Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2006年07月の日記

我慢の限界 (2006.07.31)

終日執筆。
昼過ぎちょこっと中断し、週末から吉浦の実家に帰っていたオタマ&クーを迎えに行く。途中、水尻と狩留家に小さな海水浴場があるのだが、平日ながらけっこうな人出。俺はこの調子ではあと数週間はシーカヤックに乗れそうにない。ならば、ファミリー向けではあってもクルマでわずか15分で来れるこのようなポイントでヤケクソで泳ぐのはどうだろう。そうとも、海は眺めるものではなく、ましてやビーチでネーチャンをひっかけるものでもなく、泳ぐか、潜ってサザエを取るか、あるいは引き潮の浜でアサリを掘るか、シーカヤック漕ぎつつビール飲むのが正しい利用法なのである。ああ、抱き締めたい!あの官能的なくびれ腰、はち切れそうな、、、、、あれ?

故郷の旋律 (2006.07.30)

自転車の後輪がバースト。購入して3年だけど、一日平均4キロは乗っていると思うので、単純計算で4380キロか。そりゃタイヤももたんわな。

昼より喫茶こばやしスタジオにて、ウクレレとギターをとっかえひっかえしながら約4時間休憩なしで歌い込み。今週木曜、まよなかしんや氏のライブ(詳細は下記<緊急ライブ情報>)にソロでゲスト出演するのを皮切りに、5日はナカハラヒサロオ氏主催の「LOVE&PEACE&ROCK」、翌6日はONSENSとのジョイントと続き、けっこうたいへんぞ。3日とも構成を大胆に変えてやるつもりなので、時間がある人は全部見に来てね(笑)。

それにしてもウクレレだ。俺のひいジイサンがネイティブハワイアンであるなら、これは外国の楽器が出す音ではなく、ある意味、故郷の旋律なのだ。沖縄へ行くたび、民族楽器<サンシン>を誇らしげに弾くウチナンチューを心底羨ましく思ったものだが、これで俺も、探し求めていたピースがうまくハマった感じ。

<緊急ライブ情報>
8月3日(木)広島市中区流川「PICO」にて沖縄のシンガーソングライターまよなかしんや氏のライブに三代目春駒ソロでゲスト出演します。まよなかしんや氏は沖縄の心を歌い続けるシンガーソングライター。2004年の春駒がウクレレ一本で実施した沖縄ツアーのサポーターでもある。最近5枚目のアルバム「清らに(ちゅらに)」を発表したばかり。
*PM9:00頃よりぼちぼちスタート
*料金/カンパ(要1ドリンクオーダー)
*場所など問い合わせ/PICO 082-247-0518
広島市中区流川町7-6 第5白菱ビル4F(かに道楽のスグ隣)

*写真:夜、某韓国映画を見ていたらテロリスト役のニイサン(左端)が魂友、山口さんちの洋クンにそっくりで大笑い。画面はオーバーラップの途中だったので霊写真風になっちまったけど。

ヒミツの春駒ちゃん (2006.07.29)

昼過ぎ、大野町のシーカヤックショップ「パドルパーク」へ2カ月滞納していた艇庫代を払いにいったついでに、店長のマーシーとしばし雑談。それをここに再現することは思いっきり憚れる男同士の会話にてヒミツでちゅ、ああヒミツでちゅ。しかし、男っつーのはいつまでたってもコドモだねぇ。俺なんかほとんど「赤ちゃん」だわさ。

夕方より、来月市内中心部にオープンする某エステ系施設の店内撮影に立ち会う。このショップのHP制作を先月よりデザイナーのゾム君と関わらせてもらっており、いよいよ大詰め。ちなみに、オープンすると男性の立ち入りは一切禁止となるような場所でございます。ぐふふ。これまたやっぱりヒミツでちゅ。
穴場 (2006.07.28)

富士見町の馴染みのジーンズショップにグラミチの半パンを修理に出した(ケツがぱっくり裂けたです。10年以上愛用しているので無理もないです)ついでに、久しぶりに「フジグラン」をブラつく。ごく稀に「春駒さん、いつもお洒落ですね!」と言ってくださる方がいらっしゃるのだが、衣料の大半をこのスーパーで購入したものだとバラすとビックリされる。こちらさんでは、人気のセレクトショップならプレミアが付いているハズのスポーツブランド系レアアイテムが、無名の商品に混じってさりげなく店頭に並んでいるという不思議な光景をよく目にする。しかもどういうわけかいつまでも売れ残っており、あげく、泣きたくなるような<処分特価>で安売りされる場合も少なくないのだ。今日も、「よくやった」と賞賛したいブツをいくつか発見。

夜、いつものように喫茶こばやしスタジオで歌い込みと、心体育道独り稽古。そしていつものように滝のような発汗。くどいようだが、俺にはサウナは不要である。
忍の一字 (2006.07.27)

昨日に続き終日、非常に忍耐を要する細かい業務に没頭。しかし、このような作業をメンドくさがってはイカンのである。一見荒くれに思えるマグロの一本釣り漁師でさえ、海がシケると、家でシコシコと地味きわまりないデリケートな仕掛け作りにいそしむではないか。粛々とゆけ。

中東がかなりヤバイことになってきた。考えたくもないのだが、どうにも追いやることの出来ない漠とした不安がある。それは<核の使用>だ。もしも使われるようなことになれば、今度こそ戦火はまたたくまに世界に飛び火し、すべてが死に絶え燃え尽きるまでおぞましい殺戮が繰り広げられるのではないか。「核なんて発射されるわけがない」と某政治評論家はしたり顔で語っていたが、使うヤツは使う。広島と長崎の人間はたった61年前にそれを実際に体験しているのだ。
人類の不幸 (2006.07.26)

仕事の打ち合わせ、撮影のモデルの手配、ライブの告知、ライブをする県外ミュージシャンとの打ち合わせエトセトラで、終日あたふた。でも、と思う。ほとんどがメールで済んでしまうことだからよかったようなもんで、これが全部電話でやらねばならんことだったとしたら、とても一日では片付かなかっただろう。エエ世の中になった、、、、のか?

その合間、実家に呼び出され、父方親族党首が集まっての土地相続問題に関する会議。まったく気が滅入る。カネを、土地を、持っていてもいなくても、それなりにシンドイものだ。ヨーロッパから侵略者が南北アメリカに大挙して押し寄せた時、ネイティブピープルは、神の所有物である大地が切り売りされることに大いに戸惑い、強い怒りを感じたというが、そこから人類の不幸ははじまったのかもしれん。
経済的に下流社会層の住人であるはずの俺でさえ、多くの<モノ>に取り囲まれている。モノが多い=リッチでは決してなく、イコール、「頭が悪い」じゃないのか。どんどん捨てていこう。身軽になろう。
まずは頭の梅雨明け宣言 (2006.07.25)

一刻も早く梅雨を終わらせたい俺は、まずは自分の頭から、というわけで散髪へ。
「どないしまひょ?」
「できるだけ短く!」
でも店長、短くし過ぎると俺の人相がかなり凶悪になるのを知ってるので、前回と同様、日活Vシネマの<ヒットマン風>に仕上げてくれる。っつーか結局同じことじゃんよ?19才の頃、肩まで伸ばしたことが一回あるが、二度とやろうとは思わん。ああ、短い方が涼しいしラクじゃよ〜。

夜、久しぶりにクーと一緒にフロ。ヤツは俺のナニを指差し
「おいおいおいおい!」
と大フイーバー。、、、、、、、、テレるじゃねぇか(笑)。
オフィスはじめました (2006.07.24)

法人化するつもりは今のところないが、本日より事務所をでっち、いや、立ち上げることにした。名称は「OFFICE 波の上」である。営業品目は広告関連を主軸に、コピーライティング、アートディレクション(ロゴデザインも含む)、CF&CMディラクション、各種商品ネーミング、ナレーション、WEB制作、映像&サウンド制作、店鋪&空間ディレクション、鉛筆画イラストといったところ。並べると大層なことのように思うかも知れないが、実際この一年内に俺が手掛けてきたものばかりで「過去の栄光」の類いはひとつとしてない(ほかにもまだ「洗濯」「子供のオムツ替え」「ゴキブリ退治」「腕立て&スクワット」など得意分野はいろいろあるが)。
並行して、この三代目春駒オフィシャルサイトや某クリエイターズクラブサイトにも「お仕事承ります」コンテンツを近日中にアップするのでお楽しみに。俺よりカッコいいデザインや文章をモノにする連中は世の中にいくらでもいる。しかし、「よく効く表現」「記憶に残る表現」に関して俺はかなりの自信がある。もちろん安易な「ウケ狙い」では決してないからね。ちゃんと人の顔が見えるものにせにゃ。
横綱見送り (2006.07.23)

珍しく、今日は風がさっぱり吹かない。おかげで部屋の中も湿っぽい空気が重たく澱み、気分も冴えん。こういうときは上半身ハダカでいるとよけい暑苦しい。オススメはやはりアロハだ。とくに綿のやつなら皮膚周りの湿気を吸い取ってくれるせいかかなりサラッとする。

一方サラッとせんかったのが大相撲名古屋場所千秋楽。勝った白鵬惜しかったねぇ。2敗とはいえ強すぎる朝青龍を下したことを思えば、俺は横綱あげてもいいと思うんだけど。いや、相撲の世界はキビシイわい。
男の花火 (2006.07.22)

昨日に続き、オタマの代りに終日クーの子守り。
ヤツが「アンパンマン」のビデオをイイ子して見ているスキに洗濯物を干すなど、俺も要領を得て来たぜい。

アジア一の異能アーティストAKIRA氏よりデンワ。8/6の広島でのジョイントライブの件でリハ時間を30分増やしてもらえないかとのこと。4日の夜、下北沢でライブを終えたパカーッションのリエ嬢をタケチャン&リュウ君が車で拾い、一路広島を目指すそうだが、肝心のAKIRAさんは1日に京都でのライブ終了後、そのまま関西に潜伏する(病原菌じゃないんだけど)可能性があり、なんならゆっくり広島へ流れ(タンポポかよ)、早めに広島入りするプランもあるようだ。ドラムのヤオさんは当日夕方単独で広島入りするので問題ないが、早乗りした場合、宿の確保がちょい難儀するかも。もし、親愛なる読者諸兄のなかで「俺んちオッケーよ!」という奇特な方がいらっしゃったらご連絡を(笑)。

夜は道場へ。今日は広島港花火大会だし、稽古出席者はせいぜい3、4人だろうなー。これはきっと涼しく稽古できそうだなー、などと考える俺はまだまだ修行が足りんかった。黒帯の、それもごっついベテラン連中ばかり10人が集結。稽古も当然気合い入りまくってヒートアップでドンジャラホイ。突いても蹴っても投げても、その度に汗の花火が盛大に打ち上がる。ははは。しかし、妙に気持ちえかったど。

*写真:今日のハイビスカス。大きな鉢に植え替え後の最初のひと花。

主夫の一日、、、広島モンの克己心、、、 (2006.07.21)

オタマが午前中から仕事に出かけたので、終日クーの子守り。合間に洗濯や掃除したりして、俺の主夫ぶりもなかなかのもんであるが、クーの暴れっぷりもハンパでなく加速し、夕方にはダウン寸前。

先日受けた、東京の某プロダクションからの案件。昨日一次審査だったらしいのだが、担当O氏から電話があり20社中5社の最終選考に残ったとか。うぉお、なんとしても取りたいど〜。某政府がクライアントなもんで取ったら取材を兼ねて沖縄いけるど〜(笑)。代理店は某大手東京本社で(やたら「某」ばっかりですまぬ)、俺のコピーをかなり高く評価してくれたみたい。どこに住んでいようが、センスとクオリティ、そして腕っぷしでも負けとうないんです。
「ワシら広島のモンはイモかもしれんが、コピーでも音楽でも武道でも、風下に立ったことはいっぺんもないんで、、、、」
by 仁義ないようなあるような戦い

*写真:「そこでシッコすなよ」とのオヤジのスルドイ先読みチェックに、とまどいの表情を浮かべるセガレ。

もてなし奉行、奔走す、、、新スポット、、、 (2006.07.20)

6日連続で雨。さすがに体もカビてしまいそうである。

昨夜は、スマトラタイガーへ出かけ店長のK介氏と来月に迫った2本のジョイントライブの最終打ち合わせをしたのだが、そのときの確認事項を朝っぱらから関係者に送信しまくる。これ以外にも、沖縄のシンガーソングライターまよなかしんや氏のライブセッティング(ツンチャンの新しい店「PICO」でやる予定)を頼まれているし、9月1日は、東京はBoogie 太三氏からの依頼で、DUCKでジョイントライブをやることがすでに決定している。俺から見れば一対多数であっても遠方よりやって来る彼らからすればあくまでサシ。テキトーなことは出来ん。

夕方は、的場町の某居酒屋で友人と飲む。この店、初めて来たのだが、入口の異様に低くて狭いくぐり戸といい(相撲取りは無理だろう)、めちゃ安くてうまい料理といい、創意と愛情に溢れておる。近所だし、これからはちょくちょく寄らせてもらいまひょ。
再びCF録り (2006.07.19)

日の出前の夢うつつ状態で、いくつかのメッセージが去来する。重要であるかどうかは今のところ不明なれど、やってみる価値はありそう。

先週某TV局で収録した某ホテルCFのナレーションを録り直す。一度OKが出ているのだが、あとになってクライアントがどうしても一文を付け足したいと言い出したらしいのだ。俺は基本的に、このような直し依頼は厭わない。
TVCFは基本サイズが15秒。モニターで映像と秒数(右上にカウントが表示される)を確認しながらのナレーション。
「まずは9:30(秒)で入ってもらえますか」とオペレーター氏。
「了解。、、、、、、ゴニョゴニョゴニョ、、、」
「んと、ちょっとこぼれちゃいましたんで次は8:10でいってみましょうか」
てな具合にコンマ0秒単位で指示が飛ぶ。で、最近は不思議なことに、ぴったり合わせられるようになってきた。結局、3パターンを10分で終了。こういう仕事が月10本近く来るようになれば、悪くないんだがねぇ。
栄養不足 (2006.07.18)

昨年、我が家にやってきたユミチャン印のハイビスカスがちょっと元気がなくなったので、大きめの鉢に植え替え肥料もたっぷり投入してやったら、たった数日でいきなり葉が2倍近くもデカくなり、緑も濃くなった。ううむ、かなり栄養が足りてなかったんじゃのう。植物って正直じゃのう。

っつーか、よくよく考えれば、人間だって同じだろう。環境が悪く、精神的にも貧しい場所でも、逞しく成長するヤツはいるだろうが、それはごく稀。やはり、ちゃんと愛情を持って接し、出来る限りのことをしてやらねば、植物よりさらにひ弱でややこしい人間なんぞあっけなく萎れてしまう。最近、子供が犠牲、あるいは加害者になる凶悪事件が続いているけど、彼らを単純に道徳的観念の欠落者と見るのは間違っていると思う。卑小な価値観を無理に押し付けられたり、精神的、肉体的な抑圧を長年加えられ続けた結果として、あのような歪な事件が「咲いた」のではないだろうか。葉が光を求めるように、根が水や養分を求めるように、孤独な人の怯えた魂は、やみくもに触手を伸ばしていったあげく、とんでもない扉を開け、なにか人間ではない別の存在に変異してしまった。そんな気がするのだ。犯罪を犯した人たちの、どこかぼんやりしてるというか、罪悪感の希薄さが、俺にはたまらなく無気味だ。豊田勇造師匠の名曲「殺そうと思うだけでよかったのに」の中のワンフレーズ「おまえの後ろにいるヤツがコワイ」を思い出した。
オフもオン (2006.07.17)

仕事するつもりでいたが、なんとなくボサ〜ッとしていたらみるみる戦意喪失。ま、土日も原稿書きまくったので今日一日オフにしてもバチはあたるまい。

とはいえ「ゴロ寝する」などという腑抜けたリラクゼーション法は当方の辞書にはありゃあしません。で、えっちらおっちらトレーニングしてるうちに汗まみれで陽が暮れる、ああ、陽が暮れる。御苦労さまでしたっ!!

似島訪問、、、体験レッスン、、、 (2006.07.16)

昼過ぎ、原爆関連の碑や第二次大戦中の弾薬庫跡を見たいと言う小説家、田口ランディさんのお供で、フェリーに乗り、広島湾の沖合い4kmに浮かぶ似島へ。
俺がこの島に足を踏み入れるのは、小学5年生の時、サッカーの夏期合宿以来だから、、、、げげっ、かれこれ30年ぶりになるではないか?!
まぁいい。まずは大戦中の軍事施設の面影が色濃く残っているというウワサの、似島学園周辺を散策。一見わからないけど、今は深い薮に覆われた、1919年に建造された見張り台や、捕虜収容所、分厚い石垣&土手で囲われた弾薬庫をいくつか発見。
「なんでこういう歴史的価値の高い遺跡をちゃんと保存しないんだろうねぇ」とランディさん。同感。原爆の被害者としてだけでなく、加害者としての痕跡もしっかりとどめておかなければ、「国際平和都市」を標榜する資格はない。

そして、遺跡の散在する似島学園でもサプライズはあった。ここには現在、幼児虐待などで、親から隔離された2歳〜18歳までの子供が大勢で共同生活を送っているとか。ランディさんと、この学園のグラウンドを横切ろうとした時、「あっ、被爆アオギリ2世の樹が植えてあるよ!」と叫んだランディさんの声に呼応し、そばでブランコをしていた数人の子供達が、俺らのために突然「アオギリの唄」を熱唱しはじめたのには、心底驚き、感動した。なんとピュアな連中だろうか。一番多感な時期に親の愛を享受することが出来ず、心に深い傷を負っているであろう少年少女の、溌溂とした歌声に、俺は、、、、俺は、、心底感動したぜよ。これだけでもここに足を運んだ意味は十二分にある。

約2時間島内をブラついた後、再びフェリーで広島に戻り、その足で同じ宇品にある心体育道道場へ向かいランディさんの体験レッスン。すでにヨガなどの経験のあるランディさん、けっこういいカンジで稽古についてくる。ホンマにたいした人だ。人生、「前向き」ではなく、「前のめり」ぐらいでちょうどいい。

*写真:稽古終了後、先生宅でランディさん歓迎会。左から3人目がランディさん。

田口ランディさんの初体験 (2006.07.15)

昼過ぎ、八丁堀にある紀伊国屋書店広島店へ。そう、本日ついに田口ランディさんの「被爆のマリア」出版記念サイン会が敢行されるのである。ランディさん、サイン会をやるのはデビュー以来初めてのことであるらしく、昨日は相当キンチョーしての広島入り? しかも最近、このような催しは、大都市圏においてもなかなか人が集まらないと聞いていたので、俺も読書好きの友人知人に連絡しまくったけど、はたして来てくれるんかいな。もし、誰も集まらず彼女がポツネンと椅子に腰掛けているのを想像すると、、、気の毒じゃ。そんときゃ俺がハンドメガホンで
「店内のみなさん!ただ今ぁ、作家の田口ランディさんが、『被爆のマリア』出版を記念して、生涯初のサイン会をやっておられます!」と口告宣伝をかってでるしかあるまい。そう決意を固めてサイン会場へいざりよると、ありゃ?けっこうお客さんいるじゃないのー。よかったじゃにゃいのー。
ランディさんのサインの仕方にも関心。ひとりひとりと雑談を交わしながらだから、お客さんもいい想い出になりますね。声をかけた友人も、ハラペコイコマはじめ何人か駆けつけてくれたみたい。この場を借りて感謝申しあげるぜい。

帰ってから仕事。
夜、ランディさんからデンワ。彼女からの要請で、似島にある防空壕跡や、原爆犠牲者の碑をガイドを兼ねて一緒に見に行くことになる。その後は心体育道広島直轄道場で、体験レッスン(笑)。ちなみに午前中は別グループと二葉山へ登るんだとか。この行動力がスゲェ。見倣いたい。

*写真:粘着力の弱いコドモ用シールを自分で目に貼り、得意げに見せにくるセガレ。コイツ、、、変わっとる。誰に似たんじゃろ。

ちょっと海まで (2006.07.14)

このところ、暑うてかなわんので、クーラーがあまり好きでない俺はパンツ一丁で執筆稼業に勤しんでいる。午前中は風があるのでいいのだが夕方近くなるとパタリと止み、途端に汗がドバー。こういうとき、目の前に海があると一泳ぎできるのだがなぁ。っつーか、今手掛けている某企画が、「南国の島で仕事をしまへんかい?」というようなコンセプトのものなのだ。なもんで、キャッチコピーにも俺の願望が必然的に色濃く反映されることとなる(笑)。
ま、南の島まで移住せずとも、近くなら山口県周防大島ではやれそう。いや、現在デザイナーのゾム君と進めている広島湾岸共同オフィス設立プロジェクトでも実現すりゃ充分楽しい。シーカヤックをそばに置いておけば、仕事に煮詰まったとき、あるいは代理店担当者から行方をくらませたいときなど、さっさと宮島方面へ逃亡できるってもんよ。実際、伊豆あたりのクリエイターの中には、仕事中であってもいい波が立つと「ちょっと海まで」となぐり書きしたメモをオフィスのドアに張り付け、サーフボード片手に海へ突進する輩がいるらしいのだ。そういうセンス、支持します。

夜は某お好み焼き店にて、広島テレビ主催の田口ランディさん歓迎会に参加。アナウンサーN氏、読売新聞記者のF氏ともあれこれ話し込む。

*写真:今年のビーサンはコレでいく。俺はだいたい一年で履きつぶすが、大野のシーカヤックショップ「パドルパーク」の店長、マーシー(当HP人間世界遺産参照)などは年3足ペースだとか。

鼻息荒く (2006.07.13)

昨日夕方、新規の、それも緊急を要するオファーが入り、その案件に関わる仕込みとデンワによる九州某所の現地ヒアリングで徹夜作業。で、充分資料が出揃ったところで、すでに明確なキャッチコピーが必然的に染み出て来た。まだまだ俺も半人前だが、材料さえ揃えば、その時点で着地点が見えるようになった。なんとかこの企画、通ってほしいもんだ。なにしろ、取材を兼ねて沖縄に行けるかもしれんのじゃい!ふがー!どひゃー!べひー!

そんなわけで本日午前中は、ボディコピーなど細かい部分の執筆。合間に、今回初めて一緒にタッグを組む東京在住のSデザイナーとデンワで打ち合わせ。昼前からは某テレビ局へ行き、とあるホテルのテレビCFのナレ録り(事前に練った作戦が功を奏し、新境地へタッチダウン。ようするに、俺がナレーターとして今までに出したことのないトーンの声を出してみたのだ。うまくいったス)。それから戻って残りのコピーにとりかかり夕方フニッシュ。まだまだ余裕ありまっせー。じゃんじゃん仕事持って来てよー。そんでもって沖縄いきましょーい。
ランディさん追加情報 (2006.07.12)

岡山へ出張演奏に出かけたオタマに代わり、終日クーの子守り。メシ食わせ、シッコさせ、ママチャリに乗せてサイクリングし、公園の池のコイにエサをやり、家に戻ってまたおむつ替え、アンパンマンのビデオを見、昼寝させ、、、気がつけば一日が終わっている。最近ではダンナに対しても企業側が育児休暇なる制度を適用する場合が増えて来ているようだが、どんどんやったらいいんじゃないスかね。

田口ランディさんが今週土曜(15日)紀伊国屋広島店で14時から行うサイン会は、整理券が必要であることがわかりました。彼女の新刊「被爆のマリア」を紀伊国屋で買った人のみ整理券が配られます。すでに各紙、マスコミも大絶賛の原爆小説集です。必読!

*問い合わせ:紀伊国屋広島店/082-225-3232
ポリネシアンの血がド〜ンと騒ぐ (2006.07.11)

終日執筆。
午後、俺のデザインパートナーのひとりであるゾム君に確認したいことがあったのでケイタイにデンワ。と、心なしか彼の声が弾んでいる。サーファーでもあるゾム君は、台風接近で日本海側に大波が立つことを予測し、山口県某所のビーチに来ているとのこと。ぶはははは、いいぞゾム君。クリエイターはこうでなくっちゃ。

サーフィンで思い出したが、久しぶりに俺の物欲を大いに刺激するニューカマー「OC1(一人乗りのアウトリガーカヌー。船体の横に安定をあげるためにブリッジで浮き具をつけたもの)」の存在を知ってしまった。シーカヤックよりも速く、サーフスキー(シーカヤックを超細身にしたレーシング艇)とは互角なれど、波にうねりがでればOC1に軍配があがるとか。ポリネシアで数千年前に誕生したと言われる伝統あるOC1も最近ではFRPやカーボン製となり、その力を秘めたスレンダーなフォルムたるや思わずパンツをかなぐり捨てたくなるほどの美しさ。広島では見たことないけど、サーファーの多い福島、神奈川、沖縄あたりでは相当数のOC1が豪快に波をけたてて疾駆しているらしい。くううっ、乗りてぇ。漕ぎてぇ。四国まで軽く一日で行けそうじゃんよ。近い将来、手に入れるざます。1/8ポリネシアンの血が騒ぐ。
ドえらい夏 (2006.07.10)

終日、執筆と打ち合わせの繰り返し。
これから夏いっぱい、県外からやってくる何人もの友人をサポートすることとなる。まず一番乗りは今週土曜日、紀伊国屋広島店で「被爆のマリア」出版記念サイン会を開く小説家、田口ランディさん。8月に入り、3日は沖縄のシンガーソングライター、まよなかしんやさん(彼には2004年に実施した沖縄ソロツアーで随分世話になりました)のライブサポート(場場所はまだ未定)。当然、俺も前座で出演するなど盛り上げ役をかって出るつもり。そして6日は日光から、盟友AKIRAさん率いるONSENSとのジョイント。25日26日の二日連続、東京から乗り込んで来る現代浄瑠璃のパイオニア、橘凛保さん&野澤松也さんユニットとのジョイント。その間にも俺自身のライブや、某起業家勉強会に講師として出演せねばならず、こりゃけっこうたいへんじゃわい(今頃気付くなっつーの)。
緊急防衛妄想その1 (2006.07.09)

額賀防衛庁長官のハナシによると、来た商戦、じゃなかった北朝鮮がミサイルを日本に向かって発射した場合、まったく迎撃する手立てはないという。じゃ、大枚はたいて買ったイージス艦なんてもんは一体なんに使うつもりだったのか?ええい、血税をムダに使いおってまったくハナシにならん。日本のまさに<的外れ>なハッタリ防衛力を大いに憂慮する俺は、昨夜一日だけ酒を断ち、パープー回路を全開にして独自の防衛構想を練った。

まずは北朝鮮の動向を、随時鮮明な映像で把握しておくのが最重要課題。そこですべての北朝鮮ミサイル発射基地にスルドイ睨みをきかす、スカルノ型高性能偵察衛星「デヴィ夫人3」を打ち上げる。これはただ監視するだけにとどまらず、北朝鮮が不穏な行動を起こそうものなら、デヴィ夫人3に備えた超高周波ビームスピーカーからピンポイントで「ダメだわよ!」と一喝する能力も備えている。
そんなデヴィ夫人の恫喝にもひるむことなく不幸にもミサイルが発射されることを想定し、日本海沿岸には迎撃命中率が高いと評判の、六星占術式ズバリミサイル「細木数号」を100基配備。これをさらに、カネにものをいわせて製作した村上F社ミサイル「グッバイ阪神〜プロ中のプロ〜」略して「プロプロ」が強力に援護する。このプロプロは、かの「六本木ヒルズ」をそっくり模したデザインで、いかにもIT成金趣味的なプラチナ製胴体にはトラが「アッカンベー」をしているイラストと「カネを稼いでナニが悪い!byヒルズ族」というスローガンがハングルで大書してあり、拝金主義ニッポンの威光を知らしめる効果充分という実にイヤミな心理撹乱用兵器でもある。
また、テロ破壊工作が懸念される国内の原子力発電所には、北朝鮮特殊工作員の侵入を阻止すべく、周囲にぐるり「田原男爵フィギア(当HP『人間世界遺産参照』)」を配置。これは半パン半ソデ&ヒゲモジャの田原男爵が、だらしなく寝そべって右手で握りっ屁、左手でハナクソをほじりつつ薄笑いを浮かべている1/2スケールのリアルな海洋堂製を用意したい。いくら血のにじむような厳しい訓練を受けた工作員でも、しょせんは人の子。全人類の理解の範疇をはるかに超越した怠惰きわまりない異形の存在の前では、戦争をするどころではなく「オモニ!(おかあさん)」と女児のような悲鳴をあげて悶絶昏倒するに違いない。
がははははー。ざまあみさらせ。これで日本の守りは完璧安泰、、、、なのか?!

というわけで「緊急防衛妄想2」では、北朝鮮をさらに恐怖のどん底に陥れる驚愕シナリオの全貌ほか、竹島問題で無礼千万な行為に及んでいる韓国、東シナ海で天然ガスをひとりじめにしようとしている中国には、ドッチラケ真空光線で相手を瞬時に窒息に追いやる人間兵器「笑点・大喜利メンバー(団長はもちろん桂歌丸:下の写真、副団長は林家木久蔵。ざぶとん持ちの山田隆夫もいっしょだぜ)」を屋形船に乗せてスクランブル発進させるなど、大胆かつ緻密な同時多発的戦略が明らかになる。期待せずに待て!

緊迫の10ミニッツ (2006.07.08)

夕方より、市内某所に親族十数名が集合し、土地相続のことで会議。従兄弟や叔父、叔母も、それぞれの意見を述べる。と、会議が白熱したところで、実家の妹よりクーの子守りを任せていた妹よりデンワ。
「クーチャンが、家の中のどこ探してもおらんのよぉっ!」
取り乱しており要領を得ない。知らせを聞いた親族一同もたちまちパニックに陥る。
「自転車を貸せい!」
オヤジは従兄弟のママチャリに跨がると降り出した雨の中、実家に向かって猛然とペダルを踏み込む。俺も自分のチャリで追うが、どんどん引き離される。いくら元競輪選手とはいえ、とても70代のスピードではない。
「お〜っ、これならまだ現役復帰できるでぇ!」
と、ギャグを飛ばしたのは、俺自身を落ち着かせようと思ってのことだが、はたから見ると俺の顔も真っ青になっているに違いない。冷静に考えろ。妹によると見当たらないのはクーだけじゃなくオフクロもだ。なら、二人がどこかへ散歩に出た可能性だってある。そうか、雨が降り出したので、家に戻れずどこかで雨宿りしてるんじゃないだろうか。で、俺は実家に向かわず、実家から徒歩30秒のセブンイレブンへ。いない。それじゃ反対側にある徒歩2分の市場だ。頼む、いてくれ!っつーか、見えるじゃんよ、オフクロと三輪車に乗ったクーが雨宿りしてるじゃんよ(笑)。ヘナヘナとチャリから崩れ落ちる俺をきょとんと見守る二人。パニくって日傘をさした妹も泣きながら走ってくる。やれやれ。とにかく大安心だが、考えればなんてことのない一方的なバカ騒動だ。すべてはよく状況を見極めず、勝手に騒ぎたてた妹に全責任がある。
ズブ濡れのまま、親族会議場へふらふらと引き返す俺とオヤジ。第一報からたった10分のスピード解決ながら、親っつーのは大変スね。胃が痛くなってきたばい。
楽器の夏仕度、、、軍備の本意、、、 (2006.07.07)

愛器テイラー「八丁念仏」のサドルを、遅ればせながら夏期用の低いヤツにチェンジ。ウクレレ「コベイション」のも夏用を作ってもらおうかな。っつーか、コベイションはもう一丁スペアを持っていたほうがいいのかもしれん。それほど今の俺のステージではウクレレの使用頻度が高いのだ。練習&作曲用に使っている10万近くしたマウイ社製のスタンダードサイズ(これが一番小さいサイズで、「コンサート」「テナー」の順で大きくなるが、俺はウクレレの魅力はスタンダードサイズ以外には感じない)は、日本の気候に合ってないのか表板も波打ってるし、フレット音痴もヒドい。その点、ピックアップ付きで頑丈、ピッチも正確なコベイションはエライぞよ。安いからみんなバカにしよるが、楽器って使えてナンボでしょ? 3ケタ万円する楽器でも、俺に合わなかったら興味ないし、逆にエエ音するのなら飾っておかずにガンガン弾くだろう。ま、そこまでの値段ならどっちみち手が出ませんな。てへっ。

北朝鮮の発射したテポドン2。政府の調査では、どうやらハワイか、その周辺を狙っていた可能性があるとか。俺の故郷にナニさらすんじゃいとハラがたつが、どこに向けて打ったにせよ、ヌカちゃん(額田防衛庁長官)のハナシじゃ、「日本に発射された場合、打ち落すことは無理」じゃげな。俺は一応国家たるもの、最低限の防衛力は持っておいてもいいと思う(真に防衛と言う意味で)が、日本のそれが適材適所とはとても見えない。一番の脅威はお隣さんの北朝鮮であることは明確で、戦争となった場合、まずは最初に飛んで来るであろうミサイルをハエ叩きのごとく迎撃殲滅するのが最優先事項じゃないのか?それを意識せずほかに軍備にいくらつぎ込んでもまるで意味がない。それが今回の事件ではっきりしたわけだ。アホくさ。つくづく不思議な国よのニッポンは。
真似できん (2006.07.06)

終日執筆。うむ、このところ実のある仕事やっとる。こんなオファーがずっと続けば言うことナシなんじゃが。
息抜きに見たTVに世界的なオーボエ奏者、宮本文昭さんが出ていた。初めて知ったのだが、オーボエ奏者というものは、リード部分を自分で作るそうな。まるで時計職人が使うようなルーペ付きバイザーを被り、葦の茎をミクロン単位で慎重に削っていく。そうして時間をかけ苦心して作ったリードも使えるのは10本のうち1本で、それもたった3日の寿命とか。つまりオーボエ奏者とは練習or演奏とリード削りで一日があっちゅう間に終わるんだと。そのほかのことは寝食以外ほとんど出来ないんだと。俺はオーボエほど「光と闇」のコントラストをデリケートに表現出来る楽器はないと思っていたが、奏者自身も明暗クッキリ、相当ストイックな生活を送らざるを得ないんスね。たいへんじゃわい。コピーライターはその点、、、、つかみどころねぇな(笑)。
ミッション・イン・ドナイスル? (2006.07.05)

終日執筆。
昨日打ち合わせをしたばかりの某WEB用原稿は、ものの半日でほぼ書き上げてしまった。俺のような優秀なベテランライターともなれば、体調や天候の善し悪しにかかわらず、また北朝鮮がテポドンを発射しようが、クーがグズろうが、半パンのケツが裂けようが(グラミチのお気に入りだったのにぃ)、微動だにせぬバツグンの集中力で一気呵成にサノヨイヨイ。
そういや、駆け出しの頃、某企業のパンフを手掛けた際、代理店の若い担当者が泣き顔で言うには
「すんません、資料のたぐいがまるでないんですよ。クライアントも仕事が急がしくて取材させてもらえないんです。だから小林サン、そのぅ、、、、、想像で書いてくださいっ!」
っつーことがあった。今でこそインターネットを使えば短時間でそこそこの資料を集めることは可能だけど、当時はそんなものはなく、ましてやかなり特殊な業種のパンフを、それも8ページ分もでっち上げるには強靱な発想力とインディー・ジョーンズ並のクソ度胸を要した。後日、出来上ったカンプを見て、クライアント氏いわく、
「うん、ようでけとる!」。
思えば、俺もアブナイ橋をいくつも渡ってきたのだなぁ。あ、今もか(笑)。
実のあるプラン、、、出生のヒミツ、、、 (2006.07.04)

終日執筆。合間に、我が家の1F応接間「モス」にてデザイナーの梶山君と打ち合わせ。その席で、「海の見える場所に共同でワークスペースを確保しよう」っつーハナシになり盛り上がる。そもそもこの構想は、俺がプロダクションを辞める前、同僚デザイナーと密かにあたためていたもので、当初は大野の前空駅周辺を考えていた。ここらへんは海を見おろせる高台にベラボーに安い料金で借りられる物件(たいていは古い一軒家)がたまに出る。そいつをコピーライター、デザイナー、シーカヤッカー、ミュージシャンらでシェアし、仕事もやりつつシーサイドライフをも満喫しようという魂胆だった。結局、前空までは市内からちょっと遠いし、メンバーも集まらず頓挫したが、今回、梶山君と狙いたいのは出島、元宇品あたり。彼もサーファーだし、他にもうひとりぐらい海の好きなクリエイターを誘えば、そして一軒家でも倉庫でも安く借りられる物件があれば、積年の夢が叶うってもんよ。室内は、これまた知り合いのデザイナーや建築士に可能な限りイジってもらえば、その空間自体が俺らの作品として機能する。広島ではクリエイターは「黒子」的な存在だけど、そろそろ表に顔をさらす時代だと思うのだ。人生を遊んでいないヤツの仕事は、デザインもプランニングもコピーもキレイなことはあってもそれ以上の感動はない。養殖モノではなく天然モノにこそ価値がある。

唐突ではあるが、俺の祖父、濱本ヨシオ(俺のオリジナル曲「その男ヨシオ」のモチーフ)は、なにを隠そう、ハワイ生まれのハワイ育ちである。移民としてかの地へ渡った母親(日本人)の長男で、どうやら父親は、ハワイのネイティブらしいのだ。従ってヨシオは混血、俺のオフクロには1/4、そしてセガレの俺には1/8ほどハワイアンの血が流れていることになる。これで俺の南国気質が説明出来るってもんよ(笑)。ヨシオも日本人離れしたがっしりした大男で色も黒かったしな。ちなみにヨシオの父親はとんでもないバクチ好きで、それに嫌気がさした母親がヨシオを連れて日本に逃げ帰ったんじゃげな。ヤレヤレですのう
魔女、来広決定 (2006.07.03)

終日執筆。
が、明日の午後一までに提出の案件にまったく手がつけられなかったので、夕食後に再開し、結局徹夜。

昨日の日報にもちょこっと書いたけど、敬愛する某女性作家というのは、実は田口ランディさん。一昨年、東京で行われたAKIRAさんの出版記念パーティーで初めてお会いしたのだが、この度、原爆を題材にした新刊「被ばくのマリア」が文芸春秋社からリリースされるのを記念して、広島の紀伊国屋書店でサイン会を行うのだとか。ついては広島でのサポートをお願いしたいとのこと。了解。
AKIRAさんいわく「魔女」であるランディさんが、原爆をどう描くのか非常に興味がある。紀伊国屋でのサイン会は来週15日(土曜日)、時間は14時〜15時まで。皆さん行ってあげてね。おっと、来月6日にスマトラタイガーでやるAKIRAさん率いるONSENSとFar East Loungeのジョイントライブにも駆けつけてくれるかもよ。
ハワイアンライブ、、、サイン会の知らせ、、、 (2006.07.02)

昼過ぎ、時間が出来たので前々から知人のハワイアンダンサーからお誘いを受けていた「ハワイアンライブ」を見に、市内中区のエソール広島へ。広島は熊本と並び(鹿児島かも?)ハワイへ移民をおくった数が日本一で、そのせいか戦前からかの地とは親交が深く、文化への意識も高い。ハワイアンミュージック、フラダンスをやる人口率も日本屈指ではないだろうか。
今日のステージはハワイでも名の知れたトニー・タウベラ氏(一応日本人だと思う)率いる4人編成ユニット(12弦ギター、8弦ウクレレ、アコースティック・ベース、スラックキー・ギター)の雰囲気バツグンの歌・演奏に合わせ、広島のフラグループが踊るという構成。うん、どちらもすごくよかったス。ウクレレ奏者&ボーカルのキモ氏はハワイのネイティブで、コニシキよりはちょい細め?だけど200kgぐらいはありそうな巨漢。腹の上にウクレレをちょこんと乗せて弾く姿が笑えた。しかし、恐れながら言わせてもらうなら、俺のウクレレテクもまんざら捨てたもんじゃないことが判明。以前、俺の演奏を見た関東の某ハワイアンシンガーに「バックで演奏してくれないか」と頼まれたことがある。俺はウクレレは弾くけど「ハワイアンのひと」ではないし、他人のバックで演奏するにはコードをいうものをまったく知らないので丁重にお断りしたのだけれど、今日のステージを見る限り、俺のそれはまったく遜色なし。いや、グルーヴ感ならもしかして勝ってたり、、、などと思ったりもしたよ。うん、とにかく勉強になった。

夕方、敬愛する著名な某女性作家よりメール。今月15日に新刊発売記念のサイン会をやりに広島に行くのでお会いしたい、とのこと。不思議なもんで、俺は数日前から彼女がコンタクトをとってくることがわかっていた。霊感なんてものはないが、こういうことはたまにある。それはそうと、彼女のサイン会の詳細がわければ当HP情報コンテンツ「NEWS36.5℃」で宣伝告知します。素敵な方です。皆さん来てね!

朦朧気分で (2006.07.01)

連夜の酒宴&雨に濡れての帰宅で、とうとう風邪ひいちまったぜい。鼻水じゅるりん、喉がケホケホ。

夜の某TV番組で地震の対処法をやっていた。しかし、毎回思うのだが、このテの番組が、原発被災の可能性を取り上げないのはどうしたもんか。対処するにも方法がない?
でも、ちょっと興味深かったのが、番組冒頭で紹介されたロシアはサンクト・ペテルブルグの某地震予知研究グループの存在。彼らは、2、3日前にかなりの高い確率で世界の地震を言い当てているとか。例のインド洋沖地震はもちろん、イラン地震、新潟の地震もオフィシャルHPで事前に警報を出していたようだ。地震予測のポイントは太陽の黒点の変化と、地上の気圧の変動との相関関係。やっぱり、地震予知は実用段階レベルにまで達しているのは間違いない。ま、そんなことより、はよ治ってくれや、この風邪。
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