Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2004年09月の日記

歳の差なんて、、、オカルトのトリック、、、 (2004.09.30)

早朝から執筆。昼過ぎにフィニッシュ。

夕方、ヤボ用でPステに行き、ディレクターとダベっていると、よくレポーターをやっているヒグチ嬢が話し掛けてくる。聞けば、彼女、今年3月、原爆ドーム前でのFar East Loungeのライブを見ていたとか。一時、チューピー梶山のボーカル教室にも通っていたことがあるそうな。さらに驚くことに、彼女は俺の友人F氏のセガレと同じクラスだったという。俺はそのセガレを幼稚園生から知っており(当然その時俺はすでに成人であった)、今だに正月にはお年玉をあげる間柄。う〜ん、俺も知らぬ間に勝手に歳をとったようだ。でも俺的には、年齢や体力のギャップをそれほど感じてはいない、、、と思う。

そのあと寄ったDUCKで久しぶりに会ったシンガーCクンから、オカルトっぽいハナシを聞く。彼は今年の夏の始め頃、安芸郡某所のワンルームマンションに引っ越しした。そしてその記念すべき一日目の夜、不可解な事件を起こす。少し飲んでから新居に戻り、ダラダラ大汗をかきながらTVを見ていたんだそうな。そんで、次に気がつくと、3階の自室からマンション横の狭い敷地に血を流して蹲っていたんだと。本人の知らぬ間にベランダから墜落(それ以外、その場所に降りることは通常では不可能らしい)していたのである。しかもそのベランダには、足を踏み入れた憶えがない。発見者が救急車を呼んでくれ、3日間程救急救命室で過ごす。幸いにもケガは左ろっ骨の亀裂骨折と数カ所の裂傷程度。
これは悪霊の仕業に違いない!ビビった彼は退院後ただちに某神社にてお祓いを受ける。以来、平穏無事とか。俺は霊の仕業でもなんでもないと思う。荒っぽい人生を歩んで来た俺は、過去に何度かKOされた経験がある。面白いのは、気を失う前後のことをほとんど憶えていないことだ。これは脳が強い衝撃(揺さぶり)を受け、軽い記憶喪失を引き起こすからだ。人というものは、なにか自分が意味不明の現象に出くわした際、オカルトを持ち出して強引に決着を試みる場合がある。彼はなんらかの理由があってベランダに出たのだ。そしてやはりなにかの必要を感じてベランダの外に身を乗り出し、不覚にも手か足が放れて墜落した。「でも、自殺願望なんてボクにゃないですからね」と、Cクン。うん、キミは自殺をする顔ではない。俺が思うに、きっとキミは、隣の若い女性入居者をノゾキ見するつもりだったのだ。マチガイない(笑)。

例の栃木での兄弟誘拐殺人事件。9月15日の屈折日報で「被害者の父親も罰せられるべき」と書いた。本日、案の定というか、父親の尿から覚醒剤陽性反応が出て、逮捕。あんな狂人に大切な息子を引き合わせること自体、すでに常軌を逸している。ついでに言えば、俺はドラッグの類いが昔から大嫌いである。ドラッグの使用=弱い方向に安易に流れることによってスパークしようとするロックミュージシャンも、その作品も好かん。俺は正気のまま、狂いたい。そしてそれこそが最高のエクスタシーと信じる。

*写真:本日の夕食、オタマ作のマグロ丼。これまたシンプルにして悶絶するほど美味!

台風21号、、、転がる石のように、、、 (2004.09.29)

朝9時、某大企業にてレギュラー仕事の最終打ち合わせ。一応これで、10月からの契約は更新されるのか? ウ〜ン、たぶん、、、、。アイデアはバンバン出まくるのに、それをうまく活かせないのがもどかしい。

やってきました、台風21号。観測史上最多の8個目。前のヤツより風は弱いはずだが当マンションが少々揺れる。風の向きが違うのだろう。
三重県南部では総雨量1,000ミリを超える可能性が出て来たとか。もうムチャクチャじゃ。人類の未来にゃまさに暗雲立ち込めとるで。

グズついた天候が続いたせいか、右膝がずきずき痛む。前はもっとほかにもイロイロと痛むところがあったけど、心体育道の健康法やりだしてほとんど治った。あ、このところ忙し過ぎてカラダがなまっているのかもしれんなぁ。

夜、総社の倉田さんから預かった豊田勇造師匠のライブビデオin総社を見る。1985年と89年の2本。85年といえばかれこれ20年前。さすがに師匠、お若い(笑)。この頃は完全なるブルーズ路線。歌詞も辛らつで、意義申し立てっぽい戦闘的なものが多かった。その4年後の89年になると雰囲気は一変。半分以上、勇造さん自身がタイに移住してから作った柔らかい脱力系の歌が増え、MCにもタイ語が入ったりして「なぜいきなりタイなんスか?」と俺も大いに面くらった記憶がある。
そして現在、途切れることなく紡がれた歌旅の遍歴が絶妙にブレンドされ、唯一無比、深く濃くしなやかで時に激しい勇造節に昇華した。ライク・ア・ローリングストーン。転がる石に苔むさず。勇造アニキ、これからも一ファンとして応援しますぜ。

*写真:沖縄ミヤゲのゴーヤーマラカス。美味しそうな音がします・

ゲストてんこもり、、男の俺でさえ、、おもろいオッサン、、、 (2004.09.28)

本日のラジオゲスト、またしても満員御礼。ロック居酒屋「とら屋(スマトラタイガーともいう)」の高橋Kスケ氏、黒幕生駒氏、中国新聞出版局の三河氏、naomのミズチャン、飛び込み(というより引きずり込み)ゲストで土肥さん、そしてレギュラーの綾乃さんといった超個性的な面々。

放送終了後、中国新聞社ビルを出ると、目の前に某追っかけ氏が立っていた。こういうの、男の俺でさえけっこうタマげる。応援してくれるのはホントにありがたいのだがね。こう頻繁だと女性パーソナリティは恐く感じるだろうから、少し遠慮してほしいっす。

独り打ち上げでDUCKに寄ったら面白いオッサン(失礼)と出会った。「市民球場なんてね、マツダが株を公開すりゃ建設費の300億円ぐらいスグに集まんのよ。それをなんでやらんのか」なるほど、ユニークな指摘である。聞けば、彼、保険事務所を経営しているとのこと。そのせいか広島の経済裏事情全般にも詳しく、かなりタメになる情報をいくつかもらった。おっと、オミヤゲ(特大のシュークリーム2コ)までもらっちゃいました。ありがとう佐竹さん。あ、名前言うてもうた。

天国に一番近いカレー (2004.09.27)

朝から怒濤の執筆地獄。昨日、クアトロのステージに立っていたことが信じられんくらいのギャップ。でもこれでオーケー。イッツ・マイ・ライフよの。

昼過ぎにひと段落ついたところで、そのクアトロライブの収録ビデオ&MDを観賞。我ながらなかなかいい演奏しているじゃないの。普通、自分の演奏を聞き直しても、アラばかりが目立ってイイとは思わんのだがね。でもやっぱり、、、、課題もけっこうある(どっちやねん?!)。

本日の夕食の玄米カレーは、生涯サイコーの味。マジで卒倒するくらいうまかった。先月から我が家では某グリーンコープで食材を買っているのだが、野菜はちゃんと正しい野菜の味がするし、豆腐、牛乳その他もしかり。オタマによれば、それらで作ったカレーをしばらく寝かせただけという。天衣無縫の食材は素晴らしい。逆に言えば、俺らが普段いかに「まがい物」を口にしているかということだ。

ちなみに俺は、たとえば外食をした時などかなり不味いものでもガマンして全部食う。好き嫌いしたり、残すことはバチあたり、そう教育してくれた親に感謝している。で、そういう事情を知らない輩から「小林はなんでもうまそうに食うから味音痴」などと言われたりする。バカタレ、ちゃんと味はわかっとるぜ。っつーか玄米と薄味志向で磨かれた俺の味覚、嗅覚は人並み以上と自負しているです。

生誕100日、、、クアトロライブ、、、 (2004.09.26)

本日、コタマ生誕100日。そこで実家にて、なにやら箸でゴハンを食べさせる真似事をするセレモニー(これをやると元気に育つらしい)を執り行う。

昼過ぎ、「広島ロック主義・安芸の秋祭2004」出演のため、クアトロ入り。本番18:30スタート。俺らFar East Loungeは2番手で登場。セットリスト「38度線」>「黒いストッキング」>「テビチ記念日」>「その男ヨシオ」>「月の下ジントヨー」>「夫婦蛸」>「海の向こうで戦争が始まる」>「ひかりのうた」。
このスケールの小屋で演奏すんのは久しぶりだけど、イイ面悪い面いろいろ見えてよかった。最近は毎回課題がハッキリ自覚できるようになった。どんどんいきたい。

さて、出番が終わったので客席に回り、次の山口洋クンのソロを見る。俺はまだHEAT WAVEのライブは見たことないのだが、ソロは今年2月のタワーレコードインストアライブに続き2回目。いや、ヨカッタよ〜。それ以上感想の言い様がない。俺にとっちゃあ豊田勇造師匠と並び、現時点でアジア最高のアーティストですな。彼自身も俺のステージを見てくれたらしく、けっこう気に入ってくれたみたい。

イベント自体もかなり盛況だったと思う。ナカハラさんはじめ、熊谷兄弟、共演者・スタッフのみなさん、世話になりました。忙しい中、チケットを買って見に来てくれた人、どうもありがとう。今後もよろしくたのんます。

*写真:楽屋に貼られた俺らのネームテープ。スペルが違うっつーの(笑)。

悩める四十路男、、、 (2004.09.25)

終日、明日のクアトロの構成を練る。40分の持ち時間というのは、俺らのような超バラエティに富んだ(悪く言えば節操が無い?)ユニットにとっては、一番中途ハンパでやりにくいサイズ。ナンダナンダ?のまま終わってしまう可能性が高い。そこで妙案。ようわからんままやってしまえ!(笑)。で、どのくらい「ようわからん」のか、セレクトした8曲をザッと流してやってみたならば、ますますわからんようになった。しかし、俺の作る曲に、作為というか計画性がまるでないことだけはハッキリしたのである(イバるんじゃないっつーの)。皆さん、明日はFar East Loungeのパラノイヤぶりを心ゆくまで御堪能くださいまし。

10月30日から岡山の総社を皮切りにスタートする三代目春駒ソロライブプロジェクト。なんかタイトルが欲しいと思っていたのだがやっと閃いたぜ。名付けて「男一匹タイマンライブツアー」。嗚呼、秋の夜長に壊れゆくワタシ、、、。

チケット押し売り行脚ファイナル (2004.09.24)

午前中、デザイナーK氏、イコマユカとともに、某食品会社社長氏と井口のとある場所で新規事業のミーティング。待ち合わせ場所に向かう途中、シンガーの新井英一さんからデンワ。先日の電話インタビューのお礼。こんな律儀なシンガー、珍しいです。熱いだけじゃない。やっぱ、義理と人情の人なんだな。俺の心もほのぼのとあたたかくなった。

さて、ミーティングの方はといえば、面白い意見がバンバン出て、メチャクチャに弾けまくる。まさにブレーンストーミング。イコマに声かけてよかった。詳細は、、、秘密!(笑)

夕方より、26日のライブチケットを握りしめ、押し売り行脚。某デザイン事務所のMクン、的場のオリジナルブランドショップ「naom」のミズちゃんらが買ってくれ、、、やった、ウン十枚ノルマ無事達成。ありがたやありがたや。皆さんのおかげでごんす。はひふへホロリン。26日は買ってくれた一人ひとりの顔を思い浮かべながら歌うばい。ギター弾くばい。

夜になってもデンワでチケット追加注文数件。これで安心してライブの構成を考えられるというものである、っつーか、まだ考えてないんかい?!

写真:チケットを売り付けられたひとり、デザイナーの増原クン。しかし、事務所まで押し掛ける俺もすげぇやな。

ウエストウェイブ、、、KEMURIの復活、、、総社の倉田さん (2004.09.23)

昼過ぎ、JR広島駅南口にあるPステーションのサテライトスタジオでやってる「ウエストウェイブ」にゲスト出演。26日の告知(というよりは半分以上自分のことばっかしゃべってた?)をさせてもらう。俺の曲とヒートウェイヴの曲を、それぞれ一曲ずつオンエア。Pステきってのセクシーパーソナリティーtocoちゃんサンキュー!

そのあと、大阪であったKEMURIのライブを見に行っていた久保直樹とおちあい、一杯飲む。トランペッター亮介クンの急逝からちょうど一年。見事な復活を遂げたKEMURI。ホンマ、心から拍手を送りたい。

夜、jiveにて、岡山のシンガー、ニシナミユキ嬢(かなかなヨカッタっす)のサポートで来ていた倉田氏と会う。来月末、総社での俺のライブを企画してくれた人。嬉しいことに、すでにライブチラシまで作ってもらっちゃったりして、ううっ、ガンバらにゃいけませんですのう。

チケット押し売り (2004.09.22)

ちょい寝坊したため、午前中はいつもよりさらに気合い入れて原稿執筆。

昼過ぎ、古巣のデザイン事務所へ、26日クアトロライブのチケットを押し売りに行く。弟子2号の手掛けている新聞掲載5段広告のカンプが目に入り、コピーに思わずケチを付けたくなったが耐える(笑)。まだまだじゃわい。これでエエ思うとったらいけんどー。ケケケ。

夜は、喫茶こばやしスタジオで発声練習、というよりも絶叫。今年に入ってから週3ペースでやっているから声のヌケはGood。今回のライブでは中盤からSaxのミス・ウーノ、最後の一曲にキーボードのチャールズ内田がサポートしてくれることになっている。チェールズ内田とは先々週、DUCKで練習した(1回だけじゃが)からいいとして、ミス・ウーノにはイキナリ本番はキツイと思われる曲があることが判明。その数曲だけMDで録り、明日にでも渡して予習しておいてもらおっと。

血を越える歌を、今こそ (2004.09.21)

昨夜2時過ぎ、レギュラーである某環境月刊誌の原稿を書ききり、ヤレヤレと安心したとたん、400字詰原稿用紙にして5枚分のデータが一瞬にしてアウト。きっつ〜!! あんまりである。消えてしまったもんは帰ってこん。しょうがない、明日書き直すか、と思ったけど、眠ってしまえば今日書いたトーンが思い出せない可能性がある。やっぱ、今から書き直すべし!、、、、で、ほぼ忠実に文章を再現し終えたのがAM3:30。

そんで今朝、8時に起きてすぐ別の原稿の執筆再開。書きまくりです。けど、これが数カ月続いても全然耐えられるどぉ。どんどんかかってきなさ〜い。

昼過ぎ、チューピー梶山来宅。コタマをあやす俺をニヤニヤ見ている(笑)。

本日のラジオゲスト、パドルパークのマーシー久保田。電話インタビューは、明日、流川「HEART」でライブをやるシンガーソングライター新井英一氏。新井さん、インタビューの後半で、どういうわけかいきなりヒートアップし始め「(大ヒットしたオリジナル曲『清河への道』に関して)あのように自らのルーツをテーマにして歌ったミュージシャンはそれまで存在しなかった。けど、ボクはそれにいつまでもこだわってはいない。いっぺんすべてを吐き出す必要があったんです〜中略〜ドラマにしても映画にしても音楽にしても、このままじゃ日本はコリアンに負けますよっ。これからはホンモノの時代だ!」と熱くコメントなさる(笑)。在日韓国人として育ち、自らをコリアンジャパニーズと称する新井さん。短いインタビューの中では、彼が今、自分自身をどのようにポジショニングしているかは聞くことができなかったが、熱い思いは充分に伝わってきた。
俺も負けられん。

敬老の日、、、占いの結果アナタは、、、 (2004.09.20)

午前中、千田町の初代春駒および、吉浦のオタマの祖母を、コタマを連れて訪問。コタマにとっちゃふたりともひい婆ちゃんとなる。喜色満面で喜ぶ祖母たちを見て、齢(よわい)41才にして初めて敬老の日に相応しい孝行をしたかもと、ちょっとだけ満足。一方、俺の両親は、いまだジジババ扱いされるのをいやがる。その調子で150ぐらいまで生きて欲しい。

先日、知人のY氏の奥方から、一通の手紙をいただいた。奥方は、以前、俺のライブにも一度来てもらったことがあるのだが、なんでも、よく当たると評判の「占師」とか。俺は過去20年、幾度となく著名な占師に行く末を占われた。られた、というのにはちゃんと理由がある。それはすべておせっかいな俺の友人が、頼みもしないのに勝手に俺を占わせてしまっているのだ。その結果は、、、ほとんどが力一杯ハズレまくりであった。
ある御仁は「34才で結婚するわよ。そして、すぐ子供に恵まれるでしょう。女の子と男の子よ」。さらに某著名な姓名判断の御仁は「この男は心臓に爆弾を抱えておる。そう永くはない」。そしてもっとも惨澹たる結果だったのが宮島に出張占いをしに来たある御仁の託宣。「ナント!この男はすごいな。近い将来『爆死』するであろう。が、もし、その災いを回避できたなら、そのときは類い稀なる才覚を大いに発揮するであろう」。
おいおい、エエ加減にしてくれい。あれから20年近く経つが、思い当たる事象はまるでないぞ。34才で結婚してないし、心臓はピンピンしているし、もちろん爆死もしとらん。運命なんて、最初っから決まっているもんじゃなかろ。人生と言う名の真っ白いキャンバスに、自分自身が世界に一つだけの花、じゃなかった、「絵」を描く権利があるのだよ。ナンバーワンよりオンリーワンだよ。浪速節だよ人生は?! ありゃりゃ、脱線してしまったけど、かように考える俺は、占いやら血液型性格判断なるもの一切を信用していない。

そんなことを思い出しながら占師であるY氏の奥方の手紙を開いてみると、3ページに及ぶ「性格」「傾向」「恋愛」「仕事」「金運」「健康」以上、6つのカテゴリーからの占い鑑定結果であった。そして、俺もオタマも、ここに書かれている分析が7割以上当たっているということを認めるに至ったのであります(笑)。
「長男である場合が多い」「会話が上手」「一見物事にこだわらない楽天的性格に見られがちだが、内面はたいへんデリケート」「人との争いを好まない」「子孫を残すことにこだわる」「器用貧乏(大爆笑)」「芸能、広告宣伝の仕事に向いている」「見栄を張って金銭をパッと使ってしまう(またまた爆笑)」
、、、、いやぁ、ここまで俺をハダカにされるとかえって気持ちいいぐらいである。恋愛関連でもハラがよじれるくらいオモロイことが書いてあったけど、ここには公表いたしません(笑)。

占ってくれたY氏の奥さん、わざわざありがとうです。社交辞令でもなんでもなく心よりお礼を申し上げます。なによりボクの存在を心にとどめていただいたことを嬉しく思いますヨ。

てな具合に彼女には感謝するものの、俺は相変わらず、占いを信じはしない。宗教もしかり。前世?あったかもしれん。けど、憶えていない、もしくは思い出せないのなら、やはり前世は今生を過ごすのに必要ないことなのだ。
随処作処立処皆真。俺はこの一瞬一瞬がたまらなく愛おしい。それだからこそ、儚いからこそ、輝き、美しいと思う。そしていつか勝手にクタばればいいのである。その時、俺らは再び宇宙の源へ還るのだ。浮かばれない怨念?神の祟り?悪行のせいで地獄に墜ちる?そんなもん、すべて人間の作り話。だいたい「完全なる存在」の神が、戒律なんぞを人間に強いるかっつーの。さぁみんな、とびっきりのビジョンを共に生きようぜ。くどいようだが、人生は「前のめり」に限る。

プロ野球スト、、、コタマSATYデヴュー、、、 (2004.09.19)

プロ野球史上初のスト決行二日目。
時の流れというのは残酷なもので、「価値」も否応なく経年変化していく。適者生存。時代に適合していなければ淘汰されるのだ。98年、瀕死のマツダに新社長として就任したフィールズ社長は、「変革か、さもなくば死か」をスローガンに掲げ、大胆な経営改善計画を断行。これであっちゅうまにマツダは息を吹き返すのだが、プロ野球も同様、1リーグ制のような子供だまし的延命策じゃなく、本当の意味でビジョンある改革をせねば長くは生きられまい。もはや愛のないオーナー連中に期待してもムダだ。回り道でもあっても、ファン、選手が力を結集してもう一つのウェイブを起こすしかないと思う。大勢の人が歩けば、そこが道となる。

夕方、オタマとコタマの「ニューファミリーシフト」で徒歩7分のSATYへ。まだまだか弱いコタマを抱いて歩いていると、人ゴミが凶器に思える(笑)。一瞬も警戒を解くことが出来ず、1時間後、家に戻った時はヘトヘト。コタマも初めての経験で、ややコーフン気味。しかし、これを思うと、世のオトーサンちゅうもんは、エライもんよ。すんません、今までバカにしておりました。

*写真:コタマの十八番「超高速ヨサコイ」。フロあがりなど、気分のイイ時にやります。

***はナニかときかれたら、、、 (2004.09.18)

インタビュアーとして、これだけは口にしてはいけない、聞いたら負けだ、と俺が禁じ手にしているフレーズがある。それは「あなたにとって***ってなんですか?」という類い。相手が一流であればある程、この手垢にまみれた紋切り型の質問は、本質に迫るどころか、的を外し霧散する結果を招く。例えば相手が陶芸家だとしよう。「あなたにとって陶芸とは?」、、、実に、不粋。慇懃無礼。インタビュアー側はカンドー的なコメントを引き出そうとしたつもりだろうけど、そんなもん一言で表現できるもんじゃないよ。安易すぎる。もっと勉強してから出直してこいと言いたい。え、俺が「あなたにとって音楽とは?」と聞かれたらどうするかって? 超一流である俺はこう答える「そんなもん、考えた事もねぇ」と。リクツではなく、生理的な欲求に近いのだ。理由のつけ難い「惹かれ」。これにすべては収斂される。

午後より、某百貨店食料品売場にて、恒例のイコマユカ「ゴク楽クッキング」収録。ゲストでお招きし、見事な巻き寿司、ワラビ餅、イチジクの揚げ物を作ってギャラリーを驚嘆させた「芸州本店」総料理長の名越氏(ちょっとハマコー似?笑)。達人とはこういう人を言うのだろう。その澱みなき所作のひとつひとつ、瞬間瞬間に指先から紡ぎ出される垂涎のインプロビゼーション。人を見ていて心が震えたのは久しぶりだ。「あなたにとって料理とは?」ゼッタイありえないっつーの!(笑)

*写真:料理の達人・名越氏の腰に差されているのはナベ掴み替わりの「ヤットコ」。彼は取っ手のないナベが好きで、それを持ち上げる際これで挟むのだとおっしゃっていた。「なぜ、取っ手のないナベを?」「忙しく動いている時、取っ手があると引っ掛かって邪魔になる」。シンプル・イズ・カッチョエエ! 男はやっぱ、腰でキマルんだぜい。

爆糞小僧、、、大須賀焼き鳥ミーティング、、、 (2004.09.17)

昨日一日、ウンコをしなかったコタマ。ちょっと心配していたのだが、昼過ぎ、所用で出かけたオタマに代わって俺が哺乳ビンをくわえさせていると突然ブニュブニュ〜!と、重量感のあるくぐもった音。ミルクを中断し(コタマが吸い口を放してニコニコ笑いはじめたもんで)オムツをはずしてみたならば、、、ぐおっ、チンチンが沈んで見えぬ程の大量の緑便。これほどのバリューコースは初めてだ。おっと見とれている場合ではない。コタマ、よっぽどスッキリしたのか笑いながら足を激しくバタつかせやがるから、そこらへんにブツが散ってしまう。湘南オヤジに箱ごと貰った「ムーニーおしりふき」(役にたっとるでサンキュ!)を大量に使い、キレイキレイにするまでたっぷり10分。俺の手もクソまみれになったけど、不思議なもんで、赤ちゃんのそれは汚く感じないんだな。

夜、大須賀の焼き鳥 福本屋「わ」(美味しいヨ!)にて、ロケン屋ナカハラ氏、KENMERIのメンバー、黒幕生駒氏らと、クアトロライブのミーティング。途中から、ナカハラヒサロオのダメっぷり暴露会(笑)、いやいや、言ってたのは俺だけです。大須賀ロケットピストルズの愛すべき面々ともしばし話し込む。ま、26日のクアトロ、楽しみになってきたッス。

俺の人生、前のめり (2004.09.16)

面白そうな新規ビジネスプランがいくつかあるのに、今のシステム体制では、それらを効率良くこなすことができん、、、朝方5時、夢うつつの中で突如そんな思いが沸き起こり、バッチリ目が覚めてしまう。しょうがないのう。フトンから這い出して、じゃ、どうすればいい流れを作りだせるのかノートになぐり書き。おかげで、少々打開策が見えてきた。しかし、俺ってマジメだね(笑)。

午前中、某大手企業にて、俺の担当している某仕事の検討ミーティング。俺としては限りある経費の中で、ほとんどやり尽くしたカンジ。クライアントが契約更新するかどうか、俺にはわからん。しかし、まだ先がある気配は濃厚に感じ取れる。どういう形にせよ、いや、形がすっかり変わるとしても、これまでやって来た事は無駄ではないはずだ。きっと次に繋がるであろう。人生前向き、ではなく「前のめり」ぐらいにならなければ面白くない。

てなこと呟きながらチャリで家に向かっていると、不意に強烈な便意。ヤバッ。数年前の悪夢が脳裏をよぎる。サドルからケツを浮かせながら「前のめり」で必死にチャリを漕ぎ、間一髪すべり込みセーフ。

夕方、デザイナーK氏とミーティングするべく、鉄砲町の某居酒屋へ。仕事のこと以外にも、少子化問題、国旗掲揚拒否問題等を話し合う(笑)。

FMななみでコニャニャチワ (2004.09.15)

本日も朝っぱらから原稿と格闘。

夕方、五日市のコミュニティFM局「ななみ77.3Mhz」へ行く。で、サエミ嬢の番組にゲスト出演し、9月26日クアトロライブのPR。サエミちゃん、頑張ってくれて俺のために30分枠を確保してくれた。ありがたや。
「ななみ」は総合レジャースポット「みすずガーデン」内にある。スタジオもPステよりはずっとオシャレ。見学ロビーがあるのもいい。

さて、来週木曜日(23日)にはPステーションのトクホちゃんの番組にて、同じく26日のライブ告知でゲスト出演させてもらう事が決定。

栃木の兄弟誘拐殺傷事件、俺は犯人に子供を預けた小林某という父親に対しても憤りを禁じ得ない。彼も罰せられるべきと考える。安易な観測で注意を怠った児童相談所もしかり。これは充分に予想できた犯罪だ。
ロシアの学校占拠事件もそうだが、子供が犠牲になるニュースは、コタマが生まれてからというもの、一層こたえるようになった。いや、ロクでもない事件ばっかりじゃわい。
マスコミの報道や専門家の論評を見ていて思うけど、どうも的外れというか上っ面な分析に思えてしょうがない。H・D・ソローはかつてこう言い放った「悪の葉っぱを摘み取ろうとする者はいても、その根っこに斧を向ける者は少ない」。確かに。根本に目をやらない限り問題解決の糸口は掴めないだろう。

*写真:FMななみの夕方ワイド番組「ななみクラブ」の月・水のパーソナリティをつとめるサエミちゃん。世話になったね。サンキュー。

その男エイイチ (2004.09.14)

終日執筆。

先日、Roccoの森元クンから、9月22日に流川「HEART」で開催される新井英一氏のライブ告知を頼まれた。新井英一。在日コリアン(彼自身はコリアンジャパニーズと名乗っている)のシンガーソングライターである。彼の存在を知ったのは95年に発表された「清河(チョンファー)への道〜48番」だった。自らのルーツをストレートに盛り込んだ叙事詩的大作で、この一曲でCD丸ごと一枚が埋まってしまうという前代未聞のシロモノ。サビで歌われている「アリラン、アリ、アリラン〜♪」がインスピレーションとなり、数年後、俺は「38度線」を完成させる事になる。今日の夕方、Pステーションへ向かう途中チャリを漕ぎながら、ふと、このことを思い出し、感慨に耽っていると、ケイタイが鳴った。出てみると、「はじめまして。シンガーの新井英一といいます。今度ボクのライブ告知をしてくださると言うことでウンヌン」、、、、不思議なことがあるもんです。というわけで来週火曜日の放送は新井英一電話インタビュー決定。

さて本日のラジオゲストは、「スウィートサプリ勝負(旧名称:勝負キャンディー)」「スウィートサプリ無敵(旧名称:無敵キャンディー)」でお馴染み、イケイケカンパニー「ストレートワン」のO社長と、来月広島アステールプラザでライブをする著名なジャズベーシスト古野光昭氏。忙しい日はトークもハイになる俺、絶好調(?)で喋り倒す。お二人には喜んでいただけたかな?オンエア終了後、「いやぁ面白かった!」と言ってもらえることほど嬉しいことはないッス。

*写真:ストレートワンのO社長からリスナーズプレゼントとしていただいた「スウィ−トサプリ勝負(息スッキリだけじゃなく、体の中まで気分爽快!)」と「スウィートサプリ無敵(お酒がどんどん飲めて、翌朝ケロリ!)」の2つセット(1000円相当)をドドンと25名にプレゼント。この日報の愛読者諸兄も遠慮なくハガキでエントリーされたし!当たる確立は極めて高い。マジで。
宛先は〒730-0854 広島市中区土橋町7-1 中国新聞社ビル9F ひろしまPステーション
「そるそるチューズデイ」スウィートサプリちょうだい係まで。氏名、住所、電話番号明記をお忘れなく!なお、当選発表は商品郵送をもってかえさせていただきます。

経済感覚、、、ジーンズは男の履歴書、、、 (2004.09.13)

あらイヤわだね、この暑さ、なんなの残暑?なんちゃって〜。

朝っぱらから大掃除。小事大事、向き合わねばならぬ課題が山積みである。アタマを整理するには部屋の掃除が有効である。おまけに今日もデンワ&メールひっきりなし。どっからでもかかってこんかい!

最近は子育てに忙しいオタマに代わって、スーパー等に食料品その他を買い出しに出かける事が多くなった。おかげで経済感覚が少しは身についたかも。

10年以上はき続けたリーバイス501ブラック。元は黒だったとは思えぬほど色落ちし、膝やポケット周辺もほころびまくっている。修理しようかどうか検討中。最近、わざと色を落としたり、裂け目を作った新品ジーンズが売られているけど、俺にはその良さがわからんス。知り合いのジーパン屋が言ってたけど、そういうのって当然寿命もすごく短いらしいど。ジーンズにはやっぱり自分自身の歴史を刻みたいよの。

15年ぶりの、、、 (2004.09.12)

午後、DUCKのスタジオにて、岡山のキーボーディスト内田クンと練習。来月30日、岡山総社「SAVOY」のライブで何曲か彼に入ってもらうことが決まり(主催のK氏からの熱望である)、一度音合わせを、ということになったのだが、スタジオで音を出すなんちゅうことはざっと15年ぶりである。まず、スタジオ使用料が高いのに驚いた(笑)。いや、これはDUCKが特別と言うわけではなく、俺が完全に浦島太郎化していただけでちゅ。さぁ、練習である。マイクなんていらん。重量級バンド時代(southside avenue band)だって、俺はスタジオでは「ノーマイク」を基本としてきた。音のデカさと破壊力ではピカイチの森澤ドラム(元ツイスト)、ハリケーン永利ギター(元暴走族)、チューピー梶山ベース(現在も相棒)、ぶるるん美由記コーラス(声もデカイがチチもデカイ)らを相手に、むき出しの生チン、じゃなかった、生声で立ち向かっていったのであった。俺の歌に「寸止め」は無い。直接打撃制でごわす。
内田クン、最初こそ遠慮がちだったけど、徐々にアイデアを出してくる。以前からピアノをバックに歌ってみたかった「春は流れて」「つかのまの天気雨」「ひかりのうた」もまずまず。

2時間の練習を終え、内田クンと茶を飲む。やっぱ岡山のミュージシャンは熱い連中が多いんだそうな。
「特にオリジナルをやるミュージシャンを応援しようって風潮が強いですよ。小林サンにはSAVOYデビュー戦を機に、岡山でもガンガンに暴れまわってほしいですね」
望むところである。

26日クアトロライブのチケットを売るため、昨日に続き、あちこちにデンワをかけまくる。ノルマっつーのはホンマ、今回限りの特例にさせてもらおうっと(笑)。売る努力は絶対的に必要だが、今のところはホームグランドである「jive」ぐらいのキャパでいい。それより俺はまだまだ道場破りの心意気を強く持ち、
見知らぬ場所、見知らぬ客の前に、多く立ちたい。

夜、F1イタリアGPを見る。佐藤、頑張って4位入賞。300キロオーバーでの超高速バトルは何度見てもスゴイわい。
俺は過去、バイクで公道シグナルGPに命を賭ける救い難いアホであったが、一番コワかったのは、でかいバイクでの200キロオーバーではなく、88ccに改造したHONDAモンキーで120キロ出した時である。モンキーに乗っているとフロントタイヤなど小さ過ぎて視界に入らない。フツーのイスに座らされたまますっ飛んで行くカンジでのこの速度は、クルマで出す300キロの恐怖感に匹敵するであろう?! よい子は決してマネをしないように。

*写真:スタジオ練習終了後、DUCKの巨乳山脈ことチカチャンから差し入れてもらった、名付けて「台風18号による倒壊ケーキ」。

その裏に潜むもの (2004.09.11)

N・Y 911。あれからもう3年か。世界はますますドロ沼化している。テロの撲滅?そんなのできるわけない。勝者もいない。待ち受けているのは「死」だけだ。今日は日光在住の盟友、AKIRAさんの日記をそのまんま引用させてもらうことにする。

 「9・11in Plane site」(飛行機の跡)を見た。
  まだ英語版しかないが、きくちゆみさんを中心に日本語版の翻訳がすすんでいる。現在グローバルピースキャンペーンの山田和尚(バウさん)がこのビデオをもって全国行脚中である。
 911の真相をさまざまな角度から検証し、豊富な映像から暴いていく。
 まずはペンタゴンに飛行機は突っこんでいない証拠映像だ。
 飛行機の残骸がひとかけらもない。
 直径16フィート(4.8m)の穴に、44フィート(13.2m)の高さの飛行機がはいらない。
 無数の監視カメラがあるペンタゴンでひとつの映像しか残っていない。
 建物崩壊のパターンが内部からの爆発物によるものである。
 つまりペンタゴンは飛行機が突っこんだと見せるために自ら建物を爆破したということだ。  ここまでは知っていたが、つぎがすごい。
 あらゆる角度の拡大映像で検証していく。貿易センターに突っこんだボーイング175便の胴体下部にタンクのようなものがあり、衝突の直前に閃光を発している。ロケット弾を発射したように見える。
 2機目には窓がなかったとFOXニュースのリポーターが証言している。旅客機ではなくリモコン操縦された軍用機だった可能性が大である。
 建築学的に飛行機の衝突で貿易センターは崩壊するわけがない。崩壊前にビル内と付近で爆発音を聞いたという報道記者と救援隊の証言。
 消防隊員や記者たちが1番、2番、7番ビルは解体の発破とそっくりだと言う。
 ということはあらかじめ貿易センター内と付近に爆薬がしかけられていたことになる。
 マイケル・ムーアの「華氏9・11」はブッシュのみを攻撃することにより、ネオコンサバティブ派や親イスラエル派の隠れみのに利用されているが、「9・11in Plane site」は本当にやばい。ビデオではあえて結論を出してないが、どう考えても911が国家的ヤラセだったという結論に達する。
 自国民を平気で犠牲にする影の国家の横暴はいつまでつづくのだろう。いつまで人々は国家という幻想に踊らされるのだろう。なにも知らされずに死んでいった人々を思うと、怒りを通りこしてやるせなくなる。
 彼らの死をむだにしないためにも、無気力や思考停止に陥らず、オレたちは学ばなければならない。
 愛を。
 命を。
 ラブ・アンド・ピースでなく、
 ぎりぎりの力で命を愛おしむことを。

以上、引用終わり。みんなもおかしいと思わんか?ペンタゴンに突っ込んだ飛行機のハナシがまったく出ない事を。俺達は完全にブラッフをかまされているのだよ(オタマの話では本日タケシの特番「ビートタケシのこんなはずでは!!」で、特集していたらしいね。俺は道場稽古に行ってて見ていないけど)。思うに、ブッシュなんてただのマペットに過ぎん。それに翻弄されている忠犬小泉クンなんかカカシ以下だ。俺がここらへんのテーマを持ち出すと、「まずは家庭の平和のほうが大事」「俺らはどうせなにもできない」と取り合わない人がいる。もっともなハナシではある。が、俺達がその「疑問」を注視しないと、ペテンにかけられていいように操られるだけだ。考えて欲しい、俺らの住むこの街は、59年前、国家の勝手な都合で、その大切な家庭を一瞬で消されてしまっているのだ。おかしいと思ったら騒ぎ立てよう。AKIRAさんの言うように、俺らは学ばなければならない。俺はこれからも「愛」を歌い続けるど。約束する。

国宝たる所以 (2004.09.10)

一日中、デンワ&メール(PCもケイタイも)入りっぱなし。それぞれの案件に今のところ整合性はないが、なんだか感じるのよ、なにかが大きなうねりを起こそうとしていると。

夜、某NHKのドキュメンタリー「革新こそ伝統なり〜人間国宝伊勢崎淳〜」を見た。伊勢崎淳氏は備前焼きの第一人者。安土桃山時代から岡山の備前町を中心に連綿と伝わる備前焼きながら、伊勢崎氏は「伝統は伝承とは違う。伝承は昔っからの手法をなんの抵抗もなくそのまんま受け継ぐこと。一方、伝統とはその時代時代の空気を作品に注ぎ込む作業です。私は伝統でいきたい」と屈託がない。俺は人間国宝と聞くと、権威にからめ取られてしまった「終わった人」というイメージをいだいてた。伊勢崎氏みたいに、名誉あるポジションに胡座をかくことなく、たえず自分を突き放し、チャレンジを繰り返している熱血漢もいるのだ。音楽も守りに入ったら終わりだな。攻めまくるしかない。こうあるべき、こうあらねばならない、の「べき」「ねばならない」をもういっぺんブッ飛ばして、新たな地平に身を晒すぜ、俺は。そのためには最低でも月イチで、見知らぬ土地での一人旅&ライブ活動を自らに課したいのう。

*写真:酔っぱらったら出る春駒の国宝級秘技「大胸筋缶ビール掴み」。ストロー差せばビールもチューチュー飲めるよん・。缶ビールのほか、ほ乳ビン、殺虫スプレーなど、どんとこい!(撮影byオタマ)

WEBTVロケ、、再度原稿クレーム、、カープの未来、、 (2004.09.09)

午前中、太田川橋から1キロ下流の川土手で、WEBTVロケ。最初は出島周辺でやる予定だったけど、台風のせいで牡蠣イカダの発砲スチロール、流木、海砂がメチャクチャに散乱しており、まったく絵にならんことが判明。
今回のテーマは「軽のワンボックスカー使いこなし術」。収納力バツグンのトランスポーターとしてはもちろん、寝台車やオープンカフェにもなってしまうのじゃぞぉ!てなことをいつものノリでレクチャー。そうそう、オープニングでは「グランフジ」で買ったスパイダーマンのマスクを被り、「梅干し食べて、、、、、スッパイダーマン!!!!」とやらかした。本編とは一切カンケーなし(笑)。
しかし、自作自演のロケというのは殊の外疲れる。誰かの指示で動いた方がよっぽどラクだ。昼過ぎにヘナヘナになって自宅オフィスへ帰りつくと、なんと先日OKが出たハズの原稿に再度クレームがついたので部分修正をお願いしたい、とのメール。無記名のコラムであれば、対応も考えるが、ちゃんと俺の名で堂々と書いているのだし、クライアントのいうような「人種差別」と捕らえられるような文面とはどうしても思えない。納得のいかない指示には従えん。が、間に立って懸命に説得してくれたY氏にこれ以上迷惑はかけられないので、紹介する本を差し換え、イチから書き直したい旨をメールで送り、急いで原稿に取り掛かる。一時間でフィニッシュ。さぁ、今度はうまくいってくれ。

夕方、某RCCで「激論カープの未来像」なる特番を見る。急浮上した1リーグ案の余波でカープの存亡が危ぶまれている。加えて、広島市民球場建替問題もある。秋葉市長は財源確保が出来ないのを理由にしてきたが、あまりにもビジョンがない。なぜ「カープは広島のかけがえなのい宝。失うわけにはいかん」と言わないのだろう。市長といえど、時にはアジテーターとなる必要もある。人には『夢』がいるのだ。

趙州洗鉢 (2004.09.08)

終日執筆。

昨日の台風で当マンション周辺は葉っぱやら枝やらゴミやらがメチャメチャに散乱しまくっておったハズだが、朝、新聞を取りに降りてタマゲた。キレ〜〜〜〜に掃き清められている。ここの大家さん、とてもいい人でしかも相当な掃除好き。こういうの見ると、こっちの心までクリーンになる。見倣いたい。

禅の考案を集めた「無門関」の中に「趙州洗鉢(じょうしゅうせんぱつ)」というのがある。入門したばかりの若い僧が、趙州和尚にこう尋ねる。
「私は、修行に入ったばかりの者です。どうか、仏教の根本を教えてください」
それには応えず趙州、
「朝の食事は終わったのか?まだか?」
「はい、食べ終わりました」
「そうか。ならば、自分の茶わんを洗いなさい」

おそらくは、「いま、やるべきことをまずおやんなさい」ということなのだろうが、世に数多ある禅の考案の中で、今はこれが一番好きだ。やるべきこと、というのはそれぞれ人によってちがうだろうが、どんなに些細であってもやるべきこと、やりたいことが自分で見えている人はカッコイイ。真理はややこしい理屈ではなく、すべからくシンプルである。

*写真::頭にチョウチョの人形を乗せられたまんま、ガンをとばすコタマ(笑)。今、彼のやるべき事は乳を飲む事と眠る事になるのだな。

台風18号の猛威 (2004.09.07)

午前中、ずっと台風情報を見ていた。うっ、ヤバイ、ホントにヤバイど。こりゃちょうど俺がPステのスタジオ入りする夕方あたり、直撃状態じゃないの?! などと気を揉んでいると、風雨ますます凶暴さを増し、わが高級マンション(5階建て、エレベーターなし)を時折ブオオッと揺らしやがる。窓からのぞいてみれば木の枝やらなにかの看板やらポリバケツやら自転車(!)やらが、前の通りを物凄い勢いですっ飛んで行くではないか。と、突然テレビと室内灯がブッツリ消えた。停電じゃ。夜に備えてキャンプ用の電池式ランタンやライトの類いを準備。
16:30、風がややパワーダウンした中、タクシーでPステ入り。途中、100メートル道路を通ったけど、でかい木が何本も倒れ、道路も至る所に太い枝が散乱。ぐおおっ、スタジオのある中国新聞社ビル前の巨木も根こそぎ倒れて道を塞いでおる。それを背景に記念撮影している人、多数(笑)。俺も一枚。本番では予定していたゲストの半数が出演キャンセル。しかも後半特番かなにかで番組が30分削られる。

中区で最大風速60.2m(時速にすれば軽く200kmオーバー)を記録したまさにそのあたり、ちょっと早めにスタジオ入りしようとしていたイコマは中国新聞社の真ん前まで来て立ち往生。たまたまそばに駐車待機していたタクシーに助けを求め、車中に一時避難(笑)。そのタクシーも風圧で数回持ち上がりかけたそうな。いやはや、台風18号、たいへんな暴れっぷりでありました。

*写真:中国新聞社ビル前の巨木も倒れる。都会は土が痩せているのか、根の張りが意外と弱い?

梅干し食べて、、、 (2004.09.06)

ええと、ここは百貨店の中?誰かを探している俺。あるフロアーにたどり着くと、そこにサテライトスタジオらしきものが。おっ、Pステのスタッフの顔を発見。と、そのBディレクター「小林さん、ちょっと急いでよ!もう本番始まって10分経っとるんよ」そう言うやいなや俺にヘッドフォンセットを装着し、スタジオ内に押し込む。なにがなにやらようわからんが、とりあえず席につき、しゃべり始める俺。
「はーい、よい子のみんな元気かな〜。お相手は、イナズマン小林改め、、、、梅干し食べて、スッパイダーマン!!」
もう自分でもさっぱり意味不明。でも、思いつきにしちゃ、スッパイダーマン、面白いじゃん。そうか、「Dr.スランプあられちゃん」で「スッパマン」っつーのが出てきよったが、スッパイダーマンのほうが語呂がエエし勢いあるよな、などと感心していると、Bディレクター「かける曲がなくなったから、あとの1時間半、ブッ通しでひとりしゃべりお願い!」ときたもんだ。しゃべれったって、、、そもそもなんの番組?俺の「そるちゅー」じゃないのは間違いない。だいたい今日は月曜だろが。昨日は日曜で心体育道の撮影があったんじゃけぇのう。おーい、ここから出してくれ、鍵をあけてけろっ! 俺はもう帰るっ!!、、、、で、目が覚めた。スッパイダーマンうんぬんに関しては、昨日、リニューアルした「グランフジ」のオモチャ売場でスパイダーマンマスク(2500円、マジで欲しい)を見たせいだ。季節の変わり目になるとどうもヘンな夢を連続で見るのだよ。

終日原稿執筆。夕方、俺がレギュラーで書かせてもらっている某書評コラムに関して、クライアントからメールでクレーム。表現の一部手直しをお願いしたいとのこと。ちょっと納得し難い指摘だったので、デンワして担当者Y氏とみっちり議論。俺には相手をねじ伏せよう、などという気はない。それどころか尊重している。解釈が異なる、見ているポイントが違うということは、俺の見識を広げるチャンスであると考えている。広告デザインでの現場でも同じ。デザイナーらと考えが割れれば、安易に妥協せず、とことん議論しあってきた。で、今回も俺が気がつかなかったポイントが見えてきました。Yさん、忙しいところ一緒に粘っていただき、ありがとうござんした。ちなみに紹介した本はNHK出版のリュ・シファ著「地球星の旅人」。おもろいっスよ!

心体育道技術書撮影 (2004.09.05)

午後より、宇品公民館において、心体育道技術書に掲載する実技演武の撮影。俺は「捌きの型・2」を実演。ビデオと違って、技を細かく区切って撮影するのだがこれがシンドイ。蹴りを放った状態でピタリ、シャッターがおりるまでじっとガマンの大五郎。全12種類で約70カット。終わったときゃ、全身汗だくでおました。
撮影終了後、先生宅で兄弟子達と打ち上げ。しかし、少数精鋭とはこういうのをいうのではないか。門下生、道場数の規模だけでいえば、ほんとに小さいけど、すでにビデオも先月の発売分を含めてすでに5本。見て、体験すればわかると思うが、その技術体系&レベル、理論思想など、世界トップレベルであることは自信を持って言える。俺の友人もすでに5人入門。先生は道場を大きくするつもりはないようなので、入門するなら今のうちかも。興味のある人は現在発売されている「月刊フルコンタクトKARATE」の立ち読みを。今月号から心体育道広島直轄道場の特集が開始した。俺も年明けぐらいに登場予定。

*写真:撮影が無事終了してホッと一安心。あと2回ほどの撮影で、技術書をリリースするのに必要なカットはすべて揃う予定。ちなみにカメラマンは廣原先生ご本人である。

二日酔い、、憎悪の連鎖、、Far East Loungeブランド戦略?!、、 (2004.09.04)

バリバリの二日酔い。二軒目のRoccoでちょい飲み過ぎたでごんす。オタマに叱られちゃいましたとさ。

ロシア学校占拠事件、死者は300人を超すようである。テロを憎み、非難するのは簡単だ。俺も非戦闘員を巻き込むテロ行為を認めはしない。が、その背景にあるものを考えると胸が潰される思いがする。最近チェチェンでは、ロシアによる無差別殺戮で十数万人の犠牲者が出たと聞く。尋常ではない。チェチェンは追い込まれている。ソ連からロシアへと名前は代わったけど、その実体は旧態依然。帝国主義のままである。

「テロ殲滅」を掲げ、気勢を挙げるブッシュとその支持者、彼らが再び政権を握るとなると、いよいよマズイ。テロはますます陰湿さ、残虐さを増し、殲滅どころか、世界に飛び火し拡大していくことだろう。「国家」の名のもとでは、人は軽んじられ、良心は蹂躙される。もっと個人同士が民族や宗教を超えて繋がりあわねば。それが憎悪の連鎖を断ち切る唯一の道だ。その意味で、映画「ゆきゆきて神軍」の主人公、奥崎謙三の「宗教は国家や人民を救いはしない。分裂させるだけだ!」というアジテーションは真理と思う。

昼過ぎ、ちゅーぴー梶山がフラッと来宅。
今月26日のクアトロライブ、梶山と山口 洋クンのセッションを是非、実現させたい。ヘンな言い方に聞こえるかもしれんが、梶山ほどの実力を持ったミュージシャンは、メジャーアーティストともっと接触するべきである。もったいないもんのー。
俺は俺で、Far East Loungeのブランド性を高めたい。沖縄ミュージシャン達のように。

古巣訪問 (2004.09.03)

昼過ぎ、俺が担当しているレギュラーの仕事の件で、古巣のデザイン事務所にて代理店営業マンらと打ち合わせ。今はまだここで詳しく書く事は出来ないけど、ほとんどハラ立ちっぱなしに近いほどの憤りを感じながら、俺の思いを延々とブチまける(ソフトな口調でね)。不思議なことがひとつ。話しながら、自分が思いも寄らなかった素晴らしい新しいアイデアが次々と口をついて出てきよった。まるでイタコの「口よせ」状態。この熱弁の結果発表は再来週ということになる。

夜は東雲にある「素朴」へ。マスターのツヨシ君、いよいよ9月いっぱいでこの店閉めるらしいのだが、流行っているのに何故だろう? そこらへん聞いてみたかったけど、本日も忙しくゆっくり話せる状況ではなかった。

*写真:古巣の相棒、Mデザイナー。過酷な労働(?)で、相変わらず冴えん顔しとるのう(爆笑)。

夫婦ドリーミン (2004.09.02)

先月ジャイブでジョイントしたフラダンスグループ「Kala」のメンバーの一人、升岡亜紀さんが経営しているフラグッズ専門店「Hoaloha」が、近所の東雲にあると聞き、訪ねてみた。自宅からチャリでたったの5分。亜紀さんのダンナさんは珍味の卸屋さんをやっていたのだが、そこの店鋪の2Fスペースを利用した、なかなか雰囲気のいいディスプレイ。しかし、亜紀さんによればここはあくまで仮の店鋪とのこと。ちょっと前、珍味の卸を廃業したダンナさんとともに、年内に下の珍味店鋪スペースの大半を大改造し、本格的なフラ専門店をオープンするそうな。すげぇ夢のあるプランじゃないの。趣味を仕事にする。これほど幸せなことはないぜよ。人生、サクセスよりハッピーよの。好きでもない仕事にしがみついて自分自身を見くびって生きるより、ワクワクと心ときめく可能性に賭けるほうに、俺は一票を投じたい。升岡夫妻には是非、夢を実現して欲しい。応援します。

コントロールドラマよ、さようなら (2004.09.01)

本日夕方は、五日市のコミュニティFM局「ななみ」の2時間生番組に出演する予定だったが、パーソナリティのサエミ嬢にデンワして2週間程先延ばしにしてもらった(彼女がそうしてもいいというのでね)。今月26日に迫った、山口 洋クンをゲストに迎えてのクアトロライブ「安芸の秋祭(しかしスゴイ名前のロックイベントじゃの)」を効果的、集中的にPRしたいので、まだ情報の揃っていない現段階での出演は尚早と判断したス。
「ななみ」の他にも、我がPステの番組にも精力的に出演させてもらうつもりでいる。ライブっちゅうもんは客を呼ぶ努力をせにゃならんけど、俺はチケットノルマ制というものが好きではなく、俺がこれまで主催してきたライブイベントでは出演してもらうバンドにノルマを課したことは一度も無い。そのため、数年前にやった幟町「ケイヴビー」の時は2度程コワイ思いをした。なんせ、あそこは小さいスペースながら半日借りるのに20ウン万円も取られるのだから。なんとか黒字で乗り切ったけど、音楽文化をバックアップするつもりがあるのならもっと安くすべきである。その点、いつも利用させてもらっている「ジャイブ」はエライ。スタッフの細やかな心配りも素晴らしい。

オタマ、本日より3カ月ぶりにバイオリン講師再開。俺も通常業務があるので、夕方一時的にコタマを喫茶こばやしで預かってもらう。オフクロは子供をあやすのが天才的にうまく、いとも簡単にコタマを笑わせられる。俺にはできん。ちょっと悔しいかも(笑)。
前にも屈折日報に書いたかもしれないけど、核家族ではなく、三世代で暮すのが人間の理想的家族形態と考える。アメリカンネイティブの古い伝承にも「子育ては祖父祖母にまかせるべきだ」というのがある。祖父祖母は孫のエネルギーによって元気になるし、逆に制御の効かない孫の精神状態も安定を取り戻すという。確かにジイチャン子、バアチャン子として育った俺の友人は年寄りを敬う心優しいヤツが多い。
「聖なる預言」の著者ジェームズ・レッドフィールドいわく、若い親は聞き分けのない子供をコントロールするのに「コントロールドラマ」を多用するんだそうな。その一例。子供が風呂から出て、いつまでも服を着ないままオモチャで遊んでいる。親は注意をするが子供はなかなか言う事を聞かない。そこで親は作戦を変更し「いつまでもそうやって遊んでいなさい!」と一喝。気持ちではさっさと服を着て欲しいのに「反省を促すため」に、「ずっとそのままでいろ」とまったく逆のことを言うわけだ。子供にとっては「言葉の裏」を読み取らす、本来はやってはいけない訓練となる。このように、人間が相手を制御するために意図的に演じるドラマは4つに大別できる。拗ねる、はぶてる、威嚇する、どう喝する、無視する、引きこもる、、、これらの反応もすべて、悪しきコントロールドラマの習慣によって育まれた結果なのだ。もちろん、親子間だけでなく、学校や職場など、社会生活を営む中で、人は常にコントロールドラマにさらされている。このコントロールドラマの存在、しくみを知って十年近くたつけど、お陰さまで、もっともストレスの強い広告業界にいて、ヒクツにならずピュアでいられた(まぁエエじゃないか言わせてくれや)。しくみを知ってしまうだけで、そのつまらぬ「ドラマ」に参加する気持ちが失せるからね。さぁ、まっすぐな気持ちで元気ハツラツゥ?

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