Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2004年03月の日記

初代春駒撮影会、、、 (2004.03.31)

介護サポートサービスの被介護者カードに貼る証明写真を撮ってほしいと、初代春駒ばあちゃんからお呼びがかかり、デジカメ持って参上。彼女、膝関節の具合が相当悪く歩くことすらままならぬ状態にて、千田町鷹野橋の自宅まで出張撮影となった次第。証明カード貼り付け部分に「上半身で無帽」と注意書きがあるのを読み、「上半身ゆうて、こりゃあ服脱いで写ったほうがええんかねぇ?」と、ばあちゃん。レントゲン写真じゃないっつーの(笑)。たしかにばあちゃん巨乳じゃけぇ、男性介護士は喜ぶかもしれん?!撮影終了後、いらんとゆーのに法外な撮影料を握らされる。40過ぎても孫は孫なのか。

家に戻ってデジカメをプリンターに接続し、プリント出力。実は、原稿出力は毎日やっているが、このプリンターで写真をプリントするのは初めて。はたして、出て来たブツは、、、、おおっ、ブラボー!トレビアン!ばあちゃん、これなら見合い写真にも使えちゃうぜ!がははは。

銀行にカネをおろしに行くと、どうしたことか前の会社からの入金がない。末締め末払いのハズ。もちろん受けた3月分の仕事の請求書は速達で送ってある。で、デンワで確認したらば、なんと、入金は5月15日になるとのこと。どうゆうこっちゃい!!、、、、ゴネてもしようがない。4月はちぃとばかしシンドイことになりそう。そのことをオタマに話すと「まぁ、なんとかなるよ」と日に日に迫り出すハラをさすりながら涼しい顔。ははっ、こりゃ一本とられてしまいました。
新作サングラス予約 (2004.03.30)

NYハーレム在住のサナエ・コジマ・ビショップ嬢、オーストラリア・シドニー大の南里しぇんしぇい、北九州の汀さん、東京の涼子ちゃんその他にFar East LoungeのCD発送。こんにちわ〜、こんにちわ〜、世界の〜国から〜。さぁさ皆さん、フルボリュームで聴いておくなさいよ!

コレクターというわけではないが、サングラスはけっこう好きでレイバンだけでも6つ持っている。で、先日SATYで発見し、気になっていたレイバンの新作を予約。

数日前に注文していた「スタンプ」完成。住所、氏名、URLなどが彫られた業務用。これでバンバン請求書送りまくるど。じゃんじゃん仕事持って来〜い!

本日のラジオ、レギュラ−コ−ナ−以外ゲストなし。曲を多めにかける。放送終了後、局のビルを出るとN君が待っていた。今度の日曜日に縮景園で行なわれる観桜茶会の茶券をわざわざ持って来てくれたのだ。男で茶道とは、なかなかカッコイイじゃん。N君サンキュー。
駄犬ノリ、逝く。 (2004.03.29)

実家で飼っていた雑種犬、ノリが逝った。二週間ほど前、動けないほど衰弱したため安佐南区の某動物病院に入院させたところ、臓器に癌が見つかった。それを除去すればかなり高い確率で元気になるといわれ、手術を明日に控えていたのだが、本日午前中に容態が悪化し、そのまま。もちろん病院側に落ち度はない。12歳という年齢を考えれば老衰に近い。
ノリの生涯は俺のコピーライターの歴史そのものである。コピーライターとして就職した最初のデザイン事務所で、社長が初詣の帰り道に拾ってきた子犬のうちの一匹を俺がもらい受け、新婚ホヤホヤの妹夫婦にプレゼントしたのだ。当時、妹夫婦は安佐南区の広い庭付きの一戸建てに住んでいたので犬を飼うことになんら支障はなかった。ところがどっこい、妹夫婦はその2年後に離婚(爆笑)、妹とともにノリも実家にやってきた。ノリにはハスキー犬の血が混じっており、一見精悍な顔つきながら、性格は飼い主(妹)に似てとんでもなくマヌケ。横腹にも乳牛のような大きな斑があって情けない。それでもムダ吠えせず、誰にでもなつく、かわいい犬だった。

いつだったか、テレビで「ブルース犬」というのを見た。アメリカ在住某ブルースシンガーの飼っている犬が、ご主人のハーモニカ&ブルースギターの演奏に合わせて「ウォウオオウォ〜」てな感じで情感たっぷりに歌ってみせるのである。感動した俺はさっそくギターとハーモニカを演奏しながら犬小屋に迫り、寝ているヤツをたたき起こしてセッション。そしたら、なんと、あのテレビで見たのとソックリ同じように「ウォウォウオオオ〜」と一層アホ丸出しで歌うではないか。やった、テレビに出られる!と思ったのもつかの間、飽きっぽさも飼い主譲りなのか、数日経つと俺がどんなにギター弾けどハーモニカ吹きまくれど、流し目くれたままピクリとも反応しやがらねぇでやんの(笑)。

また、こんなこともあった。ノリは何年か前にウチを脱走したことがあるのだが、俺が町内を捜索しておると向こうからひょっこひょっこと足取りも軽やかに、しかもかなり満ち足りた面持ちで我が家へ向かうノリとバッタリ。ヤツは俺に気付くとまるでマンガのように「ギクッ!!」と驚き、シュンとうなだれてトボトボとこちらへ。俺が首根っこを掴んで一発ゲンコツを見舞ってやろうとすると「ひぇっ、おゆるしを!」みたいに首を竦めたものだ。とにかく表情が豊かなのだ。

午後、犬用の段ボール製棺に入れられて動物病院から戻って来たノリは、なんだかまだ生きているようだった。犬は目を開いたまま死ぬことが多いとか。そのせいか、呼び掛けたらムックリ起き上がりそうだ。妹が花で体を飾ってやり、それを俺がデジカメで数枚撮影。おい、ノリよ、なかなか幸せな生涯だったんじゃないか?
食って寝て散歩するだけの、芸ナシ犬、ノリ。オマエは実に素直でいい犬だった。俺はオマエの無能ぶりを見る度、初心に帰れた。謙虚でいられたよ。あの世でも元気に駆け回れよ。そしてもし、竹本さんに会ったら遊んでもらえ。

春爛漫! (2004.03.28)

オーケストラリハーサルのため、朝イチでオタマを広島音楽高校へ。そのあと、ギブソンJ50を持って喫茶こばやしスタジオで思いっきり弾きまくる。音量はたいしてないけど、草原を渡る涼風のような響き、それはまさにギブソンそのもの。ペグを交換するだけで音は変わると聞いていたけど、ここまでとは。お次はローランドの100Wアコースティックアンプに差し込んでピックアップ「サンライズ」のテスト。おおっ、これまたワイルド!ニール・ヤングが弾くマーチンD28みたいじゃん。よしよし!

そんなわけで、元安橋東詰め(本通り西詰め)の川土手ライブ「水辺のコンサート」にはこのギターで出演。「水辺のコンサート」っちゅうのは、今年から毎週土日の午後に催されている野外音楽イベントで、広島市から運営を依託されたNPO法人「公共空間活用推進プロジェクト」が仕切っている。先月、やはりFar East Loungeで出演させてもらった「千田わっしょい祭」を見たスタッフからのオファーで、今回の出演となった。久しぶりの快晴&花見見物客と相まって、観客は300人を突破。もちろん最高記録。セットリストは「もう一晩おまえと」>「カプチーノもう一杯」>「夫婦蛸」>「テビチ記念日」>「その男ヨシオ」>「ひかりのうた」。客のリアクションも良好。なにしろ、真正面で酔いつぶれてユニークなヤジを飛ばしていた初老のオトッツァンが「ヨシオ」を聴いてシュンとなったぐらい(笑)。やっぱり俺らを知らない大勢の人の前で演奏するのはスリリングで刺激がある。予定調和など望むべくもない。全身が神経のカタマリと化す。春の陽気に後押しされて俺らのリズムも疾りまくり(笑)。

ギブソンがよかったかどうかは不明。モニターからの返りはジャリジャリでヒドかったが、出音はまぁまぁだった気がする。それと、予想通りではあるが弦高が高すぎるためバレーコードが押さえにくかった。そのまま徒歩3分のK楽器店に持って行き、サドルを削ってもらって問題解消。これからはちょくちょく使ってみよう。安全策ばかりではなく、たまに冒険しなけりゃ発見もない。一日一無理。一年続けりゃ三百六十五無理。失敗を恐れずにやるべし。アイデアもいろいろ沸いて来ている。

夜、顔面がヒリヒリ痛む。日焼けしたようだ。もう春本番。
ギブソン復活?! (2004.03.27)

午前中、K楽器店へJ50を持っていく。サンライズのピックアップのみ取り付けしてもらう予定だったが、O店長の根強いオススメ(笑)で、潰れかけていたエンドピン、ヨレヨレにネジ曲がっていたペグ(まともにチューニングできない)も交換することになる。計10000円。

昼からデナイナーK氏と大芝にある新規クライアント事務所を訪ね、打ち合わせ。話がはずみ、夕方までかかってしまう。クライアントのO氏、ダイアモンド商の傍ら、新しく「キリム」というトルコ原産のカーペット状の布を扱い始めていおり、その商品紹介のHPを立ち上げたいとのこと。海外旅行経験が豊富で、なかなかに興味深い話が聞けた。

K楽器店の閉店時間ギリギリセーフで改造の終わったJ50を受け取りに行く。ペグを交換しただけでかなり鳴りが透き通ってきた感じ。しかし、今度は弦高が気になり始めた。あちらを立てればこちらが立たず。なかなかうまくいきませんですな。
請求書Go!Go!、、、ギブソンの帰還、、、 (2004.03.26)

オタマのはなしでは、昨夜ヘベレケで帰った俺は服脱いでハダカ踊りを披露したあと、毛抜きでチチ毛を引っこ抜いてオタマに「はい、どうぞ」などとやらかしたらしい。う〜ん、部分的にしか覚えていない。

フリーになって初めての請求書を2社分書く。コピーライター料はアバウトなもんで、会社にいた頃は「いくらで請求しようかなぁ、15万?いや、やっぱ20万にしとこう」みたいに「その時の気分」で決めていた。これからは、、、どうしようか(笑)。

ナカハラヒサロオ氏がギブソンJ50を返してくれた。明日K楽器店へ持っていき、サンライズ社のピックアップを装着してもらうつもり。見た目のインパクトは大きいと思う。音もガシャガシャと硬派な男っぽいカンジに仕上がってくれるハズ。間に合えば、今度の日曜日に元安橋の袂で行なわれる「水辺のコンサート」で使ってみたい。しかしまぁ、ギブソンちゅうヤツはどうしてこんなにも作りが大雑把なのか。このギターもあと5年ぐらいしか持たない気がする。
酒宴の夜は、もちょくれて、、、 (2004.03.25)

三寒四温とはよくいったもので、昨日の暖かさとは一転、うすら寒い一日。寒〜!!っちゅうのより「うすら寒い」ほうがなんとなくツライ感じしません?

某TV局の番組の放送ダイジェスト原稿を打っていて時々困ることがある。著明なコメンテイターK氏の語尾がゴニョゴニョと聞き取りにくいのだ。この感じ「もつれる」「こんがらがる」「まくれる」がいっしょくたになったイメージ。そこで「もちょくれる」という春駒オリジナル新語を思い付いた。「昨日は酒飲み過ぎてアタマがもちょくれとる」「その提案、ちょっともちょくれ過ぎじゃないか?」てな具合に使用したい。

夕方、人間世界遺産登録の田原男爵と飲みに出る。フリーランスとなった俺のお祝をしてくれるらしい。で、八丁堀で待ち合わせ、中の棚へ向かうが、彼、目指す小料理屋がわからない(笑)。「確かにここにあったハズなんじゃがのう、、、」ケイタイで場所を聞きながら中の棚を彷徨うこと20分、やっとこさ発見。おいおい、最初の場所と全然違うじゃんか(笑)。和服の美女がひとりでやっている小さな店で、客は男ばっかし。なるほど、田原男爵がオススメするだけあって安くてウマイ。この男、記憶力はひどいが舌だけは信用できる。途中、やはりこの店の常連である源田さんも合流し愉しい酒宴となる。最後はヘベレケ。どうもごっつぁんでした〜。もちょくれながら帰宅。
波野ノリスケとの一騎討ち! (2004.03.24)

午前中、ジーニアス沖井とエネコム(メガエッグ)へ。俺がディレクターとナビゲーターを担当しているWEBTV「ゴク楽生活委員会」が、3月いっぱいで一応契約切れとなるにあたっての更新検討会。結果、続投決定。内容を評価してもらえたことに感謝。

PM3時に、中区の某ビデオ制作会社へ。いよいよ心体育道の新作DVDビデオのナレーション録りである。スタジオは一応2時間程おさえてあり、もし2時間で足らなければそのつど延長。当然料金も加算される。全36分に及ぶ映像のナレーションなんて未体験ゾーン。何年か前、クレーン車のプロモーションビデオ(約10分モノ)をやったことはあるが、その時も収録に1時間ぐらいかかった記憶がある。だいたい15秒のCFナレーション録りでも30分かかることもあるくらいだ。ヘタしたら4、5時間かかるかも?いや、速効でカタをつけたい。また、先生によると心体育道が過去にリリースした数本のビデオのナレーションは、なんと、あの「サザエさん」でお馴染み、波野ノリスケさん役の声優さんとか。ますます負けられん!(笑)、、、、で、俺は今日に備えて約一週間毎日みっちり平均3時間、原稿読みのトレーニングを続けてきた。特に今回は武道の術理解説だから、ただでさえナレーション泣かせの発音しにくい堅い言葉づかいが多い。
「試合重視の練習を続けてきた廣原であるが、芦原秀幸の指示により、今後の試合出場を断念。以来、秘密裏に生徒を試合に出場させることとなる」「尚、呼吸法においても、動作開始の際は意識的な呼吸でもよいが、徐々に徐々に、無意識的呼吸へと高め、無意識的動作と一体化させる」、、、、こんなのが延々続くのである。舌がもつれないよう口の開きをオーバーモーションでやりながら繰り返し読み進むうち、顎や頬がついに痙攣(笑)。それでもかなりスラスラ言えるようになり、満を持してのスタジオ入りである。結局、ほとんど一発OKでサウンドチェックも含めて1時間半でフィニッシュ。途中から立ち会っておられた廣原先生からも「ええ仕事するねぇ!」とおホメの言葉。やれやれ、なんとか大役を果たせたか。これでやっと来週から映像に音声をかぶせる編集作業に取りかかれる。いい経験をさせてもらいました。
ナカハラ伝説再び、、、 (2004.03.23)

午前中、ラジオの選曲、情報の整理。イコマユカとデンワで、新規の合同プロジェクトを立ち上げるための打ち合わせ。広告代理店を通さない直受けシステムで、ホンマに面白いことをどんどんやらかしたい。

ブルース・リーをはじめとする格闘家武道家研究の著作で知られる松宮康生氏に、デザイナーMクンが作ってくれた心体育道DVDパッケージデザイン案の出力を速達で郵送。数カ月後に発刊となる新しい本に、師匠、廣原先生が載せられることになっており、近日発売予定のDVDもあわせて紹介したいとのこと。しかし今回のDVD、企画、出演、撮影、音楽、ナレーション、編集、パッケージデザインなど、すべてメイドイン広島。っつーことで残るは俺のナレーション入れのみ。マジでヤバイ(笑)。明日、市内某ビデオ制作会社にて収録予定。

本日のラジオ、ゲストはチューピーこと梶山シュウ。が、本番前またしても奇妙なトラブル。先週「泥酔事件」でナカハラヒサロオ氏が今後のラジオ出演自粛を表明。俺もそれを受け入れ、3週続けて特集する予定であったナカハラさん主催のイベント告知も2週目の先週の放送で打ち切り、、、、のハズが、ゲストがぽつねんと来ているのである(笑)。ナカハラさんはさすがに来ていないけど、「一緒にラジオ出てしゃべろうよ」と彼が誘ったゲスト氏は、ナント、特集コーナーがカットされたのを知らされていないのだ(爆笑)。ナカハラ伝説に新しい1ページが加わった。ゲスト氏に罪はない。で、急きょゲスト枠を設定して(放送5分前)出演していただく。

ラジオ終了後、三宅伸治ソロライブを聴きに「ジャイブ」へ。これで彼のライブは3度目。前回もよかったが、今夜の出来はサイコーであった。アンコールも5回!う〜ん、過去10年間足を運んだライブでダントツのベスト1。ところで三宅氏、本日も数本のギターをとっかえひっかえ弾きまくっていたけど、アコースティックはギブソンJ50でナントカいうメーカーのピックアップを装着。エエ音するのよこれが。よっしゃ、俺もこれでいこう。ナカハラヒサロオ氏に無期限で貸し出していたギブソンJ50(最近ライブでよく使っているらしい)を返してもらい、実家に転がっていた三宅氏のと同じピックアップを装着したる。ナカハラさんにもこれでお仕置きできる(笑)。
デンワ攻め、、、 (2004.03.22)

執筆。デンワ鳴る。執筆。FAX来る。再びデンワ鳴る。デンワかける。またデンワ鳴る。受話器と間違えてテレビのリモコンを耳に当て「はい小林です」と、やってしまう。メールで某デザイン事務所へ月刊誌の原稿送る。執筆。用件思い出しデンワかける。FAXで某広告代理店へネーミング案送る。執筆。デンワ&ケイタイ同時に鳴る。FAX送る。執筆。今度はケイタイだけ鳴る、、、、こんなのが昼過ぎまで延々繰り返される(笑)。そんなこんなで出来上った仕事のひとつが、明後日水曜日の中国新聞朝刊に掲載される。某映画館(中四国最大のシネコン)の全5段(紙面の三分の一サイズ)記事体広告。何面に載るのか知らないけど、取材したその日の夕方に原稿をアップした俺も、それを翌朝にレイアウトして送ってきたKデザイナーもなかなかすごい。どんどん仕事持ってこ〜い。早い、ウマイ、安いの三拍子、いや、「安い」じゃなく、できればちょっと高めの料金でいかせてもらいたい?!

夕方、某新規OPENショップのオフィシャルHP企画案を持って、本通りスタバにてデザイナーK氏、アメリカ帰りのWEBデザイナーO嬢と打ち合わせ。面白いことができそう。結局2時間近く話し込む。

20年近い付き合いのある友人Jさんが、先週、心体育道道場見学に行き、入門を決意。これで俺の紹介で入門するのは4人目。いいものはひとりじめするのじゃなく、皆とわかちあいたい。女性や高齢者でも無理なく稽古できるし、やればやる程面白くなる。
トミ藤山さんとの一夜、、、友人の通夜、、、 (2004.03.21)

一昨日の「ゴッドおばば」こと、トミ藤山氏のこと、なんとか文章化を試みたいのだが、いまだにただスゴかった、としか言い様が無い。一度見たら忘れられない阿弥陀如来的笑顔。いや、彼女に比べれば俺などアタマに金輪っかをハメられる前の孫悟空である。きんと雲に飛び乗って10万里をイッキに駆け抜けたつもりが阿弥陀如来の手のひらの上であった、てな具合。フェンダーテレキャスの弾き語り、超絶テク。地鳴りのような重低音ボイスを活かしたブルースで脳髄をシェイクしたかと思えば、一転して天上の大伽藍にかけ昇る軽やか〜なヨーデルワンダーランド(アルプスの少女ハイジも歌ってくれた!感涙)。これ、満山桜花にして、春日穏やかに香るがごとし。そして「ひとりかしまし娘」とでもいいたくなるほどの絢爛洒脱な漫談調マシンガントーク、、、、あううっ、俺の自慢の如意棒も「三こすり半」でたちまちシゴキだされて極楽ヒロホレ気分。「歌のお友達ゲスト」ということで俺と梶山(俺が悟空ならヤツは沙悟浄か)もステージに引っ張りあげられ、それぞれ1曲披露。「飲んだら歌わない」を信条としている俺であるが、阿弥陀如来様の御所望を断れようはずもない。案の定、声が全然コントロールできず(ちなみにこの時ビールジョッキ2杯。俺のように飲んでスグ顔が真っ赤になるタイプは、声帯も過度に充血し咽を塞いでしまうということを最近知った)。ライブ終了後は、彼女に引きずられるように打ち上げに強制参加(笑)。彼女のテンション、まったく衰える気配無し、どころか、ますますヒートアップ。トミさん、参りました、ギブアップです。世界最強の64才(あ、言ってしまった!)なり。別れ際、再会を約束しあう。NYのサナエチャン、紹介してくれてありがと。

ところで本日は日曜日であるハズである。しかし、曜日の感覚が完全に喪失したらしい。朝っぱらから今日中にあげねばならん仕事のリストアップ。しかし、結局手に付かない、、、



夕方、某葬儀場にて「友人のTさん」こと、竹本節子さん(ラジオネーム:道を塞ぐ岩)の通夜に参列。享年57歳。御遺族の了承なく、彼女のことをここでついに実名で語る無礼を赦して欲しい。先月の流川「ジャイブ」にてギター一本で歌った「Positive」は、癌と闘う彼女を勇気づけるつもりで作ったもの。ほんの数週間前まで、火曜日夕方になると「ラジオ、ラジオ!」と、急にシャンとして病床で俺の番組をニコニコと聴いてくれていたのを遺族の方から教えられた。そして、最後に俺が見舞いに行った今月7日、俺の呼び掛けに昏睡状態だったはずの彼女が意識を取り戻し、俺の名をつぶやきながら手を差し伸ばしてくれたのは奇跡に近いことだったとも。
通夜の法要が終わり席を立って帰ろうとすると、中年の見知らぬご夫婦から話し掛けられた。
「失礼ですが、ラジオの小林一彦さんですか?」
「ええ、そうですが、、」
「最後の最後までラジオで節子さんを応援してくださってありがとう、、、」
彼女の事だから、知人友人をつかまえては「火曜日にお友だちの彦チャン(俺のこと)がラジオやりよるけぇ聴いてあげて!」とふれ廻っていたに違いない。彼らもそれで俺を知っているのだ。
FAXを送ろうにもペンを握れなくなってからも、俺はあたかも彼女がリクエストを送ってくれたかのようにコメントしながら、彼女が好きそうな曲を選んでほぼ毎週流し続けた。同時に「この曲聴いて、ほんとうはもう眠ってしまいたいのに無理して頑張らせてかえって苦しませてしもうたらどうしよう」などと勝手なことも考え、思い悩みながら。
やっぱり早すぎるで、竹本さん。ライブシーンに復活した俺のライブを一度でいいから生で聴かせたかったです。どうか、安らかに。でも、これからも竹本さんからのリクエスト受け付けるけぇね。聴いとってね。
イラク攻撃一周年、、、ソウルメイト旅立つ、、、 (2004.03.20)

目覚めると、、、こ、こらあっ!雨降っとるじゃないかぁ!昨日の予報では晴れだったのに、さすがチューピー梶山、雨男効果健在である。などと感心している場合じゃない。なんとか昼までには降り止んでくれい。きょうはどうしてもヤリたい。原爆ドーム正面でのライブ、イラク攻撃開始一周年記念反戦平和アピール集会である。ドームからわずか数十メートルの西向寺墓地に眠る祖父、濱本ヨシオに俺の生声&「その男ヨシオ」を聴かせるチャンスなのだ。雨天の場合はライブ中止なのだ。ええい、ジイチャンもあの世で酒ばっかり呑んでないで(大酒豪だった)俺に力貸さんかい!と、願いが天に通じたのか、ほどなく雨があがり空も少し明るさを増してくる。よし、いくど!やるど!歌うど!どっどど、どどうど、どどうど、どどう、気分は「風の又三郎」じゃい!いかん、俺が力んでいいライブがやれたためしがない。落ち着け。深呼吸しろ。腕を回せ。アキレス腱伸ばせ。小さい前ならえ!、、、、ダイジョーブか俺。

そんなこんなで12時前に原爆ドーム着。簡単にサウンドチェックを済まし、1時からのコンサート開始を待つ。最初、俺らの出番は1時10分からの15分だったのが、主催者の計らいで後半に移動。持ち時間も5分プラスの20分に。入れ代わり立ち代わり、出演アーティストのパフォーマンスを後ろのほうで梶山、ツンチャンと3人でボサーッと眺めているとイキナリ司会者が「次はFar East Loungeの皆さんです!」と言ったのでビックリ。リラックスし過ぎだっつーの。
あたふたとステージに駆け上がる中年ロッカーズ。セッティングの時間がタイムロスとなり、4曲やるつもりが3曲に。ダッセェ〜(笑)。セットリストは「カプチーノもう一杯」>「その男ヨシオ」>「ひかりのうた」。曲を絞ったことで結局グッと引き締まったいい演奏になった気がする。「ヨシオ」はマジ、感無量だった。ジイチャンだけでなく、原爆で逝った霊が背後から暖かく俺を見守ってくれているような気持ちに包まれ、勝手に恍惚となった。「ひかりのうた」はサビ部分を少し反戦集会用に改良。最後の曲のエンディングでギターのネックを天に向かって突き刺した時、ヘッドに刻まれた「Ovation」のロゴが後ろから差し込むわずかな陽光を反射してキラリ、ハッとして後ろを振り返った。いつの間にかのぞき始めた晴れ間を背に、黒々と聳える原爆ドーム、、、、、、ジイチャンよ、ちゃんと見とってくれたかいや?集会参加者千数百人にとりあえず聴いてもらったぞい。

演奏終了後、会場をウロウロしていると、うれしいことに「CD売ってください」と、何人かに呼び止められる。
今回のイベントに出演できたこともまた、奇跡的な円環によって成り立っている。ブッとんだ仮装ファッションで会場を大いに沸せた奥田まおさん、いさじしょうこさん、平木薫さんの3女傑をはじめ、スタッフの皆さん、ホンマありがとうございました。憎しみの連鎖を断ち切る「聖なる思い」が、世界を覆い尽くすのを願って、俺も微力ながらお手伝いさせてもらいますよん。まったくヒロシマは巨大SC新規OPENだのリニューアルだので浮き足だっている連中ばかりではない。無関心こそが怖いのだ。おっと、平木さんからの指摘で、「3.13日付屈折日報」一部修正。「ひろしま生協が牛乳をすべてビン入りで販売ウンヌン〜」の記述をしているが、それは生協ではなく「グリーンコープ生活協同組合ひろしま」の間違いでありました。お詫びして訂正しま〜す。買い物するならグリーンコープでキマリ!だって平木さんがいるんだも〜ん(笑)。ただし仮装はしていません?!

ところで、親友であるTさんが逝去したことを、午前中、彼女の長女からの留守電で知った。昨日のことだったそうだ。信じない人がいるのを承知で言わせてもらう。俺は今も彼女の声をありありと聴くことができる。脳内に直接響いてくる声だ。彼女は俺より十いくつ年上。血のつながりもないし、もちろん恋愛関係があったわけでもない。20代後半、当時努めていた医師会監査センターでの同僚にして本仲間(本を貸し借りする仲)、そして俺の歌の熱烈なファンに過ぎなかったのだが、不思議なことに、人生の局面で必ず彼女は登場し、重要なメッセージを託すのだ。それをいちいち書き連ねることは不可能。「人の姿を借りた天使ではないのか?」そう思ったことも一度や二度ではない。そんなこともあって、彼女が逝ってしまったことを、まだうまく受け入れられないでいる。明日、通夜。
還暦過ぎのハイジが歌えば、極楽浄土のドアが開く、、、 (2004.03.19)

朝イチで市内某ファミレスにて、食料品メーカー代表と打ち合わせ。昼からは某広告代理店営業氏と打ち合わせ。今週アタマから取り掛かっている新聞記事体広告も最終チェック段階。イイ流れに乗れているカンジ。

夜、天満町のインターネットカフェ(というよりインターネットがあるフツーのカフェ)「@nima」にて、トミ藤山さんのライブ。そのキョ−レツ過ぎる“初体験”を今すぐレポートするのは困難である。頭を冷やすため一日時間をいただきたい。いや、2、3日は必要か?!

オフクロの味、、、 (2004.03.18)

オタマが「いっぺん喫茶こばやしの定食を食べてみたい」と言うのでリクエストにおこたえする。考えてみりゃ、オフクロの味がそのまま店に出されているわけだ。悪くないです。

昼過ぎ、社会保険継続申請に関わる手続きの講習で社会福祉会館へ。しかしまぁ、保険じゃの国民年金じゃの、なんやかやふんだくられる。講習に参加した人は50人ほど。継続手続きだから、全員退職者。なかにはリストラ組が相当いるに違いない。だって皆さんヤケに表情暗いんじゃもん。

俺がフリーになったのを知った某広告代理店営業マンからデンワ。御指名いただき感謝。明日、一応話を聞きにいくことにする。
俺もプリンターもオーバーヒート?! (2004.03.17)

朝っぱらからデンワ攻勢。おまけにプリンターがフリーズ。すぐ、コイツを買った大手家電販売店Dへ連絡。しかし、担当者といくら話しても「それはおかしいですね」というだけでラチがあかん。おかしいからデンワしとんじゃぞ!仕事で急を要するんだからさっさとウチに来て修理してくれ、といっても「はぁ、それがですね」と反応鈍い。なんじゃい、あんだけTVCFで「故障の際はただちに駆け付けます!」と調子よく宣伝しとるじゃないか。「今日スグというわけにはいきません」とはどういうこっちゃい?!ようし、そっちがそのような態度をとるのであれば、こっちにも考えがある。というワケでこのテのトラブルに詳しそうな友人にデンワしまくる(笑)。でもやっぱりダメ。心を沈め、息を整え、もう一度初歩的な設定から再度チェック。と、極めて幼稚な失態でプリントアウトできなかったことが判明。修復に昼までかかった俺はアホに近い。

俺が書き上げた取材文をデザイナーK氏が手際よく組んでくれた。取材した翌日にフル原稿のカンプを仕上げるなんざぁ、俺らもかなりヤルではないか。某新聞社担当者にさっそくチェックしてもらう。好感度にて胸を撫で下ろす。

夕方は某ソウルバーにてWEBTVの取材。広島を代表するDJ4名に集まってもらい、いろいろ面白いハナシが聞けた。コーディネイトをやってくれたソウルDJテディクマ氏、サンキュー!!

あえて書かなかったが、昨日のラジオでちょっと不快なことがあった。ロックミュージシャンのゲストで約1名、泥酔者あり。トーク不能。こうゆうのすごくツライ。時々アウトローを気取っているヤツが「恥のかき捨て」「言ったもん勝ち」的にワザと放送禁止用語を口にするケースとも何度か出会った。本人は「伝説」でも作ったつもりなんだろうが勘違いしないでもらいたい。俺がやっている番組は厳密に言えば「俺の番組」ではない。俺はただのナビゲーター、エスコート役にすぎん。番組はリスナー皆のもの。少しでもマシな放送にすべく、仕込みに相当な労力を注ぎ込んでいるつもり。ゲストには限りある時間の中で目一杯告知or自己PRをしてもらいたくて最大限便宜を図ってきた。が、それが認識できない人もいる。今日、某ロックミュージシャンのBBSで見逃すことの出来ない文章に出会った。彼は昨日の俺の番組での「泥酔事件」を得意げに(?)語っているように感じた。それも放送事故が起こる危険性を知ったうえで。これでイイのだ、と思われちゃかなわん。レスで厳重に抗議する。
10年ぶりの、、、 (2004.03.16)

朝9時、府中町キリンビール跡地に近日誕生する某巨大SCへ。確かにデカイ。地上4階の全フロアーをくまなく周回すると軽く2kmはあるらしい。OPEN前のため、どこから入ればいいのかわからないので中央の「タワー」前で某新聞社担当者T氏にデンワ。
「コバヤシです。今現地に到着したんですが、入り口がわからなくて」
「あ、そうなの。俺も今着いたんだけどさぁ、でっかいタワーが正面に立っているのが見えるかな?そこで待ってるから」
「え?ボクもタワーの下ですよ」
「、、、、、、、」
振り向けば10メートルも離れていない場所にT氏。糸デンワじゃないっつーの(笑)。二人して従業員通用口をようやっと探し当て、4Fの某シネコン事務所へマネージャー氏を訪ねる。今回の仕事、新聞記事体広告なのだが、インタビュー記事を書くのは久しぶり。思えばコピーライター駆け出しの頃、エグゼクティブ専門のインタビュアー&ゴーストライターを一年間やったことがある。当時は「エライ人に会うんだから絶対ネクタイ着用!」などと代理店担当者からシツコク念押しされたっけなぁ。でも今日の俺は革ジャン、耳にはピアス、名刺なんかド派手なイタリアンレッドじゃぞ。肩書きも「Far East Lounge」とだけ。なんの仕事かさっぱり不明(笑)。失礼を覚悟の上での振る舞いではない。時代は変わったのだし、なにより仕事の内容で俺という存在を強くアピールできるという自信がある。

取材後、直ちにオフィス(平たくいえば自宅)へ戻り猛然と執筆開始。2時間でフィニッシュ。明日水曜日の午前中いっぱいまでかかるかもしれんと焦っていたのに、カンが全くニブってないので一安心。クライアントが記事を気に入ってくれるといいのだが。
休む間もなくラジオの放送内容をまとめ、局に滑り込みセーフ。ゲストは3組で計10名(!)。伝えたい内容が多く何度かアタマがバーストしそうになるけど、なんとか乗り切る。ゲストのおかげで楽しい放送になったと思う。ありがとう。
ところで明日も仕上げにゃならん原稿が数本あるし、夜には取材も入っている。しばらくトライアスロン状態が続きそう。とことんやったるゼ、ぐぉー!!
ヒートアップ。 (2004.03.15)

一年以上、毎週水曜日にやっていた某TV番組ダイジェスト原稿を今日午前中に仕上げる。繰り上げスケジュールで攻めないとこの一週間を乗り越えることができんと判断したためだが、考えてみりゃ、別に水曜日にやらないといけない仕事でもないことがわかった(笑)。げに、習慣というものは恐ろしい。これからはレギュラーの仕事もできるだけ早めに片付けてしまおう。

デンワが一日中鳴りっぱなし。事務所らしくなってきた。ときどき「ありゃ?自分で仕切っちゃってエエんかい?」などと戸惑うこともあるが、イイのである。自分の裁量で動いても問題ないはずだ。
鼻も身辺もムズムズ、、、 (2004.03.14)

退社してまだ一ヵ月も経っていないと言うのに、退社直前当たりから「事件」が途切れることなく頻発している。親友だと思っていたヤツがパクられた際、俺の名を名乗って罪を逃れようとした「氏名詐称」事件、アジア最高のロックアーティスト山口洋氏との出会い、コタマの性別判明、歯科医への直談判による治療費全額奪還、NYハーレム在住のセニョリータ・サナエからのメールで始まったミュージシャン達の不思議な円環、、、うまく流れに乗っている時、身の回りに起こる出来事のひとつひとつが案内役となり、次々と共事性を呼び込んで新しい可能性に満ちたフィールドへ誘うであろう、、、なにかの本で読んだのだが、これらの事件に何がしかの「示唆」を確かに感じている。2001年、始めて沖縄の地に踏み込んだ時、もうひとりの俺が覚醒した。それまで俺は半分でしか生きていなかったことを知った。そして今。それでもなお、俺にはまだ先があるようだ、嬉しいことに。ええカンジ。

夕方、街をブラついていたらクシャミを連発。久々に花粉症か?今年は秘密兵器、オムロン「スチームサワ」がスタンバイしている。イマイマサキ君が教えてくれた「シジュウム茶」もある。どっからでもかかってこ、、、ふぇっくしょい!(×5)、、、止まりません、ぐすっ。

明日から一週間は超ハードスケジュール。レギュラーの通常スケジュールを繰り上げながらやらんと間に合わん。コピーライティング、インタビュー、ラジオ、ビデオナレーション、WEBTV取材、トミ藤山さんライブ、Far East Lounge平和イベントへのライブ出演etc。丁寧にいくです。
コメの紙袋再利用システム、作家M氏道場見学、、、 (2004.03.13)

スーパー「フジ」内にあるいつもの米屋でいつものヤツ(玄米:3kg)を買いに行くと、「紙製の<リサイクル袋>に入れてもよろしいですか?」と店員。これまでのブ厚いビニール袋ではなく、破れるまでくり返し使える紙製袋をススメているのだという。いいアイデアである。当然それを所望する。次回買いに来る際はこの袋を持ってくればいい。売る側はもっともっと本腰入れて、このような環境配慮を行わねばならない。買う側=コンシューマーだけの努力には限界があるのだ。今度、ひろしま生協が牛乳をすべて「ビン入り」で売ることにしているとか。卵のトレー等を自主回収して再利用するのはすでに実施している。広島では目下、巨大SCのOPEN、百貨店その他のリニューアル花盛り。それはそれでいいけれど、「売ったあと、どうするのか」を各社もっと見せるべきだ。はよせんと、マジで間に合わんぞい。

夕方、道場へ。本日は作家M氏が見学に。彼はこの春、武道家年鑑を出版する予定だが、その中でヒクソン・グレイシーや合気道の塩田剛三らと肩を並べ、我らが廣原 誠先生も紹介されるのだ。稽古終了後、市内某居酒屋にてMさんの歓迎会と、数日後オーストラリアにある心体育道道場へ2週間の派遣指導に旅立つタクヤ君(17才の高校生!)の壮行会。その席で、一昨日チクワブ小野寺から託されていた例の相談を先生に話す、と、先生意外にも「体験入門?全然オーケイよ(^_^)」とおっしゃる。総合系は他のスポーツ格闘技に比べてルールはゆるい。それでも心体育道の技のほとんどは使用不可のため、もしかりに元関取N氏が2.3ヵ月体験入門してリングにあがった際、ものすごく中途ハンパなことになり、かえって心体育道の名に傷が付いてしまうのではと俺は危惧していたのだが、先生がおっしゃるには「ルールがあればあったで、その中で使える効果的なワザを指導できる」そうだ。臨機応変、その柔軟性が心体育道でもあるのか。まだまだ俺はアタマが堅いッス。
チューピー梶山見舞い、宮崎アニメの凄み、、、 (2004.03.12)

先日、単独で売り込みに入った某新聞社から、今朝さっそく記事体広告の取材仕事が入る。カレンダーもスケジュールの書き込みが激しくなってきた。

緑井の共立病院へチューピー梶山を見舞いに行く。術後の経過は良好で来週火曜日にはもう退院できるらしい。つーことで20日の原爆ドーム前での演奏、出演可能になっちまった。出てくれるのはすごく嬉しいのだが、ヤツは強烈な雨男。雨天中止にならなければいいが(笑)。

夜、テレビでやってたアニメ映画「耳をすませば」をオタマと観る。バイオリンを演奏するシーン、オタマが「完璧!」と絶賛。運指、運弓ともそのまんまとか。実際の奏者をモチーフにイラストをおこしたのだろう、アニメといってもバカにできん。宮崎駿グループのこだわりようは超一流。
ゴク楽ロケ、ラフレコーディング、チクワブの野望、、、 (2004.03.11)

イマイマサキ君からデンワ。加藤いづみさん御一行は深夜に広島を発ち、今朝5時に大阪入りしたとか。楽じゃないぜライブツアーは。ところでイマイ君、昨年はほとんどユーミンのコーラスを担当していたが、今年は郷土の星、Y沢E吉氏のライブツアーに、やはりコーラスとして抜擢されたらしい。パチパチパチ!広島ツアー(あるのだろうか?)の時は、またどっかで呑もうというハナシをする。

午前中、ジーニアス沖井宅にて、ゴク楽生活委員会の収録。「イナズマン小林の一日でマスターできるブルース演奏講座」と題して、コード進行、歌詞のポイント、ブルースハープの吹き方などをレクチャー。たった10分で終了。その後、次回Far East Loungeレコーディング候補曲をギター一本で仮録り。これをもとにこれから沖井君とアレンジを考える。こっちの収録にはたっぷり40分(笑)。すげぇCD作るけぇみんな期待してくれたまえ。ライブもやるッス。ギター一本でもやるッス。とにかくやりたくてしかたないッス。

夕方、矢も楯もたまらず散髪へ。店長から「もうサラリーマンじゃないんだから、思い切ってヤバイ感じにしたらどうッスか?」と言われたのだが、勇気がないッス(笑)。なんかきょうは「ッス」が多いッス?!

東京のチクワブ小野寺からデンワ。ヤツが勤めている某チクワブ工場の工場長は元関取のN。この工場長、どうやら数カ月後に、人気の高い某総合系格闘技イベントに出場するらしく、バトルに備えて超実戦を標榜する心体育道に体験入門してみたい(相撲しかやったことがないので)とのこと。もちろん心体育道東京道場は紹介できる。けど、入門したところで数カ月で身につくわけでもないし、心体育道は総合系でさえルール違反となる反則技オンリーの術理で構成されているから、どっちみち無理。小野寺がしぶとく食い下がるので土曜日あたり、創始者である廣原先生に一応伝えてみることを約束。しかし、わかっとらんのう、スポーツイベントに出場した時点で、それはもう心体育道では無くなるのだ。ここらへんのフィーリング、部外者に説明するのは難しい。心体育道は命を賭した場面でこそ効力を発揮する、本物の「武道」である。決して「スポーツ」ではない。心体育道を実戦で使用する、、、考えただけでも恐ろしいダメージを相手に与えることになるだろう。
ところで工場長がリングにあがった際、不肖小野寺がセコンドにつくんだとよ(笑)。もし、工場長がピンチになり試合続行は危険とセコンド(つまり小野寺)が判断した場合、タオルではなく「チクワブ」をリングに投げ込む取り決めとか。「それより、工場長がKOされて呼吸困難に陥ったら、気道を確保するために口にチクワブをねじ込めや」と俺。是非、日本中のお茶の間に恥をさらしてもらいたい(笑)。
音楽の縁、、、 (2004.03.10)

昨日、目の定期検診行った。ちょろちょろっとほんの数分検査しただけでなんと6250円も請求された!退職後、新しい保険証が発行されるまで(社会保険継続申請中)しばらく全額負担になるにしても高すぎやせんか?

日本狭いっちゅうか、世界も狭いっちゅうか、NYハ−レム在住のセニョリータ・サナエからメールで「トミ藤山」さんの存在を知らされたことは日報にも書いたけど、あのあと東京のミュージシャンである涼子ちゃんからメールが届き、たまげることに、トミ藤山さんのツアーに彼女も参加するのだとか。涼子ちゃんとは直接面識はないけど、チューピー梶山が関東ツアー時には随分お世話になっているようだ。サナエチャン>トミ藤山さん>涼子チャン>チューピー梶山>三代目春駒、、、なんなんだこの濃い過ぎるリンクは(笑)。

ふと鏡の中に、髪ボサボサの浮浪者然とした風采のあがらない男発見。お、俺じゃん!何ヵ月散髪に行ってないのだろうか?出勤しなくてよくなったのをいいことに、一日中ジャージでだらしなく過ごすこともある。いかんな、いかんなぁ。退職してひと月も経っとらんのじゃぞ。ダイジョーブなのか?

夕方、加藤いづみさんのアコースティックライブを見に「ジャイブ」へ。彼女のライブがあることはユーミンのコーラスもやっているシンガー、イマイマサキ君(当HP人間世界遺産参照)からのメールで知った。なかなかの美人&キュート&スィートボイス!なるほど、イマイ君がホレるだけのことはある(あ、言うてしもうた)。サポートの高橋研氏のアコースティックギターも秀逸。なにしろ俺は高校時代、高橋氏の「懐かしの4号線」という、初期のジャクソン・ブラウンを彷佛させる曲が大好きで、自宅の喫茶店から夜な夜な有線リクエストしていたものだ。しかし、ウエストコースト風の8ビートロックなのに「カーラジオから流れる牛追い歌〜」みたいな今思えばちょっと恥ずかしいフレーズがあったハズ。「牛追い歌」か、う〜ん、赤面(笑)。ライブ終了後、直接本人にそのことを話すと「いやぁ、あの曲は全国で250人くらいしか知らないことになっているんだけど(笑)」。ふたりは今夜、そのまま大阪へ。
新規ビジネス成就間近?! (2004.03.09)

午前中、デザイナーK氏と、某食品メーカー代表に会いに行き、新商品プロジェクトの打ち合わせ。ようやくネーミングも決まった。脱サラ後、新規の仕事としては始めてカタチになりそう。どんな商品で、どんなネーミングなのか、ここでブチまけたい気分であるが、クライアント秘匿義務があるので正式お披露目までガマンあるのみ。願わくば、西日本を席巻するヒット商品となって欲しい。いや、必ずや売れまくるであろう!

本日のラジオ、ゲストはナカハラヒサロオ、「花”コック」のトオル君&エッチャン、RD2ことジロー君。おかげで番組はメチャメチャ(笑)。イコマ、ジロー君とは初対面のハズなのに「ロボットみたいですね」などとスルドイ発言するし、ナカハラさんはいつものように全然俺のハナシを聞かないし。音楽仲間をスタジオに招いてウダウダやるのはなんでこんなに楽しいのだろうね。
ところで、俺の番組「そるそるチューズデイ」、またまたシブトク生き残りそうである。つまり開局からの唯一最古の番組記録更新っちゅうこと。なのに毎回こんなんでいいのだろうか?!まぁ、やれるところまで行きまっしょい。
ハイジの正体、歯科医問題勝訴?! (2004.03.08)

突然であるが、よい子の諸君は国民的アニメ「アルプスの少女ハイジ」のテーマソングは知っておるじゃろうな?そんでもって、歌の合間に入る「ヨッホヨッホレイヒ、レイヒヤヨホッホ〜」っちゅう軽やかなヨーデルももちろん口ずさめるであろう。んで、この部分、俺はずうっと「外人」が歌っていると思い込んでおった。そしたら昨夜、NYハーレム在住の盟友セニョリータ・サナエからメールが来て、意外な事実が判明した。なんとあれを歌っておるのは「トミ藤山」という日本人女性なんじゃげな。もう還暦過ぎたっちゅうのに、今もギター一本担いで世界中を旅しながら歌い廻っとるんじゃげな。セニュリータ・サナエとは東京時代、師弟関係&呑みフレンドでもあったんじゃげな。そんでさらにヤバイことに、そのトミ藤山さん、今月の19日と20日に広島市内でライブやるんじゃげな。こりゃもう御本尊に参拝するような気持ちで身を浄めてから聞きに行くしかあるまい。なにしろ彼女、その道では有名なカントリーシンガーとのこと。げに、とんでもねぇGODオバハンの登場に、俺は敗北感を禁じ得ないでいる。長嶋茂雄サンも寝ている場合じゃない、はよ元気にならにゃあ!

夕方、例の歯医者へ。今度こそ「天王山」である。もう一度、状況を整理するため、この「屈折日報」の中から今回の歯のトラブルに関する記述を抜粋し、プリントアウトして持っていく。口頭でいくらアシスタントに説明しても、うまく担当医に伝わっていない可能性がある。また、何度も繰り替えし説明しているうちに、双方ますますこんがらがってくる。で、そのプリントアウトを窓口でアシスタントに渡し「これをそのまま先生に見せてください。これまでの経緯がすべてわかるハズだから」と言う。ややあって、呼び出しがあり、診察室ではなく「別室」に通される。目の前に院長氏。そして俺の渡したプリントアウトに目を通しながら「今回はすべてこちらの不手際でした。たいへん御迷惑をおかけしたことを陳謝します。治療費の1万7千円は当然お返しいたします」と極めて慇懃に詫びられた。治療費ウンヌンより、俺の目的は原因と責任所在の確認はもちろん、なにより「今の痛み」をとるつもりがあるのかないのかだったので、そこんところをぶつけてみた。きわめて紳士的な態度で。
結局、このような大きい歯科医院だと、患者の病状説明はまずアシスタントに告げられる。つまり、担当医に症状が伝わるのにワンクッションあるわけだ。これだと、患者の真意がアシスタントのコンンディションによって、ねじ曲げられたり省略されたりする場合もある。今回の一連のスッタモンダはすべてがこれに起因する。現在の痛みは神経過敏によるもので2、3週間で落ち着く、とのこと。で先生、とりあえずレーザー(?)によるピンポイント施術をやらせてほしい、とおっしゃるのでまかせる。それはそれは、王様のような丁寧な扱いでございました(笑)。治療費も1万7千円+消費税、しっかり返してもらえた。情報をきっちりまとめて文書にし、差し出すと、原因が浮き彫りになり意外とあっさり片付くこともあるのだ。「屈折日報」もたまには役に立つじゃん。読者諸兄よ、日記を書く習慣は自分を振り返るだけでなく、貴重な証拠資料にもなりうるです。あーこりゃこりゃ。
(2004.03.07)

モルヒネや睡眠剤の投与でほとんど意識が無い、と親族の方から事前に聞かされていた。が、病床の友は話し掛けるとすぐさま目を開き、かすかに俺の名を呼びながら手を差し伸ばし、親族を驚かせた。あらかじめ話す内容をまとめて病室に入ったのに、全然コトバが出てこない。最後のもっともツライ闘いをしているハズの友は、信じられない程穏やかな表情。俺が居ることで、彼女の休息の妨げになっちゃまずいと考え、早めに病室を辞す。人はいつかは死ぬ。早いか遅いかの違いだけだ。生きるだけ生きる。生ききる。カネ、財産、名誉、地位、そんなもんいくら持ってても、あの世に行くときゃ魂ひとつ、慣れ親しんだ肉体さえ置いていかねばならん。存在証明はかろうじてその人物を知る人たちの記憶の中にとどまるのみ?、、、、いや、今はまだうまくいえないが、その先がまだあるのだ。いつ、どこでなにをしていても、たとえこの世に居なくても、俺達はいつも繋がっている。悲しみを紛らわすための戯れ言と受け取らないで欲しい。直観でそう確信する。彼女にはそれを伝えたかった。

夕方、俺の影響(?)でギターとウクレレが欲しいというN君とK楽器店へ。まったく初心者のN君に代わって俺がいろいろ試し弾き。これまで数十本に及ぶギターをとっかえひっかえ弾き倒してきたおかげで、ある程度のアドバイスはできる。果たして俺が薦めたギター、気に入ってくれるといいのだが。
出会いの中のサイン、、、 (2004.03.06)

WEBTVのゴク楽クッキングロケで某百科店食料品売場へ。それにしてもこの時期、ニューオープン&リニューアル目白押しである。果たして儲かっている人がいるのだろうか?言葉悪いけど、「潰しあい」に見えるのだ。大量生産大量消費文明が終焉を迎えようとしているのは間違いない。方向を失った力と、力を失った方向、、、ロケ終了後、人込みでごった返す店内を眺めながら、祭りからひとりはじき出されているかのような虚無感を感じた。っていうより、俺は全然違う「豊かさ」を求めているからなのだろう。俺は俺の祭りを興せばいい。

所用が重なり、先週に引き続き今週も稽古に行けず。でも、これからは水曜日の稽古に参加できるかも。

夜9時半過ぎ、甥っこの直樹から泣き声でデンワ。「相談したいことがあるけぇカズ君すぐこっち(実家)来て」。父親の居ない彼には「困ったことがあればいつでも俺を呼べ」と言ってあるのだ。で、5分後チャリで実家へ。彼のハナシをじっくり聞いてやる。コドモだと思ってナメちゃいかん。ピュアな目と心で世の中をしっかり見ている。直樹、その名前の通り、真直ぐな樹のように育って欲しい。

と、不動産業を営むTさんよりケイタイにデンワ。「キミに見てもらいたいテレビ番組があるから」とのこと。直樹も落ち着いてきたので雪の舞う中、自宅に引き返し、その番組を見る。昨年秋にマレーシアで開催された、標高4000mオーバーの山を昇り降りする超過酷なレース「クライマソン」のドキュメンタリー。優勝候補のベテランランナーと、彼を目標にトレーニングを積んで来た新進気鋭の若いランナー。デッドヒートをくり返し、最後は手に手を取って同時にゴールする二人。途中、下り坂で転倒、負傷した若いランナーを助けに引き返したベテランの気づかいが泣かせる。奪い合うのではなく「分かち合うこと」こそがこの世で最高の贅沢であることを再認識。思うに、この二人は出会うべくして出会ったに違いない。いいバイブレーションは、同等かそれ以上のものを引き寄せると信じる。一方、マズイ状況は、それはそれでなにかメッセージを持っている。結局は「どう受け止めるか」なのだろう。俺も自分のスピリチュアリティ=霊性を高めてくれる、絶妙な出会いの中に込められたサインを見逃さないよう心掛けたい。Tさん、連絡ありがとうございました。そういや「すべてのことはメッセージ」ってユーミン、スゴイこと歌っとるのう。
沖縄ライブプロモーション計画、、、 (2004.03.05)

某新聞社に広告取材外部スタッフ(インタビュアー)としての「売り込み」にいく。なかなか好感触。

Mac2号機を置くパソコン用デスクを求めて何店か廻ってみるけど、いいのがない。これが片付けば春駒邸オフィス化プロジェクトは完了するのだが。

例の歯医者に電話して、再度これまでのいきさつをていねいに説明する。来週月曜日おいでください、と歯科。もう1円も払う気が無い、と俺。行くだけ行くことにする。

某病院に入院中の友人(女性)の娘からデンワ。医者から今月いっぱいと宣告されたらしい。モルヒネ投与も始まったようである。退院して、音楽シーンに復活した俺の歌を聞きに行く、という彼女の夢は叶いそうもない。俺が音楽廃業宣言して広告業界に入った時、「歌わんとダメよ」としつこく忠告してくれたのは彼女ただひとりである。今、俺にできることはなにも無い。それが悔しい。

夜、女性sax奏者のウーノがママをやっているスタンドにて、久保直樹とミーティング。8月、沖縄で俺のストリートライブ&プロモーションをやらかそうという魂胆。ストリートライブはやはり国際通りがよかろう。「テビチ記念日」の舞台である農連市場こと農業連合市場のおでん屋「憩い」や、泊の民謡酒場「ナークニー」でも歌いたい。電源やアンプ無しでも音が出せるZO-3のベース版(はなわ氏が持ってるヤツ)を買ったチューピー梶山も誘ってみよう。と、俺達の話を聞いていたウーノもソプラノsaxをもって参戦したいという。1stアルバム「その男ヨシオ」を売り切るにはこの夏が勝負なのだ。次のCDを出す前に、なんとか一矢報いたい。
みんなアルツってるか〜い?! (2004.03.04)

午前中、原稿をメールで送ったあと、社会保険証継続ナントカの手続きで社会福祉会館へ。
昼からはデスクの上に設置するラックやホワイトボード(最近モノ忘れがヒドイ。アルツ気味か?)を買いにDIK。しかし、なんだろうねぇ、この充実感は。フリーランスになってから、やけにファイティングモードである。全身全脳で生きている気がする。

Pステに、某新聞社から出向で来ていたT氏、今週火曜日の放送時、スタジオで会ったとき
「小林クン、実は、またまた新聞社に戻らなくちゃいけなくなっちゃったんだよ。短い間だったけどお世話になりました。で、小林クン、コピーライターだったよね?インタビューして記事とか書けたりできるの?出来るんだったら、仕事お願いしたいんだけど」
「出来ます書きます!インタビュー記事大得意です!なんでしたら、以前僕が取材から編集まで全部一人でやっていた雑誌サンプルを持って来ましょうか?」
「おお、そりゃイイ。ゼヒ見せてよ」
「はい、じゃぁ明後日中でも持って来ます!」
みたいな会話を交わしたもんだから、今日、サンプルを渡そうと電話したところ、
「おお、小林クンじゃないか。実は、またまた新聞社に戻らなくちゃいけなくなってさぁ。で、小林クン、コピーライターだったよねウンヌンカンヌン」
、、、、ヤバイぜTさん、完全アルツってる。俺の仲間じゃん!
新オフィス胎動 (2004.03.03)

「あ、ウチの電話代払うの忘れてた」とオタマ。おいおい、デンワ止められでもしたら「がはは、春駒ファミリーは早くも経済危機か!」と笑われちまうじゃねぇかい。
でもありがたいことに、ちょっとづつではあるが、新規のハナシが持ち上がってきている。まだ全然加減がわからないけど。

午前中で原稿執筆終了。午後からは免許証の住所書き換え(1年半もほったらかしだった)で東警察署、保険証交付の為の質問で南区役所などを廻る。
某マルチビジョンのスタジオに事務所を間借することも一時考えたが、結局ヤメ。明日から我が家を春駒オフィスにすべく、本棚やMac2号機(会社から譲ってもらった)などのセッティングにとりかかる予定。音楽事務所兼レ−ベル本社兼メディアプランニング&コピーライティングオフィスだ。遊びに来たいヤツぁ、連絡くれ。ビールぐらい出すぜぇ!
プロモビデオ、春モノのシャツ、ラジオ新コーナー、、、 (2004.03.02)

昼過ぎ、現在制作進行中の心体育道NEWプロモーションDVD映像の件で廣原先生と、市内某所の映像プロダクションへ。来週ナレーション部分をジーニアス沖井に協力してもらって、沖井スタジオか高須スタジオで収録予定。いよいよ大詰めである。

一度家に戻りメールで原稿をやりとりしたあと、前々から目をつけていた「シャツ」を買いにパルコへ。ステージ衣装(笑)。お披露目は来月の尾道音楽祭あたり。

夕方、ラジオ。新コーナーができるらしい。らしい、というのは、いつも俺が最後に聞かされるからである。パーソナリティ兼ディレクターであるのに、だ。まぁ、怪我の功名というのか前回のM翁とA嬢のコーナーではひっちゃかめっちゃかに掻き回されたおかげで俺もおかげでかなり鍛えられたけど。だいたい生放送中にゲスト同士が激しく言い争ったり携帯デンワで話したりするか?連絡なく放送をすっぽかしたりするか?でも、今回のレギュラーゲストの女性、なかなかキュートな人のよさそうな方で一安心。この番組、予定調和が全くないのがいい所でもあり、悪いところでもある。いや、きっとこれでいいのだ。
エロビデオ長者、、、 (2004.03.01)

連日の酒宴の影響か、昨夜は失神するがごとくフトンにブッ倒れて大爆睡。圧縮睡眠のおかげで5時半には目がバッチリ覚めてしまい、そのまま起きだしてWEBTVの原稿執筆。白々と夜が明ける頃にはノルマのひとつが終了。うん、早起きも悪くない。顔面が筋肉痛のように痛むのは、やはり昨夜の「べろべろばー」のやり過ぎが原因と思われる。

昼までにその他の絵コンテやら明日の放送の進行チェックも片付いたので、オタマが事務局員をやっている某音大のオフィスに行き、弁当を食う。音大は本日卒業式。その式典で余った弁当があるということで参上つかまつった次第。呼び寄せる妻も妻だが、嬉々として駆け付ける夫もまたいじらしいではないか。余った弁当もムダにならずに済むし。

弁当を食い終わってオタマと大学の横にある広島最大最古の教会(?)を見学。ここに立ち入るのは初めて。荘厳、豪奢、絢爛、静謐、、、天井は遥かに高く、上部両側のステンドグラスから差し込む冬の光が、淡い虹色にハレーションを起こして実に神々しい。が、正直なところ、重量感たっぷりの石の建造物は苦手である。昔、ヨ−ロッパの総石造りの某有名な教会で厳しい修行に明け暮れていた若い修道士達が、30才を待たずして全員衰弱死したという。だからというわけじゃないけど、なにか石の建物には人の精を吸い取ってしまうようなものを感じるのだ。
教会を出てしばらく歩いていると向こうから自転車に乗った知人のK君。前カゴにどっさりエロビデオ。「1回100円のエロビデオ掴み取りゲームで大当てしちゃって、処分に困ってるんですよ。おお、そうだ、小林さん、奥さんと御鑑賞いかがスか?」と6本程「ハイ」と手渡して走り去るK。「オタマよ、さっきの教会、早速ご利益あったのう!」それにしても、弁当の次はエロビデオか。でも、ホントにこんなにいらん。不思議だろうが、俺はこの手のビデオにさほどキョーミがない。欲しい人は御一報を。なにかと交換しましょう。って、わらしべ長者じゃないっつーの。

夜、メシ食ってると、この間新調したばかりの歯の詰め物に鈍痛。30分経っても痛みがひかないのでやむなくバファリンを飲む。そのうち治るだろうと思って様子を見ていたけど、日に日にひどくなる。たまらん痛み。くそっ、あの歯科、今度こそ絶対にガマンならん。この数日、いろんな人に聞いてみたが皆「ヤブだ」「詐欺だ」という。歯の噛み合わせの調整したらその衝撃であろう、翌日他の詰め物が取れ、それを新調したところ鈍痛が続く。これで総額2万円だ。猛烈に抗議しちゃる。
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