早朝から執筆。昼過ぎにフィニッシュ。
夕方、ヤボ用でPステに行き、ディレクターとダベっていると、よくレポーターをやっているヒグチ嬢が話し掛けてくる。聞けば、彼女、今年3月、原爆ドーム前でのFar East Loungeのライブを見ていたとか。一時、チューピー梶山のボーカル教室にも通っていたことがあるそうな。さらに驚くことに、彼女は俺の友人F氏のセガレと同じクラスだったという。俺はそのセガレを幼稚園生から知っており(当然その時俺はすでに成人であった)、今だに正月にはお年玉をあげる間柄。う〜ん、俺も知らぬ間に勝手に歳をとったようだ。でも俺的には、年齢や体力のギャップをそれほど感じてはいない、、、と思う。
そのあと寄ったDUCKで久しぶりに会ったシンガーCクンから、オカルトっぽいハナシを聞く。彼は今年の夏の始め頃、安芸郡某所のワンルームマンションに引っ越しした。そしてその記念すべき一日目の夜、不可解な事件を起こす。少し飲んでから新居に戻り、ダラダラ大汗をかきながらTVを見ていたんだそうな。そんで、次に気がつくと、3階の自室からマンション横の狭い敷地に血を流して蹲っていたんだと。本人の知らぬ間にベランダから墜落(それ以外、その場所に降りることは通常では不可能らしい)していたのである。しかもそのベランダには、足を踏み入れた憶えがない。発見者が救急車を呼んでくれ、3日間程救急救命室で過ごす。幸いにもケガは左ろっ骨の亀裂骨折と数カ所の裂傷程度。 これは悪霊の仕業に違いない!ビビった彼は退院後ただちに某神社にてお祓いを受ける。以来、平穏無事とか。俺は霊の仕業でもなんでもないと思う。荒っぽい人生を歩んで来た俺は、過去に何度かKOされた経験がある。面白いのは、気を失う前後のことをほとんど憶えていないことだ。これは脳が強い衝撃(揺さぶり)を受け、軽い記憶喪失を引き起こすからだ。人というものは、なにか自分が意味不明の現象に出くわした際、オカルトを持ち出して強引に決着を試みる場合がある。彼はなんらかの理由があってベランダに出たのだ。そしてやはりなにかの必要を感じてベランダの外に身を乗り出し、不覚にも手か足が放れて墜落した。「でも、自殺願望なんてボクにゃないですからね」と、Cクン。うん、キミは自殺をする顔ではない。俺が思うに、きっとキミは、隣の若い女性入居者をノゾキ見するつもりだったのだ。マチガイない(笑)。
例の栃木での兄弟誘拐殺人事件。9月15日の屈折日報で「被害者の父親も罰せられるべき」と書いた。本日、案の定というか、父親の尿から覚醒剤陽性反応が出て、逮捕。あんな狂人に大切な息子を引き合わせること自体、すでに常軌を逸している。ついでに言えば、俺はドラッグの類いが昔から大嫌いである。ドラッグの使用=弱い方向に安易に流れることによってスパークしようとするロックミュージシャンも、その作品も好かん。俺は正気のまま、狂いたい。そしてそれこそが最高のエクスタシーと信じる。
*写真:本日の夕食、オタマ作のマグロ丼。これまたシンプルにして悶絶するほど美味!
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