Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2005年08月の日記

17年 (2005.08.31)

昨夜のスポーツニュースで知ったこと。阪神の某選手が俺が先日罹った急性扁桃炎で欠場したらしい。やはりけっこうしんどい病気だったのか?

午前中、WEBデザイナーK氏と佐伯町の山奥にある某クライアントを訪ね、HP制作内容の最終チェック。なんとか本日付けで請求書が切れそうである。最初、ここに来た時はまだ雪がガンガンに降っていたのにねぇ。時間かかったけど、グレード高いと思います。しかも超低予算(泣)。

昼過ぎ、散髪「ブルーベルベット」へ。店長とダベっていると、千田町のこの店に俺はもう17年も通っていることが発覚。開店当初からの数少ない顧客だった。17年前といやぁ俺がSOUTHSIDE AVENUE BANDなるユニットで激しくも切なく転がりまくっていた頃。今こうやって「そんなに月日が経っとるの?がははー!」と店長と笑いあえることに、このうえない至福を感じた。とりあえず俺らはまだ生きている。しかも、エエ感じで疾っている。
どんどん行ってみよー (2005.08.30)

昨夜は少々飲み過ぎたようである。某鉄板焼屋の前でKEMURIのメンバーと別れたところまでは憶えている。あとはプッツリ。どこをどう通って帰りついたのかわかりまへんのや。

本日のラジオ、ゲストは楠木町の怪人こと野中氏、スマトラタイガーの高橋K介氏と黒幕生駒氏。
ところで放送前、「そるちゅー」が来月いっぱいを持って打切りとなることをスタッフから知らされる。開局から唯一残っていた長寿番組も遂に命運、いや悪運尽きたようだ。俺のキャラクターを考えればかなり不利な時間帯で、しかも生番組バラエティーで5年半もやるかフツー(笑)。やり残したことなどあるわけない。不思議なくらい実にさっぱりした気分。これでいい。次に進むには今手にしているものを手放すことだ。おかげで俺にはすでにビジョンが見えている。ヤッホー。

ふと思いついて「三代目春駒」で検索してみたら、当HPの他に他人のブログにも俺に関する記述をけっこう発見した。だいたいが好意的な内容のようだが、中でも音楽ジャーナリストとして著名な花房浩一サンのブログにはすごく勇気づけられた。彼は前にも自身が運営している音楽専用サイト「Smashing mag(ここに紹介されているのは国内外のキラ星ミュージシャンばかりじゃぞ)」に、俺の1stミニアルバムの大絶賛レビューを書いてくれたことがある。今回のも、たまりません!サイコー!ありがとうっす!これ以上のホメ言葉を俺は知りません。
見たい人はこちらまで。2005年2月14日付けです。
http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2005/02/post_2.html
妖怪バトル、、ロストバージン、、KEMURIライブ、、 (2005.08.29)

仕事の合間、TVで記者クラブで行われた党首討論会を見る。野党の質問に対する小泉クンの時間稼ぎバレバレの答弁、怒りにまかせて時間オーバーお構いなしに吠えまくる民主党岡田クン。それぞれ持ち味(?)を活かしたゲゲゲの鬼太郎的パフォーマンスを展開。まじ、皆さん水木しげるの描く妖怪衆と寸分違わなかった。
小泉クン、歴代総理の中では卓越した戦術家であるし、なにより「強運」に恵まれているとは思う。郵政の民営化もやむを得んだろう。民主党岡田サンのしかめっ面も、とても国の未来をかけられるものには見えない。が、それでもやっぱり私は小泉クンを好きになれない。

ところで、やっちゃいました。はじめての、た・い・け・ん。うふっ。。
最初、痛かったし、思った以上に出血もあったりして。でも、しばらくするとだんだん気持ちよく、、、
ならねぇっつーの!てゆうか、夕方歯医者で遂に、歯石をほじくられたのだよ(笑)。
マサヤンによると、俺の歯茎は年齢的にはかなり健康であるらしいが、歯石というものは、ある程度誰にでもたまるものらしい。6回にわけてやってみよう、といわれて今日がその初日。約30分もかけて右下奥歯周辺をガリガリやられてけっこうな出血。最初は痛かったが、やがてそれにも慣れ、後半はうたた寝。施術後は「正しい歯の磨き方」までレクチャーしてくれた。
しかし、家に帰ってもしばらくはヒリヒリと痛みが残る。これがロストバージンの気持ちかしら?とオタマに打ち明けたら、「気持ちの悪いこと言いんさんな!」と叱られちゃいましたとさ。

夜、久保直樹とナミキジャンクションへKEMURIのライブに行く。俺が足を運ぶのは、二年前、トランペットのリョウスケが亡くなる直前の広島クアトロでのライブ以来のこと。観客は相変わらず20代前半の連中で占められてはいたが、ステージ上の彼らは明らかに歳をとっていた。いい意味で。
これまでの妥協なき10年分のキャリアやら、リョウスケの突然の事故死や、あれやこれやが歌に演奏に見事に昇華し、ビッグな愛の塊になってまっすぐ吹き付けてくる。フミオもドラマーのショウジ氏も来年には40。それでもまだスカパンクだぜ。コイツらやっぱり凄いよの。カッコよすぎじゃん。生半可じゃマネできんぜよ。

*写真:ライブ終了後は打ち上げに誘われ、仏壇通りの某鉄板焼屋へ。今年の5月、父親になったばかりのフミオと子供談議で盛り上がる(笑)。オタマ、このツーショット写真を見て「あら、フミオさん、カッコイイ!知的!それに比べてウチのダンナは、、、痴的!」じゃげな。

白い日傘の少女 (2005.08.28)

忙しくしていたので気が付かなかったが、先週木曜の独り夜稽古で負傷した右足親指が歩くと痛む。慌ただしさはしようがないとしても、俺はまだ要領が悪すぎる。頭がごっちゃになって、注意力がなくなるからつまらんケガをしてしまうのだ。

我が家の前の大通りで、白い日傘を差して歩いているセーラー服の女子高生と遭遇。普段、女子高生にはほとんど興味のない俺なれど、透き通るように白い肌で、しかもすごい美人。セーラー服+日傘というミスマッチもなかなかに楚々とした雰囲気を醸し出し、胸がキュンとなった(笑)。紫外線アレルギーなのか、それともただの美白志向なのかわからんが悪くないっす。女子高生の中ではおそらく彼女「反主流」だな。

*写真:人生初の散髪をし、三島由紀夫状態のクー。悪ガキ度もパワーアップ。切った毛髪は熊野で筆にしてもらう予定。

CARAVAN 10th Anniversary (2005.08.27)

女性Sax奏者、宇野ゆりか嬢の経営するバー「CARAVAN」の10周年記念パーティーに出演するため、天満町のかんぽヘルスプラザへ。
このイベント、8つのユニットによるノンストップライブ形式になっており、俺らFar East Loungeは後半出場。客はかなりお年を召された紳士を中心に約150人。少々やりにくさを感じつつも、のっけからフルスロットルで飛ばす。

「サティスファイ・マイ・ソウル」>「その男ヨシオ」>「夫婦蛸」>「ひかりのうた」

以上4曲。今日だけは夫婦蛸だけはやるまいと思っていたのに、ツンチャンから「蛸、やるど」と言われりゃ断れんス(笑)。まぁ客も喜んでくれたみたいだからよしとしよう。

7時から始まって終了はなんと11時前。その間、ほとんどの客が席を立たず音楽を真剣に聴いていた。こういう行儀のよろしいオーディエンスも近頃珍しい。さすがゆりかチャンの常連だけはある、っつーか、CARAVAN自体が10人も入り切らない小さなバーであるのに、150人も集まってくれるなんて、愛されておりますな。

打ち上げは流川の某居酒屋。PA担当のM氏とはもう出会ってから25年もたつのだが、今日初めて
「小林よぉ、おまえ、すごくヨカッタで」
とオホメの言葉をいただく。自分がどのように成長したかなんて、実のところ自分でもよくわかっていないけど、今はいい音楽の流れの中にいるような気がする。そしてそれは、俺だけの力で為せるものではない。みんなに感謝です。

笑いっぱなし (2005.08.26)

午前中、サックス奏者のU嬢からデンワ。
「もう〜小林さんは悪いんじゃけぇ。シュウさん(ちゅーぴー梶山)が怒ってるじゃないのぉ」

説明しよう。
土曜日に、U嬢の店「サックスバー・キャラバン」の10周年記念パーティーが某ホテルで開催される。Far East Loungeはそこでゲストとして招かれ30分程演奏することになっているのだが、昨日ちゅーぴーに電話した時
「おい知っとるか。土曜日の件じゃが、俺ら出演者も会費を払わにゃいけんらしいど」
「エエ〜ッ!そんなの聞いたことないでぇえええええ!」
そのパーティー会費の額(けっこう高い)を聞いた、チューピーの狼狽えぶりが予想外に大きく、俺はこれがほんの冗談であることを切り出すきっかけを失い、明日(つまり今日)まで黙っておくことにしたのれす(笑)。

で、そろそろ電話しようかな、と思っていたところへU嬢からのデンワで、ちゅーぴーが彼女にナント、抗議のメールを送っていたことを知らされたというわけ。
「いやぁスマンスマン、梶山には俺の方から詫びをいれとくよ」
「もうっ、信じられんよ小林さんは〜」
むはははは。もひとつおまけにむはははは。

夕方、久保直樹が沖縄ミヤゲを持って来宅。近所の居酒屋「田平屋(でんびらや、と読む。ここは何でもメチャうまい!)」で腹を満たし、家に戻ってプチ宴会。久保がFomaで撮った沖縄離島のパラダイス映像を見ていると、いてもたってもいられなくなる。
ビールはどんどんカラになり、ハナシはますます脱線し、どひゃひゃうひゃひゃと夜はふけていく。

モリンガ続報、、、選挙CMナレーション、、、 (2005.08.25)

世話になっている某スタジオDUCKの爆乳マスター(っていったら誰だかわかっちまうわな、チカチャンしかいないわな)が一週間前あたりから例のモリンガサプリを飲んでいる。
「チカチャン、なんか変化はあったかいな?」
「それがねぇ、どっさり出たんよ宿便が!ほいでね、このところ何回もトイレ行くんよ。昨日なんか1kgぐらい出たような気がする」
「イ、イチキロ?!」
とまぁ、チカチャンの男性ファンが聞いたら卒倒するような、爆乳ならぬ爆便効果があったようだ。俺も最初のサンプルがなくなってからしばらく口にしていなかったのだが、2週間前から服用を再開。したら、この数日間、宿便が出まくった(本日からおさまりました)。宿便て、しょっちゅう溜まるものなのれすね。通常で3〜4kg、人によっては10kg以上もの宿便をかかえこみ、腸がほとんど塞がり大膨張を起こしているケースもあるらしい。コワー。
前にも書いたようにモリンガがすべての人に合うとは思わないし、効果が出るまで4カ月ぐらいかかる人がいることも、発売元のI社が最近集計したデータでわかった。また、治る前に好転反応として一時的に症状が悪化することもあるらしい。
「虫歯と白髪以外、それと末期でない限り悪性腫瘍でも治るで」と、I社のオヤッサンは自信満々である。なにしろ彼自身10年前はアルツ気味でちょっとヤバかったのが、今は元気ハツラツ。
「もうちょっとワシも若いときにこれを飲んどりゃあ、、、ウヘヘヘ」
1941年生まれの彼のこの「ウヘヘヘ」が、モリンガがいかに男性機能回復にも効果があるかを雄弁に物語っているのである(笑)。あ、俺はその点、特にモリンガの必要性を感じておりませんから。テヘヘ。

夕方、安佐南区の某TV局にて、衆議院議院総選挙の投票を呼び掛けるTVCFとラジオCMナレーション録り。俺はオープニングのNAを担当。ディレクターの要望で、何種類もの声色を使い分けてやったら喜んでもらえたみたい。このところナレーションのオファーがぼちぼち増えて来ている。せっかく声をかけてもらっているんだからひとつひとつ丁寧に、全力でやらねば。

深夜近く、喫茶こばやしスタジオでいつものように心体育道独り稽古をやっていると床のプラスチックタイルの継ぎ目の金具に右足親指を引っ掛けてザックリ切ってしまった。今週2回目。今日のほうが傷が深い。何年もこんな事故はほとんどなかったのに、続く時は続くもんだにゃ。
縁(えにし)は巡る、、病院行脚、、6区の真意、、 (2005.08.24)

午前中、WEBデザイナーK君が一眼デジカメを持って来宅。我が家の玄関先で某WEBサイトに掲載する商品写真(健康食品2点)のスチール撮影を敢行する。西側なので午前中は直接日光が射さず、やわらかい天然ライティングで撮れた。バック紙は1枚で40円の模造紙を使用。最初に就職したデザイン事務所ではコピーライターだけでなく、プロカメラマンのアシスタントもやらされた経験がこういうとき役に立つ。撮影終了後はコーヒーブレイク。K君がオタマと同じ海田高校でしかも同級生なのは前から知っていたが、話しているうち、K君の所属するデザイン事務所の相棒デザイナーI君が、なんとオタマと小学校、中学校とまったく同じクラスだったことも判明。K君の長男、漣クンは昨年12月に生まれたばかりでクーとは同級生になる。こうして世代も縁も巡るのである。

昼前歯科へ。本日で欠落した銀歯2本の治療すべて完了。舌先でレロレロと新しいツメ物を触ってみると、今度は頑丈そうでしかも滑らか。うん、「男前」の歯になったぜい。治療はこれにて一件落着かと思われたが「来週、歯周病とかいろいろ検査をしよう。ほいで、前歯に気になるムシ歯が一本あるけぇ、これもそのうちやっとこう」と院長のマサヤン。親戚だからというわけじゃなく、彼はホンマに腕のいい歯科医みたいなのでおまかせするです。野獣が牙を無くしたのではシャレにならんからね。
家に帰って昼メシ食って思わずニンマリ。ほぼ2年ぶりになるだろうか、全歯で痛みもなく噛めるのがこんなに気持ちエエもんとは。不思議なことに噛み合わせがいいと気持ちまでシャンとし気力も漲ってくる。っつーことで前に通っていた歯科、ばっちりヤブだったようだ(笑)。

夕方は近所のI耳鼻咽喉科へ。例の強烈ドラッグ、一日服用を止めたところ、また翌日から扁桃炎がブリ返し、副作用覚悟で昨日から服用再開。もしかしたらけっこう深刻な病気かも、と少々焦ったのだがセンセイ「腫れは随分ひいてますよ。あと3日がんばって薬を飲みましょうね」とのこと。はいはい、今度はちゃんと言うこと聞きますよって。

広島6区、ますますヒートアップしているようである。やっぱ地元じゃ亀井サンが強いんじゃないの?という声が俺の周りじゃ圧倒的に多いのだが、俺はそうは思わない。ちょっと前バラエティ番組が、とある寂れた漁村と農村で、なかなかに興味深いアンケートをやっているのを見た。漁師、百姓のオッサンやニーチャンに対し、某清純派女優と、ゴージャス&セクシー系の代表格、叶姉妹の写真を見せ、「村に嫁いでくれるとしたら、どっちがイイ?」という質問。
自然豊かで、景色もよく、空気もうまい環境である。俺は当然、都会に毒されていない彼らのこと、某清純派女優を選ぶものとばっかり思っていた。が、しかーし、彼らが節くれだったゴツイ指で指し示したのは、ほとんどブッちぎりで叶姉妹だったのである!
その理由を聞いてみたところ「ワシラの部落にゃあの、刺激がないんじゃ刺激が。コレくらい(叶姉妹の写真のオッパイを指差しながら)ハデでボイ〜ンのひとでないとの、活気は出てこんのじゃ」と中年漁師。そうだったのだ。過疎の農村漁村を活性化するには、ふれあい交流だのなんだのと街の自然環境保護グループがやたら口にするような優等生的フレーズは、全然マトを得ていなかった?いや、それはそれで大事なことでもあるが、もっと切実なというか、本能に根ざしたテーマとして「バスト90センチオーバー求む」という抗い難いシンプルかつ決定的なベクトルが存在したのだ。
今回の6区でも同じと思う。「地元の絆」優先で、これ以上無用なダムや橋が出来て一部の土建屋だけが潤うことより、パワフルで刺激的なホリエモンに、もっと未来ビジョンのある経済効果を期待する有権者が多いような気がするんじゃが。さぁみんなで歌おう、♪こんなこといいな、できたらいいな、アンアンアン、とっても大好き、ホリエ〜モン〜ってか?あとはタケコプターで東京〜尾道を飛んで見せれば当選間違いなしじゃ。
新党ブーム (2005.08.23)

選挙へ向け、一応役者が出揃ったというところか。しかし、なりふりかまわぬ「刺客」に対する急造新党の濫立は笑えますな。そのあわてぶりに、彼らが政治家のための政治しか行ってこなかったのがよくわかる。
亀井静香氏とホリエモンのTV討論で思うのは、圧倒的なジェネレーションギャップ。亀井さん、なんだか宇宙人と話しているような気分だ、というのは本音だろうが、政治家たるもの、あらゆる世代のトレンドにある程度の知識を持っていてしかるべき。「ワシラの世代のことしかわからん」ようでは、それだけで役不足ではなかろうか。
などと、ここんとこ続いてる日報の政治ネタを読んだ某氏が「春駒サン、立候補したら?」と言ってきよった。うわははははー。おもろいじゃん。まずは政党を作ろう。俺のような珍獣がのびのびとヘーワに暮らせる世を祈念して「日本珍党」っつーのはいかが?意味無し!

本日のラジオ、ゲストは2組。うち、7時台は東京から、トレンドプロデューサーでInter-FMで活躍中のHIROKI氏。年商80億円とかの某企業のC.E.O(経営最高責任者)もやっておられるらしい。なかなかにおもしろい御仁であった。
理想の住まい (2005.08.22)

某ローカルTV生番組の放送ダイジェスト原稿をレギュラーで書かせてもらっているのだが、先週土曜日のオンエアで「トレーラーハウス」なるものが紹介された。文字通り、トレーラー式の引っ張って移動できる家なわけで、キャンピングカーなどより遥かにデカくてゴージャス。キッチン、リビング、バス&トイレ、ベッドルームやクローゼットまで付いている。60、70年代のアメリカ映画には、このトレーラーハウスを荒野の辺鄙な場所に設置し、住居として利用している世捨て人(カウボーイ、作家、ミュージシャンとか)がよく出てくる。ええのう、俺もマネしたいのう、といつも憧れていた。なもんで、今回は仕事を忘れて見入ってしまった(笑)。日本でこれを住まいとして使用する場合、あくまで<車両扱い>だから、固定資産税がかからない。車両といってもエンジンが付いていないから自動車税も同様にフリー。つまり土地さえあれば車両代(300万円〜)+ガス・水道・電気等のライフライン設置費100万ちょいで<家>が手に入る。

なにしろ、その土地やロケーションに飽きたら「移動出来る」のがエライではないか。俺は何十年もローンを組んでマンションを購入するというタイプの人間ではない(価値観が違うというだけで、その行為を批判しているんじゃありませんよ)。絶対途中で飽きるし、環境だって変化する。この段原南の一等地に越して来た3年前、前の大通りは通行量も少なくて実に静かだった。しかし、イオン宇品やソレイユが出来たあたりから車は日増しに増え、今では空気も悪くなったし、煩くて窓を開けるのも憚られる。

最近聞いたハナシだが、ある人物(妻子在り)が埋め立て地に出来た某高層マンションを購入した。当初、担当営業氏がセールスポイントとして揚げたのが「こちらのベランダ(10階)からは宇品みなと祭りの花火が一望出来ますよ!」であったのに、購入契約を済ませてすぐ、そのマンション予定地の真向かいに宇品方面のロケーションを丸ごと遮るかっこうで別のマンションが建ち、「結局一度も花火を拝めんかった」とこぼしていたという。俺はこの一件を詐欺とは思わない。周囲に他人が所有する土地があればそのような危険性はありうるということだ。

気に入らなければさっさと移動する。これが俺の理想とするライフスタイルである。呉に近い川尻町に野呂山という標高829mの山(国定公園)があり、その中腹に親戚が土地を持っている。「誰も使っとらんけぇ好きなようにしてええよ」とのこと。トレーラーハウスを見て、それを思い出したとさ。

*写真:20年前に買ったBRUTUS誌に載っていたトレーラーハウス、というより元は列車の食堂車。

落ち込みはつづくよどこまでも (2005.08.21)

朝目覚めると、寝転がったままなのに天井がグルグル回る。メヌエル?だとしたら10年ぶりだ。やっぱこれも扁桃炎ドラッグの影響のような気がする。まだ薬は3日分くらい残っているけど、もう痛みも違和感もないので、本日より飲むのを勝手に中止させてもらう。7、8年前、アレルギー性咽炎になった時も病院でもらった薬でヒドイ目にあった。幻覚や幻聴が続き、精神状態までおかしくなりそうだった。以来、俺は医者のいうことをあまり信用していない。知り合いの某医学生によると、ベテランの医者でも原因のわからない病気に対しては「自律神経失調症ですね」ととりあえず言っておくのだそうな。

夕方、プロボクシング東洋大平洋フライ級タイトルマッチ12回戦が行われ、タイトル初挑戦の亀田興毅が同級王者のワンミーチョーク・シンワンチャーに3回50秒TKO勝ち。彼の場合、実力より「ビッグマウス」の方が話題先行しているが、実際にメチャ強い。TVで紹介していたトレーニング風景も凄かった。彼の自信は質の高い練習を人の何倍もやっているところからきているのだ。
俺も体調が悪いから稽古を休むのではなく、体調が悪いなりにやれる稽古を工夫すべき、っつーか、なんかこの数日、俺は反省ばかりしておりますな。
痛恨のエラーその2 (2005.08.20)

急性扁桃炎のドラッグ攻撃で、やたら体がだるい。たしかに腫れはかなりひいたけど、薬物はこわいよの。

18日、19日が心体育道合宿(蒲刈県民の浜)、20日、21日は能美島真道山パーカッションキャンプ、21日の夜はスタジオDUCK23周年祭出演。これが2週間前まで俺が勝手に「思い込んでいた」今月後半のメインイベントである。完璧なり。かのレオナルド・ダ・ヴィンチもなし得なかった黄金率の実現に、俺は思わずパンツ一丁で「喜びの舞」を舞い踊ったものである。これで夏前半の仕事漬けの日々の鬱屈が一挙にチャラとなり、遅ればせながら俺もようやっとパラダイス気分が満喫出来るっ!「♪サマ〜バケイショ〜〜〜ン、ドゥユ〜リメンバァミィ〜」by村田和人、、、、、、がすべては幻想であった。
まず心体育道合宿。8/11の日報にも書いたとおり、まったく意味不明ながら、俺は日程を思いっきり勘違いしていたのである。結局合宿には参加出来ず。そしてようやっと立ち直りかけた昨日、再び完膚なきまでに叩きのめされることと相成った。なんと21日の日曜日と信じて疑わなかったDUCKの23周年祭、これが20日土曜日じゃげなーーーーー!な、なんでやっ?一体全体どうなっとるんや????
いつどこでボタンをかけ間違えたか、記憶を溯ってもさっぱり思い当たらん。ただひとつハッキリしていたのは、パーカッションキャンプより前に、DUCKの出演を承諾していたこと。ちゅまり、当然そっちを優先せねばならず、パーカッションキャンプに出られんゆうことじゃい。
泣!
泣!
泣!
キツネかタヌキにでも化かされたような気分なり。しかし、覆水盆に還らず。起こってしまったもんはしょうがない。もちろん悪いのは俺だ。DUCKに出演したくないわけじゃない。嗚呼、マジでマネージャーが欲しい。もう自分一人じゃひっちゃかめっちゃかで、情けないことにスケジュール管理が出来んようになっとる。なんとか早急に対応策を考えたい。

そんなわけで夜はスタジオDUCKヘ。俺の持ち時間25分。テイラー「八丁念仏」は使わずウクレレだけで5曲。AKIRA氏の友人で最近広島に転勤して来たばかりの某NHKディレクターK氏も駆け付けてくれた。彼の趣味はナント「能」。観るのではなく演じる方。相当な変わり者と見た。飲んでるとまた扁桃炎ドラッグの影響か、目眩までしてきやがったので早めに帰宅。
またしてもホリエモン (2005.08.19)

広島6区からホリエモン出馬決定。もう笑うしかないね。いや、彼がいいとか悪いとかいうんじゃなくて、なんてゆうか、フェリーニの映画を地で行くようなエキセントリックさに。しかし、対立する候補や政党からのホリエモンに対する「カネさえあればいいというような人は」「マネーゲームじゃないんだから」などという誹謗はいただけん。じゃぁなんですかい、あんたらカネ儲けじゃないとおっしゃるんで?ドス汚れたツラして今さら純情ぶるんじゃねぇっつーの(笑)。ちゃんと実のある政策で勝負してみい。

*写真:などとエラそうなこと言いながら、またまた大失態をやらかし、茫然自失トホホギスの図。しばらく立ち直れん。詳しくは明日の日報で。

やっぱしヤバイで原発は、、、急性扁桃炎、、、 (2005.08.18)

先日の宮城地震で周辺の原発への影響を懸念していたが、17日付「河北新報」に以下のような記事が掲載されていたので一部引用。

『女川原発、想定超える揺れ測定』
 東北電力は17日、「8・16宮城地震」で自動停止した女川原発(宮城県女川町、石巻市)で揺れの指標となる加速度が最大で251.2ガルを記録、過去の地震から想定した「設計用最強地震動」の250ガルを超えたことから、同原発の保安規定に基づいて原子炉格納容器や非常用炉心冷却系統などの健全性の確認作業を行う、と発表した。一定期間が必要になるため、1―3号機の運転再開が当面見送られる見通しになった。
 251.2ガルは1号機の原子炉建屋の地下2階で測定された。2003年5月の三陸南地震で観測した225ガルを上回り、同原発では過去最大となった。設計用最強地震動を超えたことについて、原子力・安全保安院は「国内の原発では初めての可能性がある」と話している。

、、っつーことで、国の想定する「設計用最強地震動」が、気持ちエエぐらいあっさり覆ったのである。原子力安全保安院が過去の地震からはじき出した安全基準など、屁の突っ張りにもならん。なにが「国内の原発では(今回の地震は)初めて」じゃい。
さらにコワイ話。静岡県御前崎にある浜岡原発だが、こいつは信じられんことにほとんど活断層の真上(!)に建っている。しかも建設する際の地盤の強度に関する設置申請データが、内部の告発により大幅に改ざんされた可能性が高くなった。この原発の下の岩盤は強固どころか実際はかなりの軟岩らしく、近い将来必ず起こるであろう東海地震にとても耐えられる状態ではない、と多くの人が警告している。
「ありえねぇ。だいたい国がそんなキケンなもの放っておくわけないじゃん」ってか?エイズ薬害、アスベスト問題を見よ。さまざまな利権、官僚と政治家の責任問題などが複雑に絡み合って、ズルズルと今に至っているのでございます。
それからもうひとつ、これまた耳を疑うような話だが、仮に地震などの天災で核燃料物質による事故が起きたとする。で、それによって生じるすべての損害(原子力災害)に対し、電力会社には保証の義務は一切ないのであ〜る!!!!!! 
あなた、それでも原発を支持しますか?

昨日の朝から咽の左側に異物感があり、飲んだり食ったりする度、鈍痛が走る。今日になってもよくならないので夕方、近所のI耳鼻咽喉科へ。
ファイバースコープが映し出す患部の鮮明画像をモニターで確認しながら「うーん、舌の付け根も白くなっていますね、やっぱ細菌だなぁ、、、そしてもう少し降りて、、、ホラ、左側がブツブツ、ギザギザしてますよね。ここ扁桃腺。ばっちり腫れています」と動かぬ証拠を突き付ける医師。結果「急性扁桃炎」と、託宣がくだった。どうも数日前から熱っぽかったのだが、やっぱり風邪をひいていたようだ。山ほど薬を渡されたうえ「来週も来なさいね。それまで安静に」とおっしゃる。まぁ、ひどい病気でなくてよかったということにしておこう。そんなわけで夜はJIVEにちゅーぴー梶山の演奏でも久々に聞きにいってやろうと思っていたが断念する。

某映像プロダクションから、9月の衆院選挙関連のTVCFとラジオCMナレーションのオファー。特定の政党の仕事では無く「みんな選挙に行きましょう」という呼び掛けなので喜んでお引き受けする。

*写真:抗生物質に、痛み止めに、あれやこれやで全4種類。マジでこんなに薬飲まんといかんのかい?かえって具合悪くなりそうじゃ。

命の循環 (2005.08.17)

昼過ぎまで怒濤の執筆モード。その後、甥っこ直樹が遊びに来たのでクーの子守りを任せる。子供同士というものは不思議なテレパシーで繋がっているのか、直樹を見た途端、クーは大フィーバー。親にも見せたことの無いような「イッてしまってる」笑みを浮かべてはしゃぎまくる。イスラエルだけに生息するナントカという鹿も、大分・高崎山の猿も、「託児所」を持っている。親達は子供達を一カ所に集め、一緒に遊ばせるのだ。猿の場合は、親が当番制で子供達の見張り役を担当(笑)。命の循環とはかくも不思議でハートフル。
先日、奥さんを無くした元バンドメンバーのM氏にメールを送ったら返事が来た。素晴らしいので紹介します。

人は生きてるのではなく、生かされているのだと実感しています。
そして、人それぞれの人生の中で、たくさんの音楽が生かされているということも。
夫婦の愛、家族の愛、男女の愛、友達との愛など、
様々なテーマがそこから生かされてることを改めて認識しました。
音楽と出会いたくさんの人に支えられ今も演奏出来る喜び、
そこから湧き出るたくさんの思いをこれからも伝えられたらと思っています。
メールありがとう。
感謝してます。

俺、このメール読んで、涙が出たよ。
神様から生を与えられ、俺達はここに在る。で、生には限りがある。限りがあるからこそ、慈しみが芽生える。魂の学びの場としての聖なるこの一瞬一瞬を、俺はこれからも思いきり抱き締めていよう。そして俺も彼と同じように、命のビートを奏でたい。
宮城県震度6弱 (2005.08.16)

昼前、宮城で震度6弱発生。地震雲などの前兆観測から、数日以内に九州北部あたりかと予測していたのだが、まったく逆。幸い軽傷者ばかりでよかった。
国内でこのくらいの震度をもっとも警戒しなければならないのは、某地震予知研究家が指摘している通り、福井県だろう。老朽化した原発40基(!)が稼動するこの一帯は、震度4でもヤバイらしい。考えたくもないがひとたびメルトダウンでも起こせば、ここを中心に国土の3分の1以上が半永久的に立ち入り禁止区域となる。原発はそれほどの危険性を孕んでいるのだ。二酸化炭素を出さないクリーンエネルギー?冗談じゃありませぬ。そもそも原発などなくても実は日本の電力は充分まかなえる(長くなるので詳しいことはまた後日)。それでも政府が原発にこだわるのは、その気になればいつでも核武装できるよう廃棄核燃料を確保しておきたいからだ(先日広島で開催されたパグウォッシュ会議の創設者であるジョセフ・ロートブラット博士も核拡散の懸念から、青森県六ヶ所村再処理工場の稼動延期を求めている)。核武装する前に、地震>原発倒壊>メルトダウン>ニッポン自滅。笑えん図式よの。

本日のラジオ、ゲストはバレリーナの芥川瑞枝さん、電話出演でミステリアスクラウズの雨宮葉子さん。選曲は反戦ソング特集。そろそろ夏も終わりの気配。
魂のベクトル (2005.08.15)

午後イチでレギュラー原稿をメールで印刷屋さんに送ったら仕事があっけなく片付いたので、DVD観たり、本を読んでのんびり過ごす。

夜、某NHKで「じっくり話そう・アジアの中の日本」と題された、トーク特番を見る。一般庶民、学生、韓国・中国などアジア各国の留学生、ジャーナリスト、学者、町村外相(彼の気配りトークにはすごく好感を持った)などが反日感情、靖国問題などをテーマに白熱した議論を展開。こういう対話をもっとどんどんやったらいい。俺の意見としては常々言っているように、もはや国というカテゴリー同士で解決出来るようなものは何一つ無いと思う。限界なのだ。個と個で向き合わなければ、問題はややこしくなるばかり。むしろ、国でまとまることのほうが俺は恐ろしい。バラバラでいいじゃないか。靖国を参拝したいひとはすればいいし、したく無いひとには無理強いをすべきではない。政教分離の観点で言えば、宗教色の強い靖国に国の首相が公式参拝するのは間違っている。教科書問題にしても、どっちの史実が正しいなんつーのは(たぶん今から調査しても明確な事実にはたどり着けないと思うので)ナンセンス。真に開かれた教育者なら「すべての教科書、教師を信用するな。実際にそこへ行き、自分の目、耳、肌で確かめてこい」と言うであろう。それが未来へ繋がる人間の智慧だ。硬直したナショナリズムとイマジネィションの喪失が戦争を正当化する。群れるな。今こそ個の智慧が問われている。広島人であり、日本人であり、地球人であり、ギンガマン(銀河人。笑)としての俺の魂のベクトルである。

*写真:世界でもっとも開かれた御仁の肖像(注:ミノ虫&葉っぱ付き)。撮影byオタマ

盆休み、、、訃報、、、 (2005.08.14)

いくら世間からズレているとはいえ、やはり一日ぐらいは盆休みをとってもバチはあたらんだろうと判断。で、仕事は一切やらんことに決め、朝早くから墓参りオリエンテーリングを実施。まずは海田の山奥にあるオタマの本家の墓。海田公民館から徒歩約10分。なるほど、オタマの言う通り、そこは山の中腹の高台にあり、近くのミカンの木(写真左上)の下にはドでかい青大将クンが昼寝をしているような長閑なロケーションであった。早速ザックの中から水を3P詰めたポリタンクとタワシを取り出し、墓石をゴシゴシ掃除する。草刈り用に持っていったカマの出番は無かったが、墓の周囲もすっかり綺麗になって達成感があった。
続いて市内へ引き返し、大手町の原爆ドーム横にあるヨシオジイチャンの墓へ。こちらの墓所は海田と違って超過密エリア。風光明美なロケーションを選ぶか、都心の賑やかさをとるか、実際墓の下に眠る人の意見を聞いてみたい所だ。

夜、懐かしいバンドメンバーからの突然のメールで、同じくバンドメンバーであったドラマーM氏の奥さんがつい先日ガンで急逝されたことを知る。一緒につるんでいた頃、訊きもしないのに奥さんとのノロケ話を語りまくっていたM氏。さぞかし落胆しているであろう。奥さんの御冥福を心よりお祈りします。

滅びゆくもの (2005.08.13)

本日より広島厚生年金会館ブライダルフェアのTVCFが放映され始めた。そのジェントルで渋〜いナレーションは俺じゃよん。注意して見とってねん。映像は2パターンあり、どちらもシュールでカッコイイ。最近はへっぽこイコマのCFナレもよく耳にする。ヤツも頑張っているようじゃが、格式は数段俺の方が上じゃのう、うひゃひゃひゃひゃ!

明日、海田の山奥にあるオタマの本家の墓参りをするので、草刈りのためのカマ、携帯式の蚊とり線香などを宇品のディックに買いに行く。世間一般では今日からが盆休み初日、さぞかし家族連れでごった返しているだろうと思ったが、店内は閑散としていた。どうも隣に新しく出来たディスカウントショップに客を取られてしまったようである。家電量販店、巨大スーパーもそうだが、規模がでかければそれに比例してリスクもハンパではない。これからはマンモスよりネズミの時代と思う。小さくても機敏に立ち回れる方が上等なり。

*写真:モリンガは現在7鉢が元気に成長中。一番大きいのは16センチ。これぐらいの大きさでもいっちょまえに「樹」のカンロクがあるのがカワイイ。

トノサマガエル、、、広島クリエイターズクラブ、、、 (2005.08.12)

朝からなんとな〜く虚脱状態。楽しみにしていた心体育道夏期合宿に、自分の勘違いで参加出来なくなったというやり切れない思いをぬぐえないのれすね。

それでも受けた仕事はやらねばならぬ。
2、3の執筆に、某環境月刊誌表紙イラスト描き。今回のモチーフはトノサマガエル(下の写真)。カエルの中で一番泳ぎが上手いのがこのトノサマ君。子供の頃、素手で捕まえた時の、少し冷たくてヌルッとした皮膚の感触を思い出しながら一気に描きあげる。

夕方は、市内某所台湾料理屋にて開催された第一回広島クリエイターズクラブ懇親会(仮称)に参加。Kデザイナーの主催によるもので、参加者は代理店営業氏やフリーのデザイナー、映像カメラマンなど。ここの台湾料理屋、安くてうまい。ちょっと気になったのがほとんど日本語を理解しない店員(笑)と、なぜかやたら酸味の強い生ビール。ビールって、腐ったりするのかね?などと思いながらジョッキ7、8杯飲んでしまいましたとさ。

大チョンボ、、、伝統芸能の深淵、、、 (2005.08.11)

たまに俺はとんでもないヘマをやらかすことがあるのだが、今日のヤツはけっこうダメージでっかく落ち込んでしまったわい。毎年恒例の心体育道夏期合宿、俺はどういうわけか、今月18、19日に実施されるものと「思い込んで」いた。なので、その日だけは他の予定は入れまいと一カ月前から調整してきた。プレゼンも歯医者も飲みもすべて躱し、不可侵2Daysを頑に守り通してきたのである。そして今日、別件で廣原先生に電話した際、「今週土曜の稽古は盆休みになるんですかね?」と俺が聞いたところ、「え?今週は合宿があるけぇね、土曜日はないよ」と先生。
「はぁ?合宿は来週じゃないですか?」
「うんにゃ、今週いうか、明日と明後日よね」
「、、、、、、、、」
合宿はとうの昔から11、12日と決まっていたのである。なにが悲しゅうてずっと勘違いし続けたのか、俺は知らん。自分でもわからん。わかっているのは明日も明後日もすでにスケジュールが入っている。つまり今年も合宿には行けませんっつーことですばい。ひでぶっ!!!

夕方、中区袋町のまちづくり市民交流プラザにて、浄瑠璃三味線奏者の野澤松也さんと作家の橘 凛保さんのコラボイベントを観賞。野澤さんは山陽高校出身で、今は東京在住。歌舞伎の浄瑠璃奏者としてはトップクラスの腕前である。昨年、東区の某寺で奉納演奏をやる為帰郷された際、俺のラジオにゲスト出演してもらったのが縁で、ちょくちょくメールのやりとりをさせてもらっている。
さて今回の演目は広島被爆60周年を題材にした創作浄瑠璃「広島咲希望花(ひろしまにさいたきぼうのはな)かんな」。橘さんが平和資料館を訪れた時、出口近くに展示してあった「かんな」のモノクロ写真にインスピレーションを得て書き上げたのだとか。浄瑠璃(三味線に合わせて人形浄瑠璃の語りだけを人形なしで語るもので、初代竹本義太夫が17世紀後半に創始した浄瑠璃の代表的流派をとくに義太夫とよぶ)というものにこれまでナマで触れた経験も無ければ、しかも古典ではなく創作モノということで実際幕が上がるまでやや不安があったけど、それはまったくの杞憂であった、というより、メチャ惹き付けられた。
まず太棹三味線のすごさ。音色は普通聴く三味線より「琵琶」に近いと思った。単調なフレーズを延々弾くのではなく、語りに合わせて時には効果音風に用いたりもする。風、雨、月の明かりといった森羅万象はもちろん、心理描写(たとえば気持ちがザワザワしている状態等)もすべて表現できる。野澤さんの唄、語りも素晴らしい。エンディングでは歌舞伎っぽく片足立って「見栄」も切ってみせてくれた。いや〜、伝統芸能は侮れんぜよ。

政治家の本分、、、盆踊りデビュー、、、 (2005.08.10)

昼前から重低音の雷鳴が轟き始め、その後は断続的なスコール。亜熱帯に属する沖縄では何度か経験したが、広島でのこういう状況はやはり気持ち悪い。

世間一般ではお盆休みへの準備が着々と進んでいるようである。俺は今年はまとまった休みを取るのをすでに諦めている。世界を目指す男が、盆じゃ正月じゃと気にしよったらいけんでしょ(照れ笑い)。

郵政法案否決にともなう衆院戦の件で、コイズミ君は反対した自民党前議員のすべての選挙区に対抗馬をたてる構え。これに対していわゆる造反議員の面々は「思いも寄らなかった」「なんという仕打ち。我々は仲間でしょうが」などと騒いでいらっしゃるが、そんなことを口にすること自体、政治家の資格無し。起こりうるあらゆる局面を想定し、数十手先のオプションを準備しておくのが本意というもの。それを思うと常に「想定内です」と平然としていたホリエモンのほうがよっぽどカッコええ。コイズミ君の肩を持つつもりはないけど、造反議員は不粋の極み。400mハードルで悪天候を味方につけて死ぬ気でゴールに飛び込み、見事銅メダルを掴んだ為末を見倣って、しっかりした戦術&気魄で仕事せんかい。

*写真:夜、実家の前の公園で町内盆踊りがあるというのでクーを連れて参加。太鼓がドドンと打ち鳴らされ、♪月がぁ〜出た出たぁ〜、と始まるやいなや、ヤツは俺の手を振りほどいて踊りの輪の中に突入し激しく体を揺するのであった。誰に似たんスか?そのままだとオトナに弾き飛ばされそうになるので、離れた場所に連れ出したのだが、それでも踊りをヤメまへん。ほとんど一時間踊りっぱなし。根性あり。

モリンガ経過報告、、、長崎原爆記念日、、、 (2005.08.09)

目覚めて枕元の時計を見ると、なんとすでに11時半。おいおいもう昼じゃんか!あわてて飛び起きたが、なんかヘン。もう一度、今度は絶対狂わない電波時計で確かめたらまだ8時だった。どうやらクーが悪さして時計を進めたようである。ヤツは積み木やヌイグルミよりも、メカや楽器にやたら興味を示すのだ。なにせ1才2カ月にして、自分でスイッチ入れてCDを聴き、暑けりゃ扇風機も回す。

モリンガ途中経過。発芽した13鉢のうち順調に成長しているのが7鉢。しおれ気味が2鉢。4鉢はギブアップ。暑さか水の問題か不明。まだ種はいっぱい残っているので、種まきの時期は大幅に逸してはいるが4鉢追加で植えてみる。現在一番大きいのが12センチ。新芽も次々スタンバっている。毎日観察するのが楽しゅうてたまらん。意外なことに、俺にも農耕民族の血がわずかながら流れているということか?

今日は長崎の原爆記念日。で、本日のラジオは、いつもよりちょっとトーンをチェンジし、核や被爆の記憶の継承に関してイコマやDJジャックのクマさんとディスカッション。リスナーはどう受け止めたかわからないが、意味のある内容になったと思う。ホンマ、この広島にはどうでもいいオチャラケラジオが多すぎる。シリアスな話ばかりする必要は全然ないけど、今こそ「思想」が必要なのではないだろうか。それも硬直したものでなく、しなやかで弾力性のある、外に向かって開かれた思想が。

大魔人、佐々木の引退試合に挑んだ、親友の巨人、清原。これまでのさまざまな思いが交錯したのかバッターボックスでこらえきらず涙を見せた清原は、すごくいいヤツに思えた。
フルチン乗車、、究極のサービス業のはずが、、悶々ホルモン、、 (2005.08.08)

とある列車内。俺は乗客の誰かに忘れ物を届けようと乗り込んだのであるが、目指す人物に無事にブツを手渡した途端、重大な失態に気付いた。あろうことか、俺はフルチンだったのだ。股間を抑え、周囲の侮蔑の視線を浴びながらザリガニのように後ずさりする俺、、、、朝っぱらからなんちゅー夢を見せるんじゃい?無賃乗車ならぬフルチン乗車ってか。

終日執筆。時々テレビをつけるとどの局も郵政民営化法案関連ばかり。小泉陣営も、自民党内の反対派も、野党も、すべからくインチキ臭い。どの政治家も政策の無さに関しては同レベルに思える。何度でも言うが、庶民である我々は極力投票に行こう。そして政治家では無く「政治屋」をセンセイと呼ぶのはヤメましょう。本来彼らは国民に喜んでもらってナンボの<サービス業>以外の何者でも無いのだから。それを自ら明言したのは俺の知る所では、元島根県知事であり、現衆議院議員である岩國哲人氏(民主党)ただひとり。

今週末より沖縄シーカヤックツアーに旅立つ久保がスペアパドルを貸してくれというので、夕方パルコ前で待ち合わせ、ついでにヤツの案内で銀山町にある某ホルモン焼きの店へ。場所柄か、客の大半が組関係者(笑)。小指が無かったり、イレズミ隠しに長袖Tシャツ着たり、金のぶっといブレスレット付けてたり。しかし、みんなニコヤカにホルモンにパクついている。いや、マジでうまかった〜。タレも絶品。ゴマダレに酢を合わせたもので、未体験の風味。夏にピッタンコじゃ。もう一本の奥歯が完治したらまた来るどー。
そのあとMACへ。
「梶山の新譜でバイオリン弾いとるのはオマエのカミさんゆうのはホンマか?」
とマック氏。かなり気に入ってくれてるようだった。

*写真:高知のK嬢が撮った、盟友AKIRA氏のおまぬけショット。あまりに締まりのない顔なので、無断掲載しちゃいました。ケケケ!

亡国のイジケ虫、、、自意識適量、、、 (2005.08.07)

朝、目覚めた時、今日は生産的なことは一切やらんと決める。

夕方、マイカルワーナーへ「亡国のイージス」を見に行く。上映が終わり、館内が明るくなってもショックが大きくてしばらく立ち上がれなかった。感動した、のではなく、つまらん過ぎて(泣)。上映前のアメリカ映画「ステルス」の予告編の方がたった数十秒でも見ごたえあった。近々同じ日本映画「姑獲鳥の夏」を見に行くつもりだったが、なんか気が失せた。

*写真:角川文庫の新刊、三代目魚武濱田成夫著「人生よあなたは、まるでこの俺様の子分。」。もう十年くらい前だと思うのだが、弟のユーチャンが「おにいちゃんに、ものすごくよく似とるよこのひと」といって貸してくれたのが魚武の第一詩集「駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない」であった。なるほど、「俺が俺が」という我の強さ&しつこさは共通しているが、彼ほど乱暴ではない(笑)。最近俺はまわりから「昔に比べると自意識過剰ではなくなった。それなのにもっとパワフルに感じるのはなんでかね」と言われることが多い。素直にうれしい。それはねぇ、孫悟空がお釈迦様の手のひらに乗せられていることに気づいたのといっしょで、とてつもなくでかい存在のなかに生かされていることを悟ったけぇよ。やはり2001年の沖縄〜座間味60kmシーカヤックツアーで、約一週間東シナ海を放浪したのがきっかけだろう。そこでの俺の存在などミジンコ以下。だから世界が一層愛おしく感じられもし、ガツガツせんでも心を開けば、宇宙の膨大なエネルギーが好きなだけ自分の中に入り込んでくることも理解出来た。いろんな意味で自分も他人も許せた。あれから作る歌もガラッと変化した。家族、友人、心体育道、音楽エトセトラ、俺はいつも最高のものと出会っている。っつーことで今は自意識適量。もちろん今の俺の方が、俺は好きじゃー。おっと、この日報を見てくれているアナタにもLOVE。

式典中継、、ラジオゲスト、、平和ロックイベント、、八丁念仏、、 (2005.08.06)

朝、6時前起床。7時に平和記念公園式典会場着。すでに全国から駆け付けた参列者、マスコミでごった返している。慰霊碑に向かって正面左側に設けられたラジオ・テレビ放送エリアはPステの他にもRCC、HFM、NHKらのクルーが陣取っている。雲は多いものの、快晴。当然屋根などなく、放送席の上に置いたペットボトルのウーロン茶がたちまち「HOT」になる。
と、がっちりSPにガードされたコイズミ君も到着。俺の前を通り過ぎる時、両目の下に気の毒なくらいクッキリと青いクマが出来てるのを確認。頭の中は「慰霊」どころじゃないのだろう。
8時本番開始。俺は一時間枠の中で計4回、トータルで15分間程、式典中継トーク。解説は中国新聞社特別編集委員の田城さん。9時、スタッフ全員汗だくになって無事中継終了。

夕方、RCC文化センター内にあるPステサテライトスタジオへ行き、ハッピーの「Pサタファイン」に、ゲスト出演。ちゃんとミュージシャン扱いである(笑)。

そして夜。2週間にも及んだ耐久レース的悶絶ウィークのファイナルとして、ナカハラヒサロオ氏主催のロックイベントにFar East Loungeで出演。ステージに上がる前に二つ、決めていたこと。「今日はMCナシで行く」「5年ぶりにサングラス無しで歌う」

「あの空」>「Get closer」>「その男ヨシオ」>「月の下ジントヨー」>「星の波間に(梶山ボーカルバージョン)」>「サティスファイ・マイ・ソウル」>「ひかりのうた(NEWバージョン)」

以上、7曲。クール&ラッドにカッコよく終わったハズであったが、なんと、このテのイベントには珍しいことにアンコールが来た。しかもリクエストが「夫婦蛸」だとよ。よろしゅおま、やらしてもらいまひょ。っつーことで、爆笑のうちにエンディング。まぁ俺ららしくてエエか。

ところで最近のステージでは岡山の凄腕リペアマンの手によって完全復活を遂げたテイラー610をメインに使っている。鳴りもますます素晴らしく、これからも主軸の大刀として頑張ってもらいたいので、名前を付けました。音の斬れ味の鋭さにちなんで「八丁念仏(はっちょうねんぶつ)」。
江戸時代、駿河城御家中の剣豪、田宮某がある名刀を手に入れ深夜の辻にて試し斬りしたところ、斬ったはずの乞食坊主が倒れない。どころか、なにごともなかったように血の一滴も流さぬまま念仏を唱えながら歩み去る。後を追うと、坊主の刀傷が開き、血をしぶきながら絶命したのは七丁先だった。そんなわけで「七丁念仏」と命名された妖刀が実際にあったらしいが、俺のテイラーはその上をいく「八丁念仏」なり。俺のライブを聴いた人、帰り道はご用心ってか。

*写真:平和記念式典臨時中継席。二列前の最前列に天下のNHK、HFM、RCCが横並び。なんでPステが三列目なんじゃい?

継承、、、CFナレ録り、、、 (2005.08.05)

昼前、例の親戚(親父の従兄弟)がやってる川原歯科医院に行く。俺は全然知らなかったのだが、腕がイイと評判らしく、特にマスコミ関係者がよく利用してる歯科じゃそうな。
そのあとオタマ&クーとそごうで待ち合わせ、アクア広島センター街5Fで開かれている広島出身女性フォトグラファー、宮本佳子さんの写真展「継承」を見に行く。被爆体験者60名の肖像(中学時代の英語担任M先生の顔も発見)と彼らの証言で構成されたパネルがずらり並び「おいおい、こりゃ全部読むのは根性いるのぉ」と一瞬思わせたが、結局、気が付けば全部読んでいた。親族から、耳にタコが出来る程繰り返し聞かされた被爆体験。どちらかといえばそのテのハナシにゃ食傷気味のハズが、彼らの語る生々しい「あの日の体験」は、新鮮に刺さって来た。これはおそらく、俺らが子を持つ親になったということも大きく影響しているのだろうと、オタマとも意見が一致。
そして写真の一様に爽やかな笑顔。肉体的にも精神的にも深い傷を負った彼らであるのに、地獄をかいくぐったからこそ、消えぬ思いと向き合って来たからこそ、今、慈愛に満ちた表情を浮かべることが出来るのか。

で、受付をやっていたのが、宮本女史本人だったもんで、しばし話し込む。この写真展のBGMはHEAT WAVEの山口 洋くんの手によるもの。写真と手紙を添え「ダメもと」でお願いしたら快く承諾してくれたと言う。粋なやっちゃのう。

夕方、楠木町の某映像プロダクションにて、とある年金会館のブライダルフェアのテレビCFナレーション録り。5分で終了。この二日間の滑舌ウォーミングアップが効果あった。

明日はいよいよPステ特番。最後のひとりリハを深夜まで続ける。今回、俺の私見は極力抑え込み、中継に徹するのだ。徹しろよ。
ああ無念! (2005.08.04)

原発関連以外どんな挑戦でも受ける、と常日頃豪語してきた私であるが、今日オファーされたプレゼン仕事はお断りさせてもらった。どう足掻いたってカラダはひとつしかないのである。月曜に提出というのは物理的に無理。出来る、出来ないを冷静に判断するのもプロというもの。残念だがしようがない。

明後日に迫ったPステ8・6特番に備え、ひとりリハ。俺がお相手するのは中国新聞特別編集委員のT氏。出番はトータルで15分間程度とはいえ、ハンパなエスコートするわけにはいかんのだ。

夜、某所にて梶山、横浜から里帰りした湘南オヤジこと石橋の三人で飲む。仕事からつかのま解放されたのがうれしかったのか、けっこうなピッチで焼酎のロックをあおりまくってしまい、フラフラで帰宅。服も着替えず轟沈ス。
魂のトライアスロン (2005.08.03)

午前中、Pステにて、6日の原爆特番のための最終打ち合わせ。ようやっとプログラムがまとまり、安堵。俺は式典会場正面に向かって左側に設けられたTVラジオ中継エリアから、中国新聞特別編集委員の田代記者を解説に迎え、式の進行状況をレポート。っつーことは目の前に忠犬コイズミ君とかが座っていたりするのだろうか?
一時間番組の中で俺の出番はトータルで15分程度だから、かなりラクそうじゃぞー(~o~)

帰りに実家に寄り、二階ベランダに設けた春駒モリンガ農園の若葉の剪定。双葉の真ん中に出てくる二番目の芽を摘まないままでいると、どんどん丈が伸びてしまうのだ。摘んだ若葉をそのまま捨てるのは可哀想なのでためしに口に放り込んでみたら、なるほどこりゃウマイぜっ!ほっこりと甘味がある。一応アクを抜いてから食うのがいいらしいが、「生派」の俺はサラダやフレッシュジュースを夢想しちまった。そうそう、さらに一鉢新たに発芽し計13鉢となる。どんどん大きくなれよー、しっかり食べちゃるけんのー。

昼過ぎから再び執筆。2時間に一度の息抜きタイムは、明後日のCFナレーション録りのための滑舌ウォーミングアップを実施。一日中しかめっ面してパソコンに向かっていると、顔面の筋肉がこわばるのか、すごく滑舌が悪くなりカミまくってしまうのだ。

夜は喫茶こばやしスタジオにて、絶対的な日課である歌い込みと心体育道自主稽古。最後あたりは息があがってほとんど気絶。これでいい。カッコ悪くてもいい。これが私の生きる道。

*写真:8・6へ向け式典の準備が進む、平和記念公園。当日をここで迎えるのは小学生以来である。

発芽撮影、、、コシノパンツ、、、 (2005.08.02)

午前中、某企業のモリンガ専門サイトに掲載する画像データの撮影で、梶山デザイナーを実家の「春駒モリンガ農園」に案内する。リベンジとして植えたモリンガは遂に合計12鉢も発芽。ちょうど発芽の写真が欲しかったのでグッドタイミングじゃわいの。

気が付けば、難攻不落と思えた諸々の仕事の約半分が、フニッシュに向かいつつある。しかし油断は禁物。今一度、パンツのゴムを締め直さなければならないのである。そんなわけで破れるまで履いた古いのは捨て、新しいパンツ(2枚で1000円)をフジで購入。一応「コシノジュンコ」デザインのビキニである。ちなみに俺はトランクスが好かん。ブラブラして落ち着きませぬ。

*写真:元気いっぱいのモリンガちゃん。前回発芽した時より、茎が太く成長も早い。ワンパクでもいい、逞しく育ってほしい!

遂に歯医者へ (2005.08.01)

やはり先日の二カ所同時多発歯ヌケ(言ってなかったけど二カ所いっぺんに詰め歯が取れちまったのだ)のあと、ぽっかり空いた穴がどうにも気色悪い。冷たいのも熱いのも、どちらも滲みて痛いし、集中力を妨げるのだ。来週には歯医者に行こうと思ったが、我慢の限界。さて、どこの歯医者に行くかだ。これまで行ってた近所の某歯医者は、詰め物がやたらポロポロ取れまくるので二度と行くつもりはない。かといって幼稚園から通っていた別の歯医者はつい最近、先生御高齢のためリタイア。
そうじゃー。俺の親戚にひとり歯医者がおったではないかっー。何で今まで気が付かんかったんやー。親戚なら遠慮せず徹底的にクレームつけられるし、彼だってテキトーな処置はせんだろう。そんなわけで午前中、某音大横にあるK歯科医院へ。ほどなく俺の順番となり院長のマサさん(俺はそう呼んでいる)に、これまでの歯科に対する不平不満をブツけてみる。詰め物が一年も経たずに取れまくること以外にも、処置したはずの歯が噛み合わせの度に痛むとか、クレームつけてもよう治さんかったとかウンヌンカンヌン。
彼はそんな俺の泣き言をふむふむと聞きつつ口の中を覗き込み「ははぁ、こりゃ神経まで菌に感染しとる。なるほど痛かろうね」と瞬時に見抜きなすった。処置も極めて迅速にして、リズミカル。そう、ミュージシャンである俺は、ジャンルが違えど、相手の力量をその所作のリズムで判断するのである。プロフェッショナルの打ち出す「拍子」はかなり気持ちがいいものだ。とういうわけで、今度は大丈夫なような気がする。ちなみに診察料も前の所より安かったッス。
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