Far East Lounge 三代目春駒小林一彦オフィシャル 小林一彦イラスト

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2008年02月の日記

極楽サウンド (2008.02.29)

先日、ネットで注文していたMikidacheの「mgodro gori」が届く。おお、ええのええのう! デビューアルバムでの初々しさはそのままに、シンプルな編成が醸し出す陽気でどこかせつないインド洋フレーバーはさらに磨きがかかっておるではないか。俺は思わず踊っちまったぜい。とくにマダガスカル出身のレジオ・ジザーヴォ氏奏でるところの小鳥のさえずりのような、あるいはヤシの葉擦れのようなアコーディオンが秀逸。軽やか〜にスゴイことやってる。俺の音楽もこの路線を目指したい。難解さや重々しい主義主張なんざ、銀河の果てまで飛んで行けってか(笑)。至福!
新サービス、、、PVナレ録り、、、 (2008.02.28)

契約しているネットの光ケーブル会社からデンワ。
「テレビに接続するだけで、映画が見放題のサービスを開始しました。これでもうレンタルビデオ屋さんを利用する必要がなくなります」
と、営業氏。
もちろんこれを利用するには別途契約が必要で、その無料お試しキャンペーンのアナウンスだったのだが、たったひとつのサービスの登場が、大手企業(この場合は「ツタヤ」など)の経営基盤と存在価値を根底から揺るがす脅威になる。今はそんな恐ろしい時代であることを再認識。ま、俺は映画を好きなだけ見れるほどヒマがないのでパス。

夕方、某映像プロダクションで、某企業のPVナレーション録り。5分程度のものに、たっぷり1時間もかかっちゃいましたとさ。正直、コピーライターの眼から見て、手渡された原稿にはあちこちに難があった、いろんな意味で。でも、それはそれ。プロとしてはそのなかで最高のパフォーマンスをやり遂げねばならん。俺はまだまだ修業が足りんと痛感。一方で、ナレーターとしてはかなり期待されている部分もあるようだ。課題を克服できれば、今後さらにオファーが増える気がする。
PVリハ、、、、パッと録ってメールでホイ、、、 (2008.02.27)

午後より、明日の某PVナレーション録りに備えて、原稿読みのスパーリング。CMナレーションがラジオの場合20秒、TVで15秒。それに対して今回のPVは約5分。これまで数本のPVナレをやった経験があり、なかには30分に及ぶものもあったけど、CMと違い、その映像に自分を刷り込ませるのがなかなか難しい。尺が長くなればなるほど「よそよそしさ」や「気取り」があってはまずい。聞く側がもたんのだ。現時点では、まだどのようなスタイルの声で挑めばいいのかあれこれ迷うとります。

正月明けに手に入れたZOOMのハンディレコーダー「H2」で録った音源を、PCに取り込む方法がやっとわかった。っつーか、買ってからほとんどさわっていなかったのだ。これまでは新曲(複雑なコード進行の曲のみ)はMDで録り、メンバーにいちいち手渡ししていたのだが、次回はメールで済む。ありがたや。
放電男 (2008.02.26)

あれやこれやと通常業務。
市内にある某映像プロダクションより、東京の誰でも知っている超有名なホテル最上階にあるレストランのPV(プロモーション映像)ナレーションのオファーが入る。どういういきさつで広島で作ることになったのかわからないが、ご指名を受けたからにはいつも通り気合い入れていくだけス。

夜、喫茶こばやしにて、恒例の歌い込み&独り稽古。その後、久しぶりにみっちり筋トレ。体が放電するぐらいまで没入する。っつーか、マジで両腕が上がらなくなっちまった。ははは、別に理由なんかはないのだがね、たまにこんなことしたくなる。妙に気持ちエエんです。
環境問題の不都合な真実 (2008.02.25)

午後より、安佐南区にある某外車ディーラーを取材。そこへ向かう道すがら、ハンドルを握るデザイン事務所のM社長からいろいろと興味深い情報を入手。うむ、「それ」がいつ起こってもおかしくない状況と俺も思う。地形上、日本には安全な場所などどこにもなさそうだし。どなたも備えておきましょう、地震対策。

先日購入した、武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2/洋泉社」が面白い。俺は環境保全運動のようなものに関わってかれこれ15年が経つ。アル・ゴアの「不都合な真実」がブレイクした去年あたりから
「猫も杓子も」といったカンジで自治体、マスコミ、企業、学校などがこぞってリサイクルに取り組み、省エネにも工夫を凝らしているようであるが、この本はそのようなアプローチのほとんどが、実はまったく逆に資源の無駄遣いになっているとバッサリ。ここに書かれていることがすべて正しいと言うつもりはなく、はやりAという提言があれば、その対極にあるBという提言にも耳を傾けたい。それが物事を検証する上でのフェアな立ち位置だ。
(2008.02.24)

呉の某病院に入院した親戚を見舞う。
「最後かもしれんので、一度桜を見に連れて行ってもらえんだろうか」という彼の要望に応え、音戸界隈の桜の名所を俺の車でドライブしたのは昨年4月6日。あれから自宅療養を続けていたのだが、少し前から腹水が急激にたまりはじめ、緊急入院となった。4Fの病室からは二河川の川面が見下ろせる。そして、よくはわからないが、土手に生えている木のいくつかは、たぶん桜の木。なんとか花が咲くまでもってほしいと思う。
新生カープ (2008.02.23)

目が覚めてもしばらくベッドの上で、あれこれ思索。いよいよ今年のビジョンが見えてきた。っつーか、やるべきことがわかった。

昼からTVで都城でのカープvsソフトバンクのオープン戦。主砲として期待の大きい栗原は広島で調整中のため不在だが、スターティングメンバーに新人や新加入選手がずらりと並び、メチャ新鮮。どの選手も「オレがスタメン獲ったる!」と気迫十分で、かつてない積極果敢さを感じる。特にルーキーの松山<アンパンマン>竜平がいい。脚は遅いが(笑)大器の片鱗。脚といえば阪神から来た赤松の俊足にもシビれる。喜田も登録名を「喜田剛」に変え、背には「KIDA GO」ときたもんだ(笑)。いや、これくらいの大胆さがないとAクラスは望めんのだ。スタメン固定にはあまりこだわらず、調子のいい戦闘的な選手を順次ベンチ入りさせるほうが起爆力が生まれるんじゃなかろうか。昨年のカープの一番二番には相当なストレスを感じたけど、今年はちょっと楽しみ。

夕方、道場へ。稽古終了後、そのまま先生宅で宴会。
ラジオが教科書だった頃、、、ご近所の脅威、、、 (2008.02.22)

午前中ラジオ。パーソナリティーに復帰して3カ月半。この時間帯のトークにようやっと慣れつつある。

帰ってから夕方まで子守り。セガレがオモチャで遊んでいるその横で、俺は「これからこうありたい自分」をイラスト&文章でスケッチブックに思いつくまま描いてみる。BGMはラジオのポッドキャスティングプログラム。10代後半、俺にとってのラジオは人生のガイドブックだった。特に森永博志や浅井愼平らのナビゲーションは素晴らしく、そのおかげで、こうして気持ちよく道を踏み外して生きていられるのだ(笑)。あの頃の自由なスタイルのラジオが、今また「ポッドキャスティング」というシステムで復活。最近のお気に入りはロバート・ハリスの「プラネット・グリーン」。小黒一三「ロハストーク」も面白い。というわけで、俺も彼ら偉大なる諸先輩に倣い、いつか「旅に棲む」ような職業というか楽しい非日常へシフトしたい。

夕方、喫茶こばやしスタジオで独り稽古終了後、実家の町内に本日オープンしたばかりの「ゆめタウン」を視察。でかい、キレイ、面白い。百貨店の高級感と遊び心、スーパーの猥雑さが、絶妙に混在。広島初進出の店もあるし、チェーン店も他にはないトンがった品揃えに留意。圧巻は2Fの一角を占めるレストラン街。市内でこれに太刀打ちできるグレードを備えた巨大SCはないような気がする。地元だけではなく、市内一円の客をターゲットにしているのだ。
気になるのは通りを挟んで向かい側の小さな商店街。俺の同級生の実家もこの中にいくつかある。ゆめタウンの進出で戦々恐々としていることだろうが、秘策がないわけでもない。俺なら、この古い商店街をたとえば「昭和レトロ街」と銘打ち、ダサさと懐かしさを前面に打ち出して勝負するね。段原再開発事業が最終章を迎えている今、昭和30年代にタイムスリップしたかのようなここの風情は、最後の聖域として魅力を放つはずと推測する。
そんなことを夢想しながらテレビをつけると「耳をすませば」をやっていた。そうとも、新しさやボリューム感だけがすべてではないのだ。人はいつも、自分だけの心安らぐ故郷を探している。そしてそれこそが、真のブランドになりうる資格と可能性を秘めている。簡単に諦めてはいかん。主人公の<しずく>も言ってるではないか、「書きたいだけじゃダメなんです。もっと勉強しなきゃ」ってね。
狙点、、、修理見積もりと返品交換、、、 (2008.02.21)

午前中、市内中心部の某公的機関事務所で打ち合わせ。先月末にこちらにプレゼンしたポスター案、次席で落選したはずが、どういうわけか採用になったとのことで、詳細を聞くために2人のデザイナーと共にうかがったわけだが、なんというのか、我々の企画意図を十二分に理解してくれており、方向性が間違っていなかったことが確認できた。それどころか「通って当たり前だった」とさえ思える。モノを作る人間は、その精度やアイデアのユニークさを追究するあまり、「人に伝える」という肝心の目的が抜け落ちてしまっていることがある。いや、自己満足でいいならそれもありだ。だが、俺は人を喜ばせ、楽しませるものを生み出したい。エエかっこして言っているのではなく、あくまで原始的な欲求。「仕留めた」というカンジが気持ちよろし。

その帰り、デオデオのウォッチ館に寄り、先日預けたオメガ・シーマスターの新しい修理見積もり(今回はオメガではなく岐阜にある時計修理業者)の確認。文字盤のゴミ取りだけなら3000円、オーバーホールとあわせても24000円と、オメガが出した見積もりの半分以下。やはりゴネてみるもんである(笑)。この金額なら納得。正式にオーバーホールを依頼する。
そして先週、サイズLを注文したのに実サイズMを届けた例の沖縄の某Tシャツ屋。本日、ちゃんと実サイズLを送ってきた。ただし、今度のタグ表示は「XL」。これで、サイトに掲載している寸法表通りのLなんだそうだ。着てみるとピッタンコ。数年前バーベルを処分し、ヨガ式の筋トレに切り替えたところ、胸囲、特に広背筋がさらに厚みを増した。これ以上いくとマジで規格外の体型となる。自制すべし。
ふたたび快挙?!、、、HPリニューアル3カ所、、、 (2008.02.20)

先日のダイアリーで「某キャンペーンのプレゼン、次席で落ちた」と報告したばかりだが、それがどういうわけか一転、採用になったとの連絡。というか、次席作品と併せて2種類制作するという方針のようである。詳細は、明日の打ち合わせでわかると思うけど、歴史の長いこのコンペで2006年に続き(2007年はコンペに参加しなかった)、2回連続での採用は、たぶん前例のない快挙。素直に喜びたい。これで、昨年夏からのプレゼン連勝記録も更新である。サノヨイヨイ!

夕方、市内にあるwebデザイナーKクンのオフィスを訪ね、俺のHPリニューアル第一期工事の2回目の打ち合わせ。当初、第一期は簡単に済ませる予定だった。しかし、増やしたいコンテンツの方向性がはっきり見えてきたので、もう最初から大胆に手を加えてみることにする。今回は表紙デザイン、「仕事のご依頼(新コンテンツ)」「プロフィール」の3つ。全部が完成するのは今年年末の予定。
インド洋のそよ風、、、サービス業の最高峰、、、 (2008.02.19)

1999年にリリースされた直後、タワーレコードでたまたまジャケ買いしたMikidacheなるシンガーの「KAURI/WORDS」はいまだ俺のCDベスト5にランキングされっぱなしである。コモロ諸島出身のシンガーソングライターであること以外、さっぱりわからなかったのだが、本日、ふと思い立ってネットで検索してみると(今まで気付かなかったのかよ)、俺が持っているのが彼のデビューアルバムで、現在ほかにもリリースされている音源があるのを知ったほか、「Mikidache」が「ミキダッシュ」と読むことも判明。以前ラジオで彼の音源を何度かオンエアとき、俺は「ミキダチェ」とか「ミキダケ」とか、その場の気分で紹介しておりましたとさ(笑)。ま、とにかく、一番新しい音源「Mgodro Gori」をアマゾンに注文。あっけらかんと明るいアコースティックギターとアコーディオン、シンプルなドラムセット、そしてキリスト教聖歌っぽいコーラスで紡がれたインド洋テイスト一杯の1stから、どんな変遷をたどったのか興味津々。

大病を患っている親戚が、今までかかっていた某大病院の担当医師が気に入らず、思い切って別の病院へ行って精密検査を受けたところ緊急入院となった。前の病院ではたとえば「薬が合わないのでは?」との相談にも「ほかに手がない」との一点張り。「入院させてくれ」とず〜っと頼んでいるのに「病室があいてない」と聞く耳持たず。また日によって愛想がよかったり逆に突っけんどんだったり、医者にあるまじき気まぐれな対応。今回の病院は、まったく逆に懇切丁寧。どんな質問にもめんどくさがらず応え、患者や家族の不安を和らげようと時間をかけてやさしく説明してくれたそうな。これって、当たり前でしょ?人の命預かってるんだし、体だけでなく心のケアにも最大限配慮するのが使命のはず。医者や政治家は「サービス業」の最高峰にいることをもっと認識して欲しい。っつーか、広告業もミュージシャンも人を相手にする職業はすべからくサービス業なり。

*本サイトの「LIVE 35.5」に3月のライブ情報をアップしました。ぜひ!
バンドの新年会 (2008.02.18)

データの受け渡し、撮影小物の引き取り、原稿チェックなどで、チャリで市内数カ所を奔走す。
夕方、流川の焼き肉屋「希望(すごい名前ですね)」にてFarEastLounge+やしがに兄弟のかなり遅い新年会。二次会は「どんちゃん」へ。考えてみれば、ウチのユニットはほとんどこのテの飲み会をしませんなぁ。けど、かなり楽しかったので、そのうちアゲイン。
どう生き抜くか (2008.02.17)

午後より、オペラのオケ出演に出かけたオタマに代わり、セガレの子守り。家で過ごすのも芸がないので、裏の比治山にある現代美術館で始まったばかりの企画展「シェルター×サバイバル」をふたりで歩いて見に行く。「現代社会をアートの力でどう生き抜くか」をテーマに国内外のアーティスト17組が、立体やインスタレーション62点を展示。スルドイ風刺や浮き足立つようなワクワク感を期待していったのだが、ちょっとハズレでした。少なくとも、駅前や平和大通りでいつも目にするホームレスのオッサンたちや彼らのダンボールハウスの方が、100倍インパクトあるし、考えさせられることも多い。どうせ作り物なんだから、もっと過激orファンタスティックであっていいのでは? っつーか、楽観的と言われる俺でさえ、かなりの危機感を抱いて生活している。作品を見ながら「俺ならどう作るか」をシミュレーションしてしまった。それはそのまま、俺が「どう楽しく生き抜くか」でもある。
教育講演 (2008.02.16)

安芸区瀬野にある浄行寺お御堂にて、隣接する「のんの保育園」の親御さんを対象にした「教育講演」の講師として1時間半ほどスピーチ。「教育」とは名がついているけど、俺が人様にエラソげにそのテのコメントをたれる資格や知識があるわけでもなく、広告業、ナレーション業を通じて得た春駒流「伝わるコミュニケーション術」のみを披瀝。満員御礼(何人いらっしゃったのか数えるも忘れるほど)だったり、ラジオの相棒toco嬢までまで駆けつけてくれたり、後半は複数の聴講者から質問があったりと、うれしいハプニングも。
講演終了後は園長室に招かれ、主催者の智谷裕子さんらとしばし歓談。喜んでいただけたようでひと安心。うむ、こうして道なき道をピィヒャラホイホイと踊り歩いて来た俺の半生(「反省」ともいう)が、誰かの生活シーンで多少なりともお役に立つのであればこんなにハッピーなことはないス。智谷さんはじめ、皆さんありがとうございました。いい経験をさせてもらいました。
ところで、園内のそこかしこに名だたるアーティストの、絵や彫刻(すべてオリジナル)が飾ってあって驚いたのだが、本当に優れた作品は、確かに「良い気」を放っているものだとつくづく感じた。そのレベルの高さは鈍感な俺でも察知できるほど。ここに通う子供らはそれに護られている。俺の歌やその他の表現もかくありたい。

帰って、緊急案件の執筆。夕方からはアステーププラザでのオペラ公演にオケで出演するオタマに代わりセガレの子守り。おもろい一日でしたとさ。
寒風突いて激走、、、講演スパーリング、、、 (2008.02.15)

午前中ラジオ。朝、局へチャリで向かう途中、この冬一番の寒さを感じたが、実際は昨日の方が冷え込みが厳しかったようだ。もう冬は堪能したので、とっとと春よ来いや。

午後より、西区の某広告代理店で緊急案件の打ち合わせ。通常ならここへもチャリで駆けつけるところなれど、寒さに負け、車にする。っつーか、この時期、必死にチャリ漕ぐと、打ち合わせ時に鼻水が止まらなくなるのだ。

帰って、通常執筆のあと、明日、瀬野にある「のんの保育園」で親御さんを対象に行う教育講演のスパーリング。広告業やナレーション業で培った俺流の「伝わるコミュニケーション術」を一時間半ほどレクチャーする予定。当初は主催の方から「できれば歌も」とオファーがあったが、以前、ある場所で歌と講演の二本立てをやったところ、俺自身のチャンネル切り替えが上手くいかず、炎上轟沈(笑)。というわけで、今回は講演のみ。でも、なかなか面白くなりそうな予感。
Mだった (2008.02.14)

入稿前のチェックが重なり、けっこうバタバタと通常業務。
某デザイナー氏からデンワがあり、先日プレゼンした企画が、決選投票で接戦の末に次席となったことを知らされる。大手の十数社がエントリーする中、こっちは代理店さえも介在しないたった3人チームでのチャレンジ。それでも最終選考の2つに残ったことは悪い気分ではないが、この仕事、勝てなければまるで意味がないのだ。つまり次席であってもドンジリと一緒。ははは。まぁこういうこともある。

沖縄の某Tシャツ屋から、ネットで注文していたブツが届く。さっそく着てみると、あきらかにキツい。タグの上にはちゃんと「L」のシール。念のため、ここのサイトにあるサイズ表を見ながらサシで計ってみたらすべての数値が完全にMサイズと一致。Lに比べ身丈で4センチ、身幅で3センチ(ということは胸回り6センチ!)も小さいじゃんか。
早速デンワし、返品&交換を要請。送料も負担させる。当然なり! しかし、電化製品にしろなんにしろ、俺はなんだってこんなにたびたび、ミスや不良品に見舞われるんじゃろか?
鋼管杭打ち、、、新・作曲法、、、 (2008.02.13)

午前中、実家にて、建築家D氏を招いて恒例の新居プロジェクトミーティング。先日のボーリング調査の結果が出て、予想通り地盤が地中30mあたりまで軟弱であることが判明し、ベタ基礎ではなく鋼管杭打ち工法を施す必要があるとのこと。広島市中心部は三角州ゆえ、だいたいこんなもんだそうだ。

午後より、某映像プロダクションにてCMナレーションを4パターン収録。
帰って通常執筆業務。
夜は喫茶こばやしスタジオにて、さらに2曲ほど新曲の断片を掴む。昨日オタマに「アレを使って作曲してみたらどうか」とのアドバイスがさっそく役に立った。そうか、俺にはアレがあったのだ。「アレ」とはソレでありコレである(意味不明)。
不眠荒治療 (2008.02.12)

終日執筆。
先月の激務がウソのように、2月に入ってからはかなりヒマ。かえって調子が狂いそう。とはいえ、やることが少ないわけではなく、通常レベル。ローギアで丁寧に仕事する。

正直に告白すると、先月は何日か、人生初の「不眠症」状態を経験した。疲れているのに脳が冴え冴えと思考を停止せず、明け方近くになってちょっとだけ意識を失う、というカンジ。で、どうしたか。眠れないのはまだ疲れようが足りんからだ。ならばもっと疲れさせてあげましょう。そんなわけで翌日は日課のトレーニングをさらに激しく気絶寸前まで敢行したところ、効果てきめん(笑)。海より深く熟睡しましたとさ。ざまあみろだ。不眠症で悩んでいる方はあくまで自己責任の範疇(万人向けとは思えないので)でお試しを。多少、荒治療だが、クスリやアルコールに頼るより百倍も健全ではなかろうか。
フルスロットル (2008.02.11)

仕事にでたオタマに代わり、終日子守り。
夜、喫茶こばやしスタジオで歌い込み。昨日作ったばかりの新曲「no rain no rainbow」をフルスロットルで歌ってみたところ、ヒットを確信す(笑)。いや、最初は「ちょっとオシャレ過ぎたかな」くらいに思っていたのだが、ミディアムテンポながら、サビ部分など久しぶりの「絶叫ロケンロー!」かも。いつもは辛口コメントを発するオタマも「かなり新鮮なカンジ」と高評価。これを皮切りに、あと2、3曲欲しいところ。
陳 建一氏のプレゼント、、、no rain no rainbow、、、 (2008.02.10)

久しぶりの正しい日曜日。終日、フヌケと化す。
夕方、「日本を代表する3人の巨匠集結! 150名様だけに贈る特別ディナー」と銘打たれたイベントに出席すべく、家族揃って市内某ホテルへ。巨匠とは、フランス料理界を代表する三國清三氏と日高良実氏、そして「中華の鉄人」でお馴染みの陳 建一氏のお三方。これくらいのビッグネームがコラボするわけだから当然セレブ向けの料金が設定されているらしい。「らしい」とのんきに言えるのは、先日へっぽこイコマから贈呈された無料招待券あってのことである。っつーか、そうでなかったら行かれんでしょう(笑)。
さて、コラボディナーは定刻6時半より厳かにスタート。「フレッシュトリュフのパイ包み焼き」ほか3種の前菜に続き、「フカヒレとキヌガサ茸の澄ましスープ」が出た頃より、オタマ、完全に舞い上がる(笑)。ふだん我が家は粗食に徹しているから刺激が強過ぎでちゅ。
なるほど料理は素晴らしかったが、それ以上に感心したのは陳 建一氏のホスピタリティー。会場の各テーブルをこまめに回って客に愛想を振りまき、特に150人中ただ1人のお子ちゃまであったセガレには何度も声をかけてくれ、あげく
「よし、ボクには杏仁豆腐を特別にプレゼントしてあげような!」と、彼のためだけにメニューになかったものまで用意してくれた。これですよこれ。一流シェフというものは、腕がいいだけではダメで、客をちゃんと見、コミュニケーションを絶対的に大切にしているし、エラぶらない。いや、それだからこそ、いい料理を作れるのだろう。勉強になった。

満ち足りた気分で家に帰り、ギターをいじってると、トリュフが効いたのか、たちまち一曲完成。タイトルは「no rain no rainbow」。今年最初の新曲でござい。もちろん傑作ですとも(笑)。
正しい土曜日 (2008.02.09)

週が明けないと、現在手がけている仕事が動かないようなので、終日、新居プロジェクトのディテールを詰めるための資料を住宅関連雑誌やパンフレットから漁る。切り取ったものをいきなりスクラップブックに貼るということはせず、まずは大きめの封筒にどしどし放り込む。

夕方、久しぶりに道場へ。喫茶こばやしスタジオでしぶとく独り稽古は続けているが、やっぱり道場の緊張感は格別。なんとか時間を捻出して、通いたい。
the Rising (2008.02.08)

午前中、ラジオ出演。俺のコーナーで、先日リリースされたばかりのHEATWAVEのDVD+CD+BOOKセット「the Rising」を紹介しようと思ったけど、結局今日は「新良幸人withサンデー」にする。HEATWAVEは来週以降としよう。ところでこの「Rising」のライブ映像DVDには、打ち上げ風景も収録されており、俺も2秒ほど映っていた(笑)。山口洋クンを某知人を介して引き合わされて以来、彼が毎年広島でソロライブをやる際は必ず打ち上げにも誘ってもらっているが、来月3日、クアトロでのライブはHEATWAVEでのステージ。バンドでやるのを見るのは実はこれが初めて。どんなんじゃろうねぇ。かなり楽しみ。

午後より、久しぶりにボサ〜ッと過ごす。夕方になって少しだけ仕事。やたら眠いのは春が近いからか。
しんどい夢、、、オメガの見積もり、、、 (2008.02.07)

おそろしく長編の夢を見る。つじつまの合わない箇所も多々あるが、かなりリアルというか、意見を求められて考え込んだり、激論したり、人のために体をはったり、非常に疲れるものだった。今、覚めた状態でそのシーンを思い起こすと、やはり難しい問題。たとえば、いわれのない差別を受けているある集落の人が彼らのひどい日常生活を案内しながら俺にこう言った。
「ごらんなさいよ、ここの人間はみな動物以下の扱いを受けている。あんたにゃどうせワシらの気持ちはわかるまいて」
「そうですか。俺も『どうせ』などという、この世でももっとも卑屈なコトバを口にする人の気持ちに歩み寄る気持ちはないですね。打つ手がないと諦めて差別を受け入れているアナタにも問題あるんじゃないすか?」
「なんじゃと!」
「俺にモンクたれる元気があるんなら、そこら中に転がっとるゴミのひとつでも処分したらどうですか。どんな環境でもなにかやれることがあるでしょうが」
みたいな際どいやりとりが、色んな場所で展開されるのだ(笑)。

そんなわけで「今日やることをやる」俺は終日執筆。
途中、デオデオからデンワがあり、預けていたオメガシーマスターの修理見積もりを知らされる。「文字盤内のゴミを取り除く」だけのサービスはなく、オーバーホールと併せて5万7千円也。アホくさ。世界のオメガともあろうものが、ユーザーの細かいニーズに応えられないでどうする。「どんな要件でも誠心誠意」ができずして一流とはいえん。オメガではなく、ゴミ取りだけをやってくれるところはないのか、デオデオに訊くと、「ウチとの取引がある業者で岐阜に一カ所だけございます」とのことで、そこの見積もりを待つことにする。これでまた、数週間かかるげな。ひでぶっ!
春のコロン、、、地下足袋効果でリニアモーター状態、、、 (2008.02.06)

午前中実家にD建築士を招き、恒例の新居プロジェクト。各部屋の照明、エアコンの配置、トイレや風呂等のカランも決まり、来週あたりには運命の「見積もり」が出てくるかも。目にした瞬間「死んだふり」どころかイッキに「即身成仏」の可能性アリ。

午後から某プロダクションで打ち合わせしたり、撮影用小物の手配をしたりあれやこれや。今日も寒い。が、チャリで街をかっ飛ばしていると、そこかしこに春のコロンがすでに漂い始めているのを察知。よっしゃこい。春よこい。こっちはとっくに準備できとるで。

夜、喫茶こばやしスタジオで日課の歌い込み&独り稽古。足のケガを防止する目的で地下足袋を履いての稽古をはじめて一カ月くらいか?やはり、これだと動きにかつてないキレが生まれる。最初「吸い付くような」と書いたがよ〜く検証すると逆。足裏がリニアモーターのように「浮く」カンジ。だが、突き、蹴り、捌きには重量感、破壊力がある。武道というのはやればやるほど、発見と同時に疑問も沸いてくる。
ド素人センサー (2008.02.05)

終日執筆。
約5年間履いたナイキのシューズがバーストしたのに続き、同じくらい愛用していたもう一足のナイキの、つま先がパックリ。仕事で使うデジカメも調子悪いし、春に向け、いろいろ出費が嵩みそうなわいの。
夕方、俺オフィシャルHP原稿の続きにとりかかる。少し方向性が見えてきた。オタマに読ませてみると「いいんじゃないかねぇ」とな。俺は超機密案件以外の仕事は、制作途中でオタマに感想を求めるようにしている。基本的に広告業で作るものは「作品」ではない。っつーか作品であってはならない。だからオタマのようにまったく予備知識のない「なんも知らんひと」に見せて「意味がわからん」と言われたら、軌道修正する必要があるし、逆に面白がったらイケる。つまり、ド素人(すまんオタマ)をバカにしてはいかんのです。
宇宙の歌 (2008.02.04)

終日、通常業務。
まだどこかに締め切りに急かされている自分がいて「落ち着け。ヤマは越えた」と言い聞かせることしばし。いくつかの原稿をメールで送った後、ようやっと春駒オフィシャルHPの新規コンテンツ「執筆&広告業務のご依頼」原稿にとりかかるも、かなり難航。自分を客観視して文章で表現するのってやっぱ難しいスね。
重責から逃れたからだろう、ようやく首が右側へ痛みなく向けられるようになった。っつーか、いろんな意味で文字通り「首が回らない」状態だったのよ(笑)。やれやれ。

夜、NHKスペシャルで、スペースシャトル搭乗の宇宙飛行士達が、地球を見下ろす空間でどんな曲をリクエストしたかをやっていた。彼らが聴きたがった曲のほとんどが、スロウでコード展開もごくシンプル。歌詞だって幼稚なほどストレート。でもちょっとわかる気がした。2001年、沖縄の離島を初めてシーカヤックで旅した時、無人の浜でさんざめく満天の星を見、俺はただ阿呆のように「はぁ」とか「ほえ」としか言えなかった。地球を見下ろす頭脳明晰な超エリートパイロットと、星々を見上げる広島産の海洋浮浪者の違いこそあれ、宇宙の真のダイナミクスと神聖さに触れた時には誰もが、人は皆等しく宇宙の仔であることを本能で悟るのではないだろうか。そこで生まれたのが、俺の場合は「星の波間に」だった。あらためて自分で言おう、「これは歴史に残る名曲である」と(笑)。
リハビリ、、、節分、、、 (2008.02.03)

ひっさびさの正しい休日、、、、、のハズだった。今日ぐらいはなにも考えまい&動くまい、と思っていたのだが、気がつけば来週からの仕事の段取りを組むべく、撮影手配のデンワをしたりメールを送ったり。嗚呼、小市民!
ま、2月もいろいろおもろいことになりそうじゃで。っつーか、おもろいように自分でするんじゃで、わかったの?(誰に言うとんのですか?)。

夜は、家族と豆まき。子供の頃、オヤジが渾身の力で豆を投げ「このオッサン、力の加減をしらんのか?」と呆れたことを想い出す(笑)。どっちにせよ、マンションの我が家では外に向かってぶちまけるわけにはいかず、ベランダにちょいちょいとまく。来年は新居で、どばっといきたいのう。
業務の受付窓口一本化 (2008.02.02)

熱下がる。しかし、体がふらついてしっかり歩けん。この一カ月、前例のない激務をよくピィヒャラピィと乗り切ったと思う。昨日、某デザインブロダクションで打ち合わせした際、プロレス好きの社長に
「春駒さん、こんなことをたったひとりでこなして、『心が折れる』ことはないんですか?」
と訊かれた。どんなにたいへんなプロジェクトであっても、自分が面白がってやれている間は、折れることはなかろう。ま、折れたとしても治療すればいいのだし。っつーか、まずは俺も体をしっかり休めにゃ。

とにかく体に力が入らんので溜まりに溜まった部屋の掃除。2週間分の新聞(中国新聞のほか、ギョーカイ向けの「日経MJ新聞」も購読)に目を通し、いらん資料を処分し、、、、それだけでヘロヘロ(笑)。
途中、プロダクションからのデンワでいくつか原稿を修正しメールで送る。
また、某クリエイターズクラブのサイトに掲載していた俺の業務紹介ページを更新しない旨のメールも。今月からいよいよ俺のHPのリニューアルに取りかかるのだが(現在は「LIVE 36.5」のみリニューアル済み)、その際、ちゃんとしたお仕事請け負いコンテンツも用意する。やはり、業務を紹介する窓口は一本化しておきたいと考えた次第。

そうそう、先日某所でのライブに来てくれた知人友人から「音響が悪過ぎ」「寒くて風邪ひいた(彼の座った場所はすきま風がすごかったらしい)」との批判続出。これは真摯に受け止めなくてはなりません。なにしろ普段は音響ウンヌンなど決して口にしない御仁でさえ「ひどかった」と言う。次回は改善しますのでご容赦を。
そしてダウン (2008.02.01)

週イチのラジオに出演するためにちょっと早めの6時半に起床。その時点ですでに悪寒。節々も痛い。風邪薬飲んでスタジオ入りし、本番はなんとか乗り切ったが、帰ってからは頭がジンジン痛み始め意識も朦朧としてくる。それでもメシ食って、近所の某デザイン事務所で2時間ほど某季刊誌レイアウトの打ち合わせ。
再び帰り、デンワで2、3打ち合わせをし、修正原稿をメールで送ったところで、もうあきまへん。フトンにぶっ倒れて爆睡。8時頃起きて熱を測ると37度。それほどでもないが、やたら体がシンドいわい。っつーことで今日はひたすら寝ることにします。おやすみなさいませ。
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