Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2007年03月の日記

DNA、、、仲間はずれ、、、 (2007.03.31)

午前中、府中公民館でリトミックの発表会。去年クーは、ちゃんとお遊戯らしきものをやって見せたのだが、今回は徹底的に協調性がなく、ステージ上をただ1人走り回るだけの15分間。この「わが道を往く」的DNA、これからも連綿と受け継がれるのであろうか。

昼過ぎ、実家をのぞくと甥っ子の直樹がバアちゃん(俺のオフクロ)に泣きついている。聞けば、実家前の公園で遊んでいる子供達十数人が、自分をハネにしているのだと。どうもリーダー格らしい年上の女の子から「ナオ君を仲間に入れてはいけん」という指示が出ているらしい。それをバアちゃんにとりなして欲しいということである。
あほか。男なら自分で抗議してこんかい!と一喝する事もできたのだが、このままではオフクロが根負けして行かされると思い、俺が代わりに公園へ。ウワサの彼女を「ちょっといい?」と呼び寄せる。
「ボクは直樹のオジチャンなんじゃけどね」
「あ、見た事ある!」
「うん、アナタの顔も知っとるよ。で、直樹から聞いたところによると、どうもアナタの指示で仲間はずれになっとるらしいね。なにか理由があるんなら、よかったら聞かせてくれんかね?」
彼女の説明だと、以前、直樹が彼女の嫌がるアダ名をしつこく口にしたり、周りの連中にもそれを強要したことがあったので、一緒に遊ばないようにしようと皆に呼びかけたのだとか。
「それは直樹にも悪いところはあるねぇ。でも、大勢で一人の男の子を仲間はずれにするというのは、グループの一番年上として少し卑怯なんじゃない?彼は十分傷ついとるようじゃけぇ、また仲良くしてやってもらえんかな?」
「はい」

かくして30分後、公園の前を通りかかると、子供達が嬉々として遊んでいる。もちろんさっきの女の子も直樹もいる。ははは。やっぱ小学生じゃのう。っつーか、直樹よ、もうちょいしっかりせにゃいけんのう。マジで。
花見、、、夫婦肥大化、、、 (2007.03.30)

昼過ぎ、今週の執筆業務が一段落ついたので、オタマとクーを連れて裏庭(比治山)へ登り、御便殿にて花見。全体的には3分咲きといったところか。しかし、陽のあるうちに飲むビールのなんとウマイことか(笑)。

結婚した5年前、仕事の激務、心体育道黒帯検定、結婚式の準備が重なり、たぶん3kgは痩せた。で、しばらくはそのままだったのだが、最近ウエイトが増え、そのころ買ったジーンズが3本とも履けなくなっちまった。ためしにオタマに履かせてみるとピッタンコ。捨てずに済んだな。っつーか、日に日に肥大しつつあるオタマのケツ。なんとか策を講じねば(笑)。
春はラン、乱、卵、、、、 (2007.03.29)

終日、執筆&プランニング。
午後より市内某所にて、クライアント、代理店担当者らと打ち合わせ。終了後、ビルを出ると、暖かい風が吹いてる。ランララ、ランランと思わず口ずさむ。

夜、「喫茶こばやし」スタジオにて、日課の歌い込みと独り稽古。春先は気合いが入らないこと多し。集中力が続かず体も妙にだるい。こっちは、乱だな。
その後、最近素行の悪さが目立つ甥っ子の直樹に説教。ヤツに色々と厳しくアドバイスしながら、それがほとんど自分自身にも当てはまることに気付く。忙しいのはいいのだが、あまりにもビジョンがねぇス。っつーことで、ひとつ卵でも産んでみるか。サノヨイヨイ。
進化しないと滅ぶのだ (2007.03.28)

昨日、今日と、それぞれ別々のデザインプロダクションの人間と打ち合わせをしたが、彼らとの雑談から、今、この業界が大きな転換期を迎えようとしていることを感じ取った。広告、デザイン、テレビ、ラジオ、あれやこれや。好むと好まざるとに関わらず、型通り、マニュアル通りのアプローチはどんどん効力を失い、変換を余儀なくされるだろう。厳しい時代の到来?いや、俺は肯定的にとらえている。クリエイターも養殖モノより、俺らのような天然モノがより評価されるようになる。

夜、流川のjiveでROBOMIのライブ。実に楽しめた。ボーカル&ギター担当のオミ君、才能あるのう。

ライブ終了後、PICOへ。ツン氏「おもろいもん見せたろう」と取り出したのはBOB BROZMANなる超スゴ腕ミュージシャンのライブDVD。テクニックだけをひけびらかすものは見ていて疲れるだけだが、彼のパフォーマンスにはお茶目さがある。結局そのまま2時間見入ってしまい、あげく、借りて帰りましたとさ。
植木等フォーエバー (2007.03.27)

植木等が逝ってしまった。俺は断言出来る。平成のラジオパーソナリティの中で、彼の曲をもっとも多くオンエアしたのは自分であると。不思議と悲しみはない。植木等は生きながらすでに<神>であった。よって、彼は俺の中でいつまでもエネルギッシュにギャグをかまし続けるのである。今夜、彼を「トゥーランドット」で見送ろう。
オニさんこちら、屁の鳴るほうへ (2007.03.26)

執筆に没頭すると、たまに俺は打ち合わせの時間が迫っていることに気がつかないことがある。で、今日がそうだった(笑)。オタマに言われて慌てて家を飛び出し、指定場所に間一髪セーフ。フリーランスになることを決意した時、だいたいこのくらいの忙しさが理想だったのだが、実際のところスケジュール管理がかなりヤバイっす。

執筆のBGMは本日もKEISONの新譜。「みどりのパンツ」という曲中、「窓を開け、部屋を出る〜」というフレーズがある。それを聴き間違えの天才、オタマいわく「窓を開け、屁をたれる〜、って?」じゃげな。そういう曲を誰がCDにして出すんかい。でもあったら面白いかも。作るとしたらこんなカンジか?

  窓を開け、屁をたれる
  きっとキミが嫌がるだろうから
  窓を開け、屁をたれる
  もう春はそこまで来ているから

、、、、春と屁の関連性については聞かないでくれ(笑)。完成したら平井堅あたりに歌ってもらうとするか。
野ざらし志願 (2007.03.25)

昼過ぎ、西区の広島市中小企業会館展示場へRV・キャンピングカーフェアを見に行く。来場者のほとんどが団塊世代の夫婦。退職金でキャンピングカーを買って、あちこち旅して廻ろうということだろう。
展示車両は軽乗用車改造タイプから、牽引するのに特殊免許が必要なトラベルトレーラーまで多種多彩。しかし、広大な大陸を移動するのならともかく、ほとんどが過剰スペックと思われる。だいたいせっかく旅に出ても、宿泊する場所がオートキャンプ場だったり高速のSAだったりするのでは風情がないじゃん。最初は俺も舞い上がっていたけど、しばらく見ているうちに急速に気分が萎えていった。やっぱ俺は、旅は見知らぬ旅人とも交流できる安宿か、満天の星を仰いで眠る野宿がええのう。
終わりは始まり (2007.03.24)

午前中、義母より、親戚の訃報。ここ数年、友人や親族の多くがほとんどこの時期に亡くなっている。しかも通夜、葬儀がたいてい雨。よけい気が滅入る。

2001年から担当してきた某ローカル報道生番組のWEBに掲載するダイジェスト原稿執筆、いよいよ今月一杯で降板することと相成った。番組そのものは存続すると思うので、たぶん経費のかかるダイジェストを省いてしまおうということか?
それにしても丸6年か。仕事とはいえよくもまぁ毎週欠かさず続けたもんだ。リアルタイムでTVを見るわけにはいかんので録画をしておくのだが、ビデオデッキの不調やテープのトラブルで録れてないことが数回あり、そんときゃ局へダビングを頼まねばならず恥ずかしかったでよ、プロとして。これからはそのような週一回のストレスからは解放される。大変だったけど、好きな仕事だったな。担当させてもらってありがとでした。さて、次のオファーが愉しみですのう。

『新しいストーリー』

なにもかもが通り過ぎて
またひとりになった
たどりつけないもどかしさに
戸惑っているけど

一方的に交わした約束は
明日へ踏み出す勇気
どこまで続いてる、道の上
一緒に来てくれるかい?
気まぐれなブーツよ

 空を見上げて
 風を感じて
 今、はじめよう
 新しいストーリー

それがどんなに素晴らしい朝だったとしても
それがどんなに愛おしい夜だったとしても

時の流れ止める呪文は
神様だって知らない
そしてまた陽は昇るから
一緒に歌ってくれるかい
騒がしい俺のギターよ

 空を見上げて
 星を感じて
 今、奏でよう
 新しいメロディ

彩りをなくしていくこの世界で
バカげた夢を描くんだ
終わらない夏の奇蹟を信じて
まだ見ぬ友よ世界よ
俺を待っていてくれよ
軍師のこころ (2007.03.23)

昼イチより、某雑誌の取材で県内数カ所を奔走。
午後7時、ようやっと市内へ帰り着き、中区の某居酒屋でのナレーターズネット広島の会合(というか飲み会ですな)に合流。先月新しく録り直したナレーションデモ音源も10枚ほどいただく。
帰って早速29人の声色を聴き比べる。なるほど、みんなメチャ上手じゃんよ! こんなプロフェッショナル達と正攻法で闘っては絶対勝ち目が無いと予測し、オチャラケ原稿を自作した俺は間違っていなかった。ふふふ、笑えるぞ、俺のデモ。っつーか、誰がデモ音源で笑わせろと言った?
ギター1本 (2007.03.22)

終日執筆。
BGMは、昨日アマゾンから届いたKEISONのギター1本録音の新盤「ACOUSTIC CIRCUS」。マイクも1本だけで録ったのではないかというほどシンプル&ハートフルな出来映え。イイじゃないの。俺もどんどん簡単になりてぇス。身も心もアタマも軽く、でも、、、、、サイフだけはもう少し重くなって欲しいですが(笑)。
ギター1本モノといえば、SEU JORGEがデヴィッド・ボウイの名盤「ジギー・スターダスト」をまるごとカバーした「THE LIFE AQUATIC」や、存在自体が伝説のような豊田道倫「シング・ア・ソング」も素晴らしく、よく聴いている。たぶん、今の俺の指向とも重なっているんだろう。レコーディングでもするか。
つなぎ (2007.03.21)

午前中、海田にあるオタマのご先祖さんのお墓参り。

昼過ぎ、市内中心部を一人でブラブラ。大手町K楽器を覗いてみるも、そそられる楽器なし。今ステージで使用しているアダマスオベイションのピックアップ内蔵ウクレレ「コベイション」とまったく同じものを随分前に注文したがいまだ入荷していない。練習用のマウイミュージックSKは一曲ごとにチューニングし直さないとならないほどネックもボディもガタガタ。やはり、つなぎで安いウクレレを一丁買っておこうかな。
シグルイTV放映決定 (2007.03.20)

執筆、資料集め、打ち合わせで日が暮れる。
明日は春分の日なれど、ここんとこ寒さがぶり返しており、はっきりせいと言いたい(誰にや?)。

毎月20日は、月刊「RED」の発売日。連載当初から、いや、漫画家デビューからずっと応援している山口貴由の最新作「シグルイ」が、7月よりWOWOWでアニメ放映されるらしい。制作は「デスノート」「NANA」を手がけたマッドハウス。しかしどうだろうねぇ。原作を超えることは出来ないように思う。居合とか古武術の経験のあるアクション監督が付かない限り無理よ。あの殺気、山口のペン先あってのことだ。上っ面だけなぞっちゃいかん。ま、それでも見るけどな(笑)。
10分ウン万円、、、「原始思考法」書籍情報、、、 (2007.03.19)

終日執筆。
その合間、近所の某TV局スタジオにてCMナレーション収録。ワンテイクでOK。っつーか、チャリで家を出る〜収録する〜また家に戻るまでに要した時間はたったの10分。しかもギャラはウン万円の即金支給。悪くないじゃん(笑)。ところでナレーション録りの行き帰りのみ、花粉予防にマスクを着用するようにしている。もうほとんど症状はないのだが、スタジオでクシャミを連発するわけにはいかんからな。帰りも着用するのは、もし直後に録り直し要請があった場合、迅速に対応するためである。

ちょっと前、敬愛する齋藤令介さんのことを書いたが、彼が十数年前に講談社から発刊した「原始思考法」の中古がアマゾンからけっこう出ているとの情報を某人より入手。早速調べてみるとホントにあるではないか。興味がある人は是非。俺も一冊注文したス。
おふくろさんは誰のもの?、、、事故目撃、、、 (2007.03.18)

作詞家の川内某の「もう俺の作品は一切歌わせない」との発言に、この男が庶民のためにではなく自分のためだけに作詞していることがうかがいしれる。森進一の行為が良い悪いではなく、彼の歌をどれだけ多くの人々が愛し求めているか全然理解していない。この御仁にこそ、歌謡界からとっとと隠居願いたい。
沖縄では毎年新年に、沖縄民謡界の重鎮が一堂に会す紅白歌合戦的なTV特番が放映される。そのうちの大御所たちの何人かは、伝統ある名曲の歌詞を容赦なくどしどし替えて歌うのだ。しかも即興で。こういうとき、歌に命が吹き込まれ、聴いててゾクゾクする。クラシックのように、演奏者が作者の意図を寸分違わず忠実に汲み取ることを要求されるものは別として、本来音楽とか歌とかは、演奏者の勝手な解釈で表現してかまわんはず。もうそろそろ、大手レーベルとか、著作権協会主導のニッポン音楽シーンに握りっ屁をくらわそうではないか。いや、臆することなく、すべてが歌い手となればいいのだ。

夕方、オタマ&クーをクルマで吉浦の実家へ送り届けたその帰り道の2号線、東雲あたりで、事故直後の悲惨なシーンに遭遇。停車した薄いブルーのワーゲンのその数メートル先に、転がった原付の横でうずくまる初老の男性。ヘルメットがなく、鼻と口あたりから出血し白目をむき、ピクピクと体をふるわせている。現場前の某高級カーディーラーから従業員が数人走り出てきたので彼らが救急車を呼んでくれそうだ。解せないのは、負傷者を助け起こそうとももせず舗道に突っ立っていた2人の中年男女。彼らがワーゲンの運転手だろうが、気が動転してなにも手が出せないのか。事故の状況も想像つかない。原付の一人ゴケの可能性もある。ヘルメットが見えなかったのは最初から付けていなかったか、あごひもを外していたのか。どっちにしても命に別状無いことを祈りたい。
力士の便器、、、J's BARソロライブ、、、 (2007.03.17)

午前中執筆。

午後、南区産業会館へ住宅関連メーカーの展示会を見に行く。TOTO製の力士専用巨大洋式便器が秀逸。通常の跳ね上げ式の便座では力士の体重を支えられないので本体と一体化させてある。あまりの存在感にしばらくそのブースから動けず(笑)。

夜、薬研掘「J's BAR」で今年初のソロライブ。ウクレレ一丁で乗り込む。

セットリスト
「アカバナー」>「テビチ記念日」>「星の波間に」>「月の下ジントヨー」>「愛しい人よ」>「その男ヨシオ」>「雨のラブホテル」>「夫婦蛸(ウクレレバージョン初披露!)」>「カプチーノもう一杯」

集中力がまったく途切れず、まずまずの出来。曲により、ウクレレでも「重み」も出せるようになった。
進化の余地 (2007.03.16)

山のような資料と格闘しながら終日執筆。

夜、西区の某映像プロダクションにて、TVCMのナレ録り。事前のデンワでは「たったのワンフレーズです」ということだったのだが、そのワンフレーズ部分が10パターン近くあるではないスか(笑)。声の調子を微妙に変えながら、ついでに滑舌にも苦しみながら約40分かかってフィニッシュ。俺にもう少しスキルがあれば、もっと短時間で仕上げていただろう。こういうとき思うのだ、ナレーションでも音楽でも、毎日<現場>をこなしていれば、俺はドえらい領域に踏み込めるのではないかと。まだ進化の余地は十分にある。
気になる楽器 (2007.03.15)

俺は、ギター、ウクレレ、ブルースハープ(ハーモニカ)以外にも、好きな楽器はたくさんあり、人前ではあまりやらないが家では口琴、ノーズフルート、サンバホイッスルなんぞはけっこうイジっている。今興味があるのは「うなり木」と「チン」。前者は世界各国で見られる古代楽器で、ヒモの先に付けた木片を振り回すだけというワイルドなもので「ブォンブォン」と不思議な音がする。「風の谷のナウシカ」でも似たようなのが出てくる。ネットで探してみたが、どうも売っていないようだ。自作するしかないか。
後者の「チン」はタイの伝統楽器で、直径5センチ程度の金属製シンバルを打ち合わせて音を出す。以前、俺の歌の師匠である豊田勇造さんとセッションしたとき、彼から「叩いてみぃへんか?」と渡され、演奏法も知らぬままテキトーに打ち鳴らしたのだが、これが実に気持ちのよろしい涼やかな音色であった。ネット通販で7千円いくらで出ていたけど、これが高いのか安いのか不明。
なんだかね、もう大げさな楽器は必要ないのだよ。シンプル&ミニマム&廉価であればなおいい。やっぱ、人も楽器も身軽でなくっちゃ。
活況、、、まっすぐなコトバ、、、 (2007.03.14)

昨年の秋より始まった「春駒オフィス=スタジオ波の上」の活況ぶりは、どうやら本物のようである。執筆業務の他、ナレーションCMの新規オファーが今週だけですでに4本。毎朝、業務にかかる前に、カレンダーとメモ帳のスケジュールあわせなんてフリーランスになってから初めてのこと。これが「バブル」ではないことを願わずにはいられまへん(笑)。

最近、甥っ子の直樹が、友人関係以外の事でもなんやかやと相談を持ちかけて来る。「親はなくとも子は育つ」というが、これは嘘だね。実の親じゃなくても、それに変わる存在が居なくては、彼らは存在のよりどころを見失うと思う。俺もたいそうな人間ではないので、ヤツとは「まっすぐなコトバで話す」ということのみ心がけている。オトナなんてもんも、所詮は幻想の産物でしかないような気がする。イバっちゃいかん。
毎回勉強、、、実家建替えプロジェクト再始動、、、嗅覚、、、 (2007.03.13)

終日執筆。今回の新規の不動産関連の仕事、俺がそれまで聞いたことの無い特例措置法ウンヌンカンヌンが絡み、ややこしいことこの上ない。しかし、勉強していくうち内容がわかり、面白くなるに違いない。で、「これに関するオファーじゃんじゃんこーい!」状態になったところで終了するのである(笑)。しかも数ヶ月も経てば、きれいさっぱり忘却の彼方。一年後にこの仕事が再びくれば、イチから出直し。サノヨイヨイ!

夕方、実家にて、建築家のD氏と打ち合わせ。これは仕事ではなく、実家建替えに関するこちら側からのオファー。大方の要望は伝え切れたと思う。

夜、マイカルSATYのレイトショーで遅ればせながら「パヒューム」を見る。「嗅覚」をテーマにするたぁオモロイではないか。俺は物心ついた時から、匂いを感じるのはもっぱら右の鼻の穴から吸い込んだのみ。左はどういうわけかさっぱりダメ。そのかわり、俺の嗅覚は相当に鋭い。具体的な事例を挙げてもいいのだが、ヘンタイと思われるといかんので秘す(笑)。
備えよ常に (2007.03.12)

朝から怒濤の執筆業務。

昼過ぎ、ウチからチャリで1分の某TV局スタジオにて某パチンコ店のTVCMナレ録り。前にも感じたのだが、ここの収録ブースが季節に関わらず強烈に冷房が効いている。バージョン2を録ったあたりでたまらず「すんません、暖房にしてもらえませんか」と懇願するも「設備を冷やさねばならないので」と聞き入れてもらえず。了解。心頭滅却すればますます涼し、、、いや、寒いのなんのっ!
なんとか気合いで5パターンをフィニッシュ。ほかのナレーターの皆さんも、この環境でやってるんだ。文句を言わずそれに合わせるのもプロでっしゃろ。次回はカイロ持参でまいりまふ(笑)。
やさしい疑問 (2007.03.11)

俺の手がけている某大企業の季刊誌がなかなか好評である。企画構成、タイトル&各コーナーネーミング、取材交渉、取材、執筆、そしてときどきアートディレクションと、デザイン・カメラ撮影以外のほとんどをやらせてもらっている。それだけに責任も大きく、取材や執筆の苦労もハンパではないのだが、実に頭の柔らかい前向きなクライアントが俺の突飛なアイデアを面白がってくれているからこちらのモチベーションも必然的にアップする。「次はなにを提案しようか」とワクワクしながら考えるわけよの。
読者の反応がいいというのも、おそらく俺の企画がこの歳になってようやく時代とリンクした証拠であろう(爆)。っつーか、人生において、「旬」というのは必ずある。人にも「賞味期限」が存在するのだ(誰に、あるいは何に対してという対象によっても変化する)。
で、この上げ潮を他にも繋げてみたい。以前から考えていたローカル・フリーペーパーを今年はカタチにしようと思う。コンセプトの核にするのは、今で言う「ロハス」に近いものだが、こんなコトバが出てこなくても俺は地球とのベストな付き合い方はどうあるべきかを30年以上も考え続けてきたのだ。その結果出た結論が「考え過ぎてはいかん」ということ(笑)。考えすぎると理屈っぽくなるし、マニアックな方向にも走りかねん。「この道ウン年」などという自負は百害あって一利なし。これからの時代、毎朝赤ちゃん気分で「バブー!」と目覚めるぐらいの無垢なチャーミングさが肝要なり。
なもんで、フリーペーパーの名前は「easy-Q(仮称)」に決めた。Qは地球の「球」でありquestionでもある。つまり「地球のやさしい疑問=むずかしく考えんさんな」ということになろうか。しかめっ面であれがいかん、これがいかんと問題提起するだけじゃ読む気も失せる。「大量生産、大量消費、大量廃棄」から、できるだけ平易に、簡単に、批判をせず、楽しく「適正生産、適正消費、ゼロエミッション」への啓蒙を盛り込みたい。「心地よさ」というものは、なによりも人の心にアピールする。そして真の心地よさは、地球環境にも心地よいはずなのだ。ああ、なんだかむずかしくなってきたので本日はここらへんでヤメ(笑)。
幸せの星 (2007.03.10)

終日雑務に追われる。
夕方、tss(テレビ新広島)の一時間特番「幸せの星に導かれて」を見る。ポリネシアの伝統航海帆船「ホクレア号」の日本への航海へ向けてのトレーニングの様子や、航海の意義、そしてキャプテンであるナイノア・トンプソンが子供時代に影響を受けたという日系2世の元漁師「ヨシオ」のことなどあれやこれや。と、1885年あたりから始まった日系ハワイ移民団の写真紹介、それも広島から渡った人々の色褪せたポートレイトを見た瞬間、まったく予期せぬ事に俺の涙腺が大決壊。たぶんこの中に、俺のひいバアちゃんも居たのだ。そして現地のネイティブ野郎と恋に落ち、二人の男の子を現地で出産。その長男が誰あろう、俺の曲「その男ヨシオ」のモデルとなった濱本嘉夫(「ヨシオ」つながりですな)。彼が生きていたらとっくに100才オーバーであるが、今回のこのエクスペディション、どんな思いで見るだろうか。
ホクレア(ハワイ語で「幸せの星」という意味)は現在順調に太平洋を横断中。沖縄〜熊本〜福岡〜山口周防大島と日系移民を多く輩出したゆかりの地を巡り、広島(日系移民の数はダントツで日本一)への投錨は6月あたりか。こりゃ盛大な歓迎セレモニーをせにゃなるまいて。
(2007.03.09)

甥っ子の直樹(小学5年)が、学校でイジメもどきのようなものを受けているらしく「どうすればええんかね?」と本人から相談を受けた。今のところ、言葉の暴力だけで、なにか金品を巻き上げられたり、傷つけられたり、パシリにされているわけではないようなのだが、もし集団からそのような目に遭わされたら「俺がきっちり投げ飛ばしたるけぇ心配すな」とアドバイス。聞けば、意地悪をする男の子は、案の定、家庭に大きな問題を抱えている。そのストレスを、「コイツなら言い返さないであろう」という了見で、直樹を標的にしているものと思われる。だが、俺はこのような歪んだ子供に寛容ではいられない。正すべきは正すべし。まっとうな社会であれば、間違った行いをした子供をオトナはちゃんと叱るのだ。ほんと、今のバカ親どもは学校や塾に任せ過ぎ。
一方で直樹には「イジメられてよかったじゃないか。弱い者の気持ちがわかったし、これからオマエが成長するチャンスになるじゃんか」と、諭す。ついでに心体育道を俺が指導しようと思う。男にとって「腕っぷしの強さ」は絶対的必要条件であると俺は考えている。自分の身だけじゃなく、愛する者を守るためにも必要だ。俺とて暴力など大っきらい。ケンカを売ってくるような輩は人間のクズである。だからそいつに殴られる痛みを教えてやれ。これは愛だ。
治せなかった風邪はない、、、鳴り物インスピレーション、、、 (2007.03.08)

寝ている間にしっかり汗をかいたようで、なかなか爽やかな目覚め。熱も下がっている。俺は医者でも健康研究家でもないので、この簡易風邪撃退法が万人向きとは言わない(熱代謝だってヨガでは4種類に分かれているんだし)。実践する場合は必ず自己責任でどうぞ。
が、今のところ、この「焼酎の湯割りを飲む」>「できるだけ着込んで就寝」>「大量の汗をかいて目が覚めたら水分を補給し、すべて着替えてまた就寝」というフローで一晩で治らなかった風邪はない。これ、実は著名な某アウトドアライターに教えてもらった方法。海外の医者も居ないような僻地で、彼はこの方法で何度も窮状を脱している。

夜、喫茶こばやしスタジオで日課の歌い込み。少し前、パルコのS楽器店レジ横にぶら下げてあった玩具のようなチープなホイッスルを見ているとインスピレーションが舞い降りてきて購入。それをイメージ通り、ある曲に使ってみたならば予想以上に面白いダス。まったく、エエ年こいたオッサンがなにやってんだか。
ナレーションオファー、、、発熱、、、 (2007.03.07)

一昨日あたりから断続的な悪寒がする。まだ風邪らしい症状は出ていない。
執筆業務に加え、CMナレーションのオファーがちらほら。でも、今日のは受けるわけにいかなかった。たとえばAというマンションデベロッパーのナレをやり、現在もそれがオンエアされているようだったら、しばらくは他のデベロッパーに浮気することは許されんのだ。パチンコやクルマなんかも同様。なに、黙ってりゃわかりはしないって?バレたとき、仕事をオファーしてくれた代理店やプロダクションに迷惑がかかります。この業界、意外と義理人情の世界なんだよ。

だがまぁ今年は、ナレーション業務の比率も増えそうな予感。先日収録した新しいナレーションのデモ音源がすこぶる評判いい。しかし、プレスのあがりが来週始めあたりということだったが、みんなどこで聴いたんでちょね?

夜、NHK「ゆるなび」で沖縄宮古島の特集。海を見て「うぉー!」、花を見て「わー!」、サトウキビ畑みて「ひょー!」、、、、、今からコーフンしてダイジョーブか俺。っつーか、7月ツアーは宮古島ではなくて本島でしょうが?!
というわけでその直後から体が熱っぽくなり、測ってみると37度オーバー。焼酎の湯割りを飲み、目一杯着込んでフトンに入る。
何者でもない自分でいることの大切さ (2007.03.06)

忙しさが続くと、俺は体のムキムキ度が増す。仕事の合間、どうしても気分転換が必要となる。それも手軽で刺激の強いもの、、、、ということで頻繁に腕立て伏せをやるわけだ。ふふふ。誰かに見せびらかしたいな(ウソでちゅ)。

3年ぶりの沖縄ツアーが7月中旬にほぼ確定。ただ単純に旅を楽しむのか、ライブ日程を組み込むのかで手触り、肌触りは大きく変わる。ミュージシャンは「人前で演奏する」というだけで特別なスイッチがONになる(まぁ、これは俺だけなのかもしれんが)。それは時として、その場に自分をとけ込ませることの恍惚という旅の一番の醍醐味を大きく阻害することがあるように思う。俺が沖縄でライブをやるまでに3年かかったのには、そういう意味がある。月の下、ビーチで潮騒をバックにのんびりウクレレを弾くのと、カネを払って見に来ている聴衆を前にしてステージに立つのは全然違う。俺が最初からライブをやるつもりで沖縄に降り立っていたら、沖縄の聖なるエッセンスをここまでまっすぐ受け入れ、あるいは逆に俺も受け入れられていただろうか。そしてなにより、俺の中の歌う力をもう一度呼び覚ましてくれただろうか。
そこがスピリチュアルな場所であればあるほど、空っぽの自分、何者でもない自分で向き合うのが必然。ネイティブアメリカンには、身に寸鉄を帯びず、生まれたままの姿でたった独り、無人の砂漠を彷徨する通過儀礼があるという。その命がけの試練を越えて、個としての自分を宇宙から俯瞰することができるのだ。ううっ、大げさに考えるのは俺の悪いクセでごんす。でも、アホのように無防備な状態になることで初めて相見える<スッピンの沖縄>ってもんがあるのだよ。そのためには、荷物もアタマも軽い方がいい。丸腰のほうがいい。ああ、なに言いたいのかわからなくなってきたぞ(笑)。許せ。
臨戦態勢 (2007.03.05)

俺自身2年ぶりとなる沖縄詣でに向け、夕方、市内某カフェにて久保直樹とミーティング。結局、5月ではなく7月中旬に延期。コーヒーだけのんで帰るつもりでいたが、久保に誘われるままに焼き鳥屋〜PICOとハシゴする。
「PICOでFarEastLoungeのライブやってくれぇや」と久保。
よがんす。俺は明日でもいい。いや、マジでやりたくなってきた。
毎日が冒険 (2007.03.04)

午後、カメラマンA氏のスタジオで料理のブツ撮り(単品撮影)に立ち会う。某季刊誌の今号最後の仕事。フードコーディネーターなど雇うと予算オーバーとなるので、俺がやる。で、撮影終了と同時に、自分で食う(笑)。そうそう、使った器も、オタマのオフクロさんが自分で焼いたもの。カネがうんぬんではなく、こういう時クリエイターとして「面白いのう!」と実感するのだ。音楽、執筆、撮影あれやこれや。経費や締め切りと睨めっこしながらなにか作ることって、やめられまへん。

というわけで、夜から再びCM絵コンテの制作にとりかかり午前3時に一応フィニッシュ。
少年とポップコーン、、、より実戦的な捌き、、、 (2007.03.03)

終日、もくもくと仕事。

夕方、サティへいくと1Fのイタトマ前のベンチで小学2年生くらいの少年が泣きじゃくっている。彼の足下の床には大量のポップコーンが。
「うええ〜ん、ポップコーン、落としちゃったよぉおお!」
あまりにもわかりやすくて大笑いしてしまった。よし、最近のコドモにしては食べ物を大事に思う、その心根が気に入った。オッチャンがもひとつ買うたろう!と思ったら、イタトマのネーチャンがほうきとちり取り持って走ってきて
「ボク、泣きんちゃんな」
と慰める。しかも新しいのを店が用意してくれるようだ。なかなか良い光景。

夜、道場へ。直轄道場での稽古は一ヵ月ぶり。本日は、最近先生が新しく考案された、より実戦的な捌き16種を教わる。汗もかきまくって、ここは春を飛び越えすでに夏でおじゃる。
中休み (2007.03.02)

なんとか仕事もつかのまの終息。散らかりまくっている資料や原稿の残骸等を整理。
夕方から喫茶こばやしスタジオに籠る。
日課の歌い込みで久しぶりに、弦を2本切る。
独り稽古でもヒートアップ。
う〜ん、春じゃのう!
ムラムラするのう!
2つの決意 (2007.03.01)

朝。通りに面したサッシを開けると、どっと排気ガス臭&騒音がなだれ込んで来た。ここに越して来た5年前、交通量は現在の5分の1あたりぐらいではなかったか。静かだったし、空気も風向きによっては海の香りもしたもんだ。年内に引っ越しするか。

ほぼ終日、あちこちのオフィスで打ち合わせ。夜、家に帰り着いてからは、昨日決着を付けたはずの原稿の追加&修正作業。すんなりフィナーレとはいかんもんではあるが、ストレスはまるでなし。そうとも、5月には沖縄に行ってやる。っつーか、もう行くと決めたからな。ヤーサーサッ!
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