Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2004年07月の日記

愛と平和、、、嫌煙シンガー、、、 (2004.07.31)

昨日、酔い覚ましに最後に寄ったダックで、たまたま居合わせたベーシストのシロー兄と音楽談議。とはいっても、彼との会話はいつもテクニックうんぬんではなく、音楽の視点というか、心がけというか。彼は広島の才能ある何人かのミュージシャンがキャリアを積むうちに、ひらかれていくのではなく逆にヒクツになっていくことに危惧を抱いておった。なるほど、そういうこともあるのかもしれん。「小林クン、難しゅうなったらアカンよ。初心忘れずにいこうや」ごもっとも。音楽に「翻訳」の作業が必要になりだしたら要注意だろう。思わず俺も我が身を振り返った。

夕方、ナミキジャンクションにて、ロケン屋ナカハラ氏主催の「愛と平和とロックンロール」に出演。とはいっても俺はライブ中盤に組み込まれたシンポジウムのナビゲーターと、歌一発。コベイションで「その男ヨシオ」をやる。楽器、機材の類が少ないのはラクでよろしい。ウクレレ一丁でステージにあがると、客がナンダナンダ?という表情をするのが笑える。

ライブ後半、広島ロックシーンの草分け的存在「ストリッパー」登場。3曲だけながら、相変わらずキレがある。ボーカルの河名氏、もう40半ばらしいけど、何回かジャンプも決めて感心。イイ刺激をもらいました。

しかし、ライブハウスのタバコによる空気の悪さっつーのはどうにかならんもんかいの。俺のようなタバコを吸わない嫌煙家にすれば、今夜のような客&出演者の9割以上が途切れなくふかしまくる状況は、拷問以外の何モノでもない。息苦しさと頭痛でライブを楽しむどころではなくなる。よくライブ会場で出会った友人から「元気がないスね」とか「顔色が冴えない」とか言われるけど、そんときゃかなり参っているワケよ(笑)。その点、このあいだの豊田勇造師匠のライブでの「演奏中禁煙」は斬新であった。ススんでる。俺もいつかマネしたい。

勇造師匠といえば、先日京都にある彼のアジトに電話をかけ「師匠、実は今度沖縄にウクレレ持って殴り込みをかけるんですけど、どこかやらせてもらえるスポットを紹介してもらえませんか」と頼んでおいたところ、本日連絡があり、二人の頼もしい人物を紹介してくれるとおっしゃる。那覇とコザの二カ所で歌わせてもらえる可能性が出て来たゼ、ウヒヒのヒ。

あやしの天才 (2004.07.30)

この数日コタマが夜中に何度も目覚め、グズってなかなか眠ってくれず、オタマが睡眠不足。抱き上げると安心するのか、すうっと落ち着く。そんなわけでバテ気味のオタマに代わり俺が「ネンネンネンネン、エッサッサ〜♪」などとあやす回数が増大。しかしねぇ、自分で言うのもなんだが、これが天才的に上手い。相手がたとえ乳児とはいえ、呼吸が読めるようになった。合気道養心館の故 塩田剛三は修行時代、犬や猫、はては金魚までを相手に呼吸や反射反応を読むトレーニングを積んだという。一見バカバカしく思えるが、武道家にとって気配を察知することは必須なり。っつーか、これが何時いかなる場所においても把握できるようになれば無敗だろうよ。不必要な闘いを避ける事も容易である。

昨日まで二日かけてインタビューした内容を元に、某病院のHP用原稿にとりかかる。まとめるのに数日かかるかなと思ったが、半日でほぼカタチが出来た。来週前半に渡せるようじっくり微調整じゃの。

夕方、地蔵通りのラーメン屋「チャボ」にて、ロケン屋ナカハラ氏、ロックバンド「ゴッドブレス」のメンバー、「大焼酎」のマスター日山氏らと、明日のナミキジャンクションでのライブの打ち合わせ。俺は中盤に出演し、一曲演ったあと、特別企画「愛と平和のシンポジウム」のナビゲーターを担当する予定。

そのあと久保直樹と薬研掘の某焼き鳥屋でおちあい、来週に迫った沖縄ツアーの最終ミーティング。後半の数日はシーカヤックに乗るのはやめにし、本島から近い静かな離島で過ごしたい、と俺が言えば、そんなら座間味のさらに奥の渡名喜島がよかろう、と久保。

最後のピース (2004.07.29)

夜明け直前のAM5:20、ジジイのようにバッチリ目が覚める。と、コトバが降りて来た。歌の師匠である豊田勇造さんと、サハラ砂漠をラクダに乗って単独横断中に渇死した上温湯隆クンをモチーフにして、数年前に作った「トラベリンマン」という曲がある。これが一番好きと言う友人たち数名から、申し合わせたように「もうワンフレーズ欲しい」とアドバイスをもらっていたのだが、そいつが突如閃いたのだ。PCを起こし降りて来た短いコトバたちを整理しながら打ち込んでいると、背後から昇ったばかりの日が差し込んで液晶画面を金色に染める、、、「昇る朝日の中で祈ろう」自然にコトバが口をつき、最後のピースがパズルを埋めた。

《トラベリンマン》

次の列車が来たら
さっさと乗り込んでしまおう
カネなら少しはある
どっか知らない場所へ

思い通りにならない
トラブル続きの世の中を
ヒクツな 目で見るのはよそう
すべては自分次第さ

“Like a rollingstone”口ずさみ
何かを待ってた あの頃の気分で
さあもう一度 歌わせてくれよ
旅立ちのメロディを
始まりのメロディを

履き慣れたシューズと 少しの勇気で
胸の底まで 真っ青になる
あの海を見に行こう


素敵なヤツラに会いに行こう
素敵なあのコに愛を贈ろう
まだ飲み足りない まだ愛し足りない
この命つづく限り

たとえ今は見つからなくても
どんなに孤独だったとしても
昇る朝日の中で祈ろう
キミがキミでいられるように

目に映るものすべてが
新しく感じた あの頃の気分で
さあもう一度 歌わせてくれよ
旅立ちのメロディを
闘いのメロディを

履き慣れたシューズと 少しの勇気で
躯中が カラッカラになる
あの砂漠を見に行こう

胸の底まで 真っ青になる あの海を見に行こう
躯中が カラッカラになる あの砂漠を見に行こう
心を自由に 解き放つ あの風に吹かれに行こう


「、、、昇る朝日の中で祈ろう、キミがキミでいられるように」他人のために祈る、なんつーフレーズは今までの俺の中にはなかった。俺も親になったからだろうか。「強靱な自己愛」よサラバ。アドバイスをくれた友人達、ありがとう。

昼より昨日に引き続き、某病院にて取材。今日は院長と内科担当医にインタビュー。内科N医師の自律神経のハナシはメチャ興味深かった。そこで俺は彼にHP上で連載コラムを書いてみては?と提言。たかがコピーライターの分際で、代理店担当者を差し置いて勝手に提案するなんて、俺の悪いクセ。でもフツーのHPを作るより、そっちのほうがダンゼン面白そうじゃん。病院の信用度もアップできるはず。

らも氏逝く、、、ユニクロ事件、、、 (2004.07.28)

我がコピーライターの師、中島らもさんが逝ってしまわれた。彼の著作の中でも「たまらん人々」は、俺に「コピーライターっつう仕事も悪くないかも」と思わせた禁断の書である。彼と出会っていなければ今の俺はない。どうか安らかに。

朝8時過ぎより、ちょっと早めの執筆開始。昼前にひとつ片付け、メシ食ってからは午後からの取材の為の下調べ。
午後2時、かつてチューピー梶山やデカナオがバイク事故で担ぎこまれたことのある中区の某総合病院にて、副院長にインタビュー。

取材を15分程で終え、ふと胸元に目を落とすと、、、、おや?! おろしたての半袖シャツの第3ボタンあたりの縫い合わせが2センチくらいほころんでいるではないか! 先週某ユニクロにて、取材用に買った990円也の地味なリネンシャツで、着る前に洗濯を一度したばかりというのに。よく見ると縫いしろが1ミリもない。おいおいこんなところで生地の節約かい。病院を出てそのままサンモールの某ユニクロへ行き、店員へにじり寄り「これ」と見せたなら「ああっ、誠に申し訳ないですぅ!」と平謝り。当然ではあるが速攻で新品と交換してくれた。着ていた不良品(すでに汗まみれであった)は脱ぎ、そのまま証拠物件として差し出す。
この数カ月、ドライTシャツから始まって、ノータックドライパンツ、タンクトップなど、かなりのユニクロブランド(笑)を購入している。とくにドライTシャツは乾きが早く、抗菌防臭加工もしてあるし、首周りの縫製もしっかりしていて崩れがないからすごく気に入っておった。この不良品が、たまたまであることを祈りたい。ついでながら「無印良品」も一度とんでもない「無印不良品」を見てしまい(買ったのは友人のMデザイナー)、以後俺はこちらの家具類は一切信用していない。その点、レミントン社などアメリカの銃器メーカーが作っているウェアは、見えないところにこそ、徹底した補強縫製が施されている。こういうのをプロ根性というのである。

近ごろのコタマ、頭頂部の髪の毛が「はなわ」状態。こやつもやはりギャグ路線か?

ゲスト満員御礼 (2004.07.27)

理不尽な暴力には断固反対するが、たまに気持ちよく殴り倒したくなる輩と出会う。言わずもがな、巨人のナベツネ氏。彼の「選手ごときがウンヌン」に代表される、人を見下した横柄かつ傲慢な態度には反抗心を抑えられない。取材陣もなんであんな簡単に言い包められるのか。その点、韓国のマスコミは強気である。政治家にインタビューする際でも、気に入らない態度やコメントには堂々と罵声を浴びせるんだから(笑)。人間、ケンカ魂を忘れると身も心も錆ついてしまう。我慢出来んようになって百姓一揆を起こすんじゃなく、常日頃から言うべきことを言うべきタイミングで発していくことを心掛けたいスね。

本日のラジオ、ゲストは10年来の友人シンガーであるトニー・ハウズ、ホームTV事業部からは美人スポークスマンのバズーカ松本さん。そして電話インタビューで高校総体の広島市実行委員会事務局長、池脇雅彦氏。2時間のプログラムで3組のゲスト(おっと、レギュラーコーナーの綾乃さんを入れれば4組でした)と相対するのは想像以上に気を遣う。ゲストの側からすれば、あくまで「1対1」であるからして、彼らが限られた時間内でわかりやすく、滞りなくアピールできるよう俺は全身を神経の塊にし、臨機応変にナビゲートせねばならん。おまけに機器の操作もやりながらである。よって、こんな日は番組が終わったとたんヘロヘロとなる。生放送っつーのはいろんな意味で鍛えられますです。
ところで家に帰ってわかったのだが、高校総体の池脇氏、なんとオタマのバイオリンの生徒のお父さんと判明。広島狭いわい。

*写真:ホームTV事業部の美人スポークスマン、バズーカ松本さん(右)は170cmのモデル体型。イコマも決して小柄ではないのだが、並ぶと差は歴然。8月の「M-1グランプリ」「Mr.マリック新・超魔術ライブツアー」のお問い合わせはHOME事業部082-221-7116まで。彼女が応対してくれますよん。

タフでなければ、、、 (2004.07.26)

お隣さんの不良外国人宅が朝っぱらからゴトゴトと騒がしい。どうやらお引っ越しなさる御様子。このマンションは家賃が安いとも思えないのだが、かなりの人気物件のようで空いたとしてもすぐ埋まる。お次はどんな人でせう? 夜更けのトランス系重低音はカンベンを。あ、そうか、今はコタマの夜泣きのほうが近所迷惑だったりして。おかげで俺も少々寝不足なり(笑)。

一昨日入手した「マイクロキューブ」を電池モードでテスト。単3電池6本で20時間使用可(ノーマル時)。知れば知るほど大したシロモノ。ローランドはけっこう好きなメーカーで、すでに持っているアコースティックアンプ100W、ジャズコーラス20Wなど、いずれもブライトでぶっとい音色は飽きがこん。なにより故障が少ないのがエライ。そんなわけで楽器にしろウェアにしろ、俺の道具はタフネス仕様ばかりとなっちまうのでありましたとさ。

オタマの報告によれば、夕方、コタマの脚に「蚊」が止まっていた、とのこと。「許さん!!!!コタマの血ィ吸うたんはどこの蚊ならっ!!!!」たかが蚊一匹ごときで怒髪天を突くほどハラをたてるとは俺もすでに重度の親バカ街道まっしぐらである。もうもうと蚊取り線香を焚きまくってやったら、我がムスコ、かえって迷惑そうな顔で抗議の放屁。

マイホーム幻想? (2004.07.25)

午前中、金座街のS宝飾にて、遅ればせながらオタマの誕生日プレゼント(前回の傘はオードブル)&出産ごくろうでした賞を買う。ええい、ひかえおろう、ブルー・トパーズのネックレスじゃぞ!とはいえ、この店の全商品の中で一番安いランクでちゅ(笑)。

実家の3軒隣りに鉄筋3階建住宅が出来上り、その特別内見会があるとかでコタマを親に預けてからオタマと見に行く。なるほど、かなり立派なオカネのかかった物件。実はこの施工を手掛けた某ハウジングメーカーの広告を数年前に担当していたことがあり、そのセンスとテクニカルに関しては多少知識を持っている。
案内してくれた若い担当者、当然ではあるが、さかんに「近々一戸建てをお考えになりませんか?」と問うてくる。「むははは。今んとこ考えてませんねぇ。かといってマンションを買う予定もカネもありません。だいたい30年以上のローンを組む、なんつーことはボクにゃサッパリ理解出来んことだし」と俺が言うと、「そんなことおっしゃるんでしたら、賃貸でも30年住み続けて家賃を払うことを考えたら同じじゃないスか」とムキになりんさる。確かにね、人生設計というのか「何歳で結婚して、子供は何人作って、何歳で家かマンションを買って」ときっちりプランを立てられる人ならそういう価値判断になろう。しかし、俺は一年先がわからないのだ。もっと言うなら明日さえわからないのだ。ついでに言うと「資産」というものは幻想の産物である。本来、神の所有物である「土地」を人間ごときが勝手に切り刻み、値段を付けて良いわけがないと思うのだが。

てなこと言いながら、俺が人生やりなおせるとしたら、建築家を目指すだろう(笑)。好きなのよ、昔っから。去年だったか、俺の実家を建て直す案が急浮上した際、一気呵成に図面(スケッチ)を、それも3案くらい描いて某建築家に見せたら「素人の発想とは思えない」と言われて素直に嬉しかった。でも、その時に描いたものを今見ると、なんかビミューに違うというか物足りん。つまりはだ、人間の価値観とは、かように経年変化するものである。30年ローンなんて無理無理。その点、借景の極致であるキャンプのテント生活はいいぞぉ。気に入った場所にパパッと設営して、飽きたらまた2分ぐらいで畳めて移動できる。のう、オタマよ、アンタもそう思わんか?え、ひとりでどうぞってか?あーこりゃこりゃ。

ラニングオン・エンプティ (2004.07.24)

眠ぅ〜。気合い入れ過ぎか、今週はこれまで「保留」にしていた雑事にも果敢に挑み、普段の200%アップぐらいの充実ぶりであったけれど、俺も無敵のサイボーグではないのだなぁ。昨日だって、バテ気味なのにあえて超回復を狙ってメッチャ激しい筋トレやったりして、どこまでも救えねぇお調子モンよ。おかげで大胸筋や臀部筋が痛いでござる。

3つ数えるうちに眠ってしまいそうな自分をどやし付け、昼過ぎ、WEBTV収録の為そごう百貨店地下の食料品売場へ。本日もイコマのガンバリ&サポーターの皆さんのおかげで、デモンストレーションもプレゼントも盛り沢山。今回のコンセプトが「縁日」ということで、イコマをはじめ、特性お好み焼きを披露してくれたC新聞社のM嬢、スポンサーAのY嬢も浴衣で登場。いや、ドキッとするぐらい艶やかでございました、イコマ以外(笑)。

ロケ終了後、K楽器店へ行き、昨日注文した電池式小型アンプ「マイクロキューブ」を受け取る。家に帰ってさっそくテスト。おおっ、これならウクレレも路上OK。ディレイ、リバーブの他、コーラス、フランジャーなど4種類のエフェクトも内蔵。とくにフェイザーなんかかけて「その男ヨシオ」弾いたりすればカッチョ良すぎて鳥肌!ギターストラップが使えるピンも付いているので持ち運びもラクである。来週あたり、金座街で一発試運転でもやらかしてみるかの。

で、夕方になって遂に動けなくなる程疲弊。稽古を諦める。本当なら、こういうバッドコンディションの時こそ、武道の稽古は意味があるのだが、組手相手に迷惑をかける。しかしまぁ、ここまでエネルギー使い果たすと気持ちええわい。この夏はさらに鍛えるどぉ。

*写真:「ちょっと横に」などといいながらそのまま昏睡状態に突入する俺。手前は発育著しいコタマことクレハ。このカンロク、とても生後一カ月とは思えん。どっちがオヤジかわからねぇっつーの。(オタマの写メールで撮影)

ONSENSニューアルバム、、、デジタルチルドレン、、、 (2004.07.23)

日光在住の世界的、いや、銀河系的アーティストAKIRAさんのユニット「ONSENS(温泉ズ。笑)」が新作アルバム「100億光年の孤独」を送って来てくれた。今、もっともスゲェ曲を作る、俺にとって最大最強のライバルである。緊張しつつラジカセのプレイボタンを押すと、、、、のっけから色とりどりのニッカボッカをはいた土方のオッサン一個師団が、ツルハシ振りかざしながら攻め入ってくる程のド迫力!いや、これほどまで生と死、聖と俗、正気と狂気、愛と勇気と不様さとがくんずほぐれつ場外乱闘しながら果てしない宇宙の大伽藍へ登り詰めては散華する、壮大なファンタジーを、彼の他に一体誰が創りえよう。サスガ。マジすごいぜAKIRAアニィよ。脱帽超えて、脱肛もんス。渾身の全9曲。欲しい人は当HPコンテンツ「人間世界遺産」に乗っているAKIRAさんの項から彼のHPへ飛び立ってくれたまえ。そこで買えるです。

オフクロを連れて例のauショップへ。機能をそぎ落としたシンプルなタイプを選ぶ。そのまま自宅へ戻り、俺が懸命に使用法をレクチャーするも、やっぱりこの世代にや少々無理があるのか、「電話をかける」「電話を受ける」以外の、「電話帳検索」などはお手上げ。まぁじっくりいこう(苦笑)。

K楽器店にて「ロ−ランド・マイクロキューブ」なる電池式小型アンプを注文。いっちょまえにデジタルリバーブなんぞも付いており、O店長によると「ストリートでもまぁまぁ使えるんじゃないの。あ、大きめのストラップが付いてるから電柱にでもブラ下げたら」とのこと。

夜、甥っこの直樹からデンワ。「バアチャンの買ったばっかりのケイタイのテスト中」とのこと。小学3年生の彼にとっちゃ、このテのメカ操作はいとも簡単。オフクロも「こりゃあ写真も撮れるんじゃねぇ!ナオチャンが全部やってくれるんよ」と感心しきり(笑)。恐るべし、デジタルチルドレン。

*写真:AKIRAさんのユニット「ONSENS」2ndアルバム「100億光年の孤独」。ジャケットを飾るのはAKIRAさんの手による「息を引き取る前のもっとも美しいババチョフ(AKIRAさんの母親の愛称)」である。

楽器の新たなる地平、、、 (2004.07.22)

ウクレレを新調するか、沖縄でペグサンシンを購入するか悩んでいる。
俺はこれまで楽器を「練習」した記憶がまるでない。ギター、ハーモニカ、ウクレレ、口琴、、、すべてイジって遊んでいるうちになんとなくカタチが出来上ってしまったのだ。自慢じゃないが、ウクレレで弾けるレパートリーはわずか7、8曲程度で、そのほとんどがオリジナル。しかもギター同様「コレはD!」などと自分の押さえているコードを瞬時に自信を持って言い当てることは出来ん。「星の波間に」で知っているのはルートkeyのFだけである。なのに、俺のライブに来てくれた何人かが「ウクレレうまいっすねぇ!教えていただけませんか?」と逃げ出したくなるようなことを言ったりする。ま、そんなこんなでサンシンを手にしても、なんとか弾けそうな気がしている。新しい楽器は、未知なる地平を拓いてくれるじゃよ。
口琴も巻上公一氏が輸入販売している「アズテックミニレジスター」の8key(C-C')セットが欲しい。これがあればたいていのKeyを網羅できるのでセッションもOKですけぇ。

8月、沖縄に一緒に行くオフクロにケイタイを持たせてやろうと、近所のauショップへ。老眼でもバッチリ見えるデカ文字表示対応のものが契約手数料2千円程度のみで買える。これくらいなら小学生でも持たせてもよかろうと親が考えるのも無理はない。いいか悪いかじゃなく、時代の流れというほかない。
ところで俺はずっとdocomoを使ってきた。広告デザイン事務所に勤務していた頃、3年間程docomoの広告担当もやった。なのに俺はdocomoが好きになれない。特にTVCF。昔っからエリート意識が鼻につき、ムカついてくる。現在放映中のヤツもタクシー運転手がのっけから「楽しそうですね!」などとのたまいやがる。なんだってイキナリ楽しいんじゃい?楽しいかどうかはユーザーが決めることだ。相変わらず押し付けがましいったらありゃしない。今の電話番号が気に入っていなければとっくにauに変更している。ウワサでは数年後には今の番号のままで他のメーカーに移行できるらしい。しばしの辛抱。

ライブがニ本追加決定。7月31日のナカハラヒサロオ氏主催のピースライブ、8月20日のスタジオダック22周年記念イベント。どちらもソロでの出演となりそう。ダックではチカチャンの爆乳に誓っていいライブをやるつもりでいる。

来月に迫った沖縄キャンペーン。那覇在住の凄腕ハードコアパンクドラマー、マキムンが、「ボンゴがあればバックで叩いてあげるのに」というので、実家に転がっていた安物のヤツを沖縄に郵送するべく梱包作業。住所を聞こうとマキムンにメールすると、「マジっすかぁ?本格的ですね」ときた。ビビってんじゃねぇよ!俺は真剣なんだ(笑)。
当初、今回のキャンペーンはオベイション「銀次郎」も連れて大刀&脇差の2本表作戦で行く予定だったが、ヤメ。神出鬼没の機動性を重視し、ウクレレ「コベイション」1本で勝負するぜ。ただ、これで完全な生というのは音量が貧弱過ぎ。電池式のミニアンプと組み合わせる必要がありそうだ。このアンプを反骨の英国人ロッカー「ビリー・ブラック」のごとく背負い、那覇国際通りや農業連合市場を練り歩きつつ弾き語りすれば、さぞかし人目を引くに違いない。というか、それじゃ丸っきりチンドン屋だっつーの!

*写真:数年前、沖縄ツアーのためにオーダーした、沖縄音階のカリンバ。山口のミュージシャン、源の助氏の作。

ゴーヤー日和 (2004.07.21)

とりとめもないイメージが頭の中をせわしなく交錯している。たぶんドアをひとつ開けたら目の前にたっていそうなくらい近づいているのだが。俺のライブ活動その他もろもろを飛躍的にステップアップできそうな予感?

オタマ&コタマ、記念病院にて一カ月検診。結果、母子共に健康過ぎるとな(笑)。特にコタマ、産まれた時は標準より小さめだったにもかかわらず、現在は標準をややオーバー。俺に限って親バカになったりするわけがねぇ!などと周囲に吹聴していたのに、やっぱり可愛いもんは可愛いッス、ハハハのハ。今日なんか、俺がウクレレで新曲にトライしていると、寝っ転がったまま「へ」で合いの手を入れるなんざぁ、ちゃんと笑いのツボを押さえておる。ところで出産当初は俺に酷似していると思われたが、日に日にオタマそっくりのツラ構え。まぁ、本人にとっちゃあそのほうがシアワセであろう。

それにしても今日の暑さも格別である。体力&食欲減退一切ナシ。40度オーバーの心体育道直轄道場で稽古することを思えばなんちゅうこともありませぬ。お、ゴーヤーもオフクロからいただきやんした。夏はやっぱりこれですのう、ウヒッ。。

記録的猛暑 (2004.07.20)

朝っぱらから今日締め切りの原稿、ラジオの選曲等に猛然と取り掛かる。

PステK部長からのデンワで、8月6日、特別番組のメインパーソナリティを引き受ける事が決定。広島も今年で被爆59周年。記憶の風化が懸念される中、俺はこの歴史的事件をどう切り取ろうか。

広島の最高気温34.9度、岡山37.3度、東京39.5度、千葉の市原ではナント40.2度! 気象庁はフェーン現象がどうのこうのと説明してるけど、ズバリ、温暖化である。海水面も上昇し、すでに全国十数ケ所の砂浜が完全に「消滅」。もう、景気回復だの、年金だの言ってる場合じゃないのだ。今回の参院選で、環境問題を主題として挙げていたのは「みどりの会議」だけであった。彼らは正しい。すべての政策は環境をまん中において語られるべきなのだ。環境が破壊され尽くした社会で、どうやって経済が、いや、人類の営みが成り立つというのであろう。

本日のラジオ、ボーカルデュオグループ「bkoz」電話出演。ベンハーもコースケも元気でやっているようである。

本日休業 (2004.07.19)

世間一般では、本日は「海の日」とかで祝日。俺もこのところメチャ厳しいスケジュールをこなしてきたので「今日は何もせんぞ!」とキッパリ宣言。

昼、両親、甥っこの直樹が来宅。夕方には、久保直樹が訪ねてきたぐらいであとは何もなし。明日のラジオの選曲やら構成も考えていないし、明日締め切りの原稿もいくつかあるが、ええい、知った事か。俺はマイホームトーチャンに徹するのだ。よぉし、焼酎ロックを飲んでやろうじゃねぇか。これでもう執筆はできまい。ざまぁみやがれ。

心体育道技術本撮影会、、、子育ては親育て、、、 (2004.07.18)

昨日フラを見たおかげで、新たなるインスピレーションを得る。今の俺には、ミュージシャンとしての自分に欠けているものがなんなのか、よ〜く見えている気がする。同時に、口幅ったいけど、俺の比類のない特性も(爆笑)。

午後2時半より、宇品公民館にて、心体育道技術書の為の撮影会その一。例によって廣原先生自身がカメラマンを担当される。俺はヤラレ役でちょっとだけ出演。動画収録とは違い、コマ割りの写真で技術を解説するのはけっこう難しく、時間内に予定の半分くらいしか撮影できなかった。
それにしても先生、新作ビデオリリースのメド(今月末に全国発売)が立ったかと思えば、すぐに技術本である。この企画力、行動力はアッパレ。

生後ちょうど一カ月となるコタマ。「飲む、寝る、出す」の毎日で体重もメキメキ増加中。俺もあやすのが大分上手になりました。ときどき目を開けてポケ〜ッと中空を眺めているのが可愛い。何を考えているのかな。しかし、「子育て」とは言うけど、実は子によって親が育てられているのではないだろうか。最近、道場でも稽古の後半は指導する側に廻ることが増えた。「教える」とは、自分と向き合う行為なり。それにより精神も進化することができる。

*写真:自らシャッターを切る廣原先生。心体育道の技は地味なものが多く、コマ割りで表現するのはなかなか難しかった。

超過密スケジュール (2004.07.17)

昼前、久保直樹がGWに沖縄シーカヤックツアーで出会った「彼女」を伴って来宅。なかなか清爽で包容力のありそうな女性。久保もこれまで見た事ないくらい「収まった」カンジ(笑)。

午後2時、エールエール広場で今週ラジオ出演してくれたエビィ、福間嬢達フラダンスグループのステージを見る。いや、素晴らしい舞踊であった。陳腐な表現で恐縮だが、カンドーしました。正直なところ、俺は日本人が、たとえばフラメンコを踊っているのを見ても、イイと思った事はない。テクニック以前に無理があると思えるのだ。あの舞踊で表現されるところの「情念」は日本人が持ち合わせていないものだからしょうがない。
彼女達のフラは違った。それはこのネイティブ・ハワイアンの舞踊が、沖縄やアイヌのそれと同じく<自然への畏敬>をベースにしているからであろう。腰を基幹にした足の運びにも、日本武道でいう「足の抜き」が見られた。もともとネイティブハワイアンの言語には日本語をルーツとするものが多いと聞くし、ハワイの伝説のサーファー、タイガー・エスプリなどは「私達の祖先は日本からやって来た」と明言している。俺らは遠い昔からずっと繋がって来たのかも知れない。
そんなわけで8月18日のジャイブ。彼女達とジョイントさせてもらう方向で、すでにハナシを進めている。乞うご期待。

午後4時より、喫茶こばやしスタジオにてゴク楽生活委員会の収録。昨日のリハーサル通りバッチリ面白いものが撮れた。来週水曜日には動画アップ。

夕方道場。連日のハードスケジュールのせいもあって、道場の灼熱地獄がこたえる。先週よりもさらに大量の汗。稽古終了後、チャリを漕いでいると涼しいどころではない。兄弟子の奥田さんと「寒ぅ〜」とワメきながら帰る(笑)。他人が見たらなんと思うだろう。

そのあと一度シャワーを浴びに家へ戻ってから久保らの待つ「ワンラブ」で一杯飲み、すぐ引き返して11:30からの某音楽番組にゲスト出演(メインはヤイコ)した山口 洋氏を見る。

ヘロヘロの一日でございました。

ミュージシャンはヤメておけ?! (2004.07.16)

午前中裏庭(比治山)にて、明後日WEBTVロケのためのひとりリハーサル。カブトムシ&クワガタムシを捕まえる為の春駒流秘技を公開する予定。

午後より、デザイナーK氏とともに大芝の宝石商O氏オフィスを訪問。彼のオフィシャルHP制作の打ち合わせ&取材も大詰め。ここまで結構時間を費やした。というのも、O氏、ダイヤモンドビジネスだけでなく、トルコの伝統的織物「キリム」や環境保全器具のディーラーも兼任。引き出しが多い分、こっちの企画にも山っけが出てきて必然的にハナシが脱線してくる(笑)。
そうそう、ニッポン狭いもんで、O氏もボーカルデュオグループ「bkoz」と知り合いとか。

他にも友人の何人かが、一応プロミュージシャンとして活躍しているが、その多くが日々、食うや食わずの生活を強いられている。またそういう連中に限って事務所からの厳しい締め付け(たとえばイメージが悪くなるから妻帯者である事を公言するなとか)に、辟易しているのだ。俺はすべて掌握しているわけじゃないけど、音楽産業っつーもんは知れば知るほどイビツである。毎年数千もの「新人」がデビューし、ほぼ同じ数が消えていく。たとえヒットしたとしても、一年後も安泰であるとは限らない。げに、ミュージシャン残酷物語。その意味では、「独立自尊」の精神で果敢に常識を撃ち破り続けているKEMURIのアプローチは圧巻。やりたいときにやりたいようにやる。彼らの姿勢には、いつも毅然としたベクトルがある。

*下の写真はダイヤモンド商O氏がトルコから直輸入している「キリム」。これは100年モノの、いわゆるビンテージモデル。値段は意外とお手頃。

新・家族の風景 (2004.07.15)

昼過ぎ、緑井から大量のベビー用品と供にオタマ&コタマをクルマで連れ帰る。シミュレーション通り(ここらへんの発想が実に俺らしい)にベビーベッド、ベビーバスその他の設備を配置。おお、完璧! で、先日買った「冷風扇」も早速始動。エアコンほど涼しくはないが、不自然な冷気じゃないから安心なり。もちろん湿気がこもらないよう換気には注意しております。

休眠状態であったキッチンもにわかに活気を取り戻し、一カ月間ぶりのオタマの手料理に感涙(笑)。やれやれ、こうして親子3人体制が本日よりスタートしたのであったとさ。

モス一新、、反乱軍鎮圧、、牛田山サミット、、 (2004.07.14)

昨日、当マンション1Fにある我が家の応接室「モスバーガー」に朝っぱらから作業着姿の男達が大勢入り、看板やらメニュー掲示板、イスなどをワッセワッセと運び出している。え、まさか店閉めるんか?と思ったけど、リニューアルオープンの為の準備であった。そして今日。たった一日でモスはイメージを一新した。トレードカラーの赤をやや抑え、緑と茶を基調にしたウッディな佇まいに変身。うん、なかなかシックで落ち着ける。よっしゃ、知り合いを呼んで祝いの宴を開こう。って、俺んちじゃないっつーの。

午前中レギュラー原稿を猛然と片付ける。んで、昼からは明日のオタマ&コタマ帰還に備え、部屋の掃除。ふと、ゴミ箱が気になってフタを開けて覗き込むと、、、ん???これは一体、、、、ギャー!!!!てなカンジでホンマに驚いた。最近コバエを見なくて淋しい、などと昨日の日報に書いたばっかりなのに、よくみりゃフタの裏にポツポツとサナギマンがいるではないか!絶滅したと見せかけて、ゴミ箱の底にわずかに付着した野菜屑などでシブトク食い繋ぎ、ひそかに反撃のチャンスをうかがっていやがったのだ。おまえらはエイリアンか!熱湯消毒にて成敗つかまつる!

夜は牛田山山頂にアジトを構えるデザイナーK氏宅を訪問。イラストレーターM氏とともにビール飲みつつ新規事業のミーティング。例によって激しく盛り上がる。奥方のミカチャンはそんな俺らを呆れ顔(笑)。いや、マジで花も実もあるハナシなんだってばよぉ。

その男捨て身につき、、、 (2004.07.13)

一人暮らしになってもうじき一カ月。自炊せぬため生ゴミの類いはまったく出ず。そういや、コバエも最近はまったく姿を見ていない。ちょっと淋しかったりして(笑)。

昨日のライブで、俺には次なるハードルがハッキリ見えた。いい傾向である。漫然とステージをこなしているだけでは意味がない。音楽に対して欲張りになっていく自分がいる。
そうそう、プロモーションにももっと力を入れねばならんのう。俺のCDを絶賛してくれた著名な某音楽ジャーナリスト氏が「地元(広島)ではたいへんな人気でしょう」と言ったけど、全然そんなことはないのである。もっと人目にふれねば。コベイション一本でゲリラ的なライブもしてみたい。はっ、路上?! 20数年ぶりにストリートへ帰還、、、悪くないかも。ゆずモドキ系ストリートシンガーのブームも去りつつあるようだし(笑)。

明後日、オタマ&コタマが帰ってくる。それで「冷風扇」を購入。水が蒸発する時の気化熱を利用して涼しい風を作るという単純な装置。取扱い説明書を読んでいて「ぬうっ?」と唸る一文に出会う。

<注>部屋でご使用になる時は、部屋の湿度が上がらないよう、必ず窓を開けてご使用ください。

ちょ、ちょっと待て。それじゃぁエアコンと併用できんつーことか。エアコン一台じゃ間に合わんと思って補助的に使うつもりだったのにぃ。トホホ、、、

本日のラジオ、本番前にミカちゃんがもうすぐ1才になるアイアイを連れて遊びに来る。しかし、知人とはいえ予告も無しにスタジオに入ってこれるなんて、おそろしく開けた放送局ではないか(笑)。
ゲストはフラダンサーの福間嬢とエビィ。フラダンスと聞くと、なんかチャラチャラしたイメージを持つ人がいるが、それは現代フラしか見た事がない人。伝統的フラは神に捧げる神聖な舞いで、入門するにも厳格なセレモニーがあったりする。踊る際の体軸の確保や運足には、 日本武道に通じるものが見られ興味深い。よって下半身強化トレーニングは相当キツイとか。今週の土曜日午後2時よりエールエール地下広場にて、彼女達の気合いの入ったフラのショーがある。是非行ってあげてほしいッス。
音楽もアートも舞踊も武道も食もファッションもアレヤコレヤも、「魂」のないモノは俺は好かん。退路を断ち切り、全身全霊でブツかってこそ人を感動させることが出来る。俺がフリーになったのは実はそこらへんの発想からである。子が生まれたことで守りに入るどころか、ますます捨て身の覚悟を持てたことが俺は嬉しい。まぁ、表向きには今まで通りチャラチャラいくけどね、あーこりゃこりゃ。

ジャイブでライブ (2004.07.12)

午前中イッキに原稿を仕上げ、昼からライブの準備。押し入れの中から一カ月ぶりにライブ専用器「オベイション・銀次郎」を引っ張り出すと、気密性の高いハードケースの中に入れておいたにもかかわらず、弦がかなり錆びている。湿気? 音も微妙にヌケが悪い。我が家は結露というものがまったくないので押し入れの中というのはノーチェックであった。以後気をつけまちゅでちゅ。

6時半ジャイブ入り。予定より30分遅れの8時半よりライブスタート。最初、お客さんの入りがヒトケタでちょっと焦ったが、二部からはけっこうな賑わい。特に今回はPステの美人アナである松原嬢や土肥嬢、セクシーフラダンサーであるエビィ嬢も来てくれてウキウキ歌いました(笑)。踊ってくれたイサジさん、おおきに!
本日のセットリスト、第一部:「もう一晩おまえと」>「どうじゃい」>「つかのまの天気雨」>「ルフラン」>「梶山ソロコーナー」>「その男ヨシオ」>「月の下ジントヨー」>「夫婦蛸」>「春は流れて」>「ひかりのうた」、第二部:「カプチーノもう一杯」>「黒いストッキング」>「てぃんさぐの花F.E.Lバージョン(新曲)」>「テビチ記念日」>「ぴぴららOne Love」>「UMIKAJI」>「星の波間に」>「ハッピーバースデイ(新曲)」>「梶山ソロコーナー」>「Get closer」>「38度線」  アンコール:「喫茶こばやし」>「夫婦蛸」
新曲はかつてないほどのペースで出来ているが、なんだか今日はいろいろ「課題」が見えた日でありましたとさ。

*下の写真:左がライブ専用器「オベイション・銀次郎」、右がオベイションのウクレレ「コベイション」。

参院選投票、、ゴク楽クッキングのリベンジ、、あっぱれ朝青龍、、 (2004.07.11)

朝イチで参議院選挙へ。しかしまぁ、段原南地区の投票所となっている「みみょう幼稚園」、なんでこんなに閑散としておるのかね。俺の他にはオバチャンがひとりいただけ。言いたくはないが、さすが稲作国家。権力者には刃向かわないDNAが強い。支配されることを望む輩が多すぎる。自分の頭で考え、自分でジャッジを下すことを面倒に感じるのだ。黒沢明「七人の侍」のエンディングを思い出す。それでも、本当に独立自尊の精神を持っているヤツは一握りの権力者に、自分の住む国が牛耳られることを黙って見てはいない。ただの無関心じゃ済まされないのだが。

昼過ぎ、そごう百貨店地下にて「ゴク楽クッキング」収録。「オタフク」から新発売となった「食膳酢」を使って、広島プリンスホテル23F「トップオブヒロシマ」の凄腕バーテンダー大谷氏が超極上のカクテルを作ってくれた。名付けて「ピンクスィーノ」。ネーミングはアジア最強のコピーライターとの呼び声も高い俺である(笑)。スィーノ、とは「酢が(体に)いいの!」でもあるし、広島弁の「すぃ〜のう(スッパイ)」でもある。トップオブヒロシマではこれが正式メニューとしてラインナップされたので、是非オーダーして欲しい。
主役が「お酢」だけあって会場は押すな押すなの大盛況。ギャラリーは軽く3ケタを突破。イコマよ、ようやった。一応誉めてつかわす。前回のリベンジは大成功じゃのう。
さらに嬉しかったのは、仕事として来ているはずの大谷バーテンダーやオタフクソースのスタッフの皆さんが「面白かったぁ!」と言ってくれたこと。これは最上級の賛辞である。これからは「儲かる」より「楽しい」がビジネスのキーワードとなるであろう。俺は確信する。皆で楽しく行きましょう。

本日オタマの誕生日。プレゼントは梅雨が空けたというのに傘(笑)。

今日の大相撲結びの一番、朝青龍vs琴ノ若戦は凄かったぁ。琴ノ若の上手投げで朝青龍が背中から、、、落ちない!なんと、横綱はブリッジで背中を浮かせて持ちこたえ、投げた琴ノ若が先に手を付いてしまい、同体取り直し。結局、朝青龍が今度は切り返しで琴ノ若を見事に裏返す。それにしても相撲取りのブリッジ、俺は初めて見たぜ。こんなにバランスとパワーに長けた横綱、なかなかお目にかかれるもんではない。体がデカイわけではないのに、武道家だな朝青龍は。

寝る前に選挙速報。タレントとか、被告者とか、プロレスラーとか、スキーのオリンピック選手とか、出馬すりゃあエエっちゅうもんでもなかろうに。F・フェリーニが見たらタマげるぜきっと。映画やコミック雑誌を軽〜く凌駕するスチャラカ的鳥獣戯画が、政界では日常茶飯事となってしまった。おっと、自民は苦戦、民主躍進。これは予想通り。けど、相変わらず投票率は最悪。

ベロタクシー、、、たとえ体が不自由でも、、、 (2004.07.10)

デオデオ本店前の路上で、「ベロタクシー」なるものを始めて見た。東南アジア発祥とおぼしきこの人力タクシー、運賃よりも広告収入がメインのようであるが、なかなかカッコイイじゃん。こうゆうものが走り、定着することで初めて文化レベルうんぬんが語れる。流行を追っかけるのではなく、<先がけ>にこそ意味がある。環境にもよろしい。「乗ったろうか、、、」と一瞬思ったけど、急いでいたので本日はパス。それに男ひとりじゃさらしものになるだけだ(笑)。

ドイツの某市では、化石燃料使用の動力車一切の立ち入りを禁止しているエリアがあるという。日本でそんなことしたらたちまち「商売にならん」だの「メンドくさい」だのブーイング大合唱となることろだが、そこはオトナの国ドイツ「とりあえずやってみよう。ダメならまた考えよう」と、市民が一致協力。結果、空気は綺麗になるし騒音もなくなるし安全になるし、それがまた町の魅力となってさらなる活気を呼び込む事となった。そろそろ日本にもこんな将来性のあるビジョンを持った政治家が必要です。景気回復、新幹線誘致、高速道路開発、ダム建設なんぞもうエエっちゅうの。くどいようだが明日の選挙は棄権しちゃいけませんよ。シロアリみたいな政治家を選んじゃダメよ〜。

先週、灼熱地獄となった道場での稽古。今日は比較的涼しゅうおました。しかし、これからの季節、「暑さ」に加え、さらに手強いのが道着のニオイである。汗でベチョンベチョンになった道着を、たとえばその日の夜のうちに洗濯し脱水してそのまま洗濯機に一晩放置しておいたら、翌朝ヒサンなくらいクサイのだ。だから洗濯したら即干すべし。干す際も「ファブリーズ」など除菌消臭剤をたっぷり噴霧しておかないと、やはり悪臭を発することとなる。これをうっかり道場に着て行ったなら、熱と汗で、ものの10分もせぬうちにこの世のものとは思えぬ程、暑苦しいニオイを発し、闘う前に自爆してしまうのだ。どのくらい暑苦しいかというと「みのもんたと細木数子の2ショット」といえばわかりやすいか。みなさん気を付けませう。あ、俺か。

ところで稽古終了後、先生から興味深い話を聞いた。悪性腫瘍が出来た為に手術で片腕を切り落とした人が、新しく入門してきたとのこと。「片腕でもそれなりの動きができるのが心体育道」と先生。そこで俺も質問。「事故で片足を複雑骨折して正座が出来ない男がいるんですが、そんなヤツでも大丈夫ですか?」「うん、問題ない。大丈夫よ」と先生。障害があっても最終的にはその人その人のベストな動きに昇華させるということなのだ。先日入門した満身創痍の友人J氏もがんばってるみたいで、近いうち彼の奥方も入門するらしい。ホンマ、心体育道はエエどう!

遊び人のDNA、、、世界の中心で、、、 (2004.07.09)

昼過ぎ、大野町のシーカヤックショップ「パドルパーク」へ行き、4月から滞納していた半年分の艇庫料金を払う。店長のマーシー、なんと9月には二人目が産まれるらしい。今度もまた男の子で名前もすでに「波人(はると)」と命名。ちなみに4才の長男は「海人(かいと)」。こうやってオヤジの高濃度の遊び人DNAは万全確実に継承されていくのである。

それにしてもマーシーも言っておったけど、今年は去年にもまして海がヘンとのこと。風、波の異常な暴れっぷり、そして天候の急変具合もますます突発的になり、コンディションを読むのが年々難しくなってきているらしい。昨日の暴風雨も凄かった。「風の谷のナウシカ」のオババみたく「大気が怒っておる!大気の怒りを感じるのじゃぁ!」と警鐘を鳴らしたい。世界の中心でアホが叫ぶ、、、

夕方少し前、緑井のオタマの実家にいるとき、Pステきってのセクシーパーソナリティ、飯村toco嬢よりデンワ。現在生放送中なんだけど、リスナーから来週月曜日のFar East Loungeのライブに関する問い合せがきたからこのままデンワで出演してよ、とのこと。ありがたいこってす。「ウエストウェイブお聞きのみなさん、こんにちわ。生まれた時からミュージシャンの三代目春駒、、、」って、ナニしゃべってるんでしょうね俺。しかし、tocoちゃんとか、松原恵美ちゃんとか、Pステは美人揃いよの。なのになんで俺は食欲だけが取り柄のイコマと組まにゃいけんの???

晴れのちスコール、、、ゴーゴー北桜、、、 (2004.07.08)

毎日お暑うございます。仕事を放り投げて海にでも行きたい気分。埼玉の熊谷市では38度近くまであがるとか。と思いきや、昼過ぎから空はにわかにかき曇り、強烈な風とスコール。やはり亜熱帯化しているのだろう。おっとヤベェよ、パンツ一丁のままベランダへ飛び出し、大急ぎで洗濯物を取り込む。

先月18日に2,535gと、やや小さめで産まれたコタマ、本日の3週間目検診で3,150gまでアップしたことが判明。なにしろ乳の飲みっぷりがハンパではない。一度吸い付いたらスッポンのように放さんのだ。ハシケンの名曲「乳のみほせ」そのまんま(笑)。

広島は安佐北区出身の北桜が5連勝と快調。ガッツ丸出しの取り組みは見ていて気持ちいい。ベテランがこうして復調し活躍するのは感動的であるが、気になるのは彼の淋しいマゲ。頭頂部の髪が相当薄くなっており、そのうち結えなくなりはせんかいな。最近TVCMでよくやってる接着式の植髪法を試してはどうだろう。たった一晩で髪の毛が異様に増えていたら、取り組み相手は絶対ビビるでぇ。あるいは、頭頂部をツルツルに剃りあげたうえ、ニセのマゲをちょっとの衝撃でポロリと落ちるように細工して乗せておけば、ブチかました瞬間これまた相手を動揺させる事ができる。そこを突くのだ。十両優勝間違いなし! いや、関取の命であるマゲを茶化すとは不謹慎でした〜、あいスンマセン。

夕方、トレーニングをしに実家に帰ったついでに、甥っこ直樹の宿題を見てやり、仕上げに丸めた新聞紙でチャンバラ。俺は相手が9才であろうと手加減はせぬ。ビシッ、バシッとしたたかに打ち据えてやる。直樹、悶えまくり(笑)。

メラメラ熱いぜ岡山勢は (2004.07.07)

午前中、レギュラー原稿をイッキに片付けて散髪に行く。昼すぎ緑井へコタマ詣。夕方、デザイナーK氏と、西区の某広告代理店を訪ね、、、、、すべての業務が終了したのはPM10:00。グッタリしているところへロケン屋ヒサロオ氏からデンワで呼び出され、「チャールストンクラブ」にて、岡山ミュージックシーンの重鎮であるクラタ氏、岡山在住のシンガーソングライター、ニシナミユキ嬢らと飲む。驚いたことにニシナ嬢の姪っこも、我が息子コタマと同じく紅葉と書いてクレハというのだそう。クレハ同士が結婚したらややこしいことになりそうだ(笑)。ニシナ嬢、自主制作CDが数千枚売れるほどの実力派。是非、ライブを見てみたい。

アヤシイやつらは段原南に集結ス、、、 (2004.07.06)

数えてみたら上半期だけですでに大小11のライブをやっている。多けりゃいいというものではないけど、気持ちがのってきているのが自分でもわかる。来週月曜日に迫ったジャイブでのワンマンライブは例によって二部構成。どっちかを「沖縄モノ」でまとめてみるのもいいかもしれん。

ちゅーぴー梶山のバンド「オルカ団」のメンバーK嬢が、俺んちのすぐ近く、というより交差点を挟んだ斜向かいに明日、雑貨屋「CUBE」をオープンする。ベランダから8倍の双眼鏡でバッチリ見えるので、執筆の合間に開店準備を時々覗き見(笑)。K嬢、俺に見られているとも知らず、時々ボサ〜ッと突っ立っている。どうやら作業は、あまりはかどってはいないようだ(爆笑)。なになに?店頭に置かれた黒板に「アヤシイ粗品、、、」とある。へぇ、明日早速ビールの差し入れでもしようかね。

本日のゲスト、ブルームオブユースの別所ユ−ジ氏。彼に興味を持つ中国新聞M嬢も見物にくる(笑)。おっと、彼女からコタマへ素敵なプレゼント。しかし、女子っつーのは、カワイイものを見つけるのがホンマにうまいですのう。ありがとさんです。

風は追い風?向い風? (2004.07.05)

台風7号の吹き戻しで夕方までかなり強い風。おかげで洗濯物はよく乾いたが、昨日取り付けた玄関の暖簾(のれん)が見事にフッ飛んじまったじゃねぇか。かあさん、僕のあの暖簾、どこいったんでしょうね?あ、あんなところに引っ掛かっとる!ラッキー。

昼過ぎよりデザイナーのK氏&M氏来宅。なかなかに有意義なミーティング。BGMはThe Clash「Rock the casbah」(笑)。8月後半に「クリエイターズミーティング」を市内某ホテルのスイートルームを貸し切りでやらかすことに決定。俺らのアイデアをもっと高く評価してくれる企業はおらんもんかいな。ヘタな広告代理店にまかすよりゃずっと安上がりで効果ありますぜ。っつーことで力を結集すべくクリエイタ−ズチームも立ち上げまする。

ロケン屋N氏よりデンワ。明日、岡山から広島にやってくる某ライブハウス店長を紹介してくれるという。なんでもその店長氏、俺の音楽の師匠である勇造アニキと同志社大学時代、仲間だった(ちなみに勇造アニキは中退)らしい。となれば相当のくせ者に違いない(笑)。岡山でライブさせてもらえるとなれば願ったり叶ったりである。神辺ハイダウェイを経由して、プチライブツアーができるです。なんとしてでも兵庫、大阪、京都と繋げてみたい。

初蝉の、謳いし梅雨の、中休み (2004.07.04)

裏庭(比治山)で早くもというか、ようやくというか、ニイニイゼミが鳴き始めた。俺は彼らの「シュイーーーーン」という金属っぽいハイトーンが好きである。昆虫の中でもセミ科の皆さんは、極めてSFチックなツラ構えをしていらっしゃいます。さすがバルタン星人のモデルになっただけのことはあるわい。この地球上の全生物の中で一番洗練された進化形態がセミだったりして。それにしてもあんな小さいカラダなのに、どうやったらあんなドでかい声で鳴けるのか。

玄関に黄色×白の暖簾を吊るす。これで気兼ねなくドアを開けっ放しにできる。なにせ向かいに住んでいる大家さんちから俺のダイニングは丸見えだったのだ。どこかへ仕事に出かけるふうでもなく日がな一日、ダイニングに居座って何事かこそこそやっている年齢・職業不詳男をどう見ているのか、いっぺん聞いてみたい(笑)。

昼過ぎ、両親を伴って緑井のオタマの実家へコタマ詣。丸一日会わなかっただけなのに、カラダ全体が一層ふくよかになっている。来週中頃には段原南へ帰って来れるかも。コタマ、相当寝相が悪いらしく、しょっちゅう足で毛布を蹴り飛ばすそうな。母親似である。ホンマ、コタマよ、お前のカァチャンはなぁ、ここで書くのもはばかられる程ハズかしい寝乱れ姿なり。朝起きた時なんか、、、、いや、そのうちわかる。寝相のシンクロナイズドだけはカンベンしてくれよ。

昇天ビール、、、政治評論家?!、、、 (2004.07.03)

平年より5度アップの33度を記録。こうなってくるとシンドイのは心体育道の稽古である。稽古開始10分で
道場の2面に張られた鏡が曇りはじめる。30分後、、、道着を絞れば水が滴り落ちる程汗まみれに。道場内はすでに40度を軽くオーバーしている?なにせ、ただ一つの開口部である開け放たれた出入り口ドアから流れ込んでくる僅かな外気が「冷気」に思える程、涼しく感じるのである(笑)。サウナなんぞ行く必要なし!稽古終了後のビールは天にも昇る旨さよの。

夕方やってた、俺と極めて親密なカンケーにある某報道系ローカルTV番組でコメンテーターの神足裕司氏が興味深い事を話していた。「『冬のソナタ』や『セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)』など、このような純愛モノが流行るのはいつも大きな戦争の前です。第二次世界大戦前もそうだった」と。そうかもしれんなぁ。今の日本人はバランス感覚を著しく喪失しているとしか思えない。バブル崩壊で手痛い目にあったからか、猜疑心に満ち満ちている一方で、現実逃避の傾向も顕著である。こんなとき「一発戦争でもやったろか」とトチ狂ってしまうのであろう。神足サン、伊達に頭が光ってねぇぜ。
ニュースで見た与党代表者のコメント「私達の政策が功を奏し、この1年でググーンと景気がよくなって来ております。政治は結果がすべてであります。どうか、皆様、実績ある我が党へ!」などと聞いてて恥ずかしくなる。景気がよくなったのはすべてがひとえに中小企業経営者たちの地道な企業努力であって、政府の貢献などほとんどゼロに等しいではないか。人の手柄を自分の功績に摺り替えてしまうこのメンタリティからして、与党政治家というものがいかに横柄で民衆を愚弄しているかがようわかるです。
それにしても最近、政治問題に傾注し過ぎじゃないかって?どうもね、黙っておれんのよ。俺は成功よりハッピーを望む男である。だから政治家のウソがよく見える。この国がとんでもねぇ方向に行ってしまいそうな気がして落ち着かないのだ。見ざる聞かざる言わざるは、いけませんでゴザ〜ル。

俺の人生あみだくじ (2004.07.02)

某楽器店にて、古いマルチトラッカーを下取りしてもらって、CD-R/RW対応のMRS-1266を購入。チャチではあるがドラムマシン、マルチエフェクト、CDバーナーまでも搭載されたオールインワンタイプで俺のような横着モンにゃぴったしだ。本格的なレコーディングは誰かに任せるつもりだから、自宅で簡単なデモテープを作るにはこのグレードで充分。当面は曲づくりじゃなく、ナレーションパフォーマンスの実験っつーか可能性を追求したい。十数年前テープ式マルチトラッカーで、芥川龍之介「蜘蛛の糸」をボブ・マーリィの名曲に乗せて朗読するという前衛リーディングを収録し、メチャ受けしたことがある(某出版社の耳に止まりリリースを持ちかけられた)。また、架空オリジナルCMナレーションにも数本挑戦。思い返せばコレらが評価されて広告業界に入れたのだから人生まさに「あみだくじ」。面白い、と思ったら躊躇せずにやったほうがエエのだ。なにか企画を発信するときは、企画書より「現ブツ」を見せたり聞かせたりするほうが絶対的に有利でハナシが早い。

夕方、チューピー梶山来宅。当世文化事情&格闘技談議に花を咲かせる。しかし、このニッポンにおいて、人生を踏み外させてくれるほどの吸引力、破壊力を持った本や音楽、アートが正当に評価されないのは何故だろう。一方でどうしようもないテレビや映画、小説は元気いっぱいである。最近流行っている「冬のナントカ」にしても「世界の中心でウンヌン」にしても、あれを支持している皆さんは、マニュアル化した恋愛に飽きたというかズバリ「純愛」に飢えているに違いない。俺のように純愛しかしたことのない心身共にピュアな男には不要のガラクタ、不燃ゴミである(笑)。

支持政党、、、最強格闘技図鑑、、、 (2004.07.01)

コタマの出生関連の諸々の手続き、一応本日で終了。今日も猛烈に乳を吸い、泣き、クソをし、眠る。乳児とは野獣に近い存在。生命力の塊だ。

昼過ぎ、仕事が早く片付いたのでボーッとしていると、いきなりPステーションのディレクターI女史(俺よりちょい年上の片平なぎさ似の美人主婦)が訪ねてくる。今度の比例代表選挙で、是非応援してもらいたい候補者がいるのでちょっとハナシを聞いてもらえないか、とのこと。I女史の推す候補者は俺の支持する政党ではなかったが、彼女の熱いスピーチに耳を傾けるうち、「応援したろう」という気になった。なにしろ、彼女の説明が非常に明確でわかりやすい。もしかしたら立候補している当の本人から話を聞くよりよかったのかも?(笑) しかし、こういう手間ひまかける選挙支援活動というのは一番効果的だな。
ちなみに俺が興味を持っているのは環境政党「みどりの会議」である。彼らの政策は異常なまでにシンプルかつ具体的で将来性があると俺は思う。彼らの言うように食料自給率40%は危険すぎるし、軍隊を持つ事を放棄したコスタリカに学ぶべきだし、景気が少々悪かろうが健全な食い物がしっかり食えればいいではないか。伝説のハンター齋藤令介著「原始思考法」にも通ずるものがある。これこそ人間の基本だ。カヌーイストの野田知佑氏、作家の星川 淳氏、永 六輔氏らもここを応援している。

夕方、Kデザイナーが来宅。2、3ある新規事業の打ち合わせ。俺らは皮算用を大の得意とする。イメージすんのに最初からチマチマ考えとれるかっつーの。でっかくドドーンとイキまする。

作家、松宮康生氏より彼の新刊「最強格闘技図鑑・真伝」が送られてきた。松宮氏はブルース・リー研究家としても有名で、その著作は世界5ヶ国で紹介され、イギリスの大英図書館にも所蔵されているほど。今回の新刊では彼がベストと認識する20名の格闘家・武道家を取り上げ、その比類なき強さの秘密が徹底的に検証されている。大山倍達、芦原英幸、ヒクソン・グレイシー、塩田剛三、ブルース・リーと並んで我が師、廣原 誠先生が紹介されている極めて価値ある一冊なり!!!! ぶんか社より発売されているので買っておくんなさいましよ〜。

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