深く耳を傾けるのが民主主義の根幹であるはず、思い上がるんじゃねぇゼ。職業に貴賤は無い、とは俺の持論であったが、今の政治屋(政治家とは呼べん)ほど、ここまでおぞましく卑しく目障りな存在は他に見当たらない。
今後、俺らに出来ることは、まず選挙の投票にはガマンして行き、少しでもましな人物に一票を投ずること、それからそいつがうまく当選しても「センセイ」などとは絶対に呼ばないこと。つけあがるだけだ。政治家は粉骨砕身、民衆のために奉仕する究極のサービス業であると心得よ。「ハイ、喜んで!」と言うてみよ!

夜、明日のライブに備えて喫茶こばやしプライベートスタジオでこちょこちょギターを弾いてると、またしても新曲が降りてきた。原形は、俺がラジオ放送中に発作的に時々やっていたアカペララップ風の道路交通情報。これにもう少しメッセ−ジ性を(どこがじゃ)加味し、膨らませたもの。当然、ワンコードである。ラジオの交通情報コーナーのスポンサーは「ニシキタクシー」なので、タイトルは「ヒップ・ホップ・ニシキタクシー」にしておこう。ニシキタクシーの「社歌」にいかがでしょう?!
営業開始?! (2004.01.20)

デザイン会社社長K氏と、朝イチで新規取り引きの某食料品メーカーとの打ち合わせへ。今からどんな仕事との出合いがあるのか皆目見当がつかんが、しょっぱなにしてはなかなかの好感触。

本日のラジオ、いつもとやや趣向を変え「問題提起コーナー」をテスト的に新設。一回目は高速道路二輪車二人乗り規制解除問題に関して。ト−ク終了直後、さっそくこの件にリスナーからの反応あり。
ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクが合体したヤツ)の調子が悪く、トークに集中できず。局にある2本ともダメ。前にも何度かあったけど、こうゆうのが続くと自分専用を買ってでも用意したくなる。

いつもすごく世話になっている局のスタッフH氏が昨夜バイク事故を起こし、明日手術とのこと。全治3ヶ月、由々しき事態である。まぁ俺が今心配してもしょうがない。術後、お見舞いに行くとしよう。
嵐の中で口笛吹いて (2004.01.19)

昨日午前中から自宅PCのサーバー応答無し。朝イチで「Yusen」のテクニカルサービスに電話するとすぐ調べてくれ、ウチのマンション全体を統括する機器が故障していることが判明。迅速に修理いたします、とのこと。俺の今の執筆仕事、ほとんど全部メールでやりとりしているため、インターネットが使えなかったらそれこそアウト。10年前、インターネットによって家に居ながらにしてさまざまな事業がこなせる「SOHO」が実現する、という類いの本を読んだ時、「出来るかそんなもん!」と笑い飛ばしていた俺。時代が急加速しているのがコワイ。先が読めないアホな俺もコワイ(笑)。イイことに「早い」「簡単」の最先端技術が使われるのは素晴らしいけど、悪用されたら、その時点で世界全体が取り返しの付かない危機に陥る可能性だってある。「一律」「同一規格」はホントにヤバいねぇ。ウイルスで大量死した山口の例のニワトリ事件。突然急停止するキケンを孕んだ人類の未来を暗示しているように思えてならん。

現オフィスを辞めると言いふらしているわけじゃないけど、どこで嗅ぎ付けたのかさまざまな業種から「いっしょにやりませんか」のお誘い。ありがたいことである。中には「ウチのオフィスのカギを渡したい」とやや早急な申し出もあったり(笑)。まぁ半年ぐらい気に入ったことをやれるだけやっていれば、なんとなく方向性が見えてくると思う。そんな俺を「世の中そんなに甘くないで」と数名の友人。まるで俺がこれまでぬるま湯でチャプチャプ遊んでいたぐらいにしか思っていないのだろうが、キサマら、実際はなぁ、そのとおりでちゅ(笑)。いや、俺が軽〜く生きているように見えるならウレシイ。目指すはジョージ秋山「浮浪雲」の主人公、「はぐれのダンナ」。しかめっ面なんか見せんけぇの。「嵐の中で口笛を吹く」これが俺の美意識である。

定期検診でコタマをエコーで確認したところ「体操座り」のカッコウでくりくり元気に動いておったそうな(笑)。俺が見た「青イルカの夢」から始まって、初代春駒の「予知夢」、正月休み中にDVDで10数年ぶりに見た「2001年宇宙の旅」のエンディングの微笑する未来の胎児、同じくジャック・マイヨールのDVDに出てきたほぼ夢で見たのと同じ「青いイルカ(実際にはマダライルカだが、空撮では鮮やかなブルーに見えた)の群れ」etc、これらの<兆し>が少しづつ合わさって、産まれてくる命の「使命」を形成しはじめた。確かに感じる。うまくコトバに表現出来ないが俺らも含め「命」はすべて、産まれいづることを自ら選んだのだと確信している。
DVD観賞会、テキサスへの手紙 (2004.01.18)

廿日市に住んでいる旅の相棒、久保直樹宅へ。彼は先日発売されたスカパンクバンド「KEMURI」のライブDVDビデオに合わせ、DVDプレーヤーを購入しており、その観賞会(笑)。のっけから屋根が吹き飛ぶような大音量にて、俺は思わず啜っていたコーヒーを鼻から吹き出す。
「おいおい、ダイジョーブなんかい、こんなドデカイ音で??」
「しゃーないしゃーない。いっつもこれぐらいじゃけぇ心配すな」
隣は畑だし、向かいはスーパーだから?うむ、それにしてもこの音量であれば臨場感も味わえてイイ。俺んちにあるDVDプレーヤーは5in1の超ド迫力システムながら、集合住宅に居る限り、そのポテンシャルを遺憾なく発揮することはまずありえん、一発で苦情が出るだろう。
帰りに沖縄土産のシマニンジン、タンカン(ミカンみたいなヤツ)をどっさり貰う。

幟町の某ギターリペアショップに俺の愛器テイラー610をフレット打ち替えのため預ける。俺は非常識に握力が強いせいか、フレットの磨耗スピードがおそらく一般人の倍以上の早さではなかろうか。テイラーもよく考えてみれば4年ぐらい前に打ち替えしている。そのとき、磨耗に一番強いマーティンのフレットをオーダーした気が。まぁ、遠慮しぃしぃ弾いていたんでは意味がない、消耗品と割り切ろう。

テキサスに住む友人に手紙を書く。彼女、俺が医師会臨床検査センターで臨床検査技師のアシスタントをしていた頃の同僚で、10年程前に語学留学目的で渡米して、そのまま結婚、いまや二児の母。俺のラジオ放送を広島に居る友人にダビングして送ってもらって向こうで聞いてくれているらしい。
昨年末に届いたクリスマスカードには可愛らしいコドモとのんびりした大型犬の写真が添えられていた。上の二才になる男の子、顔だちは白人であるが口元がオカンそっくり(笑)。テキサスっちゃぁ、心体育道のテキサス道場がある。交流指導を兼ねて、この家族を訪ねてみるのもいいかもね。
お互い「顔」の見えるカンケーで (2004.01.17)

昼過ぎ、例の某駅前マルチビジョン運営の企画案を、そこの代表者にプレゼンテーション。この企画案提出に関わるギャラはゼロ円。企画の通過による出来高払いでOK、と言ったのは俺の方から。企画なんちゅうもんは通過するゲートが多くなればなる程鮮度が悪くなる。ケースバイケースであるけど、俺はもう「広告代理店」がさほど必要とは思っていない。その下で働く俺らプロダクションは彼らにとっちゃぁパートナー(表向きにはそう言うけど)なんかじゃない。絶対的にウソだ(小規模な代理店は別です)。どう考えてもただの「下請け」下僕にすぎん。どんなに忙しく徹夜して身体壊して働いたところで実入りは微々たるもの。儲かるのは代理店でプロダクションではない。俺らは全然報われないのだ。ならばそこから飛び出して、面白いと思うものを代理店を通さず直にクライアントに提案できるシステムを自分であみ出せばいいじゃん。アンタもハッピー、俺もハッピー、その「win,win」の法則が世の中を面白くすると信じている。最近、ハウジングメーカー(広告でいえば代理店にあたる)を通さず、直接建築家に住まいをオーダーするケースが増大してきたのが、そのいい例だ。カネもかからんし、住まいにこだわりを反映させやすい。建築家がプロの目で厳しく工程を管理するので、欠陥住宅になる可能性も低くなる。作り手と受け手、やっぱシンプルに「顔」が見えるのがイチバンよ。食い物も地産地消でいきましょうよ。

2.3日前、日光の同時多発アーティオストAKIRAさんに緊急支援物資として「広島牡蠣」を送ったところ、本日、次のような<感動の声>が届けられた。

牡蛎は最高に、オイスタったー!
まずは生で、オイ素だったー。
味噌鍋で、甥巣立った。
エスカルゴ風にグラタンで、おい須田たーっ。
しまいにゃ小包龍で、多い酢だったー。
この2日間毎食牡蛎です。
こんな牡蛎三昧は生まれて初めて。
牡蛎殻から誕生する「ヴィーナス」になった気分です。
股間を隠すのは心体育道の赤シャツで。
至福のひとときをありがとう!


こ〜んなに喜んでもらえるんなら、定期的に送りたくなっちゃうじゃないの(笑)。NYやスペインでコックをやっていたこともあるAKIRAさん、料理のバリエーションも実に多彩だわい。広島牡蠣も本望であろう。サスガだぜ!
死んだはずだよ、ジャックさん?、、、、、 (2004.01.16)

俺のプリティなオケツにちょこっと湿疹らしきものができたので、幼稚園の頃から世話になっているH皮膚科へ。先生、もうかなりお年を召されてはいるが、見立ては確か。で、問診受けながら先生のフケたお顔をしげしげ拝見していると、あることを大発見。あろうことか、故ジャック・マイヨールにソックリではないか!これは気が付かなかった。というより、フケたから似てきた?落ち窪んだ気難しそうな目、デカイ鼻、垂れた頬、薄くなった白い毛髪、、、、前から西洋人ぽい顔だちだとは思っていたが、これはニュースである(って、誰に報告するんじゃ?!)。

AKIRAさんが自分のHP日記で俺の事を書いてくれた。彼のことを知ったのはもうかなり前のことになる。パルコの書店で、年に一度あるかないかの強烈なオーラ(オラオラァッ!みたいなカンジ)を発していた本があり、手に取るとそれがAKIRAさんの「コットン100%」だったっちゅうわけ。この本、今復刊のためのプロジェクトが組まれているようだから、出たら皆ゼッタイ買うべし。以後、「アジアに落ちる」「アヤワスカ!」「アジアントランス出神」「風の子レラ」と立て続けに購入し、勢い余って昨年春には日光にある彼の住まい兼アトリエをたずね、いっしょに「ネアリカ」という毛糸によるコラボレーションアート作品を手伝わせてもらったりもした。またAKIRAさんを通じて、さまざまなサブカルチャーの存在を知ることが出来た。袖触れあうも何かの縁とはいうけれど、「人は出会うべくして出会っている」との認識をますます強める春駒ちゃん。

オフィスの隣にある某ホテルが、明後日から始まる男子駅伝の選手とその関係者でごった返している。コンビニに行くため、ここの1Fロビーを横切らせてもらったけど、ウォームアップスーツに身を包んだ「ヤル気満々」のアスリート達に囲まれると、こっちまで血が騒ぐ。やっぱ俺も体育会系なんじゃわいのー、でも長距離走るんは苦手なんじゃわいの、ついでに団体競技もダメなんじゃわいのー。「かずひこ君は、協調性がありません」小学校時代、通信簿備考欄にいつもそう書いてあったわいのー。

夕方からオフィスの模様替えを手伝う。パーテーションの取り外しにちょっとしたコツがあるのだが、思い出したころ作業終了。
寒風にアチョー!! (2004.01.15)

全国的にかなりの冷え込み。雪には慣れているハズの北海道でも、通称「爆弾低気圧」の影響でドカ雪に見回れ、交通機関がマヒ状態とのこと。
そんな中、出勤前、平和公園にてWEBTVオフィシャルサイト用写真のフォトセッション。前日にイコマのヤツ「もう春っぽいカッコウで充分よぉ!」などとホザいておったのに、力いっぱい冬の装いでやってくる。この根性ナシがっ!スタジオ収録の予定が迫っていたイコマを先に帰らせ、俺は逆立ちをしたり、ネズミ男や類人猿ポーズ(教科書なんかに出てくるサルから人へ進化の過程を再現)をキメたり、あげくは沖井カメラの注文で寒空の下、上半身ハダカで「アチョーーーー!!」。面白い写真には違いないが、あまりにもアホ丸出しにて撮影後はブルー(笑)。

PステスタッフH氏から連絡。もしかしたら2月アタマに、廃人演説家<T肌実>の電話インタビューが入る可能性あり、とのこと。彼には数回、しかも毎回違うかたちで出演してもらったことがある。常住坐臥、「芸人魂」の塊であった。

沖井君が「今朝の写真が準備できました」というので下のオフィスに降り、モニターで映像データ確認。と、マトリックスを気取ってやらかしたカンフーポーズ、我ながらすごく絵になっている(笑)。俺が中国拳法(実戦太極拳)の道場に通っていたのは10年前の事。その時はこんなにビシッとキマらなかったのだ(ちなみにキアヌさんのはカッコウだけである)。重心がうまく正中心に落ちており、柔らかさの中にも強靱なバネが潜んでいる。心体育道で習得しつつある「脱力」が太極拳の型にフィードバックされた?うーん不思議。

アサイラム・ストリート・スパンカーズのDVDを注文していたCDショップからTEL。そのレーベルとの取引が無い、とのこと。了解。すぐネットで調べ、直にメールでオーダー。レーベルも今やインディーズとメジャーの区別がつきにくい。俺はタワーレコードよりスーパー「グランフジ」の中にある、この小さなCDショップをよく利用するけど、店頭に欲しいCDが並んでいる確立はかなり低い。一般的なタイトルじゃないからしょーがない。だから注文取り寄せになる。一時期、沖縄ミュージックを連続で注文しまくったところ、しばらくしたらこの店の一角に「沖縄ミュージック専用コーナー」が出現。たぶん、俺のせい(笑)。あーこりゃこりゃ。
「新・ウサギとカメ」の時代 (2004.01.14)

午前中、某TV局の番組ダイジェスト原稿執筆。今回の特集は広島経済界の重鎮たちの2004年予測で、原稿量は普段の倍以上になってしまった。それにしても居並ぶトップの口から「環境問題」に関するコメントが一言も発せられなかったのが気にかかる。景気回復も大事かもしれんが、「自然環境回復」「人間力回復」こそ最優先課題にすべきじゃないのだろうか。「勝ち組」「負け組」っちゅうコトバも聞いてて不快じゃ。
昔、誰かに聞いたのだが「ウサギとカメ」の話をある中国人の子供に読み聞かせしたところ、その子はこう言ったらしい。「どうしてカメさんは眠っているウサギさんを起こしてあげなかったの?」と。まったくもってその通り。ウサギとカメが互いに助け合い、手に手をとって笑いながら同時にゴールできたらどんなに素晴らしいか。無垢な子供は「競争」ではなく「協調」「協力」こそが、人間社会で一番大切であることを本能的に知っているのかも。

沖縄から帰ってきた久保から那覇の沖合い約10kmにある小さな環礁「ルカン礁」の映像データが送られてくる。まさにパ・ラ・ダ・イ・ス〜〜〜〜〜〜〜!!!俺らがかつて「パラダイス1」と名付けていた群島チィビシのN島が、観光レジャー業者に買い取られ無惨に蹂躙&シーカヤッカー立ち入り禁止されたことに強いショックを受けていただけに、ちょっと救われた気がした。こんなのが瀬戸内海にもあれば、、、、仕事なんか手に付くわけがない(笑)。

某駅前のマルチビジョンで放映するコンテンツ企画案を書きなぐる。アイデアが凄まじい奔流となってたちまちアタマがあっぷっぷ、文字打ちが間に合わん。ラジオもWEBTVもまったくド素人のまんま出発したけど、曲がりなりにも続いているのは、まぐれじゃないと信じたい。「ヤラセ」を拒否し続け、表もウラもなく本能だけで突っ走ってきた。昨日デンワで話してた作家&アーティストAKIRAさんがいつかのHP日記に書いていた「ぎぶあんどていく、じゃなく、ぎぶあんどぎぶ!」の精神にキョーレツなシンパシーを感じる。

某フリーペーパー編集スタッフから、寄稿依頼。「卒業」をお題に100字程度でCDを一枚紹介して欲しいとのこと。迷わずFar East Lounge「その男ヨシオ」をセレクト。セコイと言うなかれ、これをリリースしたことで俺は<音源無しミュージシャン>から卒業できたのだから。
完全生音ライブバンド、三好翁、貯金ゼロ円、、、 (2004.01.13)

某月刊タウン誌編集部へ、俺の番組「そるチュー」のPR原稿をメールで送る。

先日、神辺のライブハウス「ハイダウェイ」にて、演奏終了後にビデオで見た「アサイラム・ストリート・スパンカーズ」のDVDビデオを早速注文。このバンドの日本限定オリジナル編修CDを昨年買い、気に入って聴いてはいたが、ディキシージャズ、カントリー、ラグタイム、その他あれやこれやが混在する超多面的なバンド、どんな形式でライブやってるのかすごく興味があった。で、ライブビデオみたら海より深く納得。つまり、そのまんまなのである(笑)。ボーカルもくるくる入れ代わり、それぞれがそれぞれの個性(テクもすごい!)をてんでバラバラに放射。しかもPAを一切使用しない完全なアンプラグド。この見せ物小屋的猥雑さ、潔さ、愉しさ、、、、正直、俺もこんなふうにやれたら、と思った。電気がまったく使えない状態でもライブがやれるっちゅうのも今どきエライ事ではないか。
よし、やろう。梶山もツンチャンも手伝ってくれるだろう、つーか、そのままやれるじゃんよ(笑)。流川「ジャイブ」あたりで定期的に「NO PA DAY」あるいは「生絞り」と銘打って、完全生音ライブやりゃあ絶対面白そう。

ラジオのレギュラーコーナー「三好キヨタカのミュージックトラベル」が毎回楽しみになりつつある。作曲家三好キヨタカ氏、番組本番中、年齢を訊いてみると御歳71才。自分の会社の現役社長で一年の三分の一は出張。特許を数十種類持っており、引退しても安泰であろうに、「動くこと」がお好きなようだ。ちょっとトボけたコメントが秀逸。

リスナーからのメールで本日中国新聞夕刊に盟友AKIRA氏が載っていることを知る。AKIRAさんからのメールでは全国の地方新聞に正月掲載のハズだったのだが?!早速局内に転がっていた夕刊(7面)を覗き込むと、あった!しかもこれはちょっと、、、、、、ぎゃははははは!すごい!いや、ヒドイ!だって見出しが「明るく楽しく貧乏生活」で、さらにネコを抱き上げたKAIRAさんの写真の上にはでかでかと「貯金ゼロ円」とある。デフレ時代にはこうゆうライフスタイルの選択肢もあるのですよ、オカネなくとも心豊かに過ごすことはできるのですよ、という特集記事であることはじっくり読めばわかるが、一見するとまるで「さらし者」(笑)。家に帰って早速日光のAKIRAさんにデンワ。しばし話し込む。元気そうでなにより。昨年末の作家田口ランディさんとの南米旅行の際、俺がデザインしプレゼントした心体育道のTシャツを着て行ってくれたらしい。ランディさんも心体育道のロゴを気に入ってくれたみたい。今年はAKIRAさん、3冊も出版する予定とか。彼ほどの才能の持ち主はもっともっと脚光を浴びて当然のはずだ。俺はAKIRAさんをこれからも支持し続ける。というわけで、広島牡蠣を贈らせていただく。
コピーライター作法、ハイサイ沖縄 (2004.01.12)

AM10:00、ホテルをチェックアウト。松永バイパスに乗り、梶山との音楽談議に熱中していると、うっかり尾道を通り過ぎてしまい、作家I氏宅を訪ねることは断念。昼前には広島着。

本日は「成人の日」。全国各地の成人式会場で、一部のタワケモノどもがしょーもない騒ぎを起こしたようだ。一方、千葉かどこかの成人式は「ディズニーランド」が会場になったとか。ひたすらブキミである。名前を失念してしまったが歴史的に著明なある哲学者が「国の未来を知りたければ、その国の若者を見よ」との箴言を残している。世の中をナメきっている俺が言うのもなんだが、とにかくこの国はいっぺんブッ潰れたほうがいいかもしれん。若いモンも古いモンも、どうしてこうまで創造力、イマジネーションが欠落しているのだろうか。

某月刊タウン誌編集長からメールで「コピーライター作法」に関する2、3の質問状が寄せられる。コピーライターなる虚業中の虚業に従事して早12年。そのテの専門学校を出たわけでもなく、いきなり現場に放り出されたもんだから手探り足探り、試行錯誤の連続であった。経験値を元に、ある程度の方法論は話せると判断、あくまで個人的なものであることをことわっておいて、ちょっとばかしレクチャー。

夜、いつものように沖縄に行っている久保直樹から連日恒例のデンワによるハイサイレポート。着信表示名を見て、俺が「ハイサイハイサイ!」と電話口に出ると「ハイサーイ!ちょっと待っとれよ」と久保。替わって電話口に出たナゾの人物も「ハイサイハイサイ!」と叫び、その後怒濤のウチナー口(沖縄方言)でまくしたてられ、俺、パニくる(笑)。「だ、誰スか?」「グフフ、大城です」だははー、沖縄のシーカヤックショップ「漕店(そうてん)」店長の名物男、大城さんだ。
「今どこスか?」「うん、今、久保チャンと『憩い』で飲んでます」。<憩い>っちゅうのは俺の名曲「テビチ記念日」で歌っている、その、まさにテビチのうまい農連市場にある<おでん屋さん>のこと。俺はその店へ久保に連れて行ってもらったのだが、その久保も大城さんに連れて行ってもらったのが最初。おっと、2番の歌詞に出てくる民謡酒場「ナークニー」も大城さんの紹介だった。つまり、大城さんがいなければこの曲は出来ていない。
「小林サンが久保チャンに折り畳み自転車貸したりするから、沖縄ウロチョロされて困ってるさぁ!おかげで毎晩宴会さぁ!(爆笑)ところで『テビチ記念日』のCD聞いたよ。イイ曲です。沖縄でぜったいライブやってよ、やらなきゃダメよ!俺応援するから!」。サンシンの名手でもあるバリバリのウチナンチュー(沖縄人)に気に入ってもらえて感無量なり!つかの間でいい。俺の歌で人がハッピーになれるとしたら、こんなウレシイことはない。
神辺ハイダウェイ初見参 (2004.01.11)

チューピー梶山を拾って、2:00広島出発。高速道は使わず、R2をひた走り5:00福山駅裏の某ビジネスホテルにチェックイン。素泊まり4000円也。6:30、神辺のライブハウス「ハイダウェイ」着。何年か前、この店の前を通りかかったことがある。郊外の畑の中にぽつねんと佇むその姿、しかも場違いなラスタカラーに彩られていたりして、マスター兼ミュージシャンTOKU氏のイイ意味での偏屈ぶりがうかがえ、強く勇気づけられたものだ。ほどなく到着した女性デュオ「花夢音(カムオン)」と交互にリハーサル。今回のライブは、すべて彼女らの献身的なセッティングによるもので、ただただ感謝。一応、俺としてもできるだけのことはせねばならんと備後地区在住の友人知人数名に声をかけてみたところ、開演時間前に、尾道から作家のI夫妻、沼隈町から風俗大王こと黒木ソープマンが駆け付けてくれ、再び感謝感激。
8:30、まず花夢音から。ユリチャンのナチュラルスィートな歌声もさることながらハッチャン(かなりの巨乳にて梶山ウハウハ状態)のアイデア豊富なキーボードにも感心。いわゆる「うまい」キーボード奏者は何人か知っているが、彼女のツボを心得た絶妙なバッキングは希少。
休憩を挟んで9:30よりFar East Lounge登場。客席はほぼ埋まった状態。いつものようにガツン!と音の威嚇射撃。と、イキナリ1曲目から手拍子が!福山の聴衆は熱いと聞いてはいたが、確かに広島ではまず考えられんノリのよさ。俺のボルテージもイッキにトップにシフトし、熱く、そして時に和やかなひとときを分かち合えることができた。ちなみにセットリストは「もう一晩おまえと」>「カプチーノもう一杯」>「黒いストッキング」>「つかのまの天気雨」>「梶山ソロ」>「UMIKAJI〜海風〜」>「その男ヨシオ」>「星の波間に」>「夫婦蛸(ウケた!笑)」>「ひかりのうた」、花夢音とのセッションで「テビチ記念日」>「風に吹かれて」。セッションもうまくいった。この4人でなにかまた面白いことがやれそうな気配。
ライブ終了後、俺らを気に入ってくれた「おのみち音楽祭」実行委員のグループがCDを数枚買ってくれる。手ごたえのあった夜。AM1:00ホテルに戻り、ビールを買い込んでさっさと寝る!つもりであったのだが、テレビでやっていたヘンテコなアニメが妙に気になって見入ってしまう。
道場初稽古 (2004.01.10)

明日の福山(実際には神辺だが)ライブに備え、クルマのタイヤのエアチェック。どうも走りがニブイと思っていたら、やはりエアがかなりへたっていたようだ。
近場であっても、やはりツアーっちゅうもんはトキめくもんよ。どんな出合いがあるのかワクワクするわい。

夜は道場で初稽古。黒帯ばかり7人集まったので、相手を替えながら組み手を約15ラウンドこなす。攻める側は3割程度の力で、ということになっていたのだが、兄弟子数名は全力で攻撃してきたため、終わってみれば脚や腹部にアザ(笑)。今年も激しいことになりそうじゃわい。心体育道の中年は熱いゼェ!(俺はまだ青年だが?!)

稽古から帰れば、チクワブ小野寺と湘南オヤジこと石橋からデンワ。横浜伊勢佐木で二人でヘベレケになっているらしい。後半、いつものように小野寺、泣く(激笑)。
オフィスの引っ越し、タウン誌の取材 (2004.01.09)

朝っぱらから再びケイタイ鳴り止まず。俺の情報処理能力を完全に上回る怒濤のインフォメーションに、たちまちフリーズ。PCみたいにバージョンアップできないものか。

俺のオフィスは8Fと4Fに分割入居しておる。で、本日、俺のいる8Fから4Fへ数名がデスクを移動。俺がこのオフィスに世話になって11年。その間、富士見町>小町>国泰寺>中町など約6回の引っ越しを経験している。また、このような小規模の配置替えなどは10数回目。親方が引っ越し魔だからしゃーない。俺のデスクの下には何回か前の引っ越しの際に積めたまま開封していない段ボール箱があったりする(笑)。思うに、人生に必要なモノなんてあんまり多くないのではないか。退社まであと一月ちょい。この際、思いきって処分してしまってもいい。

旅の相棒、久保直樹が俺の超小型軽量折り畳み自転車「パナソニック・トレンクル7500」とともに飛行機に乗込み、昼前無事、沖縄着。きょうから5日間、最高気温20度前後のかの地をチャリでブラブラするのだ。実際、Tシャツで全然問題ないとのこと。5月あたりには俺もなんとか行きたいわい。ク〜、羨ましいったらありゃしない!

昼過ぎ、某月刊タウン誌編集部にて、Pステーション「そるそるチューズデイ」のパーソナリティとして取材を受ける。これまでの経歴をマジメに話しているうちに俺のアタマが混乱してくる(笑)。確かに俺にはいろんな顔があるけれど、決して「器用」で片付けられたくない、かといって「努力」とも違う。興味の対象に思いっきりブツかってきた、その集大成が俺を存在たらしめているだけ。深く考えてないのだ。ここらへんのニュアンスを人に説明するの難しい。
TKOの夜 (2004.01.08)

今週日曜に迫った、福岡に新しく出来る心体育道川邉道場の道場開きに間に合うよう、先生からの依頼で「道場ポスター」を印刷業社に発注。もともとのデザインは俺がアートディレクションをやり、デザイナーO君が見事にフィニッシュしてくれたB2サイズで、数年前俺が先生にプレゼントしたもの。今回は、下の方に刷り込んであった道場名を「川邉道場」に差し換えて出力&ラミネート加工。こうゆうカタチでも道場に関わることが出来るとは、入門当時夢にも思わなかった。たいへん名誉なことである。

オタマが「おなかがだいぶ大きくなった」という。「ちょっと横向きで立ってみなはれ」と俺。、、、、、おお、なるほど、確かにハラが出てきよる。オタマ、なんだかペンギンにそっくり也。この中にコタマが居て強烈なハートビートを奏でているのだな。女体とは、げに不思議なものである。男なんちゅうもんはチンコがブラ下がっているだけで精神も含め単純極まりない。コタマ殿、7月お目にかかれることを心より期待します(天皇陛下風口調で)。

夕方、某センター街マルチビジョンの運営をまかされている知人とちょっとした打ち合わせ。そのあと、さまざまな人物からラジオ出演依頼やらローカル雑誌の取材やらでケイタイ鳴りっぱなし。年一回あるかないかの凄まじさ。自宅に帰ってからも連続コール。疲労困憊。
ああ、憧れの、、、、、 (2004.01.07)

某レーベルにデモCDを郵送。彼らがどう評価するか知らないが、互いの条件が合えば、俺もエントリーさせてもらいたい。

フリーになる3月以降、仮に現オフィスとの契約業務のみをやるだけだとしたら、信じられないくらいヒマになることが発覚。この10年というもの、超音速過密スケジュールで生活してきたので、自由な時間が一度にドカッと増えた場合、どう過ごせばわからなくなってパニックに陥る可能性もある。忙しかったからこそ、一瞬一瞬凄まじい集中力が発揮できたのかもしれんし。そうならんよう今月から営業開始〜!ん、まてよ、「夢のスローライフ」を実践する契機でもあるわな、それなら悪くないわな、しばらくほっとくのもよかったりするわな、なんかワナワナするわな、、、、、それより没落人生へのワナだったりして?!
年賀メール&デンワ、ジャック・マイヨール自殺の真相 (2004.01.06)

昨夜はウチのオフィスの新年会で遅くまで飲みまくり。スタッフ20数名はおとなしくお人好しなヤツが多い。一番フザけているのがヒラの中で(一応チーフコピーライターではあるけど)年長者である俺じゃ。オカルト体験、沖縄話で激しく盛り上がる。
で、翌朝の本日、思いっきり遅刻(笑)。みんなは定刻に出社したみたい。エライのう、やはり俺は世の中ナメているのだろうか。

音楽ジャーナリストH氏から年賀メール。大晦日に行われた「宇田川オーバーヒートスペシャルカウントダウンライブ」をステージかぶりつきで撮影取材中、押し寄せるオーディエンスと鉄柵の間に挟まれて昏倒悶絶。それに気付いたロリータ某号が演奏を中断してくれなかったら、そのまま圧死していたかも、とのこと。Far East Loungeのフルアルバム&ライブ待ってます、とも。わずかずつではあるけれど、俺らの音楽をちゃんと評価してくれる人が増えてきているのが心底ウレシイ。

敬愛する北九州のシンガーソング遊び人、汀さんから年賀デンワ。3月からフリーランスで活動するけぇ北九州でライブもやりたい、と話すと「ケッ、ぬぁにがフリーランスなら。オマエは昔っから放し飼い状態じゃろーが!」と大笑いされてしまう。確かに(笑)。

2001年末、閉息潜水のパイオニア、ジャック・マイヨールが74才で自らの命を絶ったが、その真相が綴られた新刊「ジャック・マイヨール、イルカと海へ還る/講談社」を読み終えた。書いたのはジャックの兄、ピエール・マイヨール。ジャックが自殺の数年前から人間不信による極度の鬱状態に陥っていたことを初めて知った。肥田式強健術を考案した超人、肥田春充(明治16年〜昭和31年)とダブる。彼の場合は水も摂らない49日間の完全断食による「自死」で享年72才。肥田もまたその天才性、潔癖性、難解性ゆえ、周囲の理解が得られないことに孤独感を強めていったフシがある。「カモメのジョナサン」みたく、飽くなき求道心だけじゃ息が詰まってしまう。やっぱ人間、適度の不謹慎さと<ギャグ>を忘れちゃいかん。一途過ぎたジャックよ、安らかに。アナタが愛したオメガ・シーマスター、俺も腕に巻いてますゼ。

今年一発目のラジオ。スタジオDJジャックでゲストはテディクマ氏。「新春勝手に言いたい放談」と題し、イコマと3人でまさしく勝手なことをその場の思い付きで言い合う。
「足るを知る」 (2004.01.05)

一応仕事始め、っつーことになる。来月25日をもって現オフィスを抜けるにあたり、継続して受ける契約仕事の見積りをO君に試算してもらう。まだまだ数字にヨワイ俺。雑学王などと呼ばれることが多い(「トレビアの泉」なんか見ていてもちっともヘェ〜じゃねぇぜ。半分くらい知っとるわい)けど、興味のないことにはサッパリである。野球、サッカー、株、パチンコ(一度もやったことない)、マージャン、競輪競馬競艇などチンプンカンプンだ。
年末から整理していたオフィスのデスク周辺資料、まるで「小林図書館」とでも言いたくなるほど俺の本や雑誌で埋め尽くされていたが4割ほど片付いた。家に持って帰るつもりで積み上げていたひと塊の一番上にあった、ムツゴロウこと畑正憲「命に恋して」を何気なくめくっていると、氏の臨死体験が綴られている箇所で指が止まった。環境ファリシテイターとして全国を講演して回っている高木善之さんもそうだけど、臨死体験というものは人間の価値観を根本的に変容するきっかけになる場合が多いようだ。まずたいていの人が「死ぬことが恐くなくなった」という。自分が産まれてきた使命を思い出した、という人もいる。
命の不思議、、、、、その聖なるシステムの真の目的がわかれば、人は奪い合うことなく、騙し合うことなく、助け合い、分かち合って、つつましい中にも大いなる平安と至福を見出せるのかも知れない。俺もこれまでさまざまなジャンルに首を突っ込んできたが、これからは焦点を絞り込み深く掘り下げることに専念してみよう。というわけで、今年のテーマその一は「足るを知る」。
初ライブ (2004.01.04)

アルコール漬けの正月休みも本日をもって終了。ほろ酔い気分ながら、いろいろな意味で気分を刷新することが出来た。正月の特集TVで宇宙の起源とか、未来のシミュレーションとかやってたのを観たせいもあるだろうが、俺ら人類はホント、何処へ向かおうとしているのだろうね。国際紛争、テロの脅威、環境&エネルギー問題、経済激変、そして近いうち間違いなく迎えるであろうニッポン国の崩壊、、、、のんべんだらりと日々を生きるのではなく、俺には明確なビジョンが必要なのだ。
夜は流川ジャイブにてナカハラヒサロオ氏主催のロックイベントにソロで出演。持ち時間は15分、ウクレレ&ギターの<必殺二本差し>ではなく、久しぶりのギター一本で「走れアルマジロ」「つかのまの天気雨」「夫婦蛸(めおとだこ)」「ひかりのうた」をやる。演歌調の新曲「夫婦蛸」、笑いをとれると思ってやったのだが、意外にも「イイ歌じゃないっスか!」てなカンジで何人かにホメられちょっとがっかり(笑)。マジで受け止められても困るっつーの!
それにしてもヨガが完全に習慣になったせいかリハ無し発声練習無しでもいきなり声がレッドゾーンまで気持ちよ〜く吹き上がるようになった。少々体調が悪くてもカンケーねぇ。よしよし、この調子でガンガンいくで。
沖縄が呼んでます〜 (2004.01.03)

従兄弟のK也が玄米食べはじめて1年間でマイナス30kgの減量に成功した!もともと140kgあったこの超デブ男、現在まだ110kgあるとはいえ、俺は久しぶりに会って誰かわからなかった(笑)。まるで別人に見えたのだ。人間やれば出来るもんよ。
久保直樹宅で38スペシャルズの新年会。今年はまた沖縄に行こう、というハナシで盛り上がる。音楽を表現するうえで、もっとも大切なことのひとつを俺は沖縄から教えられた気がしている。さまざまなミュージシャンがいて、さまざまな音楽表現形態がある。俺にとってはジャンルなど、もうどうでもいいこと。なにかのジャンルに自分をカテゴライズすること自体「束縛」と感じる。やりたいようにやらせてもらいまひょ。
昔の名前で出ているけれど、、、 (2004.01.02)

気になっていた楽器をK楽器店が取り寄せてくれたので見に行く。廉価版で8万円程度。弾いてみると、音は悪くないのだがストロークが主体の俺には甚だ不向きであることが分かる。ホッと一安心、買わずに済みそうだわい。それよりテイラーのフレットを打ち変えることが先決ですな。
タワーレコードのポイントが貯まっていたので、DVDを買う。フェリーニの「オーケストラリハーハル」、俺の生涯ベスト10に入っている「バニシングポイント」、見そびれていた「ムーランルージュ」の3枚。帰って早速「バニシングポイント」を観る。ん??????作品自体は良く出来ているけど、高校生の頃、リバイバルで観たのとどうも違うのだ。昔観たときゃたしかモノクロだったはずなのだが、こちらは全編カラー。警察に追われる身となった主人公をカーラジオを通じてナビゲートする黒人DJ役もスティービーワンダーじゃない。FM局に押し入った白人に殴り倒される時の倒れ方が違う。昔のは殴られたDJがまさに棒っ切れのごとく床にまっすぐ伸びたのだ。エンディングの主人公のクラッシュシーンも違う気がする。今回買ったヤツ、71年作だけど、この前にもう一本あるのかも。誰か知ってるひといませんか?
「オーケストラリハーサル」はやっぱり傑作と思う。オーケストラ団員を、パートの楽器で性格診断する手法なんか、フェリーニの人間観察力の凄さをビンビンに感じる。
マリオカート、二卵生双生児 (2004.01.01)

実家に戻り、東京から帰省中の弟も交えて新年会。甥っこの直樹と「マリオカート」で対戦。このテのゲームに強いオタマはブッチギリの圧勝なれど、俺は8才の直樹にさっぱり歯が立たない。
夜、ミュージシャンF氏宅にて、恒例の新年会。ミュージシャンにしてキックボクサーのニシノブ氏と知り合う。田原男爵、源田氏らとバカ話で盛り上がる。それにしてもF氏の二卵生双生児のRとS、なんとすでに大学を卒業して就職してやがる。知り合った頃は幼稚園生だったのに!用意していたお年玉を引っ込める(笑)。
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