朝方見た夢の中で俺は、仮面ライダーになっていた。全身を明るいグリーンで覆われた、その名も「仮面ライダー・ライム」。なんかちょっと、カッコ悪くない?、、、、、悩んでいるところへ、どうやら俺を敵とみなしているらしい、大袈裟なまでの過剰装備をまとった「仮面ライダー軍艦」登場。おいおいオマエさんの下半身は軍艦じゃなくて戦車じゃんか。ツッコミいれても全く意にかえさず、両眼に星飛馬のような炎をたぎらせて、ガラガラガラとキャタピラをフル回転させながらこっちへ向かってくる。と、突然仮面ライダーライムを想定外の強烈な便意が襲う。敵前逃亡より、敵前お漏らしの方が恥ずかしい、そう判断したライムは体を「くの字」に折り曲げつつ、最寄りの某ビルへ飛び込む。便所、便所、便所はどこじゃ〜!わめきながらあっちのドア、こっちのドアを片っ端から開けてみるのだがどこにもない。やむを得ん。この物置きっぽい小部屋でヤルしかあるまい。しかし、今度はドアが閉らない。迫るショッカー、じゃなくで地獄の便意に迫られてどーする。ええい、ドアなんかほっとけ。ズボン&パンツを降ろし、しゃがんだ瞬間、背後から何者かが吉本調イントネーションの大阪弁で「ちょっとダンナはん、見えてまっせ〜」。絶体絶命仮面ライダーライムの運命やいかに?! つづく。
終日執筆。ライムは忙しいのである。 夜になって、ふと思い立ち、裏庭(比治山)に登り30分ほど木刀を振る。通常は空手着にハダシというスタイルで室内稽古しているが、シューズを履いたままだとかなり勝手が違う。ためしに木刀を置いて、心体育道「サバキの型」をやってみると、これまた摺り足がうまく使えずしっくりこない。たまにはこういう普段着での稽古もやったほうがいいみたい。有事の際、「空手着に着替えるから少し待ってネ」なんて言ってられないからな。 家に帰ってヒリヒリする手のひらを見ると、木刀の振り過ぎか数カ所、内出血している。 「誰がそこまでやれ言いました?」とオタマ。はい、ごもっともでちゅ。 暗くてわからなかったス。うなだれるライム(もうエエっつーの)。
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