Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2006年06月の日記

臨機応変 (2006.06.30)

ちょいと前、某総合系挌闘家が路上で言い掛かりをつけられ、まったく無抵抗のまま殴られて一カ月の怪我を負わされた事件があった。「挌闘技を子供達に指導する立場の人間として、路上で私闘を演じるわけには行かない。また、防御姿勢をとれば相手はさらに逆上するだけだ」というのが抵抗をしなかった理由だった。もっともらしいコメントだし、身を張って信条を貫き通したことはそれはそれで立派だとは思うが、この行為に俺は大いに疑問を感じる。数年前、やはり空手を学んでいた小学生が同級生にケンカを売られ、やはり無抵抗のまま殴られ続け内蔵破裂で死亡した事件があった。少年は常日頃師匠から「空手をケンカに用いることは許さない」と強く戒められていたという。状況にもよるが、理不尽な暴力に対しては身を守るよう指導するべきじゃないのだろうか。また、前述の挌闘家の場合も、相手が素手でなくナイフ等の武器で襲って来たらどうするつもりだったのだろう。打たれ強い人間はいても「刺され強い」人間はいないのである。俺だったらまず脱兎のごとくその場から遁走することを考える。ケンカを売るような人間にロクなヤツはおらん。ヘタに関わるより逃げるが勝ちなのだ。それが出来なかったら当然カウンター攻撃に出る。
あ、ちなみに女性が暴漢に襲われた時は、防衛のために相手の目を突こうが指を食い千切ろうが、法的にまったくお咎めナシってこと知ってる? 女性に限り過剰防衛として処罰されることはないので思いっきりやったりんさい。
意外にビジュアル系?、、、ワンラブは死なず、、、 (2006.06.29)

先日、Far East LoungeのSax奏者でもあるユリカ嬢の店へ行った時、昨年8月に彼女の店の10周年記念パーティーに出演した際のライブDVDをもらった。俺らはちゅーぴー梶山を筆頭に「見られること」を意識の端にすらかけていないユニットであるからして、演奏映像など推して知るべし、でもまぁ日頃お世話になっている某イマジンさんが一生懸命撮影&編集してくれていることだし、いっぺんだけ目を通しておくかと全然期待せずに見たス。ところがどっこいあかさたな、へもよろお(意味無し)。ちょ、ちょっとカッコええんでないのー?!
コスチュームはそれぞれ相変わらず着の身着のまま状態ながら、演奏のクオリティ、楽曲のオリジナル度はもとより「毎回セッション主義」で鍛えられた天衣無縫のグルーヴ感と根拠のない自信からくるノビノビ感は、唯一無比。そりゃ反省個所は多々あるけれど、それを差し引いてもこれは存在価値が大あり。俺は素直にカンドーしたです。うん、悪くない、っつーか凄くいい。たまには自画自賛もよかろ?!

夜は、今月で店を閉める千田町「ワンラブ」へ。懐かしい顔がかなりおり、互いの近況報告に華が咲く。全ドリンク300円均一で杯が進み、本日も痛飲轟沈。なお、ワンラブは年末あたり市内某所に場所を変えリニューアルオープン予定。「ゲストハウス、ライブスペースも作るよ!」と店長のマーチャン(当HP『人間世界遺産参照』)。そうとも、面白い店はそう簡単に消えてもらっちゃこまるぞい。
七代先まで (2006.06.28)

父方の親族の土地相続問題にちょいと首を突っ込みつつある。最初「俺は土地にもカネにも執着してないから、勝手にやってくれ」と突っぱねたが、なかなかそうはいかないらしい。法的な手段に則って、公正かつ平等に分配しなければ、この問題が何年か先に再浮上したとき、さらにややこしいことになるんだと。アメリカンネイティブはなにかことを起こす必要が生じた時、常に七代先のことをイメージして慎重に決定を下すという。俺の子孫にまで影響が及ぶ可能性が少しでもあるなら、やはり放置プレイは出来んよの。

こないだの日曜日、心体育道の飲み会が某ビアガーデンで催されたのだが、その席で廣原先生から再度「自分の道場を立ち上げてみては」と諭される。おお、それがありました。稽古場所探しも再開いたしまする。やってみたい人の連絡もお待ちしいたしまするする。
難題 (2006.06.27)

一昨日、信憑性の高いと思われる某グループ発令の地震情報を、警戒区域に該当する東海・関東地区に住む親戚・友人に知らせたのだが、それは彼らが俺にとって大切な存在であるからで、見ず知らずの人にはまず伝えようとは思わない。知り合いなら「いやぁスマン、ハズレちゃった」で済むからね。一方で、たとえば気象庁が事前に大きな地震到来を予測できたとしても、世間には絶対公表しないと思うのだ。なにしろ災害や事故で電車が不通となっただけでも簡単にキレル国民だぜ。「24時間以内に関東で巨大直下地震のおそれが、、、」なんてニュースで報じてみろ、東京なんかあっちゅうまに大パニックに陥ることは想像に難くない。避難民による交通渋滞、食糧確保のための暴動、それら混乱に乗じての金融機関襲撃や窃盗の多発。株も大きく変動し経済的損失も少なくないはず。で、結局地震が起こらなかったら?、、、、誰も責任取れんじゃん。民間や大学で、新しい地震予知の研究が進められているけど、知り得た情報をどのタイミングで告知するのがベストなのか、ハズレたらどうするのか、彼らも相当悩んでいると聞く。う〜ん、ホンマ難しい問題なり。地震だけに自信がないと、ってか? ドヒューン!(逃げる音)
オオカミ中年がゆく (2006.06.26)

終日執筆。

某グループが出していた地震予測時刻の昼12時33分が近づくと、12日朝の地震の時みたいに狼狽えないよう、防災グッズを手元におき、部屋の真ん中へ家族3人集まって心静かに待つ。その時が来たらどう反応するのがベストか、次のアクションは?などと頭の中でシミュレーションしているうちに、1分過ぎ10分過ぎ、30分過ぎても気配無し。しかもオタマとクーは横でいつのまにやら眠りこけているではないか!コイツらのなんというキモの太さよ。それにひきかえ俺の小心ぶりときたら、、、、トホホ。
実際はこの頃すでに某グループのサイトには、次のような警報解除告知が早々と載っていたようだ。

《警報の解除》

 本日、2006年6月26日の昼12時33分前後に起こると予想された地震は、東京方面は昼12時26分に、名古屋方面は12時30分に、警戒の状態を脱しました。

 その他の地域を含め、警報を解除します。

 しかし、東京・神奈川・千葉・茨城、および東海・東南海・南海のいずれかの地震によって津波の被害が予想される広範囲の地域で土地の波動が警戒レベルを脱出するまで、注意を怠らないようにして下さい。

2006年6月26日 13時15分 

、、、、ということです、お騒がせしてすまなんだ。しかし、俺はそれでも先日の地震到来を3日前に1分違いという精度で見事言い当てたこのグループは信用に値すると思う。思うが、もうこのように当サイトでもミクシィでも紹介するのは控えることにした。該当する地域住民の心労を考えるととても申し訳なく思うし、それよりは各自が「備えよ常に」でいればいいことだし。てなことを考えてると、名古屋に住むオタマの姉、Nチャンからメールが。
「知らせてくれてありがとう。おかげでいい防災訓練になりました」
東京の友人からも同様のメールが2、3送られてくる。ううっ、ちょっと救われたかも?!
ちょいと緊急情報 (2006.06.25)

昼過ぎより、昨年亡くなったケンジ叔父と父方の祖母、津枝バアチャンの一周忌法要に参加。

終わって、家に帰って某サイトをチェックすると、某機関が地震の新情報を発令しているではないか。このグループは、先日12日に起こった地震を3日前に同サイトで予知している(実際の発生日時は1分のズレ)。今度の予報によると26日(月)の12時33分に関東、東南海地区で大規模な地震&津波が起きそうとのこと。当HP「よい子の掲示板」にも載せたので繰り返しになるけど、情報は以下の通り。

《警報》

 6月25日(日)午後12時33分、前回の場合と同じく東京・神奈川・千葉・茨城、および東海・東南海・南海のいずれかの地震によって津波の被害が予想される広範囲の地域で波動が警戒レベルまで下がりました。

 これにより、災害が起こる可能性が最も高くなるのは、1日後の6月26日(月)午後12時33分前後となります。(昼の12時33分)

 上記の地域はもちろん、それ以外の地域でも強い揺れと津波に対する十分な警戒が必要です。当日、地下鉄に乗る場合は、特に注意をして下さい。特に名古屋は警戒を要します。災害が起こる可能性が高くなる時間帯では耐震性の高いビル(例えば大型ホテル)の2階以上にいれば比較的安全かもしれません。

発信2006年6月25日、午後12時40分

っつーことです。この予報がハズれることを祈るのみ。そうなっても発信者に責任は無く、俺が勝手に危険と信じきってるだけだ。なので、ことさら騒ぎ立てる必要もない。いつもの俺の日報の、他愛無いなぐり書きです。御容赦を。どっちみち、このような情報を転載するのは今回限りとします。
親子サイクリング、、、進化の秘密、、、 (2006.06.24)

昼過ぎ、オタマがレッスンに出かけたので、彼女のチャイルドシート付きのママチャリにクーを乗せ、タンデムサイクリング。川風が涼しい土手や公園、そして何故かラブホテル街も散策(笑)。『御休憩*千円』などのギトギトした電光看板にビビッドに反応するクー。しかし、かくいう俺らも相当人目を引いている。ヘルメットを被りちょこなんと腰掛けているコドモと、ガニ股でチャリを漕ぐ(だってサドルを高くすると、チャイルドシートに脚がブツかるんだもん)ド派手なアロハ&ヤンキー風グラサンオヤジの取り合わせが、さぞかし微笑ましく映っているに違いない、、、、ということにしておこう。

夕方道場へ。本日は上級者ばかりで人数も少ないため、稽古は手加減ゼロの相当キツイものに。体調が悪かったけど参加して良かった。こういうコンディションの時ほど、「実戦」なのだ。

*写真:このガなんのガ気になるが?! 当マンション外壁に張り付いておったのだが、昆虫図鑑をよく眺めている俺でもコイツは記憶にない。体長は2cm。見ての通り葉を模しており、先の方はちゃんと枯れてるのがスゴイではないか。このような擬態を、他者の目を通さずに彼らはどうやって遂げることが出来たのか? 俺は最近、これらはすべて<植物の意志>によるものではないかと思うようになった。昆虫、爬虫類、哺乳類などのすべての生命の根幹として地球に誕生した植物は自らの増え過ぎを抑制し、よりよい循環をもたらすためにさまざまなシステムを生み出し、進化させたとは、以前紹介した木内鶴彦さんの論旨であるが、それで考えるとこのガの精巧なデザインにも納得がいく。げに地球はハーモニーなり。ところでどなたか、彼の名前知らんスか?やっぱり気になるんじゃガ。

自分次第 (2006.06.23)

午後より、市内某所にて新規Web仕事のクライアントを取材。世の中には実にさまざまな業態が存在する。しかし、今日のクライアント氏のように仕事にこだわりとプライドを持ち、面白がってやっている人はきわめて稀だ。逆に、うまくいかないことをブツクサと他人や社会のせいにしている人は、結局はいつまでたっても人生において自分が主人公になりえることはない。気に入らなければ、気に入るように壁紙を張り替えるなり、場所を移動するなり、方法を考えて実践すればエエのである。

〜面白くなき世を面白く、住みなすものは、心なりけり〜 by 高杉晋作

がはははは、サッカー、案の定負けよったのう。試合終了後、グラウンドに仰向けにひっくり返って約10分間も起きあがらなかった中田ヒデこそ、正しい悔しがり方だと思う。低い体力&技術力、コミュニケーション不足、ジーコの采配ミス、プロ意識の欠如などいろいろ言われており、そのどれもが当たっているとは思うが、一番の問題は選手のイメージの貧困さにあるのではないか。でっかい夢を見、それを現実にまで手繰り寄せるのは強い想念でんねん(ハイ、笑うところです)。なにしろ世界一を決める舞台だぜ「よっしゃ、いっちょう優勝狙ったるか!」ぐらいの身の程知らずなエナジーなくしては、圧倒的に不利な状況をねじ伏せ、勝ち目を呼び込むことは不可能だっつーの。これからの時代、思いっきり勘違いしているヤツが強いんど。イチから出直しじゃの。

*写真:夏はやっぱり一週間に一度はタコライスでちゅね。

映像はエエぞう (2006.06.22)

終日執筆。

某広告代理店のI氏からDVDにダビングしてもらった山口のT大学TVCFを見る。2パターンとも、ほとんど俺の構成&脚本&絵コンテ通りで、うれしはずかしルンルン気分。オーディションで選んだという計4人の俳優陣も個性的だし、自分で言うのもなんだが、伝えたい情報が斬新なアイデアで上手にまとめられており、広告対効果も充分期待出来る。これなら広告賞も狙えるんじゃなかろうか。来月からのオンエアが待ち遠しい。しかし、たった15秒とはいえ、映像を企画するのってやっぱり面白い。ううっ、短編映画作りたいど。
地震予報 (2006.06.21)

「北朝鮮がミサイルを発射すれば、我が国はただちに迎撃する」とアメリカが息巻いておる。これはすでに戦争モードではないか。

北朝鮮と、そのアクションに呼応するアメリカ、どちらも物騒だが、ちょっと前の日報にも書いたとおり、今月中に関東に壊滅的な被害を加える大地震が起こりそうとの警報を出し続けている、広島在住の某自給自足生活促進グループのブログも気になる。なにしろ彼らは、今月12日の大分震源地震を、時間も午前5時2分と3日前に予測し(実際は5時1分だった。俺は事前に読んだけどそこんところだけ見落としておりました。意味ねぇっつーの!)、適中させているのである。彼らは最初、それが関東で起こると見ていたようだが、結果的には大分と北海道に分散して発生。詳しくは知らないが、彼らは大地の波動変動を計測して予知に利用しているようだ。で、今日また注意を呼び掛ける情報がアップされていた。それによると、次回の警報は地震の3日前ではなく、1日前に発令することになるらしい(理由は不明)。
規模は前回の地震より小さいが(12日のはたまたまエネルギーが分散したから被害が少なかったわけで、これが一カ所でまとまって起こったらやはり震度7以上だった可能性もある。次回はそれよりは小さいってこと)、それでも関東の都市&経済機能に大打撃を与える威力は充分という。もしそうなれば地方にも影響が出、食糧、燃料が少なくとも半年は手に入りにくくなるとも。今のところ警戒すべきは29日までで、翌日からは警戒レベルを脱出するそうなので、ま、とにかく、前日にハッキリと警報が出た時点で当日報かBBS、あるいはミクシィでもお知らせするス。

夜、某代理店のI氏と飲み。彼もギョーカイ人でありながら某レーベルからギターインストアルバムをリリースするほどの腕前の持ち主。ジャンルは違うが、なにか一緒にやりたいなと思ったりして。

気象異変、、、コオロギ師匠?、、、 (2006.06.20)

沖縄と奄美が梅雨明け。とくに沖縄は今回例年になく長雨が続き、先日那覇在住のドラマー「まきむん」からの電話では「1週間も太陽を見ないのは初めての経験。体中がカビてきそう」とのこと。かの地では通常なら梅雨のまっただ中でも、一日一回は雨雲がすっと割れ、陽が差し込む。亜熱帯の沖縄は熱帯へ、広島以南の西日本は亜熱帯へと変わりつつあるのか。南国は好きだが、この気象異変はとても無気味だ。

仕事しながら先日MDで録音した勇造師匠のライブを聴く。ギターと歌、歌詞をここまで見事に融合させ、リアルな風景を現出させる手腕は、やはり並ではないと再認識。しかもカイコが繭を紡ぐように、スズムシやコオロギが羽を摺り合わせるように自然で、それでいて美しい。って、全部ムシですね、すんません師匠(笑)。

使える提案、、、表裏でワンセット、、、 (2006.06.19)

午後、近くのファミレスにてKクンと新規Web仕事の打ち合わせ。受けた仕事を言われたままソツなくこなすのではなく、もっと俺らなりの<使える提案>を盛り込んでいこうということで意見一致。サーファーでもある彼とは今回の案件以外にも海関係のフリーペーパーを共同制作しようと以前から盛り上がっており、そっちのほうのハナシも詰める。そろそろ旅にも出たいし、そのためには稼がにゃのう。

知性と教養がちりばめられたエレガントな文体で幅広い読者の支持を得ている当・屈折日報(どこがじゃ)に対し、今月アタマから発作的に連載をスタートさせたミクシィのダイアリー「凸凹日和(でこぼこびより)」はもっぱら日頃の鬱憤をはらすかのごとくシャープ&ショートの怒号、罵詈雑言、失態レポートを旨としており、意外に評判がよろしい。宇宙の万物はすべて陰と陽、プラスとマイナス、阿と吽、チッチとサリーで成り立っておるのだからして、これでようやっと俺も魂の平衡を得られる、、、ワケはない。ないのだが、執筆家であるわたしは哀しいかな、自分用のスペースが用意されれば書き込まずにはおれないのだよ。というわけで読みたい人はミクシィに招待するから遠慮なく言ってね。

*写真:日曜日に行われた豊田勇造ライブ画像その1、リハ風景。存在そのものが歌であり旅であり、手にしたギブソンJ200さえも彼の臓器のようである(笑)。

満2才、、、勇造師匠ライブ、、、 (2006.06.18)

倅のクーこと小林紅葉(「くれは」と読みます)満2才の誕生日。コイツの誕生は、俺の40数年に及ぶ悪ふざけ人生において唯一生産的な出来事。命と引き替えにしてでも守り抜きたいものが在る、それだけで俺は嬉しく、また自己をささやかに肯定できるのだ。これからもよろしゅうたのむ。

夕方より加古町OTIS!にて、毎年この時期恒例となった、歌の師匠、豊田勇造さんのライブ。俺とちゅーぴー梶山もゲストで出演し、「その男ヨシオ(NEWバージョン)」>「雨のラブホテル」>「夜の駱駝(梶山オリジナル)」>「アカバナー」>「ヨーデル潮干狩り」を歌う。
勇造師匠、ますます御健在。目標とすべき人物が、齢55を超えてなお進化しているというのは、ただただ脅威。師匠、これからも幾久しくお健やかに。
しかぁし!それでエエんかい、春駒よ。オマエは一体どうなのだ?ハッキリ言うて気にいらんゾ。こんなこっちゃアカンだろ。まだ「その先」をまさぐりながら、俺の旅はさらに激しく続くことになりそうだ。火を吹くほどの滾り、我にあり。

春駒、敗れたり (2006.06.17)

8時起床。吐き気はないものの、体中の毛穴からアルコール臭が立ち上っている。なるほど、ユリカ嬢の忠告は正しかった。実に危険なスコッチでござった。

名古屋に住んでいるオタマの姉、 ナオちゃんより、「インターネットでしか注文できない<幻のチーズケーキ>をどうしてもゲットしたい。ついては今朝10時から発売開始なのでよろしくお頼み申す」との緊急指令が下る。で、PCを持っていない彼女に代わって、所定のサイトへアクセスし、電波時計でジャスト10時に「おりゃっ!」と酒臭い息を吐きつつ注文ボタンを押すも、
「ただ今大変アクセスが混み合っており、のちほどウンヌンカンヌン」
の表示が出るではないか。おいおい冗談はよせ。それともフライングOKなのか?さらに何度やってもダメ。残り個数(一日限定80個で一週間分)が目の前でどんどん減って行くのを成す術もなく眺めているうちに30分で「完売のため、本日の受付は終了いたしました」、、、、、嗚呼、無情。これは宝くじのようなものだな。しかし、購入希望者の大半は若い女性がほとんどだろう。俺以上に目を血走らせ、あるいは涎を啜りあげながら「くそっ」「ううっ」「なんでつながんないのよっ」とかブツクサ言ってPCをシバいている図が容易に想像出来る。「激しく求める者は、それを奪う」と言ったのはキリやんだったっけ?運を呼び込むにはそれ相応の強力な「食い意地」が必要なのだ。春駒完敗なり!

*写真:昨夜、泥酔状態で帰りつくや、イスに座ったままゴゥゴゥと眠りこける俺をオタマがパチリ。腹の上にあるのはタマゴマラカスでオタマが乗せたらしのだが、なんで?!

危険なスコッチ (2006.06.16)

夕方、旅の相棒、久保直樹と落ち合い、沖縄料理店「うちなー」へ。この夏、久保はタイへ繰り出すらしい。俺は今年、遠征するのはちょっと無理。ま、こういう時もある。
うちなーのマスターからは時々ここで歌ってくれないかと言われる。彼自身、沖縄の民謡大家のもとで長年修行を積んだバリバリのウタジャーであるが、今年1月にMAC新年会で共演したとき俺のオリジナルをえらい気に入ってくれたようである。

続いてFar East LoungeのSax奏者、ユリカ嬢の店へ。
「かなり危険なスコッチがあるんじゃけど、飲んでみる?」
これがいけなかった。ショットで注がれたものをイッキに飲み干して、、、あとはすっかり記憶がない。久保と「38スペシャルズ(俺と久保のエクスプロージョン・ユニット名)復活しようで!」と盛り上がったような、隣にいた初老の紳士と音楽の話をしたような。よく家に帰れたもんよの。
金狼は死なず (2006.06.15)

リングの金狼、プロレスラー上田馬之介さんが交通事故に逢ったことはニュースで知っていたが、その際脊椎を損傷し、以来この10年間首から下が動かせずにいることを今日のNHK特集で初めて知った。リハビリを兼ねて、郷里の大分臼杵市に居を移しているのだとか。上田さんと言えば、今から20数年前、全盛時の新日本プロレスが広島県立体育館で興業したときに見たことがある。試合を終え、花道を引き上げる途中でふと立ち止まり、取り巻きの群集に向かって(俺もその中に居た)、
「オマエらよぅく覚えとけ、本当の肉体の強さってのはな、ウエイトやマシントレーニングじゃ絶対につかねぇんだ!いいか、こうやってな、、、」
と、吠えるやいなや、突然その場でスクワットをやってみせてくれたことがある。俺はそれまでプロレスラーというものをバカにしていたところがあったけど、凄まじい迫力で上下する目の前の汗臭い巨大な肉塊は、ただただ神々しかった。そして、プロレスへ向ける彼の深い愛がわかりジンときた。
その彼が、今、車椅子。
「もう一度プロレスをやりたいなんて思わない。これはこれで意味のある道なんだ」。
相変わらずシビレるオッサンよの。
世界に広げよう、こわれ者の輪っ! (2006.06.14)

終日執筆。

昨日、ちょっとだけ仕事場を夏っぽく模様替えをやったら、仕事に集中出来るどころか、旅心が刺激されて全然落ち着かないじゃにゃーの(笑)。信じられんことに、今年はまだ一度も海に入っていない。禁断症状レベルを超えて、ほとんど渇死寸前。来月までガマン、ガマンじゃぞ〜。

昨夜NHKで心身障者のパフォーマンス集団「こわれ者の祭典」の活動を知った。世間から疎まれがちのやっかいな「病気」を抱えている当人が、「どう苦しみ、そこからなにをつかみ取ったか」をユーモアを交えたトークやパフォーマンスなどライブ形式で表現するというもの。「脳性マヒ自慢」「摂食障害自慢」「リストカット自慢」といった具合に病状を押し隠すのではなく、ドーンとさらけ出し、鼓舞することで魂の推進力を得ようとする彼らの<明るい反逆>は、やはり身障者の自立を目指す北海道の社会福祉法人「浦河べてるの家」を彷佛させる(こちらでも毎年年末に「ダメっぷり」を競う盛大なコンテストが町ぐるみで行われている!)。
でも、テレビを見ながら思うたよ、「なんじゃ、この人ら全然フツーじゃん」と。今のような世の中で、なんの疑問も抱くことなくオリコーサンで、ちゃんと学校出て、就職して、無欠勤で、、、みたいな人こそかえって異常じゃないだろうか。「こわれ者」メンバーのひとりで、自身もアルコール依存症自慢であるパンクロッカー月乃光司さんは、日光の魂友AKIRAっちの友人らしいし、やはり友人の日本徒歩縦断画家、香川大介画伯は先日月乃さん宅(新潟)に逗留したとか。周りを見渡せばAKIRAさんといい、大介クンといい、広島の音楽仲間、デザイン仲間あれやこれや、まともな人間はひとりもおらんではないか。わはははは。こわれ者、上等なり。

*写真:来月新潟で開催されるAKIRAさんと月乃さんのコラボレーションライブのチラシ。すまん、大介画伯のブログから無断借用したス。AKIRAさんは8/6に広島にも来るぞい。

よろず相談室 (2006.06.13)

ここんとこ、様々な業種の友人達から広告表現についての相談を持ちかけられることが増えた。
「カネにならん話で悪いんじゃけど、、、」
そんなことはないよん。気軽に相談してくれよん。実際にパンフレットとか名刺とかロゴデザインとかネーミングとかWEBとかを作るとなるとタダというわけにはいかないが、多々ある表現方法のなかでベストと思われるものをチョイス&コーディネイトしたり助言すんのはカネいらんし電話でも済むからね。ほんと、いつでも連絡くれたまえ。おっと、「店を出したいのだが、トンガリまくった春駒っちのセンスでウンヌン」っつーのもあった。まかさんかい。っつーか、勇気あるね(笑)。
震度5弱、、、ロードサイクル、、、 (2006.06.12)

午前5時、胸が押しつぶされるような息苦しさに目を覚まして十数秒後、ズンッ!という大きな突き上げに部屋が揺れた。体感では震度2が2秒間。この比治山のふもとは岩盤が強固だから他ではもっと揺れたかも。いや、もしかして今月中旬に到来とのウワサのあった東海&関東大地震の余波では?ビビリながらテレビを付けると、なんと震源は大分、最大震度は広島と大分で5弱との速報。やれやれ一安心じゃ〜。時間帯とか揺れのタイミングが10年前の阪神淡路大震災に似ていたので大いに焦っちまった。一応実家に電話を入れ、無事を確認して再び寝入る。
あとで知ったのだが、その3時間後には北海道で震度3の地震が発生したとか。もうそれくらいの震度では、日本人はたいして驚きもしなくなったところに逆に驚いてしまう(笑)。しかし、海外の建築基準では震度5程度で倒壊する家屋もあるらしい。

ミクシィに毎日連載している屈折日報裏ダイアリー「凸凹日和」にも書いたのだが、我が師匠、廣原先生は先週チャリで広島〜尾道〜しまなみ海道〜今治の約200kmをたった一日で走り抜いてこられたとか。サスガ先生、人力旅の好きな俺も、そのようなサプライズ・プランは思いつかなかったス。俺も中学時代は通学用チャリに跨がって岩国・錦帯橋までお散歩気分で日帰りしよったもんよの。250のオフロードバイクも売り払って、俺もロードモデルのチャリを買っちゃおうかな。

ときめきに生きる (2006.06.11)

その存在を知って早十数年。孤高のクライマー、山野井泰史氏が本日「情熱大陸」に出演していた。おいおい、天才ニューホープもいつの間にか41才だとよ(笑)。ニュージーランドだったか、「ひとりで山に登るのは愚か者」との格言があったけど、それで言うと彼はアホの極みになるのかも知れない。単独で、しかも無酸素で、誰もがなし得なかった世界の高峰を次々と攻め落とした猛者。数年前チョモランマで下山中雪崩にあって遭難し、両手あわせて5本の指を凍傷で失うも、療養が終わると当然のように山へ。そして今年の秋にはふたたびチョモランマを目指すとニッコリ微笑む。彼はそのうち命を落とすだろう。その今際の際に彼は「なっとく〜!」と絶叫するのだろう。この国の住人の大半が、のんべんだらりと、ささいな事象に一喜一憂しながら可もなく不可もない人生を送っている。「理想の上司」なる薄気味悪い設問がまかり通るほど、自主性やイマジネーションを喪失した救い難い社会の中で。それはそれでいい。しかし、他人の詮索をよそに、自分のやりたいことだけに死の恐怖も霞むほどの嬉々とした気持ちで挑めるという一点において山野井の生きざまは俺にはとても眩しく映るのだ。収入、肩書き、名声、そんなものすべてを剥ぎ取ったところに人の価値が見えてくる。

*写真:本日11才になった甥っこ直樹と一週間後に2才になるセガレのクーとの合同誕生日会を実家にて催す。そういや去年の今頃は我が家に逗留していた全国徒歩縦断中のダイスケ画伯も誕生日会に参加したよなぁ。あれからもう一年も経つんスか。彼は今、新潟。お互い、いい旅を続けましょい。

夢枕のボブ、、、BOSEはいいぞ、、、サウナな道場、、、 (2006.06.10)

夢の中にボブ・マーリィらしき人物が現れ、俺に何事がごにょごにょ。
「ニッポンの前途ある中年ロッカー春駒よ、もはや未来はオヌシの肩にかかっておる。屈折、いや、前進あるのみじゃぞ」
、、、そう言ってくれたことにしておこう。てへっ。

オフクロがBOSEの「WAVE MUSIC SYSTEM」を購入。電話帳とさほど変わらないコンパクトボディながら音圧はたっぷりで、微細なパートも埋もれることなくゴージャスに再生できる。左右で合計132センチにもなる共鳴管を内蔵するのにスペースを割いているので、CDの他にはラジオしか聴けないというシンプル構造もいい。BOSEを悪く言う人が多いけど俺は好き。ところで我が家のオーディオ環境は実にお粗末。1万円ちょいで買ったラジカセ1コのみ!一応夫婦揃ってミュージシャンなんだがね。

夕方道場へ。梅雨入りしてからの一番の強敵は組手相手ではなく、生乾きの道衣のニオイ(笑)。いよいよサウナな夏が始まるぞい。
腕時計、、、街は盛夏、、、歌い込み、、、 (2006.06.09)

甥っ子、直樹の11才誕生日プレゼントを買いに市内中心部へ出かけ、結局某デオデオにて数千円の腕時計を購入。俺が最初に自分の腕時計を持ったのは中学一年。入学祝いにオヤジからもらったのだが、腕時計一コでなんだか随分オトナになった気がしたのを覚えている。

それにしても街ゆく若い女性達の露出度はどうだ。昨日広島も梅雨入りしたらしいけど、本日はあちらこちらにバルルン、ブルルンと高気圧、いや、高乳圧が広くはり出し、男連中が汗まみれになる暑い一日となるでしょう?!

夜、喫茶こばやしスタジオにて日課の歌い込みをやってると、突如インスピレーションが降り古い曲2曲に有効な<尾ひれ>がつく。ひとり練習の際は(いつものことだっつーの)テンポや歌い方をいろいろかえている。まずそうしないと飽きるからなのだが、たまにその過程で思いも寄らず歌が変容する。時代の空気を吸いとって、何度でも蘇るス。
ワインミーティング (2006.06.08)

終日、こまごました雑務に追われる。

夜、某フランス料理店にてナレーターズネット広島のメンバーと会合。今日の参加者は6人のみながら、広島のナレーターの地平を切り開くであろう有意義な会となる。あまりにも有意義過ぎてみんな飲み過ぎる(笑)。おかげでK崎氏が大の昆虫オタクであることや、女性陣の恋愛論なども拝聴できた。終電で大野町に帰らねばらないない某HFMのK村嬢を見送り、残る5人でMACへ。と、壁に貼ってあった100枚近いミュージシャンの写真のなかのひとりを指差して「ああっ、先生だっ!」と叫ぶN木嬢。彼女の指の先にあったのは、果たしてチューピー梶山その人であった。不幸なことにボイストレーニングを受けて一年になるという。しかし、梶山を知る女性が例外なく「すばらしい芸術家」と賞賛するのはどういうこった?!俺はそんなもん言われたことないでっ!
けんかえれじい (2006.06.07)

実家にある書庫を整理していたら、高校1年からの青春愛読書、鈴木 隆著「けんかえれじい」と久しぶりの邂逅。何十年か前、鈴木清順監督により映画化されたこともある日本文学史最高の自伝的小説である。舞台は戦前の岡山から始まる。早くから母親を無くし、敬虔なクリスチャンである父親の男手ひとつで育てられた主人公、南部麒六少年は短身痩躯ながら人一倍の負けん気を秘めており、ケンカ技術の修練に日々余念がない。その麒六の指南役をかって出るのが近所に住む自転車屋の息子、「スッポン先生」であった。沖縄空手の使い手であり名にしおう関西中学ラグビー部で勇名を馳せ、一度食い付いたが最後、雷の鳴るまでは決して離さないしぶとさで恐れられる。広い肩に太い首。全身これ凶器でありながら、茶目っ気たっぷりのユーモアを忘れず、ケンカをやらかしたあとも、まるでピクニックから帰るような爽やかさをたたえた快男児。麒六少年ならずとも、男なら誰もが羨望の眼差しで仰ぎ見るであろう、そんなタフガイが、我が崇徳高等学校にもいらっしゃったのである。そう、一年先輩の廣原 誠先生だ。先生は俺が極真会芦原道場広島支部(当時)に入門した時はすでに師範代をやっておられたが、先生を見た瞬間「あー、リアル・スッポン先生じゃあ!」と心の中で叫んだものだ。あれから約30年近く経った今もこうしてスッポン、いや、尊敬する廣原先生から直接指導を受けられているとは。人生おもろいね。
高まる疑惑、、、アリ人間、、、 (2006.06.06)

5月5日の日報で亀田兄弟の試合に関し「相手が弱すぎる」「かませ犬では?」と疑問を投げかけた。昨夜の次男・大毅vsヨッピー・ベヌー(インドネシア)にしても大騒ぎするほどの内容あるんかと大いに訝りたくなる。ベヌーだって確かに30戦以上を闘ってきた大ベテランかもしれんが、すでに終わってるロートルである。彼の、はなっから相手を倒すつもりのないネコパンチ、泥沼を這うような鈍〜いフットワークを見る限り、引退していた者をむりやり埃をはたいて引っ張り出して来たという疑いは否めない。これは俺の思いだけではないようで、ボクシング関係者からも批判の声がかなり上がっているようだ。ちょっと前の興毅の勝利も「あれは絶対ローブロウ!」と某元世界チャンプも俺同様に明言している。この亀田フィーバーの黒幕は一体誰なんじゃい。

半日かかって本の整理。ここんとこ再び読書づき、あっちゅーまに新刊が大増殖。それにしても数日前に書いた通り、木内鶴彦さんの「生き方は星空が教えてくれる」はディープインパクトじゃったよのー。
1万5千年前の巨大彗星=月が接近する前、 一面緑に覆われていた地球には今よりも高度な文明が存在していた。そして彼らは自然へのダメージを軽減するために、地下に都市を築いた。同じ理由で道路や線路も作らず、かわりにUFOに近い飛行機で空中を移動した、、、、。これはホピ族の古い言い伝えにもある「大洪水で大地が水浸しになる前、我々の先祖は地下の住人<アリ人間>だった。地殻の裂け目を通って高台に逃れたわずかな者だけが生き残った」とも符合する。人になんといわれようと俺はこの木内ビジョンを支持する。だってこのほうがナウシカみたいで面白いんだもん。

オヤジがわり (2006.06.05)

離婚し実家に出戻っている妹の子、つまり甥っこの直樹がやや反抗期なのか周囲の手を焼かせている。時々俺のオヤジやオフクロから「ゆうこときかんで、どうにもならん。オマエ、叱ってくれ」との緊急出動要請があり、今夜もチャリで駆け付ける。小学5年生といえば、なにかと多感な時期。親が思いっきりだらしないばっかりに子供が余計な不安感を背負い込まされ、それがもとで、周囲の関心を自分に惹き付けようと過度なアピールに走るわけだから「しっかりせい」などと言うつもりはさらさらなく、ただ、悪意のあるコトバの使用をとがめ、一発だけビンタ(もちろん手加減はしとる)を見舞う。根はすこぶるいい子なので殴られた意味をちゃんと理解し、俺が帰る時には「かずくん、ありがとう」と送ってくれる。男同士じゃけぇの。
星はなんでも知っている (2006.06.04)

日光の盟友AKIRAさんに「コレいいよ」と薦められた木内鶴彦「生き方は星空が教えてくれる/サンマーク出版」を朝読み始めて昼過ぎに読了。90年にチェルニス・木内・中村彗星を発見後、92年までに計4つの彗星を発見・再発見した、世界的に名の知られたコメットハンター(彗星探索家)である木内氏の存在を知ったのは、立花 隆「証言・臨死体験/文春文庫」。これに彼が22才の時、生命の危機に瀕した際に見た、というか体験が、生々しく綴られており、その、作り話や妄想と片付けてしまうにはあまりにも理路整然とした証言に、「やっぱ人間は死んでも魂はウロチョロしとるんじゃのう」と純朴に納得した次第(内容は長くなるので説明しません)。そんな不思議印の木内さんの新刊は、「スゲエっ!」のひとことに尽きる(だんだん横着になるな俺は)。いや、あまりにも受けた衝撃がデカくしばらくは口がきけなかったぐらいだ。詳しい内容はこれまた読んでもらうとして、何にどうカンドーしたかをかいつまむと、、、

一、やっぱり死んでも魂はウロチョロしとる。
二、その魂は自分の未来や過去を行き来できる。
三、しかも他人の肉体に憑依できる。
四、また、人類が誕生する以前の、たとえば地球誕生の瞬間も目撃できる。
五、地球に最初に誕生した植物は、よりよい循環を地球上にもたらすために、植物を食べる生物(昆虫、爬虫類、哺乳類)を次々と発生させた。
六、そして種々雑多となった生命のバランスを管理するものとして、進化の最終段階で人類が誕生した。

、、、、つまり人類は地球あるいは植物のケアテイカーとしてこの世に存在していることになる。これはアメリカンネイティブの古い言い伝えと合致する。さらに、

七、人類に到来した最初の試練は1万5千年前の大量の水分を含んだ巨大彗星の到来である。
八、その彗星の水分が気化しガスとなり、地球の引力に引っ張られてやがて雨となって地上に降り注いだ。その当時、海は地表の3分の1しかなかったが、この雨の増水で地球の3分の2にまで拡大した。
九、水分を奪われた彗星は干上がり<月>となった!
十、大量に増えた水は地球の質量を変化させ、重力も大幅に増大。結果、巨大な恐竜は自重を支えられなくなり(体の割に足が小さ過ぎるので)死滅。
十一、同時に今よりも高度な文明を誇っていた人類の都市も海の底に沈んだ。

とまぁシンドくなってきたので、あとは読んでおくんなさい。荒唐無稽と言うなかれ。彼は蘇生後は科学者として物理的計算を用い<月=彗星説>を証明しているし、この論旨なら恐竜の謎、海に呑まれたというアトランティス&ムー大陸、果ては「ノアの方舟」も説明できてしまう。
昨日、某環境雑誌の創刊5周年記念シンポジウムで講演したことは日報にも書いたけど、そのあとの懇親会で某漁業組合長K氏(77才)から聞いた話も実に面白かった。
「日本人の自殺者が3万人を超えたでしょ。クジラも自ら浜に突っ込んで打ち上げられておりますでしょ。これね、人間もクジラも増え過ぎたことによる宇宙の自然法則=自死なんですよ。ネズミもサカナでもありますよ。少子化ゆうて、最近の女性は子供を産みませんわね。これも同じですわ。子を作らんのはまるで本人の意志のように言うとるが、実は完全なる自然淘汰のシステムじゃ思いますで。半世紀以上も漁師をやってきて、海の生物と毎日向き合って研究してきたワシの結論です!」。
木内さんも自然のシステムに関しては同じようなことを書いている。だが、読み終わったら、不思議なことにアナタはほのかな希望と祝福に包まれることになるだろう。決められた未来などない。結局は、今の俺ら次第なのだ。上を向いて行こう。星がちゃんと見守ってくれてるぞい。

追伸:ミクシィにもせっかくだから短かめの裏日報、名付けて「凸凹日和(でこぼこびより)」を連載することにした。読みたい方は閲覧出来るようメンバーにご招待しますんで気軽に連絡を。

いきなり講演会 (2006.06.03)

某環境月刊誌の表紙イラストを担当して1年と2カ月。ギャラ代りに送られて来た今月号を見てぶったまげる。なんと、創刊5周年の記念総会が本日西区の某教会集会所で開催されることになっており、しかも講演者の中に俺の名が。しかも講演タイトルまで決まっている。全然聞いてないっつーの!
さっそくS編集長に電話を入れて激しく詰め寄ると、「あれ、言うてなかったですかいの?」とケロリンチャン。突っぱねることも出来たのだが、もしも万が一、たったひとりでも俺の講演を目当てに足を運んだ方がいらっしゃったとすると、、、これはますますシャレにならん。で、夕方会場へ。たった20名弱の列席者ではあったが、いましたよ、俺目当ての淑女が一名。彼女、俺が以前この月刊誌に書いていたコラムの大ファンだそうで、「是非、春駒さんにはコラムの再連載をお願いしたいんです。そのために今日来たんですよ、どうか頼みます!」と直談判。う、うれしいじゃないスか。そこまで言われたんじゃ、男春駒、一肌も二肌も脱ぎまっせ。俺にとって<プロフェッショナル>の定義とは、ニーズの多い少ないに関係なく、性根の入ったクオリティの高い作品を提供できる者のこと。だから逆に「それで食っている」からといってすべてがプロフェッショナルとは思わん。実際ライターにしたってインチキな連中は山ほどいるからな。てなわけで、俺の連載、再開する、、、、、のかよおい?!

やっぱ太ってました、、、とうかさんデビュー、、、 (2006.06.02)

ウエイトトレーニングを廃して数年。かわりにこの一年は器具を使用しないクンダリーニ・ヨガ式の筋トレをやっている。1回が4つの挙動で成り立つ腕立て伏せや、立ち上がる時に息を吸いしゃがむ時に吐く(通常とは逆)スクワットなど、規定回数各52回だけでも最初はけっこうキツかったけど、今はラク勝だし全身が活性化されるのがわかり気持ち良く感じるほど。筋力強化と心肺機能向上だけのウエイトトレーニングに対し、ヨガ式筋トレは神経系循環器系も並行して強化されるからと思う。おかげで一日一回だけでいいところを最近は朝と昼、時間があれば夜もとバンバンやってたもんで、肩、腕、胸周りがムッチリと厚みを増してきたなと思っていたらナント体重が2kgも増えとりやがった(昨日、イオン宇品店の健康器具コーナーの最新体重計で測定)。誰がそこまでやれいうた?!

夜、クーを連れて「とうかさん」へ。これでオマエも広島っ子よの。しかし、あまりの人の多さにまいってしまい、クマさんの店「胡町ワンダバー・スティービーズ」へエスケイプ。クマ氏によると、彼の親族以外ではクーが客の最年少記録を更新(1才11カ月)とのこと。フツーのショットバーならとてもこんなチビスケを連れて行く気にならないが、ここは空気もキレイだし、音も柔らかく煩くない。クーもオレンジジュースを飲みつつご満悦、、、、っつーか、ボビー・ウーマックに合わせてカラダ揺すってやがる(笑)。

片手運転よ、永遠に (2006.06.01)

かつての同僚I嬢から電話があり、彼女のディレクションでもしかしたら来月よりラジオDJ業を再開する可能性が出て来た。番組のコンセプトや放送形態など、自分に合うものなのか普通は2、3日じっくり考えて返事をするところだが、深く悩まず「はいよ」で受けていい相手もあるのだ。俺にはそういう<ツーカー>の友人が何人かいるということだ。

本日より自転車の傘差し片手運転がダメっつーことで、とうとう買っちゃったよ、レインスーツ。これでもう達人の域に達していた「ぶんぶく茶釜走法」が出来なくなると思うと淋しい限りなり。今回の道交法の強化、警察の新たな財源確保という説がまことしやかに囁かれているが、大いにありうるね。それは施行開始の今日の混乱ぶりを見ればわかる。監視員もシミュレーションなんぞ全然しちゃいないもん。でも、事故が減り、不法駐車による渋滞が緩和されればそれはそれでいいことス。
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